JPH08327243A - 台車式焼成炉 - Google Patents
台車式焼成炉Info
- Publication number
- JPH08327243A JPH08327243A JP15835395A JP15835395A JPH08327243A JP H08327243 A JPH08327243 A JP H08327243A JP 15835395 A JP15835395 A JP 15835395A JP 15835395 A JP15835395 A JP 15835395A JP H08327243 A JPH08327243 A JP H08327243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truck
- furnace
- wheels
- guide member
- floor surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tunnel Furnaces (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 台車10の下面にその台車10が床面b上を
方向を変えて移動可能な車輪11を取り付けるととも
に、炉体1の内壁に台車10の蛇行を防止する案内部材
15を設けた構成とした。 【効果】 台車が床面上を移動するから工場内を自由に
移動することができるとともに、炉体内を蛇行せずに走
行して被焼成物を焼成することができ、乗せ換えが省略
されて作業能率が向上する効果がある。
方向を変えて移動可能な車輪11を取り付けるととも
に、炉体1の内壁に台車10の蛇行を防止する案内部材
15を設けた構成とした。 【効果】 台車が床面上を移動するから工場内を自由に
移動することができるとともに、炉体内を蛇行せずに走
行して被焼成物を焼成することができ、乗せ換えが省略
されて作業能率が向上する効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル炉、シャット
ル炉などの台車を用いた台車式焼成炉に関する。
ル炉などの台車を用いた台車式焼成炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の台車式焼成炉の台車は炉体の内外
に敷設されたレール上を走行するようになっているが、
レールは複雑な経路で敷設することが困難なため、炉体
内と炉体外の炉体に沿う位置にしか敷設することができ
ない。このため、被焼成物がタイルのように炉体外で台
車に素地を積み込み、焼成済みの製品を台車から降ろす
だけの場合は炉外での搬送の自動化は容易であるが、食
器類のように製造工程が複雑な場合は、工場の随所から
素地を所定の台車積載位置へ運搬したり、あるいは、焼
成後の製品を台車から仕上げ工程などへ運搬しなければ
ならず、運搬には手押し車が用いられているため台車と
の間で乗せ換え作業が繁雑で作業能率が低かった。
に敷設されたレール上を走行するようになっているが、
レールは複雑な経路で敷設することが困難なため、炉体
内と炉体外の炉体に沿う位置にしか敷設することができ
ない。このため、被焼成物がタイルのように炉体外で台
車に素地を積み込み、焼成済みの製品を台車から降ろす
だけの場合は炉外での搬送の自動化は容易であるが、食
器類のように製造工程が複雑な場合は、工場の随所から
素地を所定の台車積載位置へ運搬したり、あるいは、焼
成後の製品を台車から仕上げ工程などへ運搬しなければ
ならず、運搬には手押し車が用いられているため台車と
の間で乗せ換え作業が繁雑で作業能率が低かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の台車式焼成炉においては、台車と手
押し車の間で素地や製品の乗せ換えを行わねばならず、
作業能率が低いということである。
する課題は、従来の台車式焼成炉においては、台車と手
押し車の間で素地や製品の乗せ換えを行わねばならず、
作業能率が低いということである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明は、台車の下面にその台
車が床面上を方向を変えて移動可能な車輪を取り付ける
とともに、炉体の内壁に台車の蛇行を防止する案内部材
を設けた構成とし、請求項2の発明は、請求項1の発明
において炉体の内壁に台車を支承するローラーを設けた
構成とした。
の手段として、請求項1の発明は、台車の下面にその台
車が床面上を方向を変えて移動可能な車輪を取り付ける
とともに、炉体の内壁に台車の蛇行を防止する案内部材
を設けた構成とし、請求項2の発明は、請求項1の発明
において炉体の内壁に台車を支承するローラーを設けた
構成とした。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、請求
項1の発明は、台車が床面上を移動するから工場内を自
由に移動することができるとともに、炉体内を蛇行せず
に走行して被焼成物を焼成することができ、乗せ換えが
省略されて作業能率が向上する効果があり、また、請求
項2の発明は、台車が炉内を走行するときは車輪を用い
ずローラーで支承するから走行が安定する効果がある。
項1の発明は、台車が床面上を移動するから工場内を自
由に移動することができるとともに、炉体内を蛇行せず
に走行して被焼成物を焼成することができ、乗せ換えが
省略されて作業能率が向上する効果があり、また、請求
項2の発明は、台車が炉内を走行するときは車輪を用い
ずローラーで支承するから走行が安定する効果がある。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0007】図に示す実施例において、1は上下にバー
ナー2を備えたトンネル式焼成炉の炉体であって、その
下部は床面bに立設した外側の長い支柱3、3と内側の
短い支柱4、4及びそれらの上に乗せられたチャンネル
材5、5によって支持されており、図1に示すように、
各チャンネル材5、5には長さ方向に一定間隔でねじ棒
6が多数本挿通されてナット7、7により締め付けられ
て水平に固定され、各ねじ棒6の先端には支承ローラー
8が回転自由に支持されている。
ナー2を備えたトンネル式焼成炉の炉体であって、その
下部は床面bに立設した外側の長い支柱3、3と内側の
短い支柱4、4及びそれらの上に乗せられたチャンネル
材5、5によって支持されており、図1に示すように、
各チャンネル材5、5には長さ方向に一定間隔でねじ棒
6が多数本挿通されてナット7、7により締め付けられ
て水平に固定され、各ねじ棒6の先端には支承ローラー
8が回転自由に支持されている。
【0008】10は被焼成物aを乗せて炉体1の内外を
移動する台車であって、炉外においては、下面に設けら
