JPH02169438A - 紙葉類の厚さ検知装置 - Google Patents
紙葉類の厚さ検知装置Info
- Publication number
- JPH02169438A JPH02169438A JP63322101A JP32210188A JPH02169438A JP H02169438 A JPH02169438 A JP H02169438A JP 63322101 A JP63322101 A JP 63322101A JP 32210188 A JP32210188 A JP 32210188A JP H02169438 A JPH02169438 A JP H02169438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reference roller
- roller
- thickness
- detection
- felt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 47
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 18
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば自動預出金機に用いられる紙幣鑑査装
置などにおいて、搬送される紙幣の厚さを検知する紙葉
類の厚さ検知装置に関する。
置などにおいて、搬送される紙幣の厚さを検知する紙葉
類の厚さ検知装置に関する。
(従来の技術)
たとえば紙幣鑑査装置のように、搬送されてくる紙幣1
枚1枚の持っている情報を読取る装置において、紙幣の
厚さを検知するということも重要な項目の一つである。
枚1枚の持っている情報を読取る装置において、紙幣の
厚さを検知するということも重要な項目の一つである。
このような目的のための厚さ検知装置は、搬送されてき
た紙幣が1枚であるかどうか、またテープなどが貼られ
ていないかどうかを判別するためのもので、次のように
構成されている。
た紙幣が1枚であるかどうか、またテープなどが貼られ
ていないかどうかを判別するためのもので、次のように
構成されている。
すなわち、厚さの測定基準となる基準ローラ上に変位・
自在な検知ロー、うを接触′させ、これら両ローラ間に
搬送ベルトで搬送される紙幣を通過させることにより、
その通過する紙幣の厚さに伴う検知ローラの変位量をた
とえば非接触変位計などで電気信号に変換し、その電気
信号により、紙幣が1枚であるか、あるいはテープなど
が貼られた紙幣または2枚以上の紙幣であるか否かを判
別するものである。
自在な検知ロー、うを接触′させ、これら両ローラ間に
搬送ベルトで搬送される紙幣を通過させることにより、
その通過する紙幣の厚さに伴う検知ローラの変位量をた
とえば非接触変位計などで電気信号に変換し、その電気
信号により、紙幣が1枚であるか、あるいはテープなど
が貼られた紙幣または2枚以上の紙幣であるか否かを判
別するものである。
ところが、以上のように構成されている従来の厚さ検知
装置では、基準ローラの表面にごみが付着した場合に、
その基準ローラを使用した厚さ検知装置で判定された紙
幣の厚さは実際の厚さを正しく検知できないという欠点
があった。そこで、フェルト等により構成される除去部
材を基準ローラに固定的に接触せしめ、基準ローラが回
転することにより、その表面に付着したごみを除去する
ようにしたものが考えられている。
装置では、基準ローラの表面にごみが付着した場合に、
その基準ローラを使用した厚さ検知装置で判定された紙
幣の厚さは実際の厚さを正しく検知できないという欠点
があった。そこで、フェルト等により構成される除去部
材を基準ローラに固定的に接触せしめ、基準ローラが回
転することにより、その表面に付着したごみを除去する
ようにしたものが考えられている。
しかしながら、フェルト等の除去部材を固定的に基準ロ
ーラに接触させて付着ごみを除去するものは、例えばジ
ャムが発生した際に上記基準ローラを逆回転させて除去
作業を行なうと、フェルトに付着・集積されたごみが基
準ローラに転移し、さらに、この基準ローラに転移した
ごみが検知ローラにも転移して付着することにより、次
に装置を稼働させた際、紙幣の厚さを正しく検知できな
いという欠点があった。
ーラに接触させて付着ごみを除去するものは、例えばジ
