JPH038636A - 分離送り装置 - Google Patents

分離送り装置

Info

Publication number
JPH038636A
JPH038636A JP14302589A JP14302589A JPH038636A JP H038636 A JPH038636 A JP H038636A JP 14302589 A JP14302589 A JP 14302589A JP 14302589 A JP14302589 A JP 14302589A JP H038636 A JPH038636 A JP H038636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
separation
roller
feed drum
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14302589A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yoneda
勉 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Delphi Co Ltd
Original Assignee
Delphi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Delphi Co Ltd filed Critical Delphi Co Ltd
Priority to JP14302589A priority Critical patent/JPH038636A/ja
Publication of JPH038636A publication Critical patent/JPH038636A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フィードドラムの外周面に付着して、この
フィードドラムの回転に応じて第1の搬送速度で搬送さ
れるシートを、このフィードドラムから引き剥し、前記
第1の搬送速度よりも速い第2の搬送速度で搬送する搬
送機構に送るための分離送り装置に関する。
[従来の技術] 従来より、フィードドラムの外周面に付着して、このフ
ィードドラムの回転に応じて搬送されるシートを、この
フィードドラムから引き剥し、次工程である搬送機構に
送るための分離送り装置としては、種々知られており、
特に、分離ベルトを利用する構成が良く知られている。
一方、このような分離送り装置を、例えば、宝(じ券の
ような有価証券の表面印刷された番号を読み取るための
読み取り装置に適用する場合には、ダブルフィードを防
止する観点で、また、搬送軌跡が円弧となることから、
そのフィードドラムにおけるフィード速度には、ある程
度の制限が加えられることになる′。しかしながら、読
み取り装置が配設された搬送機構においては、処理速度
を最大限に上げることが要求されている。
[発明が解決しようとする課題] このため、フィードドラムにおけるフィード速度をその
まま適用すると、搬送機構における搬送速度が最大限に
上げることが出来ず、処理速度が遅くなることになるし
、搬送機構における搬送速度をフィードドラムにおける
フィード速度よりも速く設定すると、従来構成の分離送
り装置においては、シートの前端は搬送機構により速(
搬送され、シートの後端はフィードドラムにおける遅い
フィード速度で搬送され、この結果、シートにこれを引
き裂(方向に力が作用し、最悪の場合に、このシートが
実際に破れてしまう虞が生じることになる。このように
して、従来の分離送り装置には、改善が要望されている
この発明は上述した課題に鑑みなされたもので、この発
明の目的は、フィードドラムにおけるフィード速度より
も、次工程である搬送機構における搬送速度を速(設定
したとしても、フィードドラムからシートを分離して、
この搬送機構に送る際に、このシートにこれを引き作よ
うな無用な力が作用することを防止することの出来る分
離送り装置を提供する事である。
[課題を解決するための手段1 上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明
に係わる分離送り装置は、フィードドラムの外周面に付
着して、このフィードドラムの回転に応じて第1の搬送
速度で搬送されるシートを、このフィードドラムから引
き剥し、前記第1の搬送速度よりも速い第2の搬送速度
で搬送する搬送機構に送るための分離送り装置であって
、前記フィードドラムの外周に部分的に捲回され、この
フィードドラムの外周長さより長い周囲長さを有するエ
ンドレスの複数の分離ベルトと、各分離ベルトに部分的
に捲回された分離ローラと、各分離ローラが同軸に固定
された共通の回転支軸と、この回転支軸に回転自在に取
り付けられた少なくとも1本の送りローラと、この送り
ローラに転接し、これとの間にシートを挾持することに
より、シートを前記搬送機構まで送るためのアイドルロ
ーラと、前記送りローラと回転支軸との間に介設され、
回転支軸の回転を送りローラに伝達すると共に、この回
転支軸の回転速度よりも速い送りローラの回転を許容す
るクラッチ手段とを具備する事を特徴としている。
また、この発明に係わる分離送り装置は、前記分離ベル
トがフィードドラムの外周面から離れる位置に配設され
、フィードドラムの外周面に転接するアイドルローラを
更に具備する事を特徴としている。
また、この発明に係わる分離送り装置においては、前記
クラッチ手段は、回転支軸が第1の搬送速度で回転して
いる際において、送りローラの第2の搬送速度の回転を
許容するワンウェイクラッチから構成されている事を特
徴としている。
また、この発明に係わる分離送り装置においては、前記
送りローラは、分離ベルトに挾まれた位置に配設されて
いる事を特徴としている。
[作用] 以上のように構成される分離送り装置においては、送り
ローラと5分離ベルトを介してフィードドラムの回転に
同期して回転駆動される回転支軸との間に、回転支軸の
回転を送りローラに伝達すると共に、この回転支軸の回
転速度よりも速い送りローラの回転を許容するクラッチ
手段を介設しているので、シートの先端が搬送機構に送
られる前の段階においては、回転支軸の回転に応じて、
送りローラは、フィードドラムの回転に基づく回転速度
で回転して、フィードドラムから分離ベルトに沿って分
離されたシートを送ることになり、シートの前端が搬送
機構に送り込まれた段階で、このシートは、搬送機構に
おける搬送速度で送られることになるが、このシートの
送りに応じる送りローラの回転支軸に対する回転が、ク
ラッチ機構により許容されることになるので、このシー
トの送りに際しての負荷は、シートに対する引き裂き力
として作用することのない程度で済むことになる。
[実施例] 以下に、この発明に係わる分離送り装置の一実施例の構
成を、宝くじ券処理装置に適用した場合につき、添付図
面を参照して、詳細に説明する。
この宝くじ券処理装置10は、第1図に示すように、筺
体12と、この筐体12の上面の一端部上に配設され、
被検査シートとしての宝(じ券Wが複数枚積層された状
態で収納されるフィードストッカ機構14と、筐体12
の上面に配設され、このフィードストッカ機構14に収
納された宝(じ券Wを1枚づつ取り出すフィード接着1
6と、このフィード機構16により取り出された宝くじ
券Wを、1枚づつ搬送路18に沿って搬送する搬送機構
20と、この搬送路18の途中に配設され、搬送されて
くる宝くじ券Wに印刷された番号を認識検査する番号認
識検査装置22(第2図に示す)と、この番号認識検査
装置22により認識検査された宝(じ券Wを一括した状
態で積層収納する取り出しストッカ機構24とを概略備
えた状態で構成されている。
また、この筐体12上には、この宝くじ券処理装置10
の操作が指示される操作パネルPと、番号認識検査装置
22での番号認識結果を表示するデイスプレィ装置りと
、番号認識検査装置22での検査結果を用紙上に印字す
る印字装置工とが備えられている。
ここで、宝くじ券Wには、所謂普通宝くじ券W1と呼ば
れる薄手(具体的には、70g/m2の用紙を使用した
平均80μmの厚さを有する)の券W、と、所謂ダブル
チャンス宝くじ券と呼ばれる厚手(具体的には、210
g/m”の用紙を使用した平均250umの厚さを有す
る)の券W2との2種類があるが、第3図に示すように
、夫々の券の表面の右上に、組番号と呼ばれる2桁また
は3桁の大型の番号GRと、表面の右下、即ち、組番号
