JPH04243628A - 自動車のラジエータ支持構造 - Google Patents

自動車のラジエータ支持構造

Info

Publication number
JPH04243628A
JPH04243628A JP646891A JP646891A JPH04243628A JP H04243628 A JPH04243628 A JP H04243628A JP 646891 A JP646891 A JP 646891A JP 646891 A JP646891 A JP 646891A JP H04243628 A JPH04243628 A JP H04243628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
stay
automobile
mount bracket
shroud upper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP646891A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyuki Otani
大谷文幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP646891A priority Critical patent/JPH04243628A/ja
Publication of JPH04243628A publication Critical patent/JPH04243628A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の軽い衝突時にラ
ジエータの損傷を防止する自動車のラジエータ支持構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のラジエータは、エンジンを冷却
するという重要な役割をなす部品であり、エンジンを冷
却し易いように自動車のフロントボディーの前面に、シ
ュラウドアッパとクロスメンバとを連結している1本の
センタステーの後方に置かれ、前記シュラウドアッパに
マウントブラケットにより2点で固定支持されている。
【0003】ラジエータを配設するフロントボディーは
、近年特開昭63−255188 に示されるように、
自動車のフロントボディー構造の先進的デザインにより
、部品点数の削減を図ると共に、車体全体の軽量化を図
る傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記自動車
のフロントボディー構造は、部品点数の削減と軽量化の
ために、ノーズ廻りのスペースが小さくなっている。こ
のため前記フロントボディーの該ノーズ内部の部品が密
接して配置されることにより、車が衝突した際に、前記
フロントボディーの前面にあるラジエータが、ステーや
バンパの変形により、損傷を受けるという問題が起って
きた。
【0005】そこで、本発明は自動車の軽い衝突時に、
ラジエータの損傷を防止する、自動車のラジエータ支持
構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による自動車のラ
ジエータ支持構造は、◆シュラウドアッパに固定され、
該シュラウドアッパから後方に延び、上方へ変位するこ
とにより支持を解除するようにラジエータ上部を嵌挿支
持するマウントブラケットと、◆該マウントブラケット
近傍において、前記シュラウドアッパと、該シュラウド
アッパ下方のクロスメンバとを連結するステーとからな
ることを特徴とするものである。
【0007】また、好ましい態様においては、前記マウ
ントブラケットと前記ステーが、前記シュラウドアッパ
と前記クロスメンバとを中央において連結するセンタス
テーを挾んで、左右に1つずつ設けられていることを特
徴とするものである。
【0008】
【作用および発明の効果】本発明の自動車のラジエータ
支持構造は、ラジエータが、マウントブラケットに嵌挿
支持されており、前記マウントブラケット近傍にステー
が設けられているため、自動車の軽い衝突の際に、前記
ステーが変形し、その変形に伴いシュラウドアッパがね
じれ、直接前記マウントブラケットの上方変位につなが
る。このため前記マウントブラケットの嵌挿支持が解除
され、前記ステーの変形により前記ラジエータが後方に
押されるため前記ラジエータが後方に倒れ、前記ラジエ
ータの損傷を確実に防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例による自動車の
ラジエータ支持構造を示す斜視図である。これはシュラ
ウドアッパ1とクロスメンバ2とを中央において連結す
るセンタステー3と、このセンタステー3を挾んで左右
に1つずつ設けられたステー4と、ステー4の近傍にシ
ュラウドアッパ1に固定されたマウントブラケット5と
、マウントブラケット5に嵌挿支持されたラジエータ6
とからなることを示している。
【0011】図2は、嵌挿支持の方法の一例を示す斜視
図である。マウントブラケット5は図2に示すようにシ
ュラウドアッパ1に固定部5aにより固定され、シュラ
ウドアッパ1より後方に延びて、ラジエータ6の支持部
と同じ高さに調整するため一度下方に折れ曲がり、ラジ
エータ6の支持部で再びラジエータ6に対し水平となる
ように折れ曲がっている。マウントブラケット5のラジ
エータ支持部5bには、垂直方向に円形貫通孔5cが設
けられている。ラジエータ6にはラジエータ6の上端面
より垂直に突出した円筒状の支持ピン6aが設けられて
いる。この支持ピン6aがラジエータ支持部5bの円形
貫通孔5cに挿入されてラジエータ6がマウントブラケ
ット5に支持されるが、支持ピン6aの外径が円形貫通
孔5cの内径よりも小さく形成されているので、ラジエ
ータ6はマウントブラケット5に固定されず、嵌挿的な
支持となる。
【0012】図3は、本発明の一実施例による自動車の
ラジエータ支持構造を示す垂直断面図である。本実施例
によれば、自動車が軽い衝突を起こすと、図3に示すよ
うに、フロントバンパ7が後方へ移動する(矢印A方向
)。この移動によりステー4が後方に変形し、この変形
に伴い、シュラウドアッパ1がねじれ、シュラウドアッ
パ1に固定されたマウントブラケット5が上方に変位す
る(矢印B方向)。マウントブラケット5とラジエータ
6は図2に示すように嵌挿支持されているので、この嵌
挿支持はマウントブラケット5の上方への変位により解
除される。また、ステー4は後方に変位しているため、
エアコン用ラジエータ8を後方へ押し、このエアコン用
ラジエータ8がラジエータ6を後方に押し、さらにはマ
ウントブラケット5との支持がなされていないために、
ラジエータ6は後方(矢印C方向)に倒れる。
【0013】したがって本実施例によれば、自動車の軽
い衝突の際に、ラジエータ6が後方に倒れることにより
、ラジエータ6の損傷を防止することができる。
【0014】ラジエータが損傷していなければ、事故の
際ラジエータ内部の熱水が噴出することがなく安全であ
り、またラジエータの修理が不要となるため、修理コス
トが低減される点で有利である。
【0015】また上記実施例によれば、ステー4とマウ
ントブラケット5がシュラウドアッパ1を介して近傍に
固定されているため、ステー4の変形がマウントブラケ
ット5に容易に伝達され、嵌挿支持の解除を確実なもの
としている。
【0016】以上説明した実施例においては、嵌挿支持
の方法としてマウントブラケット5のラジエータ支持部
5bの円形貫通孔5cに、ラジエータ6の支持ピン6a
を挿入する方法がとられているが、自動車の衝突の際の
ステーの変位に伴い、マウントブラケットが上方に変位
してラジエータとの支持を解除する方法であれば、上記
支持方法に限られない。
【0017】なお、上記実施例においてはセンタステー
を挾んで左右に1つずつステーとマウントブラケットが
設けられているが、これは必ずしも左右に1つずつ設け
る必要はなく、中央のセンタステー近傍にマウントブラ
ケットを設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動車のラジエータ支
持構造を示す斜視図
【図2】本発明における嵌挿支持の方法の一例を示す斜
視図
【図3】本発明の一実施例による自動車のラジエータ支
持構造を示す垂直断面図
【符号の説明】
1    シュラウドアッパ 2    クロスメンバ 3    センタステー 4    ステー 5    マウントブラケット 5a    シュラウドアッパとの固定部5b    
ラジエータ支持部 5c    円形貫通孔 6    ラジエータ 6a    支持ピン 7    フロントバンパ 8    エアコン用ラジエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シュラウドアッパに固定され、該シュ
    ラウドアッパから後方に延び、上方へ変位することによ
    り支持を解除するようにラジエータ上部を嵌挿支持する
    マウントブラケットと、該マウントブラケット近傍にお
    いて、前記シュラウドアッパと、該シュラウドアッパ下
    方のクロスメンバとを連結するステーとからなることを
    特徴とする自動車のラジエータ支持構造。
  2. 【請求項2】  前記マウントブラケットと前記ステー
    が、前記シュラウドアッパと前記クロスメンバとを中央
    において連結するセンタステーを挾んで、左右に1つず
    つ設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動
    車のラジエータ支持構造。
JP646891A 1991-01-23 1991-01-23 自動車のラジエータ支持構造 Withdrawn JPH04243628A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP646891A JPH04243628A (ja) 1991-01-23 1991-01-23 自動車のラジエータ支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP646891A JPH04243628A (ja) 1991-01-23 1991-01-23 自動車のラジエータ支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04243628A true JPH04243628A (ja) 1992-08-31

