JPH04242249A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH04242249A
JPH04242249A JP1494891A JP1494891A JPH04242249A JP H04242249 A JPH04242249 A JP H04242249A JP 1494891 A JP1494891 A JP 1494891A JP 1494891 A JP1494891 A JP 1494891A JP H04242249 A JPH04242249 A JP H04242249A
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coupler
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Shuji Kida
修二 木田
Hidenobu Oya
秀信 大屋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマゼンタカプラーを含有
するハロゲン化銀カラー写真感光材料に関し、さらに詳
しくは、新規なピラゾロトリアゾール系マゼンタカプラ
ーを含有し、色再現性に優れた色画像が得られるハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料に関する。
【0002】
【従来技術】ハロゲン化銀カラー写真感光材料において
、一般に、イエローカプラー、マゼンタカプラー、シア
ンカプラーが用いられ、マゼンタカプラーとしてはピラ
ゾロン系化合物が使用されているが、ピラゾロンカプラ
ーより形成される色素は、好ましくない副吸収があり、
その改良が望まれている。
【0003】この問題を解決するため、米国特許3,7
25,065号、同3,810,761号、同3,75
8,309号、同3,725,067号の各明細書にピ
ラゾロトリアゾール系カプラーが提案されている。しか
しながら色再現性改良への要望は強く、上記各公報記載
の化合物は未だ満足のいくものではなかった。
【0004】色再現性改良のため多くのピラゾロトリア
ゾール系カプラーが開発され、1H−ピラゾロ〔5,1
−c〕〔1,2,4〕トリアゾール系マゼンタカプラー
の3位に2,4,6位が置換されたフェニル基を有すタ
イプが色再現性上好ましいことを見いだした。このタイ
プのカプラーは、特開昭56−133734号、同61
−141446号、同61−292143号、米国特許
4,942,117号等に記載されているが、これらに
記載の化合物は発色性が満足いくレベルでない、あるい
はカブリが高い等の問題があり実用的ではない。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は上記の問題を解決するこ
とにある。すなわち本発明の第1の目的は、色再現性の
改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供する
ことにある。本発明の第2の目的は、最大濃度、感度と
もに高い色画像を得ることができるハロゲン化銀カラー
写真感光材料を提供することにある。本発明の第3の目
的は、カブリの低いハロゲン化銀カラー写真感光材料を
提供することにある。さらに、本発明の第4の目的は、
保存安定性が優れたマゼンタ色画像を与えるハロゲン化
銀カラー写真感光材料を提供することにある。
【0006】
【発明の構成】本発明の上記目的は、下記一般式〔I〕
で表されるカプラーを含有することを特徴とするハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料によって達成される。
【0007】一般式〔I〕
【0008】
【化2】
【0009】〔式中、R1は水素原子または置換基を表
し、R2およびR3は置換基を表し、Jは−N(R5)
−CO−R6−または−CO−N(R5)−R6−を表
し(R5は水素原子、アルキル基、アリール基または複
素環基を表し、R6 はアルキレン基またはアリ−レン
基を表す。)、Lはカルボニル基またはスルホニル基を
有する連結基を表し、R4は有機基を表す。
【0010】Xは水素原子または離脱基を表し、mは0
、1または2を表し、nは1または2を表す。〕以下に
本発明の一般式〔I〕で表されるカプラーについて更に
詳しく説明する。
【0011】R1は水素原子または置換基を表す。これ
らの置換基としては、炭素数1から18の直鎖または分
岐のアルキル基(例えばメチル基、エチル基、i−プロ
ピル基、t−ブチル基、neo−ペンチル基、ペンタデ
シル基等)、炭素数3から10のシクロアルキル基(例
えばシクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基等)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキ
シ基等)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ基、ナ
フチルオキシ基等)、アリール基(例えばフェニル基、
ナフチル基等)、アルキルチオ基(例えばメチルチオ基
、ドデシルチオ基等)、アリールチオ基(例えばフェニ
ルチオ基等)、アシルアミノ基(例えばアセチルアミノ
基、ベンゾイルアミノ基等)、ウレイド基(例えばフェ
ニルカルバモイルアミノ基、ジメチルカルバモイルアミ
ノ基等)、アルコキシカルボニルアミノ基(例えばエト
キシカルボニルアミノ基等)、アリーオキシカルボニル
アミノ基(例えばフェノキシカルボニルアミノ基等)、
アミノ基(例えばジメチルアミノ基、アニリノ基等)が
好ましい。これらの基は更に置換基を有していてもよい
。R1は更に好ましくはアルキル基であり、メチル基が
最も好ましい。
【0012】R2およびR3で表される置換基としては
、炭素数1から18の直鎖または分岐のアルキル基(例
えばメチル基、エチル基等)、アリール基(例えばフェ
ニル基等)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキ
シ基等)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ基等)
、アシルアミノ基(例えばアセチルアミノ基、ベンゾイ
ルアミノ基等)、ウレイド基(例えばフェニルカルバモ
イルアミノ基、ジメチルカルバモイルアミノ基等)、ア
ミノ基(例えばジメチルアミノ基、アニリノ基等)、ハ
ロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子等
)、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基
、カルバモイル基(例えばフェニルカルバモイル基、ブ
チルカルバモイル基等)が好ましい。これらの基は更に
置換基を有していてもよい。R2およびR3はR1と同
じ基であるときが特に好ましい。
【0013】mは好ましくは2である。
【0014】Jは−N(R5)CO−R6−または−C
ON(R5)−R6−を表し、R5は水素原子、アルキ
ル基、アリール基または複素環基を表し、R6はアルキ
レン基またはアリーレン基を表す。
【0015】R5で表されるアルキル基としては、メチ
ル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、ドデ
シル基等が挙げられる。またR5で表されるアリール基
としては、フェニル基またはナフチル基等が挙げられる
。これらR5で表されるアルキル基またはアリール基に
は、置換基を有するものも含まれる。
【0016】Jとしては−NHCO−R6−が好ましい
【0017】R6で表されるアルキレン基としては、メ
チレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基等が
挙げられ、これらは側鎖としてアルキル基等の置換基を
有していてもよい。
【0018】R6で表されるアリーレン基としては、フ
ェニレン基等が挙げられ、これらは置換基を有していて
もよい。
【0019】R6としては、アルキレン基が好ましい。
【0020】Lで表されるカルボニル単位を有する連結
基としては、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、
−NHCO−、−CONH−、−NHCONH−等が挙
げられ、スルホニル単位を有する連結基としては、−S
O2−、−NHSO2−、−SO2NH−、−NHSO
2NH−、等が挙げられる。
【0021】R4で表される有機基は、好ましくはアル
キル基またはアリール基であり、特に好ましくは、アル
キル基である。
【0022】nは好ましくは1である。
【0023】Xは水素原子または離脱基を表す。離脱基
は発色現像主薬の酸化体とのカップリング反応によって
離脱しうる基であり、例えばハロゲン原子、アルコキシ
基、アリールオキシ基、アシルオキシ基、アリールチオ
基、アルキルチオ基、スルホンアミド基、アシルアミノ
基、
【0024】
【化3】
【0025】(Zは窒素原子とともに炭素原子、酸素原
子、窒素原子、イオウ原子の中から選ばれた5ないし6
員環を形成するのに要する原子群を表す。)等が挙げら
れる。
【0026】以下に離脱基の具体例を示す。 ハロゲン原子:塩素、臭素、フッ素等の原子アルコキシ
基:エトキシ基、ベンジルオキシ基、エチルカルバモイ
ルメトキシ基、テトラデシルカルバモイルメトキシ基等 アリールオキシ基:フェノキシ基、4−メトキシフェノ
キシ基、4−ニトロフェノキシ基等 アシルオキシ基:アセトキシ基、ミリストイルオキシ基