ャムが発生した際に上記基準ローラを逆回転させて除去
作業を行なうと、フェルトに付着・集積されたごみが基
準ローラに転移し、さらに、この基準ローラに転移した
ごみが検知ローラにも転移して付着することにより、次
に装置を稼働させた際、紙幣の厚さを正しく検知できな
いという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記したように基準ローラに除去部材を固定
的に接触させて付着ごみを除去するものは、必要があっ
て基準ローラを逆回転させると、除去部材に付着・集積
されたごみが基準ローラ、さらには検知ローラに転移し
て付着することにより、次に装置を稼働させた際、紙葉
類の厚さを正しく検知できないという欠点を解消するた
めになされたもので、基準ローラを逆回転させた後であ
ってもごみが基準ローラあるいは検知ローラに転移する
のを防止でき、したがって、正確な紙葉類の厚さを検知
できろ紙葉類の厚さ検知装置を提供することを目的とし
ている。
的に接触させて付着ごみを除去するものは、必要があっ
て基準ローラを逆回転させると、除去部材に付着・集積
されたごみが基準ローラ、さらには検知ローラに転移し
て付着することにより、次に装置を稼働させた際、紙葉
類の厚さを正しく検知できないという欠点を解消するた
めになされたもので、基準ローラを逆回転させた後であ
ってもごみが基準ローラあるいは検知ローラに転移する
のを防止でき、したがって、正確な紙葉類の厚さを検知
できろ紙葉類の厚さ検知装置を提供することを目的とし
ている。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の紙葉類の厚さ検知装置は、厚さの測定基準とな
る基準ローラと、この基準ローラに接触する変位自在な
検知ローラとの間に被測定物である紙葉類を送り込み、
この際の検知ローラの変位量を電気信号に変換すること
により紙葉類の厚さを検知する厚さ検知装置において、
前記基準ローラに接触することにより、前記基準ローラ
を清掃する清掃手段と、前記基準ローラの回転を検知す
る回転検知手段と、この回転検知手段の検知結果が所定
回転数以上の場合、前記清掃手段を基準ローラに接触さ
せ、所定回転数以下の場合、前記清掃手段を基準ローラ
から離間させる制御手段とを具備したことを特徴とする
。
る基準ローラと、この基準ローラに接触する変位自在な
検知ローラとの間に被測定物である紙葉類を送り込み、
この際の検知ローラの変位量を電気信号に変換すること
により紙葉類の厚さを検知する厚さ検知装置において、
前記基準ローラに接触することにより、前記基準ローラ
を清掃する清掃手段と、前記基準ローラの回転を検知す
る回転検知手段と、この回転検知手段の検知結果が所定
回転数以上の場合、前記清掃手段を基準ローラに接触さ
せ、所定回転数以下の場合、前記清掃手段を基準ローラ
から離間させる制御手段とを具備したことを特徴とする
。
(作用)
本発明は、厚さの測定基準となる基準ローラに接離自在
な清掃手段を設け、上記基準ローラが所定回転に達した
ことを検知した際、上記清掃手段を基準ローラに接触せ
しめ、上記基準ローラが所定回転に達していないことを
検知した際、上記清掃手段を基準ローラから離間せしめ
ようにしたものである。これにより基準ローラを逆回転
させる際は、清掃手段が基準ローラから離間された状態
になり、ごみが基準ローラあるいは検知ローラに付着す
るのを防止することができる。
な清掃手段を設け、上記基準ローラが所定回転に達した
ことを検知した際、上記清掃手段を基準ローラに接触せ
しめ、上記基準ローラが所定回転に達していないことを
検知した際、上記清掃手段を基準ローラから離間せしめ
ようにしたものである。これにより基準ローラを逆回転
させる際は、清掃手段が基準ローラから離間された状態
になり、ごみが基準ローラあるいは検知ローラに付着す
るのを防止することができる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第1図において、1は測定の基準となる基準ローラ
、2は基準ローラ1上に接触する変位自在な検知ローラ
、3は検知ローラ2の変位量を電気信号に変換する変換
器、4は被測定物である紙幣、5は紙幣4を挟持して搬
送する搬送ベルトである。
る。第1図において、1は測定の基準となる基準ローラ
、2は基準ローラ1上に接触する変位自在な検知ローラ
