JPH0424239B2 - - Google Patents
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- JPH0424239B2 JPH0424239B2 JP58170296A JP17029683A JPH0424239B2 JP H0424239 B2 JPH0424239 B2 JP H0424239B2 JP 58170296 A JP58170296 A JP 58170296A JP 17029683 A JP17029683 A JP 17029683A JP H0424239 B2 JPH0424239 B2 JP H0424239B2
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- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ロータリー丁合機に於ける刷本判別
方法およびその装置に係るのもある。
方法およびその装置に係るのもある。
従来の技術
従来、上方に位置する刷本載置台から刷本をく
わえ取り、下方に位置する刷本送り樋に刷本を移
送するロータリーシリンダー機構は従来より知ら
れている。この種のロータリーシリンダーは、当
然のことながら、刷本を正しく、くわえ取つてい
るか、余分に刷本をくわえ取つていないか、若し
くは刷本がくわえ取られていないか等の判定を行
う必要がある。
わえ取り、下方に位置する刷本送り樋に刷本を移
送するロータリーシリンダー機構は従来より知ら
れている。この種のロータリーシリンダーは、当
然のことながら、刷本を正しく、くわえ取つてい
るか、余分に刷本をくわえ取つていないか、若し
くは刷本がくわえ取られていないか等の判定を行
う必要がある。
従来、この判定を行うには、ロータリーシリン
ダーの表面にコロを押圧し、このコロとロータリ
ーシリンダー間に挿入されてくる刷本の厚みを機
械的に測定することにより、予め設定した刷本の
厚みと一致するかを判定することにより測定して
いた。
ダーの表面にコロを押圧し、このコロとロータリ
ーシリンダー間に挿入されてくる刷本の厚みを機
械的に測定することにより、予め設定した刷本の
厚みと一致するかを判定することにより測定して
いた。
しかしながら、この方法によると、コロが刷本
に強く押圧されるため、コロの押圧跡を刷本に形
成し、刷本の紙質が軟い場合には押圧跡が特に明
確に付けられるため、本の商品価値を落してしま
う欠点を有するものであつた。
に強く押圧されるため、コロの押圧跡を刷本に形
成し、刷本の紙質が軟い場合には押圧跡が特に明
確に付けられるため、本の商品価値を落してしま
う欠点を有するものであつた。
また、コロの表面に刷本のインキが付き、この
インキに塵が付着するため、コロと刷本間に塵に
よる間隔が形成され、この間隔をもプラスして刷
本の厚みと判定してしまう場合が多いものであつ
た。そのため、正しく刷本がくわえ取られていて
も予め設定した厚みと異なるものとなるため、装
置の作動を停止してしまうものとなり、測定装置
の清掃、調整等を頻繁に行なわねばならない欠点
を有するものであつた。
インキに塵が付着するため、コロと刷本間に塵に
よる間隔が形成され、この間隔をもプラスして刷
本の厚みと判定してしまう場合が多いものであつ
た。そのため、正しく刷本がくわえ取られていて
も予め設定した厚みと異なるものとなるため、装
置の作動を停止してしまうものとなり、測定装置
の清掃、調整等を頻繁に行なわねばならない欠点
を有するものであつた。
また、実開昭58−53746号公報記載の考案のご
とく、くわえ爪で刷本をくわえると、この刷本の
厚みによつて、機機的に位置を変化させる感応レ
バーを形成し、この感応レバーの先端に設けた左
右感応子が、非接触型スイツチの間を通過する事
により刷本の存在、不正くわえ取り等を判定する
ようにしたものが知られている。
とく、くわえ爪で刷本をくわえると、この刷本の
厚みによつて、機機的に位置を変化させる感応レ
バーを形成し、この感応レバーの先端に設けた左
右感応子が、非接触型スイツチの間を通過する事
により刷本の存在、不正くわえ取り等を判定する
ようにしたものが知られている。
しかしながら、この方法は厚さ測定を前記の従
来例と同じく機械的方法によつて行うもので、く
わえ爪による刷本のくわえ取りで、感応レバーの
位置を機械的に変化させものであり、刷本の存
在、不存在、不正枚数の存在等は機械的方法によ
つて測定し、検出信号に非接触型スイツチを用い
ているに過ぎない。そのため、くわえ爪部分に、
インキ、塵等が付着すると、くわえ爪と刷本の間
に間隔が形成され、この間隔をもプラスして刷本
の厚みと判定してしまうものとなる。そのため、
正しく刷本がくわえ取られていても、予め設定し
た厚みと異なるものとなるため、装置の作動を停
止してしまうものとなり、測定装置の清掃、調整
等を頻繁に行なわねばならない欠点を有するもの
となる。
来例と同じく機械的方法によつて行うもので、く
わえ爪による刷本のくわえ取りで、感応レバーの
位置を機械的に変化させものであり、刷本の存
在、不存在、不正枚数の存在等は機械的方法によ
つて測定し、検出信号に非接触型スイツチを用い
ているに過ぎない。そのため、くわえ爪部分に、
インキ、塵等が付着すると、くわえ爪と刷本の間
に間隔が形成され、この間隔をもプラスして刷本
の厚みと判定してしまうものとなる。そのため、
正しく刷本がくわえ取られていても、予め設定し
た厚みと異なるものとなるため、装置の作動を停
止してしまうものとなり、測定装置の清掃、調整
等を頻繁に行なわねばならない欠点を有するもの
となる。
また、微妙な厚みの存在、不存在を機械的に感
知するには、工作精度、調整等を厳密に行わねば
ならず、極めて多くの手数を要しながら、必ずし
も正確な測定ができない欠点を有している。
知するには、工作精度、調整等を厳密に行わねば
ならず、極めて多くの手数を要しながら、必ずし
も正確な測定ができない欠点を有している。
発明が解決しようとする課題
本発明は上述のごとき課題を解決しようとする
ものであつて、刷本の測定を、商品価値を低下さ
せたりすることなく行うとともに、塵等の付着に
よる測定誤差を生じず、安定した刷本の確認を可
能にしようとするものである。
ものであつて、刷本の測定を、商品価値を低下さ
せたりすることなく行うとともに、塵等の付着に
よる測定誤差を生じず、安定した刷本の確認を可
能にしようとするものである。
課題を解決するための手段
本発明は上述のごとき課題を解決するため、上
方に位置する刷本載置台から刷本をくわえ取り、
下方に位置する刷本送り樋に刷本を移送するロー
タリーシリンダーの外周面と、刷本通過間隔を介
して位置するセンサー間の静電容量を測定するこ
とにより行うことを特徴として成るものである。
方に位置する刷本載置台から刷本をくわえ取り、
下方に位置する刷本送り樋に刷本を移送するロー
タリーシリンダーの外周面と、刷本通過間隔を介
して位置するセンサー間の静電容量を測定するこ
とにより行うことを特徴として成るものである。
そしてこれを具体化する装置は、上方に位置す
る刷本載置台から刷本をくわえ取り、下方に位置
する刷本送り樋に刷本を移送するロータリーシリ
ンダーの外周面に、刷本の通過間隔を介してロー
タリーシリンダー表面との間の静電容量を測定す
るセンサーを位置して成るものである。
る刷本載置台から刷本をくわえ取り、下方に位置
する刷本送り樋に刷本を移送するロータリーシリ
ンダーの外周面に、刷本の通過間隔を介してロー
タリーシリンダー表面との間の静電容量を測定す
るセンサーを位置して成るものである。
作 用
本発明は上述のごとく構成したものであるか
ら、ロータリーシリンダーとセンサー間に刷本が
入った時に、センサーにより静電容量を測定す
る。この測定値と、くわえ取る刷本に応じて設定
されている設定値とを比較することにより、ロー
タリーシリンダーが、刷本を正しくくわえ取つて
いるか、余分に刷本をくわえ取つていないか、刷
本がくわえ取られていないか、等の判定を行うこ
とができる。
ら、ロータリーシリンダーとセンサー間に刷本が
入った時に、センサーにより静電容量を測定す
る。この測定値と、くわえ取る刷本に応じて設定
されている設定値とを比較することにより、ロー
タリーシリンダーが、刷本を正しくくわえ取つて
いるか、余分に刷本をくわえ取つていないか、刷
本がくわえ取られていないか、等の判定を行うこ
とができる。
したがつて、従来の如くコロ、くわえ爪の間隔
等による機械的力を用いるものではないから、刷
本に押圧跡を付けたり、塵等による測定誤差を生
じることがないものである。
等による機械的力を用いるものではないから、刷
本に押圧跡を付けたり、塵等による測定誤差を生
じることがないものである。
実施例
以下本発明の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、1はロータリーシリンダーで、ロータリー丁
合機に適宜間隔で複数個位置し、共通する回動シ
ヤフト2に固定されて回動する。そして、この回
動シヤフト2を介して、ロータリーシリンダー1
の一側面に対向位置する固定軸3,4により、回
動自在に回動ギアー5,6を軸支している。そし
て、この回動ギアー5,6の外面に係合コロ7,
8を突出している。
ば、1はロータリーシリンダーで、ロータリー丁
合機に適宜間隔で複数個位置し、共通する回動シ
ヤフト2に固定されて回動する。そして、この回
動シヤフト2を介して、ロータリーシリンダー1
の一側面に対向位置する固定軸3,4により、回
動自在に回動ギアー5,6を軸支している。そし
て、この回動ギアー5,6の外面に係合コロ7,
8を突出している。
この係合コロ7,8は、溝カム板11のカム溝
12に移動自在に嵌合している。このカム溝12
は、回動シヤフト2に軸受10を介して接続し、
回動することがないととも、にロータリーシリン
ダー1の一側面に平行に位置している。
12に移動自在に嵌合している。このカム溝12
は、回動シヤフト2に軸受10を介して接続し、
回動することがないととも、にロータリーシリン
ダー1の一側面に平行に位置している。
また、係合コロ7,8は、ロータリーシリンダ
ー1の回動に伴なつてカム溝12内を移動すると
ともに固定軸3,4を支点として前後回動する。
この回動ギアー5,6に係合し、回動ギアー5,
6の前後回動に伴なつて前後回動する作動ギアー
13,14を、ロータリーシリンダー1一側面
の、回動シヤフト2を介して対向する位置に、作
動軸15,16で固定している。
ー1の回動に伴なつてカム溝12内を移動すると
ともに固定軸3,4を支点として前後回動する。
この回動ギアー5,6に係合し、回動ギアー5,
6の前後回動に伴なつて前後回動する作動ギアー
13,14を、ロータリーシリンダー1一側面
の、回動シヤフト2を介して対向する位置に、作
動軸15,16で固定している。
この作動ギアー13,14には、L型のくわえ
レバー17,18を固定突出し、このくわえレバ
ー17,18の外端を折曲して、くわえ爪21,
22とを形成する。
レバー17,18を固定突出し、このくわえレバ
ー17,18の外端を折曲して、くわえ爪21,
22とを形成する。
このくわえ爪21,22と、ロータリーシリン
ダー1の受部23,24間に、ロータリーシリン
ダー1の上方に位置する刷本載置台25から刷本
26をくわえ取る。そして、このくわえ取つた刷
本26を、ロータリーシリンダー1の下方に位置
する刷本送り樋27に刷本26を移送する。
ダー1の受部23,24間に、ロータリーシリン
ダー1の上方に位置する刷本載置台25から刷本
26をくわえ取る。そして、このくわえ取つた刷
本26を、ロータリーシリンダー1の下方に位置
する刷本送り樋27に刷本26を移送する。
このくわえ取り、および刷本送り樋27への刷
本26の移送は、一方のくわえレバー17が刷本
26をくわえ取る位置まで、くわえ爪21と受部
23の間隔を最大限開放しておくことが好まし
い。この最大限開放は、カム溝12の最大開放部
28に、係合コロ7を係合位置することにより行
う。そして、別個に形成した吸着ノズル30によ
り、刷本26の下面端部を吸着して刷本載置台2
5から下方に折曲し、くわえ爪21と受部23間
に挿入する。
本26の移送は、一方のくわえレバー17が刷本
26をくわえ取る位置まで、くわえ爪21と受部
23の間隔を最大限開放しておくことが好まし
い。この最大限開放は、カム溝12の最大開放部
28に、係合コロ7を係合位置することにより行
う。そして、別個に形成した吸着ノズル30によ
り、刷本26の下面端部を吸着して刷本載置台2
5から下方に折曲し、くわえ爪21と受部23間
に挿入する。
次に、ロータリーシリンダー1の回転により、
係合コロ7が、カム溝12の軸心からの最大直径
部である、閉止部33に位置すると係合コロ7は
外方に移動する。この移動に伴なつて、回動ギア
ー5を第1図に於て左回転し、同時に作動ギアー
13を右回転するから、くわえ爪21が受部23
に押圧され、刷本26をくわえ取る。
係合コロ7が、カム溝12の軸心からの最大直径
部である、閉止部33に位置すると係合コロ7は
外方に移動する。この移動に伴なつて、回動ギア
ー5を第1図に於て左回転し、同時に作動ギアー
13を右回転するから、くわえ爪21が受部23
に押圧され、刷本26をくわえ取る。
そして、ロータリーシリンダー1に、くわえレ
バー18でくわえられた刷本26は、ロータリー
シリンダー1の回転に伴なつて、刷本載置台25
から引出される。この引き出された刷本26は、
ロータリーシリンダー1の外周面に臨ませて位置
するセンサー31との間に形成した刷本26の通
過間隔32を通過する。
バー18でくわえられた刷本26は、ロータリー
シリンダー1の回転に伴なつて、刷本載置台25
から引出される。この引き出された刷本26は、
ロータリーシリンダー1の外周面に臨ませて位置
するセンサー31との間に形成した刷本26の通
過間隔32を通過する。
この通過間隔32の通過により、刷本26が位
置した場合のセンサー31と、ロータリーシリン
ダー1との間の静電容量を測定する。この静電容
量を測定することにより、ロータリーシリンダー
1とセンサー31間に入つた刷本26が、予め設
定した正しい枚数くわえ取られているか否かを判
定される。
置した場合のセンサー31と、ロータリーシリン
ダー1との間の静電容量を測定する。この静電容
量を測定することにより、ロータリーシリンダー
1とセンサー31間に入つた刷本26が、予め設
定した正しい枚数くわえ取られているか否かを判
定される。
そして、正しくない枚数をくわえ取つていた
り、全くくわえ取つていない場合には、ロータリ
ー丁合機の作動を停止し、刷本26の補充等の調
整を行う。
り、全くくわえ取つていない場合には、ロータリ
ー丁合機の作動を停止し、刷本26の補充等の調
整を行う。
上記の刷本26のくわえ取りの判定は、第3図
にブロツク図で示す方法により行なわれる。まず
刷本載置台25に位置する刷本26を、前述した
方法に、操作者の目視による確認を加えて、くわ
えレバー17または18に、正しく刷本26をく
わえ取らせる。この正しく、くわえ取つた刷本2
6を通過間隔32まで移動して、ロータリーシリ
ンダー1の回動を一時停止する。この状態で、通
過間隔32に導入された刷本26の厚み、枚数等
に対応する静電容量が測定され、出力部34にア
ナログ信号で出力する。この出力が増幅回路35
へ入り、一定の電圧まで昇圧された後、整流平均
化回路36で整流される。この増幅整流された出
力は、判別回路37を介して自動調整回路38に
入る。
にブロツク図で示す方法により行なわれる。まず
刷本載置台25に位置する刷本26を、前述した
方法に、操作者の目視による確認を加えて、くわ
えレバー17または18に、正しく刷本26をく
わえ取らせる。この正しく、くわえ取つた刷本2
6を通過間隔32まで移動して、ロータリーシリ
ンダー1の回動を一時停止する。この状態で、通
過間隔32に導入された刷本26の厚み、枚数等
に対応する静電容量が測定され、出力部34にア
ナログ信号で出力する。この出力が増幅回路35
へ入り、一定の電圧まで昇圧された後、整流平均
化回路36で整流される。この増幅整流された出
力は、判別回路37を介して自動調整回路38に
入る。
この時に、自動調整スイツチ40が接続される
とともにセンサー31と刷本26の最適測定位置
に於て、タイミング信号41が回動シヤフト2の
回動等に同期して入ると、リレー回路42が作動
する。このリレー回路42の作動により、マイク
ロモーター43を回転して感度調整ボリユーム4
4を作動し、判別回路37の電圧に近い正常電圧
とし、感度調整ボリユーム44を固定する。この
固定後に、自動調整スイツチ40は開放され、次
に異なる種類の刷本26の丁合を行なうまで閉止
することがない。
とともにセンサー31と刷本26の最適測定位置
に於て、タイミング信号41が回動シヤフト2の
回動等に同期して入ると、リレー回路42が作動
する。このリレー回路42の作動により、マイク
ロモーター43を回転して感度調整ボリユーム4
4を作動し、判別回路37の電圧に近い正常電圧
とし、感度調整ボリユーム44を固定する。この
固定後に、自動調整スイツチ40は開放され、次
に異なる種類の刷本26の丁合を行なうまで閉止
することがない。
以上の動作によつて、基準となる静電容量が特
定される。この特定は、ロータリー丁合機に複数
個設けられている各ロータリーシリンダー1で、
各々がくわえ取つている刷本に対応して同時に行
なわれるから、従来の如く一つずつのロータリー
シリンダーを調整する必要がなく、極めて効率的
な調整を可能とする。
定される。この特定は、ロータリー丁合機に複数
個設けられている各ロータリーシリンダー1で、
各々がくわえ取つている刷本に対応して同時に行
なわれるから、従来の如く一つずつのロータリー
シリンダーを調整する必要がなく、極めて効率的
な調整を可能とする。
この調整が完了すると、一度停止状態となつて
いた回動シヤフト2は再度回動し、くわえレバー
18でくわえ取つた刷本26を、刷本送り樋27
の上面まで移動する。また、回動ギアー6の係合
コロ8は、カム溝12に従がつて回動シヤフト2
方向に移動し、開放部45に位置するから、回動
ギアー6を第1図に於て右回転し、同時に作動ギ
アー14を左回転する。したがつて、くわえ爪2
2が、受部24より分離され、刷本26を刷本送
り樋27上に開放して載置する。
いた回動シヤフト2は再度回動し、くわえレバー
18でくわえ取つた刷本26を、刷本送り樋27
の上面まで移動する。また、回動ギアー6の係合
コロ8は、カム溝12に従がつて回動シヤフト2
方向に移動し、開放部45に位置するから、回動
ギアー6を第1図に於て右回転し、同時に作動ギ
アー14を左回転する。したがつて、くわえ爪2
2が、受部24より分離され、刷本26を刷本送
り樋27上に開放して載置する。
更に継続する回転により、くわえレバー17
が、刷本載置台25から刷本26をくわえ取り、
センサー31に位置すると、通過間隔32に導入
された刷本26の厚み、枚数等に対応する静電容
量が測定され、出力部34にアナログ信号が出力
される。
が、刷本載置台25から刷本26をくわえ取り、
センサー31に位置すると、通過間隔32に導入
された刷本26の厚み、枚数等に対応する静電容
量が測定され、出力部34にアナログ信号が出力
される。
この出力が、増幅回路35へ入り、一定の電圧
まで昇圧された後、整流平均化回路36で整流さ
れ、判別回路37で基準電圧と比較する。この比
較により、基準電圧よりも上記出力が高い場合に
は、刷本26を多くくわえ取つているものとな
る。また、出力が低い場合には刷本26をくわえ
取つていないものである。従つて、この両者の場
合にのみ、比較回路46を介して停止回路47に
電圧を出力し、停止回路47を働かせて丁合機の
作動を停止し、刷本の補充等の必要な操作を行
う。
まで昇圧された後、整流平均化回路36で整流さ
れ、判別回路37で基準電圧と比較する。この比
較により、基準電圧よりも上記出力が高い場合に
は、刷本26を多くくわえ取つているものとな
る。また、出力が低い場合には刷本26をくわえ
取つていないものである。従つて、この両者の場
合にのみ、比較回路46を介して停止回路47に
電圧を出力し、停止回路47を働かせて丁合機の
作動を停止し、刷本の補充等の必要な操作を行
う。
また、刷本26が正常にくわえ取られている時
は、比較回路46は電圧を出力することがなく、
停止回路47を作動することがない。そして、上
記測定に用いるセンサー31は、電極板48のロ
ータリーシリンダー1側に、一定の間隔50を介
して、樹脂フイルム等で形成した絶縁材性の保護
被膜51を固定することにより、刷本26と電極
板48との間に、強制的に間隔50を形成し、刷
本26と電極板48との接触を防止している。
は、比較回路46は電圧を出力することがなく、
停止回路47を作動することがない。そして、上
記測定に用いるセンサー31は、電極板48のロ
ータリーシリンダー1側に、一定の間隔50を介