、ベンゾイルオキシ基等 アリールチオ基:フェニルチオ基、2−ブトキシ−5−
オクチルフェニルチオ基、2,5−ジヘキシルオキシフ
ェニルチオ基等 アルキルチオ基:メチルチオ基、オクチルチオ基、ヘキ
サデシルチオ基、ベンジルチオ基、2−(ジエチルアミ
ノ)エチルチオ基、エトキシカルボニルメチルチオ基、
エトキシエチルチオ基、フェノキシエチルチオ基等スル
ホンアミド基:メタンスルホンアミド基、ベンゼンスル
ホンアミド基等 アシルアミノ基:ヘプタフルオロブタンアミド基、ペン
タクロルフェニルカルボニルアミノ基等
【0027】
【化4】 で表されるものとしては例えば、次のもの等が挙げられ
る。
【0028】
【化5】
【0029】離脱基として好ましいものはハロゲン原子
であり、最も好ましいものは塩素原子である。
【0030】本発明のカプラーとしては下記一般式〔I
I〕で表されるものが好ましい。
【0031】一般式〔II〕
【0032】
【化6】
【0033】以下に本発明のカプラーの代表例を示すが
、本発明はこれに限定されるものではない。
【0034】
【化7】
【0035】
【化8】
【0036】
【化9】
【0037】次に本発明のカプラーの代表的な合成例を
示す。〔合成例〕  例示化合物(2)の合成
【003
8】
【化10】
【0039】特願平1−263640号の合成例に従い
合成した1  14.5g、ピリジン7.5mlおよび
アセトニトリル70mlに2  17.0gを加えた。 室温で4時間撹拌した後、希塩酸水溶液300mlと酢
酸エチル150mlを加えて抽出した。酢酸エチル層を
水洗後、減圧下酢酸エチルを留去し、乾燥した。残渣を
酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒より再結晶して例示化合
物(2)の21gを得た。このものの構造はNMRスペ
クトルおよびマススペクトルにより同定した。
【0040】その他の化合物も同様の方法により容易に
合成できる。
【0041】本発明に係るカプラーは、通常ハロゲン化
銀1モル当り1×10−3モル〜1モル、好ましくは1
×10−2モル〜8×10−1モルの範囲で用いること
ができる。
【0042】また本発明のカプラーは、本発明の効果を
損なわない範囲で他の種類のマゼンタカプラーと併用す
ることもできる。
【0043】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤には、ハ
ロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化
銀、塩沃臭化銀および塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳
剤に使用される任意のものを用いることができる。
【0044】ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一
なハロゲン化銀組成分布を有するものでも、粒子の内部
と表面層とでハロゲン化銀組成が異るコア/シェル粒子
でもよい。
【0045】ハロゲン化銀粒子は、潜像が主として表面
に形成されるような粒子であってもよく、また主として
粒子内部に形成されるような粒子であってもよい。
【0046】ハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十
四面体のような規則的な結晶形を持つものでもよいし、
球状や板状のような変則的な結晶形を持つものでもよい
。これらの粒子において、{100}面と{111}面
の比率は任意のものが使用できる。
【0047】またこれら結晶形の複合形を持つものでも
よく、様々な結晶形の粒子が混合されていてもよい。
【0048】ハロゲン化銀粒子の粒子サイズとしては、
0.05〜30μm、好ましくは0.1〜20μmのも
のを用いうる。
【0049】ハロゲン化銀乳剤は、いかなる粒子サイズ
分布を持つものでも構わない。粒子サイズ分布の広い乳
剤(多分散乳剤と称する。)を用いてもよいし、粒子サ
イズ分布の狭い乳剤(単分散乳剤と称する。)を単独ま
たは数種類混合してもよい。また多分散乳剤と単分散乳
剤を混合して用いてもよい。
【0050】本発明には、色補正の効果を有しているカ
ラードカプラー及び現像主薬の酸化体とのカップリング
によって現像抑制剤、現像促進剤、漂白促進剤、現像剤
、ハロゲン化銀溶剤、調色剤、硬膜剤、カブリ剤、カブ
リ防止剤、化学増感剤、分光増感剤及び減感剤のような
写真的に有用なフラグメントを放出する化合物を用いる
ことができる。
【0051】これらのうち、現像に伴って現像抑制剤を
放出し、画像の鮮明性や画像の粒状性を改良する所謂D
IR化合物を用いてもよい。
【0052】このDIR化合物には、カップリング位に
