JPH038645A - 偏心量検出装置 - Google Patents

偏心量検出装置

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JPH038645A
JPH038645A JP14302789A JP14302789A JPH038645A JP H038645 A JPH038645 A JP H038645A JP 14302789 A JP14302789 A JP 14302789A JP 14302789 A JP14302789 A JP 14302789A JP H038645 A JPH038645 A JP H038645A
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JP
Japan
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feed
feed drum
eccentricity
drum
idle roller
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JP14302789A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Yoneda
勉 米田
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Delphi Co Ltd
Original Assignee
Delphi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、シートをフィードすべく回転可能に支持さ
れたフィードドラムの偏心量を検出する偏心量検出装置
に関する。
[従来の技術] 従来より、ダブルフィードの防止を目的として、所定厚
さのシートの1枚のみの通過を許容するために、そのギ
ャップ量を任意に規定することの出来るギャップ量規定
装置としては、種々提案されている。例えば、特公昭6
0−27435号公報においては、フィードドラムの半
径方向に沿って移動自在にリバースローラを配設し、こ
のリバースローラとフィードドラムとの間のギャップを
調整することの出来る構成を開示している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した公知公報に開示された技術にお
いては、ギャップ量は手動により一旦設定されると、そ
のリバースローラの位置は固定した状態で設定されてい
る。このため、フィードドラムが偏心していると、上述
したギャップ量は、フィードドラムの回転に伴ない周期
的に変化することになる。この結果、このギャップ量が
広く変化した場合には、ダブルフィードが頻発し、狭く
変化した場合には、フィード不能状態となる等、問題点
が指摘されている。
また、シートのダブルフィードの発生を効果的に検出す
る技術も要望されている。
この発明は上述した課題に鑑みなされたもので、この発
明の主たる目的は、フィードドラムの偏心量を確実に検
出することの出来る偏心量検出装置を提供することを目
的としている。
また、この発明の他の目的は、フィードドラムにおける
シートのダブルフィードの発生を確実に検出することの
出来る偏心量検出装置を提供する事である。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決し、主たる目的を達成するため、こ
の発明に係わる偏心量検出装置は、シートをフィードす
べく回転可能に支持されたフィードドラムと、このフィ
ー、トドラムの外周面に転接するアイドルローラと、こ
のアイドルローラを、フィードドラムの半径方向に沿っ
て移動自在に支持する支持手段と、このアイドルローラ
の移動量を非接触で検出する移動量検出手段と、フィー
ドドラムの回転位置を検出する回転位置検出手段と、こ
の回転位置検出手段と前記移動量検出手段とにおける検
出結果に基づき、フィードドラムの回転に伴なう偏心量
を記憶する記憶手段とを具備する事を特徴としている。
また、この上述した他の目的を達成するため、この発明
に係わる偏心量検出装置は、シートをフィードすべく回
転可能に支持されたフィードドラムと、このフィードド
ラムの外周面に転接するアイドルローラと、このアイド
ルローラを、フィードドラムの半径方向に沿って移動自
在に支持する支持手段と、このアイドルローラの移動量
を非接触で検出する移動量検出手段と、この移動量検出
手段に接続され、アイドルローラとフィードドラムとの
間をシートが通過することに伴なうアイドルローラの移
動量に基づき、この通過したシートのダブルフィードを
判定する判定手段とを具備する事を特徴としている。
また、この発明に係わる偏心量検出装置においては、前
記支持手段は、中央部で揺動自在に支持され、一端にア
イドルローラが回転自在に軸支された揺動アームと、こ
の揺動アームを、アイドルローラがフィードドラムの外
周面に圧接する方向に付勢する付勢手段とを備えている
事を特徴としている。
また、この発明に係わる偏心量検出装置においては、前
記移動量検出手段は、前記揺動アームの他端に取り付け
られた磁石と、この磁石に対向する位置に固定され、磁
石との間の距離に基づく信号を出力するホール素子とを
備えている事を特徴としている。
[作用1 以上のように構成される偏心量検出装置においては、フ
ィードドラムの外周面に接触するように設定されたアイ
ドルローラを備え、このアイドルローラにおける、フィ
ードドラムの半径方向に沿う移動量を測定することによ
り、この測定結果を偏心量として規定するように設定さ
れている。このようにして、フィードドラムの偏心量は
確実に検出することが出来ることになる。
[実施例] 以下に、この発明に係わる偏心量検出装置の一実施例の
構成を、宝くじ券処理装置に適用した場合につき、添付
図面を参照して、詳細に説明する。
この宝(じ券処理装置10は、第1図に示すように、筺
体12と、この筺体12の上面の一端部上に配設され、
被検査シートとしての宝(じ券Wが複数枚積層された状
態で収納されるフィードストッカ機構14と、筐体12
の上面に配設され、このフィードストッカ機構14に収
納された宝くじ券Wを1枚づつ取り出すフィード機構1
6と、このフィード機構16により取り出された宝くじ
券Wを、1枚づつ搬送路18に沿って搬送する搬送機構
20と、この搬送路18の途中に配設され、搬送されて
くる宝(じ券Wに印刷された番号を認識検査する番号認
識検査装置22(第2図に示す)と、この番号認識検査
装置22により認識検査された宝くじ券Wを一括した状
態で積層収納する取り出しストッカ機構24とを概略備
えた状態で構成されている。
また、この筐体12上には、この宝くじ券処理装置10
の操作が指示される操作パネルPと、番号認識検査装置
22での番号認識結果を表示するデイスプレィ装置すと
、番号認識検査装置22での検査結果を用紙上に印字す
る印字装置■とが備えられている。
ここで、宝(じ券Wには、所謂普通宝くじ券W、と呼ば
れる薄手(具体的には、70g/m”の用紙を使用した
平均80μmの厚さを有する)の券Wlと、所謂ダブル
チャンス宝(じ券と呼ばれる厚手(具体的には、210
g/m”の用紙を使用した平均250μmの厚さを有す
る)の券W2との2種類があるが、第3図に示すように
、夫々の券の表面の右上に、組番号と呼ばれる2桁また
は3桁の大型の番号GRと、表面の右下、即ち、組番号
の直下方に、抽選番号と呼ばれる6桁の中型の番号SQ
と、表面の左下に、Bフォントと呼ばれる所の、組番号
GRと抽選番号SQとの組み合わせに所定の関数を掛け
ることにより固有に定まる12桁の小型の番号BFとの
3種類の番号が同様に印刷されている。
換言すれば、各室くじ券Wの表面には、異なる位置に、