れた前後4個の内少なくとも前側または後ろ側の2個が
首振り自由な車輪11によって任意方向へ移動し、炉内
においては、図1に示すように、台車10の下面の両端
部に張り付けられた水平板12、12を支承ローラー8
に乗せ、車輪11を床面から浮かせて移動するようにな
っているいるとともに、図2に示すように、前後の支承
ローラー8の間において、チャンネル材5、5に固定さ
れた水平な支持材16、16にねじ棒13、13が通さ
れてナット14、14により固定され、そのねじ棒1
3、13の先端に回転自由に支持された触転ローラー1
5、15が、前記水平板12、12に垂設された垂直板
17、17(本発明の案内部材)に触転して、台車10
の蛇行を防止するようになっている。
移動する台車であって、炉外においては、下面に設けら
れた前後4個の内少なくとも前側または後ろ側の2個が
首振り自由な車輪11によって任意方向へ移動し、炉内
においては、図1に示すように、台車10の下面の両端
部に張り付けられた水平板12、12を支承ローラー8
に乗せ、車輪11を床面から浮かせて移動するようにな
っているいるとともに、図2に示すように、前後の支承
ローラー8の間において、チャンネル材5、5に固定さ
れた水平な支持材16、16にねじ棒13、13が通さ
れてナット14、14により固定され、そのねじ棒1
3、13の先端に回転自由に支持された触転ローラー1
5、15が、前記水平板12、12に垂設された垂直板
17、17(本発明の案内部材)に触転して、台車10
の蛇行を防止するようになっている。
【0009】台車10の断熱材は重い耐火物を用いず
に、軽量で断熱効果の高いセラミックファイバで構成す
れば運搬作業にそれほど労力を要しない。
に、軽量で断熱効果の高いセラミックファイバで構成す
れば運搬作業にそれほど労力を要しない。
【0010】なお、焼成炉の幅が広い場合には、図3に
示すように、2連式の焼成炉にすれば台車が軽量とな
り、運搬が容易になる。
示すように、2連式の焼成炉にすれば台車が軽量とな
り、運搬が容易になる。
【0011】また、上記実施例においては、炉体1内に
おいて支承ローラー8により台車10を床面bから浮か
せて移動させるようにしたが、支承ローラー8を除去
し、車輪11、11を床面bにつけて走行させるように
してもよい。
おいて支承ローラー8により台車10を床面bから浮か
せて移動させるようにしたが、支承ローラー8を除去
し、車輪11、11を床面bにつけて走行させるように
してもよい。
【0012】さらに、本発明は上記実施例のようにトン
ネル炉だけでなくシャットル炉にも適用することができ
る。
ネル炉だけでなくシャットル炉にも適用することができ
る。
【図1】本発明の一実施例の一位置における断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例の他の位置における断面図の
一部である。
一部である。
【図3】本発明の他の実施例の断面図である。
1:炉体 8:支承ローラー 10:台車 11:車輪 12:水平板 15:触転ローラー 17:垂直板(案内部材)
Claims (2)
- 【請求項1】 台車の下面に該台車が床面上を方向を変
えて移動可能な車輪を取り付けるとともに、炉体の内壁
に前記台車の蛇行を防止する案内部材を設けたことを特
徴とする台車式焼成炉。 - 【請求項2】 前記内壁に前記台車を支承するローラー
を設けたことを特徴とする請求項1記載の台車式焼成
炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15835395A JPH08327243A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 台車式焼成炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15835395A JPH08327243A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 台車式焼成炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327243A true JPH08327243A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15669810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15835395A Pending JPH08327243A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 台車式焼成炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08327243A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100903551B1 (ko) * | 2009-01-05 | 2009-06-23 | 세원셀론텍(주) | 소둔로 및 그를 사용한 소둔처리시스템 |
JP2010210174A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Honda Motor Co Ltd | 加熱装置 |
CN111906977A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-11-10 | 芜湖美威包装品有限公司 | 包装泡沫流动烘干设备 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP15835395A patent/JPH08327243A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100903551B1 (ko) * | 2009-01-05 | 2009-06-23 | 세원셀론텍(주) | 소둔로 및 그를 사용한 소둔처리시스템 |
JP2010210174A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Honda Motor Co Ltd | 加熱装置 |
CN111906977A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-11-10 | 芜湖美威包装品有限公司 | 包装泡沫流动烘干设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050316 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |