JPH04240029A - 自動車の組立ラインにおける同期搬送装置 - Google Patents

自動車の組立ラインにおける同期搬送装置

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JPH04240029A
JPH04240029A JP913129A JP312991A JPH04240029A JP H04240029 A JPH04240029 A JP H04240029A JP 913129 A JP913129 A JP 913129A JP 312991 A JP312991 A JP 312991A JP H04240029 A JPH04240029 A JP H04240029A
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Mikihito Shima
島 幹仁
Toshihiro Fujimura
藤村 敏博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の組立ライン等
のワークの処理ラインにおいて、ワークとこれに所定の
処理を施すための作業機とを同期させて搬送させる装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の同期搬送装置としては、
例えば実公平1−13025号公報に開示されているも
のが知られている。
【0003】この同期搬送装置は、オーバーヘッドコン
ベアのハンガに支承されて搬送される自動車の車体と、
該車体に所定の組立処理を施す作業機とを同期させる装
置であって、その同期に際しては、車体を支承したハン
ガにその後方から作業機を追走させて該作業機の係合片
をハンガに当接係合させ、この時、該ハンガから係合片
に加わる負荷に応じて作業機の追走速度を制御して該作
業機をハンガ及び車体に同期させて移動させるようにし
ている。そして、このように作業機と車体とを同期搬送
させながら該作業機により車体に所定の組立処理を施す
ようにしている。
【0004】しかしながら、かかる同期搬送装置におい
ては、作業機を自走させるためのモータ等の駆動機構や
その追走速度の調節機構及び制御機構等の複雑な構成を
要し、このため、当該装置が大型化すると共に、コスト
的にも不利であるという不都合があった。
【0005】また、かかる同期搬送装置においては、作
業機により車体に所定の処理を施す際に、両者の位置関
係を所定の位置関係に保持する必要があるものの、作業
機の係合部をハンガに当接係合させているだけなので、
該ハンガの縦揺れ等により両者が離反し易く、このため
、車体と作業機との位置関係を所定の位置関係に維持す
ることが困難であると共に、作業機の追走速度の制御に
遅れが生じたりして、両者の同期精度を向上させること
が困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消し、簡略且つ小型な構成でワークとワーク処理用
作業機とを確実に所定の位置関係に保持しつつ同期させ
て搬送することができる装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、ワークの処理ラインにおいて該ワークに
ワーク処理用作業機により所定の処理を施す際に該作業
機とワークとを同期させて搬送させる装置であって、前
記ワークを支承して搬送コンベアにより搬送される搬送
治具と、該搬送治具に設けられ、該搬送治具に支承され
るワークに嵌挿して該ワークを位置決めする基準ピンと
、該基準ピンに対して所定の位置にある該搬送治具に設
けられた被把持部と、前記作業機が取付けられ、前記ワ
ークの搬送方向と同方向に移動自在に設けられた移動治
具と、該作業機に対して所定の位置にある前記被把持部
を着脱自在に把持可能に前記移動治具に設けられた把持
手段とから成ることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、前記ワークは前記搬送治具に
支承されると共に前記基準ピンにより位置決めされ、こ
の状態で該搬送治具と一体に前記搬送コンベアにより搬
送される。そして、該ワークに前記作業機により所定の
処理を施す際には、前記搬送治具の被把持部が前記移動
治具の把持手段により把持され、これによって、該作業
機が該移動治具及び搬送治具を介して前記ワークと一体
に同期搬送される。
【0009】この時、搬送治具の被把持部は前記基準ピ
ンに対して所定の位置にあり、且つ前記把持手段は前記
作業機に対して所定の位置で該被把持部を把持するので
、前記ワークと作業機との位置関係が所定の位置関係に
定まる。
【0010】
【実施例】本発明の同期搬送装置の一例を図1乃至図4
に従って説明する。
【0011】図1及び図2はそれぞれ該同期搬送装置の
側面図及び正面図、図3は図1の部分拡大図、図4は図
2のIV−IV線断面図である。
【0012】図1及び図2で、Wはワークである自動車
の車体、1はオーバヘッドコンベア2により搬送される
搬送治具であるハンガ、3は車体Wに所定の組立処理を
施すための作業機である。
【0013】ハンガ1は、その主要部が、オーバヘッド
コンベア2の複数のガイドレール4にガイドローラ5を
介して移動自在に吊設された上部フレーム6と、該上部
フレームの両側部から垂下された一対の縦フレーム7,
7と、両縦フレーム7の下端部からそれぞれ後方に向か
って水平に延設された一対の横フレーム8,8とから成
り、車体Wをその前後方向が横フレーム8,8と同方向
に向く姿勢で縦フレーム7,7の間で横フレーム8,8
上に複数の支承部9を介して支承するようにしている。
【0014】各横フレーム8の前端部には、その前方内
側に向かってプレート10が水平に延設され、該プレー
ト10の先端部には基準ピン11が立設されている。こ
の基準ピン11は、車体Wがハンガ1に支承される際に
、該車体Wに穿設されている位置決め穴(図示しない)
に嵌挿され、これによって、該車体Wをハンガ1の横フ
レーム8,8上に位置決めするようにしている。
【0015】また、各縦フレーム7の下部には、後述す
る把持手段により把持される被把持部12が横フレーム
8に近接して形成されており、この被把持部12は、基
準ピン11に対して所定の位置に設けられている。
【0016】前記作業機3は、車体Wがオーバヘッドコ
ンベア2によりハンガ1を介して搬送されている時に例
えばインストルメントパネルX(以下、インパネXとい
う)を車体W内に搬入するためのものであり、複数のキ
ャスタ13を介してフロア14上を移動自在に設けられ
た移動治具15上に取付けられている。
【0017】この場合、移動治具15は、図2に示すよ
うに、キャスタ13を介してフロア14上に支承される
下水平基台16と、該下水平基台16の一側部に固設さ
れた枠体17と、該枠体17上に下水平基台16と同方
向に延在して固設された上水平基台18とにより略コの
字形状に構成されており、上水平基台18の先端部は、
下水平基台16との間にハンガ1の横フレーム8を挟み
込むようにして移動治具15を該ハンガ1に支承された
車体Wのドア開口a(図1に示す)に向かって移動させ
ることにより、該ドア開口aを介して車体W内に挿入可
能とされている。
【0018】そして、作業機3は、上水平基台18上に
取付けられており、その主要部は、上水平基台18上を
その後端部側から先端部側に向かってレール19を介し
て移動自在に設けられたインパネ支承部20と、該イン
パネ支承部20を移動させるためのロッドレスシリンダ
21とから成る。
【0019】また、移動治具15には、前記ハンガ1の
被把持部12を着脱自在に把持する把持手段22が設け
られている。
【0020】この把持手段22は、図3に示すように、
移動治具15の枠体17から前方に向かって延設された
延出体23と、該延出体23の先端部に設けられた略L
字形状の開閉アーム24と、該開閉アーム24の開閉を
行わしめる開閉シリンダ25とを備え、延出体23は、
前記ハンガ1の被把持部12及び横フレーム8と略同一
高さに設けられている。
【0021】開閉アーム24は、その後端部が延出体2
3の先端部寄りの下面部に固設されたブラケット26に
支軸27を介して枢支されて該支軸27の回りに上下に
揺動自在とされ、その揺動により該開閉アーム24の先
端部と延出体23の先端部との間を開閉自在としている
。そして、この開閉アーム24は、延出体23の先端部
を被把持部12の背面部に当接させた状態で、同図仮想
