JP2007052233A - 車両用表示装置 - Google Patents

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武史 原田
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Abstract

【課題】液晶表示装置において、低コストでありながら効果的に強調表示する。
【解決手段】モノクロ表示型の液晶ディスプレイ13Dと、液晶ディスプレイ13Dの背面側に配置され、所定電圧を与えることによって透明色又は拡散作用をもつ不透明色に変化する液晶調光シート13S1と、液晶調光シート13S1の背面側に配置された、透明色の第1導光板13B1及び例えば青色系で発光する第1光源13R1と、液晶ディスプレイ13Dと液晶調光シート13S1とに挟まれるように且つ液晶ディスプレイ13Dの背面側に配置され、常に拡散作用をもつ白濁色である拡散板13K2と、液晶ディスプレイ13Dと液晶調光シート13S1とに挟まれるように且つ拡散板13K2の背面側に配置された、透明色の第2導光板13B2及び例えば赤色系で発光する第2光源13R2と、第1導光板13B1の背面に配置された反射シート13Hと、を含んで構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用表示装置に関し、特に、簡易な構成でバックライトの多色化が可能な車両用表示装置に関する。
近年、例えば、図1に示すような、速度計やエンジン回転計、燃料残量計等のアナログゲージと各種警告情報等を表示する液晶表示部とが組み合わされた、コンビネーションメータが普及している。速度計11及びエンジン回転計12の間に配置された液晶表示部には、走行情報や各種警告情報が表示される。
このような液晶表示部を実現する従来の車両用表示装置の構成は、図10で示すようになっており、その表示イメージは図11で示すようになっている。図10は、従来の車両用表示装置の断面図である。図11は、図10の車両用表示装置による表示イメージを示す図である。
図10に示すように、車両用表示装置9の筐体9Cには、視点から(図中右側から)順に、液晶ディスプレイ9D、拡散板9K、導光板9N及び基板9Pが所定間隔をおいて略並行に配置されている。光源9Lからの光は、導光板9Nに入った後、拡散板9Kで均一化されて、液晶ディスプレイ9Dの背面に入る。これによって、液晶ディスプレイ9D全体がバックライト照明される。また、光源9Lからの光は、拡散板9Kを通過して、液晶ディスプレイ9Dの特定の領域のみが上記所定色とは異なる色で強調照明される。
例えば、イグニッションスイッチがオンされて正常であるときには、図11に示すような現在の水温値やオド/ドリップ値933が液晶ディスプレイ9D上に表示されると共に光源9Lからの光に基づいて液晶ディスプレイ9D全域が均一にバックライト照明される。そして、水温の異常が検出されると、光源9Lが点灯して図11に示すような警告情報931、932が液晶ディスプレイ9Dの背景色とは異なる赤色等で強調表示される。場合によっては、警告情報931、932をより強調するために、光源9Lが点滅されることもある。
なお、上述のような車両用表示装置は、下記特許文献にも記載されている。
特開2003−83775号公報
ところが、上述のように警告情報931、932を目立つ色で表示させたり点滅させたりするだけでは強調表示はまだ不十分であった。より高価な液晶表示装置を用いて、対象となっている警告情報を強調表示したり背景色を変化させたりすることも考えられるが、そうするとコスト高をまねいてしまう。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、高価な液晶表示装置を用いることなく十分な強調表示が可能になる車両用表示装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の液晶表示装置は、モノクロ表示型の液晶ディスプレイと、前記液晶ディスプレイの背面側に配置され、所定の制御信号を与えることによって透明色又は拡散作用をもつ不透明色を任意に選択可能な第1拡散部と、前記第1拡散部の背面側に配置され、第1の色で光輝する透明色の導光板型の第1バックライト部と、前記液晶ディスプレイと前記第1拡散部とに挟まれるように且つ前記液晶ディスプレイの背面側に配置され、常に拡散作用をもつ不透明色である拡散板と、前記液晶ディスプレイと前記第1拡散部とに挟まれるように且つ前記拡散板の背面側に配置され、前記第1の色とは異なる第2の色で光輝する透明色の導光板型の第2バックライト部と、を含むことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、第1拡散部が透明色のときには、液晶ディスプレイのバックライト色として、第1バックライト部の第1の色で表現することができる。一方、第1拡散部が不透明色のときには、第1の色を第1拡散部で遮断して、液晶ディスプレイのバックライト色として、第2バックライト部の第2の色で表現することができる。更に、拡散板によって、第1の色又は第2の色を均一化して液晶ディスプレイの背面に与えることができる。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の液晶表示装置は、請求項1記載の車両用表示装置において、液晶ディスプレイと、前記液晶ディスプレイの背面側に配置され、所定の制御信号を与えることによって透明色又は拡散作用をもつ不透明色を任意に選択可能な第1拡散部と、前記第1拡散部の背面側に配置され、第1の色で光輝する透明色の導光板型の第1バックライト部と、前記拡散板に替えて、所定の制御信号を与えることによって透明色又は拡散作用をもつ不透明色を任意に選択可能な第2拡散部と、前記液晶ディスプレイと前記第1拡散部とに挟まれるように且つ前記第2拡散部の背面側に配置され、前記第1の色とは異なる第2の色で光輝する透明色の導光板型の第2バックライト部と、を含むことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、第1拡散部が透明色のときには、液晶ディスプレイのバックライト色として、第1バックライト部の第1の色で表現することができる。一方、第1拡散部が不透明色のときには、第1の色を第1拡散部で遮断して、液晶ディスプレイのバックライト色として、第2バックライト部の第2の色で表現することができる。また、第2拡散部を不透明色にすることによって、第1の色又は第2の色を均一化して液晶ディスプレイの背面に与えることができる。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の液晶表示装置は、請求項1又は請求項2記載の車両用表示装置において、前記第1拡散部の広さと前記拡散板又は前記第2拡散部との広さが異なる、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、第1拡散部の広さと拡散板又は第2拡散部との広さが異なるので、多用な多色表現や強調表現が可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の液晶表示装置は、請求項1又は請求項2記載の車両用表示装置において、前記第1バックライト部の広さと前記第2バックライト部との広さが異なる、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、第1バックライト部の広さと第2バックライト部との広さが異なるので、多用な多色表現や強調表現が可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項5記載の液晶表示装置は、請求項1又は請求項2記載の車両用表示装置において、前記第1拡散部及び前記第2バックライト部は一体化されて、前記第1バックライト部の領域上を移動可能である、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、第1拡散部及び第2バックライト部は一体化されて、第1バックライト部の領域上を移動可能であるので、更に多用な多色表現や強調表現が可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項6記載の液晶表示装置は、請求項1又は請求項2記載の車両用表示装置において、前記第1拡散部及び/又は前記第2拡散部は、前記制御信号としての印加電圧の値に応じて特定領域のみが前記透明色又は前記不透明色になる液晶調光シートである、ことを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、第1拡散部及び/又は第2拡散部は、制御信号としての印加電圧の値に応じて特定領域のみが透明色又は不透明色になる液晶調光シートであるので、特定の表示情報の強調表現に有効になる。
請求項1記載の発明によれば、第1拡散部が透明色のときには、液晶ディスプレイのバックライト色として、第1バックライト部の第1の色で表現することができる。一方、第1拡散部が不透明色のときには、第1の色を第1拡散部で遮断して、液晶ディスプレイのバックライト色として、第2バックライト部の第2の色で表現することができる。更に、拡散板によって、第1の色又は第2の色を均一化して液晶ディスプレイの背面に与えることができる。よって、簡易な構成でありながら、輝度ムラの少ないバックライトの多色化を実現することができる。したがって、高価な液晶表示装置を用いることなく十分な強調表示が可能になる。
請求項2記載の発明によれば、第1拡散部が透明色のときには、液晶ディスプレイのバックライト色として、第1バックライト部の第1の色で表現することができる。一方、第1拡散部が不透明色のときには、第1の色を第1拡散部で遮断して、液晶ディスプレイのバックライト色として、第2バックライト部の第2の色で表現することができる。また、第2拡散部を不透明色にすることによって、第1の色又は第2の色を均一化して液晶ディスプレイの背面に与えることができる。したがって、より部品点数の少ない簡単な構成でありながら、輝度ムラの少ないバックライトの多色化を実現することができる。
請求項3記載の発明によれば、第1拡散部の広さと拡散板又は第2拡散部との広さが異なるので、多用な多色表現や強調表現が可能になる。
請求項4記載の発明によれば、第1バックライト部の広さと第2バックライト部との広さが異なるので、多用な多色表現や強調表現が可能になる。
請求項5記載の発明によれば、第1拡散部及び第2バックライト部は一体化されて、第1バックライト部の領域上を移動可能であるので、更に多用な多色表現や強調表現が可能になる。
請求項6記載の発明によれば、第1拡散部及び/又は第2拡散部は、制御信号としての印加電圧の値に応じて特定領域のみが透明色又は不透明色になる液晶調光シートであるので、特定の表示情報の強調表現に有効になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、図1及び図2を用いて、本発明の各実施形態に共通する外観及び電気的構成について説明する。図1は、本発明の各実施形態に係る車両用表示装置を含むコンビネーションメータの外観を示す正面図である。図2は、本発明の各実施形態の車両用表示装置に係る電気的構成を示すブロック図である。なお、本発明は、コンビネーションメータを例示しつつ説明するが、本発明はこのメータに限定されるものではない。
図1に示すように、コンビネーションメータ10は、正面からみると、速度計11及びエンジン回転計12の間にワーニング表示部を実現する車両用表示装置13が配置され、更に、速度計11及びエンジン回転計12の両側には、燃料計17及び水温計18がそれぞれ配置されている。また、車両用表示装置13の左右上方には、ウインカ部15、16が配置されている。そして、これらの部分をくり抜くようにして、車両用表示装置13の正面を覆う黒色系の見返し14が取り付けられている。なお、これら速度計11、エンジン回転計12、燃料計17、水温計18及び車両用表示装置13の配置例は、発明を限定するものではない。また、この種のコンビネーションメータには、表ガラス、ケース、電子部品、裏カバー等も含まれるが、ここでは省略している。
速度計11、エンジン回転計12、燃料計17及び水温計18は周知のように、図示しないムーブメントに回転される指針113、123、173及び183によって、各計測値を表示する。ウインカ部15、16は、ウインカレバー操作に応じて点滅する。
車両用表示装置13には、例えば、走行情報やブレーキ警告等の警告情報が表示される他、他の警告情報にも切替表示可能になっている。より詳しくは、正面からみると矩形の車両用表示装置13には、例えば、上から順に、警告シンボル131、警告文字132及び累積走行距離133が表示される。警告シンボル131及び警告文字132は、オイル漏れやバッテリ異常、シートベルトリマインダ等を示す文字やシンボル等のような他種の警告文字やシンボルに切り替え表示可能であり、累積走行距離133は常時表示される。
警告シンボル131及び警告文字132は、例えば、パーキングブレーキが引かれた状態であるときに、その旨を警告するための情報として表示される。累積走行距離133を含めて、残燃料警告シンボル131及び残燃料警告文字132等の車両用表示装置13の表示形式はモノクロであるが、背景色は多色に切り替え可能になっている。また、場合によっては、車両用表示装置13上の表示領域134a及び表示領域134bの背景色が他色で強調表示されることもある。これらを実現する構成については各実施形態で後述する。
なお、累積走行距離133は、周知のように、オド(ODO)値又はドリップ(TRIP)値が7セグメントの数字で表現される。累積走行距離133の表示領域は基本的に背景色と同色である。
図2に示すように、マイクロコンピュータを含んで構成される制御部CNTは、本車両用表示装置13の制御を司り、イグニッションスイッチIGN、車載バッテリBT及びパーキングブレーキセンサをはじめとするセンサ群Sからのセンサ信号を受信可能になっている。例えば、センサ群Sからのセンサ信号に基づき異常を検出すると、制御部CNTは液晶ディスプレイ13Dにその旨を表示させる。
