JPH0423090Y2 - - Google Patents
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- JPH0423090Y2 JPH0423090Y2 JP9825189U JP9825189U JPH0423090Y2 JP H0423090 Y2 JPH0423090 Y2 JP H0423090Y2 JP 9825189 U JP9825189 U JP 9825189U JP 9825189 U JP9825189 U JP 9825189U JP H0423090 Y2 JPH0423090 Y2 JP H0423090Y2
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- connector
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- cylinder body
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- brake
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Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動二輪車等の車両のブレーキを液
圧で作動する液圧マスタシリンダに係り、詳しく
は、リザーバ接続用のコネクタを覆つてコネクタ
を固定及び保護するカバープレートと、液圧マス
タシリンダの作動に連動してブレーキランプを点
灯作動するブレーキランプスイツチの取付け構造
に関する。
圧で作動する液圧マスタシリンダに係り、詳しく
は、リザーバ接続用のコネクタを覆つてコネクタ
を固定及び保護するカバープレートと、液圧マス
タシリンダの作動に連動してブレーキランプを点
灯作動するブレーキランプスイツチの取付け構造
に関する。
車両のブレーキを液圧で作動する液圧マスタシ
リンダは、例えば実開昭56−124350号公報に開示
される如く、シリンダボデイの周壁に突設された
ボス部にコネクタが嵌着され、このコネクタに、
シリンダボデイ内部のシリンダ孔へ作動液を供給
するリザーバが、直接若しくはリザーバホースを
介して接続される。
リンダは、例えば実開昭56−124350号公報に開示
される如く、シリンダボデイの周壁に突設された
ボス部にコネクタが嵌着され、このコネクタに、
シリンダボデイ内部のシリンダ孔へ作動液を供給
するリザーバが、直接若しくはリザーバホースを
介して接続される。
上記コネクタは、ボス部内の液通口に嵌合され
る円筒状の嵌合部と、リザーバやリザーバホース
が接続されるL字形の接続管と、ボス部端面に形
成した凹穴に嵌合される位置決め片とを持つてお
り、嵌合部を液通口に、位置きめ片を凹穴にそれ
ぞれ嵌合されたコネクタは、ボス部にビス止めさ
れるコネクタ固定具にて固定される。
る円筒状の嵌合部と、リザーバやリザーバホース
が接続されるL字形の接続管と、ボス部端面に形
成した凹穴に嵌合される位置決め片とを持つてお
り、嵌合部を液通口に、位置きめ片を凹穴にそれ
ぞれ嵌合されたコネクタは、ボス部にビス止めさ
れるコネクタ固定具にて固定される。
しかしながら、このコネクタ自体は、上述のよ
うにボス部への固定手段を持たず、ボス部から突
出する接続管の曲管部と、位置決め片とが僅かに
コネクタ固定具で抑えられるのみで、曲管部から
先の直管部が露出状態にあるため、この直管部
が、車輪で跳ねた飛石を受けたり、縁石に接触す
るなどの外力を受けるとコネクタがこじられ、コ
ネクタとボス部との間のシール性が損われる虞が
ある。
うにボス部への固定手段を持たず、ボス部から突
出する接続管の曲管部と、位置決め片とが僅かに
コネクタ固定具で抑えられるのみで、曲管部から
先の直管部が露出状態にあるため、この直管部
が、車輪で跳ねた飛石を受けたり、縁石に接触す
るなどの外力を受けるとコネクタがこじられ、コ
ネクタとボス部との間のシール性が損われる虞が
ある。
そこで本考案は、コネクタを覆うカバープレー
トによつて、コネクタを確実に固定及び防護し
て、かかる問題点の解決を図ると共に、併せて、
液圧マスタシリンダと連動して作動するブレーキ
ランプスイツチを取付けるようにしたブレーキ用