直接抑制剤が結合したものと、抑制剤が2価基を介して
カップリング位に結合しており、カップリング反応によ
り離脱した基内での分子内求核反応や分子内電子移動反
応等により抑制剤が放出されるように結合したもの(タ
イミングDIR化合物と称する。)およびカップリング
反応により離脱した基がさらにもう一分子の現像主薬酸
化体と反応して抑制剤が放出されるように結合したもの
が含まれる。また抑制剤も離脱後に拡散性を有している
ものとそれほど拡散性を有していないものを、用途によ
り単独でまたは併用して用いることができる。
【0053】芳香族第1級アミン現像剤の酸化体とカッ
プリング反応を行うが、色素を形成しない無色カプラー
(競合カプラーともいう。)を色素形成カプラーと併用
して用いることもできる。
【0054】本発明にはイエローカプローとして、公知
のアシルアセトアニリド系カプラーを好ましく用いるこ
とができる。これらのうち、ベンゾイルアセトアニリド
系及びピバロイルアセトアニリド系化合物は有利に使用
できる。
【0055】また、シアンカプラーとしては、フェノー
ルまたはナフトール系カプラーが用いられる。
【0056】感光材料の乳剤間(同一感色性層間及び/
又は異った感色性層間)で現像主薬の酸化体又は電子移
動剤が移動して色濁りが生じたり、鮮鋭性が劣化したり
、粒状性が目立つのを防止するために色カブリ防止剤を
用いることもできる。
【0057】感光材料には、色素画像の劣化を防止する
画像安定剤を用いることができる。好ましく用いること
ができる化合物はリサーチ・ディスクロージャー176
43号のVII項Jに記載されているものである。
【0058】感光材料の保護層、中間層等の親水性コロ
イド層は感光材料が摩擦等で帯電することに起因する放
電によるカブリ防止及び画像の紫外線による劣化を防止
するために紫外線防止剤を含んでいてもよい。
【0059】感光材料の保存中のホルマリンによるマゼ
ンタ色素形成カプラー等の劣化を防止するために、感光
材料にホルマリンスカベンジャーを用いることができる
【0060】本発明は、カラーネガフィルム、カラーペ
ーパー、カラーリバーサルフィルム等に好ましく適用す
ることができる。特に好ましい適用例はカラーリバーサ
ルフィルムである。
【0061】カラーネガフィルム、カラーペーパー、カ
ラーリバーサルフィルムは、一般に青感性、緑感性、赤
感性のハロゲン化銀乳剤層と非感光性親水性コロイド層
とからなり、本発明は、支持体上のこれらの層の配列に
なんらの制限を受けるものではない。
【0062】本発明の感光材料を用いて色素画像を得る
には露光後、カラー写真処理を行う。
【0063】カラー処理は、発色現像処理工程、漂白処
理工程、定着処理工程、水洗処理工程及び必要に応じて
安定化処理工程を行うが、漂白液を用いた処理工程と定
着液を用いた処理工程の代りに、一浴漂白定着液を用い
て漂白定着処理工程を行うこともできるし、発色現像、
漂白、定着を一浴現像漂白定着処理液を用いたモノバス
処理工程を行うこともできる。
【0064】
【実施例】次に本発明を実施例によって具体的に説明す
るが、本発明は、これによって限定されるものではない
。実施例1表1に示すような本発明のマゼンタカプラー
および比較のカプラーを各々銀1モルに対して0.1モ
ルづつ取り、カプラー重量の1倍量のトルクレジルホス
フェートおよび3倍量の酢酸エチルを加え60℃に加温
して完全に溶解した。
【0065】この溶液をアルカノールB(アルキルナフ
タレンスルホネート、デュポン社製)の5%水溶液12
0mlを含む5%ゼラチン水溶液1200mlと混合し
、超音波分散機で乳化分散し乳化物を得た。次いでこの
分散液を緑感性沃臭化銀乳剤(沃化銀6モル%含有)3
.8kgに添加し、硬膜剤として1,2−ビス(ビニル
スルホニル)エタンの2%溶液(水:メタノール=1:
1)120mlを加え、下引された透明なポリエステル
ベース上に塗布乾燥し、試料1〜試料9を作製した。(
塗布銀量20mg/100cm2)このようにして得ら
れた試料を常法に従ってウェッジ露光を行った後、以下
の現像処理を行った。その結果を表1に示す。
【0066】 〔現像処理工程〕     発色現像            38℃  
          3分15秒    漂    白
            38℃          
  4分20秒    水    洗        
    38℃            3分15秒 
   定    着            38℃ 
           4分20秒    水    
洗            38℃         
   3分15秒    安定化          
    38℃            1分30秒 
   乾    燥        47℃±5℃  
