JPH04225534A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH04225534A
JPH04225534A JP2408313A JP40831390A JPH04225534A JP H04225534 A JPH04225534 A JP H04225534A JP 2408313 A JP2408313 A JP 2408313A JP 40831390 A JP40831390 A JP 40831390A JP H04225534 A JPH04225534 A JP H04225534A
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JP
Japan
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region
semiconductor device
conductive region
compound semiconductor
semiconductor layer
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JP2408313A
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Tsukasa Onodera
司 小野寺
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に係り、特に化合物半導体材料を用いた半導体装置
及びその製造方法に関する。
【0002】GaAs(ガリウム・ヒ素)等よりなる化
合物半導体はシリコン等の半導体に較べてその電子移動
度は5倍程度大きい。このため、化合物半導体を用いた
半導体装置は高速信号処理に向いている。
【0003】このような半導体装置では論理回路システ
ムの実動作時の演算速度を向上させるために、高速読み
出し/書き込み可能な記憶回路の実現が要求されている
【0004】一方、化合物半導体材料を用いた半導体装
置では半導体−金属接合をゲート電極構造とした、いわ
ゆるショットキゲート型電界効果トランジスタ(MES
FET)を基本素子とする記憶回路が形成される。ME
SFETを用いた記憶回路としては図15に示すように
MESFET19a〜19dによりフリップフロップを
構成してなり、論理ハイ又はローの状態を保持する構成
とされていた。ところが、MESFETではゲートにシ
ョットキ接合を用いており、ハイレベル入力時に能動層
からゲート電極内に電流が流れ込むため、ハイレベル電
圧が0.6 〔V〕程度と低く、論理振幅が例えばシリ
コンCMOS回路を用いた記憶装置(ハイレベル電圧:
5〔V〕)に比し著しく小さいため、ソフトエラー耐量
が小さい。
【0005】したがって、この種の半導体装置では記憶
回路などで用いた場合でもソフトエラー耐量の大きい半
導体装置が要求されている。
【0006】
【従来の技術】従来の化合物半導体材料を用いた記憶回
路などの半導体装置について図16,図17と共に説明
する。
【0007】ソフトエラーは自然界又は半導体装置のパ
ッケージ中の放射性金属から発生された放射線が半導体
装置内に入射し、電子−正孔対が生成されてこれが記憶
回路を構成するメモリセルに流入して論理状態を反転し
てしまうことにより生じていた。
【0008】この論理状態の反転を防止するためにはメ
モリセル部への収集電荷量を減らす方法及びメモリセル
部の臨界電荷量を増す方法のいずれか又は両方の対策を
施すことが有効となる。従来は、メモリセル部への収集
電荷量を減らし、臨界電荷量を増すために図16に示す
ようにMESFET19c,19dにコンデンサC1 
,C2 を付加し、放射線入射によって誘起された電荷
を蓄積することによりメモリセル論理反転を防止してい
た。
【0009】またコンデンサC1 ,C2 は図17に
示すようにメモリセル部を構成するMESFET19c
,19dに並設して、MESFET19c,19dとは
別体で設けられていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のこの
種の半導体装置では、放射線による論理反転を防ぐため
には、図16に示すようにメモリセル部にコンデンサC
1 ,C2 を付加し、放射線入射によって誘起された
電荷を蓄積することにより論理反転を防いでおり、従来
はこの論理反転を防ぐためのコンデンサC1 ,C2 
を図17に示すように形成していた。このような構成の
半導体装置で十分な放射線耐量を得るためには形成する
コンデンサC1 ,C2 の静電容量を大きくする必要
があり、そのためにコンデンサC1 ,C2 の電極2
0a,20bの面積を大きく取る必要があるため、メモ
リセル全体の所要面積が大きくなってしまい、チップ当
りの記憶容量が低下してしまう等の問題点があった。
【0011】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
、集積度を低下させることなく放射線耐量を向上させる
ことができる半導体装置及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するためき1つの手段として半絶縁性の化合物
半導体層中に選択的に設けられた導電領域と、前記半導
体層中の前記選択的に設けられた導電領域上に位置し、
チャネルとなる所定の導電型の能動領域を備える基本素
子とを有する構成としてなる。
【0013】
【作用】本発明では、基本素子の下部に半絶縁性化合物
半導体層を介して導電領域が形成されている。
【0014】従って導電領域と基本素子との間で構成さ
れる容量成分によって、臨界電荷量が増加するため、放
射線の入射によって発生する電荷の悪影響が防止できる
【0015】また、導電領域は、その下部の半絶縁性化
合物半導体層中で発生した電荷を捕獲するため、この電
荷が基本素子に流入することが防止できる。
【0016】更に、導電領域に電荷を収集する方向に電
