JPH0423709B2 - - Google Patents

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JPH0423709B2
JPH0423709B2 JP59080650A JP8065084A JPH0423709B2 JP H0423709 B2 JPH0423709 B2 JP H0423709B2 JP 59080650 A JP59080650 A JP 59080650A JP 8065084 A JP8065084 A JP 8065084A JP H0423709 B2 JPH0423709 B2 JP H0423709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
truss
construction
unit
roof
truss unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59080650A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60223550A (ja
Inventor
Masao Miura
Nobuo Hirozawa
Shinroku Tawara
Nobuyoshi Okabe
Keiji Nakamura
Nobutaka Ogawa
Tatsuo Kurosaki
Yukio Naito
Eiji Matsushima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
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Publication of JPS60223550A publication Critical patent/JPS60223550A/ja
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば体育館、ホール、屋内野球場
等、内部に大空間を有する建築物の構築における
大屋根の鉄骨組立方法、特にユニツト化した屋根
トラス部材の架設方法に関するものである。
〔従来の技術および課題〕
体育館、音楽ホール、レジヤーセンター等、大
きな内部空間を必要とする建築物においては、ト
ラス構造の鉄骨架構を有する大屋根等が利用され
ている。しかし、規模が大きくなると、その構築
においてタワークレーン等の揚重機械も非常に大
型のものが何台も必要となり、また高所での作業
が多いと作業能率も悪く、危険も伴うため、安全
対策用の設備も重要となり、全体的に工費が高く
つくことになる。
また、屋根トラスをユニツト化して吊り上げ、
高所での作業を減らすといつた方法も採られてい
るが、ジヨイントごとに仮設支持台を設けると、
仮設設備の組立、解体のための作業工数が多く、
また内部の作業空間が制限されるため、外部から
トラスユニツトを吊り込むための外部スペース
と、それだけの揚程および吊り上げ能力を有する
タワークレーン等が必要となる。
本発明は上述のような従来技術における問題点
を解決するために開発されたもので、大屋根にお
いて屋根トラスを先行架設部分と後行架設部分に
分け、その一部をユニツト化し、地組したトラス
ユニツトをウインチ等の巻き上げ装置で架設する
ことにより、クレーン等の大型機械の使用を抑え
るとともに、施工能率の向上、内部空間および先
行架設部分の有効利用を図り、工費を低減させる
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は大屋根の鉄骨トラスの構築において、
屋根トラスを先行架設部分と後行架設部分に分
け、先行架設部分間にユニツト化した屋根トラス
を架設して行くものである。
まず、架設支持台や大型の揚重装置等により架
設されて行く先行架設部分の架設作業と並行し
て、架設位置下方あるいは直下の架台上で後行架
設部分を構成するトラスユニツトを地組して行
く。このトラスユニツトは例えば梁状に組んで行
き、ワイヤーで吊り上げ可能な大きさのユニツト
とし、両端を先行架設部分間に架設できるように
する。
次に、この地組したトラスユニツトをウインチ
のワイヤーにより架設位置まで吊り上げ、既に架
設が完了した先行架設部分間に連結固定する。
なお、ウインチは操作性、安全性等の面からも
地上に設置し、先行架設部分上の巻き上げ架台を
介して吊り上げるようにするのが好ましい。
〔実施例〕
第1図〜第6図は本発明を広い内部空間を有す
る大屋根の鉄骨組立に利用した場合における施工
手順の一例を示したもので、次のような手順で作
業が行われる。
(1) 大屋根頂部を支持する中央仮設支持台7と外
周部の中間仮設支持台8を組み立てる(第1
図)。
(2) 中央仮設支持台7上に屋根頂部の鉄骨梁を構
成するコンプレツシヨンリング1を組み立て、
屋根底部縁にテンシヨンリング2を組み立て、
中間仮設支持台8およびさらに内側に組み立て
た中間仮設支持台9を利用して、大梁3および
大梁3間の先行中トラス4を組んで行く(第2
図)。
(3) 順次、大梁3を継ぎ足してコンプレツシヨン
リング1とテンシヨンリング2間を連結し、先
行架設部分のトラス組みを完了する(第3図)。
図示していないが、本発明の方法を用いる後
行架設部分については、これら(2),(3)の作業と
平行して架設位置直下で後述のトラスユニツト
5の地組が進行している。
(4) 残つた後行架設部分について、梁状に地組し
たトラスユニツト5を順次、大梁3に架設して
行く(第4図)。この作業は、先行架設部分に
トラスユニツト巻き上げ用の架台10を設け、
地上のウインチで取付位置までワイヤーで吊り
上げて大梁3と連結するようにしている。
(5) 順次、トラスユニツト5を架設し、先行架設
部分の大梁3間を連結して行く(第5図)。
(6) タワークレーン等を使用して残り部分のトラ
ス組みを行い、後行中トラス6を完成させる
(第6図)。
以上、(1)〜(6)の作業により大屋根の鉄骨部分の
