JPH0424220Y2 - - Google Patents
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- JPH0424220Y2 JPH0424220Y2 JP20026684U JP20026684U JPH0424220Y2 JP H0424220 Y2 JPH0424220 Y2 JP H0424220Y2 JP 20026684 U JP20026684 U JP 20026684U JP 20026684 U JP20026684 U JP 20026684U JP H0424220 Y2 JPH0424220 Y2 JP H0424220Y2
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- JP
- Japan
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- output
- safety valve
- voltage
- reverse voltage
- excitation coil
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 20
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 7
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Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
- Safety Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(利用分野)
本考案は、燃焼器具等で安全弁として電磁弁を
採用するものに関するもので、この電磁弁が定量
運転状態では「開」又は「閉」の特定状態に保持
され、異常時には通電を阻止することによつて逆
の特定状態に動作し、安全状態を維持するように
した安全弁にするものである。
採用するものに関するもので、この電磁弁が定量
運転状態では「開」又は「閉」の特定状態に保持
され、異常時には通電を阻止することによつて逆
の特定状態に動作し、安全状態を維持するように
した安全弁にするものである。
(従来技術及びその問題点)
従来のこの種安全弁として、すでに、実願昭59
−118054号のものを提案したが、これは、熱電対
式の安全弁装置とCO検知回路4とを組み合せた
もので、異常時に対応するCO検知状態で、この
CO検知回路4からの出力により電磁式安全弁の
一種である熱電対式の電磁弁15の励磁コイル1
4に逆起電力を印加させるようにしたものであ
る。
−118054号のものを提案したが、これは、熱電対
式の安全弁装置とCO検知回路4とを組み合せた
もので、異常時に対応するCO検知状態で、この
CO検知回路4からの出力により電磁式安全弁の
一種である熱電対式の電磁弁15の励磁コイル1
4に逆起電力を印加させるようにしたものであ
る。
この熱電対式の電磁弁15は、第4図のような
構成であり、弁体Vがバネにより閉弁方向に付勢
されており、器具の始動操作によつて一定時間
(約10〜30秒程度)前記バネに抗して強制的に開
弁位置に移動せしめられた状態に保持され、バー
ナ7に点火されたあとは熱電対回路に生じる熱起
電力によつて励磁コイル14が弁体と一体の鉄片
を吸着保持し、弁体の開弁状態が維持されるもの
である。また、弁体が一旦閉弁した場合には熱電
対回路に挿入した励磁コイル14に発生する磁力
によつては開弁しない形式のものである。
構成であり、弁体Vがバネにより閉弁方向に付勢
されており、器具の始動操作によつて一定時間
(約10〜30秒程度)前記バネに抗して強制的に開
弁位置に移動せしめられた状態に保持され、バー
ナ7に点火されたあとは熱電対回路に生じる熱起
電力によつて励磁コイル14が弁体と一体の鉄片
を吸着保持し、弁体の開弁状態が維持されるもの
である。また、弁体が一旦閉弁した場合には熱電
対回路に挿入した励磁コイル14に発生する磁力
によつては開弁しない形式のものである。
一方、CO検知回路4は器具始動時に閉成され
るスイツチ17により動作状態におかれ、CO検
知センサー41がCO検知状態でその抵抗値が変
化し、所定のレベルのCOが検知されたときの前
記抵抗値によつてサイリスタ47がON状態とな
つて励磁コイル14側に電源8による逆電圧が印
加され、熱電対10側の起電力がこの逆電圧によ
つて相殺されて電磁弁15が閉弁する。すなわ
ち、安全動作する。
るスイツチ17により動作状態におかれ、CO検
知センサー41がCO検知状態でその抵抗値が変
化し、所定のレベルのCOが検知されたときの前
記抵抗値によつてサイリスタ47がON状態とな
つて励磁コイル14側に電源8による逆電圧が印