制御部CNTはまた、液晶ディスプレイ13D、バックライト光源13R、液晶調光シート13S及びモータ13Mにもそれぞれの駆動回路(不図示)を介して接続されている。液晶ディスプレイ13Dは、例えば、モノクロ表示型の周知のデバイスであり、制御部CNTからの指令に応答して、ブレーキ異常、オイル漏れやバッテリ異常、シートベルトリマインダ等を示す文字やシンボル等のような警告シンボルや警告文字を切替表示すると共に、累積走行距離を常時表示する。バックライト光源13R(後述の13R1、13R2)は、後述のバックライト板に光を供給するもので、発光ダイオードが用いられる。バックライト光源13Rは、制御部CNTからの指令に応答して、点灯又は消灯する。
液晶調光シート13Sは、偏光板に挟まれた液晶セルを含み、印加電圧の値に応じて透明色不透明色になる周知のデバイスである。そして、印加電圧の値によって変化する液晶の配列に基づいて白濁又は透明色の板になる。なお、白濁時には、樹脂製の拡散板と同様の拡散作用をもつ。液晶調光シート13Sへの印加電圧は、制御部CNTからの指令に基づいて供給される。モータ13Mは、制御部CNTからの指令に基づいて回転して、後述のサブザセンブル化された調光シート及び導光板をスライドさせる。
続いて、各本発明の車両用表示装置の各実施形態に係る主要構成及びその作用効果について以下に説明する。
[第1実施形態]
図3は、本発明の車両用表示装置の第1実施形態に係る主要構成を示す図である。なお、図3は、側面図に対応するものである。図4(A)及び図4(B)はそれぞれ、図3における調光シートが透明色のとき及び不透明色のときの作用を示す図である。
図3に示すように、第1実施形態の車両用表示装置1は、モノクロ表示型の液晶ディスプレイ13Dと、液晶ディスプレイ13Dの背面側に配置され、所定電圧を与えることによって透明色又は拡散作用をもつ不透明色に変化する液晶調光シート13S1(請求項1の第1拡散部)と、液晶調光シート13S1の背面側に配置された、透明色の第1導光板13B1及び例えば青色系で発光する第1光源13R1(請求項1の第1バックライト部)と、液晶ディスプレイ13Dと液晶調光シート13S1とに挟まれるように且つ液晶ディスプレイ13Dの背面側に配置され、常に拡散作用をもつ白濁色である拡散板13K2と、液晶ディスプレイ13Dと液晶調光シート13S1とに挟まれるように且つ拡散板13K2の背面側に配置された、透明色の第2導光板13B2及び例えば赤色系で発光する第2光源13R2(請求項1の第2バックライト部)と、第1導光板13B1の背面に配置された反射シート13Hと、を含んで構成される。
なお、各導光板13B1、13B2、シート13S1、拡散板13K2及び反射シート13Hは共に、液晶ディスプレイ13Dと同等の例えば矩形状の平面形状をしている。また、導光板13B1、13B2、シート13S1、拡散板13K2及び反射シート13H及び光源13R1、13R2は、図示しない箱形の車両用表示装置1の筐体の内側に固定されている。
図3に示すように、青色系の第1光源13R1からの光R1は、透明色の第1導光板13B1に側面から入光した後、図中上側に反射される。また、赤色系の第2光源13R2からの光R2は、透明色の第2導光板13B2に側面から入光した後、上側に反射される。
このような構成において、制御部CNT(図2)の指令によって印加電圧が調整されて、液晶調光シート13S1が透明色のときには、図4(A)に示すように、第1光源13R1からの光R1は第1導光板13B1に側面から入射した後上側に反射され、液晶調光シート13S1をその大部分が透過し、更に透明色の第2導光板13B2を透過した後、拡散板13K2で拡散及び均一化されて、液晶ディスプレイ13Dの背面に与えられる。したがって、液晶ディスプレイ13Dのバックライト色として、第1光源13R1及び第1導光板13B1に基づく、光R1の色で表現することができる。なお、このとき、第2光源13R2は消灯されているものとする。
一方、制御部CNT(図2)の指令によって印加電圧が調整されて、液晶調光シート13S1が不透明色のときには、図4(B)に示すように、第1光源13R1からの光R1は第1導光板13B1に側面から入光した後上側に反射されるが、液晶調光シート13S1で拡散され、その大部分は液晶調光シート13S1を透過することができない。これに対して、第2光源13R2からの光R2は第2導光板13B2に側面から入射した後上側に反射され、また、一旦下側に抜けた光も再び第2導光板13B2に入射した後上側に反射され、拡散板13K2に入り、拡散板13K2で拡散及び均一化されて、液晶ディスプレイ13Dの背面に与えられる。したがって、液晶ディスプレイ13Dのバックライト色として、第2光源13R2及び第2導光板13B2に基づく、光R2の色で表現することができる。なお、このとき、第1光源13R1は消灯されていてもよい。
このように、第1実施形態によれば、第1光源13R1及び第2光源13R2の光の色を変えておけば、簡易な構成でありながら、輝度ムラの少ないバックライトの多色化を実現することができる。したがって、高価な液晶表示装置を用いることなく十分な強調表示及び高品位感の表現が可能になる。
