JPH0423064B2 - - Google Patents

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JPH0423064B2
JPH0423064B2 JP61171695A JP17169586A JPH0423064B2 JP H0423064 B2 JPH0423064 B2 JP H0423064B2 JP 61171695 A JP61171695 A JP 61171695A JP 17169586 A JP17169586 A JP 17169586A JP H0423064 B2 JPH0423064 B2 JP H0423064B2
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JP
Japan
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connection base
cover
sliding
engagement
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Application number
JP61171695A
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English (en)
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JPS6332051A (ja
Inventor
Takashi Hirai
Tsunezo Takahashi
Yoshiro Kaneko
Yukihiko Yoshida
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Fujisash Co Ltd
Hirai Giken KK
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Hirai Giken KK
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Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd, Hirai Giken KK filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP61171695A priority Critical patent/JPS6332051A/ja
Publication of JPS6332051A publication Critical patent/JPS6332051A/ja
Publication of JPH0423064B2 publication Critical patent/JPH0423064B2/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、太陽エネルギー収集屋根及び太陽エ
ネルギー収集装置等の接続母材カバーを連結する
接続母材カバー連結装置に関するものである。
従来の技術 本出願人は、特開昭60−175232号として先に金
属屋根材と、該金属屋根材を接続するための接続
母材と、隣接する接続母材間に嵌挿したカバー体
並びに関連構造よりなる太陽エネルギー収集屋根
及び太陽エネルギー収集装置について提案した。
ところで、この接続母材に使用する接続母材カ
バーは一本で長いため、持ち運びが不便であり、
接続母材カバーが熱膨脹を吸収することが十分で
なかつた。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、接続母材カバーを分割して持
ち運びを便利にすると共に接続母材カバーの連結
を確実に行うことが可能で、施工も容易に行え、
接続母材カバーが熱膨脹に対して容易に長手方向
に熱摺動して熱膨脹(歪)を吸収することが可能
