JPH04230378A - 抗片頭痛アルコキシピリミジン誘導体 - Google Patents

抗片頭痛アルコキシピリミジン誘導体

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JPH04230378A
JPH04230378A JP3183911A JP18391191A JPH04230378A JP H04230378 A JPH04230378 A JP H04230378A JP 3183911 A JP3183911 A JP 3183911A JP 18391191 A JP18391191 A JP 18391191A JP H04230378 A JPH04230378 A JP H04230378A
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pyrimidinyl
methoxy
propyl
piperazine
indol
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JP3183911A
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David W Smith
デビッド ダブリュー スミス
Frank D Yocca
フランク ディ ヨッカ
Joseph P Yevich
ジョセフ ピー イエビッチ
Ronald J Mattson
ロナルド ジェイ マットソン
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Bristol Myers Squibb Co
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D403/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
    • C07D403/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings
    • C07D403/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬理活性を有する複素
環式化合物とその製造方法、用途に関する。特に本発明
は、1,4−二置換ピペラジン誘導体に関し、その一置
換基はインドール−3−イル−アルキルで、もう一つは
アルコキシ−置換ピリミジン−4−イル部分である。こ
れらの化合物は、片頭痛タイプの血管性頭痛の治療に有
用な、ユニークなセロトニン様プロフィールを持つ。
【0002】
【従来の技術】Archerは、米国特許3,188,
313の中で、CNS−低下薬インドリルアルキルピペ
ラジンの大系列を示した。その中でピペラジン環の4−
窒素原子上の可能な置換基の大多数はピリミジン(未置
換)である。米国特許3,562,278の中でArc
herは、1−インドリルエチル−4−置換−ピペラジ
ンの系列を示し、クレームした。その中で列記された可
能な4−置換基は2−ピリミジニルであり、再び未置換
である。これら化合物に示された薬理作用は、抗片頭痛
効果とは無関係の一般CNSおよび精神運動性うつ病で
ある。かようにArcherの化合物は、この発明のア
ルコキシピリミジン抗片頭痛化合物を示唆していない。
【0003】Dowie他は公開特許出願GB2,12
4,210で、片頭痛の治療に有用かもしれないとして
、3−アルキルアミノ−インドール誘導体の系列を示し
た。この系列の化合物の一つが、Oxfordのその後
の特許出願GB2,162,522 (1986年2月
5日公開)中で特にクレームされた。この特定の化合物
は、文献中でスマトリプタン(1)として知られている
【化8】
【0004】新規インドリン誘導体の系列が、Mano
ury他により1990年2月7日欧州特許出願EPA
354,094中で示された。これらの化合物はうつ病
、不安症、片頭痛を含む種々のCNS障害の治療に有用
であると記述されている。これらは、式(2)の化合物
である。
【化9】 式中、R4 はアリル、ピリジンまたはキノリン部分で
ある。
【0005】片頭痛治療用の今回の新規アルコキシピリ
ミジン誘導体を明らかにするものは何もない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】片頭痛は頭痛の一種で
あり、群発頭痛や、病因が血管性と信じられる他の頭痛
も含む分類に属する。これらの頭痛は血管性頭痛として
分類される。頭痛やその治療の現在の要約については、
13章“片頭痛や他の頭痛治療に用いられる薬剤”,D
rug  Evaluations,6thEdn,1
986,p239−253,American  Me
dical  Association,W.B.Sa
unders  Co.,Philadephia,P
Aを参照されたい。
【0007】しばしば不規則に起こる頭痛のエピソード
は、多くの人を悩ますが普通急性で短期間である。頭痛
のこのタイプの軽減は、アスピリンあるいはアセトアミ
ノフェンのような緩かな鎮痛剤によって典型的にもたら
される。そのような頭痛は全く普通で、痛くたぶんうる
さいが、めったに無能力になったり、衰弱したりするこ
とはない。血管性の種類の慢性で再発する頭痛は、しか
し普通、しばしば無能力にする厳しい痛さのために、医
師に相談することになる。
【0008】頭痛に関して一般的に受け入れられる分類
システムはないが、本発明の目的に関する血管性頭痛は
、主に片頭痛と群発頭痛に関する。片頭痛は普通または
古典的タイプと同様、その道の熟練した人にはよく知ら
れている片頭痛の変種も含む。有毒血管性頭痛や高血圧
頭痛のような他のサブタイプと同様、ある筋肉収縮性頭
痛や血管筋肉性頭痛の組み合わせまたは混合もまた血管
関連頭痛の種類に入り、本発明により治療できる。頭痛
の同じサブタイプと診断された全患者に有効な単一の治
療はなく、そのため頭痛の分類について一層不確実にし
ていることは、その道に熟練した人に認められる。
【0009】頭痛の治療に最も普通に用いられる薬剤は
次の種類である。 麦角アルカロイド β遮断薬 カルシウム  チャンネル  拮抗薬 抗うつ薬および これらの混合物。
【0010】再発する血管性頭痛の治療は、同じタイプ
の頭痛の全患者に有効な単一の治療法がなく、またその
治療は失敗か予防のいずれかであり、複雑である。さら
に、エルゴタミンのような、長期使用で依存することに
なる現在の薬剤の使用が一層複雑にしている。本発明の
もう一つの重要な点は、現在用いられている有効な抗片
頭痛薬、例えば麦角、メチセルガイドは、長期使用で厳
しく使用制限される副作用があることである。
【0011】予防的にまたは確立した頭痛を軽くするた
めに用いることができる、片頭痛や関連の障害の治療用
の安全で有効な薬剤の必要性がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、血管性
頭痛特に片頭痛の治療を提供する新規アルコキシピリミ
ジン誘導体の利用、その製造方法、その医薬組成物およ
び医療用用途に関する。
【0013】本発明の方法は、片頭痛や群発頭痛が最も
よく知られた例である、血管性または血管関連性頭痛の
軽減のためである。その方法は特にアルコキシピリミジ
ン誘導体または製薬上許容し得るその塩を治療の必要な
人に投与することを含む。今回の方法で用いるために、
アルコキシピリミジン薬を含む医薬組成物の経口および
鼻腔内投与が好ましい。
【0014】本発明は有用な抗片頭痛セロトニン様特性
を有し、式Iの化合物により特徴づけられるアルコキシ
ピリミジン誘導体に関する。
【化10】 (式中、R1 は水素、ハロゲンまたは