線示の開位置から同図実線示の閉位置に揺動された時に
、該開閉アーム24の先端部と延出体23の先端部との
間に被把持部12を把持するようにしている。
【0022】この場合、開閉アーム24及び延出体23
の先端部とは、移動治具15上の作業機3がハンガ1に
支承された車体Wのドア開口aにその前後方向の所定の
位置で対向する状態で被把持部12を把持し得る位置に
設けられている。
【0023】この開閉アーム24の開閉を行わしめる開
閉シリンダ25は、その本体後端部が延出体23の下側
で前記枠体17に枢支されると共に、その本体から前方
に向かって伸縮自在に延出されたピストンロッド25a
が開閉アーム24の下面部に枢着され、該ピストンロッ
ド25aを伸縮させることにより開閉アーム24を揺動
させて開閉させるようにしている。
【0024】また、把持手段22は、図4に示すように
、ハンガ1の被把持部12の把持の際に、該ハンガ1の
横フレーム8に当接し得る一対の当接部28,28を備
えている。これらの当接部28,28は、それぞれ前記
延出体23の先端部寄りの内側面部と枠体17の後部寄
りの内側面部とに固設され、前記したように開閉アーム
24と延出体23との間にハンガ1の被把持部12を把
持する際に、両当接部28,28を横フレーム8に当接
させることにより、前記作業機3及び移動治具15とハ
ンガ1とを車体Wの幅方向で所定の位置関係に位置させ
るようにしている。
【0025】尚、図3及び図4で、29は前記開閉シリ
ンダ25と、作業機3のロッドレスシリンダ21を作動
させるための操作レバーである。
【0026】また、図1及び図2で、30はハンガ1の
上部フレーム6の側部から横方向に延設された棒体であ
り、この棒体30の先端部には、後述の他の実施例にお
いて被把持部となる小径のくびれ部30aが形成されて
いる。
【0027】次に、かかる同期搬送装置の作動を図1乃
至図4に従って説明する。車体Wは、前記したようにハ
ンガ1の横フレーム8,8上に支承され、且つ前記基準
ピン11により位置決めされた状態でオーバヘッドコン
ベア2により搬送される。そして、この搬送時に該車体
WがこれにインパネXを組付けるべきステーションに達
すると、図1及び図2に示すように、作業者がインパネ
Xを作業機3のインパネ支承部20上に支承させた後に
、移動治具15をハンガ1に向かってその側方から移動
させて該移動治具15の上水平基台18の先端部をイン
パネX及び作業機3と共に部分的に車体Wのドア開口a
を介して車体W内に挿入し、さらに、図3及び図4に示
すように、把持手段22の延出体23の先端部を開閉ア
ーム24の開状態でハンガ1の被把持部12の背面部に
当接させると共に、前記当接部28,28を横フレーム
8に当接させる。
【0028】この時、移動治具14、作業機3及び把持
手段22と、ハンガ1とは所定の位置関係に定まる。
【0029】次いで、この状態で、前記操作レバー29
を操作することにより、開閉シリンダ25を作動させて
開閉アーム24を閉じ、これによって、ハンガ1の被把
持部11を該開閉アーム24の先端部と延出体22の先
端部との間に把持させる。
【0030】このようにハンガ1の被把持部11を把持
すると、移動治具15及び作業機3は、ハンガ1と一体
にオーバヘッドコンベア2により同期搬送される。
【0031】そして、この時、移動治具14、作業機3
及び把持手段21と、ハンガ1とは所定の位置関係に位
置決めされ、また、車体Wは前記基準ピン11によりハ
ンガ1に対して所定の位置に位置決めされているので、
作業機3及び車体Wの位置関係も所定の位置関係に定ま
る。
【0032】そして、かかる後には、作業機3のロッド
レスシリンダ21によりインパネXがインパネ支承部2
0と共に車体W内に搬入されて該車体Wに取付けられ、
さらに、該取付後には、移動治具14、作業機3及び把
持手段22が上記と逆の作動によりハンガ1から脱離さ
れる。
【0033】次に、本発明の同期搬送装置の他の例を図
5及び図6に従って説明する。図5及び図6において、
この同期搬送装置は、前記の実施例と同一のハンガ1を
備える一方、前記オーバヘッドコンベア2の上方に設け
られたフレーム32にガイドレール33及びガイドロー
ラ34を介してハンガ1の搬送方向と同方向に移動自在
