JP5197107B2 - 発光素子、これを備える発光素子アレイおよび、発光素子アレイを備える画像形成装置 - Google Patents

発光素子、これを備える発光素子アレイおよび、発光素子アレイを備える画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電力が供給されて稼動することによって光を出射する発光素子、これを備える発光素子アレイおよび発光素子アレイを備え、記録シートに記録するために画像を形成する画像形成装置に関する。
図10は、従来技術に係るLEDチップ1の平面図である。従来技術に係る発光素子であるLEDチップ1において、LED発光部2に関して基板と反対側の電極3は、各LED発光部2に対して1つずつ配置される。LED発光部2は、電極3と基板との間に電圧が印加されることによって、発光する(たとえば特許文献1参照)。
特開2005−167062号公報
従来技術に係る発光素子では、電極3から印加される電圧の増大に伴って、LED発光部2からの光の強度は飽和し、電極3から印加される電圧を増大させても、LED発光部2からの発光強度は増大しないという問題点がある。また電極3からの電圧の印加によって、LED発光部2が劣化しやすいという問題点がある。
本発明の目的は、発光部から出射される発光強度を増大させることができ、また発光部の劣化を抑制することのできる発光素子、これを複数備える発光素子アレイおよびこれを備える画像形成装置を提供することである。
本発明の発光素子は、基板と、発光部と、発光部側電極とを含んで構成される。発光部は、基板上に設けられ、電力が供給されることによって発光する。発光部側電極は、発光部の、基板とは反対側の表面上に接続され、発光部に電力を供給するための供給路を形成する。また発光部側電極は、基部と2つの離間部分とを含み、2つの離間部分は、基板とは反対側の発光部の表面の中央部を挟んで、各電極間の電流密度が2つの離間部分の間の領域において幅方向に一様であり、発光部の中央部から光が出射されるように、前記発光部の幅方向に離間して形成され、前記基部の幅方向の端部は、2つの離間部分よりも幅方向に突出して形成される。
本発明の発光素子アレイは、複数の発光素子を備える。発光素子は、基板と、発光部と、発光部側電極とを含んで構成され、発光部は、電力が供給されることによって発光する。発光部側電極は、2つの離間部分を含み、2つの離間部分は、基板とは反対側の発光部の表面の中央部を挟んで、各電極間の電流密度が2つの離間部分の間の領域において幅方向に一様であり、発光部の中央部から光が出射されるように、前記発光部の幅方向に離間して形成され、前記基部の幅方向の端部は、前記2つの離間部分よりも幅方向に突出して形成される。
本発明の画像形成装置は、発光素子アレイと、電子写真感光体と、現像剤供給手段と、転写手段と、定着手段とを備える。電子写真感光体には、発光素子アレイから出射される光が照射される。現像剤供給手段は、電子写真感光体に現像剤を供給する。転写手段は、電子写真感光体に現像剤によって形成される画像を記録シートに転写する。定着手段は、記録シートに転写される現像剤を定着させる。
本発明の発光素子によれば、発光部に電力が供給されることで発光部に発生する電流束が、発光部の中で局在化することを抑制することができる。発光部に電力が供給されるときには、発光部側電極と基板との間で電圧が印加される。発光部側電極は、基部と2つの離間電極とを含み、基部は発光部の長手方向一方に位置する端部に接触して配置され、2つの離間部分は、発光部の幅方向に離れて設けられ、2つの離間部分の長手方向一方は、基部に連なって形成されるので、発光部に発生する電流束を分散させることができる。通常、発光部に発生する電流が増大すれば、それに応じて発光部から出射される光の強度も増大する。しかしながら、発光部に発生する電流が増大しつづければ、やがて発光部が発する光の強度が飽和する。本発明の発光素子によれば、発光部に発生する電流束が分散するので、発光部から出射される光の強度が飽和するときの、発光部を流れる全電流の電流値は、電流束が局在化する場合に比べて大きくなる。したがって、発光部からの光が、発光部の厚み方向一方の表面部のうち、発光部側電極に接触する部分を除く残余の表面部から均一に出射されて、飽和するときの発光強度を増大させることができ、発光部から出射される最大発光強度を増大させることができる。
また、各電極間の2つの離間部分の間の領域における電流密度が幅方向に一様であり、発光部の中央部から光が出射されるように、発光部の幅方向に離れて設けられるので、これによって、発光素子から出射される光が発散光となることを抑制し、発光素子から出射される光のビーム径を小さくすることができる。
また、電流束を分散させることができるので、発光部にかかる負荷も分散させることができ、発光部の劣化を抑制することができる。発光部からの発光が生じる範囲は、分散された電流束の範囲に対応するので、発光部から出射される光線束の進行の向きに垂直な断面における発光強度の分布を、平坦にすることができる。
また本発明の発光素子アレイは、上述した本発明の構成を有する発光素子を複数個備える。したがって、この発光素子アレイから出射される最大発光強度も、増大させることができる。またそれぞれの発光素子から出射される光線束の発光強度分布が平坦となるので、発光素子アレイから出射される光の、進行方向に垂直な断面においても、発光強度の分布のムラを少なくすることができる。
また本発明の画像形成装置は、上述した本発明の構成を有する発光素子アレイおよび発光素子を備えるので、発光素子から出射させる光のビーム径を小さくすることができる。したがって、発光素子アレイにおいて、発光素子を密に配置することができるので、解像度の高い発光素子アレイを実現することができる。また発光素子アレイを備える画像形成装置が実現する解像度も高くすることができる。さらに、発光素子アレイから出射される最大の発光強度を増大させることができるので、画像形成装置の電子写真感光体に照射される単位時間当たりのエネルギー量を増大させることができる。したがって、画像形成の速度を高速化することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を、複数の形態について説明する。以下の説明においては、各形態に先行する形態ですでに説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している形態と同様とする。
以下の説明は、発光素子10、発光素子アレイ11およびこれを備える画像形成装置15についての説明をも含む。
図1は、本発明の第1実施形態に係る発光素子10の平面図である。図2は、本発明に係る発光素子10を、図1に示す切断面線A−Aで切断して見た断面図である。図3は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置15の構成を表す側面図である。第1実施形態に係る発光素子10は、電力が供給されて稼動することによって光を出射する。発光素子10は、基板12と、発光部13と、発光部側電極14とを含んで構成される。発光部側電極14は、発光部13の、基板12とは反対側の表面上に接続され、発光部13に電力を供給するための供給路を形成する。発光部13は、基板12上に配置され、電力が供給されることによって発光する。
また発光部側電極14は、離間部分17を含み、離間部分17は、基板12とは反対側の発光部の表面の中央部を挟んで相互に離間して形成される。発光部側電極14は、基板12と反対側から発光部13に対して接続され、基板12との電位差が、発光部13に対して印加される。また発光部側電極14は、複数の離間部分17を有する。複数の離間部分17は、基板12と平行な長手方向に延びて形成され、長手方向に垂直かつ基板12に平行な方向に離れて形成される。離間部分17は、基板12の厚み方向に見て発光部13の外縁部寄りに配置される。
発光素子アレイ11は、発光素子10を複数備える。したがって、発光素子アレイ11は、複数の発光部13と、発光部側電極14とを含み、発光部側電極14の複数の離間部分17を含んで構成される。発光素子アレイ11は、電子写真方式の画像形成装置15に含まれる光プリントヘッドに搭載され、感光体ドラムに向けて光を出射することによって、感光体ドラムの表面部を露光させる。発光素子アレイ11は、複数のレンズが並べられたレンズアレイと共に、光プリントヘッドを構成する。
本実施形態において基板12は、n型半導体から成り、1つの基板12上には、複数の発光部13が列を成して配置される。複数の発光部13は、基板12の厚み方向に垂直な2つの表面のうち、一方の表面に、並べて配置される。基板12の厚み方向のうち、発光部13が配置される向きを「厚み方向一方」と称し、厚み方向一方と逆の向きを「厚み方向他方」と称する。基板12の厚み方向他方には、裏面電極18が設けられる。裏面電極18は、基板12に接して配置され、基板12に対して電気的に接続される。
発光部13は、複数種類の半導体が積層される半導体層19を含む。発光部13は、直方体の形状に形成され、各半導体層19は平板状の形状に形成される。各半導体層19は、その厚み方向を基板12の厚み方向に一致させて、厚み方向に積層される。本実施形態において、発光部13は第1n型半導体層21と、第1p型半導体層22と、第2n型半導体層23と、第2p型半導体層24と、オーミック接触層25とを含む。第1n型半導体層21は、n型半導体から成り、基板12に対して厚み方向一方から接触して配置される。第1p型半導体層22は、p型半導体から成り、第1n型半導体層21に厚み方向一方から接触して配置される。第2n型半導体層23は、n型半導体から成り、第1p型半導体層22に厚み方向一方から接触して配置される。第2p型半導体層24は、p型半導体から成り、第2n型半導体層24に厚み方向一方から接触して配置される。発光部側電極14は、発光部13よりも厚み方向一方から、発光部13に接続される。
