JPH04240413A - 自動炊飯器 - Google Patents

自動炊飯器

Info

Publication number
JPH04240413A
JPH04240413A JP597891A JP597891A JPH04240413A JP H04240413 A JPH04240413 A JP H04240413A JP 597891 A JP597891 A JP 597891A JP 597891 A JP597891 A JP 597891A JP H04240413 A JPH04240413 A JP H04240413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
rice
ozone
amount
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP597891A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Miyake
一也 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP597891A priority Critical patent/JPH04240413A/ja
Publication of JPH04240413A publication Critical patent/JPH04240413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炊飯用の容器内の米に対
し適正量の水を自動的に注入する機能を備えた自動炊飯
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、炊飯器においては使用者が炊飯を
開始するまでに次の手順を踏むのが一般的である。先ず
計量カップで米を所望に計量し、この計量した米を洗米
し、炊飯用の容器にその米を収容すると共に、その米量
に応じて炊飯用の容器の内側面に設けられた水位線に合
わせて水を収容し、その後容器を器本体に収容した上で
炊飯スイッチを押して炊飯を開始するものであり、炊飯
は炊飯用の容器の温度を検出する温度検出手段からの信
号に基づき容器を加熱する加熱手段の入力を制御してひ
たし、炊飯、むらしの一連の行程を実行し保温に移行す
るものである。しかし、前述した計量手順は炊飯用の容
器に設けられる水位線が見難いため水位合わせに手間が
かかるという不具合があった。そこで、出願人は炊飯用
の容器に収容した被炊飯物の重量を検出する重量検出手
段と、この重量検出手段から与えられた重量検出結果を
重量単位以外の単位による計量値に換算してその計量値
に応じた表示信号を出力する制御回路と、この制御回路
から与えられる表示信号に基づき前記計量値を表示する
表示装置とを備えた炊飯器を特開昭62−211018
号公報で提示しており、これにより炊飯用の容器に収容
される水を水位線を用いずに計量できる。
【0003】一方、被炊飯物として使用される水道水は
これに含有する塩素などによる臭気や炭酸カルシウムに
よる味の低下があり、これによって炊き上げられた飯の
食味が低下するという問題があり、これを防止するため
に専用の浄水装置によって浄化された水道水を炊飯用の
容器に収容することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した公報の炊飯器
では、使用者が炊飯用の容器に水を徐々に注入しながら
、容器に注入された水量が米量に対する適正水量より多
いか少ないかを表示装置の水量表示によって確認し、注
入された水量が適正水量と一致したことを表示装置によ
り確認した時点で使用者が水の注入を停止するものであ
るため、使用者は水位線を用いずに水を注入できるもの
の未だ煩わしい計量操作が必要である。
【0005】一方、水道水の浄化操作として、炊飯器と
別途に浄水装置を備えねばならない上、予め水道水を浄
化しなければならないという問題があり、この問題を解
消するために炊飯器における水の注入経路に活性炭やイ
オン交換樹脂などからなるカ―トリッジ式の浄水フィル
タを備えることも考えられるが、この場合には浄水フィ
ルタを定期的に交換する必要があるため使い勝手が悪い
と共に、浄水フィルタの汚れなどにより浄水効果が低下
し易いという問題がある。そこで、炊飯器にオゾンによ
る浄水装置を備えることにより浄水フィルタの定期的な
交換を省略しかつ浄水効果の低下を防止することが考え
られる。ところで、オゾンは高電圧を与えて無声放電を
行っている中に乾燥した酸素または空気を通過させると
