JPH0423258Y2 - - Google Patents

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JPH0423258Y2
JPH0423258Y2 JP1986001668U JP166886U JPH0423258Y2 JP H0423258 Y2 JPH0423258 Y2 JP H0423258Y2 JP 1986001668 U JP1986001668 U JP 1986001668U JP 166886 U JP166886 U JP 166886U JP H0423258 Y2 JPH0423258 Y2 JP H0423258Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車などの計器盤をはじめとして
テレビジヨン受像機など各種の表示装置として近
来多く使用されている液晶表示装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来この種の液晶表示装置としては、第7図に
示すようなものがあり、図中で符号1で示す液晶
セルの背面側には透過反射板2(以下透反板と略
称する)が設けられていて、それにより前記液晶
セル1の前面からの外光を反射すると共に、背面
側に設けられた照明装置6の光を透過して視認性
を高めるものである。尚、このほかにも偏光板な
どが該液晶表示装置には設けられているが、いた
ずらに説明及び図面が複雑化するのを避けるため
にここでの説明は省略する。また前記液晶セル1
と前記透反板2の中間の位置、即ち、前記透反板
2の表面側に色彩を持つ印刷インキで色印刷3を
行つたり、或いはカラーフイルタ4などを設ける
ことで、該液晶表示装置はカラー表示を行うもの
とすることができる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の液晶表示装置において
は、その使用している液晶セルが本来持つ性質の
ために、所謂ハーフトーン表示を簡単な駆動方法
で実施することは不可能に近いものであり、その
ために通常のカラーでない表示の場合において、
例えば前記液晶セルに複数の表示項目が含まれて
いて、それを表示の重要度にしたがつて表示の明
かるさに差を設けて注目度に差を生じさせる等の
手段を講じようとするときには、例えば前記液晶
セルの表面、或いは透反板の表面に、ニユートラ
ルフイルタを挿入することで対処することは可能
であるが、この場合には前記ニユートラルフイル
タを挿入した部分が全般的に暗くなり、表示面に
班模様を生じて、甚だしく表示品位を損う問題点
を生ずるものであつた。また上記した問題点を避
けるために前記ニユートラルフイルタを用いない
ときには当然に上記の効果、即ち明かるさの差は
設けられないので、重要な表示ほど表示装置の中
心に配設して注目度を高めなければならず、その
ためにデザイン面に大きな制約を受ける問題点を
生ずるものであつた。前記液晶表示装置が、カラ
ー表示のものであるときには、問題は更に複雑で
あり、例えば前記透反板に色印刷を行つた例で説
明すると、多色の色彩を用いて印刷を行つたとき
には、それを観察する人間の目には視感度特性が
あり同一の明かるさと判断しないものであり、例
えば緑色に対しては明るく感じ、青色には同じ明
かるさでも暗く感ずる現象があり。この現象など
によつて、表示面を班模様に感ずる度合いは益々
に強調されて、表示の品位を損う度合いも益々に
強くなる問題点を生ずるものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記した問題点を解決するための具
体的な手段として、カラー表示でない液晶表示装
置に対しては液晶セルとこの液晶セルの背面側に
位置する透過反射板と前記液晶セルに表示を行わ
せるときに前記透過反射板の背面側から光を照射
する照明装置とからなる液晶表示装置において、
前記液晶セルに設けられている表示パターンの表
示の目的に応じて、前記表示パターンに対応する
場所の前記透過反射板の背面側には、無彩色で比
較的に暗色をもつて印刷フイルター部が設けられ
ていることを特徴とする液晶表示装置を提供し、
カラー表示の液晶表示装置には透過反射板の表面
側に色印刷、或いは、カラーフイルタが設けられ
てカラー表示とされている液晶表示装置におい
て、前記色印刷、或いは、カラーフイルタの設け
られた前記透過反射板の背面側には、前記色印
刷、或いはカラーフイルタに対応する無彩色で比
較的に暗色をもつて印刷フイルター部が設けられ
ていることを特徴とする液晶表示装置を提供する
ことで前記した従来の問題点を解決するものであ
る。
[実施例] つぎに、本考案を図に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。なお、理解を容易にするために従
来例と同じ部分には同じ符号を付けて説明する。
第1図に符号1で示すものは液晶セルであり、そ
の背面側には従来例で説明したのと同様に透反板
2が設けられていて、図示しない自動車などの本
体スイツチの投入に連動して前記照明装置6が点
灯するようになつている。第2図は前記液晶セル
1に設けられた表示パターンを示すもので、ここ
では一例として自動車用計器の例で示してある。
該計器には走行速度を表示する速度計部1a、エ
ンジンの回転数を表示する回転計部1b、燃料タ
ンク中のガソリンの量を示す燃料計部1c、エン
ジン冷却水の温度を表示する温度計部1dが同体
に設けられている。このように同一の計器盤面上
に複数の計器が設けられているときには、その表
示の内容の重要度に差があるのは当然であり、そ
の重要度に従つて注目度に差を設けて置くことが
好ましい。この場合で述べれば、一般的に速度計
部1a、回転計部1bは走行中は常時に注視する
ことが望ましく、これに比較すれば燃料計部1c
を確認するのは極めて少ない回数で充分であり、
温度計部1dも比較的に緩やかな動作なものであ
るので、それ程に頻繁な監視は必要がない、即
ち、燃料計部1cと温度計部1dは一段と低い注
目度のもので充分である。以上の結論に従つて本
考案では、第1図、第3図に示すように透反板2
の注目度を低くしたい計器部の背面側には印刷イ
ンキなどで印刷フイルター部5が設けられてい
る、前記印刷フイルター部を形成するインキは無
彩色のものであり、その濃度は目的に応じて自由
に調整されるものである。このように印刷フイル
ター部を設けることで照明装置6からの光は前記
印刷フイルター部を通過することで規定の量だけ
減衰され、その夫々の計器部の明かるさをコント
ロールして従来例で説明したような表示面に班模
様を生じることなく明かるさによる注目度の差を
与える効果を生じさせる。
第4図、第5図はカラー表示の液晶表示装置
に、本考案を実施する例であり、前記透反板2の
表面側には3a〜3eで示した色印刷が行なわれ
ている。説明をより具体的にするために、この印
刷された色は、色印刷3aが赤色であり、以下同
様に3bがオレンジ色、3cが黄色、3dが緑
色、3eが青色であるとする、このような表示は
自動車のエアコン装置の操作部に使用されている
ものであり室温を設定する目安とされていて、前
記色印刷3a〜3eに対応して前記液晶セル1に
設けられたセグメントR,O,Y,G,Bのいず
れかが透過して設定された温度のカラー表示を行
うものである。このときに前記透反板2の背面に
は前記色印刷3a〜3eに対応する位置に無彩色
の印刷フイルター部5a〜5eが設けられてい
て、その濃度は第6図に示したように視感度を補
正するものとなつている。此のようにすること
で、全ての色は同じ明かるさのものとして表示す
ることが可能となる。以上に説明したことは、カ
ラーフイルタのときもまつたく同様であるので、
再度に渡る説明は省略する。
[考案の効果] 以上、詳細に説明したように、透反板の背面側
に無彩色の、濃度を適宜に調整した、印刷フイル
ター部を適宜の位置に設けたことによつて、カラ
ー表示でない液晶表示装置にあつては、表示面に
班模様を生じることなく注目度の順位を明かるさ
によつて与えることで実用性を高める効果を奏
し、更には、重要な表示を必ずしも中心部に配置
しなくても良くしてデザイン面にも自由度を増す
効果を奏するものである。又、カラー表示の液晶
表示装置においては、上記した効果と共に、視感
度の差により夫々の色彩の明かるさが異なつたも
のと見えて、表示面がより一層に班模様に見える
ことも併せて解決して、ますますに表示の品位を
高める効を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる液晶表示装置を示す略
示的な断面図、第2図は同じく本考案の液晶表示
装置を示す正面図、第3図は透反板に印刷フイル
ター部を設ける例を示す説明図、第4図はカラー
表示の液晶表示装置に本考案を実施する例を示す
略示的な断面図、第5図は同じくカラー表示の液
晶表示装置に本考案を実施する例の正面図、第6
図は印刷フイルター部の濃度差を示すグラフ、第
7図は従来例を示す略示的な断面図である。 1……液晶セル、2……透過反射板、3,3a
〜3e……色印刷、4……カラーフイルタ、5,
5a〜5e……印刷フイルター部、6……照明装
置、R,O,Y,G,B……セグメント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液晶セルとこの液晶セルの背面側に位置する
    透過反射板と前記液晶セルに表示を行わせると
    きに前記透過反射板の背面側から光を照射する
    照明装置とからなる液晶表示装置において、前
    記液晶セルに設けられている表示パターンの表
    示の目的に応じて、前記表示パターンに対応す
    る場所の前記透過反射板の背面側には、無彩色
    で比較的に暗色をもつて印刷フイルター部が設
    けられていることを特徴とする液晶表示装置。 (2) 前記透過反射板の表面側には色印刷、或い
    は、カラーフイルタが設けられてカラー表示と
    されている液晶表示装置において、前記色印
    刷、或いは、カラーフイルタの設けられた前記
    透過反射板の背面側には、前記色印刷、或いは
    カラーフイルタに対応する無彩色で比較的に暗
    色をもつて印刷フイルター部が設けられている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の液晶表示装置。
JP1986001668U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH0423258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986001668U JPH0423258Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986001668U JPH0423258Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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Publication Number Publication Date
JPS62113375U JPS62113375U (ja) 1987-07-18
JPH0423258Y2 true JPH0423258Y2 (ja) 1992-05-29

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JP1986001668U Expired JPH0423258Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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