JPH04227702A - アルケニルメチルヒドロキシプロピルセルロースエーテルおよびそれらの製造方法 - Google Patents

アルケニルメチルヒドロキシプロピルセルロースエーテルおよびそれらの製造方法

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JPH04227702A
JPH04227702A JP3126446A JP12644691A JPH04227702A JP H04227702 A JPH04227702 A JP H04227702A JP 3126446 A JP3126446 A JP 3126446A JP 12644691 A JP12644691 A JP 12644691A JP H04227702 A JPH04227702 A JP H04227702A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、水および有機溶媒中に可溶性の
熱可塑性メチルヒドロキシプロピルセルロースエーテル
に関する。
【0002】有機溶媒の中に可溶性である重合可能なセ
ルロースエーテルは加工および応用の目的のための利点
を有する。
【0003】アリルセルロース(AC)、アリルヒドロ
キシエチルセルロース(AHEC)、メタリルセルロー
ス(MAC)およびクロトニルセルロースは特許文献に
記載されている。ケトン、エステルおよび芳香族のヒド
ロキシプロピルセルロースは有機溶媒として一般に述べ
られている[参照、米国特許明細書第2,232,92
7号、米国特許明細書第2,406,369号、ドイツ
国特許明細書第1  065  828号、ドイツ国特
許出願(DE−A)1  418  271号、米国特
許明細書第2,082,797号および米国特許明細書
第2,398,767号]。
【0004】生成物のすべては不飽和基に関して高い置
換度を有する。したがって、セルロースエーテルは有機
溶媒中でばかりでなく、かつまた塊状で短い時間後にそ
れらの溶解度を失う。重合は光、熱および酸素により開
始される。すべての既知の方法の主要な欠点は、不飽和
ハライドに基づく、使用10〜20%である、化学物質
の劣った収率である。
【0005】本発明により取り扱われた問題は、長い貯
蔵寿命を有する、有機可溶性である重合可能なセルロー
スエーテルを提供することであった。
【0006】本発明により取り扱われた他の問題は、化
学物質の高い収率を有する製造方法を提供することであ
った。
【0007】本発明は、メチル基による平均置換度(D
Sメチル)が1.5〜2.9であり、ヒドロキシプロピ
ル基によるモル置換度(MSヒドロキシプロピル)が1
.4〜1.9であり、そしてアルケニル基による平均置
換度(DSアルケニル)が好ましくは0.05〜1であ
る、有機溶媒の中に可溶性である、重合可能なセルロー
スエーテルに関する。
【0008】1つの実施態様において、少なくとも2/
100g溶媒のセルロースエーテルは極性有機溶媒の中
に25℃において溶解して透明な溶液を形成する。極性
有機溶媒は、異種原子の窒素、イオウおよび酸素が好ま
しくは存在する、分子の中に極性基を有する有機溶媒で
あると理解される。
【0009】好ましい極性基は次の通りである:
【00
10】
【化1】
【0011】典型的な極性有機溶媒はエタノールである
【0012】濃度の増加は各タイプの粘度について技術
的加工可能性を限定する溶液の粘度を増加することによ
って達成されるので、セルロースエーテルの「飽和」溶
液は調製が不可能であるということは、ポリマーの性質
である。
【0013】本発明は、また、次の工程:a)セルロー
スをアルカリと反応させてアルカリセルロースを形成し
、 b)アルカリセルロースをヒドロキシプロピル基を転移
する化合物および不飽和アルキル化剤RXと反応させ、
そして引き続いて c)ヒドロキシプロピル化後メチル化剤の添加によりメ
トキシル化する、からなることを特徴とする、高度に置
換されたアルケニルメチルヒドロキシプロピルセルロー
スエーテルの製造方法に関する。
【0014】式
【0015】
【化2】RX式中、Xはアニオン形成部分、好ましくは
Cl、Br、OSO3Rであり、そしてRはアルケニル
基、よりとくに
【0016】
【化3】 である、に相当する化合物は、不飽和アルキル化剤とし
て好ましく使用される。
【0017】粉砕したセルロース、例えば、漂白したリ
ンターまたは化学木材パルプを本発明による方法の出発
材料として使用する。生成物の粘度の段階は、対応する