酸素の一部がオゾンに変化するものであり、水中濃度 
0.1乃至 0.5mg/lのオゾン水による効果とし
ては、PH値の変化が無く、炭酸カルシウムの分解、脱
臭および殺菌などを有するため、水中にオゾンを供給す
ることにより、浄水場の殺菌や脱臭、または給水タンク
内の浄化、あるいは飲料水の美味化などが行われている
。また水中濃度 0.4乃至3mg/lのオゾン水を用
いて調理器具の殺菌や野菜などの鮮度保持あるいは魚の
臭みの除去も行われている。しかし、オゾンには半減期
があり、水中でのオゾンは気相中よりも非常に半減期が
早く、常温水中では数十分であり、PHや温度あるいは
水中の有機物や無機物の影響により半減期が著しく促進
される。また、オゾンは空気中での濃度が高くなると毒
性があるため作業環境安全基準として本国および米国で
は 0.1ppm以下、ソ連では 0.05 ppm以
下に定められている。 さらにオゾンはオキシダントまたは光化学オキシダント
の要因物質の1つとして公害対策基本法および大気汚染
防止法にて規制されている。このような特性を有するオ
ゾンは加熱手段を備えた炊飯器の浄水用として有効に利
用できなかった。これはオゾンの水への溶け込み易さが
水温の上昇に伴って低下するため、被炊飯物としての水
道水の浄化用として適用し難いからである。
【0006】そこで本発明は米量に対する適正量の水の
注入を自動的に行うことができると共に、オゾンによる
浄水を有効に行うことができる自動炊飯器を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は炊飯用の容器3
と、この容器3の温度を検出する温度検出手段59と、
加熱手段22と、前記温度検出手段59の検出温度に基
づき前記加熱手段22の入力を制御する炊飯制御手段4
9と、給水用の容器2と、この容器2内の水73を前記
炊飯用の容器3内に出水する出水手段10と、オゾン発
生手段13により発生したオゾンをオゾン水中供給手段
12によって前記給水用の容器2内の水73に供給する
浄水手段63と、前記炊飯用の容器3に収容された被炊
飯物を計量する計量手段70と、この計量手段70の検
出量に基づき炊飯用の容器3内への出水量が米量に対す
る適正水量と一致するように前記出水手段10を制御す
る出水制御手段50とを備えたものである。
【0008】
【作用】上記構成によって、給水用の容器2内の水73
はオゾンが前記容器2内の水73に供給されて溶解する
ことによって浄化される。洗米された米72を炊飯用の
容器3に収容し、この後出水制御手段50の制御によっ
て給水用の容器2内のオゾンにより浄化された水73が
米量に対する適正量だけ自動的に炊飯用の容器3内に出
水して収容される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0010】図2に示すように器本体1の外ケ―ス1A
内の後側にはステンレスなどの耐オゾン性の良好な材料
からなる給水用の容器たるタンク2が収納固定されてい
るとともに器本体1の前側の内ケ―ス1B内には炊飯用
の容器3が挿脱可能に収納され、さらに器本体1にはそ
の後側の上面開口部を開閉するように給水用の蓋体4が
枢設され、この蓋体4を矢印に示すように開放してタン
ク2内に給水できるようになっていると共に、器本体1
の前側の上面開口部を開閉するように炊飯用の蓋体4A
が枢設され、この蓋体4Aを開放して炊飯用の容器3を
挿脱できるようになっている。外ケ―ス1A内の後部上
方には水道管5に着脱可能に接続された給水管6が設け
られており、この給水管6には活性炭または中空糸膜か
らなるフィルタ7および電磁弁8が設けられ、給水管6
の先端の給水口が前記タンク2の上面開口部に臨んでい
る。外ケ―ス1A内にはタンク2の前方に位置して第1
の出水管9が設けられ、この出水管9にはポンプ10が
設けられているとともにその基端がタンク2の底部に連
通している。また炊飯用の蓋体4A内には第2の出水管
9Aが設けられており、この出水管9Aの先端の出水口
が蓋体4Aに一体的に設けられている内蓋4Bの中央を
貫通して容器3の上面開口部に臨んでいると共に、出水
管9Aの基端が蓋体4Aの閉塞状態で図示しないパッキ
ンを介して第1の出水管9に連通するようになっている
。 外ケ―ス1A内にはタンク2後方に位置してオゾン供給
管11が設けられ、このオゾン供給管11の一端がタン
ク2の上端程度の高さで本体1外に開口し、他端がタン
ク2の下端部に連通している。またオゾン供給管11の
一端開口部にはオゾン水中供給手段たるエアポンプ12
が内蔵されているとともに、このエアポンプ12の内側