の直下方に、抽選番号と呼ばれる6桁の中型の番号SQ
と、表面の左下に、Bフォントと呼ばれる所の、組番号
GRと抽選番号SQとの組み合わせに所定の関数を掛け
ることにより固有に定まる12桁の小型の番号BFとの
3種類の番号が同様に印刷されている。
換言すれば、各室(じ券Wの表面には、異なる位置に、
異なる種類の番号GR,SQ、BFが印刷されている。
ここで、薄手券W、と厚手券W2とは、長手方向に関し
て同一長さを有し、幅方向に関しては、薄手券W1の方
が厚手券W2より所定長さだけ長く設定されており、同
一種類の番号は、長手方向に関しては同一に、幅方向に
関しては、下縁からの距離が同一値となるように、位置
決めされている。即ち、これら2種類の宝(じ券W I
、 W zを起立して揃えて並べた場合には、3種類の
番号は、同一位置に位置付けられるように設定されてい
る。
尚、以下の説明において、厚さの違いが考慮される必要
の無い場合には、宝くじ券を、符合Wで一括して示し、
また、厚さの違いを考慮しなければならない場合には、
夫々を符合W、、W、で示すこととする。
ここで、上述した番号認識検査装置22は、詳細は後述
するが、宝(じ券Wに印刷されている組番号GR1抽選
番号SQ、及びBフォント番号BFを読み取り認識して
1番号の連続性の検査、及び番号の文字の不揃い、汚れ
、欠は等の文字品質の検査を実行するように構成されて
いる。
そして、この宝くじ券Wは、上述したフィードストッカ
機構14に横倒しに起立した状態で、換言すれば、夫々
の長手方向を水平方向に沿う様に起立した状態で、同−
券種毎に一度に多数枚、例えば、同校または五百枚単位
で集積された状態で収納されている。
このフィードストッカ機構14は、第2図に示すように
、筐体12の上面を含んだ状態で規定されるストッカ本
体26と、このストッカ本体26上に集積された宝くじ
券Wの集積方向に沿って移動自在に取り付けられた押圧
部材28と、この押圧部材28を、集積された宝(じ券
Wを取り出し位置に向けて、即ち、後述するフィード機
構16のフィードドラム30に向けて偏倚するように付
勢する付勢機構32とから構成されている。
即ち、この付勢機構32は、可逆転可能なACトルクモ
ータ32aと、ストッカ本体26の取り出し位置側及び
反取り出し位置側に夫々回転自在に取り付けられた第1
及び第2のプーリ32b。
32cと、第1及び第2のプーリ32b、32cを互い
に連結する第1のエンドレスベルト32dと、ACトル
クモータ32aと第2のプーリ32cとを互いに連結す
るベルト32eとから構成され、第1のエンドレスベル
ト32dの一部は、上述した押圧部材28に固着されて
いる。
このようにフィードストッカ機構14は構成されている
ので、このフィードストッカ機構14においては、AC
トルクモータ32aが時計方向に回動することにより、
押圧部材28はフィードドラム30から離れる方向に偏
倚し、反時計方向に回動することにより、抑圧部材28
はフィードドラム30に向かう方向に偏倚して、ストッ
カ本体26上に集積された宝(じ券Wは、フィードドラ
ム30に対して所定の力で押し付けられることになる。
次に、第2図を参照して、上述したフィード機構16の
構成を詳細に説明する。
このフィード機構16は、垂直軸線回りに回動自在に軸
支されたフィードドラム30と、このフィードドラム3
0を回転駆動する駆動機構34と、フィードドラム30
の外周面に転接する複数のアイドルローラ36a、36
bとを備えている。尚、第1のアイドルローラ36aは
、後述するリバースローラ50に、フィードドラム30
0回転方向に沿って隣接する位置に、また、第2のアイ
ドルローラ36bは、フィードドラム30から宝くじ券
Wが分離される分離位置に、夫々位置決めされた状態で
、フィードドラム30の外周面に弾性的に当接するよう
取り付けられている。
ここで、このフィードドラム30は、上述したフィード
ストッカ機構14における押圧部材28により押圧され
た複数の宝くじ券Wの中の、最も、フィード機構16寄
りの1枚の先端部が接触するように外周面を備える位置
に配設されている。また、駆動機構34は、第2図に示
すように、駆動モータ34aと、この駆動モータ34a
の駆動力をフィードドラム30に順次伝達する一対のベ
ルト34b、34cとを備えた状態で構成されている。
尚、この駆動機構34は、フィードローラ30を、図中
反時計方向に沿って、例えば、750r、 p、 sで
回転駆動するよう設定されている。また、このように宝
くじ券Wの先端部がフィードドラム30の外周面に接触
する位置で、この宝(じ券Wの取り出し位置が規定され
ている。
このフィードドラム30は、第4A図に示すように、内
部を中空に形成された円筒体から構成された金属製のド
ラム本体30aと、このドラム本体30aの外周面に全
周に渡って貼着されたウレタンゴ・ム製の摩擦シート3
0bとから構成されており、この一実施例においては、
周長が612.3 mmに設定されている。この結果、
フィードドラム30の外周面における1 mm当りの回
転時間(即ち、周速の逆数)は、O,8163m57m
mに規定されることになる。
ここで、フィードドラム30の外周面には、第4B図に
示すように、ドラム本体30aと摩擦シー)30bとそ
貫通した状態で、3つの透孔群からなる吸引孔群38 
a、 38 b、 38 cが等間隔に、即ち、120
度置きに形成されている。
この結果、互いに隣接する吸引孔群38a。
38b、38cの離間距離は、204.1 amとなり
、送り方向の長さを150mmとされる宝くじ券Wは、
このフィードドラム30の外周に、互いに十分に離間し
た状態で、3枚吸着され得ることとなる。
一方、このフィードドラム30の内部空間は、第2図に
示すように、ダクト40を介して吸引源としての真空ポ
ンプ42に接続されている。
方、このフィードドラム30の外周部には、第4B図に
示すように、分離位置から回転方向に沿つて取り出し位
置までの範囲に渡り、遮風部材44が固定された状態で
配設されており、この遮風部材44は、フィードドラム
30の外周面に摺接するように設定されている。この結
果、上述したように3箇所に形成された吸引孔群38a
38b、38cの中で、取り出し位置から回転方向に沿
って分離位置にあるもののみが、大気に連通ずる状態と
なり、ここに、吸引駆動力となる負圧が発生することに
なる。
このように遮風部材44を設けることにより、宝くじ券
Wをフィードドラム30の外周面に吸引しようとする吸
引孔群38a、38b、38cにのみ負圧が発生するこ
ととなり、この負圧の大きさは、3箇所の吸引孔群38
a、38b、38cが全て開放されている場合と比較し
て大きく設定され、確実な吸引動作が達成されることに
なる。
また、このようにフィード機構16を構成することによ
り、真空ポンプ42が駆動する状態において、取り出し
位置から回転方向に沿って分離位置までの範囲にある吸
引孔群38 a、 38 b。
38cに負圧が作用して、このように負圧が作用する吸
引孔群38a、38b、38cに接触する宝くじ券Wは
、との負圧によりフィードドラム30の外周面に吸引さ
れ、駆動モータ38の駆動に伴なうフィードドラム30
の回転により、この宝くじ券Wは、フィードストッカ機
構14から取り出されることになる。
尚、上述したように、フィードドラム30のドラム本体
30aの外周面には、摩擦シート30bが貼着されてい
るので、−旦、負圧によりフィードドラム30の外周面
に吸引された宝くじ券Wは、例え、負圧が存在しない状
態にあるとしても、上述したアイドルローラ36a、3
6bとの間で夫々挾持されることにより、搬送力が付与
されるものである。換言すれば、取り出し位置から分離
位置まで搬送される宝(じ券Wは、上述したように、吸
引力としての負圧が作用すると伴に、一対のアイドルロ
ーラ36a、36bにより順次フィードドラム30の外
周面との間で挾持されることになるので、確実に搬送さ
れる状態が達成されることになる。
一方、この一実施例においては、上述したように、番号
認識検査装置22において、搬送される宝くじ券Wの番
号の連続性を検査するように構成されているので、フィ
ード機構16における宝くじ券Wの2枚送り(以下、ダ
ブルフィードと呼ぶ。)を厳密に防止しなければならな
い。この為、この一実施例では、上述したフィードスト
ッカ機構14から宝くじ券Wの取り出し方向(即ち、反
時計方向)に隣接した位置に、ダブルフィードを防止す
るためのダブルフィード防止機構46が配設されている
