JPH0422720Y2 - - Google Patents

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JPH0422720Y2
JPH0422720Y2 JP20479985U JP20479985U JPH0422720Y2 JP H0422720 Y2 JPH0422720 Y2 JP H0422720Y2 JP 20479985 U JP20479985 U JP 20479985U JP 20479985 U JP20479985 U JP 20479985U JP H0422720 Y2 JPH0422720 Y2 JP H0422720Y2
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door
arm
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distal end
door body
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、扉装置の改良に関し、ガレージの扉
や門扉に用いられるものである。
[従来の技術] 従来の扉装置としては、例えば実公昭57−6699
号公報に開示されたものがある。
すなわち、同公報には、はね上げ式の扉装置で
あつて、はね上げ方向に扉を付勢するようにした
ものが開示されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来の扉装置では、扉が常
にはね上げ方向に付勢されているので、不用意に
開きやすく、閉じるときも閉扉を確認しないと開
き気味になつているおそれがあるという問題点が
ある。
本考案は、上記問題点を解決すべくなされたも
ので、閉じたとき扉が閉じ方向に付勢する一方、
開いたときは開き方向に付勢して扉の開閉と閉扉
との円滑性と確実性とを併せ持つた扉装置を提供
することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本考案は、扉体に
基端部を固着したアームを扉体の後方に延ばし、
その先端部を固定部位に枢支して、扉とアームと
を一体的にはね上げ可能となし、 付勢部材の基端部を固定部位に枢着する一方、
前記アームの前記先端部に付勢部材の先端部を枢
着して張設し、 前記付勢部材の基端部の枢着軸と、該付勢部材
の先端部とアームとの枢着軸と、該アームの先端
部の枢支軸とが一直線をなして該付勢部材の先端
部とアームとの枢着軸が思案点をとる状態を有す
るリンク機構を構成し、 前記付勢部材の先端部とアームとの枢着軸の軌
跡が前記リンク機構の思案点を通過し、該思案点
位置を境にして扉体を開扉方向と閉扉方向とに付
勢するように配置したことを特徴とする扉装置と
したものである。
[作用] 本考案では、扉が閉じているとき、付勢部材の
付勢力は扉を閉じる方向に作用している。扉を開
くときは、付勢部材の付勢力に抗して少し扉を開
く。付勢部材の先端部とアームとの枢着軸の軌跡
がリンク機構の思案点を通過すると、付勢力の働
く向きが反転して扉ははね上げ方向に付勢され、
円滑かつ容易に扉を開くことができる。
[実施例] 本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。図は本考案の一実施例を示している。
〈実施例の構成〉 出入路の両側に門柱10,10が立設され、扉
体20は閉じたとき門柱10,10の間に位置す
るように配設されている。
門柱10の基部に支持梁11の基部11aが固
着され、支持梁11の先端部11bは基部11a
から斜め上に門柱10の上端の高さ程度の位置ま
で延び、そこに枢支ブラケツト12が固設されて
いる。本実施例では支持梁11が固定部位をなし
ている。
扉体20の上端部にはアーム21の基端部21
aが固着され、アーム21の先端部21bは略水
平に支持梁11の先端部11bまで延びている。
アーム21の先端部21bには枢着ブラケツト2
2が固設されている。
枢着ブラケツト22はベースプレート23とリ
ンク形成部材24とが一体的に成形されて成り、
ベースプレート23がアーム21の先端部21b
に固着されている。リンク形成部材24はほぼ支
持梁11に沿つていて、その先端は枢着ピン24
aを介して支持梁11の先端部11bの枢支ブラ
ケツト12に枢着されている。
支持梁11の下部には連結ブラケツト13が固
設され、連結ブラケツト13に付勢部材たるガス
スプリング30の基端部31が連結ピン32を介
して枢着連結されている。ガススプリング30の
先端部33は枢着ブラケツト22のリンク形成部
材24の基端に連結ピン34を介して枢着連結さ
れている。このガススプリング30はシリンダ内
に油と空気とを封入した周知の構成をしており、
上下逆にして取り付けてもよい。
固定部位たる支持梁11と、アーム21と一体
とみなせる枢着ブラケツト22と、ガススプリン
グ30とはリンク機構を構成しており、その思案
点はガススプリング30の基端部31の連結ピン
32と枢着ブラケツト22のリンク形成部材24