近傍にはオゾン発生手段たるアルミナ系のセラミック放
電体13が配設されている。セラミック放電体13は図
4に示すように酸化アルミニウムなどからなる板状の絶
縁体14の表面に酸化チタンなどからなる放電電極15
をプラズマ溶射などにより形成するとともに裏面に銅な
どからなる誘電電極15Aを形成してなり、放電電極1
5を(+),誘電電極15Aを(−)として約 1.5
KV,約1KHz程度の高電圧を両電極15,15A間
に印加して図5に示すように絶縁体14の表面にて沿面
ストリ―マ―放電させることによりオゾンを発生させる
ものである。さらにオゾン供給管11の外面には静電容
量変化により水位を検出する水量センサ16が設けられ
ている。内ケ―ス1Bの外底部には外ケ―ス1A内に位
置して重量センサ17が設けられ、この重量センサ17
のロッド18に台座19が固設され、この台座19上に
炊飯用の容器3を載置するようになっている。重量セン
サ17は例えば出願人が特開昭62−211018号公
報で提案している静電容量形のセンサが用いられ、ロッ
ド18に加わる重量に基づいて静電容量に応じた周波数
パルスを重量検出信号として出力する。炊飯用の容器3
の外底部中央には温度センサ20を内部に有するカップ
状の感熱部21が設けられていると共にその周囲には加
熱手段たるヒ―タ22が設けられている。また外ケ―ス
1Aの内底部には電子回路ユニット23が配設されてい
る。
【0011】図3は器本体1または蓋体4,4Aに備え
られる操作パネル24を示し、これは表示手段25と操
作手段26とを有している。表示手段25はLCD,L
EDなどからなる給水量表示部27と炊飯量表示部28
と硬さ表示部29と第1,第2の出水量表示部30,3
1とを有するとともに、モ―ド表示部32乃至38を有
しており、モ―ド表示部の32は自動給水用,33は給
水中用,34は浄水中用,35は自動浄水用,35Aは
手動浄水用,36は出水中用,37は炊飯中用,38は
保温用である。炊飯量表示部28はカップ単位であり、
第1の出水量表示部30はml単位である。また給水量
表示部27と硬さ表示部29と第2の出水量表示部31
は長方形状をなす5個の表示部27A,29A,31A
を有し、給水量表示部27の左端の表示部27Aの上部
には「給水」なる文字27Bが表記され、右端の表示部
27Aの上部には「満水」なる文字27Cが表記されて
いると共に、硬さ表示部29の左端の表示部29Aの上
部には「硬」なる文字29Bが、中央の表示部29Aの
上部には「標」なる文字29Cが、右端の表示部29A
の上部には「柔」なる文字29Dがそれぞれ表記され、
さらに第2の出水量表示部31の左端の表示部31Aの
上部には「少」なる文字31Bが、中央の表示部31A
の上部には「適」なる文字31Cが、右端の表示部31
Aの上部には「多」なる文字31Dがそれぞれ表記され
ている。操作手段26には給水スイッチ39、自動給水
スイッチ40、炊飯量設定スイッチ41、硬さ設定スイ
ッチ42、自動出水スイッチ43、手動浄水スイッチ4
4、自動浄水スイッチ45、ゼロセットスイッチ46お
よび切スイッチ47を有している。
【0012】図7は電子回路ユニット23の構成を示す
ブロック図であり、これは図1に示す浄水制御手段48
と炊飯制御手段49と出水制御手段50、さらに図6に
示す給水制御手段51を備えるマイクロコンピュ―タ5
2を有しており、このマイクロコンピュ―タ52には周
知のようにCPU53,メモリ54,計時手段55,入
力回路56,出力回路57などを有しているとともに、
メモリ54には浄水,給水,出水,炊飯などの種々のプ
ログラムおよび予め定められたオゾン発生可否設定デ―
タ並びに演算用の比較定数値、出水量設定用デ―タなど
が記憶されている。そして、炊飯制御手段49は温度セ
ンサ20とA/D変換器58とで構成される温度検出手
段59からの温度検出信号および出水制御手段50から
の出水完了信号に基づきヒ―タ駆動回路60を介してヒ
―タ22の入力を制御するとともに表示駆動回路61を
介して表示手段25を制御する。浄水制御手段48は手
動浄水スイッチ44,自動浄水スイッチ45からのスイ
ッチ信号並びに水量センサ16とA/D変換器58とで
構成される水量検出手段62からの水量検出信号に基づ
き浄水手段63を構成するオゾン水中供給手段たるエア
ポンプ12およびオゾン発生手段たるセラミック放電体
13をそれぞれポンプ駆動回路64,放電体駆動回路6
5を介して制御するとともに表示手段25を制御しさら
にブザ―駆動回路66を介してブザ―67を制御する。 給水制御手段51は水量検出信号および給水スイッチ3
