本発明は、従来技術問題の少なくとも一つを解決することを目的とする。
本発明は、調理装置の制御方法を提供することを第1の目的とする。
本発明は、調理制御システムを提供することを第2の目的とする。
本発明は、調理器具を提供することを第3の目的とする。
本発明は、米送り込み制御方法を提供することを第4の目的とする。
本発明は、米送り込み制御システムを提供することを第5の目的とする。
本発明は、上記米送り込み制御システムを含む調理器具を提供することを第6の目的とする。
そこで、本発明の第1の目的によれば、本発明は、供給指令を受信して、調理器具の洗米槽内に予め設定された重量の調理物を入れるステップS102と、第1の給液指令を受信して、洗米槽内に第1の予め設定された量の水を注入するステップS104と、洗浄指令を受信、調理器具の調理物洗浄装置を駆動して調理物を洗浄するステップS106と、廃棄物排出指令を受信して、調理物の洗浄を停止させ、洗米槽内の水を排出するステップS108と、送り込み指令を受信して、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入した後、洗米槽の送り込み弁を開いて、洗米槽における調理物と水の混合物を調理器具の内釜に送り込むステップS110と、第2の給液指令を受信して、洗米槽内に第2の予め設定された量の水を注入し、第2の予め設定された量と第3の予め設定された量との合計は、調理に必要な水量と同じであるステップS112と、を含む調理器具の制御方法を提供する。
本発明で提供する調理装置の制御方法によれば、まず、米箱から洗米槽に自動的に供給することを実現し、具体的な供給方式は、風パイプ搬送、スクリュー搬送、モーターベルト搬送などを採用することができ、ここでは自動供給を実現するための制限はなく、第2に、給液指令を受信した後、米箱内の調理物を洗浄するように、洗米槽内に予め設定された量の水を自動的に注入し、具体的に、水弁又は水ポンプによって外部の水源を制御することができ、パイプが容器本体の給水パイプに連結され、洗米槽に入り、水弁と水ポンプとをオンにすることを制御することで、給液と給液の停止とを制御して、給液の自動化を実現し、第3に、供給と給液を完成した後、調理物洗浄装置に洗浄指令を発信して、調理物洗浄装置は、洗米槽における調理物を洗浄し始め、洗米の方式は、扇風機又はエアーポンプを風力源として、水を転がして洗米するように駆動することができ、攪拌装置を使って調理物と水を攪拌して洗米することもでき、洗米の自動化を実現し、第4に、調理物を予め設定された時間洗浄した後、廃棄物排出指令を発信して、洗浄後の水を洗米槽から排出し、廃棄物排出の自動化を実現し、第5に、洗米を完成した後、米送り込み装置に洗米指令を発信し、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入した後、洗米槽の送り込み弁を開いて、米を内釜に送り込んで、米送り込みの自動化を完成し、洗米槽における調理物は米と水との混合状態となるように、再び洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入し、流動性が良好で、送り込み過程の円滑性を実現すると同時に、調理物のみが送り込まれる場合に、流動性が悪く、大量の調理物が洗米槽本体に付着して、清浄し難く且つ変質し易いことを避けることができるため、ユーザーの飲食安全性を確保し、ユーザー体験を向上し、さらに、再び洗米槽内に調理に必要な予め設定された量の水を注入すると共に、洗米槽の容器本体に付着した残りの調理物に対して洗浄の作用がある。本発明で提供する調理装置の制御方法によって、調理物の自動洗浄及び自動送り込みの過程を実現し、調理装置の利用中の手動操作を減らして、調理装置の自動化度を向上すると共に、調理物の清潔度と食品の安全性を向上させる。
また、本発明で提供する上記技術的手段の調理装置の制御方法によれば、さらに以下のような付加的な技術的特徴を有する。
上記技術的手段において、供給指令を受信して、調理器具の洗米槽内に予め設定された重量の調理物を入れるステップの前に、予め設定された重量の値を取得することと、調理器具の貯米タンク内の残量を検出することと、残量を予め設定された重量の値と比較することと、残量が予め設定された重量の値より少ない時に報知することと、残量が予め設定された重量の値以上である時に、調理器具の洗米槽内に供給することと、を更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、洗米槽内に供給する前に、ユーザーは、選択ボタンを使って調理しようとする調理物重量を選択することができ、直接入力の方式で調理しようとする調理物重量を入力することもでき、供給しようとする予め設定された重量の値を取得し、調理器具は同時に、米箱内の残りの調理物量を検出して、取得したユーザーが入力した調理しようとする調理物重量を残りの調理物量と比較して、残りの調理物量がユーザーの今回の調理を満たすかどうかを判定し、ユーザーの今回の調理ニーズが満たされていない場合に、貯米タンク内の調理物量が不十分であり、補充される必要があることをユーザーに報知し、さらに、ユーザーに報知する方式は、音、照明、音声などの少なくとも一つ又はそれらの組合せであり得るが、それらに限定されず、さらに、ユーザーが残りの調理物量を直観的に理解できるように、残りの調理物量を表示し、タイムリーに補充することができ、残りの調理物量が今回の調理を満たすと、洗米槽内に供給し始め、ユーザー体験を向上させる。
上記いずれかの技術的手段において、調理情報を受信して、調理情報に応じて、対応する前記予め設定された米と水との割合を選択することを更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、洗米槽内に供給する前に、取得した調理情報、ユーザーが登録した調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択することを更に含み、これによって、調理後の食物がユーザーの好みニーズを満たし、ユーザーの利用ニーズを向上させる。
上記いずれかの技術的手段において、予め設定された重量の値と予め設定された米と水との割合とに基づいて、前記第2の予め設定された量を算出することを更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、取得した調理しようとする調理物重量の値と、ユーザー調理ニーズを満たす米と水との割合とに基づいて、調理に必要となる水の第2の予め設定された量を算出し、内釜への送り込みを完成した後、内釜に第2の予め設定された量の水を注入することによって、ユーザーニーズを満たす食物を調理することができ、ユーザーの利用満足度を向上させ、個性化調理を実現する。
上記いずれかの技術的手段において、調理情報は、少なくとも、米の量、米の種類、タイプ、食感のいずれか一つ又はそれらの組合せを含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理情報は、少なくとも、米の量、米の種類、タイプ、食感の一つ又はそれらの組合せを含むが、それらに限定されるものではなく、具体的に、米の種類は、少なくとも、キビ、うるち米、インディカ米、香り米、もち米のいずれか一つを含み、タイプは、少なくとも、お粥、水っぽいお粥、ご飯のいずれか一つを含み、食感は、少なくとも、かため、普通、やわらかい、のいずれか一つを含み、ユーザー入力の調理情報に基づいて、ユーザーニーズを満たす食物を調理するために必要となる注液量を算出し、ユーザーの利用満足度を向上させ、個性化調理を実現する。上記例挙した種類はそれらに限定されず、調理器具は、ユーザーの生活習慣に従って学習し記憶することができ、ユーザーの飲食習慣を満たす。ユーザー体験を向上させる。
上記いずれかの技術的手段において、第1の給液指令を受信して、洗米槽内に第1の予め設定された量の水を注入するステップの前に、洗浄回数を取得し、洗浄回数に応じて、ステップS104からステップS108までを繰り返すことを更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理物の洗浄効果を確保するために、最初の給液の前に、ユーザーが入力した洗浄回数を取得して、ユーザー予め設定された洗浄回数に応じて、調理物を洗浄することを更に含み、これによって、ユーザーニーズを満たして、調理物洗浄の清潔度を確保し、飲食衛生を確保することができ、さらに、洗浄回数は、異なるユーザーの清潔度に対するニーズに応じて、カスタマイズすることができ、いくつかのモードを事前に設定することもでき、ユーザーは、自分のニーズに従って登録することができ、操作は便利であり、利用体験を向上させる。
上記いずれかの技術的手段において、廃棄物排出指令を受信して、調理物の洗浄を停止させ、洗米槽内の水を排出するステップの前に、洗浄後の水の濁度を検出することと、前記濁度を予め設定された濁度と比較することと、前記濁度が、前記予め設定された濁度より大きい時に、ステップS108を完成した後、ステップS104に戻ることと、前記濁度が、前記予め設定された濁度以下である時に、ステップS110に入ることとを更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理物清潔効果を確保する方式は、最初の調理物洗浄を完成した後、水の濁度を検出して、当該濁度を予め設定された濁度と比較し、予め設定された濁度は、調理物洗浄のニーズを満たす時の水濁度であり、比較した結果は、実際の濁度が、予め設定された濁度より大きい時に、廃棄物排出を完成した後、給液し続けるように洗浄に戻り、比較結果は、実際の濁度が予め設定された濁度より小さい時に、廃棄物排出を完成した後、内釜に送り込む操作を行い、これによって、調理物の洗浄が更に徹底的であることを確保し、ユーザーの利用満足度を向上させる。
本発明の第2の目的によれば、本発明は、供給指令を受信して、前記調理器具の洗米槽内に予め設定された重量の調理物を入れる供給ユニットと、第1の給液指令を受信して、前記洗米槽内に第1の予め設定された量の水を注入する第1の給液ユニットと、洗浄指令を受信して、前記調理器具の調理物洗浄装置を駆動して調理物を洗浄する洗浄ユニットと、廃棄物排出指令を受信して、前記調理物の洗浄を停止させ、前記洗米槽内の水を排出する廃棄物排出ユニットと、送り込み指令を受信して、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入した後、前記洗米槽の送り込み弁を開いて、前記洗米槽における調理物と水の混合物を前記調理器具の内釜に送り込む送り込みユニットと、第2の給液指令を受信して、前記洗米槽内に第2の予め設定された量の水を注入した後、ボールバルブを閉める第2の給液ユニットと、を含む調理器具の制御システムを提供する。