なお、図5は、上記第1実施形態の変形例を示す図である。図5は、図3と同様の側面方向からみた図である。上記第1実施形態では、第2導光板13B2が第1導光板13B1の全面を覆う形状であったが、この変形例では、図5に示すように、第2導光板13b2を第1導光板13B1よりも狭くしている。これにともない、液晶調光シート13S1も第2導光板13b2と同様に狭くしている。これらの変形によって、液晶ディスプレイ13Dのバックライト色として、第1光源13R1及び第1導光板13B1に基づく、光R1の色をベースとしつつ、部分的に、例えば図1における表示領域134a及び表示領域134bを、第2光源13R2及び第2導光板13b2に基づく光R2の色で表現することができる。他の構成及び作用は、第1実施形態と同様であるので、重複説明は省略する。
また、図6は、上記第1実施形態の他の変形例を示す図である。なお、図6は、図5における第2導光板13b2の直上方向からみた平面図である。すなわち、この変形例では、図5における第2導光板13b2及び液晶調光シート13S1が一体化されて、第1導光板13B1の領域上を移動可能になっている。移動制御手段としては、例えばモータ13Mが用いられる。モータ13Mの回転力は、ギア13G1及び13G2を介して、ラックギア13G3に伝達され、ラックギア13G3及びガイド部13G4にガイドされつつ、第2導光板13b2及び液晶調光シート13S1が第1導光板13B1の領域上を移動する。なお、第2導光板13b2と同時に第2光源13R2も移動する。この移動によって、図1における表示領域134a及び表示領域134bを、異なる色で切り替えて、表示することができる。他の構成及び作用は、第1実施形態と同様であるので、重複説明は省略する。
[第2実施形態]
図7は、本発明の車両用表示装置の第2実施形態に係る主要構成を示す図である。なお、図7は、側面図に対応するものである。図8(A)、図8(B)及び図8(C)はそれぞれ、図7の第2実施形態によって可能な表現に係る作用を示す図である。
図7に示すように、第2実施形態の車両用表示装置2では、第1実施形態の車両用表示装置1の拡散板13K2に替えて、液晶調光シート13S2を配置している。すなわち、第2実施形態の車両用表示装置2では、モノクロ表示型の液晶ディスプレイ13Dと、液晶ディスプレイ13Dの背面側に配置され、所定電圧を与えることによって透明色又は拡散作用をもつ不透明色に変化する液晶調光シート13S1(請求項2の第1拡散部)と、液晶調光シート13S1の背面側に配置された、透明色の第1導光板13B1及び例えば青色系で発光する第1光源13R1(請求項2の第1バックライト部)と、液晶ディスプレイ13Dと液晶調光シート13S1とに挟まれるように且つ液晶ディスプレイ13Dの背面側に配置され、所定電圧を与えることによって透明色又は拡散作用をもつ不透明色に変化する液晶調光シート13S2(請求項2の第2拡散部)と、液晶ディスプレイ13Dと液晶調光シート13S1とに挟まれるように且つ液晶調光シート13S2の背面側に配置された、透明色の第2導光板13b2及び例えば赤色系で発光する第2光源13R2(請求項2の第2バックライト部)と、第1導光板13B1の背面に配置された反射シート13Hと、を含んで構成される。
特に、第2導光板13b2は、第1導光板13B1よりも狭くなっている。また、液晶調光シート13S2は所定電圧を与えることによって、液晶調光シート13S2における特定領域に対して、透明色又は拡散作用をもつ不透明色に変化させることが可能となっている。例えば、液晶調光シート13S2は、第2導光板13b2に対応する第1領域のみ、それ以外の領域である第2領域のみ、全領域(第1領域+第2領域)を、それぞれ透明色又は拡散作用をもつ不透明色に変化させることが可能であるものとする。
なお、導光板13B1、シート13S1、13S2及び反射シート13Hは共に、液晶ディスプレイ13Dと同等の例えば矩形状の平面形状をしている。また、各導光板13B1、13b2、シート13S1、13S2及び反射シート13H及び光源13R1、13R2は、図示しない箱形の車両用表示装置2の筐体の内側に固定されている。
図7に示すように、青色系の第1光源13R1からの光R1は、透明色の第1導光板13B1に側面から入光した後、図中上側に反射される。また、赤色系の第2光源13R2からの光R2は、透明色の第2導光板13b2に側面から入光した後、上側に反射される。
このような構成において、制御部CNT(図2)の指令によって印加電圧が調整されて、液晶調光シート13S2における第2導光板13b2に対応する第1領域のみが不透明色であり、液晶調光シート13S1全体が不透明であるときには、図8(A)に示すように、第1光源13R1からの光R1は第1導光板13B1に側面から入射した後上側に反射されるが、液晶調光シート13S1で拡散される。また、第2光源13R2からの光R2は第2導光板13b2に側面から入射した後上側に反射されるが、液晶調光シート13S2で拡散される。この場合、第2導光板13b2に重なる領域の輝度は、液晶調光シート13S1で大幅に低下するため、第2光源13R2からの光R2に影響を与えることがない。これによって、各光源13R1、13R2の拡散面が異なるため、光源間の輪郭をはっきりさせることができる。