第1実施形態において発光部13は、発光サイリスタであり、ダイナミック駆動方式で駆動され、発光する。陰極は、裏面電極で共通端子とし、陽極は、m×n(mおよびnは、自然数)のマトリックス状に接続、駆動信号を時分割で切換えて、各LEDを発光させる。発光サイリスタには、陽極および陰極に接続される端子以外に、ほとんど電流の流れることのないゲートに接続されるゲート用端子が設けられる。ゲートは、各発光サイリスタにそれぞれ設けられ、発光のための電流が流れる状態と流れない状態とを切換えるための電圧が印加される。これによって、それぞれの発光部を個別に制御することができる。
オーミック接触層25は、発光部側電極14と半導体層19との間に介在し、発光部側電極14と半導体層19との間に生じる抵抗を、印加される電圧および発生する電流に関わらず一定に保つ。たとえば他の実施形態において、オーミック接触層25を配置することなく、発光部側電極14と半導体層19とを直接接触させて接続する構成とすることも可能である。しかし、発光部側電極14と半導体層19との接触界面に発生する抵抗は、発光部側電極14と半導体層19との間に印加される電圧および電流に依存して変化する場合がある。半導体層19に発生する電流の大きさは、発光部側電極14が発光部13に対して印加する電圧に対して比例関係にある方が、非線形関係にある場合よりも、発光部13に発生する電流を制御しやすい。オーミック接触層25を介在させることによって、発光部側電極14と半導体層19との間に生じる抵抗の値を一定に保ち、発光部側電極14からの電圧の印加によって、半導体層19に発生する電流の値を制御しやすくすることができる。
厚み方向に見て発光部13は、20μm×18μmの長方形である。20μmの辺は、離間部分17の長手方向に一致して配置される。発光部側電極14の離間部分17の長手方向を、単に「長手方向」と称することがある。発光素子アレイ11に含まれるいずれの発光素子10についても、長手方向および20μmの辺が延びる方向は、一致する。18μmの辺が延びる方向は、長手方向に垂直であり、長手方向および18μmの辺が延びる方向は、基板12の厚み方向に垂直に配置される。18μmの辺が延びる方向を「幅方向」と称する。複数の発光素子10は、幅方向に並べられる。発光素子10の厚み方向の寸法は、2μm〜6μmに設定され、幅方向に並ぶいずれの発光部13も、同じ大きさに形成される。
発光部側電極14は、発光部13に対して厚み方向一方から接触して配置される。発光部側電極14は、基部16と離間部分17とを含み、基部16は、発光部13の長手方向一方に位置する端部に接触して配置される。離間部分17は、細長い平板状の形状に形成され、離間部分17の厚み方向は、基板12の厚み方向に一致して配置される。離間部分17の長手方向の寸法は、20μm以下であり、離間部分17の厚み方向他方の表面は、発光部13に接触している。離間部分17は、幅方向に離れて平行に2つ設けられ、離間部分17の長手方向一方は、基部16に連なる。基部16の幅方向の寸法は、幅方向に離れる離間部分17の間隔以上の長さに設定され、基部16と離間部分17とは、厚み方向に見てコの字形状を成す。各離間部分17の幅方向の寸法は、2μmに設定される。
発光部側電極14は発光部13に対して、発光部側電極14を陽極、裏面電極18を陰極として電圧の印加を行う。発光部13を流れる電流束は、基部16および離間部分17と基板12との間に発生し、離間部分17が1つ形成される場合に比べて、電流束は分散する。厚み方向に垂直な発光部13の断面において、電流束の面積は、仮に離間部分17が1つ形成されるならば、局在化する。それに比べて本実施形態では離間部分17が2つ形成されるので、電流束の面積は広く形成される。発光部13は、厚み方向に電流が流れることによって、厚み方向に光を出射する。発光部13の厚み方向他方は、基板12に接触しているので、実際には発光部13からの光は、厚み方向一方に向けて出射される。発光部側電極14は金属製で、光を遮断するので、発光部13からの光は、発光部13の厚み方向一方の表面部のうち、発光部側電極14に接触する部分を除く残余の表面部から出射される。
発光部13の18μmの辺の長さを、幅方向に4等分し、幅方向に垂直な仮想平面26を想定すると、仮想平面26は3つ設定される。3つの仮想平面26のうち中央の仮想平面26を「中央仮想平面」27と称すると、発光部13は、中央仮想平面27に関して、面対称に形成される。2つの離間部分17は、3つの仮想平面26のうちの両側の仮想平面26の位置に配置され、各離間部分17を幅方向に二等分する平面が、3つの仮想平面26のうち両側の仮想平面26に一致する。