本発明で提供する調理器具の制御システムは、まず、供給ユニットによって、米箱から洗米槽に自動的に供給することを実現し、具体的に、供給方式は風パイプ搬送、スクリュー搬送、モーターベルト搬送などを採用することができ、ここでは自動供給を実現するための制限はなく、第2に、第1の給液ユニットは、給液指令を受信した後、米箱内の調理物を洗浄するように、洗米槽内に予め設定された量の水を自動的に注入し、具体的に、水弁又は水ポンプによって外部の水源を制御することができ、パイプが容器本体の給水パイプに連結され、洗米槽に入り、水弁と水ポンプのオンを制御することで、給液と給液の停止とを制御して、給液の自動化を実現し、第3に、供給と給液を完成した後、調理物洗浄装置に洗浄指令を発信して、洗浄ユニットは、調理物洗浄装置を制御して洗米槽における調理物を洗浄し始め、洗米の方式は、扇風機又はエアーポンプを風力源として、水を転がして洗米するように駆動することができ、攪拌装置を使って調理物と水を攪拌して洗米することもでき、洗米の自動化を実現し、第4に、調理物を予め設定された時間洗浄した後、廃棄物排出ユニットに廃棄物排出指令を発信して、洗浄後の水を洗米槽から排出し、廃棄物排出の自動化を実現し、第5に、洗米を完成した後、送り込みユニットに洗米指令を発信し、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入した後、洗米槽の送り込み弁を開いて、米を内釜に送り込んで、米送り込みの自動化を完成し、洗米槽における調理物は米と水との混合状態となるように、再び洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入し、流動性が良好で、送り込み過程の円滑性を実現すると同時に、調理物のみが送り込まれる場合に、流動性が悪く、大量の調理物が洗米槽本体に付着して、清浄し難く且つ変質し易いことを避けることができるため、ユーザー飲食の安全性を確保し、ユーザー体験を向上し、さらに、第2の給液ユニットは、洗米槽内に調理に必要な予め設定された量の水を注入すると共に、洗米槽の容器本体に付着した残りの調理物に対して洗浄の作用がある。本発明で提供する調理装置の制御方法によって、調理物の自動洗浄及び自動送り込みの過程を実現し、調理装置の利用中の手動操作を減らして、調理装置の自動化度を向上すると共に、調理物の清潔度と食品の安全性を向上させる。
また、本発明で提供する上記技術的手段の調理装置の制御方法によれば、さらに以下のような付加的な技術的特徴を有する。
上記技術的手段において、前記予め設定された重量の値を取得する第1の取得ユニットと、調理器具の貯米タンク内の残量を検出する第1の検出ユニットと、残量を予め設定された重量の値と比較する第1の比較ユニットと、残量が予め設定された重量の値より少ない時に報知する報知ユニットと、残量が前記予め設定された重量の値以上である時に、調理器具の洗米槽内に供給する供給ユニットと、を更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、洗米槽内に供給する前に、第1の取得ユニットは供給しようとする予め設定された重量の値を取得し、ユーザーは、選択ボタンを使って調理しようとする調理物重量を選択することができ、直接入力の方式で調理しようとする調理物重量を入力することもでき、第1の検出ユニットは、同時に米箱内の残りの調理物量を検出して、第1の比較ユニットは、取得したユーザーが入力した調理しようとする調理物重量を残りの調理物量と比較して、残りの調理物量がユーザーの今回の調理を満たすかどうかを判定し、ユーザーの今回の調理ニーズが満たされていない場合には、報知ユニットは、貯米タンク内の調理物量が不十分であり、補充される必要があることをユーザーに報知し、さらに、ユーザーに報知する方式は、音、照明、音声などの少なくとも一つ又はそれらの組合せであり得るが、それらに限定されず、さらに、ユーザーが残りの調理物量を直観的に理解できるように、残りの調理物量を表示し、タイムリーに補充することができ、残りの調理物量が調理を満たすと、洗米槽内に供給し始め、ユーザー体験を向上させる。
上記いずれかの技術的手段において、調理情報を受信して、調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択する受信ユニットを更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、洗米槽内に供給する前に、受信ユニットによって調理情報を取得し、ユーザーが登録した調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択することを更に含み、これによって、調理後の食物がユーザーの好みニーズを満たし、ユーザーの利用ニーズを向上させる。
上記いずれかの技術的手段において、予め設定された重量の値と予め設定された米と水との割合とに基づいて、第2の予め設定された量を算出する算出ユニットを更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、算出ユニットは、取得した調理しようとする調理物重量の値とユーザー調理ニーズを満たす米と水との割合とに基づいて、調理に必要となる水の第2の予め設定された量を算出し、内釜への送り込みを完成した後、内釜に第2の予め設定された量の水を注入することによって、ユーザーニーズを満たす食物を調理することができ、ユーザーの使用満足度を向上させ、個性化調理を実現する。
上記いずれかの技術的手段において、前記調理情報は、少なくとも、米の量、米の種類、タイプ、食感のいずれか一つ又はそれらの組合せを含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理情報は、少なくとも、米の量、米の種類、タイプ、食感のいずれか一つ又はそれらの組合せを含むが、それらに限定されるものではなく、具体的に、米の種類は、少なくとも、キビ、うるち米、インディカ米、香り米、もち米のいずれか一つを含み、タイプは、少なくとも、お粥、水っぽいお粥、ご飯のいずれか一つを含み、食感は、少なくとも、かため、普通、やわらかい、のいずれか一つを含み、ユーザー入力の調理情報に応じて、ユーザーニーズを満たす食物を調理するために必要となる注液量を算出し、ユーザーの利用満足度を向上させ、個性化調理を実現する。上記例挙した種類はそれらに限定されず、調理器具は、ユーザーの生活習慣に従って学習し記憶することができ、ユーザーの飲食習慣を満たす。ユーザー体験を向上させる。
上記いずれかの技術的手段において、洗浄ユニットは、洗浄指令を受信する前に、洗浄回数を取得し、洗浄回数に応じて、第1の給液ユニットを繰り返して起動し、洗浄指令を受信して調理器具の調理物洗浄装置を駆動して調理物を洗浄し、廃棄物排出ユニットを起動することが好ましい。
当該技術的手段において、調理物の洗浄効果を確保するために、最初の給液の前に、洗浄ユニットは、ユーザーが入力した洗浄回数を取得して、ユーザー予め設定された洗浄回数に応じて、調理物を洗浄することを更に含み、これによって、ユーザーニーズを満たして、調理物洗浄の清潔度を確保し、飲食衛生を確保することができ、さらに、洗浄回数は、異なるユーザーの清潔度に対するニーズに応じて、カスタマイズすることができ、いくつかのモードを事前に設定することもでき、ユーザーは、自分のニーズに従って登録することができ、操作は便利であり、使用体験を向上させる。
上記いずれかの技術的手段において、前記廃棄物排出指令を受信する前に、洗浄後の水の濁度を検出する第2の検出ユニットと、前記濁度を予め設定された濁度と比較する第2の比較ユニットと、前記濁度が、前記予め設定された濁度より大きい時に、前記廃棄物排出ユニットを起動してから、前記第1の給液ユニットを起動する戻りユニットと、前記濁度が、前記予め設定された濁度以下である時に、前記送り込みユニットを起動する実行ユニットと、を更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理物清潔効果を確保する方式は、最初の調理物洗浄を完成した後、第2の検出ユニットは、水の濁度を検出して、第2の比較ユニットは、当該濁度を予め設定された濁度と比較し、予め設定された濁度は、調理物洗浄のニーズを満たす時の水濁度であり、比較した結果は、実際の濁度が、予め設定された濁度より大きい時に、廃棄物排出を完成した後、給液し続けるように洗浄に戻り、比較結果は、実際の濁度が予め設定された濁度より小さい時に、廃棄物排出を完成した後、内釜に送り込む操作を行い、これによって、調理物の洗浄が更に徹底的であることを確保し、ユーザーの利用満足度を向上させる。
本発明の第3の目的によれば、さらに、上記技術的手段のいずれか一つに記載の制御システムを含む調理器具を提供する。
本発明で提供する調理器具は、上記いずれかの技術的手段に記載の制御システムを含むため、当該システムのすべての有益な効果を有し、ここで詳細な説明を省略する。
本発明の第4の目的によれば、調理器具に入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、入力すべき水量を算出するステップS516と、第1の給水指令を受信して、調理器具の洗浄室内に、入力すべき水量より多くの給水量の水を搬送した後、給水システムを閉めるステップS518と、第1の予め設定された時間が経過した後、排水を行うと共に、洗浄室内の水の残量をリアルタイムに検出し、水の残量が入力すべき水量と等しい時に、排水システムを閉めるステップS520と、搬出指令を受信して、第2の予め設定された時間が経過した後、調理装置の搬出口を閉じるステップS522と、を含む、調理器具に用いられる米送り込み制御方法を提供する。
本発明で提供する米送り込み制御方法によれば、洗浄室内に米と水との割合に必要となる水量を超えるように加えることによって、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈めて、それから、米と水との割合を超えた水を排出し、底に沈んだ米を全部調理器具の内釜に入れ、米の排出が清潔で徹底的であり、洗浄室内壁に付着した米が排出できない問題を有効に解決した。本願において、質量検出方式によって、調理器具に入力された米量を検出することができ、計時方式によって、米入れシステムの開始時間を制御して、入力された米量を制御することもでき、対応的に、質量検出方式によって、洗浄室内の米と水との総重量を検出してから、入力された米量を減らして洗浄室内の水量が得られ、水量が入力された水量までに減った時に、排水システムを閉めることができ、計時方式によって、給水システムの開始時間を検出して給水量を制御し、同時に、計時方式によって、排水システムの開始時間を検出して排出水量を制御して、米と水との割合を満たした入力すべき水量を保留することもでき、単位時間当たりの米入れ、給水及び排水の量は既知であることが好ましい。本発明において、洗浄後の水と米との混合物や、無洗米と適量な水にもかかわらず、洗浄室内に米と水との割合を超える量の水を加えることで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませ、同時に、排水システムによって洗浄室内の水の量を補正し、米送り込みは清潔で徹底的であり、米と水との割合は破壊されず、ユーザー体験の効果が良い。
また、本発明で提供する上記技術的手段に係る米送り込み制御方法によれば、さらに以下のような付加的な技術的特徴を有する。