平均の重合度を有するセルロースの選択により確立する
ことができる。低い粘度の生成物は、標準方法により酸
化的に分解したセルロースを使用することによって得る
ことができる。
【0018】セルロースのアルキル化およびその引き続
くエーテル化は、好ましくは2.5:1の溶媒対セルロ
ースの重量比の有機溶媒の存在下に実施して、局所的過
熱を回避しかつ均一なエーテル化生成物を得ることがで
きる。適当な有機溶媒は、好ましくは2〜4個の炭素原
子/分子を含有する低級アルコールおよび好ましくは2
〜4個の炭素原子/分子を含有するエーテルまたはこれ
らの溶媒の混合物である。
【0019】アルキル化のために、セルロースを20〜
50重量%、好ましくは40〜50重量%の濃度を有す
る水酸化ナトリウムで、1.6モルの水酸化ナトリウム
/1モルのセルロース以上の量で噴霧する。本発明によ
れば、ヒドロキシアルキル化剤およびアルキル化剤RX
を水酸化ナトリウムの添加の前にまたはアルキル化相の
後に添加する。エーテル化のために、反応混合物を50
〜100℃、好ましくは70〜90℃の温度に加熱し、
そして調節した温度レベルを反応が完結するまで維持す
る。メチル化剤の添加前に、反応混合物を冷却し、好ま
しくは50℃以下の温度に冷却し、そしてさらに水酸化
ナトリウムを必要に応じて添加する。次いで、反応混合
物を50〜100℃、好ましくは70〜90℃の温度に
加熱し、そしてエーテル化反応をその温度において1〜
5時間、好ましくは1.5〜3時間の期間にわたって実
施する。好ましくは6〜12モル/モルのセルロースの
過剰の塩化メチルを使用する場合、18〜20バールの
最大圧力を確立し、こうしてこの反応を圧力反応器内で
実施する。
【0020】非イオン性誘導体の場合において、こうし
て得られた粗生成物は、熱フロキュレーション点を有す
るので、熱水で洗浄することによって精製することがで
きる。
【0021】熱水中に粗生成物は不溶性であるので、水
性有機溶媒を使用する精製と比較して、水で低い灰分に
粗生成物を精製することができる。ここで、水性有機溶
媒は高価である過ぎるという欠点を有するばかりでなく
、かつまたそれらを回収しなくてはならないので、この
方法を複雑にする。さらに、大量の有機溶媒を使用して
さえ、熱水を使用するほど低い灰分を得ることは不可能
である。
【0022】驚くべきことには、1.5〜2.9、好ま
しくは2.5〜2.6のメトキシルDS、1.4〜1.
9、好ましくは1.5〜1.7のヒドロキシプロピルM
Sを有し、アルケニル基が好ましくはアリルまたはメタ
リルである、アルケニルメチルヒドロキシプロピルセル
ロースは次の性質により区別される: 1、冷水(温度<4℃)中の可溶性、 2、熱水中の不溶性、 3、多数の極性有機溶媒中の可溶性、 4、重合可能性、 5、貯蔵安定性。
【0023】本発明によるセルロースエーテルの場合に
おいて、略号DSおよびMS(置換度、モル置換度)は
通常の意味を有する:3つのヒドロキシル基はセルロー
ス分子中の各アンヒドログルコース単位の中に存在する
【0024】DSはアンヒドログルコース単位当たりの
セルロース中の置換されたヒドロキシルの平均の数であ
り、そしてMSはアンヒドログルコース単位当たりのセ
ルロースと結合した反応成分の平均モル数である。
【0025】プロピレンオキシドはヒドロキシプロピル
基を転移するとくに好ましい物質であるが、プロピレン
クロロヒドリンをまた使用することができる。
【0026】とくに好ましいメチル化剤は次の通りであ
る:塩化メチルおよびまた硫酸ジメチル、臭化メチル、
ヨウ化メチル、メタンスルホン酸メチルエステル、ベン
ジル−4−スルホン酸メチルエステル、トルエン−4−
スルホン酸メチルエステル、トリフルオロメタンスルホ
ン酸メチルエステル。
【0027】本発明に従い製造されるセルロースエーテ
ルはある数の有機溶媒中に可溶性である。好ましい有機
溶媒は次の通りである:脂肪族および脂環族のアルコー
ル、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル(水分20%)、t−ブタノール(水分10%);脂
肪族および脂環族のエーテル、例えば、1,4−ジオキ
サン、テトラヒドロフラン;カルボン酸、例えば、酢酸
;塩素化炭化水素、例えば、クロロホルム、塩化メチレ
ン;アミン、例えば、ピリジン;アミド、例えば、ジメ
チルホルムアミド;イオウを含有する有機溶媒、例えば
、ジメチルスルホキシド、および芳香族炭化水素と脂肪
族アルコールとの組み合わせ、例えば、トルエン/エタ
ノール(80/20)。
【0028】本発明に従い製造されるセルロースエーテ
ルは、すぐれたフィルムの形成を示す。フィルムは透明
であり、高度に柔軟性であり、そして油および油脂およ
びガソリンの中に不溶性である。フィルムは水性系(酸
、アルカリ)およびある数の有機溶媒(参照、セルロー
スエーテルの可溶性の挙動)により溶解される。アルケ
ニルメチルヒドロキシプロピルセルロースのフィルムは
、架橋した場合、不溶性となる。これは紫外線により開
始することができる。フィルムは変色しない。熱的開始
は不可能である。
【0029】有機溶媒、よりとくに低級アルコールの中
の本発明によるセルロースエーテルの可溶性を使用して
、化粧物品、ローション、香水など増粘することができ
、そして酸洗いペーストおよび印刷インキにおいて使用
することができる。
【0030】本発明に従い製造されたアルケニルメチル
ヒドロキシプロピルセルロースにおいて、二重結合がセ
ルロース鎖の中に導入されており、そして引き続く反応
における活性中心として使用することができる。二重結
合は、イオン反応およびまたラジカル反応の両者を包含
する、付加反応に使用することができる。
【0031】不飽和化合物とのホモ重合および共重合の
可能性のおかげて、アルケニルメチルヒドロキシプロピ
ルセルロースは塗料の成分、コーティングおよび水吸収
材料の製造に使用することができる。
【0032】アルケニルメチルヒドロキシプロピルセル
ロースは、その透明性に影響を及ぼさないで紫外線によ
りホモ重合することができるので、紙および他の支持体
のコーティングにとくに適する。コーティングの性質は
、ビニルモノマー、よりとくにアクリレートおよび/ま
たはメタクリレートとの共重合により変更することがで
きる。
【0033】紙および布はくのための難燃性コーティン
グは、二重結合上への、 1、アルケニルリン化合物との共重合、および2、Si
−HおよびP−Hの化合物の付加、により得ることがで
きる。このような材料は装飾の目的および舞台面のため
にかなり興味がある。
【0034】
【実施例】実施例1メチルヒドロキシプロピルメタリル
セルロース(MHPMAC)121.5gの微粉砕した
化学木材パルプを、120gの50%の水酸化ナトリウ
ムで、60分間室温において不活性ガスでパージした2
リットルの圧力オートクレーブ中でアルキル化する。次
いで、152gのプロピレンオキシドおよび47gの塩
化メタリルをアルカリセルロースに添加する。オートク
レーブ中の温度を90℃にゆっくり上げる。3時間エー
テル化した後、反応器を冷却し、そしてセルロースの1
モル当たり12モルの塩化メチルおよび180gの水酸
化ナトリウム(粒状)を添加する。次いで反応混合物を
80℃に加熱し、そして4時間メトキシル化する。冷却
後、MHPMACを熱水で洗浄し、そして乾燥する。形
成したMHPMACは次の置換度を有する:DS(OM
e):2.4 DS(OMa):0.25 MS(HP)  :1.65。
【0035】塩化メタリルに基づく化学物質の収率は3
6%である。
【0036】溶解度本発明によるセルロースエーテルは
ある数の有機溶媒の中に可溶性である。溶解度を決定す
るために、試験すべき溶液を試験管内の0.6gのセル
ロースエーテルに30gの合計重量まで添加した。震盪
装置上で24時間の滞留時間後、溶解度のレベルを決定
した。有機可溶性として記載された他のメチルヒドロキ
シプロピルセルロースより本発明によるセルロースエー
テルがすぐれていることは、表1から明瞭に明らかであ
る。
【0037】
【表1】
【0038】新規なセルロースエーテルはすぐれたフィ
ルムの形成を示す。フィルムを調製するために、エタノ
ール中のセルロースエーテルの10%の溶液を調製した
。ハンドキャスターを使用して、フィルムをガラス板上
にキャストし、再循環する空気乾燥キャビネット内で5
0℃において1時間し、そしてガラス板から取り出した
。フィルムは透明である、高度に柔軟性であり、そして
油およびガソリンの中に不溶性である。アルケニルメチ
ルヒドロキシプロピルセルロースのフィルムを紫外線照
射に暴露する場合、不飽和基はホモ重合により架橋する
。こうしてフィルムは有機の中に不溶性となる。不飽和
基は、また、よりとくにアクリレートおよび/またはメ
タクリレートと、共重合することができる。
【0039】フィルムの機械的強さをDIN53  4
55に従い決定した。引張り試験はフランク−ユニバー
サル(Frank−Universal)81565.
