JPH04228311A - タイヤ滑り止め装置 - Google Patents

タイヤ滑り止め装置

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Publication number
JPH04228311A
JPH04228311A JP12116191A JP12116191A JPH04228311A JP H04228311 A JPH04228311 A JP H04228311A JP 12116191 A JP12116191 A JP 12116191A JP 12116191 A JP12116191 A JP 12116191A JP H04228311 A JPH04228311 A JP H04228311A
Authority
JP
Japan
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tire
arm
prevention device
attached
slip prevention
Prior art date
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Pending
Application number
JP12116191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Nishida
西田 義孝
Kazuo Tsuchiya
土屋 和男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は雪積路等を走行する車両
のタイヤに装着され、車両のスリツプを防止するタイヤ
滑り止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】雪積路等を車両が走行する場合に車両の
スリツプを防止するためにタイヤにはタイヤ滑り止め装
置が装着される。
【0003】ところで、近年、タイヤへの着脱を容易に
行なえるタイヤ滑り止め装置としてタイヤの路面当接面
に片持支持されたアーム部が配置されるタイヤ滑り止め
装置が提案されている(特開昭64−41406号)。
【0004】このタイプのタイヤ滑り止め装置の構造は
、デイスクホイールに取り付けられるアーム支持体から
タイヤの外周方向へ伸びるアームが設けられ、このアー
ム先端部がタイヤの路面当接面に配置されて、タイヤの
スリツプを防止するようになっている。
【0005】また、アーム先端部にはタイヤ周方向に沿
うチエーンを配設している。しかし、このタイヤ滑り止
め装置はタイヤの側面に位置するアーム基端部とタイヤ
の路面当接面に位置するアーム先端部とはヒンジを介し
て接続されている。このため、車両がコーナリング走行
するとコーナリングフオース等によりアーム先端部がタ
イヤから外れる虞れがある。
【0006】また、アーム先端部同士を連結するチエー
ンは屈曲自在なため、タイヤ滑り止め装置の非タイヤ装
着時に複数のアーム先端部をタイヤに取り付け易い円形
状に保持することは困難である。この結果、タイヤ滑り
止め装置をタイヤに装着する際に作業者はアーム先端部
又はチエーンをいちいち把持してタイヤに取り付けなけ
ればならず、タイヤ滑り止め装置の装着作業が煩雑にな
り、装着作業が効率的でない不具合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、車両のコーナリング走行時等にアームがタイヤか
ら外れることを阻止すると共に、タイヤ滑り止め装置を
タイヤに効率良く装着することが可能なタイヤ滑り止め
装置を提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項(1)記載の本発
明は、デイスクホイールに取り付けられる第1の部材と
、この第1の部材へ着脱可能とされる第2の部材と、前
記第1の部材と第2の部材との間に取り付けられるアー
ム本体と、を備え、前記アーム本体は前記第1の部材と
第2の部材とに挟持されるアーム支持体と、タイヤの路
面当接面に配置される先端部とタイヤの側面に配設され
る基端部とを一体形成して基端部は前記アーム支持体に
取り付けられる合成樹脂製の複数のアームと、これらア
ームの先端部にタイヤの周方向に沿って固定され固定さ
れた状態で略円形を保持できる可撓性材料で形成された
連結帯と、を有することを特徴としている。
【0009】請求項(2)記載の本発明は、前記連結帯
の柔軟性は前記アームの柔軟性よりも大であることを特
徴としている。
【0010】請求項(3)記載の本発明は、前記アーム
の隣接する先端部間の寸法はタイヤの接地面寸法よりも
大であることを特徴としている。
【0011】請求項(4)記載の本発明は、少なくとも
前記アームの基端部とアーム支持体とを着脱可能にした
ことを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項(1)記載の本発明は、車両のコーナリ
ング走行時にアームの先端部にコーナリングフオース等
が作用しても、アームの先端部はアームの基端部と一体
形成されているため、アームの先端部がタイヤから外れ
