JPH04238153A - ディスク記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はディスク記憶装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来のディスク記憶装置は、ディスクの
回転が停止した時に、読出し・書込み用ヘッドはディス
クと接触した状態にある。ディスクが回転起動する場合
には、ディスクとヘッドが接触しながら回転起動する。 またディスクが回転状態から停止する場合には、ディス
クの回転数が下がってくると、ディスクとヘッドとは接
触を始めて接触した状態で回転停止する。このようにデ
ィスクとヘッドが接触しながら回転するために双方とも
機械的に摩耗し、ディスク上に書込んであるデータが読
出し不能になる、又はヘッドの読出し・書込み特性の劣
化により読出し・書込みが正常に行なわれなくなる。し
たがって従来の場合には、回転起動・回転停止の回数を
制限し、ディスクとヘッドとの摩耗に起因する機能劣化
を防ぐ必要があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
るディスク記憶装置では回転起動・回転停止の回数が制
限回数に対して超えているかを上位の制御装置、又は上
位システムのソフトウェアにより管理する必要がある。 この管理・監視がはん雑なため正しく制限回数の確認が
行われがたく、制限回数を超えた状態でディスク装置が
使用されそのため情報処理システム全体のデータの信頼
性・安全性が損なわれるという欠点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明のディスク記憶装
置はディスクを回転させ情報の書き込み・読み出しを行
ない、かつ、ディスクの回転が停止時に書き込み・読み
出しヘッドがディスクと接触するディスク記憶装置にお
いて、ディスク上に設けられた回転起動の回数を記憶す
る第１のエリアと、回転起動の制限回数を記憶する第２
のエリアと、ディスクの回転起動が完了時に第１のエリ
アから回数を読み出し更新して第１のエリアに書きもど
す回数更新回路と、第１のエリアから読み出した回数と
第２のエリアから読み出した制限回数とを比較し、第１
のエリアの回数が第２のエリアの回数を超えている場合
と、超えてない場合とで点灯色の異なる表示器を駆動す
る比較回路と、点灯色の異なる表示回路とを有する。

【０００５】

【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図１は本発明の一実施例のディスク記憶装置のブロッ
ク図である。図１の実施例はディスク１０１、ディスク
１０１の回転起動回数を記録しておくエリア１０２、デ
ィスクの回転起動制限回数を記録しておくエリア１０３
、エリア１０２からの回転起動回数の読み出し・書き込
み、及びエリア１０３からの回転起動制限回数の読み出
しを行う読み出し・書き込み回路１０４、エリア１０２
から読み出した回転起動回数の更新を行い更新後の回転
起動回数を送出する回数更新回路１０５、エリア１０２
から読み出した回転起動回数とエリア１０３から読み出
した回転起動制限回数との比較を行い、その比較結果を
表示回路１０７へ送出する比較回路１０６から構成され
る。

【０００６】次に本実施例の動作を説明する。ディスク
装置の電源の投入または上位装置からのディスクの回転
起動命令の受信により、ディスクの回転起動を開始し、
規定の回転数に達すると読み出し・書き込み回路１０４
はディスク上のエリア１０３に記録されている回転起動
回数を読み出し、読出し結果を更新回路１０５へ送出す
る。同時にエリア１０２の読み出し結果を比較回路１０
６へも送出する。一方、回数更新回路１０５では受け取
った回転起動回数に１を加算して読み出し書き込み回路
１０４に送出する。比較回路１０６では受け取った回転
起動回数を一時内部に保持しておく。書き込み読み出回
路１０４は回数更新回路１０５からの更新された回転起
動回数をディスク１０１上のエリア１０２に書きもどす
。次に読み出し・書き込み回路１０４は、ディスク上の
エリア１０３の回転起動制限回数を読み出し、比較回路
１０６へ送出する。比較回路１０６は内部に保持されて
いる回転起動回数と回転起動制限回数との比較を行う。 なお比較回路１０６は２つの表示駆動信号を持ち回転起
動回数が回転起動制限回数以下の場合には、２つのうち
の１つの表示駆動信号を出力し、回転起動回数が回転起
動制限回数を超えている場合には、他の１つの表示駆動
信号を出力する。表示回路１０７は、２つの独立した表
示色の異なる表示器を持ち比較回路からの２つの表示駆
動信号にそれぞれ対応して発光表示を行う。これにより
ディスク装置の表示器の点灯色を確認することにより、
回転起動回数が回転起動制限回数を超えているか容易に
判別できる。

【０００７】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディスク
上に起動回数の記録エリア、起動制限回数の記録エリア
を設け、これらの結果の回数更新回路、比較回路表示回
路を備えることにより、ディスク制御装置または上位の
システムのソフトウェアによらずディスク装置の回転起
動回数が回転起動制限回路を超えているかを容易に判別
できるので、ディスク装置のヘッドとディスクの摩耗に
よる読出し・書込み特性の劣化を確実に知り、ディスク
装置のデータのセーブおよび装置の交換を適切に行うこ
とができ、データの読出し不能等の障害を無くした情報
処理システムを構成できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のディスク記憶装置のブロッ
ク図である。

【符号の説明】

１０１　　　　ディスク １０２，１０３　　　　エリア １０４　　　　読み出し・書き込み回路１０５　　　　
回数更新回路 １０６　　　　比較回路 １０７　　　　表示回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ディスクを回転させ情報の書き込み・
   読み出しを行ない、かつ、ディスクの回転が停止時に書
   き込み・読み出しヘッドがディスクと接触するディスク
   記憶装置において、ディスク上に設けられた回転起動の
   回数を記憶する第１のエリアと、回転起動の制限回数を
   記憶する第２のエリアと、ディスクの回転起動が完了時
   に第１のエリアから回数を読み出し更新して第１のエリ
   アに書きもどす回数更新回路と、第１のエリアから読み
   出した回数と第２のエリアから読み出した制限回数とを
   比較し、第１のエリアの回数が第２のエリアの回数を超
   えている場合と、超えてない場合とで点灯色の異なる表
   示器を駆動する比較回路と、点灯色の異なる表示回路と
   を有することを特徴とするディスク記憶装置。