画像形成装置15は、発光素子アレイ11と、電子写真感光体と、現像剤供給手段と、転写手段と、定着手段とを備える。現像剤供給手段は、電子写真感光体に現像剤を供給する。電子写真感光体は、円柱状の感光体ドラム90に含まれ、感光体ドラムの外側面の表面として形成される。電子写真感光体には、発光素子10から出射される光が照射される。転写手段は、画像を記録シートに転写する。記録シートに転写される画像は、電子写真感光体に、現像剤によって形成される。定着手段は、記録シートに転写される現像剤を定着させる。第1実施形態において、画像形成装置15は、電子写真方式の画像形成装置であり、複数の発光素子アレイ11を備える光プリントヘッド85を、感光体ドラム90への露光装置に使用している。発光素子アレイ11は、回路基板86に実装され、レンズアレイ88とともに発光装置である光プリントヘッド85を構成する。
画像形成装置15は、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の4色のカラー画像を形成するタンデム方式を採用した装置であり、大略的に、4つの発光素子アレイ11Y、11M、11C、11Kがそれぞれ実装された回路基板86Y、86M、86C、86K、集光手段であるレンズアレイ88Y、88M、88C、88Kおよびレンズアレイ88を保持する第1ホルダ89Y、89M、89C、89K、4つの感光体ドラム90Y、90M、90C、90K、4つの現像剤供給手段91Y、91M、91C、91K、転写手段である転写ベルト92、4つのクリーナ93Y、93M、93C、93K、4つの帯電器94Y、94M、94C、94K、定着手段95および制御手段96を含んで構成される。
各回路基板86に実装されている各発光素子アレイ11は、駆動手段(図示せず)によって各色のカラー画像情報に基づいて駆動される。発光素子アレイ11からの光は、光プリントヘッド85Y、85M、85C、85Kのレンズアレイ88Y、88M、88C、88Kを介して各感光体ドラム90Y、90M、90C、90Kに集光して照射される。レンズアレイ88は、たとえば発光素子アレイ11からの光の光軸上にそれぞれ配置される複数のレンズを含み、これらのレンズを一体的に集約して構成される。
発光素子アレイ11が実装される回路基板86およびレンズアレイ88は、第1ホルダ89によって保持される。第1ホルダ89によって、発光素子アレイ11の光照射方向と、レンズアレイ88のレンズの光軸方向とがほぼ一致するようにして位置合わせされる。
各感光体ドラム90Y、90M、90C、90Kは、たとえば円筒状の基体表面に感光体層を被着してなり、その外周面には光プリントヘッド85Y、85M、85C、85Kの各発光素子アレイ11Y、11M、11C、11Kからの光を受けて静電潜像が形成される静電潜像形成位置が設定される。
各感光体ドラム90Y、90M、90C、90Kの周辺部には、各静電潜像形成位置を基準として回転方向下流側に向かって順番に、露光された感光体ドラム90Y、90M、90C、90Kに現像剤を供給する現像剤供給手段91Y、91M、91C、91K、転写ベルト92、クリーナ93Y、93M、93C、93Kおよび帯電器94Y、94M、94C、94Kがそれぞれ配置される。感光体ドラム90に現像剤によって形成された画像を記録シートに転写する転写ベルト92は、4つの感光体ドラム90Y、90M、90C、90Kに対して共通に設けられる。
感光体ドラム90Y、90M、90C、90Kは、第2ホルダ(図示せず)によって保持され、この第2ホルダと第1ホルダ89とは、相対的に固定される。
転写ベルト92によって、記録シートを搬送し、現像剤によって画像が形成された記録シートは、定着手段95に搬送される。定着手段95は、記録シートに転写された現像剤を定着させる。感光体ドラム90Y、90M、90C、90Kは、回転駆動手段(図示せず)によって回転される。
制御手段96は、駆動手段(図示せず)にクロック信号および画像情報を与えるとともに、感光体ドラム90Y、90M、90C、90Kを回転駆動する回転駆動手段、現像剤供給手段91Y、91M、91C、91K、転写ベルト92、帯電器94Y、94M、94C、94Kおよび定着手段95の各部を制御する。
本実施の形態の発光素子アレイ11は、高解像度でかつアレイ間で光の強度が均一に高いので、このような発光素子アレイ11と、レンズアレイ88とを含んで構成される光プリントヘッド85では、発光素子アレイ11から出射され、レンズアレイ88に受光される光の強度が高く、レンズアレイ88から感光体ドラム90に照射される光の強度を高くすることが可能になり、感光体ドラム90に鮮明な静電潜像を形成することができる。
さらにこのような光プリントヘッドを備える画像形成装置15では、感光体ドラム90に照射される光の強度を高くすることができ、感光体ドラム90に鮮明な静電潜像を形成することができるので、記録シートに鮮明な画像を形成することが可能になる。
第1実施形態によれば、発光部側電極14は、複数の離間部分17を有する。複数の離間部分17は、基板12と平行な長手方向に延びて形成され、長手方向に垂直かつ基板12に平行な方向に離れて形成される。これによって、発光部13に電力が供給されることで発光部13に発生する電流束が、発光部13の中で局在化することを抑制することができる。発光部13に電力が供給されるときには、発光部側電極14と裏面電極18との間で電圧が印加され、具体的には、発光部側電極14と基板12との間で電圧が印加される。発光部側電極14の離間部分17が離れて形成されるので、発光部13に発生する電流束を分散させることができる。
発光部13に発生する電流の増大に対して、発光部13から出射される光の強度は増大するけれども、発光部13に発生する電流が増大しつづければ、発光部13が発する光の強度は、飽和する。第1実施形態において発光部13に発生する電流束は分散するので、発光部13から出射される光の強度が飽和するときの、発光部13を流れる全電流の電流値は、電流束が局在化する場合に比べて大きくなる。したがって、飽和するときの発光強度を増大させることができ、発光部13から出射される最大発光強度を増大させることができる。
また、電流束を分散させることができるので、発光部13に係る負荷も分散させることができ、発光部13の劣化を抑制することができる。発光部13からの発光が生じる範囲は、分散された電流束の範囲に対応するので、発光部13から出射される光線束の進行の向きに垂直な断面における発光強度の分布を、平坦にすることができる。
また第1実施形態によれば、離間部分17は、基板12の厚み方向に見て発光部13の外縁部近傍に配置される。これによって、基板12の厚み方向に見たときの発光部13の中央部から、光を出射させることができる。離間部分17による印加によって発光部13の中に電流束を発生させるので、電流束を、発光部13全体に分散させることができる。したがって、電流束が発光部13の一部分に発生する場合に比べて、発光部13から出射される最大発光強度を増大させることができる。また電流束を、発光部13全体に分散させることができるので、発光部13からの光線束の進行の向きに垂直な断面において、発光強度分布を平坦にすることができる。
また光線束の進行方向に垂直な断面における発光強度の分布を平坦にすることができるので、レンズアレイなどで集光したときに、レンズアレイから出射される光のビーム径を細くすることができる。
また発光素子アレイ11は、前記発光素子10を複数備える。したがって、発光素子アレイ11は、複数の発光部13と、発光部側電極14とを含み、発光部側電極14の複数の離間部分17を含んで構成される。これによって、1つの発光部13に対して、複数の離間部分17が離れて形成され、発光部13から出射される最大発光強度が増大されることによって、発光素子アレイ11から出射される最大発光強度も、増大させることができる。またそれぞれの発光素子10から出射される光線束の発光強度分布が平坦となるので、発光素子アレイ11から出射される光の、進行方向に垂直な断面においても、発光強度の分布のムラを少なくすることができる。
また画像形成装置15は、発光素子アレイ11を備え、発光素子アレイ11は、発光素子10を備える。発光素子10から出射させる光のビーム径を小さくすることができるので、発光素子アレイ11において、発光素子10を密に配置することができる。したがって、発光素子10から出射される光のビーム径が大きい場合に比べて、解像度の高い発光素子アレイ11を実現することができる。また発光素子アレイ11を備える画像形成装置15が実現する解像度も高くすることができる。さらに、発光素子アレイ11から出射される最大の発光強度を増大させることができるので、画像形成装置15の電子写真感光体に照射される単位時間当たりのエネルギー量を増大させることができる。したがって、画像形成の速度を高速化することができる。
第1実施形態において、発光部13は、第1n型半導体層21と第1p型半導体層22と、第2n型半導体層23と、第2p型半導体層24と、オーミック接触層25とを、基板12側から厚み方向一方に向かうにつれて、この順番で含むものとしたけれども、たとえば他の実施形態において発光部は、基板側から厚み方向一方に向かうにつれて、第1p型半導体層、第1n型半導体層、第2p型半導体層、第2n型半導体層、およびオーミック接触層の順番で形成されてもよい。この場合には、基板12はp型半導体から成る。またさらに他の実施形態においては、オーミック接触層を除く構成とすることも可能である。
図4は、本発明の第2実施形態に係る発光素子10の平面図である。第2実施形態に係る発光素子10は、第1実施形態に係る発光素子10に類似しており、以下、第1実施形態に対する第2実施形態の相違点を中心に説明する。第2実施形態においても、発光部13の18μmの辺の長さを幅方向に4等分し、幅方向に垂直な仮想平面26を想定し、3つ設定される仮想平面26のうち中央の仮想平面26を「中央仮想平面」27と称する。発光部側電極14の離間部分17は、発光部13の幅方向の両端面から2μm離れて、中央仮想平面27寄りに形成される。