加され、熱電対10側の起電力がこの逆電圧によ
つて相殺されて電磁弁15が閉弁する。すなわ
ち、安全動作する。
ところが、この従来のものでは、前記安全動作
時に閉弁しないことがある。
時に閉弁しないことがある。
励磁コイル14に印加される逆電圧が熱電対の
熱起電力よりも高く(約2倍)設定されているこ
と、及び逆電圧が継続的に印加されるからであ
り、この結果、逆電圧が印加された瞬間に熱電対
による熱起電力の方向とは逆の方向の磁場が発生
して、電磁石に吸着されていた鉄片が一端極僅か
に離れることがあつても完全に離反した状態に至
らず、新たに発生した逆方向の磁場によつて再吸
着状態に復帰するからである。
熱起電力よりも高く(約2倍)設定されているこ
と、及び逆電圧が継続的に印加されるからであ
り、この結果、逆電圧が印加された瞬間に熱電対
による熱起電力の方向とは逆の方向の磁場が発生
して、電磁石に吸着されていた鉄片が一端極僅か
に離れることがあつても完全に離反した状態に至
らず、新たに発生した逆方向の磁場によつて再吸
着状態に復帰するからである。
(技術的課題)
本考案は、上記したような、異常検知手段Aか
らの出力を、電磁弁式の安全弁の励磁コイル14
に定常状態とは逆の電圧を印加させて安全動作さ
せる形式の安全弁において、安全動作後にこの安
全弁が定常動作状態に再復帰しないようにするこ
とを目的とするもので、このため、異常検知手段
Aからの出力がごく短時間だけ励磁コイル14に
印加されるようにすることをその技術的な課題と
する。
らの出力を、電磁弁式の安全弁の励磁コイル14
に定常状態とは逆の電圧を印加させて安全動作さ
せる形式の安全弁において、安全動作後にこの安
全弁が定常動作状態に再復帰しないようにするこ
とを目的とするもので、このため、異常検知手段
Aからの出力がごく短時間だけ励磁コイル14に
印加されるようにすることをその技術的な課題と
する。
(手段)
上記技術的課題を解決するための本考案の技術
的手段は、異常検知手段Aからの出力を出力時間
規制手段Bを介して逆電圧印加手段6に入力さ
せ、この逆電圧印加手段6による逆電圧を励磁コ
イル14に印加させ、この出力時間規制手段によ
る設定時間を安全弁の安全動作に必要なごく短時
間に設定したことである。
的手段は、異常検知手段Aからの出力を出力時間
規制手段Bを介して逆電圧印加手段6に入力さ
せ、この逆電圧印加手段6による逆電圧を励磁コ
イル14に印加させ、この出力時間規制手段によ
る設定時間を安全弁の安全動作に必要なごく短時
間に設定したことである。
(作用)
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
る。
異常検知手段Aからの出力はそのまま逆電圧印
加手段6に印加されるのではなく、出力時間規制
手段Bを介して逆電圧印加手段6に印加される。
従つて、安全弁の励磁コイル14には、異常状態
が生じた時点で、定常状態における印加電圧とは
逆の電圧が、出力時間規制手段Bによつて規制さ
れたごく短時間だけ印加される。言い換えれば、
電磁弁式の安全弁が安全動作に必要な時間だけ逆
電圧が印加されることとなる。従つて、この動作
後さらに逆電圧印加状態が持続することがない。
(第1図参照) なお、弁体が一旦閉弁すると、この弁体と一体
の鉄片は励磁コイル14の磁力によつては再吸着
されないから、閉弁状態に維持される。又、前記
閉弁によつてバーナ7へのガス回路が遮断された
状態に維持され、熱電対10の加熱が停止するか
らこの熱電対による熱起電力は消失する。
加手段6に印加されるのではなく、出力時間規制
手段Bを介して逆電圧印加手段6に印加される。
従つて、安全弁の励磁コイル14には、異常状態
が生じた時点で、定常状態における印加電圧とは
逆の電圧が、出力時間規制手段Bによつて規制さ
れたごく短時間だけ印加される。言い換えれば、
電磁弁式の安全弁が安全動作に必要な時間だけ逆
電圧が印加されることとなる。従つて、この動作
後さらに逆電圧印加状態が持続することがない。
(第1図参照) なお、弁体が一旦閉弁すると、この弁体と一体
の鉄片は励磁コイル14の磁力によつては再吸着
されないから、閉弁状態に維持される。又、前記
閉弁によつてバーナ7へのガス回路が遮断された
状態に維持され、熱電対10の加熱が停止するか
らこの熱電対による熱起電力は消失する。
(効果)
本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
を有する。
安全弁が安全動作したあと逆電圧印加状態が持
続することがないから、この安全弁が安全動作後
において、再び、定常状態に復帰する不都合が防
止され、復帰動作による危険状態(ガス漏れ等)
が未然に防止できる。
続することがないから、この安全弁が安全動作後
において、再び、定常状態に復帰する不都合が防
止され、復帰動作による危険状態(ガス漏れ等)
が未然に防止できる。