異なる種類の番号GR,SQ、BFが印刷されている。
ここで、薄手券Wlと厚手券W2とは、長手方向に関し
て同一長さを有し、幅方向に関しては、薄手券W、の方
が厚手券W2より所定長さだけ長く設定されており、同
一種類の番号は、長平方向に関しては同一に、幅方向に
関しては、下縁からの距離が同一値となるように、位置
決めされている。即ち、これら2種類の宝くじ券w、、
Wiを起立して揃えて並べた場合には、3種類の番号は
、同一位置に位置付けられるように設定されている。
尚、以下の説明において、厚さの違いが考慮される必要
の無い場合には、宝(じ券を、符合Wで一括して示し、
また、厚さの違いを考慮しなければならない場合には、
夫々を符合W r 、 W−で示すこととする。
ここで、上述した番号認識検査装置22は、詳細は後述
するが、宝くじ券Wに印刷されている組番号GR1抽選
番号SQ、及びBフォント番号BFを読み取り認識して
、番号の連続性の検査、及び番号の文字の不揃い、汚れ
、欠は等の文字品質の検査を実行するように構成されて
いる。
そして、この宝(じ券Wは、上述したフィードストッカ
機構14に横倒しに起立した状態で、換言すれば、夫々
の長手方向を水平方向に沿う様に起立した状態で、同一
券種毎に一度に多数枚、例えば、同校または5百枚単位
で集積された状態で収納されている。
このフィードストッカ機構14は、第2図に示すように
、筐体12の上面を含んだ状態で規定されるストッカ本
体26と、このストッカ本体26上に集積された宝くじ
券Wの集積方向に沿って移動自在に取り付けられた押圧
部材28と、この押圧部材28を、集積された宝(じ券
Wを取り出し位置に向けて、即ち、後述するフィード機
構16のフィードドラム30に向けて偏倚するように付
勢する付勢機構32とから構成されている。
即ち、この付勢機構32は、可逆転可能なACトルクモ
ータ32aと、ストッカ本体26の取り出し位置側及び
反取り出し位置側に夫々回転自在に取り付けられた第1
及び第2のプーリ32b。
32cと、第1及び第2のプーリ32b、32cを互い
に連結する第1のエンドレスベルト32dと、ACトル
クモータ32aと第2のプーリ32cとを互いに連結す
るベルト32eとから構成され、第1のエンドレスベル
ト32dの一部は、上述した押圧部材28に固着されて
いる。
このようにフィードストッカ機構14は構成されている
ので、このフィードストッカ機構14においては、AC
トルクモータ32aが時計方向に回動することにより、
押圧部材28はフィードドラム30から離れる方向に偏
倚し、反時計方向に回動することにより、押圧部材28
はフィードドラム30に向かう方向に偏倚して、ストッ
カ本体26上に集積された宝(じ券Wは、フィードドラ
ム30に対して所定の力で押し付けられることになる。
次に、第2図を参照して、上述したフィード機構16の
構成を詳細に説明する。
このフィード機構16は、垂直軸線回りに回動自在に軸
支されたフィードドラム30と、このフィードドラム3
0を回転駆動する駆動機構34と、フィードドラム30
の外周面に転接する複数のアイドルローラ36a、36
bとを備えている。尚、第1のアイドルローラ36aは
、後述するリバースローラ50に、フィードドラム30
の回転方向に沿って隣接する位置に、また、第2のアイ
ドルローラ36bは、フィードドラム30から宝(じ券
Wが分離される分離位置に、夫々位置決めされた状態で
、フィードドラム30の外周面に弾性的に当接するよう
取り付けられている。
ここで、このフィードドラム30は、上述したフィード
ストッカ機構14における押圧部材28により押圧され
た複数の宝(じ券Wの中の、最も、フィード機構16寄
りの1枚の先端部が接触するように外周面を備える位置
に配設されている。また、駆動機構34は、第2図に示
すように、駆動モータ34aと、この駆動モータ34a
の駆動力をフィードドラム30に順次伝達する一対のベ
ルト34 b、 34 cとを備えた状態で構成されて
いる。
尚、この駆動機$1134は、フィードローラ30を、
図中反時計方向に沿って、例えば、750r、 p、 
sで回転駆動するよう設定されている。また、このよう
に宝くじ券Wの先端部がフィードドラム30の外周面に
接触する位置で、この宝くじ券Wの取り出し位置が規定
されている。
このフィードドラム30は、第4A図に示すように、内
部を中空に形成された円筒体から構成された金属製のド
ラム本体30aと、このドラム本体30aの外周面に全
周に渡って貼着されたウレタンゴム製の摩擦シート30
bとから構成されており、この一実施例においては、周
長が612.3 mmに設定されている。この結果、フ
ィードドラム30の外周面における1 mm当りの回転
時間(即ち、周速の逆数)は、0.8163a+s/n
++oに規定されることになる。
ここで、フィードドラム30の外周面には、第4B図に
示すように、ドラム本体30aと摩擦シート30bとそ
貫通した状態で、3つの透孔群からなる吸引孔群38 
a、 38 b、 38 cが等間隔に、即ち、120
度置きに形成されている。
この結果、互いに隣接する吸引孔群38a。
38b、38cの離間距離は、204.L llImと
なり、送り方向の長さを150mmとされる宝(じ券W
は、このフィードドラム30の外周に、互いに十分に離
間した状態で、3枚吸着され得ることとなる。
一方、このフィードドラム30の内部空間は、第2図に
示すように、ダクト40を介して吸引源としての真空ポ
ンプ42に接続されている。−方、このフィードドラム
30の外周部には、第4B図に示すように、分離位置か
ら回転方向に沿って取り出し位置までの範囲に渡り、遮
風部材44が固定された状態で配設されており、この遮
風部材44は、フィードドラム30の外周面に摺接する
ように設定されている。この結果、上述したように3箇
所に形成された吸引孔群38a。
38b、38cの中で、取り出し位置から回転方向に沿
って分離位置にあるもののみが、大気に連通ずる状態と
なり、ここに、吸引駆動力となる負圧が発生することに
なる。
このように遮風部材44を設けることにより、宝くじ券
Wをフィードドラム30の外周面に吸引しようとする吸
引孔群38a、38b、38cにのみ負圧が発生するこ
ととなり、この負圧の大きさは、3箇所の吸引孔群38
a、38b、38cが全て開放されている場合と比較し
て太き(設定され、確実な吸引動作が達成されることに
なる。
また、このようにフィード機構16を構成することによ
り、真空ポンプ42が駆動する状態において、取り出し
位置から回転方向に沿って分離位置までの範囲にある吸
引孔群38 a、 38 b。
38cに負圧が作用して、このように負圧が作用する吸
引孔群38a、38b、38cに接触する宝(じ券Wは
、この負圧によりフィードドラム30の外周面に吸引さ
れ、駆動モータ38の駆動に伴なうフィードドラム30
の回転により、この宝くじ券Wは、フィードストッカ機
構14から取り出されることになる。
尚、上述したように、フィードドラム30のドラム本体
30aの外周面には、摩擦シート30bが貼着されてい
るので、−旦、負圧によりフィードドラム30の外周面
に吸引された宝(じ券Wは、例え、負圧が存在しない状
態にあるとしても、上述したアイドルローラ36a、3
6bとの間で夫々挟持されることにより、搬送力が付与
されるものである。換言すれば、取り出し位置から分離
位置まで搬送される宝(じ券Wは、上述したように、吸
引力としての負圧が作用すると伴に、一対のアイドルロ
ーラ36a、36bにより順次フィードドラム30の外
周面との間で挟持されることになるので、確実に搬送さ
れる状態が達成されることになる。
一方、この一実施例においては、上述したように、番号
認識検査装置22において、搬送される宝くじ券Wの番