ることはない。
【0013】また、連結帯は略円形状に保持されるため
、タイヤにアーム本体を取り付ける場合の作業を効率良
く行うことができる。
【0014】請求項(2)記載の本発明に係るタイヤ滑
り止め装置は、連結帯はアームより柔軟であるため、ア
ーム本体をタイヤに容易かつ迅速に取り付けることがで
きる。
【0015】請求項(3)記載の本発明に係るタイヤ滑
り止め装置は、アームの隣接する先端部間の寸法がタイ
ヤの接地面寸法よりも大であるため、2本以上のアーム
がタイヤと路面とに挟まれることはない。このため、ア
ームがタイヤと路面とに挟まれて屈曲されても、隣接す
るアームに屈曲が伝播されることはなく、アームの耐久
性を向上させることができる。
【0016】請求項(4)記載の本発明に係るタイヤ滑
り止め装置は、前記アームの基端部とアーム支持体とを
着脱可能にしたので、タイヤ滑り止め装置の収納時には
アーム支持体とアームの基端部との係合を解除すること
によりアーム本体を小さくして、タイヤ滑り止め装置の
収納性を向上することができる。
【0017】
【実施例】〔第1実施例〕図1乃至図7には本発明に係
るタイヤ滑り止め装置の第1実施例が示されている。
【0018】図1に示す如く、タイヤ滑り止め装置10
の構成部材の一つである第1の部材としてのベースプレ
ート11は予めデイスクホイール102に固着されるよ
うになっている。このベースプレート11には第2の部
材としてのロツク本体12が取り付けられて、前記ベー
スプレート11とロツク本体12とでアーム本体14を
挟持支持するようになっている。前記ベースプレート1
1、ロツク本体12の材料の具体例としては、例えば熱
可塑性エラストマー、ポリエチレン、ナイロン、熱可塑
性ポリウレタン等の熱可塑性プラスチツクや、FRP(
繊維強化プラスチツク)、熱硬化性ポリウレタン等の熱
硬化性プラスチツクがある。
【0019】図1乃至図3に示すように、前記ロツク本
体12は円盤状のデイスク部18の軸心部にロツク部2
0が取り付けられている。図2に示す如く、デイスク部
18の軸芯部には透孔22が軸方向へ貫通形成され、デ
イスク部18のタイヤ側(図2の右側)の一端面18A
は平面状に形成されている。これに対しデイスク部18
の反タイヤ側(図2の左側)の他端面18Bは軸芯部に
近づくほど次第に前記一端面18Aと離間するように形
成されている。
【0020】前記デイスク部18の他端面18Bの軸芯
部には前記透孔22と同軸的に凹部24が形成され、凹
部24の外周部には凹部24と同軸でリング状の溝部2
6が形成されている。
【0021】この溝部26には略矩形筒状部28の脚部
28Aが配設されている。また、筒状部28の頂板部2
8Bには頂板部28Bの直径より大径に形成された把持
体30がねじ32を介して固着されている。把持体30
には凹部30Aが形成されており、この凹部30Aには
図示しない装飾体等が収納可能になっており、意匠の向
上を図れるようになっている。
【0022】前記把持体30及び筒状部28の頂板部2
8B軸芯部には前記透孔22と同軸上に透孔34、36
が夫々形成されている。
【0023】前記透孔22、34、36には前記ロツク
部20が挿入されている。このロツク部20は透孔36
内へ挿入された断面形状T字状の係止部38及びこれと
同軸的に配置されるロツク突起部40とから形成されて
いる。係止部38の一端にある拡径部は前記筒状部28
の頂板部28Bに当接してデイスク部18方向への抜け
止めとされると共に他端はロツク突起部40と長ねじ4
2を介して固着されている。
【0024】ロツク突起部40の筒状部40Aの外周に
は圧縮コイルばね44が巻装されている。この圧縮コイ
ルばね44の一端は前記デイスク部18の一端面18A
に形成された凹部18Cに当接され、他端はロツク突起
部40の軸方向と直交方向に延設されたフランジ部46
に当接され、ロツク突起部40をタイヤ方向(図2の右
方向)へ付勢している。
【0025】図3に示す如く、前記フランジ部46は略
扇形状で半径方向へ向かって4個延出形成されている。
【0026】また、図2及び図3に示す如くデイスク部
18の一端面18Aには略円柱状の突起部48がボルト
50及びナツト52を介して固着されている。図2に示
す如く、この突起部48は前記アーム本体14のアーム
支持体としてのサポートリング56に形成された透孔6
0に挿入されるようになっている。
【0027】図3に示す如く、前記突起部48は中空で
ロツク突起部40が貫通すると共に前記フランジ部46
が収納される溝部54がフランジ部46に対応して半径
方向に4個形成されている。この溝部54の一方の立上
面54Aには突起部48の円周方向の一方向に沿う係止
溝55が形成されている。
【0028】図1に示すようにアーム本体14は円板状
のアーム支持体としてのサポートリング56、このサポ
ートリング56から半径方向へ延出するアーム58及び
アーム58に取り付けられる連結帯としての連結バンド
70からなっている。
【0029】前記アーム58は、その隣接する先端部5
8C間の寸法をタイヤ接地面間寸法より大きく形成すべ
く、周方向等間隔で5本設けられている。これらアーム
