JPH042396Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042396Y2 JPH042396Y2 JP9921986U JP9921986U JPH042396Y2 JP H042396 Y2 JPH042396 Y2 JP H042396Y2 JP 9921986 U JP9921986 U JP 9921986U JP 9921986 U JP9921986 U JP 9921986U JP H042396 Y2 JPH042396 Y2 JP H042396Y2
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- JP
- Japan
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- fired
- end surface
- fitting groove
- firing
- bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 8
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案はコンクリートパネルのような板状の被
焼成物を縦置きして焼成するための焼成治具に関
する。
焼成物を縦置きして焼成するための焼成治具に関
する。
[背景技術]
従来より、コンクリートパネルのような被焼成
物1は、第5図に示すように耐火レンガ10を積
み上げて形成された焼成治具A′に横置きして焼
成されているが、この種の焼成治具A′では、耐
火レンガ10は賦形性に難があることから長尺の
ものを成形しがたく、又、耐火レンガ10を高く
積み上げることができないことから、被焼成物1
を縦置きして多量生産できないという問題があつ
た。このため、第6図に示すように被焼成物1を
台車11上で垂直に保持させて焼成されてもいる
が、この場合にあつては、第7図及び第8図に示
すように被焼成物1の自重により被焼成物1に反
りとか撓みなどが発生してしまうという問題があ
つた。
物1は、第5図に示すように耐火レンガ10を積
み上げて形成された焼成治具A′に横置きして焼
成されているが、この種の焼成治具A′では、耐
火レンガ10は賦形性に難があることから長尺の
ものを成形しがたく、又、耐火レンガ10を高く
積み上げることができないことから、被焼成物1
を縦置きして多量生産できないという問題があつ
た。このため、第6図に示すように被焼成物1を
台車11上で垂直に保持させて焼成されてもいる
が、この場合にあつては、第7図及び第8図に示
すように被焼成物1の自重により被焼成物1に反
りとか撓みなどが発生してしまうという問題があ
つた。
[考案の目的]
本考案は上記事情に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、支柱を金属製にす
ることにより支柱を高く形成でき、従つて、被焼
成物を縦置きして多量生産が可能となり、しかも
焼成時の変形を防止できる焼成治具を提供するこ
とにある。
り、その目的とするところは、支柱を金属製にす
ることにより支柱を高く形成でき、従つて、被焼
成物を縦置きして多量生産が可能となり、しかも
焼成時の変形を防止できる焼成治具を提供するこ
とにある。
[考案の開示]
本考案の焼成治具は、板状の被焼成物1を縦置
きして焼成するための焼成治具であつて、被焼成
物1の載置台2の両側に被焼成物1の側端面を支
持する金属製の支柱3を立設し、支柱3の上端間
及び下端間にそれぞれ被焼成物1の上端面の上嵌
合溝12及び下端面の下嵌合溝13に嵌合して被
焼成物1を支持する上棒材14と下棒材15を掛
け渡して成るものであり、この構成により上記目
的を達成できたものである。支柱3が金属製であ
るので、高く形成でき、従つて、被焼成物1を支
柱3に支持させて縦置きし、多量生産が可能とな
り、しかも支柱3の上端間及び下端間にそれぞれ
被焼成物1の上端面の上嵌合溝12及び下端面の
下嵌合溝13に嵌合して被焼成物1を支持する上
棒材14と下棒材15を掛け渡しているので、焼
成時、被焼成物1は支柱3、上棒材14及び下棒
材15により周囲が支持されて、反り、撓みなど
発生することがないものである。
きして焼成するための焼成治具であつて、被焼成
物1の載置台2の両側に被焼成物1の側端面を支
持する金属製の支柱3を立設し、支柱3の上端間
及び下端間にそれぞれ被焼成物1の上端面の上嵌
合溝12及び下端面の下嵌合溝13に嵌合して被
焼成物1を支持する上棒材14と下棒材15を掛
け渡して成るものであり、この構成により上記目
的を達成できたものである。支柱3が金属製であ
るので、高く形成でき、従つて、被焼成物1を支
柱3に支持させて縦置きし、多量生産が可能とな
り、しかも支柱3の上端間及び下端間にそれぞれ
被焼成物1の上端面の上嵌合溝12及び下端面の
下嵌合溝13に嵌合して被焼成物1を支持する上
棒材14と下棒材15を掛け渡しているので、焼
成時、被焼成物1は支柱3、上棒材14及び下棒
材15により周囲が支持されて、反り、撓みなど
発生することがないものである。
以下、本考案を添付の図面に示す実施例に基づ
いて説明する。被焼成物1の長方形状の載置台2
は長尺の耐火レンガである耐火物を敷き詰めて形
成されている。この耐火物には長手方向全長に亘
つて鉄棒が埋設されている。この載置台2の4隅
には金属製の四角筒体である支柱3が立設されて
いる。各支柱3には長手方向で相対向する面に上
下に長い長孔6が上下に複数穿孔されている。こ
の長孔6には後端部が抜け止め用の膨大部7aと
なつた支持ピン7が上下で移動自在に遊嵌されて
いる。支柱3の上端間及び下端間にはそれぞれ被
焼成物1の上端面の上嵌合溝12及び下端面の下
嵌合溝13に嵌合して被焼成物1を支持する金属
製の上棒材14と下棒材15が掛け渡される。支
柱3間に配置される押圧材4は溝形鋼を#状に組
んで形成されており、この押圧材4の上部材4a
の4隅に係合孔8が穿孔されている。この押圧材
4と載置台2との間に引張金具5が伸張に対して
弛緩自在に取付けられる。この実施例では引張金
具5はターンバツクルであり、その一端が載置台
2に固定され、鍔部5aを有する他端が押圧材4
の係合孔8に摺動自在に係止されている。この焼
成治具Aにより被焼成物1を焼成するには、被焼
成物1は、例えば成形後の孔あき中空軽量コンク
リートパネルであり、側端面には長手方向全長に
亘つて貫通して形成された複数の孔16が開口し
ており、上端面及び下端面には断面円弧状の上嵌
合溝12及び下嵌合溝13が長手方向全長に亘つ
て形成されている。この被焼成物1が複数枚(こ
の実施例では二枚)、焼成治具Aの載置台2上に
下端面の下嵌合溝13に嵌合させた棒材15を介
して縦置きされ、支持ピン7が長孔6を通して孔
16に嵌入されて被焼成物1を下端面及び側端面
で支持し、次いで、被焼成物1の上嵌合溝12に
上棒材14を嵌合させ、その上に押圧材4を載置
し、下部材4bを上棒材14に当接させて被焼成
物1の上端面を押圧材4の自重により支持し、こ
の状態で支柱3の外周に支柱継ぎ材9を張り巡ら
し、引張金具5を取付ける。このようにして被焼
成物1を取付けた焼成治具Aが台車などにより焼
成炉内に搬入され、被焼成物1が、例えば900℃、
12時間かけて焼成される。この場合、金属製の支
柱3が高温での熱膨張によつて変形しても、その
変形は長孔6により吸収されて被焼成物1に影響
を与えることがないものである。又、焼成時、被
焼成物1は支柱3、上棒材14及び下棒材15に
より周囲が支持されて、反り、撓みなど発生する
ことがなく、しかも引張金具5の熱膨張により、
押圧材4と載置台2との被焼成物1の拘束力が解
除され、被焼成物1が膨張しても反りの発生を確
実に防止でき又、焼成後の冷却時にも引張金具5
の収縮により被焼成物1は押圧材4と載置台2と
で拘束されて反りが発生することがない。
いて説明する。被焼成物1の長方形状の載置台2
は長尺の耐火レンガである耐火物を敷き詰めて形
成されている。この耐火物には長手方向全長に亘
つて鉄棒が埋設されている。この載置台2の4隅
には金属製の四角筒体である支柱3が立設されて
いる。各支柱3には長手方向で相対向する面に上
下に長い長孔6が上下に複数穿孔されている。こ
の長孔6には後端部が抜け止め用の膨大部7aと
なつた支持ピン7が上下で移動自在に遊嵌されて
いる。支柱3の上端間及び下端間にはそれぞれ被
焼成物1の上端面の上嵌合溝12及び下端面の下
嵌合溝13に嵌合して被焼成物1を支持する金属
製の上棒材14と下棒材15が掛け渡される。支
柱3間に配置される押圧材4は溝形鋼を#状に組
んで形成されており、この押圧材4の上部材4a
の4隅に係合孔8が穿孔されている。この押圧材
4と載置台2との間に引張金具5が伸張に対して
弛緩自在に取付けられる。この実施例では引張金
具5はターンバツクルであり、その一端が載置台
2に固定され、鍔部5aを有する他端が押圧材4
の係合孔8に摺動自在に係止されている。この焼
成治具Aにより被焼成物1を焼成するには、被焼
成物1は、例えば成形後の孔あき中空軽量コンク
リートパネルであり、側端面には長手方向全長に
亘つて貫通して形成された複数の孔16が開口し
ており、上端面及び下端面には断面円弧状の上嵌
合溝12及び下嵌合溝13が長手方向全長に亘つ
て形成されている。この被焼成物1が複数枚(こ
の実施例では二枚)、焼成治具Aの載置台2上に
下端面の下嵌合溝13に嵌合させた棒材15を介
して縦置きされ、支持ピン7が長孔6を通して孔
16に嵌入されて被焼成物1を下端面及び側端面