上記技術的手段において、ステップS516の前に、米入れ指令を受信し、入力された洗浄回数を受信して、洗浄室内に入力された米量の米を搬送した後、調理器具の米入れシステムを閉めるステップS506と、洗浄した回数は、入力洗浄回数より小さいかを判定し、洗浄した回数が、入力された洗浄回数より小さければ、ステップS510を行い、洗浄した回数が、入力された洗浄回数より小さくなければ、ステップS516を行うステップS508と、第2の給水指令を受信して、洗浄室内に第2の予め設定された水量の水を搬送した後、給水システムを閉めるステップS510と、洗浄指令を受信して、洗米を行い、第3の予め設定された時間が経過した後、洗浄システムを閉めるステップS512と、廃棄物排出指令を受信して、廃棄物排出を行い、第4の予め設定された時間が経過した後、排水システムを閉め、洗浄した回数を一回増やすステップS514と、を更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、先に米を洗浄して廃棄物を排出することができ、ユーザーは、米の清潔度に応じて、必要とされる洗浄回数を入力し、同じバッチの米に対して複数の洗浄を行い、清潔効果が良い。
上記技術的手段において、ステップS506の前に、調理情報を受信するステップS502、調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択するステップS504と、を更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理情報を設定し、異なる予め設定された米と水との割合に対応することによって、異なる調理状況に適応することができ、製品の適用範囲を広げる。
上記いずれかの技術的手段において、調理情報は、少なくとも、米の量、米の種類、タイプ、食感のいずれか一つ又はそれらの組合せを含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理情報が米の量、米の種類、タイプ、及び食感に細かく分類され、米の種類の異なりによって、吸水能力も異なり、必要となる水量も異なり、調理タイプ及びユーザー好みの食感も、必要とされる水量に影響を及ぼし、それらの調理情報を設定することによって、予め設定された米と水との割合が異なるニーズを満たすことができる。
上記技術的手段において、米の種類少なくとも、キビ、うるち米、インディカ米、香り米、もち米のいずれか一つを含み、タイプは、少なくとも、お粥、水っぽいお粥、ご飯のいずれか一つを含み、食感は、少なくとも、かため、普通、やわらかい、のいずれか一つを含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理情報が更に細かく分かれて、米の種類は、日常調理用の米の種類を含み、水の必要量に応じて、タイプは水っぽいお粥、お粥、及びご飯に分類され、食感に対し、異なる好みとニーズに適応するために、水の必要量が少ないものから多いものまで、かため、普通、及びやわらかいに分かれて、予め設定された米と水との割合がユーザーの個性化ニーズを満たすことを確保し、適用範囲が広がって、ユーザー体験を向上させる。
上記いずれかの技術的手段において、ステップS518は、入力すべき水量に基づいて、給水量を算出するステップS5182と、給水量は、洗浄室の定格水量以上であるか否かを判定するステップS5184と、給水量が、洗浄室の定格水量以上であれば、洗浄室内に定格水量の水を搬送するステップS5186と、給水量が、洗浄室の定格水量以上でなければ、給水量に従って、洗浄室内に水を搬送するステップS5188と、洗浄室内の水量をリアルタイムに検出するステップS5190と、洗浄室内の水量が給水量に達した時に、給水システムを閉めるステップS5192と、を含むことが好ましい。
当該技術的手段において、算出された入力すべき水量に基づいて、調理器具内に搬送するのに必要となる給水量をさらに算出し、例えば、入力すべき水量の1.5倍は給水量であり、給水量と洗浄室定格水量の大きさを比較し、給水量は定格水量以上である時に、洗浄室内に定格水量の水を加えることで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませ、給水量が定格水量より少ない時に、洗浄室内に算出された給水量の水を加えるだけで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませることを満足でき、節水であり、洗浄室内壁に付着した米が排出し難い問題を有効に解決することができる。
上記いずれかの技術的手段において、ステップS522の後に、給水システムを開いて、洗浄室の内壁に第1の予め設定された水量の水をスプレーした後、給水システムを閉めるムステップS524を更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、米を送り込んだ後、米は洗浄室底壁に少し残り、洗浄室内に水を再びスプレーすることによって、洗浄室底壁に残っている米が調理器具の内釜に洗い流され、同時に、スプレー水量を制御し、再びスプレーした水が米と水との割合を破壊することを防止する。本願において、計時方式によって、給水システムの開始時間を制限し、さらにスプレー水量を制御することができ、洗浄室内の水量を検出することによって、スプレー水量の検出及び制御を実現することが好ましい。
本発明の第5の目的によれば、調理器具に入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、入力すべき水量を算出する第1の算出ユニットと、第1の給水指令を受信して、調理器具の洗浄室内に、入力すべき水量より多くの給水量の水を搬送した後、給水システムを閉める第1の制御ユニットと、第1の予め設定された時間が経過した後、排水を行うと共に、洗浄室内の水の残量をリアルタイムに検出し、水の残量が入力水量と等しい時に、排水システムを閉める第2の制御ユニットと、搬出指令を受信して、第2の予め設定された時間が経過した後、調理装置の搬出口を閉じる第3の制御ユニットと、を含む、調理器具に用いられる米送り込み制御システムを提供する。
本発明で提供する米送り込み制御システムによれば、第1の制御ユニットによって、洗浄室内に米と水との割合に必要となる水量を超えるように加えることによって、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませ、更に第2の制御ユニットによって、米と水との割合を超えた水を排出し、底に沈んだ米を全部調理器具の内釜に入れ、米の排出が清潔で徹底的であり、洗浄室内壁に付着した米が排出できない問題を有効に解決した。本願において、質量検出方式によって、調理器具に入力された米量を検出することができ、計時方式によって、米入れシステムの開始時間を制御して、入力された米量を制御することもでき、対応的に、質量検出方式によって、洗浄室内の米と水との総重量を検出してから、入力された米量を減らして洗浄室内の水量が得られ、水量が入力すべき水量までに減った時に、排水システムを閉めることができ、計時方式によって、給水システムの開始時間を検出して給水量を制御し、同時に、計時方式によって、排水システムの開始時間を検出して排出水量を制御して、米と水との割合を満たした入力すべき水量を保留することもでき、単位時間当たりの米入れ、給水及び排水の量は既知であることが好ましい。本発明において、洗浄後の水と米との混合物や、無洗米と適量な水にもかかわらず、洗浄室内に米と水との割合を超える量の水を加えることで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませ、同時に、排水システムによって洗浄室内の水の量を補正し、米送り込みは清潔で徹底的であり、米と水との割合は破壊されず、ユーザー体験の効果が良い。
上記技術的手段において、米入れ指令を受信し、入力された洗浄回数を受信して、洗浄室内に入力された米量の米を搬送した後、調理器具の米入れシステムを閉める第4の制御ユニットと、洗浄した回数は、前記入力された洗浄回数より少ないか否かを判定し、洗浄した回数は、前記入力された洗浄回数より少なければ、第5の制御ユニットを起動し、洗浄した回数は、前記入力された洗浄回数より少なくなければ、第1の算出ユニットを起動する第1の判定ユニットと、第2の給水指令を受信して、洗浄室内に第2の予め設定された水量の水を搬送した後、給水システムを閉める第5の制御ユニットと、洗浄指令を受信して、洗米を行い、第3の予め設定された時間が経過した後、洗浄システムを閉める第6の制御ユニットと、廃棄物排出指令を受信して、廃棄物排出を行い、第4の予め設定された時間が経過した後、排水システムを閉め、洗浄した回数を一回増やす第7の制御ユニットと、を更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、先に米を洗浄して廃棄物を排出することができ、ユーザーは、米の清潔度に応じて、必要とされる洗浄回数を入力し、同じバッチの米に対して複数の洗浄を行い、清潔効果が良い。
上記技術的手段において、調理情報を受信する第1の受信ユニットと、調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択する第1の選択ユニットと、を更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、第1の受信ユニットによって、ユーザーが設定した調理情報を受信し、第1の選択ユニットによって、調理情報に応じて、適当な米と水との割合を選択することで、異なる調理状況に適応することができ、製品の適用範囲を広げる。
上記技術的手段において、調理情報は、少なくとも、米の量、米の種類、タイプ、食感のいずれか一つ又はそれらの組合せを含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理情報が米の量、米の種類、タイプ、及び食感に細かく分類され、米の種類の異なりによって、吸水能力も異なり、必要となる水量も異なり、調理タイプ及びユーザー好みの食感も、必要とされる水量に影響を及ぼし、それらの調理情報を設定することによって、予め設定された米と水との割合が異なるニーズを満たすことができる。
上記技術的手段において、米の種類少なくとも、キビ、うるち米、インディカ米、香り米、もち米のいずれか一つを含み、タイプは、少なくとも、お粥、水っぽいお粥、ご飯のいずれか一つを含み、食感は、少なくとも、かため、普通、やわらかい、のいずれか一つを含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理情報が更に細かく分かれて、米の種類は、日常調理用の米の種類を含み、水の必要量に応じて、タイプは水っぽいお粥、お粥、及びご飯に分類され、食感に対し、異なる好みとニーズに適応するために、水の必要量が少ないものから多いものまで、かため、普通、及びやわらかいに分かれて、予め設定された米と水との割合がユーザーの個性化ニーズを満たすことを確保し、適用範囲が広がって、ユーザー体験を向上させる。
上記いずれかの技術的手段において、第1の制御ユニットは、入力すべき水量に基づいて、給水量を算出する第2の算出ユニットと、給水量は、洗浄室の定格水量以上であるか否かを判定する第2の判定ユニットと、給水量は、洗浄室の定格水量以上であれば、洗浄室内に定格水量の水を搬送する第1の実行ユニットと、給水量は、洗浄室の定格水量以上でなければ、給水量に応じて、洗浄室内に水を搬送する第2の実行ユニットと、洗浄室内の水量をリアルタイムに検出する第1の検出ユニットと、洗浄室内の水量が給水量に達した時に、給水システムを閉める第3の実行ユニットと、を含むことが好ましい。