58は熱可塑性ウレタン(歪み率2%での曲げ弾性率:
2500〜5000kgf/cm2)によって一体形成
されている。アーム58は耐久性の面等から厚さ寸法は
5〜8mm、幅寸法は25〜50mmの範囲内で形成す
ることが好ましい。また、アーム58の断面形状は長方
形もしくはタイヤ側へ湾曲するように形成することが好
ましい。
【0030】前記サポートリング56の外径は前記デイ
スク部18の外径よりかなり大径に形成されている。ま
た、サポートリング56の軸芯部に形成され、前記突起
部48が貫通する透孔60の直径は前記突起部48の直
径よりかなり大径に形成されている。
【0031】従って、突起部48を透孔60に挿入して
も突起部48の外周面と透孔60の内周面との間には大
きな隙間L(図2参照)ができる。このため、サポート
リング56はタイヤ半径方向(図2上下方向)に一定量
移動できるので、アーム本体14をタイヤ100に取り
付けた後にアーム本体14は一定範囲移動可能となる。 この結果、タイヤ滑り止め装置10をタイヤ100に装
着した場合に、アーム58の先端部58Cがタイヤ10
0と路面との間に位置するとアーム本体14は路面と反
対方向に移動する。従って、アーム58の基端部58A
、中間部58Bが必要以上に反タイヤ方向に屈曲して突
出することはないので、アーム58に屈曲疲労が生じる
ことを防止してアーム58の耐久性を向上させることが
できる。
【0032】図4に示す如く、アーム58の基端部58
Aはサポートリング56の外周面に突設された矩形状の
支持片56Aのタイヤ側に取り付けられたコ字状の係止
体62に取り付けられている。即ち、アーム58の基端
部58Aには長手方向に一対の挿入片58Eが形成され
ている。この挿入片58E、58E間には挿入片58E
より短い突起片58Fが形成され、挿入片58Eを互い
に接近方向に押圧しても挿入片58E同士が一定以上接
近することを阻止している。
【0033】また、前記挿入片58Eの突起片58Fと
反対側部には矩形状の切欠部58Gが形成されている。 この切欠部58Gの長さ寸法は前記係止体62の脚部6
2Aの長さ寸法より長く形成されている。
【0034】従って、図5に示すように、挿入片58E
を係止体62の挿入孔62Bに挿入して挿入片58Eに
加えていた押圧力を解除すると挿入片58Eは弾性復帰
し、切欠部58Gは前記脚部62Aと係合するようにな
っている。この結果、アーム58はサポートリング56
に確実に取り付けられるようになっている。
【0035】図1に示すように、前記アーム58の基端
部58Aと先端部58Cとの間の中間部58Bはタイヤ
方向へ屈曲され先端部58Cがタイヤ100の路面当接
面100Aに位置するようになっている。この中間部5
8Bは所定曲率で屈曲されている。
【0036】前記先端部58Cのタイヤ当接面側にはタ
イヤ周方向に沿って連結帯としての2本のリング状の連
結バンド70が一定間隔を置いて配設されている。この
連結バンド70の内径寸法はタイヤ100の外径寸法よ
りも大に設定されている。これら連結バンド70は前記
アーム58よりも柔らかい熱可塑性ウレタンから形成さ
れ、前記複数の先端部58Cを円形状に保持すると共に
アーム本体14の収納時には折り曲げることが可能な柔
らかさとされている。
【0037】前記連結バンド70とアーム58の先端部
58Cとの交差部は熱、高周波等によって融着され、そ
こにスパイクピン72が貫通固着されるようになってい
る。
【0038】従って、タイヤ滑り止め装置10をタイヤ
100に装着して、タイヤ100が高速回転して、アー
ム58の先端部58Cに遠心力が作用しても、先端部5
8Cは連結バンド70によって制限されるため膨らみを
阻止される。また、リング状の連結バンド70により、
複数の先端部58Cは図1に示すように略円形状に保持
されるため、アーム本体14をタイヤ100に被せる作
業を行い易くなる。
【0039】図1に示すように、前記連結バンド70と
アーム58の先端部58Cとの交差部以外の連結バンド
70の部分にもスパイクピン72が固着されている。こ
の部分においては、図6に示すように、スパイクピン7
2の先端部72Aと前記連結バンド70との間には矩形
状の脱落防止ブロツク74が、スパイクピン72の頭部
72Bと連結バンド70との間にはスパイク止めワツシ
ヤ76がそれぞれ配設されて取り付けられている。前記
脱落防止ブロツク74はアーム58と同じ材料で形成さ
れ、連結バンド70と熱、高周波等によって融着されて
おり、また、前記スパイク止めワツシヤ76は金属で形
成されている。このため、スパイクピン72が比較的柔
らかい連結バンド70に貫通されても、スパイクピン7
2が脱落することはない。
【0040】また、前記スパイクピン72の略半球状の
頭部72Bは図1に示すように、アーム58の先端部5
8C及び連結バンド70のタイヤ当接面側に突出し、先
端部58C、連結バンド70がタイヤ100と不用意に
スリツプすることを防止している。
【0041】前記タイヤ100のデイスクホイール10
2には前記ベースプレート11がセツトボルト80によ
って固着されている。このセツトボルト80は図3に示
す如く、車両本体から突設されたボルト82に固着され
た専用ホイールナツト84に螺合されるようになってい
る。
【0042】図3で示す如くベースプレート11の中央
部には軸方向に透孔86が形成され、該透孔86の内周
面からは前記突起部48に設けられた係止溝55に挿入
される係合片66が半径方向内側に向けて4個突出形成
されている。
【0043】また、ベースプレート11には長円状のボ
ルト貫通孔88が半径方向に向かって複数形成されてい
る。
【0044】前記ベースプレート11の反タイヤ側には
円形のフランジ部90が一体形成されている。このフラ
ンジ部90の外径は前記デイスク部18の外径と略同一
寸法に形成されており、デイスク部18と共にサポート
リング56を左右から挾持するようになっている。
【0045】なお、実施例では図2に示すように、サポ
ートリング56は隙間を有してデイスク部18とフラン
ジ部90とに挟持支持されているが、サポートリング5
6はデイスク部18とフランジ部90とに密着して挟持
支持するようにしてもよい。
【0046】次に、第1実施例のタイヤ滑り止め装置1
0の装着手順及び作用について説明する。
【0047】ベースプレート11をデイスクホイール1
02に取り付ける場合は、図1に示す如くフランジ部9
0が反タイヤ方向に位置するように配設した後、ベース
プレート11のボルト貫通孔88にセツトボルト80を
挿入してセツトボルト80を専用ホイールナツト84に
締め付けることによりベースプレート11をデイスクホ
イール102に固着する。
【0048】次に作業者はアーム本体14を把持して、
アーム58とアーム58との間をタイヤ100の接地部
分に対応させ、図7(A)に示す如く、まず路面と反対
方向に位置しているアーム体14の部分をタイヤ100
に被せる。この場合に、タイヤ100と路面との間に位
置する連結バンド70はタイヤ100と路面とによって
タイヤ100の路面当接面に位置することはできないが
、連結バンド70の柔軟性は大きいので、タイヤ100
の側面の外方に位置する。そしてタイヤ100を約半回
転させると図7(B)に示される如く、アーム本体14
はタイヤ100に取り付けられる。
【0049】この場合、連結バンド70は略円形に保持
されているので、作業者は連結バンド70又はアーム5
8の先端部58Cを持つ必要が全くなく、アーム本体1
4を簡単かつ迅速にタイヤ100に取り付けることがで
きる。
【0050】なお、タイヤ100の路面接地面を挟んだ
所に位置するアーム58を2本取り外しておけば、これ
らアーム58間に位置する連結バンド70をさらに十分
にタイヤ100の側面側にずらしておくことができるの
で、アーム本体14をさらにタイヤ100に取り付け易
くなる。
【0051】また、タイヤ100にアーム本体14を取
り付ける場合にゴム紐等の長尺状の弾性体の両端部にそ
れぞれフツクを設け、一方のフツクをベースプレート1
1に、他方のフツクをアーム本体14のサポートリング
56に係止すると、より簡単にアーム本体14をタイヤ
100に取り付けることができる。
【0052】そして、ロツク本体12を把持して、ベー
スプレート11の係合片66とロツク本体12の突起部
48の溝部54とを対応させ、ロツク本体12をタイヤ
方向に押圧する。前記フランジ部46は係合片66に押
圧され、フランジ部46は圧縮コイルばね44の付勢力
に抗して反タイヤ方向へ移動する。そして、係合片66
が係止溝55に対応する位置まで進んだら、ロツク本体
12を係合片66が係止溝55内に入る方向(図3の矢
印D方向)に回せばベースプレート11の係合片66は
突起部48に形成された係止溝55に挿入される。この
状態でロツク本体12の押圧を解除すればフランジ部4
6は圧縮コイルばね44の付勢力により元の位置に戻り
、ベースプレート11とロツク本体12とは強固に固着
される。
【0053】以上でタイヤ滑り止め装置10の装着操作
が完了する。上記方法により、タイヤ滑り止め装置10
をタイヤ100に装着して、車両が高速走行するとタイ
ヤ100の高速回転により、アーム58の先端部58C
には遠心力が作用する。このため、前記先端部58Cは
タイヤ100と離間方向に膨らもうとするが、連結バン
ド70によって先端部58Cの膨らみが確実に抑えられ
る。
【0054】従って、前記先端部58Cが車両のフエン
ダー等に当接するようなことはなく、アーム58やフエ
ンダー等が損傷することはない。しかも、前記先端部5
8Cは中間部58B及び基端部58Aと一体成形されて
いるため、車両のコーナリング走行時にコーナリングフ
オース等の作用で先端部58Cがタイヤ100から外れ
ることはない。
【0055】さらに、アーム58の先端部58C間寸法
はタイヤ100の接地面寸法より大きく形成されている
ため、隣接する2本のアーム58の先端部58Cが同時
にタイヤ100と路面とに挟まれるようなことはない。 しかも、サポートリング56の透孔60の内周面とロツ
ク本体12の突起部48の外周面との間には大きな間隙
L(図2参照)が設けられているため、先端部58Cが
タイヤ100と路面との間に位置する場合は、アーム本
体14は反路面方向に移動する。このため、アーム58
の基端部58Aが隣接するアーム58の基端部58Aに
連動して反タイヤ方向に屈曲することを防止できるため
、アーム58に屈曲疲労が生じないので、アーム58の
耐久性能が向上する。
【0056】タイヤ滑り止め装置10をタイヤ100か
ら取り外す場合は、まず、ロツク本体12の把持部30
を把持して反タイヤ方向(図1の矢印C方向)へ引く。 このためロツク突起部40のフランジ部46は圧縮コイ
ルばね44の付勢力に抗して反タイヤ方向へ進む。これ
により突起部48の係止溝55に挿入していたベースプ
レート11の係合片66は係止溝55の入口部が開放さ
れるので退出可能となる。この状態でロツク本体12を
係合片66が係止溝55から退出する方向(図3の矢印
B方向)へ回転させる。この結果、係合片66は係止溝
55から退出し、把持部30の引張を解除すれば、圧縮
コイルばね44の付勢力によりフランジ部46はタイヤ
方向へ復帰する。
【0057】従って、ベースプレート11とロツク本体
12との係合が解除されるので、アーム本体14をタイ
ヤ100から取り外すことができる。
【0058】このようにして取り外したアーム本体14
を収納ケース等に収納する場合は、アーム58の基端部
58Aの挿入片58Eを互いに接近する方向に押圧し、
係止体62の挿入孔62Bから抜くことにより、アーム
58の基端部58Aとサポートリング56とを分離すこ
とができる。しかも、前記連結バンド70は比較的柔ら
かい材質で形成されているので折り曲げが可能でアーム
本体14の大きさをコンパクトにでき、タイヤ滑り止め
装置10の収納上極めて便利である。 〔第2実施例〕図8には本発明に係るタイヤ滑り止め装
置の第2実施例が示されている。なお、第1実施例と同
一構成は同一符号を用いてその説明を省略する。
【0059】アーム258の両側部(図8左右方向)に
は切欠部258B、258Bが形成されている。また、
前記基端部258Aの先端部は円弧状に形成されて、サ
ーポートリング256に取り付けられた係止体262の
挿入孔262Bに挿入し易くなっている。前記係止体2
62の両側部に形成された脚部262Aにはカム268
、268が一定範囲揺動可能に軸支されている。このカ
ム268の一端部は図示しない付勢手段により、前記基
端部258Aと接近方向(図8矢印K方向)に一定量回
動可能とされている。
【0060】この係止体262の挿入孔262Bにアー
ム258の基端部258Aを挿入する場合は操作者が前
記カム268の他端部を把持して前記付勢手段の付勢力
に抗してカム268の一端部を前記基端部258Aと離
間する方向(図8矢印K方向と反対方向)に押圧する。 そして、基端部258Aの切欠部258Bが前記カム2
68に対応するところまで挿入した時にカム268の把
持を解除すると、カム268は付勢手段により揺動し、
一端部が前記切欠部258Bに入る。この結果、アーム
258はサポートリング256に固定される。他の構成
は第1実施例と同様である。 〔第3実施例〕図9には本発明に係るタイヤ滑り止め装
置の第3実施例が示されている。なお、第1実施例と同
一構成は同一符号を用いてその説明を省略する。
【0061】この実施例においては、スパイクピン72
の脱落を防止する脱落防止ブロツク374は長尺状に形
成され、連結バンド70と連結バンド70とを跨ぐよう
に取りつけられている。しかも、脱落防止ブロツク37
4の長手方向は前記アーム58の先端部58Cの長手方
向(図9左右方向)と平行状態とされている。この脱落
防止ブロツク374の長手方向中央部にはスパイクピン
72が固定されている。他の構成は第1実施例と同様で
ある。
【0062】この実施例ではアーム58の先端部58C
間に脱落防止ブロツク374が設けられているため、連
結バンド70同士が接近したり、あるいは離間する方向
に移動することをより確実に阻止できる。また、長手方
向中央部にもスパイクピン72が植設された脱落防止ブ
ロツク374を設けることにより、トラクシヨン及び制
動性が強くなる。他の作用は第1実施例と同様である。 〔第4実施例〕図10には本発明に係るタイヤ滑り止め
装置の第4実施例が示されている。なお、第1実施例と
同一構成は同一符号を用いてその説明を省略する。
【0063】この実施例においては、連結バンド70間
の帯状の脱落防止ブロツク474の一端部はタイヤ側(
図10左側)の連結バンド70よりも突出して設けられ
ている。前記脱落防止ブロツク474の長手方向中央部
にもスパイクピン72が固定されている。他の構成は第
1実施例と同様である。 〔第5実施例〕図11には本発明に係るタイヤ滑り止め
装置の第5実施例が示されている。なお、第1実施例と
同一構成は同一符号を用いてその説明を省略する。
【0064】この実施例においては、連結バンド70間
には帯状の脱落防止ブロツク574がアーム58の先端
部58Cの長手方向(図11左右方向)に対して傾いて
配設されている。この脱落防止ブロツク574の長手方
向中央部にもスパイクピン72が固定されている。他の
構成は第1実施例と同様である。 〔第6実施例〕図12には本発明に係るタイヤ滑り止め
装置の第6実施例が示されている。なお、第1実施例と
同一構成は同一符号を用いてその説明を省略する。
【0065】この実施例においては、連結バンド70間