、3は検知ローラ2の変位量を電気信号に変換する変換
器、4は被測定物である紙幣、5は紙幣4を挟持して搬
送する搬送ベルトである。
基準ローラ1と検知ローラ2との間を搬送ベルト5に挟
持された紙幣4が図示矢印方向へ搬送されると、紙幣4
の厚みに応じて検知ローラ2が上下に移動し、変換器3
は検知ローラ2の移動量に応じた電圧を出力するように
なっている。
持された紙幣4が図示矢印方向へ搬送されると、紙幣4
の厚みに応じて検知ローラ2が上下に移動し、変換器3
は検知ローラ2の移動量に応じた電圧を出力するように
なっている。
また、6は基準ローラ1と同軸状態に取付けられたタイ
ミングディスク(回転検知手段)、7は発光素子と受光
素子とで構成される光学的なタイミングセンサ(回転検
知手段)であり、タイミングディスク6に刻設されたタ
イミングマーク6aに感応して所定のパルス信号を出力
するものである。
ミングディスク(回転検知手段)、7は発光素子と受光
素子とで構成される光学的なタイミングセンサ(回転検
知手段)であり、タイミングディスク6に刻設されたタ
イミングマーク6aに感応して所定のパルス信号を出力
するものである。
また、8はごみの清掃手段としてのフェルト9を支持す
る支持部材であり、回転軸10により図示矢印AB力方
向回動可能に軸支されている。また、支持部材8は、ば
ね11により図示矢印B方向へ常時引張られた状態とな
っており、かかる状態ではフェルト9は基準ローラ1か
ら離間された状態にある。また、12はソレノイドであ
り、後述する制御部28からの制御信号により駆動され
、上記支持部材8を、ばね11の引張り力に抗して図示
矢印六方向へ移動させ、フェルト9を基準ローラ1に接
触させるものである。
る支持部材であり、回転軸10により図示矢印AB力方
向回動可能に軸支されている。また、支持部材8は、ば
ね11により図示矢印B方向へ常時引張られた状態とな
っており、かかる状態ではフェルト9は基準ローラ1か
ら離間された状態にある。また、12はソレノイドであ
り、後述する制御部28からの制御信号により駆動され
、上記支持部材8を、ばね11の引張り力に抗して図示
矢印六方向へ移動させ、フェルト9を基準ローラ1に接
触させるものである。
第2図は本実施例の電気回路のブロック図であり、21
は変換器3の出力信号を増幅する増幅器、22は増幅器
9が出力するアナログ信号をデジタル信号に変換するA
/D変換器、11はA/D変換器10のデジタル信号出
力をカウントして検知ローラ2の変位量をデジタル値で
保持するカウンタである。また、24はタイミングセン
サ7からの検出信号を受けて基準ローラ1の回転速度を
検出する速度検出回路であり、所定の回転速度以上を検
出した際、その旨を表わす信号を制御部26に送出する
ものである。また、25はソレノイド12を駆動するド
ライバである。さらに、26は基準ローラ1を回転駆動
するモータであり、27はモータ27を駆動するドライ
バである。
は変換器3の出力信号を増幅する増幅器、22は増幅器
9が出力するアナログ信号をデジタル信号に変換するA
/D変換器、11はA/D変換器10のデジタル信号出
力をカウントして検知ローラ2の変位量をデジタル値で
保持するカウンタである。また、24はタイミングセン
サ7からの検出信号を受けて基準ローラ1の回転速度を
検出する速度検出回路であり、所定の回転速度以上を検
出した際、その旨を表わす信号を制御部26に送出する
ものである。また、25はソレノイド12を駆動するド
ライバである。さらに、26は基準ローラ1を回転駆動
するモータであり、27はモータ27を駆動するドライ
バである。
制御部28は、例えばマイクロコンピュータ等で構成さ
れ、装置全体の制御を司るものである。
れ、装置全体の制御を司るものである。
つまり、カウンタ23の出力値を取込んで検知ローラ2
の変位量を認識したり、速度検出回路24からの検出信
号を受けてソレノイド12を駆動したり、その他の種々
の制御を行なうものである。
の変位量を認識したり、速度検出回路24からの検出信
号を受けてソレノイド12を駆動したり、その他の種々
の制御を行なうものである。
29は制御部28のマイクロコンピュータを動作せしめ
る制御プログラムや処理に必要なデータ等を記憶する記
憶部である。
る制御プログラムや処理に必要なデータ等を記憶する記
憶部である。
次に、上記のような構成において動作を説明する。まず