9,自動給水スイッチ40からのスイッチ信号に基づき
弁駆動回路68を介して電磁弁8を制御するとともに表
示手段25およびブザ―67を制御する。出水制御手段
50は重量センサ17と周波数変換器69とで構成する
計量手段70からの重量検出信号および炊飯量設定スイ
ッチ41,硬さ設定スイッチ42,自動出水スイッチ4
3からのスイッチ信号に基づきポンプ駆動回路71を介
してポンプ10を制御するとともに表示手段25を制御
する。
【0013】なお、図2中72は米、73は水である。
【0014】つぎに上記構成につきその作用を図8乃至
図16を参照して説明する。
【0015】まず給水動作について説明すると、手動給
水では図11に示すようにステップ1にて給水スイッチ
39がONか否かが判断され、ONであるときはステッ
プ2にて水量検出信号に基づきタンク2内が満水状態か
否かが判断され、満水であるときはステップ3に移行し
て電磁弁8を閉塞状態のままとし、かつ報知を行う。一
方、満水でないときはステップ4にて電磁弁8が開放さ
れてフィルタ7で濾過された水道水が給水管6を通して
タンク2内に給水され、給水中を示すモ―ド表示部33
が点灯しかつ水量の増加度合が給水量表示部27に表示
されるとともに、ステップ2に移行してステップ2にて
満水状態であると判断されるまで給水が行われ満水状態
になるとステップ3に移行して電磁弁8が閉塞し給水を
停止する。自動給水では図12に示すようにステップ1
にて自動給水スイッチ40がONか否かが判断され、O
Nであるときは自動給水を示すモ―ド表示部32が点灯
し(ステップ2)、ステップ3にて水量検出信号に基づ
きタンク2内が中間水量以下か否かが判断され、「NO
」であるときはステップ4に移行して電磁弁8を閉塞状
態のままとし、かつ報知を行う。一方、ステップ3にて
「YES」であるときは電磁弁8が開放してタンク2内
に給水され、給水中を示すモ―ド表示部33が点灯しか
つ水量の増加度合が表示されるとともに(ステップ5)
、ステップ6にて満水状態と判断されるまで給水を行い
、満水状態になるとステップ4にて電磁弁8が閉塞し給
水が停止する。そして切スイッチ47が押されるまでス
テップ3乃至ステップ6の動作が反復され満水状態を維
持するように自動的に給水される。
【0016】つぎに浄水動作について説明すると、手動
浄水では手動浄水スイッチ44を押すと図8のステップ
1にて「YES」と判断され、ステップ2にてエアポン
プ12が駆動して外気がオゾン供給管11内に供給され
るとともに手動浄水を示すモ―ド表示部35Aが点灯し
、ステップ3にてエアポンプ12の駆動から10秒が経
過したと判断されるとステップ4にて放電体駆動回路6
5を介してセラミック放電体13の電極15,15A間
に所定の高電圧が印加されてオゾンが発生してエアポン
プ12による送風によってオゾンがタンク2内の水に供
給されて溶解しかつ浄水中を示すモ―ド表示部34が点
灯し、ステップ5にてオゾン発生から30分が経過した
と判断されたときステップ6にてセラミック放電体13
に対し断電されてオゾンの発生が停止し、ステップ7に
てオゾン発生の停止から10秒経過したと判断されたと
きにステップ8にてエアポンプ12が停止して浄水動作
を完了する。自動浄水では自動浄水スイッチ45を押す
と図9のステップ1にて「YES」と判断されステップ
2にてエアポンプ12が駆動して外気がオゾン供給管1
1内に供給されるとともに自動浄水を示すモ―ド表示部
35が点灯し、ステップ3にてエアポンプ12の駆動か
ら10秒経過したと判断されるとステップ4にてセラミ
ック放電体13に高電圧が印加してオゾンが発生しこの
オゾンはタンク2内の水中に溶解しかつ浄水中を示すモ
―ド表示部34が点灯し、ステップ5にてオゾンの発生
から3分を経過したと判断されたときステップ6にてオ
ゾンの発生を停止し、さらにステップ7にてオゾン発生
の停止から7分経過したと判断されたときステップ8に
て切スイッチ47がONか否かの判断が行われ、「NO
」であるときステップ4に移行してオゾンを発生させ、
ステップ8にて「YES」と判断されたときステップ9
にてエアポンプ12が停止して自動浄水を完了する。 これにより、切スイッチ47が押されるまで3分のオゾ
ン発生と7分のオゾン発生の停止を反復する。またオゾ
ンの発生はオゾン発生可否設定に従い図10に示すよう
に制御される。これは手動または自動の浄水スイッチ4
4,45がONされると図10のステップ1にて「YE
S」と判断されステップ2にてタンク2への給水が必要
か否かの判断が行われ、タンク2内に水が有ると判断さ
れた時にはステップ3に移行してオゾンを発生して浄水