にはX字形状の脱落防止ブロツク674が配設されてい
る。この脱落防止ブロツク674の中央部にはスパイク
ピン72が固定されている。他の構成は第1実施例と同
様である。 〔第7実施例〕図13には本発明に係るタイヤ滑り止め
装置の第7実施例が示されている。なお、第1実施例と
同一構成は同一符号を用いてその説明を省略する。
【0066】図13に示すように、この実施例では、サ
ポートリング756は第1実施例とは異なって支持片7
56A間が略三角形の板材で一体的に結ばれた形状とな
っている。また、サポートリング756の中央のタイヤ
側とは反対側(図13矢印C方向側)には円形凹部77
2が形成されており、この円形凹部772に透孔760
が形成されている。
【0067】図14に示すように、支持片756Aには
、タイヤ側(図14矢印C方向とは反対方向側)にボル
ト孔774が形成された円柱状のボス776が設けられ
ている。また、支持片756Aには、ボス776よりも
先端側にタイヤ周方向両側に一対の突起778が突出成
形されている。
【0068】一方、アーム758は基端部758Aから
中間部758Bにかけて次第に幅が細く形成されており
、先端部758Cはほぼ一定の幅に形成されている。 アーム758の基端部758Aには、中間部758Bと
反対側にボルト孔780が形成されており、アーム75
8は、このボルト孔780と前記ボス776のボルト孔
774とを挿通するボルト782にナット784が取付
られることによってサポートリング756へ回転可能に
支持されている。なお、図13に示すアーム758は、
基端部758Aの幅方向両側部が突起778に当接して
回転が阻止されている。
【0069】図15に示すように、アーム758の先端
部758Cのタイヤ当接面側(図15矢印T方向側)に
は、連結バンド770との交差部に溝786が形成され
ており、この溝786に連結バンド770が係合してい
る。また、アーム758の先端部758Cには、前記溝
786の反対側に凸状の段差部788が設けられている
。さらに、先端部758Cには、図15及び図14に示
すように、連結バンド770と連結バンド770との間
に、タイヤ当接面側及び路面当接面側に円柱状の突起7
91が夫々背中合わせに複数個設けられている。なお、
本実施例では、突起791は円柱状に形成されているが
、この突起791の形状は円柱状に限らず角柱状等、他
の形状でもよく、また、タイヤ当接面側及び路面当接面
側の突起791は夫々背中合わせに配置しなくてもよい
【0070】図13に示すように、アーム758間の連
結バンド770には夫々X字形状の脱落防止ブロツク7
64が2個づつ配設されている。図15に示すように、
この脱落防止ブロツク764のタイヤ当接面側には、ア
ーム758の先端部758Cとの取付部に、溝790が
形成されており、この溝790に連結バンド770が係
合している。さらに、脱落防止ブロツク764には、前
記溝790の反対側に凸状の段差部792が設けられて
いる。また、脱落防止ブロツク764の直線部には、タ
イヤ当接面側及び路面当接面側に円柱状の突起794が
夫々背中合わせに複数個設けられている。なお、本実施
例では、突起794は円柱状に形成されているが、この
突起794の形状は円柱状に限らず角柱状等、他の形状
でもよい。また、タイヤ当接面側及び路面当接面側の突
起794は夫々背中合わせに配置しなくてもよい。
【0071】この実施例では、アーム本体14に段差部
788、段差部792、突起部791及び突起部794
等の雪面に対する食込部が多く設けられているため、第
1実施例のタイヤ滑り止め装置10よりもさらに雪上性
能が向上されている。
【0072】また、この実施例のアーム本体14には、
アーム758の先端部758C及び脱落防止ブロツク7
64のタイヤ当接面側にも突起部791及び突起部79
4が設けられているため、第1実施例のタイヤ滑り止め
装置10よりも連結バンド770のずれ止め効果が向上
されている。また、連結バンド770がアーム758の
溝786及び脱落防止ブロツク764の溝790へ嵌ま
りこんで連結されているため、タイヤ幅方向の力に対す
る連結部分の耐久性がよい。
【0073】なお、この実施例では、取り外したアーム
本体14を収納ケース等に収納する場合は、図16の想
像線で示すように、アーム758の基端部758Aをタ
イヤ側(図16矢印C方向とは反対方向側)に弾性変形
させて支持片756Aの突起部778から離間させ、次
に、アーム758をボルト782を中心として何れか一
方側に回転させて突起部778を飛び越すことにより、
図17に示すように、アーム758とサポートリング7
56とを分離すことなくアーム本体14をコンパクトに
することができる。なお、他の構成は第1実施例と同様
である。
【0074】〔第8実施例〕図18には本発明に係るタ
イヤ滑り止め装置の第8実施例が示されている。なお、
第1実施例と同一構成は同一符号を用いてその説明を省
略する。
【0075】この実施例においては、脱落防止ブロック
766は2つのU字を互いにアール部分で繋げた形状に
形成されている。なお、他の構成は第1実施例と同様で
ある。
【0076】〔第9実施例〕図19には本発明に係るタ
