JPS591200Y2 - 瓦焼成用棚積み枠体 - Google Patents
瓦焼成用棚積み枠体Info
- Publication number
- JPS591200Y2 JPS591200Y2 JP1978055038U JP5503878U JPS591200Y2 JP S591200 Y2 JPS591200 Y2 JP S591200Y2 JP 1978055038 U JP1978055038 U JP 1978055038U JP 5503878 U JP5503878 U JP 5503878U JP S591200 Y2 JPS591200 Y2 JP S591200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- firing
- receiving
- groove
- receiving material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は瓦焼成炉内に瓦素地を窯詰めするための瓦焼成
用治具に関するものである。
用治具に関するものである。
瓦素地の窯詰めは多段式の棚が使用されているが、多段
式の棚は各段の棚板に瓦素地の積み込み作業や瓦の搬出
作業に手数を要する。
式の棚は各段の棚板に瓦素地の積み込み作業や瓦の搬出
作業に手数を要する。
そこで、本出願人は瓦素地を１段宛積み込み後複数段積
み重ねることにより積み込み作業や搬出作業を容易化す
るようにした特開昭５２−７２７１０号公報に示すよう
な瓦焼成用コンテナーを提案したが、この瓦焼戊用コン
テナーは下部補強材や両側位置決め材とともに底部を構
成する支材を溝形としてこれにかまは゛こ状の凸部を長
手方向に形成した耐火材よりなる受材を固定状態に密嵌
したものであるため、瓦素地との接触面が広くて釉薬の
焼付きや焼むら、色むらが起り易く、また、焼成時の加
熱、冷却に伴う瓦素地や受材の膨張収縮に対応して受材
が移動できないために受材が破損したり、焼成品が変形
する等の問題が残されている。
み重ねることにより積み込み作業や搬出作業を容易化す
るようにした特開昭５２−７２７１０号公報に示すよう
な瓦焼成用コンテナーを提案したが、この瓦焼戊用コン
テナーは下部補強材や両側位置決め材とともに底部を構
成する支材を溝形としてこれにかまは゛こ状の凸部を長
手方向に形成した耐火材よりなる受材を固定状態に密嵌
したものであるため、瓦素地との接触面が広くて釉薬の
焼付きや焼むら、色むらが起り易く、また、焼成時の加
熱、冷却に伴う瓦素地や受材の膨張収縮に対応して受材
が移動できないために受材が破損したり、焼成品が変形
する等の問題が残されている。
本考案は前記のような問題点を解決した瓦焼戒用治具を
目的として完成されたもので、図示の実施例に示すよう
に、所要間隔をおいて対向させた側板１，１の下方部間
に角樋状受杆２，２を並行に架設して各角樋状受杆２の
上面に長手方向に形成された凹溝３内には、頂部を線状
受部４に形成した耐火受材５を瓦素地の焼成に伴う膨張
収縮に応じて移動するに足る間隔６を該凹溝３の側壁面
との間に介在させて載置したことを特徴とするものであ
る。
目的として完成されたもので、図示の実施例に示すよう
に、所要間隔をおいて対向させた側板１，１の下方部間
に角樋状受杆２，２を並行に架設して各角樋状受杆２の
上面に長手方向に形成された凹溝３内には、頂部を線状
受部４に形成した耐火受材５を瓦素地の焼成に伴う膨張
収縮に応じて移動するに足る間隔６を該凹溝３の側壁面
との間に介在させて載置したことを特徴とするものであ
る。
なお、図中７は焼成温度の均一化を計るため必要に応じ
側板１に設けられる窓孔、８は角樋状受杆２，２間にお
いて側板１，１の下方部間に必要に応じ架設されるピン
取付杆であって、該ピン取付杆８には瓦素地１枚を介入
させる間隔をおいて瓦素地保持用ピン９が下向きに垂設
されている。
側板１に設けられる窓孔、８は角樋状受杆２，２間にお
いて側板１，１の下方部間に必要に応じ架設されるピン
取付杆であって、該ピン取付杆８には瓦素地１枚を介入
させる間隔をおいて瓦素地保持用ピン９が下向きに垂設
されている。
８′は最上段となる瓦焼戒用泊具の側板１，１の上縁中
央部間に架設される瓦素地保持用ピン９′付のピン取付
杆、１０．１０および１１は角樋状受杆２，２およびピ
ン取付杆８を側板１，１の下方部間に架設する１手段と
して側板１，１の下方部に配設される挿込孔である。
央部間に架設される瓦素地保持用ピン９′付のピン取付
杆、１０．１０および１１は角樋状受杆２，２およびピ
ン取付杆８を側板１，１の下方部間に架設する１手段と
して側板１，１の下方部に配設される挿込孔である。
このように構成されたものは、所要間隔をおいて対向さ
せた側板１，１はその下方部間に並行に架設された角樋
状受杆２，２にもって連結されて１段の棚を構成するこ
ととなるので、窯外において該各月樋状受杆２の上面に
長手方向に形成された凹溝３内に載置している各耐火受
材５の頂部に形成した線状受部４上に瓦素地２１の多数
枚を耐火受材５，５毎にまたがって立ち並らべておき、
炉床上または台車上にその多数個を第１図に示すように
積み重ねて窯詰めを行い、焼成後はそのまま炉外に搬出
して焼成品を取り外せばよいもので、瓦素地の積み込み
作業や取出作業を簡単且つ迅速に行うことができるもの
である。
せた側板１，１はその下方部間に並行に架設された角樋
状受杆２，２にもって連結されて１段の棚を構成するこ
ととなるので、窯外において該各月樋状受杆２の上面に
長手方向に形成された凹溝３内に載置している各耐火受
材５の頂部に形成した線状受部４上に瓦素地２１の多数
枚を耐火受材５，５毎にまたがって立ち並らべておき、
