JPH046234B2 - - Google Patents
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- JPH046234B2 JPH046234B2 JP59265992A JP26599284A JPH046234B2 JP H046234 B2 JPH046234 B2 JP H046234B2 JP 59265992 A JP59265992 A JP 59265992A JP 26599284 A JP26599284 A JP 26599284A JP H046234 B2 JPH046234 B2 JP H046234B2
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- Japan
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- packing
- flexible graphite
- tape
- twisted
- foil
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、可撓性黒鉛よりなるパツキン、詳し
くは自動車の排気管用ガスケツトとして、あるい
は流体機械の回転部分や往復運動部分のもれ止め
等に用いられるグランドパツキンに関する。 (従来の技術) 従来、この種パツキンとしては、良好なベアリ
ング性と、自己潤滑性が要求されるため、可撓性
黒鉛よりなる、主にシート状に成形したものを基
材として構成されていたのであり、ラミネート式
によるものの他、ダイモールド式、チツプモール
ド式によるもの、あるいはリボンパツク式による
もの等が提案されていた。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の可撓性黒鉛シートよりなる成形
パツキンにあつては、あらかじめ用いる軸径にあ
わせてリング状に成形しておく必要があり、他の
異なる径のものとしては使用不可であり、汎用性
に乏しく、また、黒鉛シートのみでは引張り強度
等が弱くて脆いため、一度装着したものを交換の
ために取り出すのが困難であり、そのため、通常
のパツキンツールにより取り出しを可能とするた
めに例えば第4図に示すごとく、黒鉛層a…間に
金属層b…等を介在させていたのであり、コスト
高の原因となつていた。さらには、パツキンを装
着したボツクス内で異常変形してしまい、密度が
不均一となり、シール性にも問題を生じていたの
である。 また、上記各方式による問題点としては、ラミ
ネート式による場合、歩留りが悪くコストが高く
なる、ダイモールド式及びチツプモールド式によ
る場合、金型成形となりコスト高となると共に汎
用性に乏しい、リボンパツク式による場合、作業
性が悪い等がそれぞれ挙げられていた。 (問題点を解決するための手段) しかして、本発明は上記問題点を解決すること
を目的として発明され、可撓性黒鉛シートと、金
属箔またはペーパー等よりなる箔材料とを接着積
層させたものをテープ状に切断し、このテープ状
体を複数本加撚させて撚り糸となし、この撚り糸
を編み糸として編組したことを特徴としてなるも
のである。 尚、金属箔としては、銅箔、アルミニウム箔、
鉛箔等が用いられ、ペーパーとしては、アラミ
ド、レーヨン、パルプ、炭素繊維、ガラス繊維、
セラミツク等よりなるものが用いられ、編組に
は、八打編、格子編、丸編を含むものである。 (作用) 金属箔等との積層テープ状体となすことによ
り、可撓性黒鉛シートを補強して、加撚すること
を可能せしめ、加撚することにより、伸び率を増
大させ、撚り糸を通常の編組機にて糸切れもなく
編組することを可能せしめるものである。 (実施例) 実施例 1 第1図に示すごとく厚さ0.25mmの可撓性黒鉛シ
ート1の両面に厚さ0.03mmのアラミドペーパー
2,2をマイクロワツクスで接着し、積層シート
状となしたものを2mm幅に切断してテープ状体を
形成し、これら3本のテープ状体を下撚り100
回/mをかけた後、これら下撚りしたものをさら
に3本集合させて上撚り30回/mをかけて編み糸
を形成した。この編み糸を八打編みし、成形面圧
100Kg/cm2にてプレス成形しパツキンとなした。 実施例 2 第2図に示すごとく、厚さ0.03mmのアラミドペ
ーパー2の両面に、厚さ0.25mmの可撓性黒鉛シー
ト1,1をマイクロワツクスで接着させて積層シ
ート状となしたものを2mm幅に切断し、テープ状
体を形成し、これら3本のテープ状体を下撚り45
回/mをかけた後、これら下撚りしたものをさら
に3本集合させて上撚り12回/mをかけて編み糸
を形成した。この編み糸を使用して実施例1.と同
様の手順にてパツキンを形成した。 (効果) 実施例1によるパツキンの断面形状を示したも
のが第3図であり、プレス成形することにより、
中間層としての可撓性黒鉛部分が押し出され、パ
ツキン表面の大部分に可撓性黒鉛部分1が露出し
ている。 このことは、換言すれば、可撓性黒鉛シートと
しての良好なベアリング性及び自己潤滑性を維持
させたままで、以下に述べる効果が得られること
を意味するのである。 即ち、本発明の可撓性黒鉛の編組パツキンにあ
