JPH04239185A - 発光ダイオード - Google Patents

発光ダイオード

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JPH04239185A
JPH04239185A JP3002019A JP201991A JPH04239185A JP H04239185 A JPH04239185 A JP H04239185A JP 3002019 A JP3002019 A JP 3002019A JP 201991 A JP201991 A JP 201991A JP H04239185 A JPH04239185 A JP H04239185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type layer
light emitting
emitting diode
light
comb
Prior art date
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Pending
Application number
JP3002019A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Koike
正好 小池
Jun Tokuda
潤 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Japan Ltd
Original Assignee
Eastman Kodak Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Japan Ltd filed Critical Eastman Kodak Japan Ltd
Priority to JP3002019A priority Critical patent/JPH04239185A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光ダイオード、特にP
型層とN型層との接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】小型・軽量で長寿命である発光ダイオー
ドは、様々な分野において広く活用されている。近年で
は、例えばLEDプリンタや交通表示板などにも活用さ
れており、また、従来の利点を保持したままで更に小型
なものや、安定して大光量を均一に出力できるものが要
望されている。
【0003】図6には従来の一般的な発光ダイオードの
上部の拡大断面が示されている。図示されていない基板
の上部にはn型層10が形成され、更にそのn型層10
には拡散によってp型層12が形成されている。また、
このp型層12の上部には正電極14が形成され、一方
、基板の裏側には負電極(図示せず)が形成されている
【0004】この従来の発光ダイオードにおいて、正電
極14と負電極との間に電圧を印加し電流を流すことに
よりp型層12とn型層10との接合部分16で発光が
生じ、この結果、生じた光はp型層12を通って外界に
放射されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の発光ダイオードにおいては、生じた光のうち、その
多くがp型層12を通過するため、吸収されて効率の良
い発光が行えないという問題があった。また、接合部1
6の中央と周辺部では、出力される光量にばらつきがあ
る場合が多く、均一な光出力分布が得られないという問
題があった。
【0006】特に、電極(図6において正電極14)が
透明でない金属等で構成される場合においては、生じた
光がその金属で吸収遮断される場合もあり、このような
ことによっても均一な光出力分布が得られないという問
題があった。
【0007】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、均一な光出力分布が得られ、
更に光量の増大が図れる発光ダイオードを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、P型層とN型層とが接合された接合部に
て発光を生ずる発光ダイオードにおいて、前記P型層ま
たはN型層のうち、一方はくし型状に形成され、前記接
合部の接合端が前記一方の層の周囲に沿って複数折り返
しをもって形成されたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によれば、P型層とn型層との接合部
を増大できると共に、比較的光量が大きくとれる接合端
を表面に多く露呈できるので、発光ダイオード全体とし
ての光量の増大を図ることが可能となる。また、接合端
は前記一方の層の周辺に沿って複数折り返しをもって形
成されるため、単位面積当たりの折り返しの数を適宜調
節することにより、発光面全体としての光出力分布の均
一化を図ることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0011】図1には本発明に係る発光ダイオードの上
面図が示されている。また、図2には、図1に示すII
−II´断面が示されている。この図1及び図2に示さ
れる発光ダイオードは、本実施例において、発光ダイオ
ードアレイの一要素をなすものである。
【0012】図1及び図2において、基板18の上部に
はn型層20が形成されている。そして、このn型層2
0の上面には、拡散によってくし型状のp型層22が形
成されいる。図1には、このp型層の上面から見た形状
が示されており、このp型層22は互いに平行に縞状に
形成された複数の要素領域22aと、各要素領域22a
の一方端を結合させた結合領域22bとで構成されてい
る。すなわち、上述したように、このp型層22は、く
し型状に形成されているものである。
【0013】このくし型状のp型層22の上面には、こ
れと同様にくし型状をした金属部材から成る正電極24
が配置されている。ここで、この正電極24は、前記p
型層の各要素領域22a毎に設けられたエレメント24
aと各エレメント24aの一方端を結合させた結合部2
4bとで構成されている。また、この結合部24bには
フレキシブルなリード26の一方端が接合されており、
その他方端は横方向に広がってボンディングパッドを構
成している。
【0014】図2において、n型層20の上面には素子
の保護のためシリコン窒化膜28が形成されている。更
に、基板18の裏側には、前記正電極24と対を成す負
電極30が形成されている。
【0015】以上のように構成された本発明に係る発光
ダイオードの作用について以下に説明する。
【0016】正電極24と負電極30との間に電圧を印
加し電流を流すと、n型層20とp型層22との境界面
、すなわち接合部で発光が生じることになる。本発明に
おいて上述したように、p型層はくし型状を成しており
、これによって発光が生じる接合部の単位面積当たりの