に設けられた移動治具35と、該移動治具35からハン
ガ1の側方位置に垂下された支柱36の下端部に取付け
られた作業機37と、前記したようにハンガ1の上部フ
レーム6の側部から横方向に延設された棒体30の先端
部にくびれ部30aとして形成された被把持部30aを
着脱自在に把持する把持手段38とを備えている。この
場合、被把持部30aは、ハンガ1の前記基準ピン11
に対して所定の位置に設けられている。
【0034】把持手段38は、移動治具35から被把持
部30aに向かって垂設された垂下体39に取付けられ
ており、図6に示すように、垂下体39の下端部から斜
め下方に向かって延設されたリンク部材40を介して支
軸41の回りに上下に揺動自在に取付けられた揺動基台
42と、該揺動基台42の下側に設けられたガイドロッ
ド43に移動自在に挿着された可動部44と、該可動部
44から前記被把持部30aと略同一高さで延設された
固定把持爪45と、該固定把持爪45の先端部との間に
被把持部30aを把持すべく該固定把持爪45に上下に
揺動自在に枢着された揺動把持爪46とを備える。
【0035】この場合、揺動把持爪46は、図6に示す
ように、その後方からハンガ1が被把持部11と共に搬
送されてきた時に被把持部30aに摺接する傾斜側縁部
46aを有し、その摺接により、同図実線示のように上
方に揺動して固定把持爪45との間を開くようにしてい
る。そして、この時、被把持部30aが固定把持爪45
の先端部に当接して上記傾斜側縁部46aから離反した
時に、揺動把持爪46は自重により同図仮想線示の位置
に揺動して固定把持爪45との間に被把持部30aを把
持するようにしている。
【0036】また、前記垂下体39には、揺動基台42
を揺動させるための揺動シリンダ47が取付けられてお
り、この揺動シリンダ47は、両把持爪45,46間に
被把持部30aが把持された状態で、同図仮想線示のよ
うにリンク部材40を介して揺動基台42を両把持爪4
5,46と共に上方に揺動させることにより、両把持爪
45,46を被把持部30aから離脱させるようにして
いる。
【0037】さらに、揺動基台42には、可動部44を
両把持爪45,46と共にガイドロッド43に沿って移
動させる移動シリンダ48が取付けられ、この移動シリ
ンダ48は、ハンガ1により搬送される車体Wの車種に
応じて、両把持爪45,46を所定の位置に移動させる
ようにしている。
【0038】尚、図5及び図6において、前記作業機3
7を取付けた支柱36は、移動治具35上に固設された
モータ等を備える昇降装置49により、車体Wの車種等
に応じて作業機37の高さを変更すべく昇降するように
なっており、また、該作業機37により車体Wに所定の
処理を施すに際して該作業機37を車体Wにその側方か
ら接近させるべく、移動治具35上にその幅方向に延在
して敷設されたガイドレール50上をシリンダ51によ
り移動するようになっている。
【0039】次に、かかる同期搬送装置の作動を図5及
び図6に従って説明する。ハンガ1に前記したように支
承された搬送される車体Wに作業機37により所定の処
理を施す際には、移動治具35は所定のステーションに
待機している。
【0040】この場合、把持手段38の把持爪45,4
6は、前記移動シリンダ48により車体Wの車種に応じ
て所定の位置に移動されており、また、作業機37は前
記昇降装置49により所定の高さに昇降されていると共
に、前記シリンダ51により車体W及びハンガ1からそ
の幅方向で離反する位置に移動されている。
【0041】そして、車体Wを支承したハンガ1が把持
爪45,46の後方から搬送されてくると、まず、前記
したようにハンガ1の被把持部30aが両把持爪45,
46間に把持され、この時、移動治具35及び作業機3
7は、ハンガ1と一体に同期搬送され、また、前記した
ように車体Wをハンガ1に位置決めする基準ピン11と
、把持爪45,46間に把持される被把持部30aとは
、所定の位置関係にあるので、車体Wと作業機37との
位置関係も所定の位置関係に定まる。
【0042】そして、かかる状態において、作業機37
が前記シリンダ51により支柱36を介して車体Wに向
かってその側方から接近され、さらに、該接近後に作業
機37により該車体Wに所定の処理が施される。
【0043】かかる後には、前記揺動シリンダ47によ
り把持爪45,46が揺動基台42を介して上方に揺動
されて被把持部30aから脱離され、これによって、ハ
ンガ1が移動治具35や作業機37等と切り離されて、
車体Wと共に単独で搬送される。また、移動治具35は
、移動治具35上に設けられた図示しない移動手段によ
り作業機37と共に原位置に戻される。
【0044】尚、以上説明した実施例においては、車体
Wをオーバヘッドコンベア2によりハンガ1を介して搬
送する場合について説明したが、これに限らず、ワーク
がローラコンベアやベルトコンベア等のフロアタイプの
コンベア上でパレット等の搬送治具に支承されて搬送さ
れる場合においても、該搬送治具にワークを位置決めす
る基準ピンを設けると共に、被把持部を設け、さらに、
作業機を取付けた移動治具に該被把持部を把持する把持
手段を設けることによって、本実施例と同様に同期搬送
装置を構成することが可能であることはもちろんである
【0045】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、搬送治具に支承されて搬送されるワークを該
搬送治具に設けた基準ピンにより該搬送治具に対して位
置決めする一方、該ワークに作業機ににより所定の処理
を施す際に、前記基準ピンに対する所定の位置で前記搬
送治具に設けた被把持部を、該作業機を取付けた移動治
具に設けた把持手段により該作業機に対する所定の位置
で把持するようにしたことによって、ワークと作業機と
を、確実にその位置関係を所定の位置関係に保持して一
体に同期搬送することができる。
【0046】この場合、当該同期搬送装置においては、
作業機及び移動治具等をワークと同期させて移動させる
ための駆動機構や制御装置等を備えず、把持手段により
搬送治具の被把持部を把持するだけで、ワーク及び作業
機を確実に同期搬送することができるので、当該同期搬
送装置の構成を極めて小型且つ簡略なものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期搬送装置の一例の側面図
【図2】
該同期搬送装置の正面図
【図3】図1の要部の部分拡大図
【図4】図2のIV−IV線断面図
【図5】本発明の同期搬送装置の他の例の正面図
【図6
】図5のVI−VI線断面図
【符号の説明】
1  ハンガ(搬送治具) 2  オーバヘッドコンベア(搬送コンベア)3,37
  作業機 11  基準ピン 12,30a  被把持部 15,35  移動治具 22,38  把持手段 W  車体(ワーク)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの処理ラインにおいて該ワークにワ
    ーク処理用作業機により所定の処理を施す際に該作業機
    とワークとを同期させて搬送させる装置であって、前記
    ワークを支承して搬送コンベアにより搬送される搬送治
    具と、該搬送治具に設けられ、該搬送治具に支承される
    ワークに嵌挿して該ワークを位置決めする基準ピンと、
    該基準ピンに対して所定の位置にある該搬送治具に設け
    られた被把持部と、前記作業機が取付けられ、前記ワー
    クの搬送方向と同方向に移動自在に設けられた移動治具
    と、該作業機に対して所定の位置にある前記被把持部を
    着脱自在に把持可能に前記移動治具に設けられた把持手
    段とから成ることを特徴とするワークの処理ラインにお
    けるワークとワーク処理用作業機との同期搬送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5513428A (en) * 1992-12-04 1996-05-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automatic assembling apparatus
JP2007276069A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Honda Motor Co Ltd 同期搬送装置

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