JPH0423331A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH0423331A
JPH0423331A JP2123443A JP12344390A JPH0423331A JP H0423331 A JPH0423331 A JP H0423331A JP 2123443 A JP2123443 A JP 2123443A JP 12344390 A JP12344390 A JP 12344390A JP H0423331 A JPH0423331 A JP H0423331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
insulating film
region
gate insulating
ccd
Prior art date
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Pending
Application number
JP2123443A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Yamada
隆博 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0423331A publication Critical patent/JPH0423331A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は ダイナミックレンジ特性(最大電荷転送量特
性)を損なうことなく、ゲート絶縁膜を微細化(スケー
リング)したCCDを実現する半導体装置の構造に関す
るものであム 従来の技術 民生用ビデオカメラに使用されている固体撮像素子の信
号電荷転送回路として、もっとも利用されている埋め込
みチャネル型CCD (参考文献:C,H,シークイン
 (Sequin)  &  M、F、  トン7°セ
フト (’Tompsett)、′チャージゝ トラン
スファー テゝへ”イス (Charge  Tran
sfer  Deyice)’、  アカテ゛ミフク 
ブレス (Academic  Press)  19
75)は 第3図に示すようにp基板301の上部に形
成されたn領域302と、厚さToxのゲート酸化膜(
通常は約1000人のSiC2)303の上に形成され
た第1層のポリシリコン・ゲート電極304と、ゲ・−
ト酸化膜(Si02)  305を隔てて形成された第
2層のポリシリコン・ゲート電極306とで構成される
ものが代表的であム 第3図のA−A”断面に沿った熱平衡状態(全ての電圧
を印加していない時の熱平衡状態)のエネルギー・バン
ド図を第4図(a)に示す。第3図のCCDの主動作状
態でit  n領域301に対して正の電圧(15〜2
0v)がn領域302に印加されるので、エネルギー・
バンド図は第4図(b)に示すようになム この時、ポ
リシリコン・ゲート電極の電圧はOvであム このゲー
ト電極の電圧が正方向に増せば信号電荷の蓄積状態とな
り、負方向に増せば信号電荷の非蓄積状態となる。
な抵 ゲート酸化膜(SiO2)の両端に高電圧が印加
されると、埋め込みチャネル型CCDの場合は酸化膜内
に負電荷(電子)が発生したり注入されたりすることで
特性変化の原因となることがあも これは 第4図(b
)の点線で示すように ゲート酸化膜中の電子がゲート
酸化膜のエネルギー・バンドを変形することに由来する
力交 膜厚Toxが厚い場合は大きな問題にはならな(
ちこうした現在のCCDの技術背景とは別に 将来のハ
イビジョン時代の撮像機器に必要となる200万画素の
CCDともなると、半導体メモリのDRAMと同様に 
スケーリング(微細化)の適用が不可欠となる。とりわ
(す、ゲート絶縁膜厚の微細化ζよ 第5図の計算結果
(絶縁膜の厚さdが1000人と500人の時の最大転
送電荷量N sigとゲート電極の電圧Vgの関係)に
示すよう&ミ 同じダイナミック・レンジを取り扱うの
に絶縁膜厚の小さい方がゲート電極に印加する駆動パル
スの振幅は小さ(て済収 低電圧化に有利であることが
わかる。
発明が解決しようとする課題 ところ力丈 薄いゲート酸化膜(Sin2)では第4図
(c)に示すようE、5102膜中で発生する負電荷(
電子)がn−5i=SiO2界面の電界を強取 その結
果として正孔のFowler−Nordheim トン
ネル電流(キャリアがトンネル効果でゲート酸化膜に注
入した後、ゲート酸化膜中を電界に従って流れることに
より生じる電流)を増加させ、CODの正常動作を阻害
してしまう。このた数 第5図で示された500人相当
の薄いSiO2は使用することができなt〜 一人 スケーリング・ドライバーであるDRAMなどで
は薄いSiO2より絶縁破壊特性が優れている○NO膜
(S i Oa/S i 3N4/S i xNyoz
構成の三層膜)が使用されている。
そこで、第4図(C)の500人の薄い5iOaと等価
な膜厚のONO膜に置き換えた場合の熱平衡状態(電圧
は印加していない時の熱平衡状態)のエネルギー・バン
ド図を第6図(a)に示す。
CCDが主動作状態にあり、しかもゲート電極の印加電
圧がOvの場合のエネルギー・バンド図を第6図(b)
に示す。
第6図(b)に示すように n形シリコン側から下部S
iO2膜601へ直接トンネリング(キャリアがゲート
酸化膜を突き抜けるようなトンネル効果現象)により注
入された正孔1&5isN4膜中をPoole−Fre
nkel電流(窒化膜の伝導帯または価電子帯のキャリ
アがトラップ準位との間を往来しながら電界に従って流
れる電流)となって流れ 薄い上部5i02膜603を
直接トンネリングでゲート電極604側へ抜けも この
結果 n形シリコンの表面はよりn形になろうとするた
ム ゲート電極604の電圧を負方向に変化させてもシ
リコン側からゲート電極へ正孔が大量に流れて行くだけ
であり、蓄積状態から非蓄積状態へは変化させることが
できな(−こうした現象のためへ ただ単に薄いONO
膜をゲート絶縁膜として採用するだけではCCDの最大
転送電荷量が減少してしまう。
本発明はこの様な課題に注目し 最大転送電荷量(ダイ
ナミック性能)を損なう事なく、 CCDに適した薄い
ゲート絶縁膜を用いた埋め込みチャネル型CCD構造の
半導体装置の提供を目的とする。
課題を解決するための手段 本発明(友 上記目的を達成するためへ 電荷転送領域
となるシリコン上部のn型領域の表面番−窒化膜にn型
不純物原子をドーピングした薄いONO膜をゲート絶縁
膜として用いた埋め込みチャネル形CCD構造の半導体
装置である。
作用 本発明は 前記した構造により、CCDの主要特性の最
大転送電荷量に悪影響を与えずに 薄いゲート絶縁膜と
して窒化膜にn型不純物原子をドーピングしたONO膜
を採用することで、窒化膜のエネルギー・バンド構造を
埋め込みチャネル型CCDに適した象で変形することが
可能になり、CCDのシリコン表面のゲート絶縁膜をス
ケーリングすることが可能になる。
実施例 以下に本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は 本発明の実施例の半導体装置の構造を示すも
のである。図から判るようににp基板101の上部に形
成されたn領域102と、 n領域102の上部表面に
形成されたゲート絶縁膜となる厚さT onoのONO
膜103と、ONO膜103の上に形成された第1層の
ポリシリコン・ゲート電極104と、酸化膜(SiO2
)またはON○膜105を隔てて形成された第2層のポ
リシリコン・ゲート電極106とで構成されも 構造上
の特徴はONO膜103の5isN4にn型不純物原子
(本実施例ではフッ素)をドーピングしていることであ
ム 製造方法的に?1oNo膜の下部5iC1aは熱酸化に
より300人程変形成し 続いてNH3ガスを用いたプ
ラズマCVDで5isN−を400人程変形成すべき工
程で窒化反応の増速および窒化膜の拡散の促進のために
CF4.SF6.NF3を添加すると、5ixNyFz
が形成される。その後、5ixNyFzを熱酸化して5
0〜70人程度の変形Six’Ny’Fz○Wを形成す
も 第1図のA−A’ 断面に沿った熱平衡状態(全での電
圧を印加していない時の熱平衡状態)のエネルギー・バ
ンド図を第2図(a)に示す。第1図のCCDの主動作
状態で(よ n領域101に対して正の電圧(15〜2
0■)がn領域102に印加されるので、エネルギー・
バンド図は第2図(b)に示すようになム この時、ポ
リシリコン・ゲート電極の電圧はOvである。フッ素が
添加された窒化膜201のエネルギー・バンドが価電子
帯側へ移動するたJan領域102の表面の価電子帯の
正孔に対しては障壁にな4 従って、n領域から5i0
2膜202に注入される正孔は存在しな(Xo  従っ
て、厚いゲート酸化膜の場合と同様へ ゲート電極の電
圧を正方向に増せば信号電荷の蓄積状態となり、負方向
に増せば信号電荷の非蓄積状態となる。
な抵 本実施例では窒化膜にドーピングする不純物原子
としてフッ素を用いたが窒化膜のエネルギー・バンドを
価電子帯側に移動させることができる原子であればフッ
素を用いた本実施例と同等な効果が期待できることは勿
論である。
発明の効果 本発明によれば 電荷転送領域の動作性能である最大転
送電荷量に悪影響を与えずに薄いゲート絶縁膜として○
NO膜を採用することが可能になるたVxCCDのシリ
コン表面のゲート絶縁膜をスケーリングすることが可能
になる。この結果CCDの絶縁膜がより薄くなると共に
転送パルスの振幅も小さくなり、高画素化のための設計
指針であるスケーリングから帰結される電源電圧の低減
も可能になり、本発明がもたらす実用的な効果は極めて
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のCCD型半導体装置の構造
を示す断面医 第2図は第1図の実施例のA−A’ 断
面に沿うエネルギー・バンド図 第3図は従来のCCD
型半導体装置の構造を示す断面医 第4図は第3図の従
来例のA−A’断面に沿うエネルギー・バンド図 第5
図は絶縁膜の厚さの大小がゲート電圧と最大転送電荷量
の関係に及ぼす影響を計算した結果を示すグラフ、第6
図は薄い酸化膜と等価なON○膜を用いた場合の第3図
の従来例のA−A’ 断面に沿うエネルギー・バンド図
を示す。 p基板・・・101、301、 n領域・・・102、
302、ゲート絶縁膜・・・103、104、303.
304、窒化膜・・・201、602、下部酸化膜・・
・202、601、上部酸化膜・・・203、603、
第1層ポリシリコン・ゲート電極・・・104.304
、第2層ポリシリコン・ゲー ト電極・・・106.3
06゜ 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 IO! 第 図 (山) 第 図 第 図 第 図 f)−3L (C) 札−3L fall−3i ヒーーーー 2p T#X 第 図 (^)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  第1導電型の第1の半導体領域と、前記第1の半導体
    領域の上部に形成された第2導電型の第2の半導体領域
    と、前記第2の半導体領域の表面に形成されたゲート絶
    縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極を
    主な構成要素として有し、しかも前記ゲート絶縁膜が第
    2導電型の不純物原子Eを窒化膜にドーピングしたON
    O(SiO_2/SixNyEz/Six′Ny′Ez
    ′Ow)構造のゲート絶縁膜であることを特徴とする半
    導体装置
JP2123443A 1990-05-14 1990-05-14 半導体装置 Pending JPH0423331A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2123443A JPH0423331A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 半導体装置

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JPH0423331A true JPH0423331A (ja) 1992-01-27

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