JPH0330439A - 電荷転送素子およびその製造方法 - Google Patents

電荷転送素子およびその製造方法

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JPH0330439A
JPH0330439A JP16592989A JP16592989A JPH0330439A JP H0330439 A JPH0330439 A JP H0330439A JP 16592989 A JP16592989 A JP 16592989A JP 16592989 A JP16592989 A JP 16592989A JP H0330439 A JPH0330439 A JP H0330439A
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silicon nitride
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Hiroyuki Okada
裕幸 岡田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、固体撮像素子や、メモリー素子、遅延素子と
して用いられる電荷転送素子(以下、CODと略記)に
関し、特に、高い絶縁耐圧を保ちつつ、転送電荷容量を
増大したCCDに関するものである。
従来の技術 CCDは、2層もしくは3層のポリシリコンゲートを用
いて、埋め込み型のn型転送チャンネルを制御する構造
である。すなわち、電荷を連続したチャンネル中で転送
するために、通常、ゲート電極は3値の電圧φH2φ城
、φL03段階に設定制御される。
大きな転送容量と転送効率を得るために、固体撮像素子
などでは、通常、φHをIOV以上、φ補をOV近傍、
φLを一5v以下に設定している。
従って、隣接したゲート間には15Vから20V以上の
電圧が印加されるため、絶縁耐圧を維持するためにゲー
ト間の絶縁膜であるポリシリコン層の表面熱酸化による
シリコン酸化膜は150OA以上の厚さが必要である。
従って、転送ゲートの絶縁膜であるシリコン酸化膜(以
下、他との区別のため、ポリシリコン酸化膜と称す)も
、ポリシリコン酸化膜と同工程でシリコン基板上に形成
されるから100OA以上の厚さになる。
CCDの転送容量Ceffは、ゲート絶縁膜容量COX
とチャンネル部の容量Cchanを用いて1=」−+1 Coff      Cox     Cchanで表
わされるから、シリコン酸化膜が太き(てCOXが小さ
(なると、Ceffも小さ(なる。
転送容量を大きくするには% CChanが一定であれ
ばC0,Cを太き(する必要があり、一定面積内でCo
xを太き(するには絶縁膜厚を薄(しなければならない
発明が解決しようとする課題 COXを薄くすると、通常のポリシリコン酸化膜ではポ
リシリコンゲート間の絶縁耐圧が低(なってしまう。従
って、絶縁耐圧を向上させる必要があり、そのためには
、絶縁膜をポリシリコン酸化膜単独では無く、シリコン
酸化膜、シリコン窒化膜およびこのシリコン窒化膜を熱
酸化して形成するシリコン酸化膜の3層構造(いわゆる
ONO膜)にするのが有利である。ポリシリコン酸化膜
では、不純物をドープしたポリシリコンを熱酸化するた
め、膜厚が不均一になって耐圧が劣下するが、このポリ
シリコン酸化膜にシリコン窒化膜を化学気相成長(CV
D)で蒸着することにより、均一な絶縁膜が形成され、
耐圧が向上する。シリコン窒化膜は、誘電率がシリコン
酸化膜に比べて約2倍あり、耐圧を向上させるために膜
厚を厚くしても、COXの増加はシリコン酸化膜の半分
に抑えられる。従って、第3図に示すように、CCD転
送ゲート領域全面に、0NOIIを形成してCCD転送
電荷容量を増す方法が検討されている。シリコン窒化膜
は、熱酸化しても、上部に形成されるシリコン酸化膜は
薄いので、第1層ポリシリコシゲート電極と第2層以降
のポリシリコンゲート電極との間のシリコン酸化膜を厚
く形成し、ポリシリコンゲート電極間の絶縁耐圧を高く
保持することが可能である。CCDは、通常、埋め込み
型の転送チャンネルを用いるので、0NOl*を採用し
て、界面順位が増加してもCCD転送特性には殆ど影響
がない。しかし、この第3図の従来例のように、第1層
CCDゲート絶縁膜からONO+lを採用した場合、同
時に形成する周辺回路トランジスタのゲート絶縁膜もO
NO膜で形成される。
周辺回路は、CODとは異なり、表面チャンネルMOS
トランジスタが利用されるため、○N。
膜特有の界面順位や絶縁膜中のトラップ準位が増加し、
素子特性を劣下する。従って、第1層ポリシリコンゲー
ト絶縁膜からONO膜を採用するのは素子特性の向上の
面から問題がある。また、CCD l::o N O膜
を採用する場合は、シリコン窒化膜は可視光領域の透過
率を減少させるため、フォトダイオード領域のシリコン
窒化膜を除去する必要があり、また、第2層以降のゲー
ト絶縁膜のシリコン窒化膜を残さなければならないため
、新規のフォトマスクを用いて、フォトダイオード領域
のシリコン窒化膜をエツチング除去しなければならない
という問題もある。
課題を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、第1層ゲート絶
縁膜には薄くても必要な絶縁耐圧が得られるシリコン酸
化膜を採用してCCD第1層転送ゲートおよび周辺回路
のMOSトランジスタを形成し、第2層以降のCCD転
送ゲート絶縁膜にはONO膜を採用して、第1層ポリシ
リコンゲートと第2層以降のポリシリコンゲートとの間
の絶縁膜の絶縁耐圧を保持して、薄いゲート絶縁膜でC
CD容量を増大させるものである。固体撮像素子などの
場合は、フォトダイオードの部分のシリコン窒化膜を第
2ポリシリコンゲートのエツチング時に同時にエツチン
グ除去し、第2層以降のポリシリコンゲート電極下部以
外の領域にはシリコン窒化膜は存在しない。
作用 第1層の絶縁膜に薄いシリコン酸化膜を採用することに
より、絶縁耐圧の高い結晶シリコンの熱酸化膜であるか
ら、従来のポリシリコン酸化膜の約半分の膜厚でも、必
要な絶縁耐圧25〜30Vが得られ、周辺回路も結晶シ
リコン酸化膜でゲート絶縁膜を形成するため、界面順位
やトラップ順位も増加せず、良好なトランジスタ特性が
得られる。第2層以降のゲート絶縁膜にONO膜を採用
して実効酸化膜厚を第1層のシリコン酸化膜と同じ膜厚
にすることにより、絶縁耐圧は従来と同様の値が得られ
、CODの転送電荷容量は従来に比較して約2倍になる
。ONO膜のシリコン窒化膜は、撮像素子としてのCC
Dの場合には、可視光の透過率を減少させないために、
フォトダイオードの領域をエッチオフする必要があるが
、第2層ポリシリコンゲート下部以外の領域は、第3図
の従来例とは異なり、第2層以降のポリシリコンゲート
電極のエッチ時に同時に下地のシリコン窒化膜をエツチ
ング除去すればよいから、シリコン窒化膜エツチングの
ために新しくフォトマスクを必要としない。
実施例 第1図に本発明の一実施例のCCD転送トランジスタの
断面図を示す。第1層ゲート絶縁1111は第2図の従
来例のゲート絶縁11511の厚さ1000Aに比べて
約半分の500Aで形成する。この絶縁1111は結晶
シリコンの熱酸化膜であるからシリコン基板のn型CC
Dチャンネル領域2との間の絶縁耐圧は充分確保できる
。次に、界面順位を低く保つために、第2層のCCD領
域および第1層ポリシリコンゲートの表面を、結晶シリ
コン上で約30OAの酸化膜厚さになるように、熱酸化
する。この時、ポリシリコン上では800Aの熱酸化膜
3が成長するが、滑らかな酸化膜ではないため、この膜
単独では25V以上の必要とされる絶縁耐圧は得られな
い。次にこの熱酸化膜の上部にCVDでシリコン窒化膜
4を厚さ400A形成する。このシリコン窒化膜4は、
誘電率がシリコン酸化膜に比べて約2倍なので、誘電体
としてのシリコン酸化膜に換算すると、実効酸化膜厚で
200Aのものと同等になり、第2CCDゲート領域の
実効酸化膜厚は約50OAになって、第2CCDゲート
領域の膜厚と等しくなる。
第1層ポリシリコンゲート電極5と第2層ポリシリコン
電極6との間は、熱酸化膜3の800Aとシリコン窒化
111i4の400Aとがあるため、必要とされる30
V以上の絶縁耐圧が得られる。
周辺回路は第1層ポリシリコンゲート5と同じ工程で形
成されるため、素子特性は第2図の従来例のもの以上の
結果が得られる。
シリコン窒化膜4は、第2層ポリシリコンゲート電極6
のエツチング時に同時にセルファラインでエツチング除
去するため、第2層ポリシリコンゲート電極6の下部以
外には存在せず、固体撮像素子でも、フォトダイオード
の光電変換の素子特性に影響を与えない。
発明の効果 本発明により、絶縁耐圧を従来と同様に保ちながら、C
CDの転送電荷容量を約2倍に増大し、かつ、周辺回路
の特性も従来以上に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である第2層CCDゲートに
ONO膜を用いた2層ポリシリコンゲート駆動のCOD
の断面図、第2図は従来例の−っであるシリコン酸化膜
だけでゲート絶縁膜を形成した2層ポリシリコンゲート
駆動のCCDの断面図、第3図は従来例の一つである第
1.2層CCDゲートに0NOII!Iを用いた2層ポ
リシリコンゲート駆動のCCDの断面図である。 1・・・・・・第1層ゲート絶縁膜、2・・・・・・n
型CCDチャンネル、3・・・・・・第2層ゲート絶縁
!!(シリコン酸化膜)、4・・・・・・第2層ゲート
絶縁膜(シリコン窒化膜)、5・・・・・・第1層ポリ
シリコンゲート、6・・・・・・第2層ポリシリコンゲ
ート、7・・・・・・p型CCDチャンネル分m領域、
8・・・・・・n型シリコン基板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2層以上の転送ゲート電極構造を有する電荷転送
    素子の第1層の転送ゲート絶縁膜をシリコン酸化膜とな
    し、第2層以上の転送ゲート絶縁膜をシリコン酸化膜、
    シリコン窒化膜およびこのシリコン窒化膜を熱酸化して
    形成したシリコン酸化膜の3層構造となしたことを特徴
    とする電荷転送素子。
  2. (2)第2層以上の転送ゲート絶縁膜のうち、シリコン
    窒化膜を、第2層以上のゲートのエッチング時に同時に
    セルフアラインでエッチングして、同ゲート電極直下の
    領域にのみ、同シリコン窒化膜を存在させた請求項1記
    載の電荷転送素子。
  3. (3)第2層以上の転送ゲート絶縁膜にシリコン酸化膜
    、シリコン窒化膜および同シリコン窒化膜を熱酸化して
    形成するシリコン酸化膜の3層構造を有する電荷転送素
    子の製造の際に、前記シリコン窒化膜のゲートエッチン
    グ時に、同時にセルフアラインでエッチング除去するこ
    とを特徴とする電荷転送素子の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6448592B1 (en) * 1996-09-10 2002-09-10 Koninklijke Philips Electronics N.V. Charge coupled device, and method of manufacturing such a device
JP2006261229A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Fuji Photo Film Co Ltd 固体撮像素子およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6448592B1 (en) * 1996-09-10 2002-09-10 Koninklijke Philips Electronics N.V. Charge coupled device, and method of manufacturing such a device
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