JPH0422592Y2 - - Google Patents

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JPH0422592Y2
JPH0422592Y2 JP12471187U JP12471187U JPH0422592Y2 JP H0422592 Y2 JPH0422592 Y2 JP H0422592Y2 JP 12471187 U JP12471187 U JP 12471187U JP 12471187 U JP12471187 U JP 12471187U JP H0422592 Y2 JPH0422592 Y2 JP H0422592Y2
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JP
Japan
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locking
operating member
mounting base
opening
locking pawl
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JP12471187U
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JPS6429945U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電話機などの係止構造に関する。
従来技術 第5図は、典型的な先行技術を示す断面図であ
る。近年、自動車などにはいわゆる自動車電話な
どと称される電話機1が備えられている。電話機
1は、送受話器である操作部材2と、操作部材2
が着脱自在に取付けられる取付台3とを含む。操
作部材2は、把手部4と、把手部4の両側に連な
る受話部5および送話部6とから成り、送話部6
には開口7が形成されている。この開口7内に
は、矢符A方向に変位し、前記取付台3に設けら
れた係止爪8と係合する係止部材9が設けられ
る。係止部材9は図示しないばねなどによつて、
矢符A2方向にばね付勢されており、係止爪8と
係合した状態で操作部材2を取付台3に係止する
ことができる。これによつて自動車の走行時にお
ける振動などによつて、操作部材2が取付台3か
ら離脱してしまうことを防止できる。
このような電話機1の係止状態を解除する場合
には、押圧片10を操作部材2の内方側へ押圧操
作して、係止部材9を矢符A1方向に変位し、こ
れによつて係止爪8と係止部材9との係合状態を
解除し、電話機1の係止状態を解除して、取付台
3から操作部材2を取外すことができる。
考案が解決しようとする問題点 上記先行技術では、係止爪8と係止部材9との
係合状態を解除した状態では、係止部材9は仮想
線9aで示される内方位置に変位しており、この
状態で把手4を手指などで掴んで、操作部材2を
取付台3から取外す際に、操作部材2の開口7に
臨む部分2a付近に係止爪8が引掛つてしまう場
合がしばしば生じる。したがつて操作部材2を取
付台3から取外す際の操作性が悪い。また不用意
に大きな力で操作部材2の取外し操作を行つた場
合には、部分2a付近を破損してしまう。
本考案の目的は、係止爪8が開口7に臨む部分
2a付近に引掛つてしまうことなく、円滑に操作
部材2を取付台3から取外すことができ、操作性
の向上した係止構造を提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、取付台と、取付台に着脱自在に取付
けられる操作部材とを含む係止構造であつて、 前記取付台には係止爪が設けられ、 前記操作部材には、前記係止爪と対応する位置
に開口が形成され、 前記操作部材内には、前記開口付近と内方位置
との間で変位し、前記開口付近において前記係止
爪と係合し、前記変位方向に沿う凹溝が形成され
た係止部材が設けられ、 前記操作部材の開口付近には、前記凹溝内に介
挿される当接部材が形成されたことを特徴とする
係止構造である。
作 用 本考案に従えば、取付台には係止爪が設けら
れ、操作部材には係止部材が設けられる。係止部
材には、凹溝が形成され、この凹溝内には当該部
材が介挿される。前記取付台に操作部材が取付け
られた状態では、係止爪に係止部材が係合して前
記操作部材を取付台に係止することができる。ま
た操作部材を取付台から取外す際には、係止部材
を内方位置に変位して、係止爪と係止部材との係
合状態を解除する。このように係止部材が変位し
た状態では、係止爪が当接部材に当接して前記開
口から操作部材の外方へ向けて案内されるため、
係止爪が開口に引掛つてしまうことを防止するこ
とができる。したがつて取付台から操作部材を円
滑に取外すことができ、操作性が向上される。
実施例 第1図は本考案の一実施例の断面図であり、第
2図は電話機20の斜視図であり、第3図は第1
図の切断面線−から見た操作部材22の断面
図である。自動車などに備えられる電話機20
は、取付台21と取付台21に着脱自在に取付け
られる、いわゆるハンドセツトである操作部材2
2とを含む。操作部材22には、把手部23と把
手部23の両側に連なる受話部24および送話部
25とを有し、また背面側には複数のダイヤルキ
ー40(仮想線で示す)が設けられている。送話
部25には、開口26が形成され、開口26から
外方に部分的に臨んで係止部材27が設けられて
いる。係止部材27は、取付台21に形成された
係止爪28に係合する係合部分29を有し、係合
部分29には係止部材27の変位方向Bに沿つて
凹溝30が形成される。凹溝30内には、操作部
材22に形成された当接部材31が介挿される。
このような操作部材22が取付けられる取付台
21は、前記係止爪28に近接して枢軸32の軸
線まわりに角変位自在な揺動部材33が設けられ
る。この揺動部材33は、支持片34に一端部が
支持された圧縮ばね35によつてばね付勢されて
おり、操作部材22が取付台21に乗載されてい
ない状態では、取付台21の外表面から部分的に
突出した状態となつている。
次に第3図を参照して、取付台21に操作部材
22が取付られた状態(第1図に示される状態)、
すなわち取付台21に操作部材22が係止された
状態を解除するための構造を説明する。前記操作
部材22の把手部23の一側部には、押圧片36
が設けられる。この押圧片36は板ばね37によ
つて操作部材22の内方から外方に向けてばね付
勢されているため、押圧片36が矢符C方向に押
圧されていない通常状態では、板ばね37によつ
てて操作部材22の内方側から外方側に向けて弾
発的に付勢されて、操作部材22の外表面から部
分的に突出した状態となつている。
また前記係止部材27は、引張ばね38によつ
て矢符B2方向にばね付勢されている。押圧片3
6を矢符C方向に押圧操作すると、板ばね37の
ばね力に抗して、押圧片36は操作部材22の内
方に変位するとともに、連動部材39が矢符D方
向に変位し、係止部材27が矢符B1方向に変位
して内方位置(仮想線27aで示す)に移動す
る。これによつて前記係止爪28と係止部材29
との係合状態を解除することができる。
第4図は、電話機20の係止動作を説明するた
めの図である。第4図(1)を参照して、係止部材2
7は引張ばね38によつて矢符B2方向にばね付
勢されており、この状態で係止爪28に係止部分
29が係合して、操作部材22が取付台21に係
止された状態となつている。このような係止状態
を解除するために、押圧片36を矢符C方向に押
圧操作すると、第4図(2)に示されるように、係止
部材27は矢符B1方向に変位して内方位置に移
動し、係止爪28から係止部分29が離反する。
これとほぼ同時に第4図(3)に示されるように、操
作部材22の送話部25付近が揺動部材33によ
つて押し上げられるため、係止部分29および当
接部材31は上方(矢符E方向)に移動する。こ
のとき係止爪28は、当接部材31の当接面31
aによつて開口26から内方側への進入を阻止さ
れる。したがつて係止爪28が当接面31aに当
接した状態であつても、当接面31aに沿つて開
口26から外方へ案内され、係止爪28が開口2
6付近に引掛かることなく、操作部材22を取付
台21から円滑に取外すことができる。
効 果 本考案によれば、操作部材の開口付近に当接部
材が形成されるため、取付台から操作部材を取外
す際に、当接部材に当接して開口から操作部材の
外方に向けて案内されるため、係止爪が開口付近
に引掛かることを防止することができる。これに
よつて操作部材を円滑に取付台から取外すことが
でき、したがつて従来に比べて操作性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
電話機20の斜視図、第3図は第1図の切断面線
−から見た操作部材22の断面図、第4図は
電話機20の係止動作を説明するための図、第5
図は典型的な先行技術の断面図である。 20……電話機、21……取付台、22……操
作部材、26……開口、27……係止部材、27
a……内方位置、28……係止爪、29……係止
部分、30……凹溝、31……当接部材、36…
…押圧片、37……板ばね、38……引張ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付台と、取付台に着脱自在に取付けられる操
    作部材とを含む係止構造であつて、 前記取付台には係止爪が設けられ、 前記操作部材には、前記係止爪と対応する位置
    に開口が形成され、 前記操作部材内には、前記開口付近と内方位置
    との間で変位し、前記開口付近において前記係止
    爪と係合し、前記変位方向に沿う凹溝が形成され
    た係止部材が設けられ、 前記操作部材の開口付近には、前記凹溝内に介
    挿される当接部材が形成されたことを特徴とする
    係止構造。
JP12471187U 1987-08-14 1987-08-14 Expired JPH0422592Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12471187U JPH0422592Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12471187U JPH0422592Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6429945U JPS6429945U (ja) 1989-02-22
JPH0422592Y2 true JPH0422592Y2 (ja) 1992-05-25

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JP12471187U Expired JPH0422592Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

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JPS6429945U (ja) 1989-02-22

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