号の連続性を検査するように構成されているので、フィ
ード機構16における宝(じ券Wの2枚送り(以下、ダ
ブルフィードと呼ぶ。)を厳密に防止しなければならな
い。この為、このτ実施例では、上述したフィードスト
ッカ機構14から宝くじ券Wの取り出し方向(即ち、反
時計方向)に隣接した位置に、ダブルフィードを防止す
るために、ダブルフィード防止機構46が配設されてい
る。
このダブルフィード防止機構46は、第5図に示すよう
に、半径方向に沿って移動可能に支持され、フィードド
ラム30との間の距離(ギャップ)を可変になされると
伴に、駆動モータ48によりフィードドラム30と同一
方向に沿って(即ち、搬送方向とは逆方向に沿って)回
転駆動される所の、ゲート部材として機能するリバース
ローラ50と、このギャップを1枚のみの宝くじ券Wが
通過するように、リバースローラ50の半径方向位置を
規定するギャップ量規定機構52とから構成される装置 ここで、このギャップ量規定機構52は、リバースロー
ラ50に接続され、これを半径方向に沿って任意な位置
に移動駆動するステップモータ54と、上述した操作パ
ネルPを介して入力された情報に基づき、宝(じ券w、
、W*の種類の厚さTl、Tiを選択的に設定する厚さ
設定機構56と、この厚さ設定機構56に応じて、ステ
ップモータ54を駆動制御する七−夕制御機構58とか
ら構成されている。
即ち、この一実施例においては、厚さ設定機構56にお
いて、上述したように、2種類の異なる厚さTl、Tl
が選択的に設定されるものであり、例えば、薄手の厚さ
T、(=80μm)が設定された場合には、これに応じ
た狭い第1の基準ギャップ量Rt  (=T+ +71
 /2=120gm)が規定されるように、第1の制御
量がモータ制御機構58に出力されるように、また、厚
手の厚さTz  (=250μm)が設定された場合に
は、これに応じた広い第2の基準ギャップ量R2(=T
 * + T * / 2 = 375 u m )が
規定されるように、第2の制御量がモータ制御機構58
に出力されるように構成されている。
そして、上述したモータ制御機構58は、厚さ設定機構
56から出力される制御Iに基づいてい、対応する基準
ギャップ量を達成することが出来るように、ステップモ
ータ54を駆動制御するように構成されている。ここで
、第5図から明かなように、これら基準ギャップ量を正
確に規定するために、リバースローラホームポジション
センサ60がモータ制御機構58に接続されている。
このリバースローラホームポジションセンサ60は、所
定の回動位置に停止した(即ち、後述するドラムホーム
ポジションセンサ62がオンする)状態において、フィ
ードドラム30の外周面から500μmだけ半径方向外
方に偏倚した位置に固定されている。この結果、モータ
制御機構58は、このリバースローラホームポジション
センサ60をオンした位置を零として、その移動基準が
正確に規定されることになる。そして、このリバースロ
ーラホームポジションセンサ60から、半径方向内方に
移動するように、ステップモータ54を駆動制御するこ
とにより、リバースローラ50のフィードドラム30に
対する位置が正確に規定されることになる。
換言すれば、例えば、薄手の宝くじ券W、をフィードす
る場合においては、フィードドラム30の外周面から第
1の基準ギャップ量R,(120μm)だけ、また、厚
手の宝くじ券W2をフィードする場合には、第2の基準
ギャップ量R2(375tLm)だけ、夫々半径方向外
方に離間した位置に、リバースローラ50は正確に位置
決めされることになる。
尚、上述したドラムホームポジションセンサ62は、第
4B図に示すように、第1の吸引孔群38aが遮風部材
44から外れ、取り出し位置にもたらされる直前でオン
される位置に位置決めされている。
以上詳述したように、この一実施例のギャップ量規定機
構52は構成されているので、厚さ設定機構56におい
て、宝くじ券W 1. W 2の厚さを選択的に設定し
、この設定に応じて、モータ制御機構58は、上述した
第1または第2の基準ギャップ量R1,R2を正確に規
定するよう、ステップモータ54を駆動制御するので、
この宝くじ券が2種類の厚さを有するように設定されて
いるにもかかわらず、夫々が一枚づつギャップを通過す
るに最適な第1または第2の基準ギャップ量R+ 、R
aが自動的に、且つ、正確に設定されることになる。
ここで、このフィードドラム30の外周面は、正確には
、真円を構成するものでなく、また、フィードドラム3
0の中心軸も、設計上の中心位置から例え僅かとは言え
偏心しているものである。
この結果、上述したように、宝くじ券W t 、 W 
mの選択された厚さT 1. T *に対応して、所定
のギャップ量R,,R,を夫々規定すべくリバースロー
ラ50の位置が、リバースb−ラホームポジションセン
サ60に対して正確に規定されたとしても、フィードド
ラム3oの偏心や低い真円度に基づき、このフィードド
ラム3oの回転に応じて、フィードドラム30の外周面
は、リバースローラ50の外周面に対して接離動作を繰
り返すこととなり、フィードローラ30とリバースロー
ラ50との実際のギャップ量が周期的に変化することに
なる。
そして、このギャップ量の変化が、例えば、薄手の宝(
じ券WIにおいて、T1/2である40μm以上プラス
方向に変化した場合には、ダブルフィードの可能性が生
じ、また、マイナス方向に変化した場合には、フィード
されない事態となる。
この為、この一実施例においては、フィードドラム30
の偏心に基づくギャップ量の変化を確実に吸収して、こ
の変化量を、薄手の宝(じ券w1の場合にはT1/2以
下に、また、厚手の宝くじ券W2の場合にはT2/2以
下に抑えるよう、上述したモータ制御機構58を介して
ステップモータ54を駆動制御するために、フィードド
ラム30の偏心量を検出する所の、この発明の特徴を成
す偏心量検出機構64がモータ制御機構58に接続され
ている。
以下に、この偏心量検出機構64を第5図を参照して説
明する。
この偏心量検出機構64は、中心部において揺動自在に
軸支された揺動アーム66を備え、この揺動アーム66
の一端には、上述した第1のアイドルローラ36aが回
転自在に支持されている。
また、この揺動アーム66は、コイルスプリング68に
より、常時、第1のアイドルローラ36aが、フィード
ドラム30の外周面に圧接するように付勢されている。
更に、この揺動アーム66の他端には、磁石70が固着
されており、これに対向した状態で、ホール素子を備え
たセンサ72が配設されている。
このセンサ72は、対向する磁石7oとの離間距離を検
出するように構成されており、その検出結果は、測定さ
れた偏心量として、後述する記憶回路74と伴に、番号
認識検査装置22に出力されるようになされている。
即ち、この偏心量検出機構64においては、第1のアイ
ドルローラ36aがフィードドラム3゜の外周面に圧接
する状態において、宝くじ券Wをフィードさせずに、フ
ィードドラム3oを1回転させることにより、このフィ
ードドラム3oの偏心量を測定することが出来るもので
ある。詳細には、上述したように、ドラムホームポジシ
ョンセンサ62がオンする位置から、フィードドラム3
0を1回転させると、このオンする位置におけるセンサ
72での検出距離を零とした場合に、この検出結果(即
ち、偏心量)は、例えば、第6図に実線で示すような周
期的な変化を呈することになる。
このようにセンサ72からの検出結果により、フィード
ドラム30の偏心量が検出されることになるが、この偏
心量が、他の吸引孔群38b。
38cが夫々リバースローラ50と対向する角度位置(
即ち、ドラムホームポジションセンサ62がオンする角
度位置を零とした場合に、ここから120度及び240
度の角度位置)において、第6図に示すように、プラス