      16分30秒各処理工程において使用した
処理液組成は、下記の如くである。
【0067】 (発色現像液組成)     炭酸カリウム               
                 30.0g   
 炭酸水素ナトリウム               
             2.5g    亜硫酸カ
リウム                      
          5.0g    臭化カリウム 
                         
        1.3g    沃化カリウム   
                         
      2.0g    ヒドロキシルアミン硫酸
塩                      2.
5g    塩化ナトリウム            
                    0.6g 
   ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム    
      2.5g    3−メチル−4−アミノ
−N−エチル−N−    (β−ヒドロキシエチル)
アニリン硫酸塩        4.8g    水酸
化カリウム                    
            1.2g水を加えて全量を1
リットルとし、水酸化カリウム又は20%硫酸を用いて
、pH10.06に調整する。
【0068】 (漂白液組成)     エチレンジアミン四酢酸鉄アンモニウム塩  
  100.0g    エチレンジアミン四酢酸  
                    10.0g
    臭化アンモニウム             
             150.0g    氷酢
酸                        
              40.0ml    臭
化ナトリウム                   
           10.0g水を加えて1リット
ルとし、アンモニア水又は氷酢酸を用いてpH3.5に
調整する。
【0069】 (定着液組成)     チオ硫酸アンモニウム           
           180.0g    無水亜硫
酸ナトリウム                   
     12.0g    メタ重亜硫酸ナトリウム
                        2
.5g    エチレンジアミン四酢酸2ナトリウム 
           0.5g    炭酸ナトリウ
ム                        
      10.0g水を加えて1リットルとする。
【0070】 (安定化液組成)     ホルマリン(37%水溶液)        
            2.0g    コニダック
ス(コニカ社製)                 
   5.0g水を加えて1リットルとする。
【0071】
【化11】
【0072】
【表1】 1)比感度はカブリ濃度+0.1の濃度を与える露光量
の逆数であり、試料1を100とした。
【0073】表1の結果より本発明に係る試料は、カブ
リが低く、かつ感度、最大濃度ともに高く優れた性能を
有することがわかる。また色再現性については本発明に
係る試料が比較である試料1に対して特に優れていた。
【0074】
【発明の効果】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材
料は、色再現性が改良され、最大濃度、感度ともに高く
、カブリが低く、さらに、保存安定性が優れたマゼンタ
色画像を与えることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下記一般式〔I〕で表されるカプラー
    を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感
    光材料。一般式〔I〕 【化1】 〔式中、R1は水素原子または置換基を表し、R2およ
    びR3は置換基を表し、Jは−N(R5)−CO−R6
    −または−CO−N(R5)−R6−を表し(R5は水
    素原子、アルキル基、アリール基または複素環基を表し
    、R6 はアルキレン基またはアリ−レン基を表す。)
    、Lはカルボニル基またはスルホニル基を有する連結基
    を表し、R4は有機基を表す。Xは水素原子または離脱
    基を表し、mは0、1または2を表し、nは1または2
    を表す。〕
JP1494891A 1990-09-16 1991-01-16 ハロゲン化銀カラー写真感光材料 Expired - Fee Related JP2950343B2 (ja)

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