炉床上または台車上にその多数個を第１図に示すように
積み重ねて窯詰めを行い、焼成後はそのまま炉外に搬出
して焼成品を取り外せばよいもので、瓦素地の積み込み
作業や取出作業を簡単且つ迅速に行うことができるもの
である。
そして、焼成間に瓦素地２１を支持する耐火受材５はそ
の頂部を線状受部４に形成したものであるため、瓦素地
２１との接触面積は極めて小さく、釉薬の焼付きや焼む
ら、色むらが殆んど生ずることがない。
の頂部を線状受部４に形成したものであるため、瓦素地
２１との接触面積は極めて小さく、釉薬の焼付きや焼む
ら、色むらが殆んど生ずることがない。
しかも、側板１，１の下方部間に架設された角樋状受杆
２の上面に長手方向に形成された凹溝３内に載置された
前記耐火受材５は瓦素地２１の焼成に伴う膨張収縮に応
じて移動するに足る間隔６を該凹溝３の側壁面との間に
介在させているため、各耐火受材５，５毎にまたがって
それらの頂部に形成した線状受部４上に立ち並らべられ
ている瓦素地２１の焼成に伴う膨張収縮或いは各耐火受
材５や各角樋状受杆２の熱による若干の膨張収縮に即応
して該間隔６の許容範囲において移動することができ、
その結果、前記のような膨張収縮によって焼成品にもた
らされる変形や各耐火受材５の損傷等をよく防止できる
ものである。
２の上面に長手方向に形成された凹溝３内に載置された
前記耐火受材５は瓦素地２１の焼成に伴う膨張収縮に応
じて移動するに足る間隔６を該凹溝３の側壁面との間に
介在させているため、各耐火受材５，５毎にまたがって
それらの頂部に形成した線状受部４上に立ち並らべられ
ている瓦素地２１の焼成に伴う膨張収縮或いは各耐火受
材５や各角樋状受杆２の熱による若干の膨張収縮に即応
して該間隔６の許容範囲において移動することができ、
その結果、前記のような膨張収縮によって焼成品にもた
らされる変形や各耐火受材５の損傷等をよく防止できる
ものである。
従って、本考案は既記のような瓦焼成用コンテナーの問
題点を解決した瓦焼成用泊具として実用的価値極めて大
なものである。
題点を解決した瓦焼成用泊具として実用的価値極めて大
なものである。
第１図は積み重ねた状態で示す本考案の実施例の一部切
欠斜視図、第２図は要部の一部切欠側面図、第３図は同
じく一部切欠正面図、第４図は第２図の部分拡大図、第
５図、第６図は耐火受材の他の実施例を示す一部切欠斜
視図である。 １：側板、２：角樋状受杆、３：凹溝、４：線状受部、
５：耐火受材、６：間隔。
欠斜視図、第２図は要部の一部切欠側面図、第３図は同
じく一部切欠正面図、第４図は第２図の部分拡大図、第
５図、第６図は耐火受材の他の実施例を示す一部切欠斜
視図である。 １：側板、２：角樋状受杆、３：凹溝、４：線状受部、
５：耐火受材、６：間隔。
Claims (1)
- 所要間隔をおいて対向させた側板１，１の下方部間に角
樋状受杆２，２を並行に架設して各角樋状受杆２の上面
に長手方向に形成された凹溝３内には、頂部を線状受部
４に形成した耐火受材５を瓦素地の焼成に伴う膨張収縮
に応じて移動するに足る間隔６を該凹溝３の側壁面との
間に介在させて載置したことを特徴とする瓦焼成用治具
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978055038U JPS591200Y2 (ja) | 1978-04-25 | 1978-04-25 | 瓦焼成用棚積み枠体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978055038U JPS591200Y2 (ja) | 1978-04-25 | 1978-04-25 | 瓦焼成用棚積み枠体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54157945U JPS54157945U (ja) | 1979-11-02 |
| JPS591200Y2 true JPS591200Y2 (ja) | 1984-01-13 |
Family
ID=28950381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978055038U Expired JPS591200Y2 (ja) | 1978-04-25 | 1978-04-25 | 瓦焼成用棚積み枠体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591200Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5272710A (en) * | 1975-12-15 | 1977-06-17 | Chiyuunou Yougiyou Kk | Manufacture of tiles using tile burn containers |
-
1978
- 1978-04-25 JP JP1978055038U patent/JPS591200Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5272710A (en) * | 1975-12-15 | 1977-06-17 | Chiyuunou Yougiyou Kk | Manufacture of tiles using tile burn containers |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54157945U (ja) | 1979-11-02 |
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