JPH04240085A - ロボットハンド - Google Patents

ロボットハンド

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JPH04240085A
JPH04240085A JP523591A JP523591A JPH04240085A JP H04240085 A JPH04240085 A JP H04240085A JP 523591 A JP523591 A JP 523591A JP 523591 A JP523591 A JP 523591A JP H04240085 A JPH04240085 A JP H04240085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
robot hand
clamp
robot
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP523591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Saito
斉藤 保行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP523591A priority Critical patent/JPH04240085A/ja
Publication of JPH04240085A publication Critical patent/JPH04240085A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークをある位置から別
の位置まで搬送するためのロボットのアームに取り付け
られるロボットハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】ワークをある位置から別の位置に搬送す
るためにロボットを使用することがある。例えば、ワー
クを収容しておくワーク置き場から、そのワークに対し
て溶接作業等の種々の作業を行うためのワーク位置決め
部にまでワークを搬送するためにロボットが使用される
ことがある。
【0003】図4は自動車車体を構成するパネル材Wが
載置されたワーク置き場10から、これに隣接して配置
されたワーク位置決め部11にワークであるパネル材W
を搬送するために使用されている従来のロボット12を
示している。図示するロボット12に設けられたアーム
13には、ロボットハンド14が装着されており、この
ロボットハンド14にはワークWを把持するためのクラ
ンパー15が複数個取り付けられている。このクランパ
ー15には、把持されるべきワークWの形状に対応した
ゲージ16が取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、図示するよ
うにロボットハンド14にはワークWの把持すべき部位
に対応させた形状のゲージ16を設けているので、ワー
クWの種類が変更された場合には、そのワークWの形状
に対応したゲージ16を有するクランパー15に装填し
直すか、或いはワークWの形状に対応したゲージ16を
有するロボットハンド14に交換するようにしていた。 したがって、従来ではワークの種類が変化するごとにロ
ボット側のロボットハンド等を交換する必要があり、例
えば、自動車を生産する場合にはその生産能率という観
点から好ましくはなかった。特に、製造されるべき車両
の種類が追加される場合には、それに合わせてゲージ等
を新たに製造する必要があり、新たな車種の製造に対す
る応答に時間が掛るという問題点があった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、多種類のワークを同一のロボットハ
ンドによって把持し得るようにし、ワークの搬送能率を
向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、ロボットのアームに取り付けられ、ワーク
を把持して当該ワークをある位置から他の位置まで搬送
するロボットハンドであって、相互に所定の間隔を隔て
て複数本のクランプ軸をそれぞれ回転自在にハンド本体
に装着し、それぞれのクランプ軸の先端に当該クランプ
軸の回転中心に対して直角方向に屈曲した首振り部を形
成すると共に、それぞれの首振り部の先端に当該首振り
部に対して直角方向に屈曲したクランプ片を形成し、そ
れぞれのクランプ片にワークに形成された孔の内周縁部
に係合する溝を形成して成るロボットハンドである。
【0007】
【作用】クランプ軸を回転させてクランプ片を相互に接
近させた状態で、ロボットを作動させることによりクラ
ンプ片を、ワークに形成された孔の中に入り込ませる。 その後、クランプ軸を回転させて、クランプ片相互を離
すようにすると、それぞれのクランプ片に形成された溝
がワークの孔の内周縁部に係合する。これにより、ロボ
ットハンドによるワークの締結が完了し、この状態の下
で、ロボットのアームを移動させることによりワークは
ある位置から他の位置まで搬送される。ワークの種類が
相違したことから孔の径が相違した場合でも、クランプ
片はクランプ軸の回転により相互に接近離反するので、
一台のロボットハンドで複数種類のワークを把持するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、図示する本発明の一実施例に基づいて
、本発明を詳細に説明する。図1はワークWをワーク置
き場10からワーク位置決め部11に搬送するためのロ
ボット12を示す図であり、このロボット12のアーム
13の先端には、本発明の一実施例に係るロボットハン
ド20が取り付けられている。このロボットハンド20
は、ワークWに形成された孔Hを利用して、そこにロボ
ットハンド20を係合させることによってワークWが把
持される。したがって、搬送されるワークWは全て孔H
を有するものでなければならない。
【0009】図2は、図1に示されたロボットハンドの
内部構造を示す図である。図2に示されるように、ロボ
ットハンド20のユニットケース21の外側には、モー
タ22が取り付けられ、このモータ22のシャフトには
ユニットケース21内に位置させて、駆動側ギヤ23が