当該技術的手段において、第2の算出ユニットによって、算出された入力すべき水量に基づいて、調理器具内に搬送するのに必要となる給水量を更に算出し、例えば、入力すべき水量の1.5倍は給水量であり、第2の判定ユニットによって、給水量と洗浄室定格水量の大きさを比較し、給水量は定格水量以上である時に、第1の実行ユニットによって、洗浄室内に定格水量の水を加えることで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませ、給水量が定格水量より少ない時に、第2の実行ユニットによって、洗浄室内に算出された給水量の水を加えるだけで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませることを満足でき、節水であり、洗浄室内壁に付着した米が排出し難い問題を有効に解決することができる。
上記いずれかの技術的手段において、米送り込み制御方法は、給水システムを開いて、洗浄室の内壁に第1の予め設定された水量の水をスプレーした後、給水システムを閉める第8の制御ユニットを更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、米を送り込んだ後、米は洗浄室底壁に少し残り、第8の制御ユニットによって、洗浄室内に水を再びスプレーすることで、洗浄室底壁に残っている米が調理器具の内釜に洗い流され、同時に、スプレー水量を制御し、再びスプレーした水が米と水との割合を破壊することを防止する。本願において、計時方式によって、給水システムの開始時間を制限し、さらにスプレー水量を制御することができ、洗浄室内の水量を検出することによって、スプレー水量の検出及び制御を実現することが好ましい。
本発明の第6の目的によれば、上蓋に設けられ、底壁に送り込み穴が設けられ、側壁に廃棄物排出穴が設けられる洗浄室と、廃棄物排出穴と連通する排水システムと、洗浄室と連通する給水システムと、送り込み穴を開閉するように設けられる送り込みシステムと、前記調理器具の外壁に設けられ、情報を入力するコントロールパネルと、上記いずれか一つの技術的手段に記載の米送り込み制御システムと、を含む、釜体と上蓋を有する調理器具を提供する。
本発明で提供する調理器具は、上記いずれか一つの技術的手段の米送り込み制御システムを採用し、全ての有益な効果を有し、排水システム、給水システム、送り込みシステム、及び操作パネルを有し、米と水との割合によって必要となる給水量を有効に求め、異なる調理ニーズに応じて、自動定量供水を実現して、正確に給水することができ、ユーザー体験を向上し、知能化を向上させる。
上記技術的手段において、洗浄装置及び米入れ装置を更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理器具は、洗浄機能と米入れ機能を更に含み、米を調理器具の洗浄室にいれた後、洗浄と廃棄物排出を先に行い、それから、入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、入力すべき水量を算出し、洗浄室に入力すべき水量を超える量の水を加えて、洗浄流動により洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませて、送り込むことを行い、米の排出が清潔で徹底的である。無洗米であれば、直接に洗浄室内に入力された米量を超える量の水を加えることができ、洗米ステップを除く。
上記いずれかの技術的手段において、洗浄室における米の量と米と水との総重量を検出する質量検出器、及び/又は、計時すると共に、給水システムを制御し、排水システムを開閉するタイマーを更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、好ましいのは、質量検出器は、まず洗浄室に入れた、入力された米量を検出し、それから、洗浄室内の水と米の質量を検出して、引き算して洗浄室内の水量を求め、及び、入力された米量と算出された給水量に基づいて、米と水との割合に適応する水と米の重量を算出し、即ち、質量検出器は、質量の変化によって、洗浄室内の水と米の質量が、いつ米と水との割合に適応する質量に達するかを判定し、タイマー、給水システムに対して計時制御を行い、入力したい米量が得られてから、排水システムを制御して、給水システムを制御して洗浄室に給水量を加え、それから、排水システムを制御して、給水量を超えた水を排出し、単位時間当たり給水と排水の量は既知であり、洗浄室内水の変化を検出することを満たし、本願によって達成する有益な効果を実現する。
本発明の他の態様やメリットは以下の説明によって明確になり、又は本発明を実施することで理解できる。
本発明の上記及び/又は他の態様やメリットは以下の図面を結合した実施例の説明から明確になり、容易に理解することができる。
本発明の上記目的、特徴、メリットを一層明確に理解するように、以下、図面と具体的な実施形態を結合して本発明を更に詳しく説明する。なお、矛盾しない限り、本願の実施例及び実施例中の特徴を組み合せすることができる。
本発明を充分に理解するように、以下の説明で多くの具体的な詳細を説明するが、本発明はここで説明する形態と異なる形態で実施することもできるので、本発明の保護範囲は以下で開示する具体的な実施例に限定されない。
以下、図1〜図7を参照して本発明に係る一部の実施例の前記調理装置の制御方法及び制御システムを説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る調理器具の制御方法のフローチャートを示し、図1に示すように、当該制御方法は、供給指令を受信して、調理器具の洗米槽内に予め設定された重量の調理物を入れるステップS102と、第1の給液指令を受信して、洗米槽内に第1の予め設定された量の水を注入するステップS104と、洗浄指令を受信し、調理器具の調理物洗浄装置を駆動して調理物を洗浄するステップS106と、廃棄物排出指令を受信して、調理物の洗浄を停止させ、洗米槽内の水を排出するステップS108と、送り込み指令を受信して、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入した後、洗米槽の送り込み弁を開いて、洗米槽における調理物と水の混合物を調理器具の内釜に送り込むステップS110と、第2の給液指令を受信して、洗米槽内に第2の予め設定された量の水を注入した後、送り込み弁を閉めるステップS112と、を含み、第2の予め設定された量と第3の予め設定された量との合計は、調理に必要な水量と同じである。
本発明で提供する調理装置の制御方法によれば、まず、米箱から洗米槽に自動的に供給することを実現し、具体的な供給方式は、風パイプ搬送、スクリュー搬送、モーターベルト搬送などを採用することができ、ここでは自動供給を実現するための制限はなく、第2に、給液指令を受信した後、米箱内の調理物を洗浄するように、洗米槽内に予め設定された量の水を自動的に注入し、具体的に、水弁又は水ポンプによって外部の水源を制御することができ、パイプが容器本体の給水パイプに連結され、洗米槽に入り、水弁と水ポンプとをオンにすることを制御することで、給液と給液の停止とを制御して、給液の自動化を実現し、第3に、供給と給液を完成した後、調理物洗浄装置に洗浄指令を発信して、調理物洗浄装置は、洗米槽における調理物を洗浄し始め、洗米の方式は、扇風機又はエアーポンプを風力源として、水を転がして洗米するように駆動することができ、攪拌装置を使って調理物と水を攪拌して洗米することもでき、洗米の自動化を実現し、第4に、調理物を予め設定された時間洗浄した後、廃棄物排出指令を発信して、洗浄後の水を洗米槽から排出し、廃棄物排出の自動化を実現し、第5に、洗米を完成した後、米送り込み装置に洗米指令を発信し、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入した後、洗米槽の送り込み弁を開いて、米を内釜に送り込んで、米送り込みの自動化を完成し、洗米槽における調理物は米と水との混合状態となるように、再び洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入し、流動性が良好で、送り込み過程の円滑性を実現すると同時に、調理物のみが送り込まれる場合に、流動性が悪く、大量の調理物が洗米槽本体に付着して、清浄し難く且つ変質し易いことを避けることができるため、ユーザーの飲食安全性を確保し、ユーザー体験を向上し、さらに、再び洗米槽内に調理に必要な予め設定された量の水を注入すると共に、洗米槽の容器本体に付着した残りの調理物に対して洗浄の作用がある。本発明で提供する調理装置の制御方法によって、調理物の自動洗浄及び自動送り込みの過程を実現し、調理装置の利用中の手動操作を減らして、調理装置の自動化度を向上すると共に、調理物の清潔度と食品の安全性を向上させる。
図2は、本発明の他の実施例に係る調理器具の制御方法を示すフローチャートであり、図2に示すように、当該制御方法は、予め設定された重量の値を取得し、及び調理器具の貯米タンク内の残量を検出するステップS202と、残量が予め設定された重量の値より少ないか否かを判定するステップS204、残量が予め設定された重量の値より少ない時に報知し、残量は予め設定された重量の値以上である時に、調理器具の洗米槽内に供給するステップS208と、調理情報を受信して、調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択するステップS210と、予め設定された重量の値、及び予め設定された米と水との割合とに基づいて、第2の予め設定された量を算出するステップS212と、供給指令を受信し、調理器具の洗米槽内に予め設定された重量の調理物を入れるステップS214と、洗浄回数を取得し、洗浄回数に応じて、ステップS216からステップS220までを繰り返し行うステップS214と、第1の給液指令を受信して、洗米槽内に第1の予め設定された量の水を注入するステップS216と、洗浄指令を受信して、調理器具の調理物洗浄装置を駆動して調理物を洗浄するステップS218と、廃棄物排出指令を受信して、調理物の洗浄を停止させ、洗米槽内の水を排出するステップS220と、第3の給液指令を受信して、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入するステップS222と、送り込み指令を受信して、洗米槽の送り込み弁を開いて、洗米槽における調理物と水混合物を調理器具の内釜に送り込むステップS224と、第2の給液指令を受信して、洗米槽内に第2の予め設定された量の水を注入した後、送り込み弁を閉めるステップS226と、を含む。
本発明の一実施例において、内釜に送り込む前に、洗米槽における調理物は米と水との混合状態となるように、再び洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入し、流動性が良好で、送り込み過程の円滑性を実現すると同時に、調理物のみが送り込まれる場合に、流動性が悪く、大量の調理物が洗米槽本体に付着して、清浄し難く且つ変質し易いことを避けることができるため、ユーザーの飲食安全性を確保し、ユーザー体験を向上させる。