553試験機[カール・フランク社(Karl  Fr
ank  GmbH)、ワインハイム/ビルケナウ製]
を使用して実施した。とくに本発明による,MHPMA
Cの利点を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0042】1、メチル基による平均置換度DSが1.
5〜2.9であり、そしてドロキシプロピルによるモル
置換度MSが1.4〜1.9であり、そして重合可能な
アルケニル基がさらに存在することを特徴とする、重合
可能なメチルヒドロキシプロピルセルロースエーテル。
【0043】2、アルケニル基による平均置換度DSは
0.05〜1である、ことを特徴とする上記第1項記載
のセルロースエーテル。
【0044】3、メチル基による平均置換度DSは2.
5〜2.6であることを特徴とする、上記第1項記載の
セルロースエーテル。
【0045】4、モル置換度MS(ヒドロキシプロピル
)は1.5〜1.7であることを特徴とする、上記第1
〜4項のいずれかに記載のセルロースエーテル。
【0046】5、次の工程: a)セルロースをアルカリと反応させてアルカリセルロ
ースを形成し、 b)アルカリセルロースをヒドロキシプロピル基を転移
する化合物および不飽和アルキル化剤RXと反応させ、
そして引き続いて c)ヒドロキシプロピル化後メチル化剤の添加によりメ
トキシル化する、からなることを特徴とする、高度に置
換されたアルケニルメチルヒドロキシプロピルセルロー
スエーテルの製造方法。
【0047】6、少なくとも1つの反応工程を有機溶媒
の存在下に実施することを特徴とする、上記第5項記載
の方法。
【0048】7、1、アルキル化工程を1モルの反復ア
ンヒドログルコース単位当たり少なくとも1.6モルの
水性NaOHを使用して実施し、 2、プロポキシル化工程を50〜100℃において実施
し、 3、プロポキシル化工程後、メチル化剤を添加し、そし
て 4、中間の冷却後、必要に応じてプロポキシル化とメチ
ル化との間において、さらにアルカリを必要に応じて添
加する、ことを特徴とする、上記第1〜6項のいずれか
に記載の方法。
【0049】8、プロピレンオキシドをプロポキシル化
に使用し、そして塩化メチルをメチル化に使用すること
を特徴とする、上記第1〜7項のいずれかに記載の方法
【0050】9、フィルムおよびコーティングの製造の
ための上記第1〜8項のいずれかに記載のセルロースエ
ーテルの使用。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  メチル基による平均置換度DSが1.
    5〜2.9であり、そしてドロキシプロピルによるモル
    置換度MSが1.4〜1.9であり、そして重合可能な
    アルケニル基がさらに存在することを特徴とする、重合
    可能なメチルヒドロキシプロピルセルロースエーテル。
  2. 【請求項2】  次の工程:a)セルロースをアルカリ
    と反応させてアルカリセルロースを形成し、b)アルカ
    リセルロースをヒドロキシプロピル基を転移する化合物
    および不飽和アルキル化剤RXと反応させ、そして引き
    続いてc)ヒドロキシプロピル化後メチル化剤の添加に
    よりメトキシル化する、からなることを特徴とする、高
    度に置換されたアルケニルメチルヒドロキシプロピルセ
    ルロースエーテルの製造方法。
  3. 【請求項3】  フィルムおよびコーティングの製造の
    ための請求項1のセルロースエーテルの使用。
JP3126446A 1990-05-11 1991-05-01 アルケニルメチルヒドロキシプロピルセルロースエーテルおよびそれらの製造方法 Expired - Lifetime JP3043461B2 (ja)

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