【化11】 であり、R2 、R3 およびR5 は各々水素、低級
アルキルから選ばれ、R4 は低級アルキルである)“
低級”という語はこの中では、1〜4の炭素原子を含む
有機基を示すのに用いられる。
【0015】さらに式Iの化合物は、すべての製薬上許
容し得るその酸付加塩および/またはその溶媒和物をも
含む。本発明は、立体異性体と同様、光学異性体、例え
ばエナンチオマーの混合と同様各々のエナンチオマーや
ジアステレオマーを含むと考えられ、その光学異性体は
、今回の化合物中の構造的非対称の結果として起こる。 各々の異性体の分離は、その道の熟練者によく知られた
種々の方法の適用によりなされる。
【0016】この中では、ハロゲンはフッ素、塩素、臭
素およびヨウ素を示し、“低級アルキル”という語は、
1〜4炭素原子を含む直鎖と分枝鎖両方の炭素基を示す
と理解すべきである。これら炭素基を例示すると、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、1−ブチル、1
−メチルプロピル、2−メチルプロピルである。
【0017】本発明の製薬上許容し得る酸付加塩は、対
立イオンが毒性または塩の薬理活性に意味ある寄与をし
ない塩で、それ故式Iの塩基の薬当量である。一般に医
療用途で好まれる。例えば医薬組成物により望ましい物
理的性質を持つ。例えば溶解度、吸湿性の欠乏、錠剤形
成に関係する圧縮し易さ、医薬目的で用いられる他の成
分との両立性についてである。塩は、式I塩基に選ばれ
た酸を添加して慣例的につくられ、好ましくは、水、エ
ーテル、ベンゼン、メタノール、エタノール、酢酸エチ
ル、アセトニトリルのような普通に用いられる不活性溶
媒の過剰を用いる溶液中で接触させてつくられる。塩は
また、複分解によっても、式Iの物質の一塩の陰イオン
が他の陰イオンに置きかわる条件のイオン交換樹脂での
処理によってもつくられ、その条件で望む種の分離が、
溶液からの沈澱または溶媒への抽出、またはイオン交換
樹脂からの溶離または保持によるなどしてできる。式I
の物質の塩形成の目的のための製薬上許容し得る酸は、
硫酸、リン酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、クエ
ン酸、酢酸、安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、硝酸、
ムチン酸、イセチオン酸、パルミチン酸、ヘプタン酸な
どを含む。
【0018】式Iの化合物は、スキーム1に示されたプ
ロセスの方法により製造できる。
【化12】
【0019】スキーム1の二つのプロセスで、R1 〜
R4 は先に定義した通りである。試薬Y−Xは有機脱
離基試薬を表わし、Xは、トシル、メシル、ハロゲン化
物、硫酸塩、リン酸塩などのような脱離基断片であり、
Yはプロトンまたは対立イオンであり、Y−Xは例えば
HBr、トシルクロリドなどである。“水素化物還元”
はXII をIII により還元的アミノ化し、特にX
II とIII の最初の錯体を還元して生成物Iにす
る反応に関する。プロセス#2で用いられる好ましい試
薬はNaCNBH3 である。スキーム1の試薬とその
略語は有機合成に熟練した人によく知られていて、その
構造や取扱いは容易に理解されるだろう。
【0020】スキーム1のプロセス#1は、式IIのイ
ンドールカルボン酸またはエステルを式VIの相当する
アルコールに還元し、アルコール部分が有機脱離基であ
る式Vの活性化中間体に変えることから成る。中間体V
を式III のピリミジニルピペラジンと反応させて、
生成物Iを提供する。
【0021】プロセス#2は、式XII のインドール
中間体を式IIIのピリミジンピペラジン中間体と化合
させ、次いで水素化ホウ素シアノナトリウムで処理して
式Iの生成物を得ることから成る。
【0022】二つのプロセスの上で述べた工程の試薬、
溶媒、反応条件は、標準的有機反応から成る工程として
、有機合成に熟練した人にわかるだろうし、その細部は
、化学文献で容易に利用できる。これらプロセスは、本
発明による他の化合物を製造するために変形されるが、
特に示さない。同じ化合物を多少違う様式で製造する変
形方法も、その道の熟練者には明白であろう。
【0023】さらに詳しく述べるために、代表的合成例
を後の実施例にあげる。
【0024】セロトニンは、片頭痛攻撃に続くセロトニ
ン中間代謝物の排泄の増加や、片頭痛時の血小板のセロ
トニン濃度の減少を含む蓄積した証拠によって、片頭痛
の病理学につながっている。この後者の効果は、片頭痛
に特異的にあらわれ、痛みやストレスの結果ではない。 (Anthony,et  al,“片頭痛とストレス
における血しょうセロトニン”,Arch.Neuro
l.1967,16:544−552)。さらに重要な
ことは、レセルピンを筋肉注射すると血しょうセロトニ
ンが低下し、特徴的な片頭痛タイプの頭痛を誘発する。 この誘発された頭痛は、セロトニンクレアチン硫酸塩を
徐々にI.V.注射すると軽くなるだろう。(Kimb
all,et  al.,“片頭痛患者のセロトニンの
効果”,Neurology  N.Y.,1960,
10:107−111)
【0025】セロトニンは片頭痛攻撃の治療に効果的な
ように見えるが、片頭痛での利用は、落ち着きのなさ、
吐気、失神、過剰な呼吸、顔面潮紅、不規則性機能亢進
のような副作用によって妨げられる。(Lance,e
t  al.,“体液メカニズムによる脳動脈のコント
ロールと片頭痛シンドロームへの関係”,Headac
he,1967,7:93−102)。この理由により
、他の作用なしに片頭痛を治療する、より特異的なセロ
トニン剤が、大変有用な抗片頭痛薬剤である。発見の蓄
積によって、セロトニン受容体の5−HT1Dサブタイ
プに対する選択性のある化合物は、片頭痛治療に臨床的
に有効であろうことがわかっている。このことに関し今
回の発明の化合物は、5−HT1D位に強い親和力とア
ゴニスト活性をもつと証明される。その高さは、5nm
ol以下というIC50値で示される。
【0026】5−HT1D結合性の測定は、Heuri
ng  and  Peroutka,J.Neuro
sci.,7(3),1987,894−903に記述
された方法を少しだけ変えて用い、なされた。インビト
ロIC50(nM)テスト値は、トリチウム化セロトニ
ンを用い、本発明の化合物について測定された。
【0027】今回の発明の他の局面は、患者に、式Iの
化合物または製薬上許容し得るその塩の治療有効量を全
身投与することから成る、片頭痛患者を治療するための
方法を提供する。
【0028】式Iの化合物の投与、投薬摂生は、標準化
合物スマトリプタンと同じようにするものと考えられる
。Oxford,GB2,162,522A参照。投薬
と投薬摂生は各々のケースで堅実な専門家の判断を利用
し、患者の年令、体重、コンディションや投与ルート、
疾患の性質や重さを考慮して注意深く調節されなければ
ならないが、一般的に一日の投与量は約0.05〜10
mg/kg、好ましくは0.1〜2mg/kgで、非経
口投与で約1〜50mg/kg、経口投与で約5〜20
mg/kgである。もっと少ない量で十分な治療効果が
得られる場合もあり、もっと多く必要な場合もある。全
身投与は、経口、鼻腔内、直腸内および非経口(すなわ
ち、筋肉内、静脈内、皮下)による。一般に、本発明の
化合物を経口投与すると、鼻腔内または非経口的に与え
られた場合より、同じ効果を生じるのにより多くの活性
剤を必要とするだろう。良い臨床医に従って、有害また
は御し難い副作用を起さずに抗片頭痛効果を生じる濃度
レベルで今回の化合物を投与するのが望ましい。
【0029】本発明の化合物は、個別の治療剤としてま
たは他の治療剤との混合として、抗片頭痛目的のために