イヤ滑り止め装置の第9実施例が示されている。なお、
第1実施例と同一構成は同一符号を用いてその説明を省
略する。
【0077】この実施例においては、脱落防止ブロック
764は省略されており、連結バンド870は長環が長
手方向に連続して一体的に連設された形状に形成されて
いる。この連結バンド870には、所定の間隔でスパイ
クピン72及び突起896(表裏両面)が設けられてい
る。なお、他の構成は第1実施例と同様である。
【0078】〔第10実施例〕図20には本発明に係る
タイヤ滑り止め装置の第10実施例が示されている。な
お、第1実施例と同一構成は同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0079】この実施例の連結バンド970には、第7
実施例の脱落防止ブロック774に相当するX字状の連
結部972が3個配置されている。この連結バンド97
0には、所定の間隔でスパイクピン72及び突起996
(表裏両面)が設けられている。なお、他の構成は第1
実施例と同様である。
【0080】なお、以上説明した各実施例ではサポート
リング56に5本のアーム58を取り付けたものを示し
たが、好ましくはアーム58の先端部58C間の寸法が
タイヤの接地面の寸法よりも大きくなることを条件とし
て、サポートリング56に6本以上のアーム58を取り
付けてもよい。
【0081】また、実施例ではサポートリング56、7
56にアーム58、758をボルトで回転可能に連結し
た構成および着脱可能にした構成のアーム本体14を示
したが、本発明はこれに限らず、アーム58、758の
基端部58Aとサポートリング56、756の支持片5
6A、756Aとはボルトまたはリベツト等により固定
したり、あるいは一体成形して形成してもよい。
【0082】また、第7実施例において、支持片756
Aの突起778の間隔を広げたり、または突起778を
省略することにより、アーム758をボルト782回り
に揺動可能とすれば、アーム758はタイヤ100の回
転中にある程度自由に動くことが可能となり、アーム5
8の耐久性能が向上する。しかも、タイヤ滑り止め装置
10のタイヤ100への装着時に、タイヤ100の接地
面を挟んで位置せしめる2本のアーム58間の間隔を狭
める方向にアーム58を揺動させて2本のアーム58間
の連結バンド770をタイヤ100の外方により多くず
らすことが可能となり、よりアーム本体14をタイヤ1
00に取り付け易くなる。
【0083】なお、実施例では連結バンド70、770
をウレタンのみで形成したが、繊維、スチールコード等
により補強された補強心材を熱可塑性ウレタン、熱可塑
性プラスチックあるいはゴムで包んで形成してもよい。
【0084】また、脱落防止ブロック74、374、4
74、574、674、764、766は、連結バンド
70同様に、ウレタンのみから形成してもよく、また、
補強心材を熱可塑性ウレタン、熱可塑性プラスチックあ
るいはゴムで包んで形成してもよいものとする。
【0085】また、実施例では連結バンド70、770
とアーム58、758の先端部58C、758C及び脱
落防止ブロック74、374、474、574、674
、764、766と連結バンド70、770とを熱、高
周波等によって融着し、さらにスパイクピン72によっ
て貫通固着する構成としたが、本発明はこれに限らず、
融着あるいはスパイクピン72による固着での組立に加
え、アーム部を除くパターン部を一体、あるいは数ピッ
チに分割して形成してもよいものとする。このときに、
スパイクピン72はリベット式に加え、接着等により固
着してもよいものとする。
【0086】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るタイヤ
滑り止め装置では、車両のコーナリング走行時において
も、アームがタイヤから外れたりすることはなく、また
、タイヤ滑り止め装置をタイヤに装着する作業性が向上
するという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第1実施例
を示し、タイヤ滑り止め装置のロツク本体、アーム本体
及びベースプレートの全体斜視図である。
【図2】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第1実施例
を示し、ロツク本体をベースプレートに固定した状態の
図3のII−II線断面図である。
【図3】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第1実施例
を示し、ロツク本体とベースプレートの全体斜視図であ
る。
【図4】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第1実施例
を示し、アームの基端部とサーポートリングに形成され
た係止体の拡大図である。
【図5】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第1実施例
を示し、アームの基端部を係止体に固定した状態の斜視
図である。
【図6】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第1実施例
