JPS6038150Y2 - トンネル炉 - Google Patents

トンネル炉

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JPS6038150Y2
JPS6038150Y2 JP1983199666U JP19966683U JPS6038150Y2 JP S6038150 Y2 JPS6038150 Y2 JP S6038150Y2 JP 1983199666 U JP1983199666 U JP 1983199666U JP 19966683 U JP19966683 U JP 19966683U JP S6038150 Y2 JPS6038150 Y2 JP S6038150Y2
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JP
Japan
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furnace chamber
communication port
column
bogie
furnace
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Expired
Application number
JP1983199666U
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English (en)
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JPS60108992U (ja
Inventor
孝治 板津
Original Assignee
中濃窯業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は瓦その他各種のセラミックス製品の焼成に用い
られるトンネル炉の改良に関するものである。
(従来技術) トンネル状の炉室の内部を被焼成物が載置された台車が
移動する従来のトンネル炉は炉室内の熱が台車に伝導し
易いために台車による持出し熱量が大きい欠点があり、
また、台車を耐熱性の高いものとする必要があるため台
車の製作費が高くなる欠点があった。
(考案の目的) 本考案はこのような従来のトンネル炉の欠点を解決し、
台車による持出し熱量が小さいうえに台車の製作費を安
価にすることができるトンネル炉を目的として完成され
たものである。
(考案の構成) 本考案は台車走行用レールが敷設された台車走行部とそ
の上方に設けられた炉室とを中央に全長にわたって細幅
の連通口が設けられた炉床をもって区画して前記台車走
行用レールには炉室内に位置する被焼成物支持部を前記
連通口より僅か細幅のコラムを介して台車フレームに連
設した台車の多数個を該連通口に各コラムを介入させて
走行自在に配置したことを特徴とするものであり、以下
、図示の実施例について詳細に説明する。
1は台車走行用レール2a、2aが敷設された台車走行
部2の上方に設けられた耐火物よりなる炉室、3は該炉
室1と台車走行部2とを区画する炉床であって、該炉床
3にはその中央に全長にわたって炉室1の幅の1/4〜
11帽度とする細幅の連通口3aが設けられ、本実施例
では炉室1の幅を1000rrrm、連通口3aの幅を
20−としである。
台車走行用レール2a、2a上には第2図に示されるよ
うに多数の台車4がその台車フレーム5に取付けられた
車輪5a、5aをもって走行自在に配置されているが、
各台車4は台車フレーム5とその上面に脚端を取付けた
前記連通口3aより僅かに細幅の耐火物よりなる複数個
の棒状のコラム本体6aと板状の連結部材6bとよりな
るコラム6とよりなり、そのコラム本体6aの上端には
炉室1内でその内壁付近まで左右に徐々に拡開した細幅
の被焼成物支持部7に猛威され、この被焼成物支持部7
をコラム6を介して台車フレーム5に連設した各台車4
は連通口3aに各コラム6を介入させて走行自在に配置
される。
なお、コラム6の幅は連通口3aの幅に近づけることが
好ましく、本実施例では両側に各15mmの隙間が形成
されるようコラム6の幅を17orMKとしている。
また、コラム6を板状とする場合にはその長さは台車4
の長さに等しいものとして、第2図のように隣接する台
車4のコラム6と互いに密着するものとする。
そして、被焼成物支持部7の上面には適宜の桁材等の支
持部持8を介して瓦等の被焼成物20が載置される。
なお、図中9は連通口3aの下方の拡大部6aにおいて
状板のコラム6から両側に突設された耐火材よりなる翼
板部であって、該翼板部9の両端下面には下向きのシー
ル部材が垂設されており、該シール部材10の先端は炉
室1の下方部に設けられて内部に流動性のあるシール材
が充填されたシール溝11に介入されて台車4が走行し
ても炉室1内の雰囲気を炉外へ逃がさないようになって
いる。
このように構成されたものは、台車走行用レール2a、
2a上に走行自在に配置された多数の台車4の被焼成物
支持部7に被焼成物を載置して炉室1内を進行させつつ
焼成を行うことは従来のトンネル炉と同じであるが、炉
体が台車走行用レール2a、2aを敷設した台車走行部
2とその上方に細幅の連通口3a付の炉床3をもって区
画されている炉室1とよりなるもので、しかも、台車4
も前記連通口3aの介入された該連通口3aより僅かに
細幅のコラム6を介して炉室1内に位置する被焼成物支
持部7を台車走行部2にある台車フレーム5に連設した
ものであるから、炉室1の内部の熱は台車走行部2側に
殆んど逃げることがなく前記した細幅のコラム6を通じ
て台車フレーム5に伝導するだけで、台車4による熱の
時出量は従来と比較して大幅に減少し、また、台車4を
耐熱性の高い材質とする必要がないのでその製作費を安
価なものとすることができる。
しかも、コラム6の上端には炉室1内部で拡開した被焼
成物支持部7が形成されているので被焼成物20の積載
量は充分確保することができる。
なお、台車走行部2は炉室1と同様周囲を耐火材等によ
り囲んだものとしても、図示のようにフレームのみで開
放状態としてもよい。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、炉室内部の
熱が台車へ伝達する径路を小さくすることにより台車の
加熱を防止し、台車による熱の持出しを減少させるとと
もに台車の製作費を安価にすることができるものであっ
て、従来のトンネル炉の欠点を解決したものとして実用
的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面図、第2図
は同じく一部切欠側面図である。 1:炉室、2:台車走行部、2a:台車走行用レール、
3:炉床、3a:細幅の連通口、4:台車、5:台車フ
レーム、6:コラム、7:被焼成物支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台車走行用レール2a、2aが敷設された台車走行部2
    とその上方に設けられた炉室1とを中央に全長にわたっ
    て細幅の連通口3aが設けられた炉床3をもって区画し
    て前記台車走行用レール2at2aには炉室1内に位置
    する被焼成物支持部7を前記連通口3aより僅か細幅の
    コラム6を介して台車フレーム5に連設した台車4の多
    数個を該連通口3aに各コラム6を介入させて走行自在
    に配置したことを特徴するトンネル炉。
JP1983199666U 1983-12-28 1983-12-28 トンネル炉 Expired JPS6038150Y2 (ja)

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JPS60108992U JPS60108992U (ja) 1985-07-24
JPS6038150Y2 true JPS6038150Y2 (ja) 1985-11-14

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