な接続母材カバー連結装置を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 本発明の接続母材カバー連結装置は、本体両側
下部に側板を設け、前記本体一端寄りの前記側板
下端を内側に折曲げて係合突片を設けて嵌合凹部
を形成し、前記係合突片内端を下方に垂下して垂
下係合板を設け、前記本体他端寄りの前記側板を
下方に垂下して垂下板を設けてなるカバー連結部
材と、このカバー連結部材の前記嵌合凹部及び垂
下係合板にそれぞれ係合する係合片及び垂下水切
抑制片をそれぞれ両側に有する複数の接続母材カ
バーとからなり、前記垂下板の内側には前記係合
片下端に係合する係合突部を設け、前記垂下水切
抑制片及び前記垂下係合板のどちらか一方に係合
孔を穿設し、他方には前記係合孔に係合する係合
凸部を設けたことを特徴とする構成を有するもの
である。
作 用 上部接続母材カバーに予めカバー連結部材を摺
動自在に装着し、下部接続母材カバーと前記上部
接続母材カバーを接続母材に嵌合装着した後、前
記カバー連結部材を摺動移動して下部接続母材カ
バーと上部接続母材カバーの接続部を外覆し、前
記カバー連結部材の嵌合凹部が下部接続母材カバ
ーと上部接続母材カバーとの係合片と嵌合し、前
記カバー連結部材の垂下係合板が下部接続母材カ
バーと上部接続母材カバーの垂下水切抑止片に係
止し、前記カバー連結部材の垂下板内側の係合突
部が下部接続母材カバーと上部接続母材カバーの
係合片下端に係合し、前記垂下水切抑制片及び前
記垂下係合板のどちらかに形成した係合孔と係合
凸部が係合し、前記下部接続母材カバーと前記上
部接続母材カバーを前記カバー連結部材により連
結する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は、太陽エネルギー収集屋根中央の要部
横断面図を示す。1は垂木で、この上に野地板2
が張られており、前記野地板2上には下地材とな
る防水紙3が張られ、前記防水紙3上には軒先部
から棟部に図示しない棧木が複数配設され、前記
棧木上に金属屋根板4が軒先と棟との間に取付け
られ、前記金属屋根板4の下側には各棧木間に断
熱材5(グラスウール、発泡樹脂等)が充填され
て下地が形成される。
Aは摺動基盤材7と接続母材8とからなる中間
部接続部材、Bはこれら中間部接続部材A,A間
に取付けられた太陽エネルギー収集体のカバー体
となる採光ガラス体、Dは接続母材カバーであ
る。
金属屋根板4はその両側に立上り部である係合
防水壁12が設けられ、前記係合防水壁12を中
間部接続部材Aの摺動基盤材7に係合することに
より順次横方向に接続され、採光ガラス体Bは中
間部接続部材Aの接続母材8,8間に取付けら
れ、前記採光ガラス体Bの下側にはアモルフアス
シリコンあるいは結晶シリコン等よりなるエネル
ギー収集器Sが取付けられている。13は横断面
を広い空間部とした進入水の凍結破損防止部、1
4は排熱用の煙突状空間、Tは各摺動基盤材7を
下地に摺動可能に装着する基盤固定金具である。
中間部接続部材Aと採光ガラス体Bとは、採光
ガラス体Bの下面と各金属屋根板の上面との間が
軒先部から棟部に至る煙突状の空間を形成するよ
うに組合わされる。
第2図は、本発明の実施例における太陽エネル
ギー収集屋根中央の要部斜視図を示し、摺動基盤
材7は軒先側の下部摺動基盤材15と棟側の図示
しない上部摺動基盤材とからなり、接続母材8が
軒先側の下部接続母材26と棟側の図示しない上
部接続母材とからなり、接続母材カバーDが軒先
側の下部接続母材カバーD1と棟側の上部接続母
材カバーD2とからなり、前記摺動基盤材、接続
母材及び接続母材カバーDはそれぞれ軒先側と棟
側に2つに分割されており、前記下部接続母材カ
バーD1と上部接続母材カバーD2との接続部がカ
バー連結部材56により連結されている。
次に、摺動基盤材について説明すると、摺動基
盤材7は第3a図及び第3b図に示すように、下
部摺動基盤材15と上部摺動基盤材16とからな
り、下部摺動基盤材15は第3a図に示すよう
に、断面ほぼ溝型をなした本体17を有し、前記
本体17の底部下面中央には長手方向に沿う支持
溝18を設け、前記本体17の支持溝18両側に
は接続母材の垂下係合支脚が嵌合する溝型係合部
19を形成し、前記溝型係合部19の両側上部に
立上り壁20を設け、前記立上り壁20の中央よ
り外方に張出して水平部21を形成し、前記水平
部21の端部下部に垂下脚片22を設け、前記水
平部21端部上部を立上らせてその上端を折曲げ
て各金属屋根板4の立上り部である係合防水壁1
2が係合する金属屋根板係合片23を設け、前記
水平部21の上部には前記本体17の両側上部に
一体的に上方に開口する下部係合排水溝24が形
成されている。
25は立上り壁20の内側に設けられた接続母
材の垂下係合支脚の嵌合凹部に嵌合する嵌合凸部
である。
そして、上部摺動基盤材16は第3b図に示す
ように、下部摺動基盤材15と同一形状をなすた
め同一部位には同一符号を付して説明を省略し、
下部摺動基盤材15と上部摺動基盤材16は基盤
材固定金具Tによりそれぞれ下地に取付けられ、
熱膨脹に対して中央より長手方向に熱摺動して熱
膨脹(歪)を吸収する取付構造となつている。な
お、摺動基盤材15,16を下地に取付けた後、
前記摺動基盤材に金属屋根板を装着する。
第4a図及び第4b図は接続母材8を示し、接
続母材8は下部接続母材26と上部接続母材27
とからなり、前記下部接続母材26は第4a図に
示すように、本体28が中空に形成され、前記本
体28の下部両側には抑止突部29を形成し、前
記抑止突部29には垂下係合支脚30を設け、前
記垂下係合支脚30外側には抑止突部29の下部
に嵌合凹部31を設け、前記本体28の上部両側
には立上り部32を設けて上方開放部を形成し、
前記立上り部32内側には嵌合凸部33を設け、
前記本体28の中間部外側は張出して上部支持溝
34及び上部排水溝35を形成する。
そして、下部接続母材26の棟寄り端部には上
部支持溝34を形成する内側の立上り壁に切欠部
36が形成され、本体28には前記上部支持溝3
4を形成した張出し部の下側に嵌合切欠部37が
形成されている(第5a図参照)。
上部接続母材27の構成は第4b図にも示すよ
うに、下部接続母材26とほぼ同一であるから同
一部位には同一符号を付して説明を省略し、前記
上部接続母材27の軒先寄り端部には本体28の
上部水平部をV字形に切欠いてその中央に長溝3
8が形成され、上部支持溝34を形成した張出部
の本体28下部及び垂下係合支脚30がほぼ長溝
38の長さに相当して設けられておらず、下部接
続母材26と上部接続母材27とは接続母材連結
部材40で連結される。
次に、接続母材連結部材40は、第5a図に示
すように、接続母材の張出し部下面に当接する平
面部本体には軒先寄り両側に下部接続母材26の
上部支持溝34を形成する外側の立上り壁に係合
する立上りの下部防水壁41が形成され、前記平
面部本体の棟寄り両側には前記下部防水壁41よ
りもわずかに幅の広い立上りの上部防水壁42が
形成され、前記平面部本体の中央には下部接続母
材26の棟側端面に当接するV字形の分水防水壁
43が形成され、前記分水防水壁43の中央には
棟寄りに上部接続母材27の長溝38に挿入する
中央分水防水壁44が形成され、前記分水防水壁
43の両側には軒先側に下部接続母材26の本体
28両側面に係合する側片防水壁45が形成さ
れ、前記側片防水壁45の両側には下部接続母材
26の切欠部36に嵌合する嵌合取付片46が形
成され、前記嵌合取付片46には下部接続母材2
6の上部支持溝34を形成する内側の立上り壁に
係合する切欠部74が形成されている。
次に、接続母材の摺動基盤材への取付けについ
て説明すると、第5b図に示すように、先に下部
接続母材26を図示しない下部摺動基盤材15に
取付ボルトにより一体に装着した後、前記下部接
続母材26の嵌合切欠部37に接続母材連結部材
40の平面部本体を挿着し、前記接続母材連結部
材40の嵌合取付片46を下部接続母材26の切
欠部36に挿通するようにし、前記接続母材連結
部材40の分水防水壁43を前記下部接続母材2
6の棟側端面に当接して装着した後、上部接続母
材27を上方より上部接続母材27の長溝38を
接続母材連結部材40の中央分水防水壁44に嵌
入し、前記上部接続母材27の軒先寄り端部が接
続母材連結部材40の平面部本体上面に載置する
ように上部摺動基盤材16に取付けると、第5c
図及び第6図に示すように、前記接続母材連結部
材40の中央分水防水壁44に上部接続母材27
の長溝38が係合し、前記上部接続母材27を上
部摺動基盤材16に図示しない取付ボルトにより
一体に装着する。
そして、第7図に示すように、下部接続母材2
6の上部支持溝34を形成した張出し部下面には
接続母材連結部材40の平面部本体が当接すると
共に上部支持溝34を形成した外側の立上り壁に
下部防水壁41が係合し、下部接続母材26の本
体28両側には側片防水壁45が係合し、前記張
出し部上面には嵌合取付片46が係合し、上部接
続母材27からの雨水を接続母材連結部材40の
嵌合取付片46上を通つて下部接続母材26に流
下する。
さらに、下部接続母材26と上部接続母材27
は熱膨脹(歪)を吸収する取付構造となつてお
り、標準取付の場合には第8a図に示すように、
下部接続母材26と上部接続母材27との接続部
に一定の間隔を有し、前記上部接続母材27の長
溝38の端部と前記長溝38に嵌入した接続母材
連結部材40の中央分水防水壁44の先端との間
に一定の間隔を有し、下部接続母材26と上部接
続母材27が熱膨脹により標準よりプラスに膨脹
を行うと、第8b図に示すように、前記下部接続
母材26と上部接続母材27との接続部の間隔が
標準より狭くなり、接続母材連結部材40の中央
分水防水壁44の先端が上部接続母材27の長溝
38の端部に位置してプラス摺動取付となり、ま
た、第8c図に示すように、下部接続母材26と
上部接続母材27が標準よりマイナスに縮小を行
うと、下部接続母材26と上部接続母材27との
接続部の間隔が標準より広くなり、接続母材連結
部材40の中央分水防水壁44の先端が上部接続
母材27の長溝38のほぼ中央付近に位置してマ
イナス摺動取付となる。
なお、接続母材26,27を摺動基盤材15,
16に取付けた後、前記接続母材26,27の上
部支持溝34を利用して、図示しない採光ガラス
体固定金具により採光ガラス体Bが軒先から棟に
向つて順次取付けられる。
次に、接続母材カバーDについて説明する。
接続母材カバーは第9a図及び第9b図に示す
ように、下部接続母材カバーD1と上部接続母材
カバーD2とからなり、下部接続母材カバーD1
第9a図に示すように、中央より両側に湾曲した
曲面部本体下面に下部接続母材26の立上り部3
2の内側を設けた嵌合凸部33に嵌合する嵌合凹
部50を有する垂下脚片51を2条設け、その両
外側には水切片52を有する垂下水切抑制片53
を設け、前記曲面部本体の両側下面には係合片5
4を設ける。
そして、上部接続母材カバーD2は、第9b図
に示すように、下部接続母材カバーD1と同一形
状をなすため同一部位には同一符号を付して説明
を省略し、前記上部接続母材カバーD2の垂下水
切抑止片53に軒先寄りにカバー連結部材56の
係合凸部61が係合する係合孔55を穿設し、下
部接続母材カバーD1と上部接続母材カバーD2
はその接続部をカバー連結部材56により連結す
る。
次に、カバー連結部材56は第10a図,第1
0b図及び第11a図に示すように、接続母材カ
バーD1,D2の曲面部本体上面に係合する曲面状
の本体には棟寄りに複数のパツキン充填溝57を
有し、前記本体両側下部には接続母材カバーD1
D2の係合片54側面に係合する側板58を設け、
前記側板58の棟側下端を内側に折曲げて係合突
片59を設け、前記係合突片59内端より下方に
垂下して接続母材カバーD1,D2の垂下水切抑制
片53側面に係合する垂下係合片60を設け、前
記垂下係合片60の棟寄りには内側に突出して上
部接続母材カバーD1の係合孔55に係合凸部6
1を形成し、前記側板58と前記係合突片59に
より接続母材カバーD1,D2の係合片54を嵌合
する嵌合凹部62を形成する。前記曲面状の本体
の軒先側には接続母材カバーD1,D2の係合片5
4に係合する側板58を下方に垂下して垂下板6
3を形成し、前記垂下板63の内側には前記接続
母材カバーD1,D2の係合片54下端に係合する
係合突部64を形成する。
次に、接続母材カバーD1,D2の接続母材への
取付けについて説明すると、始めに、第11a図
に示すように、カバー連結部材56のパツキン充
填溝57に予め図示しないパツキンを充填し、前
記カバー連結部材56を上部接続母材カバーD2
の軒先側端部より前記カバー連結部材56の嵌合
凹部62が前記接続母材カバーD2の係合片54
を嵌合するように挿通し、前記カバー連結部材5
6を予め上部接続母材カバーD2の軒先寄り端部
に摺動可能に装着する。
そして、第11b図に示すように、先に下部接
続母材カバーD1を下部接続母材26の上方開放
部に上方より押圧して嵌合装着した後、カバー連
結部材56を取付けた上部接続母材カバーD2
上部接続母材27の上方開放部に上方により押圧
して嵌合装着し、前記下部接続母材カバーD1
上部接続母材カバーD2の接続部を覆うように前
記カバー連結部材56を軒先方向に摺動移動する
と、第12図に示すように前記カバー連結部材5
6の垂下係合片60に形成した係合凸部61が上
部接続母材カバーD2の垂下水切抑制片53に形
成した係合孔55に係合し、前記カバー連結部材
56は上部接続母材カバーD2に確実に固定され
ると共に、嵌合凹部62が接続母材カバーD1
D2の係合片54に嵌合し、カバー連結部材56
の係合突部64が接続母材カバーD1,D2の係合
片54下端に係合して下部接続母材カバーD1
上部接続母材カバーD2とを確実に連結する。
さらに、各接続母材カバーD1,D2は熱膨脹
(歪)を吸収する取付構造となつており、第13
a−1図及び第13a−2図に示すように、カバ
ー連結部材56に外覆された下部接続母材カバー
D1と上部接続母材カバーD2との接続部に一定の
間隔を有して標準取付けとなり、各接続母材カバ
ーD1,D2が熱膨脹により標準よりプラスに膨脹
を行うと、第13b−1図及び第13b−2図に
示すように、カバー連結部材56により外覆され
た下部接続母材カバーD1と上部接続母材カバー
D2との接続部の間隔が標準より狭くなりプラス
摺動取付となり、また、第13c−1図及び第1
3c−2図に示すように、各接続母材カバーD1
D2が標準よりマイナスに縮小を行うと、カバー
連結部材56により外覆された下部接続母材カバ
ーD1と上部接続母材カバーD2との接続部の間隔
が標準より広くなりマイナス摺動取付となる。
なお、カバー連結部材56のパツキン充填溝5
7にパツキンを充填することにより雨水が前記カ
バー連結部材56上を通過すると共に、下部接続
母材カバーD1と上部接続母材カバーD2の接続部
を下部接続母材26と上部接続母材27の接続部
に対して軒先寄りに位置させることにより、前記
下部接続母材カバーD1と上部接続母材カバーD2
の接続部より侵入した雨水を下部接続母材26に
より外部に流下する。
なお、摺動基盤材及び接続母材はアルミ合金等
の金属あるいは合成樹脂等よりなる。
第14図は太陽エネルギー収集装置中央の要部
横断面図を示し、110は角パイプ(図示せず)
上に配設された溝型鋼で、この上に摺動接続母材
111が所定の間隔を隔てて接続母材取付金具1
12により取付けられ、前記摺動接続母材11
1,111間に採光ガラス体Bが取付けられ、D
は接続母材カバーである。
114は横断面を広い空間部とした侵入水の凍
結破損防止部で、この凍結破損防止部114に溜
る水はその広さにより一部だけ溜つて凍結によつ
て器具を破損することがないようになつている。
溝型鋼110に固定された摺動接続母材間には
採光ガラス体Bが取付けられ、採光ガラス体Bは
下棧、上棧、両縦棧及びガラス板で構成され、そ
の内面部にL字型段部を形成し、ここにアモルフ
アスシリコンまたはシリコン結晶体等よりなる太
陽光電池等のエネルギー収集器Sを装着する。
第15図は本発明の他の実施例の太陽エネルギ
ー収集装置中央の要部切断斜視図を示し、摺動接
続母材111は下端側の下部接続母材115と図
示しない上端側の上部接続母材123とからな
り、前記摺動接続母材115,123の上方開放
部に嵌合装着する接続母材カバーDは下端側の下
部接続母材カバーD1と上端側の上部接続母材カ
バーD2とからなり、前記接続母材カバーD1,D2
並びに前記接続母材カバーD1,D2の接続部を連
結するカバー連結部材100は第2図に示す実施
例とまつたく同一であるから、同一部位には同一
符号を付して説明を省略する。
摺動接続母材111は、第16a図及び第16
b図に示すように下部摺動接続母材115と上部
摺動接続母材123とからなり、下部摺動接続母
材115は第16a図に示すように本体116が
中空に形成され、前記本体116の下部両側には
張出して支持溝117及び排水溝118を設け、
前記本体116の上部両側には立上り部119を
設けて上方開放部を形成し、前記立上り部119
内側には下部接続母材カバーD1の垂下脚片51
の嵌合凹部50が嵌合する嵌合凸部120を形成
し、前記本体116の底部中央には支持溝121
を形成し、前記下部摺動接続母材115の上端側
端部には支持溝117を形成する内側の立上り壁
に切欠部122を形成する(第19a図参照)。
そして、上部摺動接続母材123は、第16b
図に示すように、下部摺動接続母材115とほぼ
同一形状をなしているから同一部位には同一符号
を付して説明を省略し、前記上部摺動接続母材1
23の下端側端部には、第17図に示すように本
体116の上部水平部と下部水平部に接続母材連
結部材の中央分水防水壁が嵌入する長溝124を
形成し、下部摺動接続母材115と上部摺動接続
母材123とは接続母材連結部材40により連結
を行い、前記接続母材連結部材40は第18図及
び第19a図に示すように、第5a図に示したも
のと同一形状のため、同一部位には同一符号を付
して説明を省略する。
次に、摺動接続母材115,123の下地への
取付けについて説明すると、始めに、下部摺動接
続母材115を溝型鋼110へ図示しない垂下係
合支脚と接続母材取付金具によつて中央より両端
に向つて摺動可能に取付け、前記下部摺動接続母
材115の上端側端部に接続母材連結部材40の
平面部本体を支持溝117を形成した張出し部下
面に当接するようにし、前記接続母材連結部材4
0の嵌合取付片46を下部摺動接続母材115の
切欠部122に挿着し、前記接続母材連結部材4
0の分水防水壁43を前記下部摺動接続母材11
5の上端側端面に当接し、前記接続母材連結部材
40の側片防水壁45により下部摺動接続母材1
15の本体116側面を嵌合して確実に取付けら
れる。そして、上部摺動接続母材123を上方よ
り前記上部摺動接続母材123の長溝124を前
記接続母材連結部材40の中央分水防水壁44に
嵌入し、第19b図に示すように、上部摺動接続
母材123の下端側端部を接続母材連結部材40
の平面部本体上面に載置し、前記上部摺動接続母
材123を溝型鋼より中央より両端に向つて摺動
可能に取付けられ、前記下部摺動接続母材115
と上部摺動接続母材123とは接続部を接続母材
連結部材40により確実に連結が行われ、上部摺
動接続母材123からの雨水は接続母材連結部材
40の嵌合取付片46上を通つて下部摺動接続母
材115に流下される。
さらに、下部摺動接続母材115と上部摺動接
続母材123は熱膨脹(歪)を吸収する取付構造
となつており、標準取付の場合には、第20a図
に示すように、下部摺動接続母材115と上部摺
動接続母材123との接続部に一定の間隔を有し
前記上部摺動接続母材123の長溝124の端部
と前記長溝124に嵌入した接続母材連結部材4
0の中央分水防水壁44の先端との間に一定の間
隔を有し、下部摺動接続母材115と上部摺動接
続母材123が熱膨脹により標準よりプラスに膨
脹を行うと、第20b図に示すように、前記下部
摺動接続母材115と前記上部摺動接続母材12
3との接続部の間隔が標準より狭くなり、接続母
材連結部材40の中央分水防水壁44の先端が上
部摺動接続母材123の長溝124の端部に位置
してプラス摺動取付となり、また、第20c図に
示すように、下部摺動接続母材115と上部摺動
接続母材123とが標準よりマイナスに縮小を行
うと、下部摺動接続母材115と上部摺動接続母
材123との接続部に標準より広い間隔を有し、
接続母材連結部材40の中央分水防水壁44の先
端が上部摺動接続母材123の長溝124のほぼ
中央付近に位置してマイナス摺動取付となる。
そして、摺動接続母材115,123を下地に
取付けた後、支持溝117を利用して摺動接続母
材間に採光ガラス体Bを装着する。
なお、カバー連結部材100は予め上部接続母
材カバーD2の下端寄り端部に摺動可能に装着し、
前記上部接続母材カバーD2を上部摺動接続母材
123の上方開放部に上方より押圧して嵌合装着 し、先に下部摺動接続母材115に取付けられた
下部接続母材カバーD1と上部接続母材カバーD2
の接続部を、前記カバー連結部材100を下端方
向に摺動することにより外覆し、下部接続母材カ
バーD1と上部接続母材カバーD2の接続部はカバ
ー連結部材100により連結が行われる。
なお、摺動接続母材はアルミ合金等の金属ある
いは合成樹脂等よりなる。
発明の効果 以上述べたように、本発明の接続母材カバー連
結装置によると、接続母材カバーを分割し、カバ
ー連結部材を予め上部接続母材カバーに摺動自在
に装着し、下部接続母材カバーと上部接続母材カ
バーを接続母材へ嵌合装着した後、前記カバー連
結部材を摺動移動して下部接続母材カバーと上部
接続母材カバーの接続部を外覆することにより、
前記カバー連結部材の嵌合凹部が下部接続母材カ
バーと上部接続母材カバーの係合片を嵌合し、前
記カバー連結部材の垂下係合板が下部接続母材カ
バーと上部接続母材カバーの垂下水切抑止片に係
合し、前記カバー連結部材の垂下板内側の係合突
部が下部接続母材カバーと上部接続母材カバーの
係合片下端に係合するため、下部接続母材カバー
と上部接続母材カバーを確実に連結することがで
き、係合孔と係合凸部が係合してカバー連結部材
を接続母材カバーに固定でき、接続母材カバーを
分割するため、持ち運びが便利で施工も容易に行
うことができ、接続母材カバーは接続部に一定の
間隔を有することができるため、熱膨脹に対して
容易に熱摺動を行い、熱膨脹(歪)を吸収して調
整取付を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、太陽エネルギー収集屋根の要部横断
面図、第2図は、本発明の実施例の太陽エネルギ
ー収集屋根中央の要部切断斜視図、第3a図は、
下部摺動基盤材の斜視図、第3b図は、上部摺動
基盤材の斜視図、第4a図は、下部接続母材の斜
視図、第4b図は、上部接続母材の斜視図、第5
a図は、接続母材と接続母材連結部材取付前の後
方斜視図、第5b図は、接続母材の摺動基盤材取
付時の後方斜視図、第5c図は、接続母材取付後
の要部切断後方斜視図、第6図は、接続母材連結
時の要部平面図、第7図は、第6図の線A−A断
面図、第8a図は、接続母材の標準取付けを示す
要部平面図、第8b図は、接続母材のプラス摺動
取付を示す要部平面図、第8c図は、接続母材の
マイナス摺動取付を示す要部平面図、第9a図
は、下部接続母材カバーの斜視図、第9b図は、
上部接続母材カバーの斜視図、第10a図は、カ
バー連結部材の下方斜視図、第10b図は、カバ
ー連結部材の要部横断面図、第11a図は、カバ
ー連結部材の上部接続母材カバー取付前の要部斜
視図、第11b図は、接続母材カバー連結時の要
部斜視図、第12図は、接続母材カバー連結後の
要部横断面図、第13a−1図は、接続母材カバ
ーの標準取付を示す要部破断側面図、第13a−
2図は、同上の要部破断平面図、第13b−1図
は、接続母材カバーのプラス摺動取付を示す要部
破断側面図、第13b−2図は、同上の要部破断
平面図、第13c−1図は、接続母材カバーのマ
イナス摺動取付を示す要部破断側面図、第13c
−2図は、同上の要部破断平面図、第14図は、
太陽エネルギー収集装置中央の要部横断面図、第
15図は、本発明の他の実施例の太陽エネルギー
収集装置中央の要部切断斜視図、第16a図は、
下部摺動接続母材の斜視図、第16b図は、上部
摺動接続母材の斜視図、第17図は、上部摺動接
続母材の左側面図、第18図は、接続母材連結装
置の正面図、第19a図は、摺動接続母材取付前
の後方斜視図、第19b図は、摺動接続母材連結
後の後方斜視図、第20a図は、摺動接続母材の
標準取付を示す要部平面図、第20b図は、摺動
接続母材のプラス摺動取付を示す要部平面図、第
20c図は、摺動接続母材のマイナス摺動取付を
示す要部平面図である。 1…垂木、2…野地板、3…防水紙、4…金属
屋根板、5…断熱材、7…摺動基盤材、8…接続
母材、12…係合防水壁、13…凍結破損防止
部、14…煙突状空間、15…下部摺動基盤材、
16…上部摺動基盤材、17…本体、18…支持
溝、19…溝型係合部、20…立上り壁、21…
水平部、22…垂下脚片、23…金属屋根板係合
片、24…下部係合排水溝、25…嵌合凸部、2
6…下部接続母材、27…上部接続母材、28…
本体、29…抑止突部、30…垂下係合支脚、3
1…嵌合凹部、32…立上り部、33…嵌合凸
部、34…上部支持溝、35…上部排水溝、36
…切欠部、37…嵌合切欠部、38…長溝、40
…接続母材連結部材、41…下部防水壁、42…
上部防水壁、43…分水防水壁、44…中央分水
防水壁、45…側片防水壁、46…嵌合取付片、
47…切欠部、50…嵌合凹部、51…垂下脚
片、52…水切片、53…垂下水切抑止片、54
…係合片、55…係合孔、56…カバー連結部
材、57…パツキン充填溝、58…側板、59…
係合突片、60…垂下係合板、61…係合凸部、
62…係合凹部、63…垂下板、64…係合突
部、100…カバー連結部材、110…溝型鋼、
111…摺動接続母材、112…接続母材取付金
具、114…凍結破損防止部、115…下部摺動
接続母材、116…本体、117…支持溝、11
8…排水溝、119…立上り部、120…嵌合凸
部、121…支持溝、122…切欠部、123…
上部摺動接続母材、124…長溝、A…中間部接
続部材、B…採光ガラス体、D…接続母材カバ
ー、D1…下部接続母材カバー、D2…上部接続母
材カバー、T…基盤材固定金具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 本体両側下部に側板を設け、前記本体一端寄
    りの前記側板下端を内側に折曲げて係合突片を設
    けて嵌合凹部を形成し、前記係合突片内端を下方
    に垂下して垂下係合板を設け、前記本体他端寄り
    の前記側板を下方に垂下して垂下板を設けてなる
    カバー連結部材と、このカバー連結部材の前記嵌
    合凹部及び垂下係合板にそれぞれ係合する係合片
    及び垂下水切抑止片をそれぞれ両側に有する複数
    の接続母材カバーとからなり、前記垂下板の内側
    には前記係合片下端に係合する係合突部を設け、
    前記垂下水切抑止片及び前記垂下係合板のどちら
    か一方に係合孔を穿設し、他方には前記係合孔に
    係合する係合凸部を設けたことを特徴とする接続
    母材カバー連結装置。
JP61171695A 1986-07-23 1986-07-23 接続母材カバ−連結装置 Granted JPS6332051A (ja)

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JP5190961B2 (ja) * 2009-03-11 2013-04-24 元旦ビューティ工業株式会社 排水部を備える架台の接続構造、及び太陽電池モジュール敷設用架台の接続構造

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