、装置の電源が投入されていない状態では、フェルト9
は、ばね11の引張り力により図示矢印B方向へ移動さ
れて基準ローラ1から離間された状態にある。この状態
で電源が投入されると、制御部28は初期化処理を行な
った後、制御信号をドライバ27を介してモータ26に
送出する。これにより、モータ26が回転駆動されて基
準ローラ1が回転を開始する。この際、タイミングディ
スク6は、基準ローラ1と同軸状態に取付けられている
ので同じ速度で回転を開始する。−方、タイミングセン
サ7は、タイミングディスク6に設けられたタイミング
マーク6aがタイミングセンサ7を横切ることによりパ
ルス信号を発生し、速度検出回路24へ送出する。速度
検出回路24では、単位時間にタイミングセンサ7から
送られて来るパルス信号をカウントし、該カウント値が
一定値以上に達したか否かを監視している。
、装置の電源が投入されていない状態では、フェルト9
は、ばね11の引張り力により図示矢印B方向へ移動さ
れて基準ローラ1から離間された状態にある。この状態
で電源が投入されると、制御部28は初期化処理を行な
った後、制御信号をドライバ27を介してモータ26に
送出する。これにより、モータ26が回転駆動されて基
準ローラ1が回転を開始する。この際、タイミングディ
スク6は、基準ローラ1と同軸状態に取付けられている
ので同じ速度で回転を開始する。−方、タイミングセン
サ7は、タイミングディスク6に設けられたタイミング
マーク6aがタイミングセンサ7を横切ることによりパ
ルス信号を発生し、速度検出回路24へ送出する。速度
検出回路24では、単位時間にタイミングセンサ7から
送られて来るパルス信号をカウントし、該カウント値が
一定値以上に達したか否かを監視している。
かかる状態で、基準ローラ1の回転数が上昇し、上記一
定値以上になると、その旨を表わす信号を制御部28に
送出する。この信号を受取った制御部28は、ドライバ
25を介して制御信号をソレノイド12に送出すること
により、ソレノイド12を駆動して支持部材8を図示矢
印六方向へ移動させ、フェルト9を基準ローラ1に接触
させる。
定値以上になると、その旨を表わす信号を制御部28に
送出する。この信号を受取った制御部28は、ドライバ
25を介して制御信号をソレノイド12に送出すること
により、ソレノイド12を駆動して支持部材8を図示矢
印六方向へ移動させ、フェルト9を基準ローラ1に接触
させる。
これにより、基準ローラ1に付着するごみを清掃しつつ
、紙幣4の厚さ検知が可能になる。
、紙幣4の厚さ検知が可能になる。
つまり、基準ローラ1が定常回転に達して紙幣4が搬送
されてくると、その厚さに応じて検知ローラ2が上下動
し、変換器3は、この変位量に応じた信号を出力する。
されてくると、その厚さに応じて検知ローラ2が上下動
し、変換器3は、この変位量に応じた信号を出力する。
この信号は増幅器21で所定の増幅が行われた後、A/
D変換器22でデジタル信号に変換されてカウンタ23
に送出される。
D変換器22でデジタル信号に変換されてカウンタ23
に送出される。
カウンタ23では、受取ったデジタル信号をカウントす
ることにより2値情報として紙幣4の厚さ情報を得る。
ることにより2値情報として紙幣4の厚さ情報を得る。
このようにしてカウンタ23に得られた紙幣4の厚さに
関する2値情報は制御部28へ送られ、制御部28にお
いて、その妥当性が検査され、紙幣4の真偽あるいは検
査の合否判定に供されることになる。
関する2値情報は制御部28へ送られ、制御部28にお
いて、その妥当性が検査され、紙幣4の真偽あるいは検
査の合否判定に供されることになる。
一方、上記のような装置の稼働中に、紙幣4のジャミン
グが発生した場合を想定すると、オペレータは装置を停
止させてジャミングを起こした紙幣4を除去する必要が
ある。
グが発生した場合を想定すると、オペレータは装置を停
止させてジャミングを起こした紙幣4を除去する必要が
ある。
例えば、オペレータにより停止スイッチ(図示しない)
が押されることにより、モータ26の制御信号が遮断さ
れ、その回転数が低下することにより基準ローラ1の回
転数が低下し、タイミングディスク6の回転数も低下す
る。一方、タイミングセンサ7は、タイミングディスク
6に設けられたタイミングマーク6aがタイミングセン
サ7を横切ることによりパルス信号を発生して速度検出
