JPH04241922A - ゴム製品の加圧成形方法およびそれに用いる型構造 - Google Patents
ゴム製品の加圧成形方法およびそれに用いる型構造Info
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- JPH04241922A JPH04241922A JP1484291A JP1484291A JPH04241922A JP H04241922 A JPH04241922 A JP H04241922A JP 1484291 A JP1484291 A JP 1484291A JP 1484291 A JP1484291 A JP 1484291A JP H04241922 A JPH04241922 A JP H04241922A
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 40
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 claims abstract description 38
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 37
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000010068 moulding (rubber) Methods 0.000 description 1
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴム製品の射出成形方法
の改良およびそれに用いる型構造に関する。
の改良およびそれに用いる型構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にゴム製品は上型および下型を型合
わせし、そのキャビティに加硫前のゴム用流動材料をキ
ャビティに連通するゲートから注入して加硫硬化させて
成形するが、型面に臨むゲート口は開閉できないので、
ゲートからキャビティに至るゴム用流動材料には注入機
からの保圧をかけて成形しているのが現状である。
わせし、そのキャビティに加硫前のゴム用流動材料をキ
ャビティに連通するゲートから注入して加硫硬化させて
成形するが、型面に臨むゲート口は開閉できないので、
ゲートからキャビティに至るゴム用流動材料には注入機
からの保圧をかけて成形しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、成形品密
度が一定とならず、また、寸法精度がなく、しかもゲー
ト部分およびバリを除去する後仕上げ作業を必要とする
とともに、ゲート痕跡が残るなどの種々の欠点を有して
おり、ゴム製品での精密製品の成形は不可能であるとい
う問題がある。そこで、本発明は上記従来のゴム成形方
法の欠点を改良して成形品密度が一定で、しかも寸法精
度の高いゴム製品を成形することができる方法および型
構造を提供することを目的とする。
度が一定とならず、また、寸法精度がなく、しかもゲー
ト部分およびバリを除去する後仕上げ作業を必要とする
とともに、ゲート痕跡が残るなどの種々の欠点を有して
おり、ゴム製品での精密製品の成形は不可能であるとい
う問題がある。そこで、本発明は上記従来のゴム成形方
法の欠点を改良して成形品密度が一定で、しかも寸法精
度の高いゴム製品を成形することができる方法および型
構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は成形用キャビテ
ィの形状を変更することなく、型面に臨むゲート開口を
封鎖し、しかもキャビティ内のゴム材料に一定の加圧を
行うことができるようにすれば、上記課題を達成するこ
とができることに着目してなされたもので、上型および
下型を型合わせし、そのキャビティに加硫前のゴム用流
動材料をキャビティに連通するゲートから注入して加硫
硬化させてゴム製品を成形するにあたり、型合わせによ
り第1次キャビティを形成して上記ゲートから第1次キ
ャビティに加硫前のゴム用流動材料を注入した後、補助
部材により上記ゲートを封鎖して成形用第2次キャビテ
ィを形成するとともに補助部材のゲート封鎖動作により
上記加硫前のゴム用流動材料を注入した第1次キャビテ
ィの総容積を減少させ、第2次キャビティ内の加圧され
た加硫前のゴム用流動材料を加硫硬化させることを特徴
とするゴム製品の加圧成形方法にある。
ィの形状を変更することなく、型面に臨むゲート開口を
封鎖し、しかもキャビティ内のゴム材料に一定の加圧を
行うことができるようにすれば、上記課題を達成するこ
とができることに着目してなされたもので、上型および
下型を型合わせし、そのキャビティに加硫前のゴム用流
動材料をキャビティに連通するゲートから注入して加硫
硬化させてゴム製品を成形するにあたり、型合わせによ
り第1次キャビティを形成して上記ゲートから第1次キ
ャビティに加硫前のゴム用流動材料を注入した後、補助
部材により上記ゲートを封鎖して成形用第2次キャビテ
ィを形成するとともに補助部材のゲート封鎖動作により
上記加硫前のゴム用流動材料を注入した第1次キャビテ
ィの総容積を減少させ、第2次キャビティ内の加圧され
た加硫前のゴム用流動材料を加硫硬化させることを特徴
とするゴム製品の加圧成形方法にある。
【0005】上記方法を実施するための型構造としては
、キャビティ容積の比較的大きいものが必要な場合は、
上型の凹部を成形用第2次キャビティ容積よりやや大き
く形成し、その凹部開口のパーテングライン近傍にゲー
トを連通する一方、下型に対し上記上型の凹部開口に嵌
入可能な凸部を形成するとともに、上記上型の凹部と下
型の凸部の何れかを移動可能な移動装置を設け、上記上
型凹部のゲートを封鎖せず、該ゲートを介して第1次キ
ャビティへ加硫前のゴム用流動材料を注入可能に型合わ
せする第1位置と該第1次位置から更に上記下型凸部を
上型凹部に所定量押し込んで注入したゴム用流動材料を
加圧する第2次キャビティを形成する第2位置に移動さ
せるように構成するのが好ましい。上記下型の凸部は型
本体と一体化して型本体の移動と共に移動させてもよい
が、下型本体に対して上記上型凹部方向にスライド可能
に形成してもよい。
、キャビティ容積の比較的大きいものが必要な場合は、
上型の凹部を成形用第2次キャビティ容積よりやや大き
く形成し、その凹部開口のパーテングライン近傍にゲー
トを連通する一方、下型に対し上記上型の凹部開口に嵌
入可能な凸部を形成するとともに、上記上型の凹部と下
型の凸部の何れかを移動可能な移動装置を設け、上記上
型凹部のゲートを封鎖せず、該ゲートを介して第1次キ
ャビティへ加硫前のゴム用流動材料を注入可能に型合わ
せする第1位置と該第1次位置から更に上記下型凸部を
上型凹部に所定量押し込んで注入したゴム用流動材料を
加圧する第2次キャビティを形成する第2位置に移動さ
せるように構成するのが好ましい。上記下型の凸部は型
本体と一体化して型本体の移動と共に移動させてもよい
が、下型本体に対して上記上型凹部方向にスライド可能
に形成してもよい。
【0006】他方、キャビティ容積が比較的小さいもの
では、型面の一部を移動式とし、その移動路にゲートを
形成するのが好ましく、即ち、型合わせによりキャビテ
ィを形成する何れかの型面に該キャビティに加硫前のゴ
ム用流動材料を注入するゲートを連通したシリンダ部を
穿設し、該シリンダ部内に押出ピストンを設け、該ピス
トンを常態ではその端面から所定量奥に入った第1位置
に退避させ、上記ゲートを開口してシリンダ部を介して
第1次キャビティに加硫前のゴム用流動材料を注入可能
であるとともに加硫硬化時には上記シリンダ部を型面に
向かってスライドしてシリンダ部内部の加硫前のゴム用
流動材料を押し出し、型面と面一となる第2位置に移動
して第2次キャビティを形成するようにして構成するの
が好ましい。
では、型面の一部を移動式とし、その移動路にゲートを
形成するのが好ましく、即ち、型合わせによりキャビテ
ィを形成する何れかの型面に該キャビティに加硫前のゴ
ム用流動材料を注入するゲートを連通したシリンダ部を
穿設し、該シリンダ部内に押出ピストンを設け、該ピス
トンを常態ではその端面から所定量奥に入った第1位置
に退避させ、上記ゲートを開口してシリンダ部を介して
第1次キャビティに加硫前のゴム用流動材料を注入可能
であるとともに加硫硬化時には上記シリンダ部を型面に
向かってスライドしてシリンダ部内部の加硫前のゴム用
流動材料を押し出し、型面と面一となる第2位置に移動
して第2次キャビティを形成するようにして構成するの
が好ましい。
【0007】
【作用】本発明によれば、型半締めにおいて形成される
第1次キャビティに加硫前のゴム用流動材料を注入し(
図1および図3参照)、次いで型面の一部を構成する補
助部材を移動して型締めを行うと、その移動路に形成さ
れた第1次キャビティに臨むゲート口は遮断されるとと
もに、第1次キャビティの容積は減少して減少分の流動
材料は押し込まれるので、キャビティ内のゴム用流動材
料には全体として所定の加圧が加えられ、成形密度が向
上することになる。
第1次キャビティに加硫前のゴム用流動材料を注入し(
図1および図3参照)、次いで型面の一部を構成する補
助部材を移動して型締めを行うと、その移動路に形成さ
れた第1次キャビティに臨むゲート口は遮断されるとと
もに、第1次キャビティの容積は減少して減少分の流動
材料は押し込まれるので、キャビティ内のゴム用流動材
料には全体として所定の加圧が加えられ、成形密度が向
上することになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づ
き、詳細に説明する。図1は本発明に係る型構造の型半
締め状態を示す断面図で、図2は型締め完了状態を示す
断面図である。図面において、型構造は上型1と、下型
2とからなり、上型1は型台10に型本体11を固定し
、その中央には凹部12を成形用第2次キャビティ容積
よりやや大きく形成するとともに、その凹部開口のパー
テングライン近傍にランナー6と連通するゲート5を穿
設する一方、下型2は型台20に型本体21を固定し、
型本体21の中央部には上記上型1の凹部12開口に嵌
入可能な凸部22を形成するとともに、その周囲に上記
上型1の本体11の端面13に当接する中間段部23を
形成し、上記上型1と下型2とを両者を上下方向に貫通
するノック部材3、3によりスライド可能に支持して型
締め可能に組み立てる。尚、4は下型2の本体21から
突出可能な突出ピン4で、キャビティ内で加硫硬化した
製品を型外しするための部材である。
き、詳細に説明する。図1は本発明に係る型構造の型半
締め状態を示す断面図で、図2は型締め完了状態を示す
断面図である。図面において、型構造は上型1と、下型
2とからなり、上型1は型台10に型本体11を固定し
、その中央には凹部12を成形用第2次キャビティ容積
よりやや大きく形成するとともに、その凹部開口のパー
テングライン近傍にランナー6と連通するゲート5を穿
設する一方、下型2は型台20に型本体21を固定し、
型本体21の中央部には上記上型1の凹部12開口に嵌
入可能な凸部22を形成するとともに、その周囲に上記
上型1の本体11の端面13に当接する中間段部23を
形成し、上記上型1と下型2とを両者を上下方向に貫通
するノック部材3、3によりスライド可能に支持して型
締め可能に組み立てる。尚、4は下型2の本体21から
突出可能な突出ピン4で、キャビティ内で加硫硬化した
製品を型外しするための部材である。
【0009】さらに、本発明では、上記上型の凹部と下
型の凸部の何れかを移動可能な図示しない移動装置を設
けるとともに、凸部22の周囲に上記上型1の本体11
の端面13に当接する中間段部23を形成し、図1の第
1位置と図2の第2位置とに正確に移動させるようにし
ている。上記第1位置では、上記上型凹部12のパーテ
ングライン近傍に形成されたゲート5は封鎖されず、該
ゲート5を介して第1次キャビティC1へ加硫前のゴム
用流動材料を注入可能に上記上型の凹部12の開口部と
下型の凸部22の先端のみが嵌合して型合わせされ、型
半締め状態にある。ここで、流動材料を第1キャビティ
C1に注入して更に上記下型凸部を上型凹部12に下型
凸部22を所定量L1押し込んで上型本体11の端面1
3に下型本体21の中間段部23を当接させると、上記
上型凹部12のパーテングライン近傍に形成されたゲー
ト5は封鎖されるとともに、第1キャビティC1の容積
は第2キャビティC2に減少し、注入したゴム用流動材
料を加圧することになる。ここで、加硫を行うと、加圧
された高い密度で型面に正確に沿い、寸法精度の良いゴ
ム製品成形が完了する。
型の凸部の何れかを移動可能な図示しない移動装置を設
けるとともに、凸部22の周囲に上記上型1の本体11
の端面13に当接する中間段部23を形成し、図1の第
1位置と図2の第2位置とに正確に移動させるようにし
ている。上記第1位置では、上記上型凹部12のパーテ
ングライン近傍に形成されたゲート5は封鎖されず、該
ゲート5を介して第1次キャビティC1へ加硫前のゴム
用流動材料を注入可能に上記上型の凹部12の開口部と
下型の凸部22の先端のみが嵌合して型合わせされ、型
半締め状態にある。ここで、流動材料を第1キャビティ
C1に注入して更に上記下型凸部を上型凹部12に下型
凸部22を所定量L1押し込んで上型本体11の端面1
3に下型本体21の中間段部23を当接させると、上記
上型凹部12のパーテングライン近傍に形成されたゲー
ト5は封鎖されるとともに、第1キャビティC1の容積
は第2キャビティC2に減少し、注入したゴム用流動材
料を加圧することになる。ここで、加硫を行うと、加圧
された高い密度で型面に正確に沿い、寸法精度の良いゴ
ム製品成形が完了する。
【0010】図3は本発明に係る他の型構造の型半締め
状態を示す断面図で、図4は型締め完了状態を示す断面
図である。ここでは、型構造は上型1と下型2とにキャ
ビティを構成する構造を設けず、中間に中型7を介在さ
せて型組み合わせを行い、キャビティを形成する。また
、下型2を移動させず、加硫硬化した製品を型外しする
ため突出可能な突出ピン4の形成される下型構造を利用
し、その突出ピン4をスライド可能に挿入する穴40を
シリンダ部とし、その壁面に加硫前のゴム用流動材料を
注入するゲート5をを穿設し、その突出ピン4を押出ピ
ストンとして用いる。そして、図3に示すように、突出
ピン4を常態ではその端面から所定量L2奥に入った第
1位置に退避させ、上記ゲート5を開口してシリンダ部
40を介して第1次キャビティC1に加硫前のゴム用流
動材料を注入可能とする。次いで加硫硬化時には図4に
示すように、上記シリンダ部40を型面に向かってスラ
イドしてシリンダ部内部の加硫前のゴム用流動材料を押
し出し、型面と面一となる第2位置に移動して第2次キ
ャビティC2を形成するようになる。この実施例におい
ては、上記突出ピン4の押し出し量(L2)によって加
圧度合を調節し、成形品の密度調節を行うことができる
。
状態を示す断面図で、図4は型締め完了状態を示す断面
図である。ここでは、型構造は上型1と下型2とにキャ
ビティを構成する構造を設けず、中間に中型7を介在さ
せて型組み合わせを行い、キャビティを形成する。また
、下型2を移動させず、加硫硬化した製品を型外しする
ため突出可能な突出ピン4の形成される下型構造を利用
し、その突出ピン4をスライド可能に挿入する穴40を
シリンダ部とし、その壁面に加硫前のゴム用流動材料を
注入するゲート5をを穿設し、その突出ピン4を押出ピ
ストンとして用いる。そして、図3に示すように、突出
ピン4を常態ではその端面から所定量L2奥に入った第
1位置に退避させ、上記ゲート5を開口してシリンダ部
40を介して第1次キャビティC1に加硫前のゴム用流
動材料を注入可能とする。次いで加硫硬化時には図4に
示すように、上記シリンダ部40を型面に向かってスラ
イドしてシリンダ部内部の加硫前のゴム用流動材料を押
し出し、型面と面一となる第2位置に移動して第2次キ
ャビティC2を形成するようになる。この実施例におい
ては、上記突出ピン4の押し出し量(L2)によって加
圧度合を調節し、成形品の密度調節を行うことができる
。
【0011】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、上型および下型を型合わせし、そのキャビティ
に加硫前のゴム用流動材料をキャビティに連通するゲー
トから注入して加硫硬化させてゴム製品を成形するにあ
たり、型合わせにより第1次キャビティを形成して上記
ゲートから第1次キャビティに加硫前のゴム用流動材料
を注入した後、補助部材により上記ゲートを封鎖して成
形用第2次キャビティを形成するとともに補助部材のゲ
ート封鎖動作により上記加硫前のゴム用流動材料を注入
した第1次キャビティの総容積を減少させ、第2次キャ
ビティ内の加圧された加硫前のゴム用流動材料を加硫硬
化させるようにしたので、成形品密度を一定にすること
ができ、安定な製品が得られる。また、所定の加圧力の
下に成形することができるので、製品にヒケが出ず、寸
法精度のよい製品を提供することができ、不良品が少な
い。更に、加圧力を微妙に調節することができるので、
バリの発生を抑えることができる。更にまた、ゲート口
は加硫時に封鎖されているので、後仕上げ作業を要さず
、成形サイクルを短縮することができる。
よれば、上型および下型を型合わせし、そのキャビティ
に加硫前のゴム用流動材料をキャビティに連通するゲー
トから注入して加硫硬化させてゴム製品を成形するにあ
たり、型合わせにより第1次キャビティを形成して上記
ゲートから第1次キャビティに加硫前のゴム用流動材料
を注入した後、補助部材により上記ゲートを封鎖して成
形用第2次キャビティを形成するとともに補助部材のゲ
ート封鎖動作により上記加硫前のゴム用流動材料を注入
した第1次キャビティの総容積を減少させ、第2次キャ
ビティ内の加圧された加硫前のゴム用流動材料を加硫硬
化させるようにしたので、成形品密度を一定にすること
ができ、安定な製品が得られる。また、所定の加圧力の
下に成形することができるので、製品にヒケが出ず、寸
法精度のよい製品を提供することができ、不良品が少な
い。更に、加圧力を微妙に調節することができるので、
バリの発生を抑えることができる。更にまた、ゲート口
は加硫時に封鎖されているので、後仕上げ作業を要さず
、成形サイクルを短縮することができる。
【図1】 本発明に係る第1型構造の型半締め状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】 図1の型構造の型締め完了状態を示す断面
図である。
図である。
【図3】 本発明に係る第2型構造の型半締め状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】 図3の型構造の型締め完了状態を示す断面
図である。
図である。
C1 第1キャビティ
C2 第2キャビティ
C2 第2キャビティ
Claims (4)
- 【請求項1】 上型および下型を型合わせし、そのキ
ャビティに加硫前のゴム用流動材料をキャビティに連通
するゲートから注入して加硫硬化させてゴム製品を成形
するにあたり、型合わせにより第1次キャビティを形成
して上記ゲートから第1次キャビティに加硫前のゴム用
流動材料を注入した後、補助部材により上記ゲートを封
鎖して成形用第2次キャビティを形成するとともに補助
部材のゲート封鎖動作により上記加硫前のゴム用流動材
料を注入した第1次キャビティの総容積を減少させ、第
2次キャビティ内の加圧された加硫前のゴム用流動材料
を加硫硬化させることを特徴とするゴム製品の加圧成形
方法。 - 【請求項2】 上型の凹部を成形用第2次キャビティ
容積よりやや大きく形成し、その凹部開口のパーテング
ライン近傍にゲートを連通する一方、下型に対し上記上
型の凹部開口に嵌入可能な凸部を形成するとともに、上
記上型の凹部と下型の凸部の何れかを移動可能な移動装
置を設け、上記上型凹部のゲートを封鎖せず、該ゲート
を介して第1次キャビティへ加硫前のゴム用流動材料を
注入可能に型合わせする第1位置と該第1次位置から更
に上記下型凸部を上型凹部に所定量押し込んで注入した
ゴム用流動材料を加圧する第2次キャビティを形成する
第2位置に移動させるようにしたことを特徴とするゴム
製品成形用型構造。 - 【請求項3】 上記下型の凸部を下型本体に対して上
記上型凹部方向にスライド可能に形成した請求項2記載
の型構造。 - 【請求項4】 型合わせによりキャビティを形成する
何れかの型面に該キャビティに加硫前のゴム用流動材料
を注入するゲートを連通したシリンダ部を穿設し、該シ
リンダ部内に押出ピストンを設け、該ピストンを常態で
はその端面から所定量奥に入った第1位置に退避させ、
上記ゲートを開口してシリンダ部を介して第1次キャビ
ティに加硫前のゴム用流動材料を注入可能であるととも
に加硫硬化時には上記シリンダ部を型面に向かってスラ
イドしてシリンダ部内部の加硫前のゴム用流動材料を押
し出し、型面と面一となる第2位置に移動して第2次キ
ャビティを形成するようにしてなることを特徴とするゴ
ム製品成形用型構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1484291A JPH04241922A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | ゴム製品の加圧成形方法およびそれに用いる型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1484291A JPH04241922A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | ゴム製品の加圧成形方法およびそれに用いる型構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04241922A true JPH04241922A (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=11872295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1484291A Pending JPH04241922A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | ゴム製品の加圧成形方法およびそれに用いる型構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04241922A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1064582C (zh) * | 1996-05-15 | 2001-04-18 | 南彰实业股份有限公司 | 橡胶成型方法及装置 |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP1484291A patent/JPH04241922A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1064582C (zh) * | 1996-05-15 | 2001-04-18 | 南彰实业股份有限公司 | 橡胶成型方法及装置 |
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