本発明の一実施例において、洗米槽内に供給する前に、ユーザーは、選択ボタンを使って調理しようとする調理物重量を選択することができ、直接入力の方式で調理しようとする調理物重量を入力することもでき、供給しようとする予め設定された重量の値を取得し、調理器具は同時に、米箱内の残りの調理物量を検出して、取得したユーザーが入力した調理しようとする調理物重量を残りの調理物量と比較して、残りの調理物量がユーザーの今回の調理を満たすかどうかを判定し、ユーザーの今回の調理ニーズが満たされていない場合に、貯米タンク内の調理物量が不十分であり、補充される必要があることをユーザーに報知し、さらに、ユーザーに報知する方式は、音、照明、音声などの少なくとも一つ又はそれらの組合せであり得るが、それらに限定されず、さらに、ユーザーが残りの調理物量を直観的に理解できるように、残りの調理物量を表示し、タイムリーに補充することができ、残りの調理物量が調理を満たすと、洗米槽内に供給し始め、ユーザー体験を向上させる。
本発明の一実施例において、洗米槽内に供給する前に、取得した調理情報、ユーザーが登録した調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択することを更に含み、これによって、調理後の食物がユーザーの好みニーズを満たし、ユーザーの利用ニーズを向上させる。
本発明の一実施例において、取得した調理しようとする調理物重量の値と、ユーザー調理ニーズを満たす米と水との割合とに基づいて、調理に必要となる水の第2の予め設定された量を算出し、内釜への送り込みを完成した後、内釜に第2の予め設定された量の水を注入することによって、ユーザーニーズを満たす食物を調理することができ、ユーザーの利用満足度を向上させ、個性化調理を実現する。
本発明の一実施例において、調理情報は、少なくとも、米の量、米の種類、タイプ、食感の一つ又はそれらの組合せを含むが、それらに限定されるものではなく、具体的に、米の種類は、少なくとも、キビ、うるち米、インディカ米、香り米、もち米のいずれか一つを含み、タイプは、少なくとも、お粥、水っぽいお粥、ご飯のいずれか一つを含み、食感は、少なくとも、かため、普通、やわらかい、のいずれか一つを含み、ユーザーが入力した調理情報に基づいて、ユーザーニーズを満たす食物を調理するために必要となる注液量を算出し、ユーザーの利用満足度を向上させ、個性化調理を実現する。上記例挙した種類はそれらに限定されず、調理器具は、ユーザーの生活習慣に従って学習し記憶することができ、ユーザーの飲食習慣を満たす。ユーザー体験を向上させる。
本発明の一実施例において、調理物の洗浄効果を確保するために、最初の給液の前に、ユーザーが入力した洗浄回数を取得して、ユーザー予め設定された洗浄回数に応じて、調理物を洗浄することを更に含み、これによって、ユーザーニーズを満たして、調理物洗浄の清潔度を確保し、飲食衛生を確保することができ、さらに、洗浄回数は、異なるユーザーの清潔度に対するニーズに応じて、カスタマイズすることができ、いくつかのモードを事前に設定することもでき、ユーザーは、自分のニーズに従って登録することができ、操作は便利であり、利用体験を向上させる。
図3は本発明の他の実施例に係る調理器具の制御方法を示すフローチャートであり、図3に示すように、当該制御方法は、予め設定された重量の値を取得し、及び調理器具の貯米タンク内の残量を検出するステップS302と、残量が予め設定された重量の値より少ないか否かを判定するステップS304と、残量が予め設定された重量の値より少ない時に報知し、残量が予め設定された重量の値以上である時に、調理器具の洗米槽内に供給するステップS306と、調理情報を受信して、調理情報に応じて、対応する前記予め設定された米と水との割合を選択するステップS308と、予め設定された重量の値、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、前記第2の予め設定された量を算出するステップS310と、供給指令を受信して、調理器具の洗米槽内に予め設定された重量の調理物を入れるステップS312と、第1の給液指令を受信して、洗米槽内に第1の予め設定された量の水を注入するステップS314と、洗浄指令を受信して、調理器具の調理物洗浄装置を駆動して調理物を洗浄するステップS316と、洗浄後の水の濁度を検出するステップS318と、前記濁度を予め設定された濁度と比較するステップS320と、前記濁度が前記予め設定された濁度より大きい時に、廃棄物排出指令を受信して、調理物の洗浄を停止させ、洗米槽内の水を排出するステップS322と、前記濁度が前記予め設定された濁度以下である時に、廃棄物排出指令を受信して、調理物の洗浄を停止させ、洗米槽内の水を排出し、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入するステップS324と、送り込み指令を受信して、洗米槽の送り込み弁を開いて、洗米槽における調理物と水の混合物を調理器具の内釜に送り込むステップS326と、第2の給液指令を受信して、洗米槽内に第2の予め設定された量の水を注入した後、送り込み弁を閉めるステップS338。
上記いずれかの技術的手段において、廃棄物排出指令を受信して、調理物の洗浄を停止させ、洗米槽内の水を排出するステップの前に、洗浄後の水の濁度を検出することと、前記濁度を予め設定された濁度と比較することと、前記濁度が前記予め設定された濁度より大きい時に、廃棄物排出指令を受信して、調理物の洗浄を停止させ、洗米槽内の水を排出することと、前記濁度が前記予め設定された濁度以下である時に、廃棄物排出指令を受信して、調理物の洗浄を停止させ、洗米槽内の水を排出し、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入することと、を更に含むことが好ましい。
当該技術的手段において、調理物清潔効果を確保する方式は、最初の調理物洗浄を完成した後、第2の検出ユニットは、水の濁度を検出して、第2の比較ユニットは、当該濁度を予め設定された濁度と比較し、予め設定された濁度は、調理物洗浄のニーズを満たす時の水濁度であり、比較した結果は、実際の濁度が、予め設定された濁度より大きい時に、廃棄物排出を完成した後、給液し続けるように洗浄に戻り、比較結果は、実際の濁度が予め設定された濁度より小さい時に、廃棄物排出を完成した後、内釜に送り込む操作を行い、これによって、調理物の洗浄が更に徹底的であることを確保し、ユーザーの利用満足度を向上させる。
図4は、本発明の一実施例に係る調理器具の制御システムを示すフレームワーク図であり、図4に示すように、当該制御システム100は、供給指令を受信して、前記調理器具の洗米槽内に予め設定された重量の調理物を入れる供給ユニット102と、第1の給液指令を受信して、前記洗米槽内に第1の予め設定された量の水を注入する第1の給液ユニット104と、洗浄指令を受信して、前記調理器具の調理物洗浄装置を駆動して調理物を洗浄する洗浄ユニット106と、廃棄物排出指令を受信して、前記調理物の洗浄を停止させ、前記洗米槽内の水を排出する廃棄物排出ユニット108と、送り込み指令を受信して、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入した後、前記洗米槽の送り込み弁を開いて、前記洗米槽における調理物と水の混合物を前記調理器具の内釜に送り込む送り込みユニット110と、第2の給液指令を受信して、前記洗米槽内に第2の予め設定された量の水を注入した後、第2の予め設定された量と第3の予め設定された量との合計は、調理に必要な水量と同じである第2の給液ユニット112と、を含む。
本発明提供の調理器具の制御システムは、まず、供給ユニット102によって、米箱から洗米槽に自動的に供給することを実現し、具体的に、供給方式は風パイプ搬送、スクリュー搬送、モーターベルト搬送などを採用することができ、ここでは自動供給を実現するための制限はなく、第2に、給液指令を受信した後、米箱内の調理物を洗浄するように、洗米槽内に予め設定された量の水を自動的に注入し、具体的に、水弁又は水ポンプによって外部の水源を制御することができ、パイプが容器本体の給水パイプに連結され、洗米槽に入り、水弁と水ポンプとをオンにすることを制御することで、給液と給液の停止とを制御して、給液の自動化を実現し、第3に、供給と給液を完成した後、調理物洗浄装置に洗浄指令を発信して、洗浄ユニット106は、調理物洗浄装置を制御して洗米槽における調理物を洗浄し始め、洗米の方式は、扇風機又はエアーポンプを風力源として、水を転がして洗米するように駆動することができ、攪拌装置を使って調理物と水を攪拌して洗米することもでき、洗米の自動化を実現し、第4に、調理物を予め設定された時間洗浄した後、廃棄物排出ユニット108に廃棄物排出指令を発信して、洗浄後の水を洗米槽から排出し、廃棄物排出の自動化を実現し、第5に、洗米を完成した後、送り込みユニットに洗米指令を発信し、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入した後、洗米槽の送り込み弁を開いて、米を内釜に送り込んで、米送り込みの自動化を完成し、洗米槽における調理物は米と水との混合状態となるように、再び洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入し、流動性が良好で、送り込み過程の円滑性を実現すると同時に、調理物のみが送り込まれる場合に、流動性が悪く、大量の調理物が洗米槽本体に付着して、清浄し難く且つ変質し易いことを避けることができるため、ユーザー飲食の安全性を確保し、ユーザー体験を向上し、さらに、第2の給液ユニット112は、洗米槽内に調理に必要な予め設定された量の水を注入すると共に、洗米槽の容器本体に付着した残りの調理物に対して洗浄の作用がある。本発明で提供する調理装置の制御方法によって、調理物の自動洗浄及び自動送り込みの過程を実現し、調理装置の利用中の手動操作を減らして、調理装置の自動化度を向上すると共に、調理物の清潔度と食品の安全性を向上させる。
また、本発明で提供する上記技術的手段の調理装置の制御方法によれば、さらに以下のような付加的な技術的特徴を有する。
図5は、本発明の他の実施例に係る調理器具の制御システムを示すフレームワーク図であり、図5に示すように、当該制御システム200は、供給指令を受信して、前記調理器具の洗米槽内に予め設定された重量の調理物を入れる供給ユニット202と、第1の給液指令を受信して、前記洗米槽内に第1の予め設定された量の水を注入する第1の給液ユニット204と、洗浄指令を受信して、前記調理器具の調理物洗浄装置を駆動して調理物を洗浄する洗浄ユニット206と、廃棄物排出指令を受信して、前記調理物の洗浄を停止させ、前記洗米槽内の水を排出する廃棄物排出ユニット208と、送り込み指令を受信して、前記洗米槽の送り込み弁を開いて、前記洗米槽における調理物と水の混合物を前記調理器具の内釜に送り込む送り込みユニット210と、第2の給液指令を受信して、前記洗米槽内に第2の予め設定された量の水を注入した後、送り込み弁を閉める第2の給液ユニット212と、を含み、当該制御システムは、送り込み指令を受信する前に、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入する第3の給液ユニット214と、前記予め設定された重量の値を取得する第1の取得ユニット216と、調理器具の貯米タンク内の残量を検出する第1の検出ユニット218と、残量を予め設定された重量の値と比較する第1の比較ユニット220と、残量が予め設定された重量の値より小さい時に報知する報知ユニット222と、残量が前記予め設定された重量の値以上である時に、調理器具の洗米槽内に供給する供給ユニット224と、調理情報を受信して、調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択する受信ユニット226と、予め設定された重量の値、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、第2の予め設定された量を算出する算出ユニット228と、洗浄指令を受信する前に、洗浄回数を取得して、洗浄回数に応じて洗浄を繰り返す洗浄ユニット230、を更に含む。