回路24へ常時送出している。かかる状態で、速度検出
回路24において、単位時間にタイミングセンサ7から
送られて来るパルス信号が一定値以下になったことを検
出すると、その旨を表わす信号が制御部28に送出され
る。この信号を受取った制御部28は、ドライバ25を
介して制御信号をソレノイド12に送出することにより
、ソレノイド12の駆動を中止して支持部材8を図示矢
印B方向へ移動させ、フェルト9を基準ローラ1から離
間させる。これにより、基準ローラ1を逆回転させても
フェルト9に付着するごみを基準ローラ1に転移させる
ことなく、ジャミングを起こした紙幣4の除去が可能に
なる。
が押されることにより、モータ26の制御信号が遮断さ
れ、その回転数が低下することにより基準ローラ1の回
転数が低下し、タイミングディスク6の回転数も低下す
る。一方、タイミングセンサ7は、タイミングディスク
6に設けられたタイミングマーク6aがタイミングセン
サ7を横切ることによりパルス信号を発生して速度検出
回路24へ常時送出している。かかる状態で、速度検出
回路24において、単位時間にタイミングセンサ7から
送られて来るパルス信号が一定値以下になったことを検
出すると、その旨を表わす信号が制御部28に送出され
る。この信号を受取った制御部28は、ドライバ25を
介して制御信号をソレノイド12に送出することにより
、ソレノイド12の駆動を中止して支持部材8を図示矢
印B方向へ移動させ、フェルト9を基準ローラ1から離
間させる。これにより、基準ローラ1を逆回転させても
フェルト9に付着するごみを基準ローラ1に転移させる
ことなく、ジャミングを起こした紙幣4の除去が可能に
なる。
次に装置を再稼働する場合も、上記電源投入時と同様の
手順で稼動を開始することになる。
手順で稼動を開始することになる。
以上説明したように、ごみ除去用のフェルト9を基準ロ
ーラ1に接離自在に設け、基準ローラ1と同時に回転す
るタイミングディスク6とタイミングセンサ7とにより
生成された信号に基づき、基準ローラ1の回転速度が一
定値以上か否かを速度検出回路24で検出し、上記基準
ローラ1が一定回転以上になったことを検知した場合は
、上記フェルト9を基qローラ1に接触させ、上記基準
ローラ1が所定回転以下になったことを検知した場合は
、上記フェルト9を基準ローラ1から離間させるように
したので、紙幣4のジャミング等が発生して装置を停止
させた時はフェルト9が基学ローラ1から離間された状
態にあり、基準ローラ1を逆回転させてもごみが基準ロ
ーラ1あるいは検知ローラ2に転移することがない。ま
た、基準ローラ1の回転を開始するときは、フェルト9
は基準ローラ1から離間されているので駆動トルクが小
さくてすみ、安価なモータ26を採用することができる
という利点もある。
ーラ1に接離自在に設け、基準ローラ1と同時に回転す
るタイミングディスク6とタイミングセンサ7とにより
生成された信号に基づき、基準ローラ1の回転速度が一
定値以上か否かを速度検出回路24で検出し、上記基準
ローラ1が一定回転以上になったことを検知した場合は
、上記フェルト9を基qローラ1に接触させ、上記基準
ローラ1が所定回転以下になったことを検知した場合は
、上記フェルト9を基準ローラ1から離間させるように
したので、紙幣4のジャミング等が発生して装置を停止
させた時はフェルト9が基学ローラ1から離間された状
態にあり、基準ローラ1を逆回転させてもごみが基準ロ
ーラ1あるいは検知ローラ2に転移することがない。ま
た、基準ローラ1の回転を開始するときは、フェルト9
は基準ローラ1から離間されているので駆動トルクが小
さくてすみ、安価なモータ26を採用することができる
という利点もある。
なお、上記実施例では、厚さ検知を行う紙葉類が紙幣の
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、たとえば紙幣以外の有価証券あるいは郵便
物などの場合も同様に適用できる。
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、たとえば紙幣以外の有価証券あるいは郵便
物などの場合も同様に適用できる。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、厚さの測定基準と
なる基準ローラに接離自在な清掃手段を設け、上記基準