このダブルフィード防止機構46は、第5図に示すよう
に、半径方向に沿って移動可能に支持され、フィードド
ラム30との間の距離(ギャップ)を可変になされると
伴に、駆動モータ48によりフィードドラム30と同一
方向に沿って(即ち、搬送方向とは逆方向に沿って)回
転駆動される所の、ゲート部材として機能するリバース
ローラ50と、このギャップを1枚のみの宝くじ券Wが
通過するように、リバースローラ50の半径方向位置を
規定するギャップ量規定機構52とから構成されている
ここで、このギャップ量規定機構52は、リバースロー
ラ50に接続され、これを半径方向に沿って任意な位置
に移動駆動するステップモータ54と、上述した操作パ
ネルPを介して入力された情報に基づき、宝くじ券W 
t 、 W zの種類の厚さT、、T、を選択的に設定
する厚さ設定機構56と、この厚さ設定機構56に応じ
て、ステップモータ54を駆動制御するモータ制御機構
58とから構成されている。
即ち、この一実施例においては、厚さ設定機構56にお
いて、上述したように、2種類の異なる厚さTr、T’
sが選択的に設定されるものであり、例えば、薄手の厚
さT、(=80μm)が設定された場合には、これに応
じた挟い第1の基準ギャップ量R+  (=T、+T+
 /2=120um)が規定されるように、第1の制御
量がモータ制御機構58に出力されるように、また、厚
手の厚さT2 (=250μm)が設定された場合には
、これに応じた広い第2の基準ギャップ量R2(=Ta
 +Tl /2=375um)が規定されるように、第
2の制御量がモータ制御機構58に出力されるように構
成されている。
そして、上述したモータ制御機構58は、厚さ設定機構
56から出力される制御量に基づいてい、対応する基準
ギャップ量を達成することが出来るように、ステップモ
ータ54を駆動制御するように構成されている。ここで
、第5図から明かなように、これら基準ギャップ量を正
確に規定するために、リバースローラホームポジション
センサ60がモータ制御機構58に接続されている。
このリバースローラホームポジションセンサ60は、所
定の回動位置に停止した(即ち、後述するドラムホーム
ポジションセンサ62がオンする)状態において、フィ
ードドラム30の外周面から500μmだけ半径方向外
方に偏倚した位置に固定されている。この結果、モータ
制ill @構58は、このリバースローラホームポジ
ションセンサ60をオンした位置を零として、その移動
基準が正確に規定されることになる。そして、このリバ
ースローラホームポジションセンサ60から、半径方向
内方に移動するように、ステップモータ54を駆動制御
することにより、リバースローラ50のフィードドラム
30に対する位置が正確に規定されることになる。
換言すれば、例えば、薄手の宝(じ券W、をフィードす
る場合においては、フィードドラム30の外周面から第
1の基準ギャップ量R,(120μm)だけ、また、厚
手の宝くじ券W2をフィードする場合には、第2の基準
ギャップ量R2(375μm)だけ、夫々半径方向外方
に離間した位置に、リバースローラ50は正確に位置決
めされることになる。
尚、上述したドラムホームポジションセンサ62は、第
4B図に示すように、第1の吸引孔群38aが遮風部材
44から外れ、取り出し位置にもたらされる直前でオン
される位置に位置決めされている。
以上詳述したように、この一実施例のギャップ量規定機
構52は構成されているので、厚さ設定機構56におい
て、宝くじ券W、、W、の厚さを選択的に設定し、この
設定に応じて、モータ制御機構58は、上述した第1ま
たは第2の基準ギャップ量R1,R*を正確に規定する
よう、ステップモータ54を駆動制御するので、この宝
くじ券が2種類の厚さを有するように設定されているに
もかかわらず、夫々が一枚づつギャップを通過するに最
適な第1または第2の基準ギャップ量R+、Raが自動
的に、且つ、正確に設定されることになる。
ここで、このフィードドラム30の外周面は、正確には
、真円を構成するものでなく、また、フィードドラム3
0の中心軸も、設計上の中心位置から例え僅かとは言え
偏心しているものである。
この結果、上述したように、宝くじ券W 1. W *
の選択された厚さT、、T、に対応して、所定のギャッ
プ量R,,R,を夫々規定すべくリバースローラ50の
位置が、リバースローラホームポジションセンサ60に
対して正確に規定されたとしても、フィードドラム30
の偏心や低い真円度に基づき、このフィードドラム30
の回転に応じて、フィードドラム30の外周面は、リバ
ースローラ50の外周面に対して接離動作を繰り返すこ
ととなり、フィードローラ30とリバースローラ50と
の実際のギャップ量が周期的に変化することになる。
そして、このギャップlの変化が、例えば、薄手の宝く
じ券W、において、T、/2である40μm以上プラス
方向に変化した場合には、ダブルフィードの可能性が生
じ、また、マイナス方向に変化した場合には、フィード
されない事態となる。
この為、この一実施例においては、フィードドラム30
の偏心に基づ(ギャップ量の変化を確実に吸収して、こ
の変化量を、薄手の宝くじ券WIの場合にはT、72以
下に、また、厚手の宝くじ券W2の場合にはT8/2以
下に抑えるよう、上述したモータ制御機構58を介して
ステップモータ54を駆動制御するために、フィードド
ラム30の偏心量を検出する偏心量検出機構64がモー
タ制御機構58に接続されている。
以下に、この偏心量検出機構64を第5図を参照して説
明する。
この偏心量検出機構64は、中心部において揺動自在に
軸支された揺動アーム66を備え、この揺動アーム66
の一端には、上述した第1のアイドルローラ36aが回
転自在に支持されている。
また、この揺動アーム66は、コイルスプリング68に
より、常時、第1のアイドルローラ36aが、フィード
ドラム30の外周面に圧接するように付勢されている。
更に、この揺動アーム66の他端には、磁石70が固着
されており、これに対向した状態で、ホール素子を備え
たセンサ72が配設されている。
このセンサ72は、対向する磁石70との離間距離を検
出するように構成されており、その検出結果は、測定さ
れた偏心量として、後述する記憶回路74と伴に5番号
認識検査装置22に出力されるようになされている。
即ち、この偏心量検出機構64においては、第1のアイ
ドルローラ36aがフィードドラム30の外周面に圧接
する状態において、宝(じ券Wをフィードさせずに、フ
ィードドラム30を1回転させることにより、このフィ
ードドラム30の偏心量を測定することが出来るもので
ある。詳細には、上述したように、ドラムホームポジシ
ョンセンサ62がオンする位置から、フィードドラム3
0を1回転させると、このオンする位置におけるセンサ
72での検出距離を零とした場合に、この検出結果(即
ち、偏心量)は、例えば、第6図に実線で示すような周
期的な変化を呈することになる。
このようにセンサ72からの検出結果により、フィード
ドラム30の偏心量が検出されることになるが、この偏
心量が、他の吸引孔群38b。
38cが夫々リバースローラ50と対向する角度位置(
即ち、ドラムホームポジションセンサ62がオンする角
度位置を零とした場合に、ここから120度及び240
度の角度位置)において、第6図に示すように、プラス
100μm、マイナス60μmであることがわかる。こ
こで、プラスの偏心量は、零点位置から半径方向外方へ
向かう変化を、またマイナスの偏心量は、半径方向内方
へ向かう変化を、夫々示している。
このように偏心量が変化する状態で、例えば、薄手の宝
くじ券Wlをフィードする場合に、基準ギャップ量R1
は120μmに設定されおり、120度の角度位置にお
ける偏心量がプラス100μmであるので、実質的なギ
ャップは、120−100=20umとなる。従って、
第2の吸引孔群38bに吸引されてフィードされてくる
所の、厚さ80LLmの宝くじ券W、は、この20μm
のギャップを通過することが出来ずに、フィード不能状
態となる。
一方、240度の角度位置における偏心量がマイナス6
0μmであるので、実質的なギャップは、120− (
−60)=180μmとなる。従って、第3の吸引孔群
38cに吸引されてフィードされて(る宝くじ券W1が
、取り出し位置において2枚取りされ、合計厚さ、が、
80X2=160μmとなっているとしても、例え、リ
バースローラ50が配設されているにもかかわらず、こ
の180μmのギャップをそのまま通過、即ち、ダブル
