JPS635403Y2 - - Google Patents
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- JPS635403Y2 JPS635403Y2 JP13144581U JP13144581U JPS635403Y2 JP S635403 Y2 JPS635403 Y2 JP S635403Y2 JP 13144581 U JP13144581 U JP 13144581U JP 13144581 U JP13144581 U JP 13144581U JP S635403 Y2 JPS635403 Y2 JP S635403Y2
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- rechargeable battery
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
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- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000779 depleting effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱発電素子を用いた充電装置に関す
る。
る。
従来のこの種装置として、熱発電素子と充電式
電池とを接続する回路にダイオードを介入させ
て、該熱発電素子の両端子間の電圧が該充電式電
池の両端子間の電圧よりも低い場合に、該充電式
電池から該熱発電素子への逆流電流を生じ、該充
電式電池の消耗を生じることを防止するようにし
たものが知られている。しかしながら、このもの
はダイオードの電圧降下が大きいため、充電式電
池をその定格電圧にまで充電させるには、該定格
電圧に加えて該ダイオードの降下電圧分だけ余分
に大きな容量の熱発電素子を必要とする不都合が
ある。
電池とを接続する回路にダイオードを介入させ
て、該熱発電素子の両端子間の電圧が該充電式電
池の両端子間の電圧よりも低い場合に、該充電式
電池から該熱発電素子への逆流電流を生じ、該充
電式電池の消耗を生じることを防止するようにし
たものが知られている。しかしながら、このもの
はダイオードの電圧降下が大きいため、充電式電
池をその定格電圧にまで充電させるには、該定格
電圧に加えて該ダイオードの降下電圧分だけ余分
に大きな容量の熱発電素子を必要とする不都合が
ある。
本考案は上記不都合を無くした装置を得ること
をその目的としたもので、熱発電素子1と該熱発
電素子1の起電力により充電される充電式電池2
とを備えるものにおいて、該熱発電素子1と該充
電式電池2とを接続する接続回路3に制御スイツ
チ4を介入させると共に、該充電式電池2から該
熱発電素子1への逆流電流を検出して作動する逆
流検出器5と該熱発電素子1の両端子間にあらわ
れる該充電式電池2の充電電圧以上の電圧を検出
して作動する電圧検出器6とを設け、さらに該検
出器6の作動で該制御スイツチ4を閉成させる第
1制御回路7と該逆流検出器5の作動で該制御ス
イツチ4の閉成を解除する第2制御回路8とを設
けたことを特徴とする。
をその目的としたもので、熱発電素子1と該熱発
電素子1の起電力により充電される充電式電池2
とを備えるものにおいて、該熱発電素子1と該充
電式電池2とを接続する接続回路3に制御スイツ
チ4を介入させると共に、該充電式電池2から該
熱発電素子1への逆流電流を検出して作動する逆
流検出器5と該熱発電素子1の両端子間にあらわ
れる該充電式電池2の充電電圧以上の電圧を検出
して作動する電圧検出器6とを設け、さらに該検
出器6の作動で該制御スイツチ4を閉成させる第
1制御回路7と該逆流検出器5の作動で該制御ス
イツチ4の閉成を解除する第2制御回路8とを設
けたことを特徴とする。
図面で9は始動スイツチを示し、該熱発電素子
1は、該始動スイツチ9の閉成時に作動するガス
燃焼器その他の熱源(図示されず)により加熱さ
れて、所定熱起電力例えば1.3V程度を発生され
るようにした。
1は、該始動スイツチ9の閉成時に作動するガス
燃焼器その他の熱源(図示されず)により加熱さ