固着されている。ユニットケース21内に回転自在に取
り付けられた3本の従動軸24は、それぞれ従動側ギヤ
25を有しており、これらの従動側ギヤ25はそれぞれ
駆動側ギヤ23に噛み合っている。それぞれの従動側ギ
ヤ25つまり従動軸24は、駆動側ギヤ23の回転中心
軸に対して、120°の位相を以て配列されている。
【0010】それぞれの従動軸24は、下端部にスプラ
イン孔26を有している。ユニットケース21内には、
ガイド筒27が取り付けられ、このガイド筒27に対し
て軸方向に摺動自在となったロッド28にブラケット2
9が固着されている。このブラケット29に対して回転
自在に取り付けられた3本のクランプ軸30は、それぞ
れ上端部に形成されたスプライン部の部分で前記スプラ
イン孔26に対して軸方向に摺動自在に噛み合っている
。したがって、これらのクランプ軸30も、モータ22
のシャフトに対して120°の位相を以て配置されてい
る。そして、それぞれのクランプ軸30の下端部には、
このクランプ軸30に対して、90°折れ曲がって首振
り部31が形成され、更にそれぞれの首振り部31の先
端部には、クランプ片32が首振り部31に対して下方
に向けて90°折れ曲がって形成されている。図示する
ようにそれぞれのクランプ片32には、ワークWに形成
された孔Hの内周縁部と係合するための環状溝33が形
成されている。
【0011】図2においては、仮想線によりクランプ片
32の環状溝33が孔Hの内周縁に係合している状態が
示されている。ロボットハンド20をワークWに接近さ
せたときに、環状溝33と孔Hの内周面との位置決めを
行なうために、ユニットケース21の下面には、複数本
の位置決めピン34が下方に向けて突出している。
【0012】上述したロボットハンド20が取り付けら
れたロボット12を用いて、ワークWをワーク置き場1
0から位置決め部11にまで搬送する手順について説明
すると、まず、モータ22を駆動することによって、ク
ランプ片32がそれぞれユニットケース21に対して、
それの中心部に位置するように、クランプ片32を初期
位置に設定する。この状態で、ロボット12を作動させ
ることによって、3本のクンプ片32をワークWに形成
された孔Hの中に入り込ませる。入り込む距離は、位置
決めピン34がワークWの外表面に当接することにより
設定される。このときには、首振り部31は図3におい
て破線で示されるように、クランプ片32が相互に接近
した初期位置となっている。そして、この状態の下で、
モータ22を駆動して駆動側ギヤ23を図3において矢
印で示す方向に回転させて、クランプ片32を上記初期
位置よりも相互に離反することになる。これにより、3
つの従動側ギヤ25を矢印で示す方向に回転させ、3本
のクランプ片32のそれぞれの環状溝33にワークWを
係合させる。この結果、ワークWはロボットハンド20
に締結されることになり、次いで、ロボット12を駆動
させることにより、ワークWは上昇されると共に、アー
ム13の移動に伴って、ワーク置き場10から位置決め
部11にまで、ワークWは搬送されることになる。
【0013】上述したように、本発明のロボットハンド
20は、ワークWに形成された孔を利用して、この部分
でワークWを把持するようにしたので、搬送されるべき
ワークWの種類が変更されても、そして、孔Hの内径が
相互に相違した複数種類のワークであっても、ロボット
に対してティーチングを行なうのみで、一台のロボット
ハンド20によってこれを共用してワークWを搬送する
ことができる。尚、ロボットハンド20に設けるクラン
プ軸つまりクランプ片の数は、2つ以上であれば、3本
に限られず、任意の本数とすることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、相互に
所定の間隔を隔てて複数本のクランプ軸をそれぞれ回転
自在にハンド本体に装着し、それぞれのクランプ軸の先
端に当該クランプ軸の回転中心に対して直角方向に屈曲
した首振り部を形成すると共に、それぞれの首振り部の
先端に当該首振り部に対して直角方向に屈曲したクラン
プ片を形成し、それぞれのクランプ片にワークに形成さ
れた孔の内周縁部に係合する溝を形成したので、一台の
ロボットハンドによって複数種類のワークを把持するこ
とができ、ワヘークの搬送効率が大幅に向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の位置実施例に係るロボットハンドが
装着されたロボットを示す斜視図、
【図2】は図1に示されたロボットハンドを示す拡大断
面図、
【図3】は図2における3−3線に沿う断面図、
【図4
】は従来のロボットハンドを示す斜視図である。
【符号の説明】
10…ワーク置き場、11…ワーク位置決め部、12…
ロボット、13…アーム、20…ロボットハンド、21
…ユニットケース、30…クランプ軸、31…首振り部
、32…クランプ片、33…環状溝、H…孔、W…ワー
ク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロボットのアームに取り付けられ、ワ
    ークを把持して当該ワークをある位置から他の位置まで
    搬送するロボットハンドであって、相互に所定の間隔を
    隔てて複数本のクランプ軸をそれぞれ回転自在にハンド
    本体に装着し、それぞれのクランプ軸の先端に当該クラ
    ンプ軸の回転中心に対して直角方向に屈曲した首振り部
    を形成すると共に、それぞれの首振り部の先端に当該首
    振り部に対して直角方向に屈曲したクランプ片を形成し
    、それぞれのクランプ片にワークに形成された孔の内周
    縁部に係合する溝を形成して成るロボットハンド。
JP523591A 1991-01-21 1991-01-21 ロボットハンド Pending JPH04240085A (ja)

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JP523591A JPH04240085A (ja) 1991-01-21 1991-01-21 ロボットハンド

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