を示し、図1のVI−VI線断面図である。
【図7】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第1実施例
を示し、A及びBはアーム本体をタイヤに取り付ける取
付状態図である。
【図8】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第2実施例
を示す図5に対応するアームの基端部を係止体に固定し
た状態図である。
【図9】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第3実施例
を示すアーム本体の一部平面図である。
【図10】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第4実施
例を示すアーム本体の一部平面図である。
【図11】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第5実施
例を示すアーム本体の一部平面図である。
【図12】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第6実施
例を示すアーム本体の一部平面図である。
【図13】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第7実施
例を示すアーム本体の斜視図である。
【図14】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第7実施
例を示し、アーム本体のタイヤ側から見た斜視図である
【図15】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第7実施
例を示し、連結バンド、アーム及び脱落防止ブロックを
示すタイヤ側から見た斜視図である。
【図16】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第7実施
例を示し、アームを弾性変形させた場合の状態を示す断
面図である。
【図17】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第7実施
例を示し、アームを収納した状態を示すタイヤ側から見
たアーム本体の平面図である。
【図18】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第8実施
例を示すアーム本体の一部平面図である。
【図19】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第9実施
例を示すアーム本体の一部平面図である。
【図20】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第10実
施例を示すアーム本体の一部平面図である。
【符号の説明】
10      タイヤ滑り止め装置 11      ベースプレート(第1の部材)12 
     ロツク本体(第2の部材)14      
アーム本体 56      サポートリング(アーム支持体)58
      アーム(アーム本体)58A    アー
ムの基端部 58C    アームの先端部 70      連結バンド(連結帯)756    
サポートリング(アーム支持体)758    アーム
(アーム本体) 758A  アームの基端部 758C  アームの先端部 770    連結バンド(連結帯) 870    連結バンド(連結帯) 970    連結バンド(連結帯)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  デイスクホイールに取り付けられる第
    1の部材と、この第1の部材へ着脱可能とされる第2の
    部材と、前記第1の部材と第2の部材との間に取り付け
    られるアーム本体と、を備え、前記アーム本体は前記第
    1の部材と第2の部材とに挟持されるアーム支持体と、
    タイヤの路面当接面に配置される先端部とタイヤの側面
    に配設される基端部とを一体形成して基端部は前記アー
    ム支持体に取り付けられる合成樹脂製の複数のアームと
    、これらアームの先端部にタイヤの周方向に沿って固定
    され固定された状態で略円形を保持できる可撓性材料で
    形成された連結帯と、を有することを特徴とするタイヤ
    滑り止め装置。
  2. 【請求項2】  前記連結帯の柔軟性は前記アームの柔
    軟性よりも大であることを特徴とする請求項(1)記載
    のタイヤ滑り止め装置。
  3. 【請求項3】  前記アームの隣接する先端部間の寸法
    はタイヤの接地面寸法よりも大であることを特徴とする
    請求項(1)記載のタイヤ滑り止め装置。
  4. 【請求項4】  少なくとも前記アームの基端部とアー
    ム支持体とを着脱可能にしたことを特徴とする請求項(
    1)記載のタイヤ滑り止め装置。
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