フィードされることになる。
このため、この一実施例においては、センサ72により
検出した偏心量の測定結果と、フィードドラム30の零
点位置からの回転角度を検出するドラム回転角度検出機
構76での測定結果とが、共に、記憶回路74に出力さ
れ、ここで、フィードドラム30の回転角度毎の偏心量
として、記憶されるよう設定されている。そして、実際
の宝くじ券Wのフィード動作が開始されると、フィード
ドラム30が回転するにつれて、ドラム回転角度検出機
構76により検出された回転角度に応じた偏心量が、記
憶回路74からモータ制御機構58に出力され、このモ
ータ制御機構58は、この偏心量分だけ、基準ギャップ
量を補正し、常に、フィードドラム30とリバースロー
ラ50との間のギャップ量が、一定のギャップ量R1と
なるように、リバースローラ50を半径方向に沿って移
動駆動している。
このようにして、この一実施例において偏心量検出機構
64を備え、この、検出結果に基づいて、リバースロー
ラ50の半径方向位置を微調整するようにしているので
、フィードドラム30のリバースローラ50に対向する
位置における外周面の半径方向位置と、フィードドラム
30に近接するリバースローラ50の外周面の半径方向
位置とは、第6図に実線及び破線で夫々示すように変化
することとなる。この結果、フィードドラム30とリバ
ースローラ50との間のギャップ量は、所定の基準ギャ
ップ量R1またはR2に一定に保持されることとなり、
宝くじ券Wのダブルフィードは確実に防止されることに
なる。
ここで、このセンサ72からの検出結果は、所定のフィ
ード動作を実行する前の、偏心量測定モードが設定され
ている場合にのみ、記憶回路74に出力されるものであ
り、−旦、フィードドラム30の回転角度毎の偏心量が
確定し、宝(じ券Wのフィードモードが設定されると、
記憶回路74には出力されずに、番号認識検査装置22
にのみ出力されることになる。
換言すれば、このドラム回転角度検出機構76は、偏心
量測定モードが設定される状態では、記憶回路74に対
して、検出した偏心量に対応する回転角度をアドレスと
して指定するための書き込みアドレス設定手段として機
能し、フィードモードが設定される状態においては、記
憶回路74に記憶した偏心量を読み出す際の読み出しア
ドレス設定手段として機能することになる。
尚、上述したようにフィードモードが設定された状態に
おいて、番号認識検査装置22はセンサ72からの検出
結果に基づいて、ダブルフィードの有無検出と、通過枚
数チエツクとを実行することになる。
即ち、上述したように、フィードドラム30の表面には
、ウレタンゴム製の摩擦シート30bが貼着されており
、この摩擦シート30bは、フィード動作の実施に伴な
い徐々に摩耗することになる。そして、この摩耗に伴な
い、リバースローラ50との間のギャップ量は、徐々に
増し、例λ、上述したようにして、このギャップ量を基
準ギャップi RlまたはR2に一定に保持するように
したとしても、フィードドラム30の外周面による摩耗
に基づいて、フィードする宝くじ券Wの厚さの2倍の値
よりも大きくなる場合が起こり、この場合に、ダブルフ
ィードが発生する。
このため、番号認識検査装置22においては、センサ7
2からの検出結果に基づき、通過する宝くじ券Wの厚さ
を示す量として、この第1のアイドルローラ36aを半
径方向外方に押し退ける量を常に監視しており、て、こ
の押し退は量が、現在フィードしている宝くじ券の厚さ
の2倍に相当すると判断される場合には、摩耗に基づ(
ダブルフィードが発生したとして、所定の警報を発する
と共に、その検出結果を、印字装置Iに印字して表示す
るように構成されている。そして、操作者は、この検出
結果に基づき、フィードドラム30における摩擦シート
30bの取り換え動作を行なうことになる。
一方、このセンサ72は、フィードされる宝(じ券Wが
通過して第1のアイドルローラ36aがフィードローラ
30の外周面から離間する毎に、その出力値を基準値か
ら増す方向に変化することになる。そして、番号認識検
査装置22は、このように、センサ72からの検出出力
が基準値から増す毎に、1枚の宝(じ券Wが通過したと
して。
通過枚数のカウンタを「1」だけ更新するように設定さ
れている。
即ち、この一実施例においては、この偏心量検出機構6
4は、偏心量測定モードにおいては、フィードドラム3
0の偏心量を測定する機構として機能し、また、フィー
ドモードにおいては、ダブルフィードの検出機構として
機能すると共に、機械的なカウンタとしても機能すると
いう、3機能を果たすことになる。
次に、このフィード機構16によりフィードされている
宝(じ券Wを、フィードドラム30上から引き剥して、
搬送機構20に送り出すための、この発明の特徴を成す
分離送り機構80について、第7図及び第9B図を参照
して説明する。
この分離送り機構80は、第7図に示すように、フィー
ドドラム30の外周長さよりも長(設定され、フィード
ドラム30の外周の大部分に捲回された3本の分離ベル
ト82a、82b。
82cと、フィードドラム30の中心軸と平行に設定さ
れ、これら分離ベルト82a、82b。
82cの一部が夫々接触するように捲回された分離ロー
ラ84a、84b、84cが同軸に固定され、回転自在
に支持された回転支持軸86と、この回転支持軸86に
ワンウェイクラッチ88a。
88bを夫々介して取り付けられた送りローラ90a、
90bとを備えた状態で構成されている。尚、これら送
りローラ90a、90bには、夫々にアイドルローラ9
2a、92bが転接している。
ここで、上述した3本の分離ベルト82a。
82b、82cは、フィードドラム30の外周面におけ
る上部、中部、下部に夫々捲回される位置に位置決めさ
れている。また、上述した回転支持軸86は、3本の分
離ベルト82a、82b。
82cが、夫々フィードドラム30の外周面と、対応す
る分離ローラ84a、84b、84cに密着して、フィ
ードドラム30の回転に応じて、同様に走行するに十分
なテンションをフィードドラム30と対応する分離ロー
ラ84a、84b。
84cに与えるに必要な距離だけ、フィードドラム30
から離間している。
また、この回転支持軸86は、分離位置にある第2のア
イドルローラ36bを起点として、分離ベルト82 a
、 82 b、 82 cがフィードドラム30の外周
面から引き離されると共に、この第2のアイドルローラ
36bと、回転支持軸86までの間の分離ベルト82 
a、 82 b、 82 cの部分が、上述した搬送路
18の一部を構成するように設定されている。
このように、フィードドラム30の周囲に3本の分離ベ
ルト82 a、 82 b、 82 cを配設すること
により、分離位置までフィードされた宝くじ券Wは、同
期した状態で走行するこれら分離ベルト82a、82b
、82cにより、フィードドラム30の外周面から引き
剥され、今度は、分離ベルト82a、82b、82cの
走行に応じて、搬送機構20に向けて送り出されること
になる。
ここで、搬送機構20における搬送速度vHと、フィー
ド機構16におけるフィード速度Vr(即ち、分離送り
機構80における送り速度と同じ)とは、仮に、フィー
ドドラム30上を2枚の宝くじ券Wが連続した状態でフ
ィードされてきたとしても、搬送路18上において、両
者が十分な距離だけ離間して、番号認識検査装置22に
おいて、両者が互いに識別された状態で読み取られるよ
うにすることが出来るようにするために、V H> V
 F となるように設定されている。
この結果、同等考慮を加えないと、宝くじ券Wは、先端
が搬送機構20により搬送され、後端が分離送り機構8
0により送られることとなり、両者の速度差に基づいて
、この宝くじ券Wは、引き裂かれる方向に応力を受け、
最悪の場合には、実際に破れる可能性がある。
このため、この一実施例においては、第8図に示すよう
に、互いに隣接する分離ローラ84a。
84b、84c間に、送りローラ90a、90bを配設
し、各送りローラ90a、90bの半径を、各分離ロー
ラ84a、84b、84cの半径に、対応する分離ベル
ト82 a、 82 b、 82 cの厚さをプラスし
た分の長さよりも、僅かに長(設定し、且つ、各送りロ
ーラ90a、90bを、夫々対応するワンウェイクラッ
チ88a、88bを介して、回転支持軸86に取り付け
るように構成されている。
特に、各ワンウェイクラッチ88a、88b〜は、反時
計方向に沿い送りローラ90a、90bに回転支持軸8
6よりも速い回転力が作用していない場合には、回転支
持軸86と送りローラ90a、90bとを一体回転する
ように連結し、一方、反時計方向に沿って送りローラ9
0a。
90bに回転支持軸86よりも速い回転力が作用する場
合には、送りローラ90a、90bが回転支持軸86に
対して空回りすることを許容するように構成されている
このように分離送り機構80は構成されているので、第
9A図に示すように、宝くじ券Wの先端が、搬送機構2
0にもたらされていない状態において、3本の分離ベル
ト82 a、 82 b、 82 cを介してフィード
ドラム30と同期して回転される分離ローラ82a、8
4b、84cが固着された回転支持軸86の回転に伴な
い、ワンウェイクラッチ88a、88bを夫々介して、
送りローラ90a、90bは、回転駆動され、これら送
りローラ90a、90bと、夫々に対応するアイドルロ
ーラ92a、92bとに転接・挾持された状態で、宝く
じ券Wは、速度VFで送られることになる。
一方、第9B図に示すように、宝くじ券Wの先端が、搬
送機構20にもたらされる状態となると、この宝(じ券
Wの先端は、この搬送機構20により速度V工で送られ
ることになる。この結果、送りローラ90a、90bは
、この速度V。
で送られる宝くじ券Wにより連れ回され、ワンウェイク
ラッチ88a、88bを夫々介して、回転支持軸86よ
りも速い周速で回転されることになる。このようにして
、この宝(じ券Wは、全体として、速度VHで送られる
こととなり、引き裂かれる虞は完全に除去されることに
なる。
このようにして、との一実施例の分離送り機構80にお
いては、フィードされてきた宝(じ券Wを、フィードド
ラム30から完全に引き剥すと共に、ここでの送り速度
Vrよりも速い搬送速度VH−で搬送する搬送機構20
に、この分離した宝(じ券Wを、これら速度差を吸収し
た状態で、宝(じ券Wが破れることのないようにして送
り込むことが出来ることになる。
次に、再び、第2図を参照して、上述した搬送機構20
を説明する。
この搬送機構20は、分離送り機構80から送られてき
た宝くじ券Wを、搬送路18に沿って取り出しストッカ
機構24まで搬送するように構成されており、分離送り
機構80の出口を規定する送りローラ90a、90b及
び夫々に転接するアイドルローラ92a、92bに対向
する状態で配設された複数対の入口ローラ94a、94
bと、取り出しストッカ機構24の入り口部に対向する
状態で配設された複数対の出口ローラ96a。
96bを備えている。
ここで、−側に位置する入口ローラ94aと出口ローラ
96aとには、第1のエンドレスベルト98aが捲回さ
れ、他側に位置する入口ローラ94bと出口ローラ96
bとには、第2のエンドレスベルト98bが捲回されて
いる。そして、これら第1及び第2のエンドレスベルト
98a。
98bの互いに対向する面間で、上述した搬送路18が
規定されている。
また、−側に位置する出口ローラ96aには、駆動機構
100が接続されており、この駆動機構100は、両人
ロローラ94a、94bにもたらされた宝(じ券Wを、
搬送速度V、で搬送路18に沿って搬送するように、第
1のエンドレスベルト98aを走行駆動するように構成
されている。
詳細には、この駆動機構100は、駆動モータ100a
と、この駆動モータ100aの駆動力を出口ローラ96
aに順次伝達する一対のエンドレスベルト100b、1
00cと、一方のエンドレスベルト100bにブレーキ
を任意に掛けることの出来るブレーキ機構100dとを
備えた状態で構成されている。
次に、番号認識検査装置22について、第2図、及び、
第10図乃至第12図を参照して説明する。
この番号認識検査装置22は、第2図に示すように、搬
送路18の他側に位置するように配設されている。特に
、この一実施例においては、読み取り精度の向上を目的
として、この番号認識検査装置22は、3種類の番号G
R,SQ、BFを夫々専用に読み取るための、3台のピ
ックアップ機構102,104,106を備えている。
そして、これら3台のピックアップ機構102゜104
.106は、夫々で読み取った読み取り情報に基づいて
、この搬送路18を搬送されて(る宝(じ券Wの表面に
印刷された番号GR,SQ。
BFを認識すると共に、抽選番号SQの連続性の検査、
及び、各番号GR,SQ、BFの文字の不揃、汚れ、欠
は等の文字品質の検査を実行し、また、1枚の宝くじ券
Wに注目した場合に、Bフォント番号BFが、組番号G
R及び抽選番号SQから所定の関数変換で得られ、一義
的に定まる番号か関連性を検査する検査ユニット108
に接続されている。
ここで、これらピックアップ機構102゜104.10
6は、搬送路18に沿って順次並べられており、図中右
端、即ち、入口側のピックアツブ機構102は、宝(じ
券Wに印刷された抽選番号SQを専用に読み取るために
、また、中央のピックアップ機構104は、宝(じ券W
に印刷された組番号GRを専用に読み取るために、また
、図中左端、即ち、出口側のピックアップ機構106は
、宝くじ券Wに印刷されたBフォント番号BFを専用に
読み取るために、夫々配設されている。
尚、これはピックアップ機構102,104゜106の
配設順序は、番号認識の重要度の高い順序となるように
設定されている。
ここで、各ピックアップ機構102,104゜106は
、各々同一に構成されており、これらピックアップ機構
102,104,106で読み取った情報を処理する時
間の短縮化、及び、構造上の配設効率を考慮して、これ
らは、搬送方向に沿つて互いに隣接する状態に配設され
ている。この結果、後述するが、各ピックアップ機構1
02゜104.106に設けられたCCDセンサからな
るイメージセンサ(ラインセンサ)は、搬送方向に関し
て、互いに等距離だけ離間した状態で配設されることに
なる。
一方、ピックアップ機構102,104゜106は、第
10図に示すように、各々の高さ位置を独自に規定され
ている。即ち、上述したように、搬送路18を搬送され
る宝くじ券Wの姿勢は起立させられており、第3図から
明かなように、3種類の番号GR,SQ、BFは、宝(
じ券Wの下端縁からの中心位置までの高さが、夫々H1
lH2,Haと異なって設定おり、詳細には、各ピック
アップ機構102,104,106のイメージセンサの
高さ方向中心位置と、対応する番号GR,SQ、BFの
高さ方向中心位置とが、夫々整合するように設定されて
いる。
次に、各ピックアップ機構102,104゜106の構
成を説明するが、以下の説明においては、これらピック
アップ機構が同一構成であるため、抽選番号GRを読み
取るためのピックアップ1i102のみを代表して説明
し、他のピックアップ機構104,106の説明は、同
様な添字を付して省略する。
即ち、第11図に示すように、このピックアップ機構1
02は、光源ユニット102aと、センサユニット10
2bと、読み出しタイミング検出センサ102cとに大
別され、この光源ユニット102aは、ハウジング10
2a、と、このハウジング102 a +内に収納され
た光源ランプ102 a 2と、この光源ランプ102
aaから放出された光を、読み取り対象となる抽選番号
SQに向けさせるレンズl O2a sとから構成され
ている。
また、センサユニット102bは、搬送中の宝くじ券W
に印刷された抽選番号SQの走行経路に対向して配設さ
れたハウジング102b+と、このハウジング102b
、の走行通路に対面する部分に取着されたレンズto2
b、と、反射光を受けてこれの画像を読み取るためのイ
メージセンサ102bsと、このイメージセンサ102
bxが取り付けられるセンサ基板102 b 4とから
構成されている。
ここで、イメージセンサ1o2b*は、64画素を一列
に配列して形成されたラインセンサから構成されており
、この64画素のイメージセンサ102bsで読み取る
範囲は、レンズ102baの焦点距離、イメージセンサ
102b3からレンズ102b、までの距離等を適宜規
定することにより、抽選番号SQの番号高さをy、宝(
じ券Wの下端縁から抽選番号SQの中心位置までの高さ
をH2とすると、 読み取り範囲=H2±y となるように設定されている。即ち、読み取り幅は、番
号高さの2倍に限定されるように設定されている。
このようにして、例えば、抽選番号SQに注目すれば、
この抽選番号SQを読み取るユニットは、ピックアップ
機構102に限定され、他のピックアップ機構104,
106は、この抽選番号を読み取ることが不可能である
し、また、このピックアップ機構102は、他の番号G
R,BFを読み取ることが出来ないことになる。
この結果、この一実施例においては、抽選番号SQの読
み取りに際して、専用のピックアップ機構102のみが
用いられることとなり、このピックアップ機構102に
おいては、この抽選番号SQを読み取る際において、最
大の解像度を得ることが出来るように、固有に設定する
ことが出来、従って、全体としてσ読み取り精度が大幅
に向上することになる。
ここで、上述した読み出しタイミング検出センサ102
cは、抽選番号SQの先端が、丁度、ピックアップ機f
il l O2に対向した位置まで搬送された状態で、
この抽選番号SQが印刷された宝(じ券Wの先端により
オンされる位置に配設されている。そして、このピック
アップ機構102は、この読み出しタイミング検出セン
サ102cがオンすることにより、所定のピックアップ
動作を開始して、番号を読み取るように設定されている
尚、上述した検査ユニット108は、第12図に示すよ
うに、各ピックアップ機構102゜104.106で各
々ピックアップした検出情報に基づき、番号を認識する
認識部108a+108 a 21 108 a sと
、予め、組番号GR1抽選番号SQ、Bフォント番号B
Fの夫々の形状パターンが登録されている登録部108
b、   108b2108b3と、各認識部108a
+ 、1082.108asで認識した番号の形状パタ
ーンと、対応する登録部108bl 、108b2,1
08b3で既に登録されている番号の形状パターンとを
比較する比較部108c+ 、108G2.108c3
と、各比較部108cにおいて比較した結果に基づいて
、番号の文字の不揃、汚れ、欠は等の文字品質の検査を
各々実行する品質検査部108d。
108d2,108d3とを備えている。
一方、この検査ユニット108は、操作パネルPにおい
て、任意に設定される開始番号を連続性検査における開
始番号として設定する設定部108eと、上述した偏心
量検出機構64におけるカウンタ機能に基づき、順次、
設定部における番号から1づつ繰り上げ計数するカウン
タ部108fと、抽選番号SQを認識する認識部108
a+で認識した抽選番号と、カウンタ部108fでカウ
ントした番号とを比較する比較部108gと、この比較
部108gでの比較結果に基づき、搬送順に従い読み取
った番号が連続性を有しているか否かを検査する連続性
検査部108hとを備えている。
更に、この検査ユニット108は、組番号GRを認識す
る認識部108aiと、抽選番号SQを認識する認識部
108a、とで認識された2つの番号から、所定の関数
に基づき、これらを演算する演算部108iと、Bフォ
ント番号BFを認識する認識部108 a sで認識さ
れた番号と演算部1081で演算された番号とを比較す
る比較部108jと、この比較部108jでの比較結果
に基づき、この宝くじ券Wに印刷された3種類の番号が
、所定の関係を備えているか否かを検査する関連性検査
部108にとを備えている。
そして、こ−の関連性検査部108にでの検査結果、及
び、上述した連続性検査部108hでの検査結果と品質
検査部108dでの検査結果とは、一連の搬送動作が終
了した時点で、印字装置Iに印字した状態で出力される
ように設定されている。
このようにして、例えば、一連の搬送動作が終了した時
点で、番号の文字の不揃、汚れ、欠は等の文字品質に問
題がある場合には、品質検査部108d、、108d2
.108d3で各々品質問題有りと判断され、その旨が
表示される。この結果、取り出しストッカ機構24にあ
る宝くじ券Wは取り出されて、人手による再検査を受け
、最終的な可否判断をされることになる。
また、仮に、番号飛びが発生していた場合には、この番
号飛びが発生した番号以降の番号は、カウンタ部108
fにおけるカウント値と一致しな(なるので、この番号
飛びが発生した以降の番号全てが、連続性検査部108
hで連続性無しと判断され、その旨が表示されることに
なる。更に、宝(じ券Wを印刷する印刷装置における制
御ミスまたは印刷ミスが発生し、3種類の番号に、互い
の関連性が無い場合には、関連性検査部108にで関連
性無しと判断され、その旨が表示されることになる。
また、このように搬送途中において1表面に印字された
3種類の番号GR,SQ、BFを認識・検査された宝く
じ券Wは、取り出しストッカ機構24にもたらされ、こ
こで集積された状態で待機することになる。尚、この取
り出しストッカ機構24の構成は、周知であるので、そ
の説明を省略する。
以上のように構成される宝くじ券処理装置10における
宝(じ券Wの処理操作について、以下に説明する。
先ず、実際の処理動作に先立ち、上述したようにして、
フィードドラム30の偏心量の測定動作を行なう。即ち
、宝(じ券Wをフィードしない状態において、フィード
ドラム30を空回転させ、3つの吸引孔群38 a、 
38 b、 38 cにおけるフィードドラム30の偏
心量を夫々測定し、その値を記憶回路74に記憶させる
このように偏心量を記憶させた後において、実際の処理
動作が行なわれる。ここで、薄手の普通室くじ券W、を
処理する場合を想定すると、先ず、操作パネルPにおい
て、宝(じ券W1の装填を指示すると、フィードストッ
カ機構14において、付勢機構32のACt−ルクモー
タ32aが押圧部材28をフィードドラム30から離間
する方向に偏倚し、装填スペースを大きく確保する。そ
して、この大きく開かれた装填スペースに、宝くじ券W
lを所定枚数、例えば、500を1束として装填する。
この後、操作パネルPにおいて、処理開始における最初
の抽選番号SQを設定すると共に、処理される厚さを厚
さ設定機構56に対して80μmと設定し、開始ボタン
を押す。このようにして、処理動作が開始される。
この開始ボタンの投入に伴ない、先ず、フィードストッ
カ機構14においては、ACトルクモータ32aが押圧
部材28をフィードドラム30に近接する方向に偏倚し
、この結果、装填された宝くじ券W1は取り出し位置に
おいて所定圧でフィードドラム30に接触することにな
る。一方、フィード機構16の駆動機構34においても
、駆動モータ34aが起動して、フィードドラム30を
所定の回転速度で回転駆動させ、また、真空ポンプ42
も起動して、遮風部材44を避ける位置にある吸引孔群
38a、38b、38cに負圧を発生させる。
この結果、取り出し位置で回転しているフードドラム3
0の外周面に接触している宝(じ券Wは、吸引孔群38
aがこの取り出し位置にもたらされることにより、負圧
により宝くじ券W1を吸着して、フィードドラム30の
回転に伴ない、フィードストッカ機構14から取り出す
ことになる。ここで、この取り出し位置から、仮に、2
枚の宝(じ券W、が取り出されたとしても、ダブルフィ
ード防止接種46により、フィードドラム30とリバー
スローラ50との間のギャップは、一定の基準ギャップ
量に保持されているので、フィードドラム30の外周面
に密着している1枚の宝くじ券W1のみしかリバースロ
ーラ50との間を通過するこが出来ず、2枚目の宝(じ
券は、このリバースローラ50に先端を当接した状態で
、フィード不能状態となり、このようにして、ダブルフ
ィードが確実に阻止されることになる。
一方、リバースローラ50との間を通過した宝くじ券W
1は、偏心量検出機構64の第1のアイドルローラ36
aを半径方向外方に偏倚させつつ、これとフィードドラ
ム30との間を通過し、分離位置までフィードされる。
ここで、上述したように、第1のアイドルローラ36a
を半径方向外方に偏倚することにより、フィードドラム
30の摩耗に基づくダブルフィードの有無判断と、通過
枚数のカウント動作とが行なわれる。
そして、分離位置にフィードされた宝くじ券W1は、分
離送り機構80により、フィードドラム30の外周面か
ら引き剥され、3本の分離ベルト82a、82b、82
cの走行に伴ない、送りローラ90a、90bと、アイ
ドルローラ92a、92bとの互いの転接部まで送られ
る。
ここで、この宝(じ券W、は、先端が搬送機構20によ
り搬送されるまでは、上述したように、速度VFで搬送
されるものであり、実際には、フィードドラム30と同
期して走行する分離ベルト82a、82b、82cによ
り回転駆動される回転支持軸86に、ワンウェイクラッ
チ88a。
88bを介して連結された送りローラ90a。
90bが速度V、を達成するように回転している。
そして、宝(じ券W1の先端が、搬送機構20の入口ロ
ーラ94a、94bに挾持され、速度VHで走行するエ
ンドレスベルト98a、98bにより、この速度VHで