割合を従来例に比べ増加させることが可能となる。また
、接合部の接合端が、くし型状のp型層22の周囲に沿
って複数折り返しをもって形成されているため、従来に
比べ、接合端の割合を増加させて、効率の良い発光を生
じさせることが可能である。つまり、比較的光出力の大
きい接合端の割合を増加させて効率的な発光を実現でき
る。なお、このようなことは、いわゆる端面発光型の発
光ダイオードが一般的な面発光型の発光ダイオードより
光出力が極めて大きいということからも理解できるもの
である。
【0017】図3には、図1及び図2に示した発光ダイ
オードの光出力特性が示されている。ここにおいて、横
軸は図1に示すII−II´に沿った座標位置が示され
、縦軸には光出力が示されている。この図3から明らか
なように、発光ダイオードの発光面全域に渡ってほぼ均
一な光出力分布を得ることが可能である。特に、本実施
例においては、正電極24をAuで構成したかが、これ
を透明電極で構成することにより、更にこの光出力の特
性をよりフラットなものとすることができる。
【0018】図4には、この発光ダイオードを要素とし
て発光ダイオードアレイ33を構成した場合の概念が示
されている。図4において、複数の発光ダイオード33
aはそれぞれ交互に上下逆向きに並べられており、直線
状のアレイが構成されている。図示されてはいないが、
基板18の両側辺には正電極に電圧を印加するための電
極ラインが形成されており、この電極ラインに上述した
リード26の他方端が接合されることにより、正電極へ
の電気的な接続が図られている。なお、図4には一次元
のアレイを示したが、当然の如く二次元のアレイを構成
しても好適である。  本発明における発光ダイオード
は、不純物の拡散に用いられる拡散マスクの開口形状を
適宜に設定することにより、p型層22の種々の形状を
採用することが可能である。図5には、その一例として
p型層34の上面が示されている。ここで、正電極につ
いては、図示省略されている。
【0019】この図5に示される発光ダイオードにおい
ては、p型層34における各要素領域34aの間隔(要
素領域34aの長手方向と直交する方向の間隔)が両サ
イド(図において左右)で密に形成されている。つまり
、左右単近傍で接合部を密にすることにより、光出力が
不足しがちな発光ダイオードの発光面端部の光出力特性
を改善することが可能となる。なお、要素領域の幅や長
さあるいは各要素領域の間隔は上述したように拡散マス
クの開口形状によって容易に変更設計することが可能で
ある。従って、この発光ダイオードが装着される装置の
要望に応じて、適宜にその形状を定めることが好適であ
る。
【0020】以上のように、本発明に係る発光ダイオー
ドは発光面内で極めて均一な光出力特性が得られ、かつ
、光出力を増大させることが可能であるので、LEDプ
リンタ等に好適な発光ダイオードアレイを構成すること
が可能である。特に、LEDプリンタに本発明に係る発
光ダイオードを適用した場合には、各画素の均一化及び
画素内の光の均一化を図ることができるので、鮮明なプ
リントを行えるという利点がある。更に、従来に比し、
極めて効率的な発光が行えるので、例えば、明るく鮮明
な表示板を構成できるという効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る発光
ダイオードによれば、単位面積当たりの接合部の割合を
増加でき、かつ、接合端の経路を長くできるので、効率
の良い発光により光出力を増大させることが可能である
。また、発光面全域に渡って均一な光出力特性を有する
発光ダイオードを構成することが可能である。
【0022】従って、例えばLEDプリンタ等に好適な
鮮明な画像が形成できる発光ダイオードアレイを提供で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発光ダイオードの上面図である。
【図2】図1に示すII−II´断面を示す断面図であ
る。
【図3】本発明に係る発光ダイオードの光出力特性の一
例を示す図である。
【図4】本発明に係る発光ダイオードをアレイ状に配置
した発光ダイオードアレイを示す概念図である。
【図5】本発明に係る発光ダイオードの他の例を示す図
である。
【図6】従来の発光ダイオードの上部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
18  基板 20  n型層 22  くし型形状のp型層 24  くし型形状の正電極 30  負電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】P型層とN型層とが接合された接合部にて
    発光を生ずる発光ダイオードにおいて、前記P型層また
    はN型層のうち、一方の層はくし型状に形成され、前記
    接合部の接合端が前記一方の層の周囲に沿って複数折り
    返しをもって形成されたことを特徴とする発光ダイオー
    ド。
JP3002019A 1991-01-11 1991-01-11 発光ダイオード Pending JPH04239185A (ja)

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JP3002019A JPH04239185A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 発光ダイオード

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JP3002019A JPH04239185A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 発光ダイオード

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8129739B2 (en) 2005-07-15 2012-03-06 Panasonic Corporation Semiconductor light emitting device and semiconductor light emitting device mounted board
JP2013045832A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Stanley Electric Co Ltd 半導体発光素子アレイ及び車両用灯具
CN102956785A (zh) * 2011-08-23 2013-03-06 斯坦雷电气株式会社 能够减小不均匀亮度分布的led阵列
JP2013055186A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Stanley Electric Co Ltd 半導体発光素子アレイ及び車両用灯具
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