して、樹脂フイルム等で形成した絶縁材性の保護
被膜51を固定することにより、刷本26と電極
板48との間に、強制的に間隔50を形成し、刷
本26と電極板48との接触を防止している。
このように、電極板48とロータリーシリンダ
ー1間に間隔50を形成すると、刷本26が帯電
している静電気の影響を、電極板48が受けるこ
とが少なくなり、正確な静電容量の測定を可能と
することができる。この点の理論的根拠は必ずし
も明確ではないが、間隔50を設けることによ
り、刷本26が電極板48よりもロータリーシリ
ンダー1の方に距離的に近いものとなり、刷本2
6に帯電している静電気がロータリーシリンダー
1側にアースされるためではないかと判断され
る。
ー1間に間隔50を形成すると、刷本26が帯電
している静電気の影響を、電極板48が受けるこ
とが少なくなり、正確な静電容量の測定を可能と
することができる。この点の理論的根拠は必ずし
も明確ではないが、間隔50を設けることによ
り、刷本26が電極板48よりもロータリーシリ
ンダー1の方に距離的に近いものとなり、刷本2
6に帯電している静電気がロータリーシリンダー
1側にアースされるためではないかと判断され
る。
また、上記実施例では、センサー31を、電極
板48のロータリーシリンダー1側に、一定の間
隔50を介して保護被膜51を固定することによ
り、刷本26と電極板48との間に、強制的に間
隔50を形成している。しかしながら、この構成
は本発明に於いて必須の要件ではなく、間隔50
を設ければ作動が更に確実となることを説明した
ものである。
板48のロータリーシリンダー1側に、一定の間
隔50を介して保護被膜51を固定することによ
り、刷本26と電極板48との間に、強制的に間
隔50を形成している。しかしながら、この構成
は本発明に於いて必須の要件ではなく、間隔50
を設ければ作動が更に確実となることを説明した
ものである。
発明の効果
本発明は上述の如く構成したものであるから、
ロータリーシリンダーとセンサー間に刷本が入つ
た時に、センサーにより静電容量を測定し、この
測定値と、くわえ取る刷本に応じて設定されてい
る設定値とを比較することにより、ロータリーシ
リンダーが刷本を正しくくわえ取つているか、余
分に刷本をくわえ取つていないか、刷本がくわえ
取られていないか等の判定を行うことができる。
そして、従来の如くコロ等による機械的力を用い
るものではないから、刷本に押圧跡を付けたり、
塵等による測定誤差を生じることがない。
ロータリーシリンダーとセンサー間に刷本が入つ
た時に、センサーにより静電容量を測定し、この
測定値と、くわえ取る刷本に応じて設定されてい
る設定値とを比較することにより、ロータリーシ
リンダーが刷本を正しくくわえ取つているか、余
分に刷本をくわえ取つていないか、刷本がくわえ
取られていないか等の判定を行うことができる。
そして、従来の如くコロ等による機械的力を用い
るものではないから、刷本に押圧跡を付けたり、
塵等による測定誤差を生じることがない。
また、機械的方法により、刷本の存在、不存
在、不正枚数等の測定を行うものではないから、
装置の工作精度、調整等を厳密に要求されること
がない。そのため、廉価な装置を可能とし、メン
テナンスを簡易なものとする利点を有するもので
ある。
在、不正枚数等の測定を行うものではないから、
装置の工作精度、調整等を厳密に要求されること
がない。そのため、廉価な装置を可能とし、メン
テナンスを簡易なものとする利点を有するもので
ある。
図面は本発明の一実施例を示すもので第1図は
ロータリーシリンダー部の平面図、第2図は溝カ
ム板の平面図、第3図はブロツク図、第4図セン
サーの断面図である。 1……ロータリーシリンダー、25……刷本載
置台、26……刷本、27……刷本送り樋、31
……センサー、32……通過間隔。
ロータリーシリンダー部の平面図、第2図は溝カ
ム板の平面図、第3図はブロツク図、第4図セン
サーの断面図である。 1……ロータリーシリンダー、25……刷本載
置台、26……刷本、27……刷本送り樋、31
……センサー、32……通過間隔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上方に位置する刷本載置台から刷本をくわえ
取り、下方に位置する刷本送り樋に刷本を移送す
るロータリーシリンダーの外周面と、刷本通過間
隔を介して位置するセンサー間の静電容量を測定
することにより行うことを特徴とするロータリー
丁合機に於ける刷本判別方法。 2 上方に位置する刷本載置台から刷本をくわえ
取り、下方に位置する刷本送り樋に刷本を移送す
るロータリーシリンダーの外周面に、刷本の通過
間隔を介してロータリーシリンダー表面との間の
静電容量を測定するセンサーを位置したことを特
徴とするロータリー丁合機に於ける刷本判別装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17029683A JPS6061292A (ja) | 1983-09-15 | 1983-09-15 | ロ−タリ−丁合機に於ける刷本判別方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17029683A JPS6061292A (ja) | 1983-09-15 | 1983-09-15 | ロ−タリ−丁合機に於ける刷本判別方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6061292A JPS6061292A (ja) | 1985-04-09 |
JPH0424239B2 true JPH0424239B2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=15902328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17029683A Granted JPS6061292A (ja) | 1983-09-15 | 1983-09-15 | ロ−タリ−丁合機に於ける刷本判別方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6061292A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE502005009466D1 (de) * | 2005-11-23 | 2010-06-02 | Mueller Martini Holding Ag | Verfahren zum Messen der Dicke eines Druckproduktes |
JP7432473B2 (ja) * | 2020-08-31 | 2024-02-16 | Pacraft株式会社 | 移送装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853746B2 (ja) * | 1975-10-03 | 1983-12-01 | 松下電器産業株式会社 | イオン活量測定電極 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5368262U (ja) * | 1976-11-12 | 1978-06-08 | ||
JPS5853746U (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-12 | 小林 廣 | 不良丁合い検出装置 |
JPS5886505U (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-11 | 富士電機株式会社 | 静電容量式膜厚計 |
-
1983
- 1983-09-15 JP JP17029683A patent/JPS6061292A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853746B2 (ja) * | 1975-10-03 | 1983-12-01 | 松下電器産業株式会社 | イオン活量測定電極 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6061292A (ja) | 1985-04-09 |
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