れて、所定熱起電力例えば1.3V程度を発生され
るようにした。
該電圧検出器6は非反転増幅器から成る第1コ
ンパレータで構成され、該第1コンパレータ6
は、プラスの入力端子に該熱発電素子1の起電力
が印加され、マイナスの入力端子に該充電式電池
2の充電電圧例えば1.2V程度に対応した基準電
圧が印加されて、該充電電圧以上の起電力がプラ
スの入力端子に印加されたときHighレベルの出
力が得られるようにした。この場合、該基準電圧
は該充電式電池2の電圧を該始動スイツチ9を介
するコンバータ10で昇圧して供給する給電線1
1,11の両線間に介入する分圧抵抗により両線
間の電圧を分圧して得られるようにした。
ンパレータで構成され、該第1コンパレータ6
は、プラスの入力端子に該熱発電素子1の起電力
が印加され、マイナスの入力端子に該充電式電池
2の充電電圧例えば1.2V程度に対応した基準電
圧が印加されて、該充電電圧以上の起電力がプラ
スの入力端子に印加されたときHighレベルの出
力が得られるようにした。この場合、該基準電圧
は該充電式電池2の電圧を該始動スイツチ9を介
するコンバータ10で昇圧して供給する給電線1
1,11の両線間に介入する分圧抵抗により両線
間の電圧を分圧して得られるようにした。
該第1制御回路7は給電線11,11の両線間
に該第1コンパレータ6のHighレベルの出力で
ONされる第1スイツチングトランジスタ7aと
第1リレー7bとを直列に介入して構成され、か
つ該制御スイツチ4は該第1リレー7bの接点で
構成されて、該第1スイツチングトランジスタ7
aがONされれば該第1リレー7bが励磁され
て、該第1リレー7bの接点4が閉じるようにし
た。
に該第1コンパレータ6のHighレベルの出力で
ONされる第1スイツチングトランジスタ7aと
第1リレー7bとを直列に介入して構成され、か
つ該制御スイツチ4は該第1リレー7bの接点で
構成されて、該第1スイツチングトランジスタ7
aがONされれば該第1リレー7bが励磁され
て、該第1リレー7bの接点4が閉じるようにし
た。
該逆流検出器5は該接続回路3に制御スイツチ
4と直列に接続介入したコイル5aと、該コイル
5aに近接対向させたホール効果素子5bとで構
成され、該ホール効果素子5bは該コイル5aに
逆流電流が流れたときのみ該電流により発生され
る磁界の方向を検知してHighレベルの出力が得
られるようにした。
4と直列に接続介入したコイル5aと、該コイル
5aに近接対向させたホール効果素子5bとで構
成され、該ホール効果素子5bは該コイル5aに
逆流電流が流れたときのみ該電流により発生され
る磁界の方向を検知してHighレベルの出力が得
られるようにした。
該第2制御回路8は非反転増幅器から成る第2
コンパレータ8aと第2スイツチングトランジス
タ8bとから構成される。該第2コンパレータ8
aはプラスの入力端子にホール効果素子5bの出
力が印加され、マイナスの入力端子に基準電圧が
印加されて、該ホール効果素子5bのHighレベ
ルの出力によりHighレベルの出力が得られるよ
うにした。該第2スイツチングトランジスタ8b
は前記第1コンパレータ6の出力端子と給電線1
1との間に介入され、該第2コンパレータ8aの
出力端子にベース端子が接続されて、該第2コン
パレータ8aのHighレベルの出力でONさせるよ
うにした。
コンパレータ8aと第2スイツチングトランジス
タ8bとから構成される。該第2コンパレータ8
aはプラスの入力端子にホール効果素子5bの出
力が印加され、マイナスの入力端子に基準電圧が
印加されて、該ホール効果素子5bのHighレベ
ルの出力によりHighレベルの出力が得られるよ
うにした。該第2スイツチングトランジスタ8b
は前記第1コンパレータ6の出力端子と給電線1
1との間に介入され、該第2コンパレータ8aの
出力端子にベース端子が接続されて、該第2コン
パレータ8aのHighレベルの出力でONさせるよ
うにした。
次にその作動を説明するに、先ず熱源を作動さ
せると共に始動スイツチ9を閉成して給電線1
1,11から所定電圧が得られるようにすれば、
当初、第1コンパレータ6の出力はLOWレベル
にあり、第1スイツチングトランジスタ7aは
OFF状態にあつて第1リレー7bは通電されて
おらず、制御スイツチ4は開放状態にあり、また
ホール効果素子5bの出力はLOWレベルにあり、
したがつて第2コンパレータ8aの出力もLOW
レベルにあつて、第2スイツチングトランジスタ
8bはOFF状態にあるから、熱発電素子1から
熱起電力が発生され、一定時間後に所定起電力に
達するようになると、第1コンパレータ6の出力
は第3図AのようにHighレベルに変わわる。こ
のHighレベルの出力により第1スイツチングト
ランジスタ7aは第3図BのようにONされ、第
1リレー7bは通電されて制御スイツチ4が閉じ
られ、該熱発電素子1の起電力により充電式電池
2に向け充電電流が流れる。この充電電流が流れ
ている間、ホール効果素子5bの出力はLOWレ
ベルにあるから第2スイツチングトランジスタ8
bはOFF状態のままであり、該第1スイツチン
グトランジスタ8bはON状態を保つ。その後、
該熱発電素子1の起電力が該充電式電池2の充電
電圧以下になれば、該充電式電池2から該熱発電
素子1に向けて逆流電流が流れ、ホール効果素子
5bにはHighレベルの出力が得られ、第2コン
パレータ8bには、第3図CのようにHighレベ
ルの出力が得られるから、第2スイツチングトラ
ンジスタ8bはONされて、第1コンパレータ6
の出力端子側の電流の殆どが抵抗の小さい第2ス
イツチングトランジスタ8bへ流れ込み、第1ス
イツチングトランジスタ7aのベース電流が僅少
となつて、該トランジスタ7aがOFFに変わり、
第1リレー7bの接点4は開かれる。したがつ
て、この場合逆流電流は瞬時に遮断され、該充電
式電池2の消耗が防止される。
せると共に始動スイツチ9を閉成して給電線1
1,11から所定電圧が得られるようにすれば、
当初、第1コンパレータ6の出力はLOWレベル
にあり、第1スイツチングトランジスタ7aは
OFF状態にあつて第1リレー7bは通電されて
おらず、制御スイツチ4は開放状態にあり、また
ホール効果素子5bの出力はLOWレベルにあり、
したがつて第2コンパレータ8aの出力もLOW
レベルにあつて、第2スイツチングトランジスタ
8bはOFF状態にあるから、熱発電素子1から
熱起電力が発生され、一定時間後に所定起電力に
達するようになると、第1コンパレータ6の出力
は第3図AのようにHighレベルに変わわる。こ
のHighレベルの出力により第1スイツチングト
ランジスタ7aは第3図BのようにONされ、第
1リレー7bは通電されて制御スイツチ4が閉じ
られ、該熱発電素子1の起電力により充電式電池
2に向け充電電流が流れる。この充電電流が流れ
ている間、ホール効果素子5bの出力はLOWレ
ベルにあるから第2スイツチングトランジスタ8
bはOFF状態のままであり、該第1スイツチン
グトランジスタ8bはON状態を保つ。その後、
該熱発電素子1の起電力が該充電式電池2の充電
電圧以下になれば、該充電式電池2から該熱発電
素子1に向けて逆流電流が流れ、ホール効果素子
5bにはHighレベルの出力が得られ、第2コン
パレータ8bには、第3図CのようにHighレベ
ルの出力が得られるから、第2スイツチングトラ
ンジスタ8bはONされて、第1コンパレータ6
の出力端子側の電流の殆どが抵抗の小さい第2ス
イツチングトランジスタ8bへ流れ込み、第1ス
イツチングトランジスタ7aのベース電流が僅少
となつて、該トランジスタ7aがOFFに変わり、
第1リレー7bの接点4は開かれる。したがつ
て、この場合逆流電流は瞬時に遮断され、該充電
式電池2の消耗が防止される。
尚、上記充電装置において、逆流検出器5と電
圧検出器6とのいずれかを省略することも考えら
れるが、敢えて両検出器5,6を用いたのは、次
のような不都合を防止するためである。
圧検出器6とのいずれかを省略することも考えら
れるが、敢えて両検出器5,6を用いたのは、次
のような不都合を防止するためである。
1 逆流検出器5を省略し、電圧検出器6により
熱発電素子1の熱起電力を検出するようにすれ
ば、該熱発電素子1の所定起電力の発生で該電
圧検出器6にHighレベルの出力が得られて制
御スイツチ4は閉成されるが、該制御スイツチ
4の閉成時において、該熱発電素子1の両端子
間にあらわれる電圧には、充電式電池2の充電
時における該熱発電素子1の起電力によるもの
と、既に該熱発電素子1の起電力が低下し逆流
電流が流れている時における該制御スイツチ4
を介した該充電式電池2の充電電圧によるもの
とがあり、該電圧検出器6はどちらの電圧がプ
ラス入力端子に印加されてもHighレベルの出
力を発生されて制御スイツチ4の閉成を保つた
め、逆流電流によつて該充電式電池2が消耗さ
れる場合がある。
熱発電素子1の熱起電力を検出するようにすれ
ば、該熱発電素子1の所定起電力の発生で該電
圧検出器6にHighレベルの出力が得られて制
御スイツチ4は閉成されるが、該制御スイツチ
4の閉成時において、該熱発電素子1の両端子
間にあらわれる電圧には、充電式電池2の充電
時における該熱発電素子1の起電力によるもの
と、既に該熱発電素子1の起電力が低下し逆流
電流が流れている時における該制御スイツチ4
を介した該充電式電池2の充電電圧によるもの
とがあり、該電圧検出器6はどちらの電圧がプ
ラス入力端子に印加されてもHighレベルの出
力を発生されて制御スイツチ4の閉成を保つた
め、逆流電流によつて該充電式電池2が消耗さ
れる場合がある。
2 また、電圧検出器6を省略し、常閉の制御ス
イツチ4を逆流検出器5により逆流電流を検出
して開放するようにすれば、熱発電素子1の起
電力が低下して逆流電流が生じた場合、該逆流
検出器5により、それが検出され、即座に制御
スイツチ4が開放されるが、該制御スイツチ4
の開放で逆流電流がなくなると直ちに制御スイ
ツチ4が閉成されれ、この制御スイツチ4の開
放と閉成とが繰り返され、結局充電式電池2が
消耗される。
イツチ4を逆流検出器5により逆流電流を検出
して開放するようにすれば、熱発電素子1の起
電力が低下して逆流電流が生じた場合、該逆流
検出器5により、それが検出され、即座に制御
スイツチ4が開放されるが、該制御スイツチ4
の開放で逆流電流がなくなると直ちに制御スイ
ツチ4が閉成されれ、この制御スイツチ4の開
放と閉成とが繰り返され、結局充電式電池2が
消耗される。
したがつて、両検出器5,6を用いた上記充電
装置において、はじめて逆流電流ひいては充電式
電池2の消耗を免れることができる。
装置において、はじめて逆流電流ひいては充電式
電池2の消耗を免れることができる。
さて、上記充電装置においては、ホール効果素
子5bの出力を逆流電流が流れたときのみHigh
レベルとなるようにしたが、ホール効果素子5b
の出力を充電電流が流れたときのみHighレベル
となるようにしても良く、この場合には、第2図
のように第2コンパレータ8aは反転増幅器で構
成し、さらに保持タイマー8cを加える。ここれ
を詳述するに当初制御スイツチ4は開かれている
から、ホール効果素子5bにはLOWレベルの出
力が出ていて、第2コンパレータ8aには第3図
EのようにHighレベルの出力が出るから、第2
スイツチングトランジスタ8bはONされて、第
1コンパレータ6からHighレベルの出力が出て
いても、第1スイツチングトランジスタ7aは
OFFされて、第1リレー7bは通電されず、制
御スイツチ9は閉じないことになる。そこで、少
なくとも第1コンパレータ6から熱発電素子1の
起電力によるHighレベルの出力が出るまでの間
第3図DのようにLOWレベルの出力を出す保持
タイマー8cを用いて、その間第2コンパレータ
8aのHighレベルの出力が第2スイツチングト
ランジスタ8bに印加されないようにし該第2ス
イツチングトランジスタ8bをOFF状態に保持
させ、第1コンパレータ6からHighレベルの出
力が出たとき直ちに第1スイツチングトランジス
タ7aをONさせ、第1リレー7bを通電状態に
させて充電式電池2の充電電が確実に行なわれる
ようにした。
子5bの出力を逆流電流が流れたときのみHigh
レベルとなるようにしたが、ホール効果素子5b
の出力を充電電流が流れたときのみHighレベル
となるようにしても良く、この場合には、第2図
のように第2コンパレータ8aは反転増幅器で構
成し、さらに保持タイマー8cを加える。ここれ
を詳述するに当初制御スイツチ4は開かれている
から、ホール効果素子5bにはLOWレベルの出
力が出ていて、第2コンパレータ8aには第3図
EのようにHighレベルの出力が出るから、第2
スイツチングトランジスタ8bはONされて、第
1コンパレータ6からHighレベルの出力が出て
いても、第1スイツチングトランジスタ7aは
OFFされて、第1リレー7bは通電されず、制
御スイツチ9は閉じないことになる。そこで、少
なくとも第1コンパレータ6から熱発電素子1の
起電力によるHighレベルの出力が出るまでの間
第3図DのようにLOWレベルの出力を出す保持
タイマー8cを用いて、その間第2コンパレータ
8aのHighレベルの出力が第2スイツチングト
ランジスタ8bに印加されないようにし該第2ス
イツチングトランジスタ8bをOFF状態に保持
させ、第1コンパレータ6からHighレベルの出
力が出たとき直ちに第1スイツチングトランジス
タ7aをONさせ、第1リレー7bを通電状態に
させて充電式電池2の充電電が確実に行なわれる
ようにした。
第4図は上記第2図示の充電装置をガス燃焼器
の失火安全回路の電源として用いた場合の1例を
示すもので、第2図の回路と同じ部分はそれらと
同一の符号を付して説明を省略する。
の失火安全回路の電源として用いた場合の1例を
示すもので、第2図の回路と同じ部分はそれらと
同一の符号を付して説明を省略する。
この失火安全回路は第2図の回路に加えて、プ
リパージの時間設定を行う第1タイマー20、ガ
ス燃焼器のガス供給路に介入され該供給路を開閉
する電磁弁(図示されず)の起動コイル21の励
磁時間をを設定する第2タイマー22、該電磁弁
の保持コイル23の強制励磁時間を設定する第3
タイマー24、該第1タイマー22のHighレベ
ルの出力でONされて第2リレー25を通電させ
る第3スイツチトランジスタ26、該第3タイマ
ー24のHighレベルの出力或いは第1コンパレ
ータ6のHighレベルの出力でONされて、第3リ
レー27を通電させる第4スイツチングトランジ
スタ28が給電線11,11間に介入され、該第
2リレー25の通電により閉じて該電磁弁の該起
動コイル21を励磁する接点29、該第3リレー
27の通電により閉じて該電磁弁の該保持コイル
23を励磁する接点30が該充電式電池2に並列
接続される。
リパージの時間設定を行う第1タイマー20、ガ
ス燃焼器のガス供給路に介入され該供給路を開閉
する電磁弁(図示されず)の起動コイル21の励
磁時間をを設定する第2タイマー22、該電磁弁
の保持コイル23の強制励磁時間を設定する第3
タイマー24、該第1タイマー22のHighレベ
ルの出力でONされて第2リレー25を通電させ
る第3スイツチトランジスタ26、該第3タイマ
ー24のHighレベルの出力或いは第1コンパレ
ータ6のHighレベルの出力でONされて、第3リ
レー27を通電させる第4スイツチングトランジ
スタ28が給電線11,11間に介入され、該第
2リレー25の通電により閉じて該電磁弁の該起
動コイル21を励磁する接点29、該第3リレー
27の通電により閉じて該電磁弁の該保持コイル
23を励磁する接点30が該充電式電池2に並列
接続される。
ここで始動スイツチ9は、ガス供給路に介入す
るガスコツクの開栓操作で閉じられるコツクスイ
ツチで構成される。
るガスコツクの開栓操作で閉じられるコツクスイ
ツチで構成される。
次にその作動を第5図のタイムチヤートを用い
て説明するに、ガスコツクを開栓して始動スイツ
チ9を閉成すれば、まずプリパージが行われて
T1時間後に第5図F、G、Hのように第1タイ
マー20、第2タイマー22、第3タイマー24
に夫々Highレベルの出が得られ、その結果第3
スイツチングトランジスタ26、第4スイツチン
グトランジスタ28は第5図I、JのようにON
されて、第2リレー25、第3リレー27が通電
され、それらの接点29,30が閉じて、電磁弁
の起動コイル21がT1時間からT2時間までの第
2タイマー22の設定時間だけ励磁され、電磁弁
は開かれて、ガス燃焼器にガスが供給される。次
いでT2時間後に第2タイマー22の出力がLOW
レベルに変化するが、この時点で第3タイマー2
4はHighレベルの出力を維持されるから、第4
スイツチングトランジスタ28はONを保ち、第
3リレー27の通電が継続されて、電磁弁の開放
が保持され、ガス燃焼器へのガスの供給は継続さ
れる。そしてT3時間後にガス燃焼器の点火が行
なわれ、T4時間後に第5図Aのように第1コン
パレータ6にHighレベルの出力が得られれば、
第2図の回路と同様、第5図Bのように第1スイ
ツチングトランジスタ7aがONされ第1リレー
7bが通電され、その接点4が閉成されて、充電
式電池2の充電が行なわれることになり、この充
電式電池2を電源とするリレー類、タイマー類、
コンパレータ類は正常作動を維持される。さらに
T5時間後に第3タイマー24の出力はLOWレベ
ルに変化するが、第1コンパレータ6の出力が
Highレベルに保たれていると共に第4タイマー
31の出力がLOWレベルに保たれ第2スイツチ
ングトランジスタ8bがOFF状態にあるため、
第3リレー27は引続き通電され、電磁弁は開放
状態を保つ。
て説明するに、ガスコツクを開栓して始動スイツ
チ9を閉成すれば、まずプリパージが行われて
T1時間後に第5図F、G、Hのように第1タイ
マー20、第2タイマー22、第3タイマー24
に夫々Highレベルの出が得られ、その結果第3
スイツチングトランジスタ26、第4スイツチン
グトランジスタ28は第5図I、JのようにON
されて、第2リレー25、第3リレー27が通電
され、それらの接点29,30が閉じて、電磁弁
の起動コイル21がT1時間からT2時間までの第
2タイマー22の設定時間だけ励磁され、電磁弁
は開かれて、ガス燃焼器にガスが供給される。次
いでT2時間後に第2タイマー22の出力がLOW
レベルに変化するが、この時点で第3タイマー2
4はHighレベルの出力を維持されるから、第4
スイツチングトランジスタ28はONを保ち、第
3リレー27の通電が継続されて、電磁弁の開放
が保持され、ガス燃焼器へのガスの供給は継続さ
れる。そしてT3時間後にガス燃焼器の点火が行
なわれ、T4時間後に第5図Aのように第1コン
パレータ6にHighレベルの出力が得られれば、
第2図の回路と同様、第5図Bのように第1スイ
ツチングトランジスタ7aがONされ第1リレー
7bが通電され、その接点4が閉成されて、充電
式電池2の充電が行なわれることになり、この充
電式電池2を電源とするリレー類、タイマー類、
コンパレータ類は正常作動を維持される。さらに
T5時間後に第3タイマー24の出力はLOWレベ
ルに変化するが、第1コンパレータ6の出力が
Highレベルに保たれていると共に第4タイマー
31の出力がLOWレベルに保たれ第2スイツチ
ングトランジスタ8bがOFF状態にあるため、
第3リレー27は引続き通電され、電磁弁は開放
状態を保つ。
何らかの原因で、T6時間後にガス燃焼炎が消
えたとすれば、熱発電素子1の起電力が低下し、
充電式電池2から逆流電流が第1リレー7bの接
点4を介して熱発電素子1側へ流れるから、ホー
ル効果素子5bの出力はLOWレベルに変化し、
第2コンパレータ8aの出力が第5図Eのように
Highレベルに変化し、その際第4タイマー31
の出力は第5図Dのように既にHighレベルに変
化しているため、第4スイツチングトランジスタ
8bがONされて、第1コンパレータ6が充電式
電池2の電圧により出力をHighレベルにされて
いても、瞬時のT7時間後に第1リレー7b及び
第3リレー27の通電がなくなり、第1リレー7
bの接点4が開かれると共に電磁弁が閉じられ
る。
えたとすれば、熱発電素子1の起電力が低下し、
充電式電池2から逆流電流が第1リレー7bの接
点4を介して熱発電素子1側へ流れるから、ホー
ル効果素子5bの出力はLOWレベルに変化し、
第2コンパレータ8aの出力が第5図Eのように
Highレベルに変化し、その際第4タイマー31
の出力は第5図Dのように既にHighレベルに変
化しているため、第4スイツチングトランジスタ
8bがONされて、第1コンパレータ6が充電式
電池2の電圧により出力をHighレベルにされて
いても、瞬時のT7時間後に第1リレー7b及び
第3リレー27の通電がなくなり、第1リレー7
bの接点4が開かれると共に電磁弁が閉じられ
る。
したがつて第3図の回路によればガス燃焼器の
燃焼炎が失なわれると、電磁弁が閉じられ、生ガ
スの放出が防止される。
燃焼炎が失なわれると、電磁弁が閉じられ、生ガ
スの放出が防止される。
このように本考案によれば、電圧検出器6及び
第1制御回路7並びに逆流検出器5及び第2制御
回路8により制御スイツチ4の閉成並びにその解
除を行なわせるようにしたので、充電式電池2の
充電を電圧降下の極めて小さい該制御スイツチ4
を介して行なつて且つ逆流も確実に防止出来、従
来の比較的電圧降下の大きいダイオードを用いる
ものに比して熱発電素子1に発生される起電力の
消耗が少なくなり、したがつて、該電圧降下を考
慮しない必要最小限の容量の熱発電素子を使つて
充電式電池を定格電圧にまで確実に充電すること
ができる効果を有する。
第1制御回路7並びに逆流検出器5及び第2制御
回路8により制御スイツチ4の閉成並びにその解
除を行なわせるようにしたので、充電式電池2の
充電を電圧降下の極めて小さい該制御スイツチ4
を介して行なつて且つ逆流も確実に防止出来、従
来の比較的電圧降下の大きいダイオードを用いる
ものに比して熱発電素子1に発生される起電力の
消耗が少なくなり、したがつて、該電圧降下を考
慮しない必要最小限の容量の熱発電素子を使つて
充電式電池を定格電圧にまで確実に充電すること
ができる効果を有する。
第1図は本考案装置の1例を示す回路図、第2
図は第1図の装置の変形例を示す回路図、第3図
は第1図及び第2図の回路のタイムチヤート、第
4図は本考案装置をガス燃焼器の失火安全回路の
電源に用いた場合の回路図、第5図はそのタイム
チヤートである。 1……熱発電素子、2……充電式電池、3……
接続回路、4……制御スイツチ、5……逆流検出
器、6……電圧検出器、7……第1制御回路、8
……第2制御回路。
図は第1図の装置の変形例を示す回路図、第3図
は第1図及び第2図の回路のタイムチヤート、第
4図は本考案装置をガス燃焼器の失火安全回路の
電源に用いた場合の回路図、第5図はそのタイム
チヤートである。 1……熱発電素子、2……充電式電池、3……
接続回路、4……制御スイツチ、5……逆流検出
器、6……電圧検出器、7……第1制御回路、8
……第2制御回路。
Claims (1)
- 熱発電素子1と該熱発電素子1の起電力により
充電される充電式電池2とを備えるものにおい
て、該熱発電素子1と該充電式電池2とを接続す
る接続回路3に制御スイツチ4を介入させると共
に、該充電式電池2から該熱発電素子1への逆流
電流を検出して作動する逆流検出器5と該熱発電
素子1の両端子間にあらわれる該充電式電池2の
充電電圧以上の電圧を検出して作動する電圧検出
器6とを設け、さらに該検出器6の作動で該制御
スイツチ4を閉成させる第1制御回路7と該逆流
検出器5の作動で該制御スイツチ4の閉成を解除
する第2制御回路8とを設けたことを特徴とする
熱発電素子を用いた充電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13144581U JPS5837738U (ja) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | 熱発電素子を用いた充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13144581U JPS5837738U (ja) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | 熱発電素子を用いた充電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5837738U JPS5837738U (ja) | 1983-03-11 |
| JPS635403Y2 true JPS635403Y2 (ja) | 1988-02-15 |
Family
ID=29925023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13144581U Granted JPS5837738U (ja) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | 熱発電素子を用いた充電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837738U (ja) |
-
1981
- 1981-09-05 JP JP13144581U patent/JPS5837738U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5837738U (ja) | 1983-03-11 |
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