動作を実行し、ステップ2にてタンク2内に給水が必要
であると判断されたときはステップ4に移行してオゾン
の発生を禁止しかつ報知する。これにより、タンク2内
に水が無いときにタンク2内にオゾンを供給することで
高濃度のオゾンが器本体1外に放出して人体に害を与え
ることを防止する。
【0017】つぎに出水動作について説明すると、予め
重量ゼロセットが行われる。これは台座19に空の炊飯
用の容器3を載置した状態でゼロセットスイッチ46を
押すことにより、図16のステップ1にて「YES」と
判断されてステップ2にて容器3の検出重量値をゼロに
セットし、この状態でステップ3にて被炊飯物が収容さ
れた容器3の重量を検出し、ステップ4にて検出された
水重量値をml単位に換算して第1の出水量表示部30
に表示するとともに第2の出水量表示部31の表示部3
1Aを点灯する。このようなゼロセット状態において、
まず炊飯量設定を行う。これは炊飯用の容器3内に収容
する米量をセットするものであり、炊飯量設定スイッチ
41を押すと図13のステップ1にて「YES」と判断
され、ステップ2にて炊飯量設定スイッチ41のON前
の設定炊飯量が10カップか否かの判断が行われ、「N
O」であるときにはステップ3にて炊飯量設定値を 0
.5カップ上昇させるとともにステップ4にて上昇した
炊飯量設定値をメモリ54に記憶しかつ炊飯量表示部2
8に表示する。一方、ステップ2にて「YES」と判断
されたときにはステップ5にて炊飯量を1カップに設定
しステップ4にてメモリ54に1カップを記憶しかつ表
示し、この動作を反復することにより上限10カップ,
下限1カップの範囲内で炊飯量設定スイッチ41を押す
毎に炊飯量設定値が1カップずつ上昇する。また硬さ設
定を行う。これは飯の硬さを好みに合せて設定するもの
であり、硬さ設定スイッチ42を押すと図14のステッ
プ1にて「YES」と判断され、ステップ2にて硬さ設
定スイッチ42のON前の設定レベルが硬さレベルの上
限つまり硬さ表示部29の「硬」なる文字29Bに相当
するか否かの判断が行われ、「NO」であるときにはス
テップ3に移行して硬さレベルを1レベル上昇させると
ともにステップ4にて上昇した硬さレベルをメモリ54
に記憶しかつ硬さ表示部29に表示する。一方、ステッ
プ2にて「YES」と判断されたときにはステップ5に
て硬さレベルを下限つまり硬さ表示部29の「柔」なる
文字29Dに相当するレベルに設定しステップ4にてメ
モリ54に記憶しかつ表示し、この動作を反復すること
により柔から硬に5段階にレベルが可変する。つぎに自
動出水動作が行われる。これは炊飯用の容器3内に設定
した炊飯量の米72を洗米して収容した後図15に示す
ように自動出水スイッチ43を押すとステップ1にて「
YES」と判断され、炊飯用の容器3内の水量が米量に
対する適正な水量判定レベル重量の±3%以内か否かが
判断され、「NO」であるときはステップ3にて水量判
定レベル重量の−3%未満か否かが判断される。今、容
器3内には水73が収容されていないため「YES」と
判断され、ステップ4にてポンプ10が駆動することに
よりタンク2内の浄化水が出水管9,9Aを通して容器
3内に出水されて収容され続け、かつ出水中を示すモ―
ド表示部36が点灯するとともに出水量が第1の出水量
表示部30にml単位で表示され、かつ第2の出水量表
示部31の「少」の文字31Bに対応する表示部31A
が点灯し、ステップ2乃至ステップ4を反復する。ステ
ップ2にて「YES」であると判断されるとポンプ10
が停止して出水を停止するとともに第2の出水量表示部
31の「適」なる文字31Cに対応する表示部31Aが
点灯した状態になる。
【0018】ステップ5にて出水動作を完了すると、ス
テップ6に移行してヒ―タ22に通電されて炊飯を開始
し、一連の行程が実行され、炊飯完了後ステップ7に移
行して保温される。一方、ステップ3にて「NO」と判
断されたときはステップ8に移行してポンプ10を停止
し出水動作を停止すると共に第2の出水量表示部31の
「多」なる文字31Dに対応する表示部31Aが点灯し
、かつ報知を行って余分な水73を排出する必要がある
ことを促す。
【0019】図15で示す自動出水制御における水量判
定レベルは次のようにして設定される。硬さ設定が標準
コ―スである場合の水量判定レベルつまり米+水重量は
 2.3×設定されたカップ数× 148.5g+蒸発
量であり、硬目コ―スである場合の2段階の判定レベル
は 2.2×カップ数× 148.5g+蒸発量と 2
.25 ×カップ数× 148.5g+蒸発量であり、
柔か目コ―スである場合の2段階の判定レベルは 2.
35 ×カップ数× 148.5g+蒸発量と 2.4
×カップ数× 148.5g+蒸発量である。
【0020】このように上記実施例においては、炊飯用
の容器3とは別に給水用の容器たるタンク2を設け、こ
のタンク2内の水73にオゾンを供給して溶解させるこ
とにより熱の影響を受けることなく有効に浄水すること
を可能とし、このようにしてオゾンにより浄化されたタ
ンク2内の水73を炊飯用の容器3内に米量に対する適
正量だけ自動的に出水し、出水完了後炊飯に移行するも
のであるため、使用者が水位線を用いたり出水を停止し
たりする必要がなく炊飯の自動化が促進され使い勝手の
向上が図られる上、被炊飯物である水73を浄化するた
めに専用の浄化装置にて予め浄化水を用意したり、浄化
フィルタを定期的に交換したりする手間を省略でき、か
つオゾンによる浄水を熱の影響を受けることなく有効に
行うことができるため、浄化された水による美味しい飯
を容易に得ることができる。また実施例上の効果として
、硬さ設定スイッチ42の操作によって飯の硬さを好み
に応じて選択できるため使い勝手の向上が図られると共
に、設定された炊飯量や硬さはメモリ54に記憶される
ため毎回同じ設定条件で炊飯する場合にはこれらの設定
操作を省略することもできる。またオゾンによる浄化に
よってタンク2内には水垢などの付着が無くタンク2の
洗浄作業も省略できる。さらに実施例上の効果としてタ
ンク2内に水73が無い場合にはオゾンの発生を禁止す
るため空のタンク2内にオゾンが供給されて器本体1外
に濃厚なオゾンが放出し人体に害を与える心配がない。
【0021】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可
能である。例えばオゾンによる浄化手段は種々のタイプ
に適用可能であり、また加熱手段はヒ―タに限らず他の
加熱手段を適宜選択すればよい。また炊飯量設定スイッ
チによって容器に収容する米量を設定するように構成し
た場合を説明したが、任意量の米を容器内に収容して計
量手段により米量を検出しスイッチ操作によりこれをメ
モリに記憶し、この記憶された米量に基づき水量判定レ
ベルを設定するように構成してもよい。また出水完了後
自動的に炊飯が開始するように構成したが炊飯スイッチ
を設けて、このスイッチ操作により炊飯を開始するよう
にしてもよい。また炊飯器は炊飯予約機能を有するもの
など各種タイプに適用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は炊飯用の容器と、この容器の温
度を検出する温度検出手段と、加熱手段と、前記温度検
出手段の検出温度に基づき前記加熱手段の入力を制御す
る炊飯制御手段と、給水用の容器と、この容器内の水を
前記炊飯用の容器内に出水する出水手段と、オゾン発生
手段により発生したオゾンをオゾン水中供給手段によっ
て前記給水用の容器内の水に供給する浄水手段と、前記
炊飯用の容器に収容された被炊飯物を計量する計量手段
と、この計量手段の検出量に基づき炊飯用の容器内への
出水量が米量に対する適正水量と一致するように前記出
水手段を制御する出水制御手段とを備えたものであり、
米量に対する適正量の水の注入を自動的に行うことがで
きると共に、オゾンによる浄水を有効に行うことができ
る自動炊飯器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す装置の断面図である。
【図3】操作パネルの正面図である。
【図4】セラミック放電体の正面図である。
【図5】セラミック放電体の放電状態を示す平面図であ
る。
【図6】電気的構成を示すブロック図である。
【図7】電気的構成を示すブロック図である。
【図8】手動浄水モ―ド処理の流れを示すフロ―チャ―
トである。
【図9】自動浄水モ―ド処理の流れを示すフロ―チャ―
トである。
【図10】オゾン発生可否設定に基づいた処理の流れを
示すフロ―チャ―トである。
【図11】手動給水モ―ド処理の流れを示すフロ―チャ
―トである。
【図12】自動給水モ―ド処理の流れを示すフロ―チャ
―トである。
【図13】炊飯量設定モ―ド処理の流れを示すフロ―チ
ャ―トである。
【図14】硬さ設定モ―ド処理の流れを示すフロ―チャ
―トである。
【図15】自動出水モ―ド処理の流れを示すフロ―チャ
―トである。
【図16】重量ゼロセットモ―ド処理の流れを示すフロ
―チャ―トである。
【符号の説明】
2  タンク(給水用の容器) 3  炊飯用の容器 10  ポンプ(出水手段) 12  エアポンプ(オゾン水中供給手段)13  セ
ラミック放電体(オゾン発生手段)22  ヒ―タ(加
熱手段) 49  炊飯制御手段 50  出水制御手段 59  温度検出手段 63  浄水手段 70  計量手段 73  水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  炊飯用の容器と、この容器の温度を検
    出する温度検出手段と、加熱手段と、前記温度検出手段
    の検出温度に基づき前記加熱手段の入力を制御する炊飯
    制御手段と、給水用の容器と、この容器内の水を前記炊