Family

ID=11639289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP646891A Withdrawn JPH04243628A (ja) 1991-01-23 1991-01-23 自動車のラジエータ支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04243628A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001150961A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Honda Motor Co Ltd ラジエータ取付構造
US7044246B2 (en) * 2002-09-09 2006-05-16 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Heat exchanger mounting structure for vehicle
JP2007045396A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Audi Ag ラジエータの受け構造
JP2009234376A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Suzuki Motor Corp 車体前部構造
JP2009269451A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Honda Motor Co Ltd 車両用ラジエータ取付構造
FR2965226A1 (fr) * 2010-09-24 2012-03-30 Valeo Systemes Thermiques Dispositif pour le guidage d'un flux d'air pour vehicule automobile et face avant comportant un tel dispositif
KR101417118B1 (ko) * 2008-10-31 2014-07-09 현대자동차주식회사 자동차의 라디에이터 마운팅구조

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001150961A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Honda Motor Co Ltd ラジエータ取付構造
US7044246B2 (en) * 2002-09-09 2006-05-16 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Heat exchanger mounting structure for vehicle
JP2007045396A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Audi Ag ラジエータの受け構造
JP2009234376A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Suzuki Motor Corp 車体前部構造
JP2009269451A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Honda Motor Co Ltd 車両用ラジエータ取付構造
KR101417118B1 (ko) * 2008-10-31 2014-07-09 현대자동차주식회사 자동차의 라디에이터 마운팅구조
FR2965226A1 (fr) * 2010-09-24 2012-03-30 Valeo Systemes Thermiques Dispositif pour le guidage d'un flux d'air pour vehicule automobile et face avant comportant un tel dispositif

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7886861B2 (en) Electric vehicle
US7390038B2 (en) Integrated bumper and upper fascia components of a motor vehicle
EP2454121B1 (en) Vehicle charging port arrangement
JP2819496B2 (ja) 車 体
US20170057550A1 (en) Power unit mounting structure
JPH04243628A (ja) 自動車のラジエータ支持構造
JP3564865B2 (ja) 自動車のエンジンマウント取付構造
US7213671B2 (en) Structure for mounting engine
JP3182973B2 (ja) フロントボデーの構造
KR20040064045A (ko) 자동차용 헤드램프 장착구조
JP4238389B2 (ja) サイドステップの支持構造
JP3797092B2 (ja) 天然ガス車両の燃料容器保持構造
EP3205561B1 (en) Front end module for a vehicle
KR100461361B1 (ko) 자동차용 연료탱크의 설치구조
JPH01215624A (ja) 自動車の前部車体構造
KR100364274B1 (ko) 엔진의 실내유입방지구조를 갖는 차량용 엔진룸
KR20070024898A (ko) 자동차의 플로어 구조
KR100203513B1 (ko) 자동차의 리어 서스펜션장치
JPH06166379A (ja) エンジンの懸架装置
KR100542103B1 (ko) 차량의 범퍼 지지구조
KR960002577Y1 (ko) 경승용차의 범퍼장착구조
KR100282920B1 (ko) 자동차 라디에이터 지지부재의 결합구조
KR0118285Y1 (ko) 자동차 후부차체구조
KR200147137Y1 (ko) 자동차의 후방현가장치용 액슬빔 보호구
KR200168075Y1 (ko) 차량용 범퍼 지지부재 장착구조

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514