つては、パツキンを紐状で保管することができ、
各種軸径に広く適用させることができるのであ
る。使用する際には、所定長さに切断し、スタツ
フイングボツクス内に装着して締付ボルトにて加
圧成形することにより容易に使用可能となる。ま
た、表1に示すごとく、従来のダイナモールドパ
ツキンに比べ、かなりの低締付圧でもつてパツキ
ン表面は平滑となり、しかも異常変形を生ずるこ
ともないのでシール性の向上は著しいのである。 さらには、パツキン内部には、強度の大きい箔
材料がほぼ均一に分布しており、通常のパツキン
ツールでもつて交換時の取り出しが可能であり、
取り扱い性にも優れているのである。 【表】
くは自動車の排気管用ガスケツトとして、あるい
は流体機械の回転部分や往復運動部分のもれ止め
等に用いられるグランドパツキンに関する。 (従来の技術) 従来、この種パツキンとしては、良好なベアリ
ング性と、自己潤滑性が要求されるため、可撓性
黒鉛よりなる、主にシート状に成形したものを基
材として構成されていたのであり、ラミネート式
によるものの他、ダイモールド式、チツプモール
ド式によるもの、あるいはリボンパツク式による
もの等が提案されていた。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の可撓性黒鉛シートよりなる成形
パツキンにあつては、あらかじめ用いる軸径にあ
わせてリング状に成形しておく必要があり、他の
異なる径のものとしては使用不可であり、汎用性
に乏しく、また、黒鉛シートのみでは引張り強度
等が弱くて脆いため、一度装着したものを交換の
ために取り出すのが困難であり、そのため、通常
のパツキンツールにより取り出しを可能とするた
めに例えば第4図に示すごとく、黒鉛層a…間に
金属層b…等を介在させていたのであり、コスト
高の原因となつていた。さらには、パツキンを装
着したボツクス内で異常変形してしまい、密度が
不均一となり、シール性にも問題を生じていたの
である。 また、上記各方式による問題点としては、ラミ
ネート式による場合、歩留りが悪くコストが高く
なる、ダイモールド式及びチツプモールド式によ
る場合、金型成形となりコスト高となると共に汎
用性に乏しい、リボンパツク式による場合、作業
性が悪い等がそれぞれ挙げられていた。 (問題点を解決するための手段) しかして、本発明は上記問題点を解決すること
を目的として発明され、可撓性黒鉛シートと、金
属箔またはペーパー等よりなる箔材料とを接着積
層させたものをテープ状に切断し、このテープ状
体を複数本加撚させて撚り糸となし、この撚り糸
を編み糸として編組したことを特徴としてなるも
のである。 尚、金属箔としては、銅箔、アルミニウム箔、
鉛箔等が用いられ、ペーパーとしては、アラミ
ド、レーヨン、パルプ、炭素繊維、ガラス繊維、
セラミツク等よりなるものが用いられ、編組に
は、八打編、格子編、丸編を含むものである。 (作用) 金属箔等との積層テープ状体となすことによ
り、可撓性黒鉛シートを補強して、加撚すること
を可能せしめ、加撚することにより、伸び率を増
大させ、撚り糸を通常の編組機にて糸切れもなく
編組することを可能せしめるものである。 (実施例) 実施例 1 第1図に示すごとく厚さ0.25mmの可撓性黒鉛シ
ート1の両面に厚さ0.03mmのアラミドペーパー
2,2をマイクロワツクスで接着し、積層シート
状となしたものを2mm幅に切断してテープ状体を
形成し、これら3本のテープ状体を下撚り100
回/mをかけた後、これら下撚りしたものをさら
に3本集合させて上撚り30回/mをかけて編み糸
を形成した。この編み糸を八打編みし、成形面圧
100Kg/cm2にてプレス成形しパツキンとなした。 実施例 2 第2図に示すごとく、厚さ0.03mmのアラミドペ
ーパー2の両面に、厚さ0.25mmの可撓性黒鉛シー
ト1,1をマイクロワツクスで接着させて積層シ
ート状となしたものを2mm幅に切断し、テープ状
体を形成し、これら3本のテープ状体を下撚り45
回/mをかけた後、これら下撚りしたものをさら
に3本集合させて上撚り12回/mをかけて編み糸
を形成した。この編み糸を使用して実施例1.と同
様の手順にてパツキンを形成した。 (効果) 実施例1によるパツキンの断面形状を示したも
のが第3図であり、プレス成形することにより、
中間層としての可撓性黒鉛部分が押し出され、パ
ツキン表面の大部分に可撓性黒鉛部分1が露出し
ている。 このことは、換言すれば、可撓性黒鉛シートと
しての良好なベアリング性及び自己潤滑性を維持
させたままで、以下に述べる効果が得られること
を意味するのである。 即ち、本発明の可撓性黒鉛の編組パツキンにあ
つては、パツキンを紐状で保管することができ、
各種軸径に広く適用させることができるのであ
る。使用する際には、所定長さに切断し、スタツ
フイングボツクス内に装着して締付ボルトにて加
圧成形することにより容易に使用可能となる。ま
た、表1に示すごとく、従来のダイナモールドパ
ツキンに比べ、かなりの低締付圧でもつてパツキ
ン表面は平滑となり、しかも異常変形を生ずるこ
ともないのでシール性の向上は著しいのである。 さらには、パツキン内部には、強度の大きい箔
材料がほぼ均一に分布しており、通常のパツキン
ツールでもつて交換時の取り出しが可能であり、