搬送されることになる。
ここで、上述したように、搬送機構20における速度V
Hは、フィード機構16における速度VFよりも速く設
定されている。この結果、取り出し位置で2枚取りされ
たものの、ダブルフィード防止機構46でダブルフィー
ドを阻止された2枚目の宝(じ券が、先にフィードされ
た宝くじ券に引き続いてフィードされて来たとしても、
この速度差に基づき、両者は、この分離送り機構゛80
において十分に離間されることになる。このようにして
、番号認識検査装置22における番号認識検査動作に必
要な処理時間は、十分に確保されることになる。
一方、このように分離送り機構80においては、宝くじ
券W1の先端部のみが速い速度V。で送られることとな
るが、このように送り速度が速くなされる時点で、ワン
ウェイクラッチ88a。
88bは空回りし始め、この宝(じ券W、の後部が遅い
速度VFで拘束されることなく、宝くじ券W1は、全体
として、速い速度v8で送られることになる。このよう
にして、この分離送り機構80においては、より速い搬
送速度v8で搬送する搬送機構20に、この宝くじ券W
、を送ることになるが、この速度差は確実に吸収され、
速度差に基づ(宝くじ券W1の引き裂き・破れ等は確実
に防止されることになる。
そして、このようにして、搬送機構20により、引き続
く宝くじ券W1と十分に引き離された状態で単独で搬送
される宝くじ券W、は、番号認識検査装置22により、
その表面に印刷された3種類の番号SQ、GR,BFを
読み取られることになるが、具体的には、3種類の番号
SQ。
GR,BFは、夫々に対応する3つのピックアップ機構
102,104,106により読み取られることとなり
、その読み取り精度は大幅に向上することになる。
この後、番号認識検査装置22により、所定の認識検査
動作を受けると、この宝(じ券W1は、出口ローラ96
a、96bから、取り出しストッカ機構24に排出され
、ここに、読み取り順に従い集積されることになる。そ
して、フィードストッカ機構14に集積されていた宝く
じ券Wlが全てフィードされ、番号認識検査装置22に
より認識検査動作を受け、取り出しストッカ機構24に
集積され終わることにより、一連の処理操作が終了し、
その処理結果が、印字装置Iに印字された状態で出力さ
れることになる。
尚、この認識検査動作における連続性検査においては、
上述したように、ダブルフィード防止機構46が、宝く
じ券W1のダブルフィードを確実に防止しているので、
極めて正確な連続性検査が実行されることになる。
以上詳述したように、この一実施例の宝くじ処理装置1
0は、上述した構成の分離送り機構80を備えているの
で、フィード機構16におけるフィード速度vVよりも
搬送機構20における搬送速度V。を速(設定したとし
ても、この速度差は、この分離送り機構80において良
好に吸収され、この分離送り機構80において宝くじ券
Wが破れる虞は全くないことになる。。
この発明は、上述した一実施例の構成に限定されること
なく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
であることは言うまでもない。
例えば、上述した二実施例においては、例え、抽選番号
SQの連続性が阻害されていることが判明したとしても
、そのまま、宝くじ券Wの搬送動作を最後まで続行し、
搬送動作の終了後において、印字装置Iにその旨を表示
するように説明したが、この発明は、このような構成に
限定されることなく、品質に問題があることが判明した
時点や、連続性が阻害されいることが判明した時点や、
関連性の欠如が判明した時点で、搬送動作を停止して、
異常状態を操作者に明示するように構成しても良いこと
は言うまでもない。
また、上述した一実施例においては、カウンタ部LO8
fにおけるカウントアツプを、偏心量検出機構64にお
けるカウンタ機能を利用するように説明したが、番号の
読み取り動作の終了毎に、ソフト的に実行するようにし
ても良い。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明に係わる分離送り装置は
、フィードドラムの外周面に付着して、このフィードド
ラムの回転に応じて第1の搬送速度で搬送されるシート
を、このフィードドラムから引き剥し、前記第1の搬送
速度よりも速い第2の搬送速度で搬送する搬送機構に送
るための分離送り装置であって、前記フィードドラムの
外周に部分的に捲回され、このフィードドラムの外周長
さより長い周囲長さを有するエンドレスの複数の分離ベ
ルトと、各分離ベルトに部分的に捲回された分離ローラ
と、各分離ローラが同軸に固定された共通の回転支軸と
、この回転支軸に回転自在に取り付けられた少なくとも
1本の送りローラと、この送りローラに転接し、これと
の間にシートな挾持することにより、シートを前記搬送
機構まで送るためのアイドルローラと、前記送りローラ
と回転支軸との間に介設され、回転支軸の回転を送りロ
ーラに伝達すると共に、この回転支軸の回転速度よりも
速い送りローラの回転を許容するクラッチ手段とを具備
する事を特徴としている。
また、この発明に係わる分離送り装置は、前記分離ベル
トがフィードドラムの外周面から離れる位置に配設され
、フィードドラムの外周面に転接するアイドルローラを
更に具備する事を特徴としている。
また、この発明に係わる分離送り装置においては、前記
クラッチ手段は、回転支軸が第1の搬送速度で回転して
いる際において、送りローラの第2の搬送速度の回転を
許容するワンウェイクラッチから構成されている事を特
徴としている。
また、この発明に係わる分離送り装置においては、前記
送りローラは、分離ベルトに挟まれた位置に配設されて
いる事を特徴としている。
従って、この発明によれば、フィードドラムにおけるフ
ィード速度よりも、次工程である搬送機構における搬送
速度を速(設定したとしても、フィードドラムからシー
トを分離して、この搬送機構に送る際に、このシートに
これを引き作ような無用な力が作用することを防止する
ことの出来る分離送り装置提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる分離送り装置の一実施例が適
用される宝くじ券処理装置の外観構成を示す斜視図; 第2図は第1図に示す宝くじ券処理装置の内部構成を概
略的に示す平面図; 第3図は第1図に示す宝くじ券処理装置により処理され
る厚さの異なる2種類の宝(じ券の表面に夫々印刷され
た3種類の番号を示す正面図;第4A図及び第4B図は
、フィード機構におけるフィードドラムの構成を夫々示
す縦断面図及び横断面図; 第5図はダブルフィード防止機構と偏心量検出機構とを
取り出して示す平面図; 第6図は偏心量検出機構で検出された偏心量の変化状態
を示す線図: 第7図は分離送り機構を取り出して示す斜視図; 第8図は分離送り機構を一部切り欠いた状態で示す正面
図; 第9A図は搬送機構に送られる直前の状態で、宝くじ券
を送っている分離送り機構を示す平面図; 第9B図は搬送機構に先端が送られた状態で、宝くじ券
の後端を送っている分離送り機構を示す平面図; 第10図は各ピックアップ機構の高さ方向に関する配設
状態を示す正面図; 第11図は各ピックアップ機構における内部構成を示す
平面図;そして、 第12図は検査ユニットの構成を示すブロック図である
。 図中、BF・・・Bフォント番号、D・・・デイスプレ
ィ、GR・・・組番号、■・・・印字装置、P・・・操
作パネル、SQ・・・抽選番号、T・・・厚さ、R・・
・基準ギャップ量、W・・・宝くじ券、 lO・・・宝くじ券処理装置、12・・・筐体、14・
・・フィードストッカ機構、16・・・フィード機構、
18・・・搬送路、20・・・搬送機構、22・・・番
号認識検査装置、24・・・取り出しストッカ機構、2
6・・・ストッカ本体、28・・・押圧部材、30・・
・フィードドラム、30a・・・ドラム本体、30b・
・・摩擦シート、32・・・付勢機構、32a・・・A
Cトルクモータ、32 b ; 32 c ・・・プー
リ、32d;32e・・・エンドレスベルト、34・・
・駆動機構、34a・・・駆動モータ、34 b ; 
34 c−・・ベルト、36a;36 b−・・アイド
ルローラ、38a ; 33b;38c・・・吸引孔群
、40・・・ダクト、42・・・真空ポンプ、44・・
・遮風部材、46・・・ダブルフィード防止機構、48
・・・駆動モータ、50・・・リバースローラ、52・
・・ギャップ量規定機構、54・・・ステップモータ、
56・・・厚さ設定機構、58・・・モータ制御機構、
60・・・リバースローラホームポジションセンサ、6
2・・・ドラムホームポジションセンサ、64・・・偏
心量検出機構、66・・・揺動アーム、68・・・コイ
ルスプリング、70・・・磁石、72・・・センサ、7
4・・・記憶回路、76・・・ドラム回転角度検出機構
、80−・・分離送り機構、82a;82b;82 c
 ・・・分離ベルト、84 a ; 84 b ; 8
4 c −分離ローラ、86・・・回転支持軸、88a
;88b・・・ワンウェイクラッチ、90a;90b・
・・送りローラ、92a;92b・・・アイドルローラ
、94 a ; 94 b−−・入口ローラ、96 a
 : 96 b ・・・出口ローラ、98a ; 98
b・・・エンドレスベルト、lOO・・・駆動機構、1
00a・・・駆動モータ、100b;100c・・・エ
ンドセスベルト、100d・・・ブレーキ機構、102
,104゜106・・・ピックアップ機構、102a・
・・光源ユニット、102at・・・ハウジング、10
2a*・・・光源ランプ、102as・・・レンズ、1
02b・・・センサユニット、102b+・・・ハウジ
ング、102 b a・・・レンズ、102b3・・・
イメージセンサ、102b、・・・センサ基板、102
c・・・読み出しタイミング検出センサ、108・・・
検査ユニット、108a・・・認識部、I Q8b・・
・登録部、108c・・・比較部、108d・・・品質
検査部、108e・・・設定部、108f・・・カウン
タ部、108g・・・比較部、108h・・・連続性検
査部、108 i−・・演算部、l 08 j ・・・
比較部、108k・・・関連性検査部である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィードドラムの外周面に付着して、このフィー
    ドドラムの回転に応じて第1の搬送速度で搬送されるシ
    ートを、このフィードドラムから引き剥し、前記第1の
    搬送速度よりも速い第2の搬送速度で搬送する搬送機構
    に送るための分離送り装置であつて、 前記フィードドラムの外周に部分的に捲回され、このフ
    ィードドラムの外周長さより長い周囲長さを有するエン
    ドレスの複数の分離ベルトと、各分離ベルトに部分的に
    捲回された分離ローラと、 各分離ローラが同軸に固定された共通の回転支軸と、 この回転支軸に回転自在に取り付けられた少なくとも1
    本の送りローラと、 この送りローラに転接し、これとの間にシートを挾持す
    ることにより、シートを前記搬送機構まで送るためのア
    イドルローラと、 前記送りローラと回転支軸との間に介設され、回転支軸
    の回転を送りローラに伝達すると共に、この回転支軸の
    回転速度よりも速い送りローラの回転を許容するクラッ
    チ手段とを具備する事を特徴とする分離送り装置。
  2. (2)前記分離ベルトがフィードドラムの外周面から離
    れる位置に配設され、フィードドラムの外周面に転接す
    るアイドルローラを更に具備する事を特徴とする請求項
    第1項に記載の分離送り装置。
  3. (3)前記クラッチ手段は、回転支軸が第1の搬送速度
    で回転している際において、送りローラの第2の搬送速
    度の回転を許容するワンウェイクラッチから構成されて
    いる事を特徴とする請求項第1項に記載の分離送り装置
  4. (4)前記送りローラは、分離ベルトに挟まれた位置に
    配設されている事を特徴とする請求項第1項に記載の分
    離送り装置。
JP14302589A 1989-06-07 1989-06-07 分離送り装置 Pending JPH038636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14302589A JPH038636A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 分離送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14302589A JPH038636A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 分離送り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH038636A true JPH038636A (ja) 1991-01-16

Family

ID=15329161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14302589A Pending JPH038636A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 分離送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH038636A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020017156A1 (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 株式会社京都製作所 吸着ドラム装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6233181A (ja) * 1985-08-01 1987-02-13 イ−・ア−ル・スクイブ・アンド・サンズ・インコ−ポレイテツド 7−オキサビシクロヘプタン置換アミド−チオアミドプロスタグランジン類縁体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6233181A (ja) * 1985-08-01 1987-02-13 イ−・ア−ル・スクイブ・アンド・サンズ・インコ−ポレイテツド 7−オキサビシクロヘプタン置換アミド−チオアミドプロスタグランジン類縁体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020017156A1 (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 株式会社京都製作所 吸着ドラム装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6739590B2 (en) Paper-like materials processing apparatus
JP2647449B2 (ja) 紙葉類の性状検知装置
US20100314217A1 (en) Posture converting device and paper-like material processing apparatus
US4299325A (en) Document detector and collector
US5505440A (en) Apparatus for transporting card-like articles
US20110031683A1 (en) Sheet mass measuring unit
JP3225409B2 (ja) シートの受け取り及び取り出し装置
JPH10194585A (ja) 平判枚葉自動選別装置
JP3432860B2 (ja) 紙葉類のスキュー制御搬送装置
JPH038636A (ja) 分離送り装置
JPH038645A (ja) 偏心量検出装置
JPH038638A (ja) ギヤツプ量規定装置
JPH039484A (ja) 番号認識検査装置
JPH04235854A (ja) シート積層装置
JPH0441349A (ja) 重送検出装置
JP4521141B2 (ja) 紙葉類処理装置
JPH06263287A (ja) 搬送装置
JP2665098B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP2002139392A (ja) 紙葉類の質感検出装置及び紙葉類の処理装置
JPS5811805Y2 (ja) 紙幣搬送ベルト装置
JP2944511B2 (ja) シート状物の搬送装置
JPH082702A (ja) 給紙装置
JP2003095530A (ja) 紙葉類処理装置
JPH07137859A (ja) 紙葉類取出装置
JP2562199B2 (ja) 紙幣処理機