100μm、マイナス60μmであることがわかる。こ
こで、プラスの偏心量は、零点位置から半径方向外方へ
向かう変化を、またマイナスの偏心量は、半径方向内方
へ向かう変化を、夫々示している。
このように偏心量が変化する状態で、例えば、薄手の宝
(じ券W1をフィードする場合に、基準ギャップ量R1
は120μmに設定されおり、120度の角度位置にお
ける偏心量がプラス100μmであるので、実質的なギ
ャップは、120−100=20μmとなる。従って、
第2の吸引孔群38bに吸引されてフィードされてくる
所の、厚さ80μmの宝くじ券W1は、この20μmの
ギャップを通過することが出来ずに、フィード不能状態
となる。
一方、240度の角度位置における偏心量がマイナス6
0μmであるので、実質的なギャップは、120− (
−60)=180μmとなる。従って、第3の吸引孔群
38cに吸引されてフィードされてくる宝くじ券W、が
、取り出し位置において2枚取りされ、合計厚さが、8
0X2=160μmとなっているとしても1例え、リバ
ースローラ50が配設されているにもかかわらず、この
180μmのギャップをそのまま通過、即ち、ダブルフ
ィードされることになる。
このため、この一実施例においては、センサ72により
検出した偏心量の測定結果と、フィードドラム30の零
点位置からの回転角度を検出するドラム回転角度検出機
構76での測定結果とが、共に、記憶回路74に出力さ
れ、ここで、フィードドラム30の回転角度毎の偏心量
として、記憶されるよう設定されている。そして、実際
の宝(じ券Wのフィード動作が開始されると、フィード
ドラム30が回転するにつれて、ドラム回転角度検出機
構76により検出された回転角度に応じた偏心量が、記
憶回路74からモータ制御機構58に出力され、このモ
ータ制御機構58は、この偏心量分だけ、基準ギャップ
量を補正し、常に、フィードドラム30とリバースロー
ラ50との間のギャップ量が、一定のギャップ量R1と
なるように、リバースローラ50を半径方向に沿って移
動駆動している。
このようにして、この一実施例において偏心量検出機構
64を備え、この、検出結果に基づいて、リバースロー
ラ50の半径方向位置を微調整するようにしているので
、フィードドラム30のリバースローラ50に対向する
位置における外周面の半径方向位置と、フィードドラム
30に近接するリバースローラ50の外周面の半径方向
位置とは、第6図に実線及び破線で夫々示すように変化
することとなる。この結果、フィードドラム30とリバ
ースローラ50との間のギャップ量は、所定の基準ギャ
ップ量R1またはR2に一定に保持されることとなり、
宝くじ券Wのダブルフィードは確実に防止されることに
なる。
ここで、このセンサ72からの検出結果は、所定のフィ
ード動作を実行する前の、偏心量測定モードが設定され
ている場合にのみ、記憶回路74に出力されるものであ
り、−旦、フィードドラム30の回転角度毎の偏心量が
確定し、宝(じ券Wのフィードモードが設定されると、
記憶回路74には出力されずに、番号認識検査装置22
にのみ出力されることになる。
換言すれば、このドラム回転角度検出機構76は、偏心
量測定モードが設定される状態では、記憶回路74に対
して、検出した偏心量に対応する回転角度をアドレスと
して指定するための書き込みアドレス設定手段として機
能し、フィードモードが設定される状態においては、記
憶回路74に記憶した偏心量を読み出す際の読み出しア
ドレス設定手段として機能することになる。
尚、上述したようにフィードモードが設定された状態に
おいて、番号認識検査装置22はセンサ72からの検出
結果に基づいて、ダブルフィードの有無検出と、通過枚
数チエツクとを実行することになる。
即ち、上述したように、フィードドラム30の表面には
、ウレタンゴム製の摩擦シート30bが貼着されており
、この摩擦シート30bは、フィード動作の実施に伴な
い徐々に摩耗することになる。そして、この摩耗に伴な
い、リバースローラ50との間のギャップ量は、徐々に
増し、例え、上述したようにして、このギャップ量を基
準ギャップ量R,またはR2に一定に保持するようにし
たとしても、フィードドラム30の外周面による摩耗に
基づいて、フィードする宝(じ券Wの厚さの2倍の値よ
りも太き(なる場合が起こり、この場合に、ダブルフィ
ードが発生する。
このため、番号認識検査装置22においては、センサ7
2からの検出結果に基づき、通過する宝(じ券Wの厚さ
を示す量として、この第1のアイドルローラ36aを半
径方向外方に押し退ける量を常に監視しており、て、こ
の押し退は量が、現在フィードしている宝くじ券の厚さ
の2倍に相当すると判断される場合には、摩耗に基づく
ダブルフィードが発生したとして、所定の警報を発する
と共に、その検出結果を、印字装置Iに印字して表示す
るように構成されている。そして、操作者は、この検出
結果に基づき、フィードドラム30における摩擦シート
30bの取り換え動作を行なうことになる。
一方、このセンサ72は、フィードされる宝(じ券Wが
通過して第1のアイドルローラ36aがフィードローラ
30の外周面から離間する毎に、その出力値を基準値か
ら増す方向に変化することになる。そして、番号認識検
査装置22は、このように、センサ72からの検出出力
が基準値から増す毎に、1枚の宝くじ券Wが通過したと
して、通過枚数のカウンタをrlJだけ更新するように
設定されている。
即ち、この一実施例においては、この偏心量検出機構6
4は、偏心量測定モードにおいては、フィードドラム3
0の偏心量を測定する機構として機能し、また、フィー
ドモードにおいては、ダブルフィードの検出機構として
機能すると共に、機械的なカウンタとしても機能すると
いう、3機能を果たすことになる。
次に、このフィード機構16によりフィードされている
宝くじ券Wを、フィードドラム30上から引き剥して、
搬送機構20に送り出すための分離送り機構80につい
て、第7図及び第9B図を参照して説明する。
この分離送り機構80は、第7図に示すように、フィー
ドドラム30の外周長さよりも長(設定され、フィード
ドラム30の外周の大部分に捲回された3本の分離ベル
ト82a、82b。
82cと、フィードドラム30の中心軸と平行に設定さ
れ、これら分離ベルト82a 、 82 b +82c
の一部が夫々接触するように捲回された分離ローラ84
a、84b、84cが同軸に固定され、回転自在に支持
された回転支持軸86と、この回転支持軸86にワンウ
ェイクラッチ88a。
88bを夫々介して取り付けられた送りローラ90a、
90bとを備えた状態で構成されている。尚、これら送
りローラ90 a、 90 bには、夫々にアイドルロ
ーラ92a、92bが転接している。
ここで、上述した3本の分離ベルト82a。
82b、82cは、フィードドラム30の外周面におけ
る上部、中部、下部に夫々捲回される位置に位置決めさ
れている。また、上述した回転支持軸86は、3本の分
離ベルト82a、82b。
82cが、夫々フィードドラム30の外周面と、対応す
る分離ローラ84a、84b、84cに密着して、フィ
ードドラム30の回転に応じて、同様に走行するに十分
なテンションをフィードドラム30と対応する分離ロー
ラ84a、84b。
84cに与えるに必要な距離だけ、フィードドラム30
から離間している。
また、この回転支持軸86は1分離位置にある第2のア
イドルローラ36bを起点として、分離ベルト82a、
82b、82cがフィードドラム30の外周面から引き
離されると共に、この第2のアイドルローラ36bと、
回転支持軸86までの間の分離ベルト82a、82b、
82cの部分が、上述した搬送路18の一部を構成する
ように設定されている。
このように、フィードドラム30の周囲に3本の分離ベ
ルト82a、82b、82cを配設することにより、分