発光部13の幅方向の寸法は18μmであり、発光部13および発光部側電極14は中央仮想平面27に対して面対称に形成されるので、離間部分17と中央仮想平面27とは、幅方向に5μm離れる。第2実施形態における2つの離間部分17間の間隔は、幅方向に10μm離れ、第1実施形態に比べて広い間隔に設定される。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第2実施形態では、幅方向に離れる離間部分17の間隔は、第1実施形態に比べて広く設定されるので、発光部13の厚み方向一方の表面部のうち、離間部分17よりも中央仮想平面27に近い表面部から厚み方向一方に出射される光の発光強度を、第1実施形態に比べて大きくすることができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る発光素子10の断面図である。第2実施形態において、発光部13はn型半導体層28と、p型半導体層29と、オーミック接触層25とを含む。n型半導体層28は、n型半導体から成り、基板12に対して厚み方向一方から接触して配置される。p型半導体層29は、p型半導体から成り、n型半導体層28に厚み方向一方から接触して配置される。オーミック接触層25は、p型半導体層29に対して厚み方向一方から接触して配置される。発光部側電極14は、発光部13よりも厚み方向一方から、発光部13に接続される。第2実施形態において、発光部13は、発光ダイオード(light emitting diode, 略称「LED」)である。
(実施例)
図6は、比較例に係る発光素子10の平面図である。厚み方向に見て比較例における発光部13の大きさは、第1および第2実施形態と同じとし、長手方向に20μm、幅方向に18μmとした。比較例の発光部側電極14は、発光部13に対して厚み方向一方から接触して配置される。発光部側電極14は、基部16と離間部分17Aとを含み、基部16は、発光部13の長手方向一方に位置する端部に接触して配置される。離間部分17Aは、細長い板状の形状に形成される。離間部分17Aの長手方向の寸法は、20μm以下であり、第1および第2実施形態における各離間部分17の長さと同じとする。比較例の離間部分17Aは、1つの発光部13に対して1つ配置され、離間部分17Aの長手方向一方は、基部16に連なる。離間部分17Aは、発光部13の幅方向の中央に配置され、基部16と離間部分17AとはT字形状を成す。離間部分17Aの幅方向の寸法は、3.5μmに設定される。
図7は、各発光素子10の平面図、各発光素子10が発光しているときの発光強度を表す平面図および各発光強度を表すグラフである。図7(a)〜(c)は、第1実施形態と第2実施形態および比較例に係る発光素子10の平面図である。図7(d)〜(f)は、第1実施形態と第2実施形態および比較例に係る発光素子10に、通電を行って発光させたときの平面写真である。図7(g)〜(i)は、第1実施形態と第2実施形態および比較例に係る発光素子10から出射される発光強度を表すグラフである。図7(a)と図7(d)と図7(g)とは、第1実施形態に係る発光素子10に対応し、図7(b)と図7(e)と図7(h)とは、第2実施形態に係る発光素子10に対応している。図7(c)と図7(f)と図7(i)とは、比較例に係る発光素子10に対応している。
発光強度の測定器としては、電荷結合素子(charge coupled device, 略称「CCD」)、光電子増倍管(photomultiplier)またはフォトダイオードアレイ(photo diode
array)などを使用することができる。図7に示される結果を得た実験では、発光強度の測定器として、CCDを使用した。
図7(a)〜(f)のこれら平面図は、各発光素子10を厚み方向一方から観測した結果を示したものである。図7(d)〜(f)において、白い部分ほど発光強度の大きい部分を表している。図7(g)〜(i)において横軸は、図7(a)〜(f)に示す発光素子10の幅方向の位置に対応しており、縦軸は、発光強度を表している。縦軸において、矢符で示された向きに向かうほど、発光強度が大きいことを表している。図7では、(a)と(d)と(g)、(b)と(e)と(h)、(c)と(f)と(i)とがそれぞれ対応しており、(g)〜(i)とは、それぞれ(a)〜(c)において直線B−Bで示された位置における発光強度を表す。
図7において、各発光素子10は、600dpi(dots per inch)のプリンタヘッド用の発光素子10であり、通電を行ったときの電流値は、22mAである。図7(d)および(g)に示す結果は、図7(a)に示すように、図1に示す第1実施形態の発光素子10に対応する。図7(e)および(h)に示す結果は、図7(b)に示すように、図4に示す第2実施形態の発光素子10に対応する。図7(f)および(i)に示す結果は、図7(c)に示すように、図6に示す比較例の発光素子10に対応する。