投与される。治療上、一般的に、式Iの化合物または製
薬上許容し得るその塩の抗片頭痛量および製薬上許容し
得る担体、賦形剤、希釈剤から成る医薬組成物として与
えられる。単位投与量当り約1〜500mgの活性成分
を提供する医薬組成物が好ましく、錠剤、ロゼンジ、カ
プセル、粉剤、水性または油性懸濁液、シロップ、エリ
キシル剤、水溶液として慣例通り製造される。
【0030】用いられる医薬組成物の性質は、もちろん
望む投与ルートによる。例えば、経口組成物は錠剤また
はカプセルの形で、結合剤(例えばスターチ)や湿潤剤
(例えばラウリル硫酸ナトリウム)のような慣例の賦形
剤を含む。式I化合物と慣例の製薬賦形剤の溶液または
懸濁液は、鼻腔内や非経口組成物に用いられ、静脈注射
用の水溶液、筋肉注射用の油性懸濁液などである。
【0031】本発明を構成する化合物、その製造方法、
その生理作用は、次の実施例によりさらに明らかになる
だろう。その実施例は例示するだけの目的であげるので
あって、発明の範囲を限定するものではない。次の実施
例で、温度はセ氏温度で表わし、融点は未修正である。 核磁気共鳴(NMR)スペクトル特性は、標準品、テト
ラメチルシラン(TMS)に対する100万分の1 (
ppm)で表わされた化学シフト(δ)による。 1H
  NMRスペクトルデータ中で種々のシフトに報じら
れる相対面積は、分子中の特定の官能タイプの水素原子
数に相当する。シフトの多重度に関する性質は、広いシ
ングレット(bs)、シングレット(s)、マルチプレ
ット(m)、トリプレット(t)、ダブレット(d)と
して報じる。DMSO−d6 (ジュウテロジメチルス
ルホキシド)、CDCl3 (ジュウテロクロロホルム
)の略語を用い、その他は慣例通りである。赤外(IR
)スペクトルは、官能基同定値をもつ吸収波数(cm−
1)のみ記載する。IR測定は、希釈剤として臭化カリ
ウム(KBr)を用いて行なった。元素分析は重量パー
セントで表わす。
【0032】次の実施例は、式Iの化合物と同様、各プ
ロセス中の合成中間体の製造を詳細に記述する。材料、
方法の両方の変形で、この中で示される他の化合物が製
造できることは、その道に熟練した人には明らかであろ
う。これまでの記述と次の実施例から、その道に熟練し
た人は本発明を最大限利用できると信じる。
【0033】
【実施例】スキーム1の三つのプロセスで利用される合
成中間体化合物を製造するためのいくつかの代表的方法
を以下にあげる。ほとんどの出発物質とある中間体(例
えば式IIおよびVの化合物)は、市販されているかま
たは、その合成方法は、有機合成化学に熟練した人によ
く利用される化学文献で容易に得られる。
【0034】式IIの化合物 実施例1 一般方法:5−フルオロインドール−3−プロピオン酸
インドール−3−プロピオン酸の製造でJohnson
により報じられた方法(H.E.Johnson  a
nd  D.G.Crosby,J.Org.Chem
.,25,569 (1969)の変形を用いた。アク
リル酸(1.5ml,0.022mol)および無水酢
酸(1.9ml,0.02mol)を含む、5−フルオ
ロインドール(1.35g,0.010mol)の10
ml酢酸溶液を、90℃で5日間加熱した(オイルバス
)。揮発物を減圧除去し、3N  NaOHに入れた。 不溶物を濾過して除き、濃HClで酸性化し、CH2 
Cl2 で抽出した。有機抽出液を乾燥させ(Na2 
SO4 )、蒸発させて、固体の生成物(1.191g
,57%)を得、さらに精製せずに用いた。
【数1】 一般方法の適当な変形により、他の式IIの化合物が容
易に得られる。
【0035】実施例2 5−クロロインドール−3−プロピオン酸粗生成物をク
ロマトグラフィーして(SiO2 /5−20%  酢
酸エチル−CH2 Cl2 )、表題の化合物をベージ
ュの固体で得た。
【数2】
【0036】実施例3 6−フルオロインドール−3−プロピオン酸粗生成物を
クロマトグラフィーして(SiO2 /20%  ヘキ
サン−酢酸エチル)、表題の化合物をベージュの固体で
得た。
【数3】
【0037】実施例4 3−〔5−(メチルスルホニル)アミノインドリル〕プ
ロピオン酸 A.5−(メチルスルホニル)アミノインドール20g
の5−アミノインドール(151mmol,1.0当量
)および31.5ml(226mmol,1.5当量)
のトリエチルアミンの200ml  CH2 Cl2 
溶液に0℃で、12.8ml(166mmol,1.1
当量)のメタンスルホニルクロリドの50ml  CH
2 Cl2 溶液を滴下した。16時間かけて徐々に室
温まで温めた。反応混合物を濃縮し、酢酸エチル800
mlに溶かした。有機層を200mlの水、100ml
の0.1M  HCl、100mlの飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液、100mlの飽和塩化ナトリウム水溶液
で洗った。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾
過し、減圧濃縮して、31.55g(100%)の5−
メタンスルホンアミドインドール、m.p.133−1
35℃を得た。
【0038】B.3−〔5−メタンスルホニル〕アミノ
インドリル〕プロピオン酸 3.4g(16.2mmol,1.0当量)の5−メタ
ンスルホンアミドインドールの15ml氷酢酸溶液に、
2.2ml(32.3mmol,2.0当量)のアクリ
ル酸および3.1ml(32.3mmol,2.0当量
)の無水酢酸を加えた。90℃で18時間加熱した。 冷まし、揮発性物質を減圧除去した。加熱しながら、1
M水酸化ナトリウムに溶かした。不溶物を濾過して除い
た。塩基性水層を濃塩酸でpH1に酸性化した。水層を
酢酸エチル50mlずつで3回抽出した。合わせた有機
層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、褐
色オイル5.0gを得、その 1HNMRおよび質量ス
ペクトルは、カルボン酸形成に一致した。さらに精製せ
ずに次の反応に用いた。
【0039】式VIの化合物実施例5 一般方法:5−フルオロ−3−(3−ヒドロキシプロピ
ル)インドール LiAlH4 (433mg,11.4mmol)の2
0ml乾燥テトラヒドロフラン懸濁液に5−10℃で、
5−フルオロインドール−3−プロピオン酸(1.17
9g,5.7mmol)の5mlテトラヒドロフラン溶
液を加えた。10分後アイスバスをとり、室温で30分
間攪拌し、次に30分間還流加熱した。その結果できた
ゴム状混合物を室温まで冷まし、0.5mlのH2 O
、次に0.5mlの15%NaOH溶液、最後に1.5
mlのH2 Oを加えて反応を止めた。酢酸エチルで希
釈し、乾燥させ(MgSO4)、蒸発させて、黄緑色の
オイルを得た。フラッシュクロマトグラフィー(SiO
2 /CH2 Cl2 −酢酸エチル=2:1)して、
オイルの生成物(918mg,83%)を得た。
【数4】
【0040】実施例6 5−クロロ−3−(3−ヒドロキシプロピル)インドー
ル 一般方法により表題化合物を製造して、明褐色オイルを
得、精製せずに用いた。収率=96%;IR(そのまま
)3430,3300,1462cm−1
【0041】
実施例7 6−フルオロ−3−(3−ヒドロキシプロピル)インド
ール 反応を室温で5時間かけて行った以外は一般方法によっ
て製造した。標準の後処理をして、明褐色ゴム状の表題
化合物を得た。収率=90%;IR(そのまま)342
0,1630cm−1
【0042】実施例8 3−〔5−(メチルスルホニル)アミノインドリル〕プ
ロパノール 2.02g(7.16mmol,1.0当量)の粗イン
ドールプロピオン酸(実施例4)の10mlTHF溶液
に0℃で、1Mボラン−THF錯体のTHF溶液32.
2mlを滴下した。加え終ってアイスバスをとり、30
分間かけて室温まで温めた。反応混合物を飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液に注ぎ入れ、酢酸エチル25mlずつ
で3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮して、黄色オイル1.8
2gを得た。これをシリカゲルで、0.5%濃アンモニ
ア水を含む塩化メチレン中5%メタノールを用いてクロ
マトグラフィーし、0.900g(5−メタンスルホン
アミドインドールから通算収率47%)のVIを得た。
【0043】式Vの化合物 実施例9 一般方法:5−フルオロ−3−(3−p−トルエンスル
ホニルオキシプロピル)インドール 5−フルオロ−3−(3−ヒドロキシプロピル)インド
ール(917mg,4.75mmol)の20ml  
CH2 Cl2 溶液に0℃で、トリエチルアミン(7
28μl,5.23mmol)を加え、次いでp−トル
エンスルホニルクロリド(994mg,5.23mmo
l)の5ml  CH2Cl2 溶液、さらに4−ジメ
チルアミノピリジン(59mg,0.48mmol)を
加えた。0℃で30分間、次に室温で1.5時間攪拌し
た。蒸発させてクロマトグラフィー(SiO2 /CH
2 Cl2 )して、ゴムを得た。そのゴムをエーテル
に溶かし、オイルが分離するまでヘキサンで希釈した。 少量のCH2 Cl2 を加えると、オイルが溶解し、
生成物が晶出した。−20℃で置き、濾過して、減圧で
乾燥させて、綿毛の白色針状生成物(1.378g,8
4%)を得た。
【数5】
【0044】実施例10 5−クロロ−3−(3−p−トルエンスルホニルオキシ
プロピル)インドール 実施例9の適当な変形で製造した粗生成物をクロマトグ
ラフィーして(SiO2 /酢酸エチル−ヘキサン=1
:1)、固体の表題化合物を得た。m.p.80−83
℃;収率=80%;IR(そのまま)3442,135
0,1175cm−1
【0045】実施例11 6−フルオロ−3−(3−p−トルエンスルホニルオキ
シプロピル)インドール 実施例9の適当な変形で製造した粗生成物をクロマトグ
ラフィーして(SiO2 /10−30%酢酸エチル−
ヘキサン)、油状の表題化合物を得た。収率=84%;
IR(そのまま)3410,1353,1178cm−
【0046】実施例12 3−(3−ブロモプロピル)−1H−インドール三臭化
リン(17.4g)のEt2 O(30ml)溶液を、
3−(3−ヒドロキシプロピル)インドール(VI,7
.5g)を含むEt2 O溶液(100ml)に、0℃
で攪拌しながらN2 ガス下滴下した。加え終ってから
、23℃まで温め、連続して16時間攪拌した。その後
0℃に冷やし、氷(約25ml)を加え、さらに2時間
攪拌した。有機層を分け、水層をEt2 Oで抽出した
。合わせた有機層を飽和NaCl溶液で洗い、MgSO
4 で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮して、3−(3−ブ
ロモプロピル)インドール(V,1.51g,15%)
を得た。
【0047】実施例13 3−〔5−(メチルスルホニル)アミノインドリル〕プ
ロパノール  メタンスルホネート 0.0920g(0.343mmol,1.0当量)の
インドールプロパノールの3.5mlTHF溶液に0℃
で、0.10ml(0.686mmol,2.0当量)
のトリエチルアミン、続いて0.04mlのメタンスル
ホニルクロリドを加えた。0℃で30分間攪拌し、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液15mlに注ぎ入れた。水層
を酢酸エチル5mlずつで2回抽出した。合わせた有機
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧濃縮
して、黄色オイル0.127gを得、その 1HNMR
はメシレートVの形成を示した。
【0048】式III の化合物 実施例14 1−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン…
方法1 ピペラジン(38.40g,0.45mol)のCH3
 CN(225ml)溶液に、4−クロロ−5−メトキ
シピリミジン(6.45g,0.04mol)を含むC
H3 CN(100ml)溶液を、窒素ガス下で滴下し
た。 加え終ってから60℃に0.75時間加熱した。減圧濃
縮し、CH2 Cl2 に溶かし、5%NaHCO3 
とH2 Oで抽出した。有機相をK2 CO3 で乾燥
させ、減圧濃縮した。シリカゲルでクロマトグラフィー
して(CH2 Cl2 :MeOH:NH4 OH;9
2:8:0.8)、II(7.63g,88.1%)を
得た。その塩基(1.0g)をエタノール性HClで処
理し、EtOH/i−PrOHから結晶化させて、II
の塩酸塩(0.50g,39.1%,m.p.207−
211°)を得た。
【0049】1−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)
ピペラジン…方法2 A.4,6−ジヒドロキシ−5−メトキシピリミジンB
retschneider,Richter  and
  Klotzer,Monatsh.Chem.,9
6(6),1661−76(1965)の方法の変形を
用いた。無水メタノール(1.0リットル)をアイスバ
スで冷やしながら、3リットル丸底フラスコに入れたメ
トキシドナトリウム(175g,3.24mol)に加
えた。20℃以下に冷やしながら、ジメチルメトキシマ
ロネート(162.14g,1.00mol)、続いて
固体のホルムアミジンアセテート(104.11g,1
.00mol)を加えた。アイスバス中で30分間攪拌
し、次に1時間還流した。冷たいウォーターバスで冷や
してから、濃HCl(約350ml)を加えて、pH試
験紙で強酸性にした。沈澱を濾過し、冷水(約400m
l)に懸濁させ、再び濾過した。白色粉末を減圧で乾燥
させ(125.84g,88.7%)、さらに精製せず
に進めた。
【0050】B.4,6−ジクロロ−5−メトキシピリ
ミジン Bretschneider,Richter  an
d  Klotze,Monatsh.Chem.,9
6(6),1661−76 (1965)の方法の変形
を用いた。4,6−ジヒドロキシ−5−メトキシ−ピリ
ミジン(125.84g,0.887mol)、POC
l3 (700ml)、N,N−ジエチルアニリン(5
0ml)の混合物を3時間還流すると、褐色溶液となっ
た。 冷まし、過剰のPOCl3 を減圧除去した。ヘキサン
(約300ml)を加え、攪拌しながら還流した。熱い
ヘキサン層をビーカーにデカントし、残渣をさらに2回
熱いヘキサンで処理した。ヘキサン抽出液(合計約1リ
ットル)を減圧濃縮して、白色固体の粗生成物(116
.5g,73.3%)を得た。これを石油エーテルから
再結晶して、無色針状物(92.0g+16.51g二
回目、93.1%通算回収)を得た。
【0051】C.6−クロロ−5−メトキシ−4−(1
−ピペラジニル)ピリミジン ピペラジン(30g)を水(150ml)に溶かし、次
に固体の4,6−ジクロロ−5−メトキシピリミジン(
10.00g,55.8mmol)を加えた。室温で2
時間力強く攪拌すると、4,6−ジクロロ−5−メトキ
シピリミジンが溶けた。塩化メチレンで抽出した(収量
12.67g,99.2%)。粗生成物の試料(5g)
をシリカゲルで、溶離液として20−40%メタノール
/酢酸エチルの傾斜を用いクロマトグラフィーした。次
にアセトニトリルに溶かし、濃HClを加えて白色粉末
の塩を得、減圧で乾燥させて、分析用試料を得た。(4
.0g,m.p.169−173℃気泡)
【数6】
【0052】D.1−(5−メトキシ−4−ピリミジニ
ル)ピペラジン ピペラジン(20g)を、Parrボトルに入れた水(
100ml)に溶かし、次に固体の4,6−ジクロロ−
5−メトキシピリミジン(5.00g,27.9mmo
l)を加えた。室温で2時間力強く攪拌すると、4,6
−ジクロロ−5−メトキシピリミジンが溶けた。攪拌棒
を除き、濁った溶液に触媒(10%Pd/C,1.0g
)を加え、室温で水素化(60psi,3時間)した。 触媒を濾過して除き、濾液をCH2 Cl2 で3回抽
出した。CH2 Cl2 抽出液をNa2 SO4 で
乾燥させ、減圧濃縮して、透明なオイルを得、静置して
凝固させた(3.34g,61.7%)。この粗生成物
をKugelrohr蒸留し(収量3.24g)、アセ
トニトリルに溶かし、濃HClを加えて白色粉末の生成
物が沈澱し、減圧乾燥させた(4.32g,粗生成物か
ら94.0%,m.p.219−221.5℃)。
【0053】実施例5 1−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)−2−メチル
ピペラジン…方法1 A.1−(t−ブトキシカルボニル)−3−メチルピペ
ラジン 2−メチルピペラジン(5.00g,0.05mol)
の200ml  CH2 Cl2 冷(−5℃)溶液に
、ジ−t−ブチルジカーボネート(10.9g,0.0
5mol)の100ml  CH2 Cl2 溶液を1
時間かけて加えた。−5℃で1時間、次に室温で2時間
攪拌した。水で洗い、Na2 SO4 で乾燥させ、蒸
発させてオイルを得、クロマトグラフィー(SiO2 
/酢酸エチル次に酢酸エチル−MeOH−NH4 OH
=10:1:0.1)して、オイルの生成物(4.30
g,43%)を得た。 さらに精製せずに用いた。
【数7】
【0054】B.1−(t−ブトキシカルボニル)−4
−(5−メトキシ−4−ピリミジル)−3−メチルピペ
ラジン 乾燥アセトニトリル25ml中、1−(t−ブトキシカ
ルボニル)−3−メチルピペラジン(2.0g,0.0
1mol)、4−クロロ−5−メトキシピリミジン(1
.5g,0.01mol)およびジイソプロピルエチル
アミン(2.6ml,0.015mol)の混合物を6
0時間還流加熱した。エーテルで希釈し、水、ブライン
で洗い、Na2 SO4 で乾燥させ、蒸発させてゴム
を得た。このゴムをヘキサンで粉砕し(×3)、上清を
蒸発させてゴムを得た。フラッシュクロマトグラフィー
(SiO2 /酢酸エチル−ヘキサン=1:1,次に酢
酸エチル)して、最初に4−クロロ−5−メトキシピリ
ミジン(0.4g,27%)、次に望む生成物を明桃色
の固体で得た(1.2g,30%)。
【数8】
【0055】C.1−(5−メトキシ−4−ピリミジニ
ル)−2−メチルピペラジン 1−(t−ブトキシカルボニル)−4−(5−メトキシ
−4−ピリミジニル)−3−メチルピペラジン(1.7
0g,4.2mmol)およびトリフルオロ酢酸(5m
l)の50ml  CH2 Cl2 溶液を室温で18
時間攪拌した。蒸発させ、水に入れ、15%NaOH水
溶液でアルカリ性(pH8)にした。酢酸エチルで抽出
し、有機相を水、ブラインで洗い、Na2 SO4 で
乾燥させ、蒸発させて、半固体を得た。これをエーテル
に入れ、濾過して不溶物を除き、蒸発させてオイルの生
成物(0.80g,92%)を得た。さらに精製せずに
用いた。
【数9】
【0056】4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)
−2−メチルピペラジン…方法2 2−メチルピペラジン(20g)の水(100ml)溶
液を、固体の4,6−ジクロロ−5−メトキシピリミジ
ン(5.00g,27.9mmol)と、実施例14の
方法2と類似の方法で反応させた。水素化後、触媒を濾
過し、CH2Cl2 で抽出した。減圧濃縮し、Kug
elrohr蒸留して、透明オイル(5.46g,99
.8%)を得た。アセトニトリルに溶かし、濃HClを
加えて塩とし、i−PrOHから再結晶し、減圧乾燥し
て、白色粉末の生成物(4.02g,m.p.185−
188℃)を得た。
【0057】実施例16 1−(5−エトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジンA
.5−エトキシピリミジン ナトリウム(2.89g,125.8mmol)をエタ
ノール(110ml)に溶かし、5−ブロモピリミジン
(10.0g,62.9mmol)を加えた。120℃
のオートクレーブで17時間加熱し、23℃で60時間
静置した。エタノールを減圧で除去し、水(5ml)を
加えた。CH2 Cl2 (4×100ml)で抽出し
た。 合わせた有機抽出液を飽和NaCl水溶液で洗い、無水
K2 CO3 で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮した。シ
リカゲルでクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc
=70:30)して、5−エトキシピリミジン(2.0
0g,25.6%)を得た。
【0058】B.5−エトキシピリミジンN−オキシド
5−エトキシピリミジン(2.00g,16.1mmo
l)のCH2 Cl2 (100ml)溶液に、3−ク
ロロパーオキシ安息香酸、50−60%工業用(6.1
3g,17.7mmol)を加え、23℃で18時間攪
拌した。Na2 CO3 (1.71g,16.1mm
ol)を含む水(2ml)で抽出した。有機相を無水K
2 CO3 で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮し、N−オ
キシド(1.75g,78%)を得た。
【0059】C.4−クロロ−5−エトキシピリミジン
CHCl3 (60ml)中、トリエチルアミン(1.
90g,18.6mmol)およびオキシ塩化リン(2
.87g,18.6mmol)の溶液に、5−エトキシ
ピリミジンN−オキシド(1.75g,12.5mmo
l)を加えた。加え終ってから、3時間還流加熱した。 0℃に冷やし、CHCl3 (60ml)および水(1
0ml)、続いてNaHCO3 (3.15g,37.
5mmol)を加えた。泡立ちが止んでから、有機相を
分け、MgSO4 で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮して
クロロ生成物(1.98g)を得、さらに精製せずに用
いた。
【0060】D.4−(エトキシカルボニル)−1−(
5−エトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン4−クロ
ロ−5−エトキシピリミジン(1.98g,12.5m
mol)、エチル  1−ピペラジンカルボキシレート
(5.93g,37.5mmol)および微粉砕したK
2 CO3 (5.18g,37.5mmol)の混合
物をCH3 CN(75ml)中で4時間還流加熱した
。23℃にさまし、溶媒を減圧除去した。CH2 Cl
2 に溶かし、水(5ml)で洗った。無水K2 CO
3 で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮した。シリカゲルで
クロマトグラフィー(CH2 Cl2 /MeOH=9
8:2)して生成物(2.29g,65%)を得た。
【0061】E.1−(5−エトキシ−4−ピリミジニ
ル)ピペラジン KOH溶液(10N,20ml)に、4−(エトキシカ
ルボニル)−1−(5−エトキシ−4−ピリミジニル)
ピペラジン(2.29g,8.18mmol)を加えた
。24時間還流加熱し、水を減圧除去した。CH2 C
l2に溶かし、飽和NaCl溶液で洗い、無水K2 C
O3 で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮した。シリカゲル
でクロマトグラフィー(CH2 Cl2 /MeOH/
NH4 OH;95:5:0.5)してIII (0.
71g,42%)を得た。
【0062】式Iの生成物 実施例17 1−〔3−(5−フルオロ−1H−インドール−3−イ
ル)プロピル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミジニ
ル)ピペラジン 5−フルオロ−3−(3−p−トルエンスルホニルオキ
シプロピル)−インドール(1.16g,3.34mm
ol)の50mlアセトニトリル溶液に、1−(5−メ
トキシ−4−ピリミジル)ピペラジン(0.78g,4
.0mmol)、KI(0.56g,4.0mmol)
およびジイソプロピルエチルアミン(3.48ml,2
0.0mmol)を加え、20時間還流加熱した。酢酸
エチルで希釈し、水、ブラインで洗い、Na2 SO4
 で乾燥させ、蒸発させて、ゴムを得た。フラッシュク
ロマトグラフィー(SiO2 /酢酸エチル−メタノー
ル95:5)して、ゴムを得、CH2 Cl2 −エー
テルで粉砕した。上清を蒸発させて泡を得、酢酸エチル
−ヘキサンから再結晶して、オフホワイトの結晶の生成
物(0.70g,57%)を得た。
【数10】
【0063】実施例18 4−(5−エトキシ−4−ピリミジニル)−1−〔3−
(1H−インドール−3−イル)プロピル〕ピペラジン
塩酸塩水和物 3−(1H−インドール−3−イル)プロピル4−メチ
ルベンゼンスルホネート(0.87g,2.65mmo
l)、1−(5−エトキシ−4−ピリミジニル)ピペラ
ジン(1.10g,5.29mmol)、微粉砕したK
2 CO3 (0.73g,5.29mmol)および
テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(0.04g,0
.13mmol)の混合物を、CH3 CN(15ml
)中で窒素ガス下2.5時間還流加熱した。23℃まで
さまし、16時間静置した。減圧濃縮し、CH2 Cl
2 に溶かし、水で抽出した。有機相を無水K2 CO
3 で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮した。シリカゲルで
クロマトグラフィー(CH2 Cl2 /MeOH:9
8:2)して、フリーの塩基(0.70g,72%)を
得、エタノール性HClで処理してI(0.85g,9
9%,mp>230℃)を得、EtOH/MeOHから
結晶化させた。
【数11】
【0064】実施例19 1−〔3−(1H−インドール−3−イル)プロピル〕
−4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン
塩酸塩 3−(1H−インドール−3−イル)プロピル  4−
メチルベンゼンスルホネート(3.39g,10.31
mmol)、1−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)
ピペラジン(2.0g,10.31mmol)、N,N
−ジイソプロピルエチルアミン(1.33g,10.3
1mmol)、ヨウ化カリウム(0.26g,1.55
mmol)の混合物を、ジメチルホルムアミド(6ml
)中で窒素ガス下18時間50℃に加熱した。減圧で濃
縮し、シリカゲルでクロマトグラフィー(EtOAc:
Et3 N:MeOH;92:4:4)してフリーの塩
基(2.35g,64.9%)を得、エタノール性HC
lで処理した。イソプロパノールから再結晶して化合物
I(2.37g,57.5%;m.p.221−224
℃)を得た。
【数12】
【0065】実施例20 1−〔3−(1H−インドール−3−イル)ブチル〕−
4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン2
0mlの乾燥THF中、1−(5−メトキシ−4−ピリ
ミジニル)ピペラジン(1.55g,8.0mmol)
、トリエチルアミン塩酸塩(1.10g,8.0mmo
l)およびNaCNBH3 (1.76g,28mmo
l)の混合物に、3−(3−オキソブチル)−インドー
ル(J.Szmuskovicz,etal.,J.A
m.Chem.Soc.,79,2819 (1957
))(0.75g,4.0mmol)の5mlTHF溶
液を加え、室温で20時間攪拌した。10%飽和NaH
CO3 溶液に注ぎ入れ、酢酸エチル(×2)で抽出し
た。水(×2)で、次に0.1N  HCl  25m
lで洗った。1N  HCl(×2)で抽出し、水相を
CH2 Cl2 (×2)で洗い、0℃に冷やし、50
%NaOH水溶液でアルカリ性にした。ゴム状の沈澱を
生じ、酢酸エチル(×4)に抽出し、合わせた有機抽出
液をブラインで洗い、Na2 SO4 で乾燥させ、蒸
発させてゴムを得た。フラッシュクロマトグラフィー(
SiO2 /アセトニトリル−メタノール;95:5次
に80:20)して、白色泡の純粋な生成物(968m
g,66%)を得た。
【0066】その泡をCH2 Cl2 に入れ、過剰の
エタノール性HClで処理した。蒸発させ、再び過剰の
エタノール性HClに入れた。蒸発させると明褐色の泡
を得、熱いメタノール−アセトンから結晶化させて、白
色粉末の塩酸塩(916mg)を得た。
【数13】
【0067】実施例21 1−〔3−(1H−インドール−3−イル)プロピル〕
−4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)−3−メチ
ル−ピペラジン 25mlの乾燥アセトニトリル中、3−(1H−インド
ール−3−イル)プロピル)4−メチルベンゼンスルホ
ネート(1.30g,4.0mmol)、1−(5−メ
トキシ−4−ピリミジニル)−2−メチルピペラジン(
0.80g,3.9mmol)、粉砕したてのKI(0
.66g,4.0mmol)およびジイソプロピルエチ
ルアミン(3.5ml,20mmol)を18時間還流
加熱した。酢酸エチルで希釈し、H2 O、ブラインで
洗い、Na2 SO4 で乾燥させ、蒸発させてゴムを
得た。クロマトグラフィー(SiO2 /酢酸エチル次
に5%MeOH−酢酸エチル)して、泡状の表題化合物
(0.75g,54%)を得た。その泡を過剰のメタノ
ール性HClに入れ、蒸発させ、メタノール−イソプロ
パノール−エーテルから結晶化させて、0.50gの固
体を得た。メタノール−エーテルから再結晶して、オフ
ホワイトの固体の塩酸塩(0.30g)を得た。
【数14】
【0068】実施例22 1−〔3−(5−メタンスルホンアミド−1H−インド
ール−3−イル)プロピル〕−4−(5−メトキシ−4
−ピリミジニル)ピペラジン 0.127g(0.343mmol,1.0当量)のメ
シレート(実施例13)の3mlアセトニトリル溶液に
、0.12ml(0.686mmol,2.0当量)の
N,N−ジイソプロピルエチルアミン、0.006g(
0.034mmol,0.1当量)のヨウ化カリウムお
よび0.133g(0.686mmol,2.0当量)
の1−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン
を加えた。16時間還流加熱した。室温にさまし、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ入れた。酢酸エチル5
mlずつで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、濾過し、減圧濃縮して黄色オイル
0.250gを得た。1%濃アンモニア水溶液を含む塩
化メチレン中10%メタノールを用いて、クロマトグラ
フィーして、オイルの塩基0.0795g(52%)を
得た。
【0069】塩基0.211g(0.475mmol,
1.0当量)の5mlエタノール溶液に1M  HCl
  0.95ml(0.95mmol,2.0当量)を
加えた。濃縮して黄褐色の結晶を得た。熱いエタノール
から再結晶して、0.1385gの塩酸塩エタノール和
物を得た。
【数15】
【0070】これら実験方法の適当な変形により、有機
化学合成に熟練した人は、式Iの生成物をこの他にも製
造できる。
【表1】
【0071】式Iによって先に定義したものと類似の化
合物も抗片頭痛特性をもつ。例えば、これらの化合物も
セロトニン受容体の5−HT1Dサブタイプに選択的結
合およびアゴニスト特性を示す。一般に全部がその受容
体に強力な相互作用を示し、ほとんどすべての化合物が
20nmol以下のIC50値で、より強いものは5n
mol以下のIC50値をもつ。5−HT1D結合位に
関するこのIC50テスト値の意味は、抗片頭痛の可能
性に関係するとして、式I化合物ですでに述べた。
【0072】式I′の構造をもつ化合物をも含むように
、本発明の範囲をひろげる。追加の課題事項は式I′の
化合物、または製薬上許容し得るその酸付加塩および/
またはその溶媒和物から成る。
【化13】 〔式中、R1 は低級アルコキシ、フェニル−低級アル
コキシ、ヒドロキシ、および
【化14】 (式中、Rは低級アルキルであり、R5 は水素または
低級アルキルである)から選ばれ、R2 およびR3 
は各々水素および低級アルキルから選ばれ、R4 は低
級アルキル、R6 は水素またはハロゲンである。)

0073】かようにして、再定義された発明は、式XI
の化合物または製薬上許容し得るその酸付加塩および/
またはその溶媒和物を含む。
【化15】 〔式中、R1 は水素、ハロゲン、低級アルコキシ、フ
ェニル−低級アルコキシ、ヒドロキシおよび
【化16】 (式中、Rは低級アルキルであり、R5 は水素または
低級アルキルである)から選ばれ、R2 およびR3 
は各々水素および低級アルキルから選ばれ、R4 は低
級アルキルであり、R6 は水素またはハロゲンである
【0074】見ての通り、式XIは式Iおよび式I′
の両方の化合物を含む。式XIの化合物の好ましい溶媒
和形は水和物であり、すなわち水和の水と錯体をつくっ
た化合物である。
【0075】式I′の化合物は、スキーム1で概説し、
先の実験の実施例で特に例示した合成方法の適当な変形
によって得られる。さらに以下に述べる合成方法も、式
I′および、明白な変形で式I化合物もの製造に有用で
ある。
【0076】スキーム2は、すでに述べたスキーム1の
プロセス#1の代表的変法である。式IIまたはVの中
間体化合物は、その後スキーム1により合成を進める。
【化17】 スキーム3は、R2 が低級アルキルである式XI生成
物の合成を示す。
【化18】
【0077】スキーム2および3で、R1 −R6 は
式XIの化合物に関して定義した通りである。Gran
dbergとDemersonの参考文献は、フェニル
ヒドラジン、ジヒドロピラン、ジヒドロフランを用いて
のインドール製造を述べている。スキーム3では、選ば
れたインドールはR2 −ビニルケトンでアルキル化さ
れ、さらに相当するアルコールに還元され、次にトリフ
ェニルホスフィン−四臭化炭素錯体で処理してブロモ誘
導体に変わる。このブロモ中間体を化合物III と反
応させて、低級アルキルR2 基をもつ望むXI生成物
を得る。
【0078】次に、式XI化合物を製造する統一方法を
あげる。この方法は、式XVの化合物を式III の化
合物と反応させることから成り、Zが酸素なら、反応は
還元剤の存在で行なう。
【化19】 〔式中、R1 は水素、ハロゲン、低級アルコキシ、フ
ェニル−低級アルコキシ、ヒドロキシおよび
【化20】 (式中、Rは低級アルキルであり、R5 は水素または
低級アルキルである)から選ばれ、R2 は水素または
低級アルキルであり、R6 は水素またはハロゲンであ
り、Zは酸素または、トシル、メシル、ハロゲン化物、
硫酸塩、リン酸塩のような有機脱離基断片であり、点線
はZが酸素であり、炭素と酸素間に二重結合が求められ
る時は共有結合であり、Zが脱離基断片であって単結合
だけの時は結合がなく、水素原子が末端の炭素原子に結
合している。)
【化21】 (式中、R3 は水素または低級アルキルであり、R4
 は低級アルキルである。)
【0079】追加の実験方法を続け、本発明の化合物の
製造をさらに説明する。
【0080】実施例23 A.5−(メチルスルホニル)メチルアミノインドール
400mlの無水THF中、15.22g(72.4m
mol,1.0当量)の5−(メチルスルホニル)アミ
ノインドールの溶液に0℃で、2.5M  n−BuL
iヘキサン溶液32ml(79.6mmol,1.1当
量)を滴下した。0℃で30分間攪拌し、続いてヨウ化
メチル11.3g(79.6mmol,1.1当量)を
滴下した。室温まであたため、66時間攪拌した。酢酸
エチル1リットルに注ぎ入れ、1N  NaOH200
mlずつ5回および飽和塩化ナトリウム水溶液200m
lで洗った。有機層を無水炭酸カリウムで乾燥させ、濾
過し、減圧濃縮して、5−(メチルスルホニル)メチル
アミノインドール16.22g(100%)を得た。
【0081】B.1−〔3−〔5−(メチルスルホニル
)アミノ−1H−インドール−3−イル〕プロピル〕−
4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)−3−メチル
ピペラジン 3−〔5−(メチルスルホニル)アミノインドリル〕プ
ロパノールメタンスルホネート1.68g(4.85m
mol,1.0当量)の20mlアセトニトリル溶液に
、2.50g(19.4mmol,4.0当量)のN,
N−ジイソプロピルエチルアミン、0.01g(0.0
485mmol,0.01当量)のヨウ化カリウムおよ
び2.02g(9.7mmol,2.0当量)の4−(
5−メトキシ−4−ピリミジニル)−3−メチルピペラ
ジンを加えた。48時間還流加熱した。さまし、酢酸エ
チル50mlおよび飽和炭酸水素ナトリウム50mlの
混合液に注ぎ入れた。有機層を分け、水層を酢酸エチル
25mlずつで3回再抽出した。合わせた有機層を飽和
塩化ナトリウム水溶液25mlで洗い、無水炭酸カリウ
ムで乾燥させ、濾過し、減圧濃縮した。96:4塩化メ
チレン:メタノールでクロマトグラフィーし、望む物質
0.82g(37%)を得た。エタノール中の塩基に、
エタノール中の9.68M  HCl  2当量を加え
て、塩酸塩をつくった。溶液を濃縮し、エタノールから
再結晶した。高真空で4時間65℃で乾燥させて、1−
〔3−〔5−(メチルスルホニル)アミノ−1H−イン
ドール−3−イル〕プロピル〕−4−(5−メトキシ−
4−ピリミジニル)−3−メチルピペラジン塩酸塩水和
物を得た。
【数16】
【0082】実施例24 1−〔3−(5−ヒドロキシ−1H−インドール−3−
イル)プロピル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミジ
ニル)ピペラジン 25mlのエタノール中、1−〔3−(5−ベンジルオ
キシ−1H−インドール−3−イル)プロピル〕−4−
(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン(実施
例33;1.40g,3.06mmol)および10%
Pd(OH)2 /C(0.85g)の混合物を、Pa
rrシェーカー中で30−40psiで3.5時間水素
化した。濾過し、新しい触媒(0.75g)を濾液に加
え、約45psiで22時間再び水素化した。Celi
teで濾過し、蒸発させて泡(0.995g,88%)
を得た。これをメタノール性HClに入れると、白色固
体が沈澱した。その固体を濾過し、冷メタノール、次に
エーテルで洗い、減圧乾燥させて、わずかに桃色がかっ
た固体の塩酸塩(0.59g)を得た。
【数17】
【0083】実施例25 3−〔3−〔4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)
−1−ピペラジニル〕ペンチル〕インドール20mlの
アセトニトリル中、3−(3−ブロモペンチル)インド
ール(1.33g,5.0mmol)、1−(5−メト
キシ−4−ピリミジニル)ピペラジン(2.00g,1
0mmol)、微粉砕のK2 CO3 (0.70g,
5.1mmol)および微粉砕のKI(0.90g,5
.1mmol)の混合物を、5時間還流加熱した。さま
してEtOAcで希釈し、H2 O、ブラインで洗い、
Na2 SO4 で乾燥させ、蒸発させてゴムを得た。 クロマトグラフィー(SiO2 /EtOAc次に10
%MeOH−EtOAc)して、ゴム状の生成物(0.
65g,34%)を得た。エーテルに入れ、メタノール
性HClを加えた。その結果生じた固体を濾過し、Et
2 Oで洗い、減圧乾燥させてオフホワイトの固体(0
.50g)を得た。
【数18】
【0084】先のスキームおよび実験方法を適当に変形
して、有機化学合成に熟練した人は、式XIの化合物を
さらに得られる。
【0085】実施例26 1−〔3−〔5−(メチルスルホニル)メチルアミノ−
1H−インドール−3−イル〕プロピル〕−4−(5−
メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン塩酸塩水和物
、m.p.227−230は、5−(メチルスルホニル
)メチルアミノインドールから類似の方法で製造された
【数19】
【0086】実施例27 1−〔3−〔5−(メチルスルホニル)メチルアミノ−
1H−インドール−3−イル〕プロピル〕−4−(5−
メトキシ−4−ピリミジニル)−3−メチルピペラジン
塩酸塩水和物、m.p.215〜218℃は、5−(メ
チルスルホニル)メチルアミノインドールから類似の方
法で製造された。
【数20】
【0087】実施例28 1−〔3−〔5−(エチルスルホニル)アミノ−1H−
インドール−3−イル〕プロピル〕−4−(5−メトキ
シ−4−ピリミジニル)ピペラジン塩酸塩水和物、m.
p.140〜145℃は、5−(エチルスルホニル)ア
ミノインドールから類似の方法で製造された。
【数21】
【0088】実施例29 1−〔3−〔5−(エチルスルホニル)メチルアミノ−
1H−インドール−3−イル〕プロピル〕−4−(5−
メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン塩酸塩水和物
、m.p.223−225℃は、5−(エチルスルホニ
ル)メチルアミノインドールから類似の方法で製造され
た。
【数22】
【0089】実施例30 1−〔3−〔5−(エチルスルホニル)メチルアミノ−
1H−インドール−3−イル〕プロピル〕−4−(5−
メトキシ−4−ピリミジニル)−3−メチルピペラジン
塩酸塩水和物、m.p.205〜207℃は、5−(エ
チルスルホニル)メチルアミノインドールから類似の方
法で製造された。
【数23】
【0090】実施例31 1−〔3−〔5−(エチルスルホニル)アミノ−1H−
インドール−3−イル〕プロピル〕−4−(5−メトキ
シ−4−ピリミジニル)−3−メチルピペラジン塩酸塩
水和物、m.p.212〜214℃は、5−(エチルス
ルホニル)アミノインドールから類似の方法で製造され
た。
【数24】
【0091】追加の化合物XI生成物およびその5−H
T1D結合活性を表2、表3に示す。
【表2】
【表3】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式XI 【化1】 〔式中、R1 は水素、ハロゲン、低級アルコキシ、フ
    ェニル−低級アルコキシ、ヒドロキシおよび【化2】 (式中、Rは低級アルキルであり、R5 は水素、低級
    アルキルから選ばれる)から選ばれ、R2 およびR3
     は各々水素、低級アルキルから選ばれ、R4 は低級
    アルキルであり、R6は水素、ハロゲンから選ばれる〕
    の化合物または製薬上許容し得るその酸付加塩またはそ
    の溶媒和物またはその立体異性体。
  2. 【請求項2】  式I 【化3】 (式中、R1 は水素、ハロゲンおよび【化4】 から選ばれ、R2 、R3 およびR5 は各々水素、
    低級アルキルから選ばれ、R4 は低級アルキルである
    )の化合物または製薬上許容し得るその酸付加塩。
  3. 【請求項3】  R1 がヒドロキシルである請求項1
    記載の化合物。
  4. 【請求項4】  4−(5−エトキシ−4−ピリミジニ
    ル)−1−〔3−(1H−インドール−3−イル)プロ
    ピル〕ピペラジン;1−〔3−(1H−インドール−3
    −イル)プロピル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミ
    ジニル)−ピペラジン;1−〔3−(5−フルオロ−1
    H−インドール−3−イル)プロピル〕−4−(5−メ
    トキシ−4−ピリミジニル)−ピペラジン;1−〔3−
    (5−クロロ−1H−インドール−3−イル)プロピル
    〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)−ピペラ
    ジン;1−〔3−(1H−インドール−3−イル)プロ
    ピル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)−3
    −メチルピペラジン;1−〔3−(1H−インドール−
    3−イル)ブチル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミ
    ジニル)−ピペラジン;1−〔3−〔5−(メチルスル
    ホニル)−アミノ−1H−インドール−3−イル〕プロ
    ピル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペ
    ラジン;1−〔3−〔5−(メチルスルホニル)−アミ
    ノ−1H−インドール−3−イル〕プロピル〕−4−(
    5−メトキシ−4−ピリミジニル)−3−メチルピペラ
    ジン;1−〔3−(5−ヒドロキシ−1H−インドール
    −3−イル)プロピル〕−4−(5−メトキシ−4−ピ
    リミジニル)ピペラジン;3−〔3−〔4−(5−メト
    キシ−4−ピリミジニル)−1−ピペラジニル〕ペンチ
    ル〕インドール;1−〔3−〔5−(メチルスルホニル
    )−メチルアミノ−1H−インドール−3−イル〕プロ
    ピル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペ
    ラジン;1−〔3−〔5−(メチルスルホニル)−メチ
    ルアミノ−1H−インドール−3−イル〕プロピル〕−
    4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)−3−メチル
    ピペラジン;1−〔3−〔5−(エチルスルホニル)ア
    ミノ−1H−インドール−3−イル〕プロピル〕−4−
    (5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン;1−
    〔3−〔5−(エチルスルホニル)メチルアミノ−1H
    −インドール−3−イル〕プロピル〕−4−(5−メト
    キシ−4−ピリミジニル)ピペラジン;1−〔3−〔5
    −(エチルスルホニル)メチルアミノ−1H−インドー
    ル−3−イル〕プロピル〕−4−(5−メトキシ−4−
    ピリミジニル)−3−メチルピペラジン;1−〔3−〔
    5−(エチルスルホニル)アミノ−1H−インドール−
    3−イル〕プロピル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリ
    ミジニル)−3−メチルピペラジン;1−〔3−(5−
    エトキシ)−1H−インドール−3−イル〕プロピル〕
    −4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン
    ;1−〔3−(5−ベンジロキシ−1H−インドール−
    3−イル)プロピル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリ
    ミジニル)ピペラジン;1−〔3−(5−メトキシ−1
    H−インドール−3−イル)プロピル〕−4−(5−メ
    トキシ−4−ピリミジニル)ピペラジン;1−〔3−(
    5,6−ジフルオロ−1H−インドール−3−イル)プ
    ロピル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピ
    ペラジン;1−〔3−(4,7−ジフルオロ−1H−イ
    ンドール−3−イル)プロピル〕−4−(5−メトキシ
    −4−ピリミジニル)ピペラジン;1−〔3−(5,7
    −ジフルオロ−1H−インドール−3−イル)プロピル
    〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラジ
    ンまたは製薬上許容し得るその酸付加塩またはその溶媒
    和物またはその立体異性体から選ばれる請求項1記載の
    化合物。
  5. 【請求項5】  該化合物が1−〔3−(1H−インド
    ール−3−イル)プロピル〕−4−(5−メトキシ−4
    −ピリミジニル)ピペラジンまたは製薬上許容し得るそ
    の酸付加塩またはその溶媒和物である請求項1記載の化
    合物。
  6. 【請求項6】  製薬上許容し得る担体、賦形剤または
    希釈剤の一またはそれ以上と組み合わせた、請求項1記
    載の化合物から成る片頭痛処置用医薬組成物。
  7. 【請求項7】  組成物が単位投薬形である請求項6記
    載の医薬組成物。
  8. 【請求項8】  製薬上許容し得る担体、賦形剤または
    希釈剤の一またはそれ以上と組み合わせた、1−〔3−
    (5−フルオロ−1H−インドール−3−イル)プロピ
    ル〕−4−(5−メトキシ−4−ピリミジニル)ピペラ
    ジンから成る請求項6記載の医薬組成物。
  9. 【請求項9】  組成物が単位投薬形である請求項8記
    載の医薬組成物。
  10. 【請求項10】  式XV 【化5】 〔式中、R1 は水素、ハロゲン、低級アルコキシ、フ
    ェニル−低級アルコキシ、ヒドロキシおよび【化6】 (式中、Rは低級アルキルであり、R5 は水素、低級
    アルキルから選ばれる)から選ばれ、R2 は水素、低
    級アルキルから選ばれ、R6 は水素、ハロゲンから選
    ばれ、Zは酸素または、トシル、メシル、ハロゲン化物
    、硫酸塩、リン酸塩から選ばれる脱離基断片であり、点
    線はZが酸素の時は共有結合であり、Zが脱離基断片の
    時は結合がなく、炭素原子はもう一つの水素と結合して
    いる〕の化合物を式III  【化7】 (式中、R3 は水素、低級アルキルから選ばれ、R4
     は低級アルキルである)の化合物と反応させ、Zが酸
    素である時は還元剤の存在下で反応させることを特徴と
    する請求項1〜5記載の化合物の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の方法により製造された
    式XIの化合物。
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