ローラが所定回転に達したことを検知した際、上記清掃
手段を基準ローラに接触せしめ、上記基準ローラが所定
回転に達していないことを検知した際、上記清掃手段を
基準ローラから離間せしめようにしたので、基準ローラ
を逆回転させた後であってもごみが基準ローラあるいは
検知ローラに転移するのを防止でき、したがって、正確
な紙葉類の厚さを検知できる紙葉類の厚さ検知装置を提
供することができる。
なる基準ローラに接離自在な清掃手段を設け、上記基準
ローラが所定回転に達したことを検知した際、上記清掃
手段を基準ローラに接触せしめ、上記基準ローラが所定
回転に達していないことを検知した際、上記清掃手段を
基準ローラから離間せしめようにしたので、基準ローラ
を逆回転させた後であってもごみが基準ローラあるいは
検知ローラに転移するのを防止でき、したがって、正確
な紙葉類の厚さを検知できる紙葉類の厚さ検知装置を提
供することができる。
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は厚さ検知
装置の要部の構成図、第2図は電気回路のブロック図で
ある。 1・・・基準ローラ、2・・・検知ローラ、3・・・変
換器、4・・・紙幣(紙葉類) 6・・・タイミングデ
ィスク(回転検知手段)、7・・・タイミングセンサ(
回転検知手段)、8・・・支持部材、9・・・フェルト
(清掃手段) 10・・・回転軸、11・・・ばね、
12・ソレノイド、24・・・速度検出回路(回転検知
手段)、25.27・・・ドライバ、26・・・モータ
、28・・・制御部(制御手段)、29・・・記憶部。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 弁理士 山 下 鋳 第
装置の要部の構成図、第2図は電気回路のブロック図で
ある。 1・・・基準ローラ、2・・・検知ローラ、3・・・変
換器、4・・・紙幣(紙葉類) 6・・・タイミングデ
ィスク(回転検知手段)、7・・・タイミングセンサ(
回転検知手段)、8・・・支持部材、9・・・フェルト
(清掃手段) 10・・・回転軸、11・・・ばね、
12・ソレノイド、24・・・速度検出回路(回転検知
手段)、25.27・・・ドライバ、26・・・モータ
、28・・・制御部(制御手段)、29・・・記憶部。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 弁理士 山 下 鋳 第
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 厚さの測定基準となる基準ローラと、この基準ローラに
接触する変位自在な検知ローラとの間に被測定物である
紙葉類を送り込み、この際の検知ローラの変位量を電気
信号に変換することにより紙葉類の厚さを検知する厚さ
検知装置において、前記基準ローラに接触することによ
り、前記基準ローラを清掃する清掃手段と、 前記基準ローラの回転を検知する回転検知手段と、 この回転検知手段の検知結果が所定回転数以上の場合、
前記清掃手段を基準ローラに接触させ、所定回転数以下
の場合、前記清掃手段を基準ローラから離間させる制御
手段と を具備したことを特徴とする紙葉類の厚さ検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63322101A JPH02169438A (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 紙葉類の厚さ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63322101A JPH02169438A (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 紙葉類の厚さ検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02169438A true JPH02169438A (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=18139929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63322101A Pending JPH02169438A (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 紙葉類の厚さ検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02169438A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04112841U (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-01 | 富士通機電株式会社 | 紙葉類計数機 |