図8は、各発光素子10に通電を行ったときの、電流密度の分布を表すグラフである。図8において、横軸は、幅方向の位置を表しており、単位はμmである。縦軸は、発光素子の各部位における相対的な電流密度の比を表す。黒丸で示す線L1は、第1実施形態に係る発光素子10の2つの電極間における電流密度である。黒い菱形で表す線L2は、第2実施形態に係る発光素子10の2つの電極間における電流密度である。
図8の線L3〜L5は、比較例に係る発光素子10の電極からの位置と、この位置に対応する電流密度の変化とを表している。白丸で示す線L3は、横軸の零μmの位置に配置される電極端面から、幅方向に離れるにつれて変化する電流密度の変化を表している。白三角で示す線L4は、横軸の6μmの位置に配置される電極端面に、幅方向から近づくにつれて変化する電流密度の変化を表している。白い菱形で示す線L5は、横軸の10μmの位置に配置される電極端面に、幅方向から近づくにつれて変化する電流密度の変化を表している。図8において示す実験結果は、図7に記載の実験結果の幅方向への電流の拡散から求めた電流密度の比であるので、実際の印加電圧および電流値には、依存しない。
図8の線L1およびL2において、各位置における電流密度の変化はわずかであるが、図8の線L2における電流密度の変化は、図7(d)に示した発光強度の分布に、およそ対応していることが確認できる。図8の線L1〜L5においては、電極から離れるにつれて、電流密度は低下しており、このことは図7(f)における発光強度の分布によく対応している。電極を従来技術と同様に配置した比較例においては、図8の線L3〜L5に示されるように、電極からの距離が大きくなるにつれて、各位置における電流密度は大きく下がり、また発光強度の分布にも、大きな差が生じる。これに対し第1および第2実施形態においては、図8の線L1およびL2に示されるように、発光素子の位置が異なることによる電流密度の差が小さく、発光強度の分布にほとんど差がない。図8は、第1および第2実施形態において、電流束が局在化せず、分散していることを、よく表している。
図7および図8に示すように、発光部側電極14の離間部分17Aを、従来技術と同様に各発光素子10に対して1つ配置した比較例においては、中央部に配置された離間部分17Aの周囲から光が出射されており、これに対し第1および第2実施形態に係る発光素子10では、発光部13の中央部から光が出射される。このように、発光部側電極14が、幅方向に離れる2つの離間部分17を含むことによって、光を発光部13の中央部から出射させることができる。したがって、発光素子10から出射される光が発散光となることを抑制し、発光素子10から出射される光のビーム径を小さくすることができる。
また、光線束の進行方向に垂直な断面における発光強度の分布が平坦であるので、レンズアレイなどで集光したときに、レンズアレイから出射される光のビーム径を細くすることができる。
なお、「ビーム径」は次のように定義される。すなわち、光線束の進行方向に垂直な断面において、最大となる発光強度を基準として、発光強度が13.5%以上または50%以上となる範囲の光線束の外径を「ビーム径」と称する。13.5%は、「1/(e)」に対応する値であり、13.5%および50%の値は、閾値として用いる。
図9は、各発光素子10に電流を発生させたときの電流量と、各発光素子10から出射される光の強度を表すグラフである。図9の横軸は、各発光素子10全体に厚み方向に発生した電流量を表し、縦軸は、各発光素子10全体から出射された発光強度を表す。横軸の電流量の単位はmAであり、縦軸の発光強度の単位はμWである。図9において、実線で表した発光強度の結果は、第1実施形態に係る発光素子10の発光強度の結果であり、二点鎖点で表した結果は、第2実施形態に係る発光素子10の発光強度の結果であり、破線で表した結果は、比較例に係る発光素子10の発光強度の結果である。
発光部側電極14の離間部分17Aを、従来技術と同様に各発光素子10に対して1つ配置した比較例においては、およそ35mAの電流が発生したときに、発光強度は最大値となり、電流値が40mA以上に大きくなると、電流値の増加に伴い、発光強度は逆に減少した。第1実施形態および第2実施形態に係る各発光素子10においては、50mAを超える電流を発生させても、電流値の増加に伴って発光強度は上昇することが確認された。
また、比較例に係る発光素子10で得られた最大の発光強度は、およそ1400μWであったのに対し、第1および第2実施形態に係る発光素子10では、少なくとも1800μw程度または2100μW程度の発光強度が得られることが確認された。第1および第2実施形態において発光部13に発生する電流束は分散するので、局所的に電流が発生する比較例に比べて、飽和するときの発光強度を増大させることができる。したがって、発光部13から出射される最大発光強度を増大させることができる。
なお、上述したそれぞれの実施形態は、本発明に係る技術を具体化するために例示するものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、本発明に係る技術内容は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることが可能である。