本発明の一実施例において、内釜に送り込む前に、第3の給液ユニットは、洗米槽における調理物は米と水との混合状態となるように、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入し、流動性が良好で、送り込み過程の円滑性を実現すると同時に、調理物のみが送り込まれる場合に、流動性が悪く、大量の調理物が洗米槽本体に付着して、清浄し難く且つ変質し易いことを避けることができるため、ユーザーの飲食安全性を確保し、ユーザー体験を向上させる。
本発明の一実施例において、洗米槽内に供給する前に、第1の取得ユニットは供給しようとする予め設定された重量の値を取得し、ユーザーは、選択ボタンを使って調理しようとする調理物重量を選択することができ、直接入力の方式で調理しようとする調理物重量を入力することもでき、第1の検出ユニットは、同時に米箱内の残りの調理物量を検出して、第1の比較ユニットは、取得したユーザー入力した調理しようとする調理物重量を残りの調理物量と比較して、残りの調理物量がユーザーの今回の調理を満たすかどうかを判定し、ユーザーの今回の調理ニーズが満たされていない場合に、報知ユニットは、貯米タンク内の調理物量が不十分であり、補充される必要があることをユーザーに報知し、さらに、ユーザーに報知する方式は、音、照明、音声などの少なくとも一つ又はそれらの組合せであり得るが、それらに限定されず、さらに、ユーザーが残りの調理物量を直観的に理解できるように、残りの調理物量を表示し、タイムリーに補充することができ、残りの調理物量が調理を満たすと、洗米槽内に供給し始め、ユーザー体験を向上させる。
本発明の一実施例において、洗米槽内に供給する前に、受信ユニットによって調理情報を取得し、ユーザーが登録した調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択することを更に含み、これによって、調理後の食物がユーザーの好みニーズを満たし、ユーザーの利用ニーズを向上させる。
本発明の一実施例において、算出ユニットは、取得した調理しようとする調理物重量の値とユーザー調理ニーズを満たす米と水との割合とに基づいて、調理に必要となる水の第2の予め設定された量を算出し、内釜への送り込みを完成した後、内釜に第2の予め設定された量の水を注入することによって、ユーザーニーズを満たす食物を調理することができ、ユーザーの利用満足度を向上させ、個性化調理を実現する。
本発明の一実施例において、調理情報は、少なくとも、米の量、米の種類、タイプ、食感のいずれか一つ又はそれらの組合せを含むが、それらに限定されるものではなく、具体的に、米の種類は、少なくとも、キビ、うるち米、インディカ米、香り米、もち米のいずれか一つを含み、タイプは、少なくとも、お粥、水っぽいお粥、ご飯のいずれか一つを含み、食感は、少なくとも、かため、普通、やわらかい、のいずれか一つを含み、ユーザーが入力した調理情報に基づいて、ユーザーニーズを満たす食物を調理するために必要となる注液量を算出し、ユーザーの利用満足度を向上させ、個性化調理を実現する。上記例挙した種類はそれらに限定されず、調理器具は、ユーザーの生活習慣に従って学習し記憶することができ、ユーザーの飲食習慣を満たす。ユーザー体験を向上させる。
本発明の一実施例において、調理物の洗浄効果を確保するために、最初の給液の前に、洗浄ユニットは、ユーザーが入力した洗浄回数を取得して、ユーザー予め設定された洗浄回数に応じて、調理物を洗浄することを更に含み、これによって、ユーザーニーズを満たして、調理物洗浄の清潔度を確保し、飲食衛生を確保することができ、さらに、洗浄回数は、異なるユーザーの清潔度に対するニーズに応じて、カスタマイズすることができ、いくつかのモードを事前に設定することもでき、ユーザーは、自分のニーズに従って登録することができ、操作は便利であり、利用体験を向上させる。
図6は、本発明の他の実施例に係る調理器具の制御システムを示すフレームワーク図であり、図6に示すように、当該制御システム300は、供給指令を受信して、前記調理器具の洗米槽内に予め設定された重量の調理物を入れる供給ユニット302と、第1の給液指令を受信して、前記洗米槽内に第1の予め設定された量の水を注入する第1の給液ユニット304と、洗浄指令を受信して、前記調理器具の調理物洗浄装置を駆動して調理物を洗浄する洗浄ユニット306と、廃棄物排出指令を受信して、前記調理物の洗浄を停止させ、前記洗米槽内の水を排出する廃棄物排出ユニット308と、送り込み指令を受信して、前記洗米槽の送り込み弁を開いて、前記洗米槽における調理物と水の混合物を前記調理器具の内釜に送り込む送り込みユニット310と、第2の給液指令を受信して、前記洗米槽内に第2の予め設定された量の水を注入した後、送り込み弁を閉める第2の給液ユニット312と、を含み、当該制御システムは、送り込み指令を受信する前に、洗米槽内に第3の予め設定された量の水を注入する第3の給液ユニット314と、前記予め設定された重量の値を取得する第1の取得ユニット316と、調理器具の貯米タンク内の残量を検出する第1の検出ユニット318と、残量を予め設定された重量の値と比較する第1の比較ユニット320と、残量が予め設定された重量の値より小さい時に報知する報知ユニット322と、残量が前記予め設定された重量の値以上である時に、調理器具の洗米槽内に供給する供給ユニット324と、調理情報を受信して、調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択する受信ユニット326と、予め設定された重量の値、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、第2の予め設定された量を算出する算出ユニット328と、前記廃棄物排出指令を受信する前に、洗浄後の水の濁度を検出する第2の検出ユニット330と、前記濁度を予め設定された濁度と比較する第2の比較ユニット332と、前記濁度が前記予め設定された濁度より大きい時に、廃棄物排出を完成した後、第1の給液ユニット304に戻る戻りユニット334と、前記濁度が前記予め設定された濁度以下である時に、廃棄物排出を完成した後、送り込みユニット310に入る実行ユニット336と、を更に含む。
本発明の一実施例において、調理物の洗浄効果を確保するために、最初の給液の前に、洗浄ユニットは、ユーザーが入力した洗浄回数を取得して、ユーザー予め設定された洗浄回数に応じて、調理物を洗浄することを更に含み、これによって、ユーザーニーズを満たして、調理物洗浄の清潔度を確保し、飲食衛生を確保することができ、さらに、洗浄回数は、異なるユーザーの清潔度に対するニーズに応じて、カスタマイズすることができ、いくつかのモードを事前に設定することもでき、ユーザーは、自分のニーズに従って登録することができ、操作は便利であり、利用体験を向上させる。
図7は、本発明一実施例に係る調理器具を示すフレームワーク図であり、図7に示すように、本発明のもう一つの目的によれば、上記いずれか一つの技術的手段に記載の制御システム40を含む調理器具400を提供する。
本発明で提供する調理器具は、上記いずれか一つの技術的手段に記載の制御システムを含むため、当該システムのすべての有益な効果を有し、ここで詳細な説明を省略する。
図8〜図13は、本発明のいくつの実施例に係る米送り込み制御方法を示す概略フローチャートである。
図8に示すように、本発明の一実施例で提供する米送り込み制御方法500は、調理器具に入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、入力すべき水量を算出するステップS516と、第1の給水指令を受信して、調理器具の洗浄室内に入力すべき水量より多くの給水量の水を搬送した後、給水システムを閉めるステップS518と、第1の予め設定された時間が経過した後、排水を行うと共に、洗浄室内の水の残量をリアルタイムに検出し、水の残量が入力すべき水量と等しい時に、排水システムを閉めるステップS520と、搬出指令を受信して、第2の予め設定された時間が経過した後、調理装置の搬出口を閉じるステップS522と、を含む。
本発明で提供する米送り込み制御方法によれば、洗浄室内に米と水との割合に必要となる水量を超えるように加えることによって、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませ、それから、米と水との割合を超えた水を排出し、底に沈んだ米を全部調理器具の内釜に入れ、米の排出が清潔で徹底的であり、洗浄室内壁に付着した米が排出できない問題を有効に解決した。本願において、質量検出方式によって、調理器具に入力された米量を検出することができ、計時方式によって、米入れシステムの開始時間を制御して、入力された米量を制御することもでき、対応的に、質量検出方式によって、洗浄室内の米と水との総重量を検出してから、入力された米量を減らすことで洗浄室内の水量が得られ、水量が入力すべき水量まで減った時に、排水システムを閉めることができ、計時方式によって、給水システムの開始時間を検出して給水量を制御し、同時に、計時方式によって、排水システムの開始時間を検出して排出水量を制御して、米と水との割合を満たした入力すべき水量を保留することもでき、単位時間当たりの米入れ、給水及び排水の量は既知であることが好ましい。本発明において、洗浄後の水と米との混合物や、無洗米と適量な水にもかかわらず、洗浄室内に米と水との割合を超える量の水を加えることで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませ、同時に、排水システムによって洗浄室内の水の量を補正し、米送り込みは清潔で徹底的であり、米と水との割合は破壊されず、ユーザー体験の効果が良い。
図9に示すように、本発明の一実施例において、上記ステップS516の前に、米入れ指令を受信し、入力された洗浄回数Mを受信して、洗浄室内に入力された米量の米を搬送した後、調理器具の米入れシステムを閉めるステップS506と、洗浄した回数Xが、入力された洗浄回数Mより少ないか否かを判定し、洗浄した回数Xが、入力された洗浄回数Mより少なければ、ステップS510を行い、洗浄した回数Xが、入力された洗浄回数Mより少なくなければ、ステップS516を行い、Xの初期値は0であるステップS508と、第2の給水指令を受信して、洗浄室内に第2の予め設定された水量の水を搬送した後、給水システムを閉めるステップS510と、洗浄指令を受信して、洗米を行い、第3の予め設定された時間が経過した後、洗浄システムを閉めるステップS512と、廃棄物排出指令を受信して、廃棄物排出を行い、第4の予め設定された時間が経過した後、排水システムを閉め、洗浄した回数を一回増やすステップS514、を更に含む。