液圧マスタシリンダを安価に提供することを目的
としている。
トによつて、コネクタを確実に固定及び防護し
て、かかる問題点の解決を図ると共に、併せて、
液圧マスタシリンダと連動して作動するブレーキ
ランプスイツチを取付けるようにしたブレーキ用
液圧マスタシリンダを安価に提供することを目的
としている。
上述の目的を達成するため、本考案の第1の手
段は、シリンダボデイの周壁に突設したボス部
に、リザーバ接続用の接続管を有するコネクタを
嵌着したブレーキ用液圧マスタシリンダにおい
て、前記コネクタを覆つて配設されるカバープレ
ートの取付け部を、ブレーキランプスイツチの取
付け部に重合し、両取付け部をシリンダボデイの
周壁にビスにて共締めして、接続管の略全体をカ
バープレートで覆うと共に、カバープレートとシ
リンダボデイの周壁とで、ボス部に接合して配置
されるコネクタのフランジ部を挾持する。
段は、シリンダボデイの周壁に突設したボス部
に、リザーバ接続用の接続管を有するコネクタを
嵌着したブレーキ用液圧マスタシリンダにおい
て、前記コネクタを覆つて配設されるカバープレ
ートの取付け部を、ブレーキランプスイツチの取
付け部に重合し、両取付け部をシリンダボデイの
周壁にビスにて共締めして、接続管の略全体をカ
バープレートで覆うと共に、カバープレートとシ
リンダボデイの周壁とで、ボス部に接合して配置
されるコネクタのフランジ部を挾持する。
また第2の手段では、シリンダボデイの周壁に
突設したボス部に、リザーバ接続用の接続管を有
するコネクタを嵌着したブレーキ用液圧マスタシ
リンダにおいて、前記コネクタを覆つて配設され
るカバープレートにブレーキランプスイツチを一
体形成し、該カバープレートをシリンダボデイに
固設して、接続管の略全体をカバープレートで覆
うと共に、カバープレートとシリンダボデイの周
壁とで、ボス部に接合して配置されるコネクタの
フランジ部を挾持するものである。
突設したボス部に、リザーバ接続用の接続管を有
するコネクタを嵌着したブレーキ用液圧マスタシ
リンダにおいて、前記コネクタを覆つて配設され
るカバープレートにブレーキランプスイツチを一
体形成し、該カバープレートをシリンダボデイに
固設して、接続管の略全体をカバープレートで覆
うと共に、カバープレートとシリンダボデイの周
壁とで、ボス部に接合して配置されるコネクタの
フランジ部を挾持するものである。
上述の両構成によれば、フランジ部を挾持して
取付けられるカバープレートが、コネクタの固定
手段の一部となり、またコネクタの接続管は、そ
の殆どがカバープレートに覆われるため、ボス部
からの抜けが防止されると共に、外力に対する防
護が図られ、シール性が保持される。
取付けられるカバープレートが、コネクタの固定
手段の一部となり、またコネクタの接続管は、そ
の殆どがカバープレートに覆われるため、ボス部
からの抜けが防止されると共に、外力に対する防
護が図られ、シール性が保持される。
更に、ブレーキランプスイツチは、カバープレ
ートと同時にシリンダボデイに取付けられるの
で、専用の取付け作業や部品を要しない。
ートと同時にシリンダボデイに取付けられるの
で、専用の取付け作業や部品を要しない。
以下本考案を、自動二輪車の後輪ブレーキ用の
液圧マスタシリンダに適用した一実施例を図面に
基づいて説明する。
液圧マスタシリンダに適用した一実施例を図面に
基づいて説明する。
後輪ブレーキ用のブレーキペダル1は、中間部
を回動支軸2で車体に枢支して上下方向へ回動可
能に設けられ、前部側に連結されるリターンスプ
リング3にて、常時非制動方向へ付勢されてい
る。ブレーキペダル1の後端1aには、プツシユ
ロツド4が縦方向に枢着され、更にその上方に
は、回動レバー5を介して、液圧マスタシリンダ
6のシリンダボデイ7が車体に取付けられてい
る。
を回動支軸2で車体に枢支して上下方向へ回動可
能に設けられ、前部側に連結されるリターンスプ
リング3にて、常時非制動方向へ付勢されてい
る。ブレーキペダル1の後端1aには、プツシユ
ロツド4が縦方向に枢着され、更にその上方に
は、回動レバー5を介して、液圧マスタシリンダ
6のシリンダボデイ7が車体に取付けられてい
る。
液圧マスタシリンダ6は、ライダーに踏み操作
されるブレーキペダル1の入力操作を受けて発生
した液圧で、図示しない後輪ブレーキを液圧作動