    飯用の容器内に出水する出水手段と、オゾン発生手段に
    より発生したオゾンをオゾン水中供給手段によって前記
    給水用の容器内の水に供給する浄水手段と、前記炊飯用
    の容器に収容された被炊飯物を計量する計量手段と、こ
    の計量手段の検出量に基づき炊飯用の容器内への出水量
    が米量に対する適正水量と一致するように前記出水手段
    を制御する出水制御手段とを備えたことを特徴とする自
    動炊飯器。
JP597891A 1991-01-22 1991-01-22 自動炊飯器 Pending JPH04240413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP597891A JPH04240413A (ja) 1991-01-22 1991-01-22 自動炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP597891A JPH04240413A (ja) 1991-01-22 1991-01-22 自動炊飯器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04240413A true JPH04240413A (ja) 1992-08-27

Family

ID=11625926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP597891A Pending JPH04240413A (ja) 1991-01-22 1991-01-22 自動炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04240413A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108143290A (zh) * 2016-12-06 2018-06-12 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 水处理装置、水箱及烹饪设备
JP2020513281A (ja) * 2016-12-16 2020-05-14 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co., Ltd. 調理装置の制御方法及び制御システム、米送り込み制御方法及びシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108143290A (zh) * 2016-12-06 2018-06-12 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 水处理装置、水箱及烹饪设备
CN108143290B (zh) * 2016-12-06 2024-06-14 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪设备
JP2020513281A (ja) * 2016-12-16 2020-05-14 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co., Ltd. 調理装置の制御方法及び制御システム、米送り込み制御方法及びシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6296756B1 (en) Hand portable water purification system
KR100752977B1 (ko) 라면 자동 조리기
JP4463927B2 (ja) 水処理装置
JPH04240413A (ja) 自動炊飯器
JPH04236918A (ja) 浄水機能付水供給装置
JPH0998884A (ja) 炊飯器
JP2001246378A (ja) 水処理装置
JP3509402B2 (ja) 加熱洗浄機能を備えた飲用水生成装置
JP2002126762A (ja) 水の改質方法
JPH09323008A (ja) 酸性水風呂
JPH04193119A (ja) 炊飯器
JP3488780B2 (ja) 炊飯器
JP3154258B2 (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JPH0740339Y2 (ja) 電気貯湯容器
JPH0637786Y2 (ja) 電気貯湯容器
JP3531575B2 (ja) 洗米炊飯機
JPH04193118A (ja) 炊飯器
JP2979208B2 (ja) 電気湯沸かし器
JP3163804B2 (ja) 洗米炊飯機の操作表示装置
JP3746332B2 (ja) 加熱洗浄機能を備えた飲用水生成装置
JP3901248B2 (ja) 洗浄機能を備えた飲用水生成装置
JPH06320167A (ja) 浴用水循環浄化装置
JP3452446B2 (ja) 加熱洗浄機能を備えた飲用水生成装置
JPH0614695Y2 (ja) 電気貯湯容器
JP3271311B2 (ja) 炊飯制御装置