また、制御部CNT(図2)の指令によって印加電圧が調整されて、液晶調光シート13S2全体が不透明であり、且つ、液晶調光シート13S1全体も不透明であるときには、図8(B)に示すように、第1光源13R1からの光R1は2枚の調光シート13S1、13S2を通過して上方に抜け、第2光源13R2からの光R2は1枚の調光シート13S2のみを通過して上方に抜けることになるので、第2導光板13b2に対応する第1領域とそれ以外の領域の輝度に変化をつけることができる。これによって、第2導光板13b2を使った領域を強調することが可能になる。
また、制御部CNT(図2)の指令によって印加電圧が調整されて、液晶調光シート13S2における第2導光板13b2に対応する第1領域のみが透明色であり、液晶調光シート13S1全体が不透明であるときには、第2光源13R2が消灯されていても、図8(C)に示すように、第1光源13R1からの光R1は、第1領域とそれ以外の領域で輝度に変化をつけることができる。これによって、第2光源13R2が消灯されていても、或いは、第2光源13R2及び第2導光板13b2がなくても、第1領域に対応する部分を強調することが可能になる。
このように、第2実施形態によれば、第1実施形態の拡散板13K2に替えて、特定領域のみを透明色又は拡散作用をもつ不透明色に変化させることが可能な液晶調光シート13S2を用いることによって、簡易な構成でありながら、よりバリエーションに富んだバックライトの多色化を実現することができる。したがって、高価な液晶表示装置を用いることなく十分な強調表示及び高品位感の表現が可能になる。
[第3実施形態]
図9は、本発明の車両用表示装置の第3実施形態に係る主要構成を示す図である。なお、図9は、側面図に対応するものである。
図9に示すように、第3実施形態の車両用表示装置3では、第1実施形態の車両用表示装置1の第1導光板13B1に替えてより狭い第1導光板13b1を用い、第1実施形態の車両用表示装置1の液晶調光シート13S1に替えて特定領域に対してのみ透明色又は拡散作用をもつ不透明色に変化させることが可能な液晶調光シート13S1′を用いている。例えば、液晶調光シート13S1′は、印加電圧を調整することによって、第1導光板13b1に対応する第1領域のみ、それ以外の領域である第2領域のみ、全領域(第1領域+第2領域)を、それぞれ透明色又は拡散作用をもつ不透明色に変化させることが可能であるものとする。その他の構成は、上記第1実施形態の車両用表示装置1と同様であるので重複説明は省略する。
なお、各導光板13b1、13B2、シート13S1′、拡散板13K2及び反射シート13H及び光源13R1、13R2は、図示しない箱形の車両用表示装置3の筐体の内側に固定されている。
図9に示すように、青色系の第1光源13R1からの光R1は、透明色の第1導光板13b1に側面から入光した後、図中上側に反射される。また、赤色系の第2光源13R2からの光R2は、透明色の第2導光板13B2に側面から入光した後、上側に反射される。
このような構成において、制御部CNT(図2)の指令によって印加電圧が調整されて、液晶調光シート13S1′全体が不透明色であるときには、この調光シート13S1′は、光源13R2からの光R2の反射シートの役割を果たすので、効率的なバックライト照明を実現可能になる。また、液晶調光シート13S1′全体が透明色であるときには、この調光シート13S1′は、光源13R2からの光の反射シートの役割を果たさないので、光R2の出射効率が低下する。この状態で、光源13R1を点灯させると、光源13R1からの光R1が直接的に上方に透過する。このような基本動作に加えて、液晶調光シート13S1′を部分的に透明又は不透明になるように制御すれば、光源13R1からの光R1及び光源13R2からの光R2を同時に使用することも可能になる。
このように、第3実施形態によれば、液晶調光シートに反射シートの役割も果たさせることによって、簡易な構成でありながら、更にバリエーションに富んだバックライトの多色化を実現することができる。したがって、高価な液晶表示装置を用いることなく十分な強調表示及び高品位感の表現が可能になる。
以上説明したように、本発明の車両用表示装置によれば、高価な液晶表示装置を用いることなく十分な強調表示が可能になる車両用表示装置を提供することができる。
なお、車両用表示装置13に表示される情報は例示したもの以外であってもよいことはいうまでもない。また、車両用表示装置13は、コンビネーションメータ以外にも用いることが可能である。
本発明の各実施形態に係る車両用表示装置を含むコンビネーションメータの外観を示す正面図である。 本発明の各実施形態の車両用表示装置に係る電気的構成を示すブロック図である。 本発明の車両用表示装置の第1実施形態に係る主要構成を示す図である。 図4(A)及び図4(B)はそれぞれ、図3における調光シートが透明色のとき及び不透明色のときの作用を示す図である。 第1実施形態の変形例を示す図である。 第1実施形態の他の変形例を示す図である。 本発明の車両用表示装置の第2実施形態に係る主要構成を示す図である。 図8(A)、図8(B)及び図8(C)はそれぞれ、図7の第2実施形態によって可能な表現に係る作用を示す図である。 本発明の車両用表示装置の第3実施形態に係る主要構成を示す図である。 従来の車両用表示装置の断面図である。 図10の車両用表示装置による表示イメージを示す図である。
符号の説明
10 コンビネーションメータ
13 車両用表示装置
13D 液晶ディスプレイ
13S1 液晶調光シート(第1拡散部)
13B1 第1導光板(第1バックライト部)
13b1 第1導光板(第1バックライト部)
13R1 第1光源(第1バックライト部)
13K2 拡散板
13S2 液晶調光シート(第2拡散部)
13B2 第2導光板(第2バックライト部)
13b2 第2導光板(第2バックライト部)
13R2 第2光源(第2バックライト部)
13H 反射板

Claims (6)

  1. モノクロ表示型の液晶ディスプレイと、
    前記液晶ディスプレイの背面側に配置され、所定の制御信号を与えることによって透明色又は拡散作用をもつ不透明色を任意に選択可能な第1拡散部と、
    前記第1拡散部の背面側に配置され、第1の色で光輝する透明色の導光板型の第1バックライト部と、
    前記液晶ディスプレイと前記第1拡散部とに挟まれるように且つ前記液晶ディスプレイの背面側に配置され、常に拡散作用をもつ不透明色である拡散板と、
    前記液晶ディスプレイと前記第1拡散部とに挟まれるように且つ前記拡散板の背面側に配置され、前記第1の色とは異なる第2の色で光輝する透明色の導光板型の第2バックライト部と、
    を含むことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 請求項1記載の車両用表示装置において、
    液晶ディスプレイと、
    前記液晶ディスプレイの背面側に配置され、所定の制御信号を与えることによって透明色又は拡散作用をもつ不透明色を任意に選択可能な第1拡散部と、
    前記第1拡散部の背面側に配置され、第1の色で光輝する透明色の導光板型の第1バックライト部と、
    前記拡散板に替えて、所定の制御信号を与えることによって透明色又は拡散作用をもつ不透明色を任意に選択可能な第2拡散部と、
    前記液晶ディスプレイと前記第1拡散部とに挟まれるように且つ前記第2拡散部の背面側に配置され、前記第1の色とは異なる第2の色で光輝する透明色の導光板型の第2バックライト部と、
    を含むことを特徴とする車両用表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車両用表示装置において、
    前記第1拡散部の広さと前記拡散板又は前記第2拡散部との広さが異なる、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  4. 請求項1又は請求項2記載の車両用表示装置において、
    前記第1バックライト部の広さと前記第2バックライト部との広さが異なる、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  5. 請求項1又は請求項2記載の車両用表示装置において、
    前記第1拡散部及び前記第2バックライト部は一体化されて、前記第1バックライト部の領域上を移動可能である、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  6. 請求項1又は請求項2記載の車両用表示装置において、
    前記第1拡散部及び/又は前記第2拡散部は、前記制御信号としての印加電圧の値に応じて特定領域のみが前記透明色又は前記不透明色になる液晶調光シートである、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
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JP2011162194A (ja) * 2011-05-16 2011-08-25 Denso Corp 車載用メーター表示装置

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