当該実施例において、先に米を洗浄して廃棄物を排出することができ、ユーザーは、米の清潔度に応じて、必要とされる洗浄回数を入力し、同じバッチの米に対して複数の洗浄を行い、清潔効果が良い。
図10に示すように、本発明の一実施例において、上記ステップS506の前に、調理情報を受信するステップS502と、調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択するステップS504と、を更に含む。
当該実施例において、調理情報を設定し、異なる予め設定された米と水との割合に対応することによって、異なる調理状況に適応することができ、製品の適用範囲を広げる。調理情報は、少なくとも、米の量、米の種類、タイプ、食感のいずれか一つ又はそれらの組合せを含むことが好ましい。調理情報が米の量、米の種類、タイプ、及び食感に細かく分類され、米の種類の異なりによって、吸水能力も異なり、必要となる水量も異なり、調理タイプ及びユーザー好みの食感も、必要とされる水量に影響を及ぼし、それらの調理情報を設定することによって、予め設定された米と水との割合が異なるニーズを満たすことができる。米の種類少なくとも、キビ、うるち米、インディカ米、香り米、もち米のいずれか一つを含み、タイプは、少なくとも、お粥、水っぽいお粥、ご飯のいずれか一つを含み、食感は、少なくとも、かため、普通、やわらかい、のいずれか一つを含むことが好ましい。調理情報が更に細かく分かれて、米の種類は、日常調理用の米の種類を含み、タイプが水の必要量に応じて、水っぽいお粥、お粥、及びご飯に分類され、食感に対し、異なる好みとニーズに適応するために、水の必要量が少ないものから多いものまで、かため、普通、及びやわらかいに分かれて、予め設定された米と水との割合がユーザーの個性化ニーズを満たすことを確保し、適用範囲が広がって、ユーザー体験を向上させる。
図11に示すように、本発明の一実施例において、上記ステップS518の過程において、具体的に、入力すべき水量Vに基づいて、給水量Pを算出し、P=1.5VであるステップS5182と、給水量Pは洗浄室の定格水量H以上であるか否かを判定するステップS5184と、給水量Pは洗浄室の定格水量H以上であれば、洗浄室内に定格水量Hの水を搬送するステップS5186と、給水量Pは洗浄室の定格水量H以上でなければ、給水量Pに応じて、洗浄室内に水を搬送するステップS5188と、洗浄室内の水量をリアルタイムに検出するステップS5190と、洗浄室内の水量が入力すべき水量Vに達した時に、給水システムを閉めるステップS5192と、を含む。
当該実施例において、算出された入力すべき水量Vに基づいて、調理器具内に搬送するのに必要となる給水量Pをさらに算出し、例えば、入力すべき水量Vの1.5倍は給水量Pであり、給水量Pと洗浄室定格水量Hの大きさを比較し、給水量Pが定格水量H以上である時に、洗浄室内に定格水量Hの水を加えることで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませ、給水量Pが定格水量Hより少ない時に、洗浄室内に算出された給水量Pの水を加えるだけで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませることを満足でき、節水であり、洗浄室内壁に付着した米が排出し難い問題を有効に解決することができる。
図12に示すように、本発明の一実施例において、上記ステップS522の後に、給水システムを開いて、洗浄室の内壁に第1の予め設定された水量の水をスプレーした後、給水システムを閉めるステップS524を更に含む。
当該実施例において、米を送り込んだ後、米は洗浄室底壁に少し残り、洗浄室内に水を再びスプレーすることによって、洗浄室底壁に残っている米が調理器具の内釜に洗い流され、同時に、スプレー水量を制御し、再びスプレーした水が米と水との割合を破壊することを防止する。本願において、計時方式によって、給水システムの開始時間を制限し、さらにスプレー水量を制御することができ、洗浄室内の水量を検出することによって、スプレー水量の検出及び制御を実現することが好ましい。
図13に示すように、本発明の一実施例は米送り込み制御方法600を提供し、調理情報を受信するステップS602と、調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択するステップS604と、米入れ指令を受信し、入力された洗浄回数を受信して、洗浄室内に入力された米量の米を搬送した後、調理器具の米入れシステムを閉めるステップS606と、洗浄した回数Xが、入力された洗浄回数Mより少ないか否かを判定し、洗浄した回数Xが、入力された洗浄回数Mより少なければ、ステップS610を行い、洗浄した回数Xが、入力された洗浄回数Mより少なくなければ、ステップS616を行い、Xの初期値は0であるステップS608と、第2の給水指令を受信して、洗浄室内に第2の予め設定された水量の水を搬送した後、給水システムを閉めるステップS610と、洗浄指令を受信して、洗米を行い、第3の予め設定された時間が経過した後、洗浄システムを閉めるステップS612と、廃棄物排出指令を受信して、廃棄物排出を行い、第4の予め設定された時間が経過した後、排水システムを閉め、洗浄した回数を一回増やすステップS614と、調理器具に入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、入力すべき水量を算出するステップS616と、第1の給水指令を受信して、調理器具の洗浄室内に、入力すべき水量より多くの給水量の水を搬送した後、給水システムを閉めるステップS618と、第1の予め設定された時間が経過した後、排水を行うと共に、洗浄室内の水の残量をリアルタイムに検出し、水の残量が入力すべき水量と等しい時に、排水システムを閉めるステップS620と、搬出指令を受信して、第2の予め設定された時間が経過した後、調理装置の搬出口を閉じるステップS622と、給水システムを開いて、洗浄室の内壁に第1の予め設定された水量の水をスプレーした後、給水システムを閉めるステップS624と、を含む。
当該実施例において、上記いずれか一つの実施例のすべての有益な効果を有する。
図14〜図18は、本発明のいくつの実施例に係る米送り込み制御システムを示す概略ブロック図である。
図14に示すように、本発明の第2の方面の実施例は、調理器具に用いられる米送り込み制御システム700を提供し、前記調理器具に入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、入力すべき水量を算出する第1の算出ユニット702と、第1の給水指令を受信して、前記調理器具の洗浄室内に、前記入力すべき水量より多くの給水量の水を搬送した後、前記給水システムを閉める第1の制御ユニット704と、第1の予め設定された時間が経過した後、排水を行うと共に、前記洗浄室内の水の残量をリアルタイムに検出し、前記水の残量が前記入力すべき水量と等しい時に、前記排水システムを閉める第2の制御ユニット706と、搬出指令を受信して、第2の予め設定された時間が経過した後、前記調理装置の搬出口を閉じる第3の制御ユニット708と、を含む。
本発明で提供する米送り込み制御システムによれば、第1の制御ユニットによって、洗浄室内に米と水との割合に必要となる水量を超えるように加えることによって、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませて、更に第2の制御ユニットによって、米と水との割合を超えた水を排出し、底に沈んだ米を全部調理器具の内釜に入れ、米の排出が清潔で徹底的であり、洗浄室内壁に付着した米が排出できない問題を有効に解決できる。本願において、質量検出方式によって、調理器具に入力された米量を検出することができ、計時方式によって、米入れシステムの開始時間を制御して、入力された米量を制御することもでき、対応的に、質量検出方式によって、洗浄室内の米と水との総重量を検出してから、入力された米量を減らすことで洗浄室内の水量が得られ、水量が入力すべき水量までに減った時に、排水システムを閉めることもでき、計時方式によって、給水システムの開始時間を検出して給水量を制御するとともに、計時方式によって、排水システムの開始時間を検出して排出水量を制御して、米と水との割合を満たした入力すべき水量を保留することもでき、単位時間当たりの米入れ、給水及び排水の量は既知であることが好ましい。本発明において、洗浄後の水と米との混合物や、無洗米と適量な水にもかかわらず、洗浄室内に米と水との割合を超える量の水を加えることで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませ、同時に、排水システムによって洗浄室内の水の量を補正し、米送り込みは清潔で徹底的であり、米と水との割合は破壊されず、ユーザー体験の効果が良い。
図15に示すように、本発明の一実施例によれば、米送り込み制御システム800を提供し、米入れ指令を受信し、入力された洗浄回数を受信して、洗浄室内に入力された米量の米を搬送した後、調理器具の米入れシステムを閉める第4の制御ユニット812と、洗浄した回数が前記入力された洗浄回数より少ないか否かを判定し、洗浄した回数が前記入力された洗浄回数より少なければ、第5の制御ユニットを起動し、洗浄した回数が前記入力された洗浄回数より少なくなければ、前記第1の算出ユニットを起動する第1の判定ユニット802と、第2の給水指令を受信して、洗浄室内に第2の予め設定された水量の水を搬送した後、給水システムを閉める第5の制御ユニット814と、洗浄指令を受信して、洗米を行い、第3の予め設定された時間が経過した後、洗浄システムを閉める第6の制御ユニット816と、廃棄物排出指令を受信して、廃棄物排出を行い、第4の予め設定された時間が経過した後、排水システムを閉め、洗浄した回数を一回増やす第7の制御ユニット818と、調理器具に入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、入力すべき水量を算出する第1の算出ユニット804と、第1の給水指令を受信して、調理器具の洗浄室内に、入力すべき水量より多くの給水量の水を搬送した後、給水システムを閉める第1の制御ユニット806と、第1の予め設定された時間が経過した後、排水を行うと共に、洗浄室内の水の残量をリアルタイムに検出し、水の残量が入力すべき水量と等しい時に、排水システムを閉める第2の制御ユニット808と、搬出指令を受信して、第2の予め設定された時間が経過した後、調理装置の搬出口を閉じる第3の制御ユニット810と、を含む。
当該実施例において、先に米を洗浄して廃棄物を排出することができ、ユーザーは、米の清潔度に応じて、必要とされる洗浄回数を入力し、同じバッチの米に対して複数の洗浄を行い、清潔効果が良い。
図16に示すように、本発明の一実施例によれば、米送り込み制御システム900を提供し、調理情報を受信する第1の受信ユニット902と、調理情報に応じて、対応する予め設定された米と水との割合を選択する第1の選択ユニット904と、米入れ指令を受信し、入力された洗浄回数を受信して、洗浄室内に入力された米量の米を搬送した後、調理器具の米入れシステムを閉める第4の制御ユニット916と、洗浄した回数が、前記入力された洗浄回数より少ないか否かを判定し、洗浄した回数が、前記入力された洗浄回数より少なければ、第5の制御ユニットを起動し、洗浄した回数が、前記入力された洗浄回数より少なくなければ、前記第1の算出ユニットを起動する第1の判定ユニット906と、第2の給水指令を受信して、洗浄室内に第2の予め設定された水量の水を搬送した後、給水システムを閉める第5の制御ユニット918と、洗浄指令を受信して、洗米を行い、第3の予め設定された時間が経過した後、洗浄システムを閉める第6の制御ユニット920と、廃棄物排出指令を受信して、廃棄物排出を行い、第4の予め設定された時間が経過した後、排水システムを閉め、洗浄した回数を一回増やす第7の制御ユニット922と、調理器具に入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、入力すべき水量を算出する第1の算出ユニット908と、第1の給水指令を受信して、調理器具の洗浄室内に、入力すべき水量より多くの給水量の水を搬送した後、給水システムを閉める第1の制御ユニット910と、第1の予め設定された時間が経過した後、排水を行うと共に、洗浄室内の水の残量をリアルタイムに検出し、水の残量が入力すべき水量と等しい時に、排水システムを閉める第2の制御ユニット912と、搬出指令を受信して、第2の予め設定された時間が経過した後、調理装置の搬出口を閉じる第3の制御ユニット914と、を含む。
当該実施例において、第1の受信ユニットによって、ユーザーが設定した調理情報を受信し、第1の選択ユニットによって、調理情報に応じて、適切な米と水との割合を選択することで、異なる調理状況に適応することができ、製品の適用範囲を広げる。調理情報は、少なくとも、米の量、米の種類、タイプ、食感のいずれか一つ又はそれらの組合せを含むことが好ましい。調理情報が米の量、米の種類、タイプ、及び食感に細かく分類され、米の種類の異なりによって、吸水能力も異なり、必要となる水量も異なり、調理タイプ及びユーザー好みの食感も、必要とされる水量に影響を及ぼし、それらの調理情報を設定することによって、予め設定された米と水との割合が異なるニーズを満たすことができる。米の種類は少なくとも、キビ、うるち米、インディカ米、香り米、もち米のいずれか一つを含み、タイプは、少なくとも、お粥、水っぽいお粥、ご飯のいずれか一つを含み、食感は、少なくとも、かため、普通、やわらかい、のいずれか一つを含むことが好ましい。調理情報が更に細かく分かれて、米の種類は、日常調理用の米の種類を含み、水の必要量に応じて、タイプは水っぽいお粥、お粥、及びご飯に分類され、食感に対し、異なる好みとニーズに適応するために、水の必要量が少ないものから多いものまで、かため、普通、及びやわらかいに分かれて、予め設定された米と水との割合がユーザーの個性化ニーズを満たすことを確保し、適用範囲が広がって、ユーザー体験を向上させる。
図17に示すように、本発明の一実施例によれば、米送り込み制御システム1000を提供し、調理器具に入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、入力すべき水量を算出する第1の算出ユニット1002と、第1の給水指令を受信して、調理器具の洗浄室内に、入力すべき水量より多くの給水量の水を搬送した後、給水システムを閉め、入力すべき水量に基づいて給水量を算出する第2の算出ユニット10042と、給水量が洗浄室の定格水量以上であるか否かを判定する第2の判定ユニット10044と、給水量が洗浄室の定格水量以上であれば、洗浄室内に定格水量の水を搬送する第1の実行ユニット10046と、給水量が洗浄室の定格水量以上でなければ、給水量に応じて、洗浄室内に水を搬送する第2の実行ユニット10048と、洗浄室内の水量をリアルタイムに検出する第1の検出ユニット10052と、洗浄室内の水量が給水量に達した時に、給水システムを閉める第3の実行ユニット10050と、を含む第1の制御ユニット1004と、第1の予め設定された時間が経過した後、排水を行うと共に、洗浄室内の水の残量をリアルタイムに検出し、水の残量が入力すべき水量と等しい時に、排水システムを閉める第2の制御ユニット1006と、搬出指令を受信して、第2の予め設定された時間が経過した後、調理装置の搬出口を閉じる第3の制御ユニット1008と、を含む。
当該実施例において、第2の算出ユニットによって、算出された入力すべき水量に基づいて、調理器具内に搬送するのに必要となる給水量を更に算出し、例えば、入力すべき水量の1.5倍は給水量であり、第1の判定ユニットによって、給水量と洗浄室定格水量の大きさを比較し、給水量は定格水量以上である時に、第1の実行ユニットによって、洗浄室内に定格水量の水を加えることで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませ、給水量が定格水量より少ない時に、第2の実行ユニットによって、洗浄室内に算出された給水量の水を加えるだけで、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませることを満足でき、節水であり、洗浄室内壁に付着した米が排出し難い問題を有効に解決することができる。
図18に示すように、本発明の一実施例によれば、米送り込み制御システム1100を提供し、調理器具に入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて、入力すべき水量を算出する第1の算出ユニット1102と、第1の給水指令を受信して、調理器具の洗浄室内に、入力すべき水量より多くの給水量の水を搬送した後、給水システムを閉める第1の制御ユニット1104と、第1の予め設定された時間が経過した後、排水を行うと共に、洗浄室内の水の残量をリアルタイムに検出し、水の残量が入力すべき水量と等しい時に、排水システムを閉める第2の制御ユニット1106と、搬出指令を受信して、第2の予め設定された時間が経過した後、調理装置の搬出口を閉じる第3の制御ユニット1108と、給水システムを開いて、洗浄室の内壁に第1の予め設定された水量の水をスプレーした後、給水システムを閉める第8の制御ユニット1110と、を含む。
当該実施例において、米を送り込んだ後、米は洗浄室底壁に少し残り、第8の制御ユニットによって、洗浄室内に水を再びスプレーすることで、洗浄室底壁に残っている米が調理器具の内釜に洗い流され、同時に、スプレー水量を制御し、再びスプレーした水が米と水との割合を破壊することを防止する。本願において、計時方式によって、給水システムの開始時間を制限し、さらにスプレー水量を制御することができ、洗浄室内の水量を検出することによって、スプレー水量の検出及び制御を実現することが好ましい。
本発明の一実施例で提供する調理器具によれば、釜体と上蓋を含む調理器具は、上蓋に設けられ、底壁に送り込み穴が設けられ、側壁に廃棄物排出穴が設けられる洗浄室と、廃棄物排出穴と連通する排水システムと、洗浄室と連通する給水システムと、送り込み穴を開閉するように設けられる送り込みシステムと、前記調理器具の外壁に設けられ、情報を入力するコントロールパネルと、上記いずれか一つの技術的手段に記載の米送り込み制御システムと、を含む。
本発明で提供する調理器具は、上記いずれか一つの技術的手段に記載の米送り込み制御システムを採用し、全ての有益な効果を有し、排水システム、給水システム、送り込みシステム、及び操作パネルを有し、米と水との割合によって必要となる給水量を有効に求め、異なる調理ニーズに応じて、自動定量供水を実現して、正確に給水することができ、ユーザー体験を向上し、知能化を向上させる。
本発明の一実施例において、洗浄装置及び米入れ装置を更に含むことが好ましい。
当該実施例において、調理器具は、洗浄機能と米入れ機能を更に含み、米を調理器具の洗浄室にいれた後、洗浄と廃棄物排出を先に行い、それから、入力された米量、及び予め設定された米と水との割合に基づいて入力すべき水量を算出し、洗浄室に入力すべき水量を超える量の水を加えて、洗浄流動によって、洗浄室内壁に付着した米を全部底に沈ませて、送り込むことを行い、米の排出が清潔で徹底的である。無洗米であれば、直接に洗浄室内に入力された米量を超える量の水を加えることができ、洗米ステップを除く。
本発明の一実施例において、洗浄室における米の量と米水総重量を検出する質量検出器、及び/又は、計時すると共に、給水システムを制御し、排水システムを開閉するタイマーを更に含むことが好ましい。
当該実施例において、好ましくは、質量検出器は、まず洗浄室に入れた、入力された米量を検出し、それから、洗浄室内の水と米の質量を検出して、引き算して洗浄室内の水量を求め、及び、入力された米量と算出された給水量に基づいて、米と水との割合に適応する水と米の質量を算出し、即ち、質量検出器は、質量の変化によって、洗浄室内の水と米の質量は、いつ米と水との割合に適応する質量に達するかを判定し、タイマー、給水システムに対して計時制御を行い、入力したい米量が得られてから、排水システムを制御して、給水システムを制御して洗浄室に給水量を加え、それから、排水システムを制御して、給水量を超えた水を排出し、単位時間当たり給水と排水の量は既知であり、洗浄室内水の変化を検出することを満たし、本願によって達成する有益な効果を実現する。
本明細書の説明において、「第1」、「第2」、「第3」の用語は目的を説明するだけに用いられ、重要性を表す又は暗示することではないことを理解されるべきであり、用語である「複数の」は、二つ又は二つ以上である。限定又は説明がない限り、「取付け」、「連続」、「固定」などの用語の意味は広く理解されるべきであり、例えば、「連続」は固定連続であっても、取り外し可能な連続であっても、又は一体的に連続であってもよく、直接的に接続することや、中間媒体を介して間接的に接続することも可能である。当業者にとって、具体的な状況に応じて上記用語の本発明中の具体的な意味を利用することができる。
本明細書の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」などの用語で示す方位又は位置関係は図面に示す方位又は位置関係であり、本発明を説明し易い、又は説明を簡単にするだけに用いられ、示している装置またはセットは必ず特定の方向を有し、特定の方位構造と操作を有することを表す又は暗示することではないことを理解されるべきであり、そのため、本発明に対する限定とみなされるべきではない。
本明細書の説明において、用語である「一実施例」、「いくつかの実施例」、「具体的な例示」などの記述は、当該実施例又は例示に説明された具体的な特徴、構造、材料が本発明の少なくとも一実施例又は例示に含まれていることを示している。本明細書において、上記用語の説明は、必ず同一の実施例又は例示を示しているではない。また、説明した具体的な特徴、構造、材料は、任意の一つ又は複数の実施例又は例示中において適当な方式で結合できる。
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者であれば本発明に様々な修正や変形が可能である。本発明の精神や原則内での全ての修正、置換、改良などは本発明の保護範囲内に含まれる。