で支持し、次いで、被焼成物1の上嵌合溝12に
上棒材14を嵌合させ、その上に押圧材4を載置
し、下部材4bを上棒材14に当接させて被焼成
物1の上端面を押圧材4の自重により支持し、こ
の状態で支柱3の外周に支柱継ぎ材9を張り巡ら
し、引張金具5を取付ける。このようにして被焼
成物1を取付けた焼成治具Aが台車などにより焼
成炉内に搬入され、被焼成物1が、例えば900℃、
12時間かけて焼成される。この場合、金属製の支
柱3が高温での熱膨張によつて変形しても、その
変形は長孔6により吸収されて被焼成物1に影響
を与えることがないものである。又、焼成時、被
焼成物1は支柱3、上棒材14及び下棒材15に
より周囲が支持されて、反り、撓みなど発生する
ことがなく、しかも引張金具5の熱膨張により、
押圧材4と載置台2との被焼成物1の拘束力が解
除され、被焼成物1が膨張しても反りの発生を確
実に防止でき又、焼成後の冷却時にも引張金具5
の収縮により被焼成物1は押圧材4と載置台2と
で拘束されて反りが発生することがない。
[考案の効果]
本考案にあつては、支柱が金属製であるので、
高く形成でき、従つて、被焼成物を支柱に支持さ
せて縦置きし、多量生産が可能となり、しかも支
柱の上端間及び下端間にそれぞれ被焼成物の上端
面の上嵌合溝及び下端面の下嵌合溝に嵌合して被
焼成物を支持する上棒材と下棒材を掛け渡してい
るので、焼成時、被焼成物は支柱、上棒材及び下
棒材により周囲が支持されて、反り、撓みなど発
生することがないものである。
高く形成でき、従つて、被焼成物を支柱に支持さ
せて縦置きし、多量生産が可能となり、しかも支
柱の上端間及び下端間にそれぞれ被焼成物の上端
面の上嵌合溝及び下端面の下嵌合溝に嵌合して被
焼成物を支持する上棒材と下棒材を掛け渡してい
るので、焼成時、被焼成物は支柱、上棒材及び下
棒材により周囲が支持されて、反り、撓みなど発
生することがないものである。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は同上の正面図、第3図は同上における被焼成
物の上端面と下端面の支持を示す斜視図、第4図
は同上における被焼成物を示す斜視図、第5図は
従来例を示す正面図、第6図及び第7図は他の従
来例及びその問題点を示す正面図、第8図は同上
による焼成後の被焼成物を示す斜視図であつて、
Aは焼成治具、1は被焼成物、2は載置台、3は
支柱、12は上嵌合溝、13は下嵌合溝、14は
上棒材、15は下棒材である。
図は同上の正面図、第3図は同上における被焼成
物の上端面と下端面の支持を示す斜視図、第4図
は同上における被焼成物を示す斜視図、第5図は
従来例を示す正面図、第6図及び第7図は他の従
来例及びその問題点を示す正面図、第8図は同上
による焼成後の被焼成物を示す斜視図であつて、
Aは焼成治具、1は被焼成物、2は載置台、3は
支柱、12は上嵌合溝、13は下嵌合溝、14は
上棒材、15は下棒材である。
Claims (1)
- 板状の被焼成物を縦置きして焼成するための焼
成治具であつて、被焼成物の載置台の両側に被焼
成物の側端面を支持する金属製の支柱を立設し、
支柱の上端間及び下端間にそれぞれ被焼成物の上
端面の上嵌合溝及び下端面の下嵌合溝に嵌合して
被焼成物を支持する上棒材と下棒材を掛け渡して
成る焼成治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9921986U JPH042396Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9921986U JPH042396Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635394U JPS635394U (ja) | 1988-01-14 |
JPH042396Y2 true JPH042396Y2 (ja) | 1992-01-27 |
Family
ID=30967892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9921986U Expired JPH042396Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042396Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP9921986U patent/JPH042396Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS635394U (ja) | 1988-01-14 |
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