施工が完了する。
第7図はトラスユニツト5の巻き上げの様子
を、第8図はその詳細を示したものである。地上
にウインチ12が設置され、先行架設部分の大梁
3上には巻き上げ用架台10を固定し、複数の滑
車を介してワイヤー13を地組用架台11上に地
組したトラスユニツト5を吊り上げて行く。トラ
スユニツト5の吊り上げは、順次盛り替えなが
ら、下部(屋根トラス外周部)から上部に対称に
行う。
第9図および第10図はウインチ12およびワ
イヤー13の配置例を示したもので、図中、丸印
がウインチ位置、三角印が吊り点であり、トラス
ユニツト5の両端で吊り上げ、大梁3に連結す
る。
第11図は架設されるトラスユニツト5の一例
(断面)を示したもので、上側の鉛直方向の平面
トラス14の下弦材14bと、下側の鉛直方向の
平面トラス16の上弦材16aとを水平な平面ト
ラス15で連結し、階段状のトラスユニツト5を
形成している。また、図中、17,18は枠組足
場、19はキヤツトウオーク、20,21は安全
ネツトである。こられは地組時に取り付けられ、
また照明器具22、スプリンクラー23、分電板
24、各種配管等もあらかじめトラスユニツト5
内に組み込んでおき、これらを一体として吊り上
げることで、設備関係の取付けにおける高所作業
も少なくすることができる。
第12図および第13図はトラスユニツト5を
先行架設部分の大梁3に架設した状態を示したも
ので、階段状のトラスユニツト5を一つ置きに架
設し、各トラスユニツト5間は足場17,18を
利用して水平な腹材で連結し、全体が階段状の鉄
骨屋根トラスを構成する。なお、安全ネツト21
は大梁3上へ吊り上げた時点で、下方のトラスユ
ニツト5に架け渡すようにする。
〔発明の効果〕 内部空間を利用して地組した後行架設部分の
トラスユニツトを、既に架設が完了した先行架
設部分を利用して、ウインチのワイヤーで架設
位置まで吊り上げ、大型の揚重機械等を使用し
ないので経済的であり、また作業性も良い。
屋根トラスを先行架設部分と後行架設部分に
分け、後行架設部分のトラスユニツトについて
は架設支持台を必要としないため、全体的に効
率の良い作業が行える。
後行架設部分に架設支持台を必要としない
分、内部作業空間を広くとれるので、クレーン
等を用いた他の作業に支障をきたすこともな
く、全体の工事が円滑となる。
後行架設部分のトラスユニツトを吊り上げる
ためのウインチを地上に設置すれば、さらに高
所作業が少なくなる。また、照明器具やスプリ
ンクラー、分電板、各種配管等もあらかじめト
ラスユニツト内に組み込んで、これらを一体と
して吊り上げることで、設備関係の取付けにお
ける高所作業も少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の方法を利用して行う
大屋根の構築手順の一例を示す平面図、第7図は
トラスユニツトの巻き上げの様子を示す鉛直断面
図、第8図は同じくその詳細を示す鉛直断面図、
第9図および第10図は巻き上げ設備の配置例を
示す平面図、第11図はトラスユニツトの一例を
示す断面図、第12図はトラスユニツトの架設状
態を示す屋根鉛直断面図、第13図はその−
断面図である。 1…コンプレツシヨンリング、2…テンシヨン
リング、3…大梁、4…先行中トラス、5…トラ
スユニツト、6…後行中トラス、7…中央仮設支
持台、8…中間仮設支持台、9…中間仮設支持
台、10…巻き上げ用架台、11…地組用架台、
12…ウインチ、13…ワイヤー、14,15,
16…平面トラス、17,18…枠組足場、19
…キヤツトウオーク、20,21…安全ネツト、
22…照明器具、23…スプリンクラー、24…
分電板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 屋根トラスを先行架設部分と後行架設部分に
    分け、前記後行架設部分を構成するトラスユニツ
    トをワイヤーで吊り上げ可能な大きさにユニツト
    化し、前記トラスユニツトを架設位置下方で地組
    し、地組した前記トラスユニツトを既に架設が完
    了した前記先行架設部分間の架設位置までウイン
    チで吊り上げ、前記先行架設部分間に連結固定す
    ることを特徴とする屋根トラスの架設方法。 2 前記ウインチを地上に設置し、前記先行架設
    部分上に設けた巻き上げ架台を介して前記トラス
    ユニツトを吊り上げるようにした特許請求の範囲
    第1項記載の屋根トラスの架設方法。
JP59080650A 1984-04-21 1984-04-21 屋根トラスの架設方法 Granted JPS60223550A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59080650A JPS60223550A (ja) 1984-04-21 1984-04-21 屋根トラスの架設方法

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JP59080650A JPS60223550A (ja) 1984-04-21 1984-04-21 屋根トラスの架設方法

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JPS60223550A JPS60223550A (ja) 1985-11-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2808448B2 (ja) * 1989-05-12 1998-10-08 株式会社竹中工務店 屋根の施工方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58153846A (ja) * 1982-03-09 1983-09-13 株式会社巴組鐵工所 トラス屋根構造物の免振式建方工法およびその装置

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