US6000693A (en) * | 1995-12-05 | 1999-12-14 | Unisys Corporation | Article detection via pinch-roll motion |
CN103325178A (zh) * | 2013-05-07 | 2013-09-25 | 深圳市怡化电脑有限公司 | Atm机验钞模块的除尘装置及其制作方法 |
-
1988
- 1988-12-22 JP JP63322101A patent/JPH02169438A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04112841U (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-01 | 富士通機電株式会社 | 紙葉類計数機 |
US6000693A (en) * | 1995-12-05 | 1999-12-14 | Unisys Corporation | Article detection via pinch-roll motion |
CN103325178A (zh) * | 2013-05-07 | 2013-09-25 | 深圳市怡化电脑有限公司 | Atm机验钞模块的除尘装置及其制作方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5118091A (en) | Sheet take-out apparatus | |
KR100317071B1 (ko) | 종이계수기 | |
JP4180737B2 (ja) | 滑り検出装置及び媒体取出装置 | |
JPH03182449A (ja) | シート整合装置 | |
JP2567279B2 (ja) | シートの厚み検出装置 | |
GB2065615A (en) | Note-separating apparatus | |
US5335043A (en) | Sheet misfeed and jam detection by measuring force exerted on feed rolls | |
US7887043B2 (en) | Feeding apparatus with switching pickup roller and brake roller | |
JPH02169438A (ja) | 紙葉類の厚さ検知装置 | |
JPH0585643A (ja) | 紙葉類厚さ検出機構及びそれを用いた紙葉類厚さ検出方法 | |
JP4212329B2 (ja) | エンドレスベルトを位置合わせする方法 | |
JPH02503668A (ja) | 多重原稿検出器および分離器 | |
JP2000259888A (ja) | 紙幣処理装置およびその制御方法 | |
JPH02175541A (ja) | 紙葉類の厚さ検知装置 | |
JPH02168108A (ja) | 紙葉類の厚さ検知装置 | |
JPH11130296A (ja) | シート搬送装置 | |
EP0932881A1 (en) | Sheet counting apparatus and method | |
JP2919253B2 (ja) | 媒体厚検知装置 | |
JPH038645A (ja) | 偏心量検出装置 | |
JPH056490Y2 (ja) | ||
JPS6021763Y2 (ja) | 紙幣等のシ−トの継目検出装置 | |
JPH0452647Y2 (ja) | ||
JPH06237333A (ja) | ファクシミリ装置 | |
KR200200288Y1 (ko) | 화폐나 이들의 처리자료 자동인식 처리장치 | |
KR0125501Y1 (ko) | 프린터의 기록지 물림량 조절장치 |