離位置までフィードされた宝くじ券Wは、同期した状態
で走行するこれら分離ベル)82a、82b、82cに
より、フィードドラム30の外周面から引き剥され、今
度は、分離ベルト82a、82b、82cの走行に応じ
て、搬送機構20に向けて送り出されることになる。
ここで、搬送機構20における搬送速度V14と、フィ
ード機構16におけるフィード速度V。
(即ち、分離送り機構80における送り速度と同じ)と
は、仮に、フィードドラム30上を2枚の宝(じ券Wが
連続した状態でフィードされてきたとしても、搬送路1
8上において、両者が十分な距離だけ離間して、番号認
識検査装置22において、両者が互いに識別された状態
で読み取られるようにすることが出来るようにするため
に、V H> V r となるように設定されている。
この結果、同等考慮を加えないと、宝(じ券Wは、先端
が搬送機構20により搬送され、後端が分離送り機構8
0により送られることとなり、両者の速度差に基づいて
、この宝くじ券Wは、引き裂かれる方向に応力を受け、
最悪の場合には、実際に破れる可能性がある。
このため、この一実施例においては、第8図に示すよう
に、互いに隣接する分離ローラ84a。
84b、84c間に、送りローラ90a、90bを配設
し、各送りローラ90a、90bの半径を、各分離ロー
ラ84a、84b、84cの半径に、対応する分離ベル
ト82 a、 82 b、 82 cの厚さをプラスし
た分の長さよりも、僅かに長く設定し、且つ、各送りロ
ーラ90a、90bを、夫々対応するワンウェイクラッ
チ88a、88bを介して、回転支持軸86に取り付け
るように構成されている。
特に、各ワンウェイクラッチ88a、88bは、反時計
方向に沿い送りローラ90a、90bに回転支持軸86
よりも速い回転力が作用していない場合には、回転支持
軸86と送りローラ90a、90bとを一体回転するよ
うに連結し、一方、反時計方向に沿って送りローラ90
a。
90bに回転支持軸86よりも速い回転力が作用する場
合には、送りローラ90a、90bが回転支持軸86に
対して空回りすることを許容するように構成されている
このように分離送り機構80は構成されているので、第
9A図に示すように、宝(じ券Wの先端が、搬送機構2
0にもたらされていない状態において、3本の分離ベル
ト82a、82b、82cを介してフィードドラム30
と同期して回転される分離ローラ82a、84b、84
cが固着された回転支持軸86の回転に伴ない、ワンウ
ェイクラッチ88a、88bを夫々介して、送りローラ
90a、90bは、回転駆動され、これら送りローラ9
0a、90bと、夫々に対応するアイドルローラ92a
、92bとに転接・挾持された状態で、宝(じ券Wは、
速度VFで送られることになる。
一方、第9B図に示すように、宝くじ券Wの先端が、搬
送機構20にもたらされる状態となると、この宝くじ券
Wの先端は、この搬送機構20により速度VHで送られ
ることになる。この結果、送りローラ90a、90bは
、この速度V。
で送られる宝くじ券Wにより連れ回され、ワンウェイク
ラッチ88a、88bを夫々介して、回転支持軸86よ
りも速い周速で回転されることになる。このようにして
、この宝くじ券Wは、全体として、速度v14で送られ
ることとなり、引き裂かれる虞は完全に除去されること
になる。
このようにして、この一実施例の分離送り機構80にお
いては、フィードされできた宝(じ券Wを、フィードド
ラム30から完全に引き剥すと共に、ここでの送り速度
vvよりも速い搬送速度vttで搬送する搬送機構20
に、この分離した宝くじ券Wを、これら速度差を吸収し
た状態で、宝(じ券Wが破れることのないようにして送
り込むことが出来ることになる。
次に、再び、第2図を参照して、上述した搬送機構20
を説明する。
この搬送機構20は、分離送り機構80から送られてき
た宝(じ券Wを、搬送路18に沿って取り出しストッカ
機構24まで搬送するように構成されており、分離送り
機構80の出口を規定する送りローラ90a、90b及
び夫々に転接するアイドルローラ92a、92bに対向
する状態で配設された複数対の大口ローラ94a、94
bと、取り出しストッカ機構24の入り口部に対向する
状態で配設された複数対の出口ローラ96a。
96bを備えている。
ここで、−側に位置する入口ローラ94aと出口ローラ
96aとには、第1のエンドレスベルト98aが捲回さ
れ、他側に位置する入口ローラ94bと出口ローラ96
bとには、第2のエンドレスベルト98bが捲回されて
いる。そして、これら第1及び第2のエンドレスベルト
98a。
98bの互いに対向する面間で、上述した搬送路18が
規定されている。
また、−側に位置する出口ローラ96aには、駆動機構
100が接続されており、この駆動機構100は、両人
ロローラ94a、94bにもたらされた宝(じ券Wを、
搬送速度VHで搬送路18に沿って搬送するように、第
1のエンドレスベルト98aを走行駆動するように構成
されている。
詳細には、この駆動機構100は、駆動モータ100a
と、この駆動モータ100aの駆動力を出口ローラ96
aに順次伝達する一対のエンドレスベルト100b、1
00cと、一方のエンドレスベルトi oobにブレー
キを任意に掛けることの出来るブレーキ機構100dと
を備えた状態で構成されている。
次に、番号認識検査装置22について、第2図、及び、
第10図乃至第12図を参照して説明する。
この番号認識検査装置22は、第2図に示すように、搬
送路18の他側に位置するように配設されている。特に
、この一実施例においては、読み取り精度の向上を目的
として、この番号認識検査装置22は、3種類の番号G
R,SQ、BFを夫々専用に読み取るための、3台のピ
ックアップ機構102,104,106を備えている。
そして、これら3台のピックアップ機構102゜’10
4,106は、夫々で読み取った読み取り情報に基づい
て、この搬送路18を搬送されて(る宝(じ券Wの表面
に印刷された番号GR,SQ。
BFを認識すると共に、抽選番号SQの連続性の検査、
及び、各番号GR,SQ、BPの文字の不揃、汚れ、欠
は等の文字品質の検査を実行し、また、1枚の宝くじ券
Wに注目した場合に、Bフォント番号BFが、組番号G
R及び抽選番号SQから所定の関数変換で得られ、一義
的に定まる番号か関連性を検査する検査ユニット108
に接続されている。
ここで、これらピックアップ機構102゜104.10
6は、搬送路18に沿って順次並べられており、図中右
端、即ち、入口側のピックアップ機構102は、宝(じ
券Wに印刷された抽選番号SQを専用に読み取るために
、また、中央のピックアップ機構104は、宝(じ券W
に印刷された組番号GRを専用に読み取るために、また
、図中左端、即ち、出口側のピックアップ機構106は
、宝(じ券Wに印刷されたBフォント番号BFを専用に
読み取るために、夫々配設されている。
尚、これはピックアップ機構102.104106の配
設順序は、番号認識の重要度の高い順序となるように設
定されている。
ここで、各ピックアップ機構102,104゜106は
、各々同一に構成されており、これらピックアップ機構
102,104,106で読み取った情報を処理する時
間の短縮化、及び、構造上の配設効率を考慮して、これ
らは、搬送方向に沿って互いに隣接する状態に配設され
ている。この結果、後述するが、各ピックアップ機構1
02゜104.106に設けられたCCDセンサからな
るイメージセンサ(ラインセンサ)は、搬送方向に関し
て、互いに等距離だけ離間した状態で配設されることに
なる。
一方、ピックアップ機構102,104゜106は、第
10図に示すように、各々の高さ位置を独自に規定され
ている。即ち、上述したように、搬送路18を搬送され
る宝くじ券Wの姿勢は起立させられており、第3図から