実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
第2実施形態において、発光部13は、n型半導体層21とp型半導体層22と、オーミック接触層25とを、基板12側から厚み方向一方に向かうにつれて、この順番で含むものとしたけれども、たとえば他の実施形態において発光部は、基板側から厚み方向一方に向かうにつれて、p型半導体層、n型半導体層、オーミック接触層の順番で形成されてもよい。この場合には、基板12はp型半導体から成る。またさらに他の実施形態においては、オーミック接触層を除く構成とすることも可能である。
第1および第2実施形態において発光部13は、いずれも18μm×20μmの大きさとした例について示したが、発光部の長手方向および幅方向の寸法については特に限定されるものではない。また発光素子アレイ11に含まれる発光素子10は、600dpiの解像度に対応して配置される例について示したが、これに限定されるものではなく、1200dpiに対応する間隔で発光素子を配置することも可能である。
第1および第2実施形態において離間部分17は、幅方向に離れる2つの部分であるものとしたけれども、本発明において離間部分17は、発光部が接続される表面の中央部を挟んで離間して形成される部分であれば、足りる。たとえば他の実施形態において、幅方向に対して角度を成す方向に離れる部分として形成されてもよく、3つ以上、たとえば4つの部分として形成されてもよい。また第1および第2実施形態において離間部分17は、長手方向に直線的に長く延びて形成される部分としたけれども、他の実施形態において離間部分は、湾曲して長く延びる形状に形成されてもよい。
本発明の第1実施形態に係る発光素子の平面図である。 本発明に係る発光素子を、図1に示す切断面線A−Aで切断して見た断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構成を表す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る発光素子の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る発光素子の断面図である。 比較例に係る発光素子の平面図である。。 (a)〜(c)は第1実施形態と第2実施形態および比較例に係る各発光素子の平面図であり、(d)〜(f)は、各発光素子が発光しているときの発光状態を表す写真であり、(g)〜(i)は、各発光素子の発光強度を表すグラフである。 発光素子に通電を行ったときの、規格化された電流密度の分布を計算したグラフである。 各発光素子に電流を発生させたときの電流量と、各発光素子から出射される光の強度を表すグラフである。 従来技術に係る発光ダイオードアレイチップの平面図である。
符号の説明
10 発光素子
11 発光素子アレイ
12 基板
13 発光部
14 発光部側電極
16 基部
17 離間部分
18 裏面電極
19 半導体層
21 第1n型半導体層
22 第1p型半導体層
23 第2n型半導体層
24 第2p型半導体層
25 オーミック接触層
26 仮想平面
27 中央仮想平面
28 n型半導体層
29 p型半導体層

Claims (3)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、電力が供給されることによって発光する発光部と、
    前記発光部の、前記基板とは反対側の表面上に接続され、前記発光部に電力を供給するための供給路を形成する発光部側電極であって、前記表面の中央部を挟んで相互に離間して形成される離間部分を有する発光部側電極とを含み、
    前記発光部側電極は、基部と2つの離間部分とを含み、
    前記基部は、前記発光部の長手方向一方に位置する端部に接触して配置され、
    前記2つの離間部分は、各電極間の電流密度が2つの離間部分の間の領域において幅方向に一様であり、発光部の中央部から光が出射されるように、前記発光部の幅方向に離れて前記表面の外縁部寄りに設けられ、
    前記2つの離間部分の長手方向一方は、前記基部に連なって形成され
    前記基部の幅方向の端部は、前記2つの離間部分よりも幅方向に突出して形成される発光素子。
  2. 請求項1に記載の発光素子を複数備える発光素子アレイ。
  3. 請求項2に記載の発光素子アレイと、
    前記発光素子アレイから出射される光が照射される電子写真感光体と、
    前記電子写真感光体に現像剤を供給する現像剤供給手段と、
    前記電子写真感光体に現像剤によって形成される画像を記録シートに転写する転写手段と、
    前記記録シートに転写される現像剤を定着させる定着手段とを備える画像形成装置。
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