(実施態様)
次に、実施態様について説明すると、この実施
態様は、逆電圧印加手段6に出力電圧調節手段6
0を具備させたことである。
態様は、逆電圧印加手段6に出力電圧調節手段6
0を具備させたことである。
この実施態様によれば、励磁コイル14に印加
される定常電圧と異常時に印加される逆電圧とを
正確に対応させ得ることとなり、異常時に過大逆
電圧が励磁コイル14に印加されることによつ
て、逆の磁場が生じ安全弁がこの逆磁場によつて
定常状態のままに維持される不都合が防止でき
る。
される定常電圧と異常時に印加される逆電圧とを
正確に対応させ得ることとなり、異常時に過大逆
電圧が励磁コイル14に印加されることによつ
て、逆の磁場が生じ安全弁がこの逆磁場によつて
定常状態のままに維持される不都合が防止でき
る。
(実施例)
第2図に示す実施例のものは、異常検知手段A
としてのCO検知回路4、このCO検知回路の断線
チエツク回路5と組み合せた制御装置に本考案の
電磁式安全弁を組み込んだもので、点火装置3の
一部ともなる熱電対式の電磁弁15を安全弁とし
ている。この安全弁は、始動スイツチ16の操作
によりその励磁コイル14が強制的に一時導通状
態に置かれるものである。また、熱電対10が炎
検知手段として機能する。
としてのCO検知回路4、このCO検知回路の断線
チエツク回路5と組み合せた制御装置に本考案の
電磁式安全弁を組み込んだもので、点火装置3の
一部ともなる熱電対式の電磁弁15を安全弁とし
ている。この安全弁は、始動スイツチ16の操作
によりその励磁コイル14が強制的に一時導通状
態に置かれるものである。また、熱電対10が炎
検知手段として機能する。
この制御装置は、給湯器に採用されるもので、
始動スイツチ16の始動操作によりスパーク発生
装置31及び電池電圧検知手段2への回路が導通
状態となり、他方、熱電対10側の回路にはコン
デンサー12からの充電電流が流れて励磁コイル
14が一時的に強制ホールドされて既述従来例の
ように点火動作が進行し且炎検知態勢に置かれ
る。
始動スイツチ16の始動操作によりスパーク発生
装置31及び電池電圧検知手段2への回路が導通
状態となり、他方、熱電対10側の回路にはコン
デンサー12からの充電電流が流れて励磁コイル
14が一時的に強制ホールドされて既述従来例の
ように点火動作が進行し且炎検知態勢に置かれ
る。
他方、CO検知回路4及びCOセンサーの断線を
チエツクする断線チエツク回路5等は、給湯器の
水回路に設けた水流スイツチ17によつて動作態
勢にセツトされるもので、この水流スイツチは上
記点火完了後の器具使用時にONとなる。
チエツクする断線チエツク回路5等は、給湯器の
水回路に設けた水流スイツチ17によつて動作態
勢にセツトされるもので、この水流スイツチは上
記点火完了後の器具使用時にONとなる。
以下、上記各部の具体的構成を第2図に基づい
て説明する。
て説明する。
(一) 電池電圧検知手段2について、
この手段は、上記始動スイツチ16の閉成によ
り検知態勢に置かれるように接続されており、ス
パーク発生装置31を駆動する電池電源(1.5V)
の電圧低下を検知する。
り検知態勢に置かれるように接続されており、ス
パーク発生装置31を駆動する電池電源(1.5V)
の電圧低下を検知する。
この検知の為、トランジスター21と抵抗2
2,23,24の組み合せを採用し、ベース21
aに抵抗22,23によつて設定される所定比率
の電圧が印加され、このトランジスターのコレク
ターが、スパーク発生装置31の駆動回路をオー
プンさせるスイツチ20としてのスイツチングト
ランジスターのベースに接続されたものであり、
トランジスター21の動作電圧、すなわち、この
トランジスターが導通状態となる電圧が、既述の
実用電圧に設定されている。
2,23,24の組み合せを採用し、ベース21
aに抵抗22,23によつて設定される所定比率
の電圧が印加され、このトランジスターのコレク
ターが、スパーク発生装置31の駆動回路をオー
プンさせるスイツチ20としてのスイツチングト
ランジスターのベースに接続されたものであり、
トランジスター21の動作電圧、すなわち、この
トランジスターが導通状態となる電圧が、既述の
実用電圧に設定されている。
従つて、電池電圧が実用電圧以上の場合には、
このトランジスター21がONとなり、スイツチ
20がOFF状態にあつて、スパーク発生装置3
1が動作する。逆に、実用電圧以下にある場合に
は、トランジスター21がOFFとなつてコレク
ター側からスイツチ20のベースに一定の電圧が
印加されてこのトランジスターがONとなり、ス
パーク発生装置31は非導通状態となる。
このトランジスター21がONとなり、スイツチ
20がOFF状態にあつて、スパーク発生装置3
1が動作する。逆に、実用電圧以下にある場合に
は、トランジスター21がOFFとなつてコレク
ター側からスイツチ20のベースに一定の電圧が
印加されてこのトランジスターがONとなり、ス
パーク発生装置31は非導通状態となる。
(二) CO検知回路4について、
CO検知回路4は、COセンサー41に印加され
る電圧と、比較用の基準電圧をコンパレータ42
に入力させて、CO検知状態において「H」出力
を生じるようにしたもので、COセンサー41と
して、不完全燃焼ガスに接触した場合にその電気
抵抗が極端に低下する形式のものを採用してあ
り、これが器具の燃焼排気ガス回路に挿入され
る。
る電圧と、比較用の基準電圧をコンパレータ42
に入力させて、CO検知状態において「H」出力
を生じるようにしたもので、COセンサー41と
して、不完全燃焼ガスに接触した場合にその電気
抵抗が極端に低下する形式のものを採用してあ
り、これが器具の燃焼排気ガス回路に挿入され
る。
従つて、排気ガス中の不完全燃焼ガスに触れる
と、COセンサー側の入力電圧が基準電圧よりも
低下しコンパレーター42から「H」出力を生じ
ることとなる。
と、COセンサー側の入力電圧が基準電圧よりも
低下しコンパレーター42から「H」出力を生じ
ることとなる。
(三) 逆電圧印加手段6について、
CO検知回路4からの出力はタイマー43によ
り一定時間遅延させて、さらに、出力時間規制手
段Bとしてのコンデンサー9を介して逆電圧印加
手段6内のスイツチングトランジスター63に入
力されるようになつており、このタイマー43の
設定時間のあいだ継続的にコンパレーター42か
らの「H」出力が生じないかぎり、安全弁遮断動
作しないこととなり、動作の安定性が確保され
る。
り一定時間遅延させて、さらに、出力時間規制手
段Bとしてのコンデンサー9を介して逆電圧印加
手段6内のスイツチングトランジスター63に入
力されるようになつており、このタイマー43の
設定時間のあいだ継続的にコンパレーター42か
らの「H」出力が生じないかぎり、安全弁遮断動
作しないこととなり、動作の安定性が確保され
る。
尚、前記CO検知回路4には、チエツク回路4
4が組み込まれており、テストスイツチ45と疑
似抵抗46との直列回路がCOセンサー41と並
列に接続されている。この疑似抵抗はCOセンサ
ー41がCO検知状態におけるそれと一致させて
あり、テストスイツチ45を閉成させるとCO検
知回路4の動作チエツクができる。
4が組み込まれており、テストスイツチ45と疑
似抵抗46との直列回路がCOセンサー41と並
列に接続されている。この疑似抵抗はCOセンサ
ー41がCO検知状態におけるそれと一致させて
あり、テストスイツチ45を閉成させるとCO検
知回路4の動作チエツクができる。
(四) 断線チエツク回路5について、
この回路は、COセンサーの断線を検知するも
ので、この断線状態と対応する比較用の基準電圧
とCOセンサー41の電圧とをコンパレーター5
1に入力させたもので、これら二入力の極性を上
記のコンパレータ42と逆転させてあり、COセ
ンサー41が断線したとき、この抵抗が異常に高
くなつてコンパレーター51から出力が生じるよ
うになつている。
ので、この断線状態と対応する比較用の基準電圧
とCOセンサー41の電圧とをコンパレーター5
1に入力させたもので、これら二入力の極性を上
記のコンパレータ42と逆転させてあり、COセ
ンサー41が断線したとき、この抵抗が異常に高
くなつてコンパレーター51から出力が生じるよ
うになつている。
(五) 逆電圧印加手段6について、
逆電圧印加手段6はコンパレーター42からの
出力が入力されるタイマー43の出力によつて動
作するスイツチングトランジスター63を挿入さ
せた逆電圧印加回路61からなり、安全弁15の
励磁コイル14に所定の逆電圧を短時間印加させ
る構成である。この印加電圧は、電圧設定用の抵
抗62,62と切替スイツチ64により変更可能
であり、熱電対回路13の熱起電力に合せて設定
される。
出力が入力されるタイマー43の出力によつて動
作するスイツチングトランジスター63を挿入さ
せた逆電圧印加回路61からなり、安全弁15の
励磁コイル14に所定の逆電圧を短時間印加させ
る構成である。この印加電圧は、電圧設定用の抵
抗62,62と切替スイツチ64により変更可能
であり、熱電対回路13の熱起電力に合せて設定
される。
このものによれば、CO検知状態において、励
磁コイル14に逆電流が流れることとなり、熱起
電力が相殺されて安全弁の自動閉弁機能により閉
弁することとなる。
磁コイル14に逆電流が流れることとなり、熱起
電力が相殺されて安全弁の自動閉弁機能により閉
弁することとなる。
ここで、電圧設定用の抵抗62,62と切替ス
イツチ64との組み合せが出力電圧調節手段60
となる。熱電対式の安全弁では、ガス種によつて
熱電対10への炎のあたり方や火力等が変化し定
常状態における励磁コイル14の正方向電流が変
化するが、この出力電圧調節手段により、最適に
調節可能である。従つて、ガス種変換においても
便利なものとなる。
イツチ64との組み合せが出力電圧調節手段60
となる。熱電対式の安全弁では、ガス種によつて
熱電対10への炎のあたり方や火力等が変化し定
常状態における励磁コイル14の正方向電流が変
化するが、この出力電圧調節手段により、最適に
調節可能である。従つて、ガス種変換においても
便利なものとなる。
以上、この実施例の各部について詳細に述べた
が、この実施例では、電池電圧検知手段2からの
出力もコンデンサー9を介して逆電圧印加手段6
に入力させたから、電池消耗時にも電磁弁15が
閉弁し、安全である。
が、この実施例では、電池電圧検知手段2からの
出力もコンデンサー9を介して逆電圧印加手段6
に入力させたから、電池消耗時にも電磁弁15が
閉弁し、安全である。
尚、上記実施例では、CO検知回路4以外の断
線チエツク回路5及び電池電圧検知手段2も本考
案の異常検知手段Aと対応することとなる。
線チエツク回路5及び電池電圧検知手段2も本考
案の異常検知手段Aと対応することとなる。
さらに、電池電圧検知手段2からの出力につい
ては、スパーク発生装置に入力させる以外に、こ
の電池電圧検知手段の出力で上記安全弁遮断手段
6を動作させるようにすることも考えられる。こ
れによつて点火装置3に含まれる安全弁15が閉
弁し点火動作を実行しないこととなる。
ては、スパーク発生装置に入力させる以外に、こ
の電池電圧検知手段の出力で上記安全弁遮断手段
6を動作させるようにすることも考えられる。こ
れによつて点火装置3に含まれる安全弁15が閉
弁し点火動作を実行しないこととなる。
また、炎検知手段としては熱電対以外にフレー
ムロツドの採用も可能である。
ムロツドの採用も可能である。
第1図は本考案の原理を示すブロツク図、第2
図は本考案実施例の電気回路図、第3図は従来例
の説明図、第4図は電磁弁の説明図であり、図
中、10……熱電対、13……熱電対回路、14
……励磁コイル、15……電磁弁、2……電池電
圧検知手段、4……CO検知回路、5……断線チ
エツク回路、6……逆電圧印加手段、60……出
力電圧調節手段、61……逆電圧印加回路、63
……スイツチングトランジスター、9……コンデ
ンサー。
図は本考案実施例の電気回路図、第3図は従来例
の説明図、第4図は電磁弁の説明図であり、図
中、10……熱電対、13……熱電対回路、14
……励磁コイル、15……電磁弁、2……電池電
圧検知手段、4……CO検知回路、5……断線チ
エツク回路、6……逆電圧印加手段、60……出
力電圧調節手段、61……逆電圧印加回路、63
……スイツチングトランジスター、9……コンデ
ンサー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 異常検知手段Aからの出力を、電磁弁式の安
全弁の励磁コイル14に定常状態とは逆の電圧
を印加させて安全動作させる形式の安全弁にお
いて、異常検知手段Aからの出力を出力時間規
制手段Bを介して逆電圧印加手段6に入力さ
せ、この逆電圧印加手段6による逆電圧を励磁
コイル14に印加させ、この出力時間規制手段
による設定時間を安全弁の安全動作に必要なご
く短時間に設定した電磁式安全弁。 逆電圧印加手段6に出力電圧調節手段60を
具備させた実用新案登録請求の範囲第1項記載
の電磁式安全弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20026684U JPH0424220Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20026684U JPH0424220Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61112167U JPS61112167U (ja) | 1986-07-16 |
JPH0424220Y2 true JPH0424220Y2 (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=30760954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20026684U Expired JPH0424220Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0424220Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP20026684U patent/JPH0424220Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61112167U (ja) | 1986-07-16 |
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