する縦型の液圧発生装置で、シリンダボデイ7に
形成されるシリンダ孔8には、液圧発生用のピス
トン9が液密且つ移動可能に内挿され、その上部
に液圧室10が画成される。
されるブレーキペダル1の入力操作を受けて発生
した液圧で、図示しない後輪ブレーキを液圧作動
する縦型の液圧発生装置で、シリンダボデイ7に
形成されるシリンダ孔8には、液圧発生用のピス
トン9が液密且つ移動可能に内挿され、その上部
に液圧室10が画成される。
シリンダボデイ7は、周壁の一側部に、リザー
バ接続用のボス部7aと、前記回動レバー5が枢
着される一対の取付けフランジ7b,7bとを持
ち、またシリンダ孔8を挟んだ他側部に、車体取
付け用のフランジ7c,7dを持つている。
バ接続用のボス部7aと、前記回動レバー5が枢
着される一対の取付けフランジ7b,7bとを持
ち、またシリンダ孔8を挟んだ他側部に、車体取
付け用のフランジ7c,7dを持つている。
このうち、回動レバー取付け用のフランジ7
b,7bは、第1図及び第2図に示す如く、ブレ
ーキランプスイツチ11の下方に左右一対で縦方
向に突出して設けられ、回動レバー5は、第1腕
5aと第2腕5bとの間を両フランジ7c,7c
の間に挟み、取付けボルト12とナツト13にて
回動可能に装着される。
b,7bは、第1図及び第2図に示す如く、ブレ
ーキランプスイツチ11の下方に左右一対で縦方
向に突出して設けられ、回動レバー5は、第1腕
5aと第2腕5bとの間を両フランジ7c,7c
の間に挟み、取付けボルト12とナツト13にて
回動可能に装着される。
ピストン9とプツシユロツド4との間に介装さ
れる第1腕5aの先端は、連結片5cと作用片5
dとの二股に分岐され、連結片5cにプツシユロ
ツド4の上端がピン14にて揺動可能に枢支され
ると共に、円弧状の外面を持つ他方の作用片5d
を、液圧室10に縮設したリターンスプリング1
5に弾発されるピストン9の後端を支承して配置
される。
れる第1腕5aの先端は、連結片5cと作用片5
dとの二股に分岐され、連結片5cにプツシユロ
ツド4の上端がピン14にて揺動可能に枢支され
ると共に、円弧状の外面を持つ他方の作用片5d
を、液圧室10に縮設したリターンスプリング1
5に弾発されるピストン9の後端を支承して配置
される。
シリンダボデイ7の周壁に突出するボス部7a
には、リリーフポート16とサプライポート17
を介して、シリンダ孔8と連通する液通口7eが
開口して設けられ、該液通口7eには、別途に配
置されたリザーバ(図示せず)のリザーバホース
18を接続するコネクタ19が装着され、リザー
バに貯留される作動液を、随時シリンダ孔8へ補
給するようになしている。
には、リリーフポート16とサプライポート17
を介して、シリンダ孔8と連通する液通口7eが
開口して設けられ、該液通口7eには、別途に配
置されたリザーバ(図示せず)のリザーバホース
18を接続するコネクタ19が装着され、リザー
バに貯留される作動液を、随時シリンダ孔8へ補
給するようになしている。
上記コネクタ19は、円筒状の嵌合部19a
と、L字形の接続管19b及びこの嵌合部19a
と接続管19bとの接続部に周設されるフランジ
部19cとからなつており、嵌合部19aを液通
口7eにシール材Sを介して嵌合し、ボス部7a
の端面7fに接合配置されるフランジ部19cの
上部側を、シリンダボデイ7にビス20にて固定
され、ボス部7aから突出する接続管19bの略
全体を、後述するカバープレート21に覆われる
と共に、カバープレート21より突出する接続管
19bの先端19dに、前記リザーバホース18
が接続される。
と、L字形の接続管19b及びこの嵌合部19a
と接続管19bとの接続部に周設されるフランジ
部19cとからなつており、嵌合部19aを液通
口7eにシール材Sを介して嵌合し、ボス部7a
の端面7fに接合配置されるフランジ部19cの
上部側を、シリンダボデイ7にビス20にて固定
され、ボス部7aから突出する接続管19bの略
全体を、後述するカバープレート21に覆われる
と共に、カバープレート21より突出する接続管
19bの先端19dに、前記リザーバホース18
が接続される。
カバープレート21は、一端を閉塞した蓋状の
覆い部21aと、該覆い部21aの閉塞側に延設
された板状の取付け部21bと、覆い部21aの
一側部に突出して前記ビス20を覆つてガードす
るビスカバー21cとからなつている。
覆い部21aと、該覆い部21aの閉塞側に延設
された板状の取付け部21bと、覆い部21aの
一側部に突出して前記ビス20を覆つてガードす
るビスカバー21cとからなつている。
カバープレート21と前述のブレーキランプス
イツチ11は、カバープレート21の取付け部2
1bを、ブレーキランプスイツチ11の取付け部
11aに重ね、両取付け部21b,11aのビス
孔21d,11bに差込まれるビス22を、ボス
部7aのめねじ孔23に螺合して、シリンダボデ
イ7に共締めされる。
イツチ11は、カバープレート21の取付け部2
1bを、ブレーキランプスイツチ11の取付け部
11aに重ね、両取付け部21b,11aのビス
孔21d,11bに差込まれるビス22を、ボス
部7aのめねじ孔23に螺合して、シリンダボデ
イ7に共締めされる。
この取付けにより、コネクタ19は、フランジ
部19cの下部側が、カバープレート21の取付
け部21bとシリンダボデイ7の周壁とに挾持さ
れ、またブレーキランプスイツチ11は、ボス部
7aとフランジ部19cの下側に配設される。
部19cの下部側が、カバープレート21の取付
け部21bとシリンダボデイ7の周壁とに挾持さ
れ、またブレーキランプスイツチ11は、ボス部
7aとフランジ部19cの下側に配設される。
本実施例は、以上のように構成されており、第
1図に示す如く、ブレーキペダル1がリターンス
プリング3にて牽引される非作動状態にあつて、
プツシユロツド4及びピストン9にて反時計方向
に付勢される回動レバー5は、第2腕5b先端の
ストツパ5eが、カバープレート21の取付け部
21bに当接して、回動レバー5の回動量とピス
トン9の後退限が規制されると共に、ストツパ5
eがブレーキランプスイツチ11の作動子11c
を押込んで、該スイツチ11をOFFする。
1図に示す如く、ブレーキペダル1がリターンス
プリング3にて牽引される非作動状態にあつて、
プツシユロツド4及びピストン9にて反時計方向
に付勢される回動レバー5は、第2腕5b先端の
ストツパ5eが、カバープレート21の取付け部
21bに当接して、回動レバー5の回動量とピス
トン9の後退限が規制されると共に、ストツパ5
eがブレーキランプスイツチ11の作動子11c
を押込んで、該スイツチ11をOFFする。
次に、ブレーキペダル1を踏み操作すると、後
端1aがプツシユロツド4を押し上げて、回動レ
バー5を第1図の時計方向に回動させ、ストツパ
5eが作動子11cから離れて、ブレーキランプ
スイツチ11をONすると共に、作用片5dがピ
ストン9を上動して、液圧室10に液圧を発生さ
せる。
端1aがプツシユロツド4を押し上げて、回動レ
バー5を第1図の時計方向に回動させ、ストツパ
5eが作動子11cから離れて、ブレーキランプ
スイツチ11をONすると共に、作用片5dがピ
ストン9を上動して、液圧室10に液圧を発生さ
せる。
液圧室10に発生した液圧は、上部の吐出口2
4から後輪のブレーキに送られ、後輪ブレーキを
液圧作動して、後輪の制動作用を行なう。
4から後輪のブレーキに送られ、後輪ブレーキを
液圧作動して、後輪の制動作用を行なう。
また、ブレーキペダル1の踏み操作を解除する
と、ピストン9からプツシユロツド4までが、液
圧室10のリターンスプリング15の弾発力にて
逆方向に押し戻され、回動レバー5が、カバープ
レート21の取付け部21bにて回動量を規制さ
れると共に、ブレーキペダル1が、リターンスプ
リング3の縮小力と、プツシユロツド4の押動に
よる戻し力を得て、第1図に示す原位置に復帰す
る。
と、ピストン9からプツシユロツド4までが、液
圧室10のリターンスプリング15の弾発力にて
逆方向に押し戻され、回動レバー5が、カバープ
レート21の取付け部21bにて回動量を規制さ
れると共に、ブレーキペダル1が、リターンスプ
リング3の縮小力と、プツシユロツド4の押動に
よる戻し力を得て、第1図に示す原位置に復帰す
る。
ボス部7aに1本のビス20で取付けられるコ
ネクタ19は、フランジ部19cの下側を、カバ
ープレート21の取付け部21bとシリンダボデ
イ7の周壁とに挾持されるので、この挾持がコネ
クタ19の固定手段の一部となり、少ない取付け
部品でありながら、シール性の高い確実な取付け
が図れる。
ネクタ19は、フランジ部19cの下側を、カバ
ープレート21の取付け部21bとシリンダボデ
イ7の周壁とに挾持されるので、この挾持がコネ
クタ19の固定手段の一部となり、少ない取付け
部品でありながら、シール性の高い確実な取付け
が図れる。
また、ボス部7aから突出して配置される接続
管19bは、リザーバホース18が接続される先
端19dを除いたその殆どが、カバープレート2
1の覆い部21aに覆われるため、上述の挾持と
相俟つて、コネクタ19の抜け防止はもとより、
飛石や縁石の接触などによる外力にも接続管19
bを防護するので、外力でコネクタ19をこじつ
てシール材Sを損傷することなく、そのシール性
をよく保持することができる。
管19bは、リザーバホース18が接続される先
端19dを除いたその殆どが、カバープレート2
1の覆い部21aに覆われるため、上述の挾持と
相俟つて、コネクタ19の抜け防止はもとより、
飛石や縁石の接触などによる外力にも接続管19
bを防護するので、外力でコネクタ19をこじつ
てシール材Sを損傷することなく、そのシール性
をよく保持することができる。
更に、カバープレート21の取付けを利用し
て、ブレーキランプスイツチ11をシリンダボデ
イ7に共締めするので、ブレーキランプスイツチ
11の取付けに、専用の作業や部品が不要とな
り、安価に製作することができる。
て、ブレーキランプスイツチ11をシリンダボデ
イ7に共締めするので、ブレーキランプスイツチ
11の取付けに、専用の作業や部品が不要とな
り、安価に製作することができる。
尚、上記実施例ではカバープレートとブレーキ
ランプスイツチとを別体に形成したが、本考案は
双方を一体形成してもよい。
ランプスイツチとを別体に形成したが、本考案は
双方を一体形成してもよい。
本考案は以上のように、シリンダボデイのボス
部に嵌着されたコネクタを覆つて配設されるカバ
ープレートの取付け部を、ブレーキランプスイツ
チの取付け部に重合し、両取付け部をシリンダボ
デイの周壁にビスにて共締めして、接続管の略全
体をカバープレートで覆うと共に、カバープレー
トとシリンダボデイの周壁とで、ボス部に接合し
て配置されるコネクタのフランジ部を挾持する
か、若しくは、カバープレートにブレーキランプ
スイツチを一体形成し、該カバープレートをシリ
ンダボデイに固設して、接続管の略全体をカバー
プレートで覆うと共に、カバープレートとシリン
ダボデイの周壁とで、ボス部に接合して配置され
るコネクタのフランジ部を挾持したから、コネク
タを少ない取付け部品で確実に取付けでき、また
ボス部から突出する接続管を、飛石や縁石の接触
などによる外力から防護して、コネクタとボス部
間のシール性をよく保持することができる。
部に嵌着されたコネクタを覆つて配設されるカバ
ープレートの取付け部を、ブレーキランプスイツ
チの取付け部に重合し、両取付け部をシリンダボ
デイの周壁にビスにて共締めして、接続管の略全
体をカバープレートで覆うと共に、カバープレー
トとシリンダボデイの周壁とで、ボス部に接合し
て配置されるコネクタのフランジ部を挾持する
か、若しくは、カバープレートにブレーキランプ
スイツチを一体形成し、該カバープレートをシリ
ンダボデイに固設して、接続管の略全体をカバー
プレートで覆うと共に、カバープレートとシリン
ダボデイの周壁とで、ボス部に接合して配置され
るコネクタのフランジ部を挾持したから、コネク
タを少ない取付け部品で確実に取付けでき、また
ボス部から突出する接続管を、飛石や縁石の接触
などによる外力から防護して、コネクタとボス部
間のシール性をよく保持することができる。
更に、カバープレートを利用して、ブレーキラ
ンプスイツチをシリンダボデイへ一体に取付けす
るので、ブレーキランプスイツチの取付けに専用
の作業や部品が不要となり、安価に製作すること
ができる。
ンプスイツチをシリンダボデイへ一体に取付けす
るので、ブレーキランプスイツチの取付けに専用
の作業や部品が不要となり、安価に製作すること
ができる。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は車体取
付け状態の液圧マスタシリンダの断面正面図、第
2図は同じく側面図、第3図は第2図の−断
面図、第4図はカバープレートとブレーキランプ
スイツチの分解斜視図である。 4……プツシユロツド、5……回動レバー、6
……液圧マスタシリンダ、7……シリンダボデ
イ、7a……ボス部、7e……液通口、8……シ
リンダ孔、9……ピストン、7f……ボス部7a
の端面、11……ブレーキランプスイツチ、11
a……取付け部、11b,21d……ビス孔、1
8……リザーバホース、19……コネクタ、19
a……嵌合部、19b……接続管、19c……フ
ランジ部、19d……接続管19bの先端、2
0,22……ビス、21……カバープレート、2
1a……覆い部、21b……取付け部、23……
めねじ孔、S……シール材。
付け状態の液圧マスタシリンダの断面正面図、第
2図は同じく側面図、第3図は第2図の−断
面図、第4図はカバープレートとブレーキランプ
スイツチの分解斜視図である。 4……プツシユロツド、5……回動レバー、6
……液圧マスタシリンダ、7……シリンダボデ
イ、7a……ボス部、7e……液通口、8……シ
リンダ孔、9……ピストン、7f……ボス部7a
の端面、11……ブレーキランプスイツチ、11
a……取付け部、11b,21d……ビス孔、1
8……リザーバホース、19……コネクタ、19
a……嵌合部、19b……接続管、19c……フ
ランジ部、19d……接続管19bの先端、2
0,22……ビス、21……カバープレート、2
1a……覆い部、21b……取付け部、23……
めねじ孔、S……シール材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 シリンダボデイの周壁に突設したボス部に、
リザーバ接続用の接続管を有するコネクタを嵌
着したブレーキ用液圧マスタシリンダにおい
て、前記コネクタを覆つて配設されるカバープ
レートの取付け部を、ブレーキランプスイツチ
の取付け部に重合し、両取付け部をシリンダボ
デイの周壁にビスにて共締めして、接続管の略
全体をカバープレートで覆うと共に、カバープ
レートとシリンダボデイの周壁とで、ボス部に
接合して配置されるコネクタのフランジ部を挾
持したことを特徴とするブレーキ用液圧マスタ
シリンダ。 2 シリンダボデイの周壁に突設したボス部に、
リザーバ接続用の接続管を有するコネクタを嵌
着したブレーキ用液圧マスタシリンダにおい
て、前記コネクタを覆つて配設されるカバープ
レートにブレーキランプスイツチを一体形成
し、該カバープレートをシリンダボデイに固設
して、接続管の略全体をカバープレートで覆う
と共に、カバープレートとシリンダボデイの周
壁とで、ボス部に接合して配置されるコネクタ
のフランジ部を挾持したことを特徴とするブレ
ーキ用液圧マスタシリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9825189U JPH0423090Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9825189U JPH0423090Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337068U JPH0337068U (ja) | 1991-04-10 |
JPH0423090Y2 true JPH0423090Y2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=31647360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9825189U Expired JPH0423090Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423090Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4565797B2 (ja) * | 2002-08-07 | 2010-10-20 | 本田技研工業株式会社 | ブレーキ用マスターシリンダが搭載された自動二輪車 |
-
1989
- 1989-08-23 JP JP9825189U patent/JPH0423090Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337068U (ja) | 1991-04-10 |
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