取り扱い性にも優れているのである。 【表】
第1図は本発明に係る実施例1のテープ状体を
示す斜視図、第2図は実施例2のテープ状体を示
す斜視図、第3図は実施例1のパツキンの縦断面
図、第4図は従来例を示す縦断面図である。 1……黒鉛シート、2……アラミドペーパー。
示す斜視図、第2図は実施例2のテープ状体を示
す斜視図、第3図は実施例1のパツキンの縦断面
図、第4図は従来例を示す縦断面図である。 1……黒鉛シート、2……アラミドペーパー。
Claims (1)
- 1 可撓性黒鉛シートと、金属箔またはペーパー
等よりなる箔材料とを接着積層させたものをテー
プ状に切断し、このテープ状体を複数本加撚させ
て撚り糸となし、この撚り糸を編み糸として編組
したことを特徴としてなる可撓性黒鉛編組パツキ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26599284A JPS61143483A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 可撓性黒鉛編組パツキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26599284A JPS61143483A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 可撓性黒鉛編組パツキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143483A JPS61143483A (ja) | 1986-07-01 |
JPH046234B2 true JPH046234B2 (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=17424859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26599284A Granted JPS61143483A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 可撓性黒鉛編組パツキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61143483A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010058676A1 (ja) | 2008-11-20 | 2010-05-27 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02160891A (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-20 | Nippon Gasket Kk | アラミド繊維強化膨張黒鉛シート材料とその製造方法 |
JP4873251B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2012-02-08 | 株式会社川島織物セルコン | ローマンシェード用コード案内環 |
DE102009020678A1 (de) * | 2009-05-10 | 2010-11-18 | Sgl Carbon Se | Graphitfolie für Stopfbuchspackungen |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5292216A (en) * | 1976-01-30 | 1977-08-03 | Nippon Carbon Co Ltd | Flexible graphite sheet materials |
JPS54103949A (en) * | 1978-02-01 | 1979-08-15 | Nippon Pillar Packing | Packing |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP26599284A patent/JPS61143483A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5292216A (en) * | 1976-01-30 | 1977-08-03 | Nippon Carbon Co Ltd | Flexible graphite sheet materials |
JPS54103949A (en) * | 1978-02-01 | 1979-08-15 | Nippon Pillar Packing | Packing |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010058676A1 (ja) | 2008-11-20 | 2010-05-27 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61143483A (ja) | 1986-07-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |