JPH04230072A - 半導体集積回路の保護回路 - Google Patents

半導体集積回路の保護回路

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JPH04230072A
JPH04230072A JP41877890A JP41877890A JPH04230072A JP H04230072 A JPH04230072 A JP H04230072A JP 41877890 A JP41877890 A JP 41877890A JP 41877890 A JP41877890 A JP 41877890A JP H04230072 A JPH04230072 A JP H04230072A
Authority
JP
Japan
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stress
transistor
pad electrode
power supply
output transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP41877890A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Kitagawa
信孝 北川
Tomotaka Saito
斉藤 智隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特にオープンドレイン出
力端子あるいは入出力兼用端子に印加されるストレス電
圧から内部回路を保護する半導体集積回路の保護回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Nチャネルオープンドレイン端子
に用いられた保護回路は、出力トランジスタ自身を用い
てストレス印加時のサージ電流を吸収させるものから改
良がなされ、特開昭61−216477号公報や米国特
許第4734752号公報で知られるように、出力トラ
ンジスタと並設してダミートランジスタを設けたもの、
特開昭62−286266号公報のようにフィールドト
ランジスタを出力トランジスタに並設したもの等がある
。これらは、いずれも出力トランジスタに対し保護素子
が直接並設されたものであり、ストレス電流を保護素子
に吸収させようとするものであった。
【0003】しかしながら、これらの構成では、保護回
路が出力トランジスタと並列接続されるため、出力トラ
ンジスタにもストレスが印加されることになる。出力ト
ランジスタ自身がサージ電流を吸収した場合、サージ印
加時に起こる過大なホットキャリヤ、基板電流等により
、gm(コンダクタンス)劣化、Vth(しきい値)変
動、ドレイン電流の低下等を引き起こし、信頼性に欠け
る面があった。
【0004】また、出力トランジスタでは、そのゲート
電極は他の駆動回路に接続されており、ストレス印加の
際、電位が変動し、例えばドレイン電圧が大きくなるに
つれ基板電流を助長し、信頼性、特性変動を変化させる
という欠点があった。
【0005】また、特開昭61−296773号公報に
開示されているように、出力トランジスタを直接パッド
電極に接続せず、抵抗を介して接続する方法も従来から
用いられている。このような抵抗は、数Ω〜数十Ω程度
の非常に小さい値でもストレスに対して保護トランジス
タと共に十分な効果を有する。また、通常動作時に別段
影響のない抵抗値であり、しかも最近の超微細化デバイ
スでの出力トランジスタのスイッチング時のノイズ問題
等により、ある程度の抵抗がはいることが望ましい。
【0006】しかしながら、上記のような各々の構成は
、電源端子を基準としたストレスに対して直接電源端子
にサージ電流が吸収されるパスが存在しないため、十分
なストレスの吸収能力を持たせるることができない。
【0007】すなわち、オープンドレイン端子の場合、
P型もしくはN型のデバイスのみを用いて構成されるた
め、パッド領域(チップの外周部)には他方への直接の
パスがなく、チップ内部に存在するロジック領域(内部
回路)の異なる型の拡散に対してストレスが吸収される
こととなる。従って、その距離が長いこと、有効面積が
狭いことにより電源端子基準のストレスに対して弱いと
いう欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
電源端子を基準としたストレスに対して直接電源端子に
サージ電流が吸収されるパスが存在しないため、十分な
ストレスの吸収能力を持たせることができないという欠
点がある。
【0009】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、電源端子基準のストレ
ス印加に対しても十分な耐圧を持たせることができる半
導体集積回路の保護回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体集積回
路の保護回路は、オープンドレイン端子を有し、第1の
電位側のレベルが出力される第1導電型の絶縁ゲート電
界効果型トランジスタで構成された出力トランジスタと
、前記オープンドレイン端子として半導体基板上に形成
されるパッド電極と、前記出力トランジスタが形成され
た前記半導体基板上の素子領域に前記パッド電極を隔て
て対向するようにこの半導体基板上に配置される第2の
電位にバイアスされた第2導電型の拡散領域と、前記第
2導電型の拡散領域に近接して形成され前記第2の電位
にバイアスされた第1導電型の拡散領域とを具備したこ
とを特徴としている。
【0011】
【作用】この発明では、パッド電極と電源端子との間で
サイリスタ動作もしくはバイポーラ動作を行う拡散領域
をパッド電極を隔てて出力トランジスタと対向するよう
に設けることによって、ストレス印加時に電源端子に対
して、保護デバイスの近くで有効にストレス電流を吸収
できるパスを設ける。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0013】図1はこの発明の一実施例を示す回路図で
ある。パッド電極1はフィールドトランジスタ2のゲー
ト及びソース、ダミートランジスタ3のドレインを介し
て保護用の抵抗4の一端に接続される。抵抗4の他端は
出力トランジスタ5のドレインに接続されている。トラ
ンジスタ5のオープンドレイン端子は入力保護用の抵抗
6、入力バッファ7を介して内部回路に接続される。
【0014】さらに、電源端子8と接地端子9との間に
サージ電流パス用のバイポーラ素子10及びダイオード
11が近接して付加されている。
【0015】上記構成では、出力トランジスタ5とパッ
ド電極1との間に抵抗4を介して、ストレス印加時電気
的分離を図り、ストレスによる信頼性、特性変動の悪影
響を回避している。また、保護素子としてダミートラン
ジスタ3とフィールドトランジスタ2をパッド電極1に
接続することによって、ストレス電流を吸収させる。さ
らに、バイポーラ素子10等で寄生的に形成されるサイ
リスタ素子によって電源端子8へのストレスの吸収パス
が構成される。以下これについて図2を参照して説明す
る。
【0016】図2はN型の半導体基板に形成される図1
の構成の保護回路の断面図である。図1と対応する箇所
には同一符号を付す。N型半導体基板11にP型ウェル
領域12が形成され、ウェル領域12にゲート酸化膜(
図示せず)が形成され、その上にゲート電極13が形成
されている。ゲート電極13で隔てられたP型ウェル領
域12表面上にはN型の不純物が高濃度に導入されたN
+型のソース領域14、ドレイン領域15が形成されて
いる。このソース領域14が接地端子9に接続され、ド
レイン領域15がパッド電極1に接続されている。この
ようにして、出力トランジスタ5もしくはダミートラン
ジスタ3が形成される。また、図示しない素子分離領域
にはフィールドトランジスタ2が形成される。
【0017】P型ウェル領域12の周辺にはP型の不純
物が高濃度に導入されたP+型領域16,17が形成さ
れている。このP+型領域16,17はトランジスタの
バックゲートバイアスとして接地端子9に接続されてい
る。P型ウェル領域12の外側の基板上にはN+型領域
18、P+型領域19が交互に近接して配置されている
。これらN+型  領域18、P+型領域19はいずれ
も電源端子8に接続される。
【0018】図3はP型の半導体基板に形成される図1
の構成の保護回路の断面図である。図1と対応する箇所
には同一符号を付す。P型半導体基板21にゲート酸化
膜(図示せず)が形成され、その上にゲート電極22が
形成されている。ゲート電極22で隔てられた基板21
表面上にはN+型のソース領域23、ドレイン領域24
が形成されている。このソース領域23が接地端子9に
接続され、ドレイン領域24がパッド電極1に接続され
ている。このようにして、出力トランジスタ5もしくは
ダミートランジスタ3が形成される。また、図示しない
素子分離領域にはフィールドトランジスタ2が形成され
る。
【0019】ソース領域23、ドレイン領域24の周辺
領域にはP+型領域25,26が形成されている。この
P+型領域25,26はトランジスタのバックゲートバ
イアスとして接地端子9に接続されている。P+型領域
25,26の外側の基板上にはN+型領域27、P+型
領域28が交互に接近して配置されている。また、P+
型領域28を囲むようにN型ウェル領域29が形成され
ている。これらN+型領域27、P+型領域28はいず
れも電源端子8に接続される。
【0020】この発明における上記図2及び図3のよう
な構成において、図1におけるバイポーラ素子10はQ
1やQ2,Q3、ダイオード11はD1やD2に相当す
る。ストレス印加時には数アンペアにも及ぶ電流と数百
Vにも及ぶ電圧が印加されるが、まず、パッド電極に接
続されたN+型領域15や24がブレークダウンし、寄
生動作の引き金になる。次にQ1,Q2に示す寄生バイ
ポーラトランジスタのサイリスタ動作やQ3のバイポー
ラ動作が起こり、十分な電流吸収能力を持ってサージ電
荷が吸収される。図4、図5はこのような寄生バイポー
ラトランジスタを示す等価回路図である。
【0021】また、接地端子に対するサージもフィール
ドトランジスタ2、ダミートランジスタ3等の保護バイ
アス自身が図6、図7のようにバイポーラQ4,Q5の
動作等によってサージ電流が十分に吸収される。なお、
図6では、例として図2のN型基板に形成されるP型ウ
ェル領域12に形成されたダミートランジスタ3につい
て示している。
【0022】また、図7のフィールドトランジスタ2に
ついて簡単に説明する。基板上のフィールド酸化膜31
上に配線層32が形成され、フィールド酸化膜31を隔
てて基板上に例えば素子を形成するN+型領域33が形
成されているところに構成されるものである。フィール
ド酸化膜31がゲート酸化膜、配線層32がゲート、N
+型領域33がソース,ドレイン領域としたものだが、
保護動作はほとんど基板をベース、またコレクタ、エミ
ッタをN+型領域33とした寄生バイポーラトランジス
タQ5の動作となる。
【0023】図8はこの発明に係る具体的なレイアウト
構成図である。図1と同一箇所には同一の符号を付して
いる。実際にはこのようにパッド電極1は大きいので、
保護用のトランジスタ類を設ける位置は、パッド電極1
を隔てて出力トランジスタ5に対向するような位置にす
る。これにより、出力トランジスタ5と保護用のトラン
ジスタ類とは適当な距離が与えられ、通常の動作時では
前記図4、図5で示されるような寄生的なサイリスタ素
子、バイポーラ素子等のラッチアップが防止される。よ
って、通常の動作時になんら影響を与えず、ストレス印
加時に電源端子に対してはバイポーラ動作、サイリスタ
動作を行わせ、高電流吸収能力を持たせることができる
【0024】また、この発明の構成では、パッド電極に
直結したダミートランジスタやフィールドトランジスタ
に十分なストレス吸収能力があれば、出力トランジスタ
に与えるストレスも緩和されるため、出力トランジスタ
を直接パッド電極に接続しても十分な耐圧を得ることが
できる。従って、図9に示されるような出力トランジス
タへの直列抵抗4が省略された構成でもよい。
【0025】寄生素子についても、、サイリスタ、バイ
ポーラいずれか1つでも十分な耐圧が得られれば省略可
能であり、種々のへ変形が可能である。また、Nチャネ
ルオープンドレイン端子に限らず、Pチャネルオープン
ドレイン端子に対しても同様の変形が可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
パッド電極と電源端子との間でサイリスタ動作もしくは
バイポーラ動作を行う拡散領域を、パッド電極を隔てて
出力トランジスタと対向するように設けたので、オープ
ンドレイン端子に対して静電気等によるストレスから出
力トランジスタを効率的に保護しつつ、信頼性、電気的
特性に影響を与えない半導体集積回路の保護回路を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す回路図。
【図2】図1の構成の保護回路がN型の半導体基板に形
成された断面図。
【図3】図1の構成の保護回路がP型の半導体基板に形
成された断面図。
【図4】寄生バイポーラトランジスタを示す等価回路図
【図5】寄生バイポーラトランジスタを示す等価回路図
【図6】保護デバイス中の寄生バイポーラトランジスタ
を示す断面図。
【図7】保護デバイス中の寄生バイポーラトランジスタ
を示す断面図。
【図8】この発明に係る具体的なレイアウト構成図。
【図9】この発明の他の実施例の構成を示す回路図。
【符号の説明】
1…パッド電極、2…フィールドトランジスタ、3…第
1の判別手段、4,6…抵抗、5…出力トランジスタ、
7…入力バッファ、8…電源端子、9…接地端子、10
…バイポーラ素子、11…ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  オープンドレイン端子を有し、第1の
    電位側のレべルが出力される第1導電型の絶縁ゲート電
    界効果型トランジスタで構成された出力トランジスタと
    、前記オープンドレイン端子として半導体基板上に形成
    されるパッド電極と、前記出力トランジスタが形成され
    た前記半導体基板上の素子領域に前記パッド電極を隔て
    て対向するようにこの半導体基板上に配置される第2の
    電位にバイアスされた第2導電型の拡散領域と、前記第
    2導電型の拡散領域に近接して形成され前記第2の電位
    にバイアスされた第1導電型の拡散領域とを具備したこ
    とを特徴とする半導体集積回路の保護回路。
JP41877890A 1990-12-27 1990-12-27 半導体集積回路の保護回路 Pending JPH04230072A (ja)

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JP41877890A JPH04230072A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 半導体集積回路の保護回路

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JPH04230072A true JPH04230072A (ja) 1992-08-19

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JP41877890A Pending JPH04230072A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 半導体集積回路の保護回路

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JP (1) JPH04230072A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522906A (ja) * 1998-08-04 2002-07-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Esd保護手段を具備する集積回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522906A (ja) * 1998-08-04 2002-07-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Esd保護手段を具備する集積回路

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