の枢着ピン24aとを結んだ線と、ガススプリン
グ30の先端部33の連結ピン34の軌跡との交
点である。そして、扉体20の開閉時にガススプ
リング30の先端部33の連結ピン34が思案点
を通過するように設定されている。
〈実施例の作用〉 次に、上記のように構成される本実施例の作用
について説明する。
第1図実線、第2図〜第4図に示すように、扉
体20が閉じられているときは、ガススプリング
30の付勢力はリンク形成部材24あるいは枢着
ブラケツト22そしてアーム21を第1図におい
て反時計方向に回動させるように働き、扉体20
は閉扉方向に付勢されていてその状態に保持され
ている。
扉体20を開くときは、扉体20を少し持ち上
げることが必要である。ガススプリング30の先
端部33の連結ピン34が思案点を通過するまで
扉体20を持ち上げると、今度はガススプリング
30の付勢力がリンク形成部材24あるいは枢着
ブラケツト22そしてアーム21を第1図におい
て時計方向に回動させるように働き、あとは扉体
20は軽く持ち上がり、扉体20は枢着ピン24
aを中心に回動し、第1図に想像線で示すように
はね上げて大きく開扉することができる。
扉体20を閉じるときは、扉体20の下端にあ
たるあたりを持つて引き下げれば、扉体20の自
重とあいまつて容易に閉じ方向に扉体20および
アーム21を回動させることができる。全閉間際
にガススプリング30の先端部33の連結ピン3
4が思案点を通過すると、ガススプリング30の
付勢力が扉体20を閉じる方向に働きだすので、
扉体20を確実に全閉することができる。
第5図は他の実施例を示しており門柱10の上
部を後方に屈曲して支持梁11を一体的に形成し
たものである。
上記実施例では、門柱10に固定した支持梁1
1を基礎にして扉体20を支持したから、構造が
小型化して取り扱いやすいという利点がある。支
持梁11に代え、門柱10とは別の構造物を設け
てアーム21の先端部を枢着するようにしてもよ
いことはもちろんである。また、付勢部材として
ガススプリングを用いたが他の適宜なばね要素を
用いてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、付勢部材を用い
てはね上げ式の扉を開扉時は開扉方向に、閉扉時
は閉扉方向に、方向を反転させて付勢力が働くよ
うにしたから、開閉操作が円滑であるとともに確
実であり、すこぶる使い勝手のよい扉装置とな
る。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示しており、第1図
は扉装置の側面図、第2図は同じく斜視図、第3
図は同じく正面図、第4図は同じく平面図、第5
図は他の実施例の要部斜視図である。 10……門柱、11……支持梁、12……枢支
ブラケツト、20……扉体、21……アーム、2
2……枢着ブラケツト、24……リンク形成部
材、30……ガススプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 扉体に基端部を固着したアームを扉体の後方に
    延ばし、その先端部を固定部位に枢支して、扉と
    アームとを一体的にはね上げ可能となし、 付勢部材の基端部を固定部位に枢着する一方、
    前記アームの前記先端部に付勢部材の先端部を枢
    着して張設し、 前記付勢部材の基端部の枢着軸と、該付勢部材
    の先端部とアームとの枢着軸と、該アームの先端
    部の枢支軸とが一直線をなして該付勢部材の先端
    部とアームとの枢着軸が思案点をとる状態を有す
    るリンク機構を構成し、 前記付勢部材の先端部とアームとの枢着軸の軌
    跡が前記リンク機構の思案点を通過し、該思案点
    位置を境にして扉体を開扉方向と閉扉方向とに付
    勢するように配置したことを特徴とする扉装置。
JP20479985U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0422720Y2 (ja)

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JP20479985U JPH0422720Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JP20479985U JPH0422720Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JPS62113297U JPS62113297U (ja) 1987-07-18
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JPH0526239Y2 (ja) * 1986-11-26 1993-07-01

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JPS62113297U (ja) 1987-07-18

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