明かなように、3種類の番号GR,SQ、BFは、宝く
じ券Wの下端縁からの中心位置までの高さが、夫々H1
Hz、Hzと異なって設定おり、詳細には、各ピックア
ップ機構102,104,106のイメージセンサの高
さ方向中心位置と、対応する番号GR,SQ、BFの高
さ方向中心位置とが、夫々整合するように設定されてい
る。
次に、各ピックアップ機構102,104゜106の構
成を説明するが、以下の説明においては、これらピック
アップ機構が同一構成であるため、抽選番号GRを読み
取るためのピックアップ機構102のみを代表して説明
し、他のピックアップ機構104,106の説明は、同
様な添字を付して省略する。
即ち、第11図に示すように、このピックアップ機構1
02は、光源ユニット102aと、センサユニット10
2bと、読み出しタイミング検出センサ102cとに大
別され、この光源ユニット102aは、ハウジング10
2atと、このハウジング102a+内に収納された光
源ランプ102 a 諺と、この光源ランプ102a、
から放出された光を、読み取り対象となる抽選番号SQ
に向けさせるレンズI O2a xとから構成されてい
る。
また、センサユニットl 02bは、搬送中の宝(じ券
Wに印刷された抽選番号SQの走行経路に対向して配設
されたハウジング102 b r と、このハウジング
102b+の走行通路に対面する部分に取着されたレン
ズ102biと、反射光を受けてこれの画像を読み取る
ためのイメージセンサ102 b sと、このイメージ
センサ102 b sが取り付けられるセンサ基板10
2b、とから構成されている。
ここで、イメージセンサ102blは、64画素を一列
に配列して形成されたラインセンサから構成されており
、この64画素のイメージセンサ102bsで読み取る
範囲は、レンズl O2b 2の焦点距離、イメージセ
ンサ102haからレンズt02b諺までの距離等を適
宜規定することにより、抽選番号SQの番号高さをy、
宝くじ券Wの下端縁から抽選番号SQの中心位置までの
高さをH雪とすると、 読み取り範囲=H3±y となるように設定されている。即ち、読み取り幅は、番
号高さの2倍に限定されるように設定されている。
このようにして、例えば、抽選番号SQに注目すれば、
この抽選番号SQを読み取るユニットは、ピックアップ
機構102に限定され、他のピックアップ機構104,
106は、この抽選番号を読み取ることが不可能である
し、また、このピックアップ機構102は、他の番号G
R,BFを読み取ることが出来ないことになる。
この結果、この一実施例においては、抽選番号SQの読
み取りに際して、専用のピックアップ機構102のみが
用いられることとなり、このピックアップ機構102に
おいては、この抽選番号SQを読み取る際において、最
大の解像度を得ることが出来るように、固有に設定する
ことが出来、従って、全体としての読み取り精度が大幅
に向上することになる。
ここで、上述した読み出しタイミング検出センサl 0
2cは、抽選番号SQの先端が、丁度、ピックアップ機
構102に対向した位置まで搬送された状態で、この抽
選番号SQが印刷された宝くじ券Wの先端によりオンさ
れる位置に配設されている。そして、このピックアップ
機構102は、この読み出しタイミング検出センサ10
2cがオンすることにより、所定のピックアップ動作を
開始して、番号を読み取るように設定されている。
尚、上述した検査ユニット108は、第12図に示すよ
うに、各ピックアップ機構102゜104.106で各
々ピックアップした検出情報に基づき、番号を認識する
認識部108a。
108aa 、108aaと、予め、組番号GR,抽選
番号SQ、Bフォント番号BFの夫々の形状パターンが
登録されている登録部108b、、108bl 、10
8baと、各認識部108 a + 、108 * +
  l O8a sで認識した番号の形状パターンと、
対応する登録部108b、、108b!、108b、で
既に登録されている番号の形状パターンとを比較する比
較部108c+ 、108c* 、108csと、各比
較部108cにおいて比較した結果に基づいて、番号の
文字の不揃、汚れ、欠は等の文字品質の検査を各々実行
する品質検査部108d。
108d、、108d、とを備えている。
一方、この検査ユニット108は、操作パネルPにおい
て、任意に設定される開始番号を連続性検査における開
始番号として設定する設定部108eと、上述した偏心
量検出機構64におけるカウンタ機能に基づき、順次、
設定部における番号から1づつ繰り上げ計数するカウン
タ部108fと、抽選番号SQを認識する認識部108
a、で認識した抽選番号と、カウンタ部108fでカウ
ントした番号とを比較する比較部108gと、この比較
部108gでの比較結果に基づき、搬送順に従い読み取
った番号が連続性を有しているか否かを検査する連続性
検査部108hとを備えている。
更に、この検査ユニット108は、組番号GRを認識す
る認識部108aiと、抽選番号SQを認識する認識部
108 a rとで認識された2つの番号から、所定の
関数に基づき、これらを演算する演算部1081と、B
フォント番号BFを認識する認識部108aiで認識さ
れた番号と演算部108iで演算された番号とを比較す
る比較部108jと、この比較部108jでの比較結果
に基づき、この宝くじ券Wに印刷された3種類の番号が
、所定の関係を備えているか否かを検査する関連性検査
部108にとを備えている。
そして、この関連性検査部108にでの検査結果、及び
、上述した連続性検査部108hでの検査結果と品質検
査部108dでの検査結果とは、一連の搬送動作が終了
した時点で、印字装置工に印字した状態で出力されるよ
うに設定されている。
このようにして、例えば、一連の搬送動作が終了した時
点で、番号の文字の不揃、汚れ、欠は等の文字品質に問
題がある場合には、品質検査部108d、、108da
 、108d、で各々品質問題有りと判断され、その旨
が表示される。この結果、取り出しストッカ機構24に
ある宝くじ券Wは取り出されて、人手による再検査を受
け、最終的な可否判断をされることになる。
また、仮に、番号飛びが発生していた場合には、この番
号飛びが発生した番号以降の番号は、カウンタ部108
fにおけるカウント値と一致しなくなるので、この番号
飛びが発生した以降の番号全てが、連続性検査部108
hで連続性無しと判断され、その旨が表示されることに
なる。更に、宝くじ券Wを印刷する印刷装置における制
御ミスまたは印刷ミスが発生し、3種類の番号に、互い
の関連性が無い場合には、関連性検査部108にで関連
性無しと判断され、その旨が表示されることになる。
また、このように搬送途中において、表面に印字された
3種類の番号GR,SQ、BFを認識・検査された宝く
じ券Wは、取り出しストッカ機構24にもたらされ、こ
こで集積された状態で待機することになる。尚、この取
り出しストッカ機構24の構成は、周知であるので、そ
の説明を省略する。
以上のように構成される宝くじ券処理装置10における
宝(じ券Wの処理操作について、以下に説明する。
先ず、実際の処理動作に先立ち、上述したようにして、
フィードドラム30の偏心量の測定動作を行なう。即ち
、宝(じ券Wをフィードしない状態において、フィード
ドラム30を空回転させ、3つの吸引孔群38a、38
b、38cにおけるフィードドラム30の偏心量を夫々
測定し、その値を記憶回路74に記憶させる。
このように偏心量を記憶させた後において、実際の処理
動作が行なわれる。ここで、薄手の普通室(じ券W1を
処理する場合を想定すると、先ず、操作パネルPにおい
て、宝くじ券W1の装填を指示すると、フィードストッ
カ機構14において、付勢機構32のACトルクモータ
32aが押圧部材28をフィードドラム30から離間す
る方向に偏倚し、装填スペースを太き(確保する。そし
て、この大きく開かれた装填スペースに、宝くじ券W、
を所定枚数、例えば、500を1束として装填する。こ
の後、操作パネルPにおいて、処理開始における最初の
抽選番号SQを設定すると共に、処理される厚さを厚さ
設定機構56に対して80μmと設定し、開始ボタンを
押す。このようにして、処理動作が開始される。
この開始ボタンの投入に伴ない、先ず、フィードストッ
カ機構14においては、ACトルクモータ32aが押圧
部材28をフィードドラム30に近接する方向に偏倚し
、この結果、装填された宝くじ券W1は取り出し位置に
おいて所定圧でフィードドラム30に接触することにな
る。一方、フィード機構16の駆動機構34においても
、駆動モータ34aが起動して、フィードドラム30を
所定の回転速度で回転駆動させ、また、真空ポンプ42
も起動して、遮風部材44を避ける位置にある吸引孔群
38 a、 38 b、 38 cに負圧を発生させる
この結果、取り出し位置で回転しているフードドラム3
0の外周面に接触している宝くじ券Wlは、吸引孔群3
8aがこの取り出し位置にもたらされることにより、負
圧により宝(じ券W1を吸着して、フィードドラム30
の回転に伴ない、フィードストッカ機構14から取り出
すことになる。ここで、この取り出し位置から、仮に、
2枚の宝くじ券W1が取り出されたとしても、ダブルフ
ィード防止機構46により、フィードドラム30とリバ
ースローラ50との間のギャップは、一定の基準ギャッ
プ量に保持されているので、フィードドラム30の外周
面に密着している1枚の宝(じ券Wlのみしかりバース
ローラ50との間を通過するこが出来ず、2枚目の宝く
じ券は、このリバースローラ50に先端を当接した状態
で、フィード不能状態となり、このようにして、ダブル
フィードが確実に阻止されることになる。
一方、リバースローラ50との間を通過した宝くじ券W
lは、偏心量検出機構64の第1のアイドルローラ36
aを半径方向外方に偏倚させつつ、これとフィードドラ
ム30との間を通過し、分離位置までフィードされる。
ここで、上述したように、第1のアイドルローラ36a
を半径方向外方に偏倚することにより、フィードドラム
30の摩耗に基づくダブルフィードの有無判断と、通過
枚数のカウント動作とが行なわれる。
そして、分離位置にフィードされた宝(じ券Wlは、分
離送り機構80により、フィードドラム30の外周面か
ら引き剥され、3本の分離ベルト82a、82b、82
cの走行に伴ない、送りローラ90a、90bと、アイ
ドルローラ92a、92bとの互いの転接部まで送られ
る。
ここで、この宝(じ券Wlは、先端が搬送機構20によ
り搬送されるまでは、上述したように、速度■、で搬送
されるものであり、実際には、フィードドラム30と同
期して走行する分離ベルト82a、82b、82cによ
り回転駆動される回転支持軸86に、ワンウェイクラッ
チ88a。
88bを介して連結された送りローラ90a。
90bが速度v2を達成するように回転している。
そして、宝くじ券W1の先端が、搬送機構20の入口ロ
ーラ94a、94bに挟持され、速度VHで走行するエ
ンドレスベルト98a、98bにより、この速度VHで
搬送されることになる。
ここで、上述したように、搬送機構20における速度■
8は、フィード機構16における速度VFよりも速(設
定されている。この結果、取り出し位置で2枚取りされ
たものの、ダブルフィード防止機構46でダブルフィー
ドを阻止された2枚目の宝くじ券が、先にフィードされ
た宝くじ券に弓き続いてフィードされて来たとしても、
この速度差に基づき、両者は、この分離送り機構80に
おいて十分に離間されることになる。このようにして、
番号認識検査装置22における番号認識検査動作に必要
な処理時間は、十分に確保されることになる。
一方、このように分離送り機構80においては、宝(じ
券W、の先端部のみが速い速度VHで送られることとな
るが、このように送り速度が速くなされる時点で、ワン
ウェイクラッチ88a。
88bは空回りし始め、この宝(じ券W1の後部が遅い
速度VFで拘束されることなく、宝(じ券Wlは、全体
として、速い速度vHで送られることになる。このよう
にして、この分離送り機構80においては、より速い搬
送速度V14で搬送する搬送機構20に、この宝くじ券
W、を送ることになるが、この速度差は確実に吸収され
、速度差に基づく宝くじ券W1の引き裂き・破れ等は確
実に防止されることになる。
そして、このようにして、搬送機構20により、引き続
く宝くじ券W1と十分に引き離された状態で単独で搬送
される宝くじ券W、は、番号認識検査装置22により、
その表面に印刷された3種類の番号SQ、GR,BFを
読み取られることになるが、具体的には、3種類の番号
SQ。
GR,BFは、夫々に対応する3つのピックアップ機構
102,104,106により読み取られることとなり
、その読み取り精度は大幅に向上することになる。
この後、番号認識検査装置22により、所定の認識検査
動作を受けると、この宝(じ券W1は、出口ローラ96
a、96bから、取り出しストッカ機構24に排出され
、ここに、読み取り順に従い集積されることになる。そ
して、フィードストッカ機構14に集積されていた宝(
じ券W1が全てフィードされ、番号認識検査装置22に
より認識検査動作を受け、取り出しストッカ機構24に
集積され終わることにより、一連の処理操作が終了し、
その処理結果が、印字装置Iに印字された状態で出力さ
れることになる。
尚、この認識検査動作における連続性検査においては、
上述したように、ダブルフィード防止機構46が、宝く
じ券W、のダブルフィードを確実に防止しているので、
極めて正確な連続性検査が実行されることになる。
以上詳述したように、この一実施例の宝くじ処理装置1
0は、上述した構成の偏心量検出装置64を備えている
で、各室くじ券Wの厚さに応じたギャップ量を偏心量を
加味した状態で正確に規定することができ、ダブルフィ
ードが確実に防止されることになる。
この発明は、上述した一実施例の構成に限定されること
なく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
であることは言うまでもない。
例えば、上述した一実施例においては、例え、抽選番号
SQの連続性が阻害されていることが判明したとしても
、そのまま、宝(じ券Wの搬送動作を最後まで続行し、
搬送動作の終了後において、印字装置Iにその旨を表示
するように説明したが、この発明は、このような構成に
限定されることなく、品質に問題があることが判明した
時点や、連続性が阻害されいることが判明した時点や、
関連性の欠如が判明した時点で、搬送動作を停止して、
異常状態を操作者に明示するように構成しても良いこと
は言うまでもない。
また、上述した一実施例においては、カウンタ部108
fにおけるカウントアツプを、偏心量検出機構64にお
けるカウンタ機能を利用するように説明したが、番号の
読み取り動作の終了毎に、ソフト的に実行するようにし
ても良い。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明の第1に係わる偏心量検
出装置は、シートをフィードすべく回転可能に支持され
たフィードドラムと、このフィードドラムの外周面に転
接するアイドルローラと、このアイドルローラを、フィ
ードドラムの半径方向に沿って移動自在に支持する支持
手段と、このアイドルローラの移動量を非接触で検出す
る移動量検出手段と、フィードドラムの回転位置を検出
する回転位置検出手段と、この回転位置検出手段と前記
移動量検出手段とにおける検出結果に基づき、フィード
ドラムの回転に伴なう偏心量を記憶する記憶手段とを具
備する事を特徴としている。
また、この発明の第2に係わる偏心量検出装置は、シー
トをフィードすべく回転可能に支持されたフィードドラ
ムと、このフィードドラムの外周面に転接するアイドル
ローラと、このアイドルローラを、フィードドラムの半
径方向に沿って移動自在に支持する支持手段と、このア
イドルローラの移動量を非接触で検出する移動量検出手
段と、この移動量検出手段に接続され、アイドルローラ
とフィードドラムとの間をシートが通過することに伴な
うアイドルローラの移動量に基づき、この通過したシー
トのダブルフィードを判定する判定手段とを具備する事
を特徴としている。
また、この発明に係わる偏心量検出装置においては、前
記支持手段は、中央部で揺動自在に支持され、一端にア
イドルローラが回転自在に軸支された揺動アームと、こ
の揺動アームを、アイドルローラがフィードドラムの外
周面に圧接する方向に付勢する付勢手段とを備えている
事を特徴としている。
また、この発明に係わる偏心量検出装置においては、前
記移動量検出手段は、前記揺動アームの他端に取り付け
られた磁石と、この磁石に対向する位置に固定され、磁
石との間の距離に基づく信号を出力するホール素子とを
備えている事を特徴としている。
従って、この発明によれば、フィードドラムの偏心量を
確実に検出することの出来る偏心量検出装置、及び、フ
ィードドラムにおけるシートのダブルフィードの発生を
確実に検出することの出来る偏心量検出装置が提供され
ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる偏心量検出装置の一実施例が
適用される宝(じ券処理装置の外観構成を示す斜視図: 第2図は第1図に示す宝くじ券処理装置の内部構成を概
略的に示す平面図; 第3図は第1図に示す宝くじ券処理装置により処理され
る厚さの異なる2種類の宝くじ券の表面に夫々印刷され
た3種類の番号を示す正面図;第4A図及び第4B図は
、フィード機構におけるフィードドラムの構成を夫々示
す縦断面図及び横断面図; 第5図はダブルフィード防止機構と偏心量検出機構とを
取り出して示す平面図; 第6図は偏心量検出機構で検出された偏心量の変化状態
を示す線図; 第7図は分離送り機構を取り出して示す斜視図; 第8図は分離送り機構を一部切り欠いた状態で示す正面
図; 第9A図は搬送機構に送られる直前の状態で、宝(じ券
を送っている分離送り機構を示す平面図; 第9B図は搬送機構に先端が送られた状態で、宝(じ券
の後端を送っている分離送り機構を示す平面図; 第10図は各ピックアップ機構の高さ方向に関する配設
状態を示す正面図; 第11図は各ピックアップ機構における内部構成を示す
平面図;そして、 第12図は検査ユニットの構成を示すブロック図である
。 図中、BF・・・Bフォント番号、D・・・デイスプレ
ィ、GR・・・組番号、■・・・印字装置、P・・・操
作パネル、SQ・・・抽選番号、T・・・厚さ、R・・
・基準ギャップ量、W・・・宝(じ券、 10・・・宝(じ券処理装置、12・・・筐体、14・
・・フィードストッカ機構、16・・・フィード機構、
18・・・搬送路、20・・・搬送機構、22・・・番
号認識検査装置、24・・・取り出しストッカ機構、2
6・・・ストッカ本体、28・・・押圧部材、30・・
・フィードドラム、30a・・・ドラム本体、30b・
・・摩擦シート、32・・・付勢機構、32a・・・A
Cトルクモータ、32 b ; 32 c−”プーリ、
32 d ; 32 e −・・エンドレスベルト、3
4・・・駆動機構、34a・・・駆動モータ、34b;
34c・・・ベルト、36a;36 b ・・・アイド
ルローラ、38a ; 38b ;38c・・・吸引孔
群、40・・・ダクト、42・・・真空ポンプ、44・
・・遮風部材、46・・・ダブルフィード防止機構、4
8・・・駆動モータ、50・・・リバースローラ、52
・・・ギャップ量規定機構、54・・・ステップモータ
、56・・・厚さ設定機構、58・・・モータ制御機構
、60・・・リバースローラホームポジションセンサ、
62・・・ドラムホームポジションセンサ、64・・・
偏心量検出機構、66・・・揺動アーム、68・・・コ
イルスプリング、70・・・磁石、72・・・センサ、
74・・・記憶回路、76・・・ドラム回転角度検出機
構、80・・・分離送り機構、82a;82b;82 
c ・・・分離ベルト、84a ; 84b ; 84
cm分離ローラ、86・・・回転支持軸、88a ; 
88b・・・ワンウェイクラッチ、90a ; 90b
・・・送りローラ、92a;92b・・・アイドルロー
ラ、94 a : 94 b ・・・入口ローラ、96
 a ; 96 b ・・−出口ローラ、98a;98
b・・・エンドレスベルト、100・・・駆動機構、1
00−a・・・駆動モータ、100b;1ooc・・・
エンドレスベルト、1oad・・・ブレーキ機構、10
2 ; 104 。 106・・・ピックアップ機構、102a・・・光源ユ
ニット、102a+・・・ハウジング、102 a m
・・・光源ランプ、102aa・・・レンズ、102b
・・・センサユニット、102b+・・・ハウジング、
102bl・・・レンズ、102bs・・・イメージセ
ンサ、102b、・・・センサ基板、l 02c・・・
読み出しタイミング検出センサ、108・・・検査ユニ
ット、l 08a・・・認識部、l 08b・・・登録
部、108c・・・比較部、108d・・・品質検査部
、108e・・・設定部、108f・・・カウンタ部、
108g・・・比較部、l 08h・・・連続性検査部
、1081・・・演算部、108j・・・比較部、10
8k・・・関連性検査部である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シートをフィードすべく回転可能に支持されたフ
    ィードドラムと、 このフィードドラムの外周面に転接するアイドルローラ
    と、 このアイドルローラを、フィードドラムの半径方向に沿
    つて移動自在に支持する支持手段と、このアイドルロー
    ラの移動量を非接触で検出する移動量検出手段と、 フィードドラムの回転位置を検出する回転位置検出手段
    と、 この回転位置検出手段と前記移動量検出手段とにおける
    検出結果に基づき、フィードドラムの回転に伴なう偏心
    量を記憶する記憶手段とを具備する事を特徴とする偏心
    量検出装置。
  2. (2)シートをフィードすべく回転可能に支持されたフ
    ィードドラムと、 このフィードドラムの外周面に転接するアイドルローラ
    と、 このアイドルローラを、フィードドラムの半径方向に沿
    つて移動自在に支持する支持手段と、このアイドルロー
    ラの移動量を非接触で検出する移動量検出手段と、 この移動量検出手段に接続され、アイドルローラとフィ
    ードドラムとの間をシートが通過することに伴なうアイ
    ドルローラの移動量に基づき、この通過したシートのダ
    ブルフィードを判定する判定手段とを具備する事を特徴
    とする偏心量検出装置。
  3. (3)前記支持手段は、中央部で揺動自在に支持され、
    一端にアイドルローラが回転自在に軸支された揺動アー
    ムと、この揺動アームを、アイドルローラがフィードド
    ラムの外周面に圧接する方向に付勢する付勢手段とを備
    えている事を特徴とする請求項第1項または第2項に記
    載の偏心量検出装置。
  4. (4)前記移動量検出手段は、前記揺動アームの他端に
    取り付けられた磁石と、この磁石に対向する位置に固定
    され、磁石との間の距離に基づく信号を出力するホール
    素子とを備えている事を特徴とする請求項第3項に記載
    の偏心量検出装置。
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