位を与えると、化合物半導体層中で発生した電荷の殆ん
どを収集することが可能になる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の断面図を示す。 同図中、1は半導体結晶である半絶縁性のガリウム・ヒ
素基板で、このガリウム・ヒ素基板1にイオン注入等に
より不純物を注入し、チャネルとなるN型の能動領域2
が形成され、その上部に金属よりなるゲート電極7,ソ
ース電極8,ドレイン電極9を形成することにより基本
素子であるMESFET3が形成される。なお、N型の
能動領域2はその端部にN+ 型の高濃度層のソース領
域2a,ドレイン領域2b及びチャネル層2cが形成さ
れる。このとき、ドレイン領域2bはガリウム・ヒ素基
板1の表面より例えば0.13μm の厚さに形成され
る。
【0018】4は導電領域となる高濃度不純物ドープ領
域で、ソース領域2a,ドレイン領域2bとは反対導電
型のP+ 型半導体で形成されていて、ガリウム・ヒ素
基板1の表面より例えば0.25μm はなれて形成さ
れている。
【0019】MESFET13とドープ領域4とで生じ
る容量CはFETのドレイン電極9の面積を4×20μ
m 2 とするとL=〜65μF となる。本実施例の
構成では、この容量によって臨界電荷量を増大させてい
る。また、容量の形成による面積増加は、導電領域(ド
ープ領域4)が基本素子の下部に位置していることから
皆無である。
【0020】次に図1に示すMESFET13の製造方
法について図2乃至図6と共に説明する。
【0021】まず、絶縁性ガリウム・ヒ素基板1の表面
全体をフォトレジスト5により覆った後、図2(A)に
示すように絶縁性ガリウム・ヒ素基板1上のドープ領域
4を形成する部分を開孔してガリウム・ヒ素基板1にP
型の導電性を与える不純物、例えばマグネシウム(Mg
)をイオン注入する。このときのイオン注入エネルギー
は400KeVでドーズ量は5×1013cm−2で注
入される。これにより、ドープ領域4が形成され、P+
 ピーク濃度は1.5 ×1018cm−3となる。次
に適当な表面保護膜を被着し、熱処理を施して、ガリウ
ム・ヒ素基板1のイオン注入ダメージを回復させる。
【0022】次に図2(B)に示すようにMESFET
の能動領域2を形成する部分をフォトレジスト6により
パターニングし、ガリウム・ヒ素基板1にn型の導電性
を与える不純物、例えばシリコン(Si)をイオン注入
する。このときのイオン注入エネルギーは50KeVで
、ドーズ量は1×1012cm−2で注入され、このと
き形成されるn型層のピーク濃度は1×1017cm−
3となる。 これにより、能動領域2が形成される。この後、再び熱
処理を施し、イオン注入ダメージを回復させる。
【0023】次に図3(A)に示すようにガリウム・ヒ
素に対してショットキ型接合を形成する性質を有する高
耐熱金属、例えばタングステン(W)又はそのシリコン
化合物(WSiX )を基板全面に被着後パターニング
し、ゲート電極7を形成する。次に図3(B)に示すよ
うにMESFET領域をフォトレジスト6でパターニン
グし、n型不純物をイオン注入し、n+ 型のソース領
域2a及びドレイン領域2bを形成する。イオン注入後
、熱処理を施し、イオン注入ダメージを回復する。
【0024】次に図3(C)に示すようにガリウム・ヒ
素に対してオーミック型接合を形成する性質を有する金
属、例えば金(Au)をリフトオフ法等によりパターニ
ングし、MESFETのソース電極8,ドレイン電極9
を形成する。
【0025】なお、イオン注入ダメージを回復させる熱
処理はイオン注入毎に行なう必要はなく、適当な組合せ
で同時に行ない、製造工程を簡略化することもできる。
【0026】このように、MESFET3の下部にME
SFET3の能動領域2を構成する半導体の導電性とは
反対の導電性を有するドープ領域4を形成することによ
りMESFET3とドープ領域4との間に静電容量が付
加される。このため、電界電荷量が増加し、放射線の入
射により誘起された電荷による影響が低減される。また
、この電荷の一部はドープ領域4により捕獲され、ME
SFET3の能動領域2に到達することがなくなる。
【0027】したがって、記憶回路などで論理反転が生
じることはなく、ソフトエラーが発生しにくくなり、ソ
フトエラー耐量を向上させることができる。
【0028】ドープ領域4はMESFET3の下部に形
成されるため、面積の増加なしに静電容量を付加するこ
とができる。したがって、記憶回路の高集積化を妨げる
ことはない。
【0029】次に本発明の第2実施例について図4と共
に説明する。同図中、図1と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。
【0030】本実施例はドープ領域4に一定の電位を与
えるためにドープ領域4の端部に引き出し領域4aを設
け、ガリウム・ヒ素基板1の表面から引き出している。 このとき、ドープ領域4にはMESFET3の電位より
低い電位が印加される。
【0031】引き出し領域4aの形成方法について図5
,図6と共に説明する。まず、図2(A)に示す工程と
同様に、MESFET3の領域よりやや広めにドープ領
域4を形成する(図5(A))。次に図2(B)に示す
工程と同様な工程で、能動領域2を形成する(図5(B
))。
【0032】次に、図5(C)に示すようにガリウム・
ヒ素基板1にP+型の導電性を付与する不純物、例えば
マグネシウム(Mg)のイオン注入エネルギーを段階的
に切換えてイオン注入する。これにより、縦方向にP型
の導電層が順に積み重なって形成され、引き出し領域4
aが形成される。このときのイオン注入はまず初めにド
ープ層4形成時と同じエネルギー400KeV,ドーズ
量5×1013cm−2で行なわれ、次に200KeV
,ドーズ量3×1013cm−2,最後にエネルギー1
00KeV,ドーズ量1×1013cm−2で行なわれ
る。これにより、ドープ領域4をガリウム・ヒ素基板1
表面に引き出す引き出し領域4aが形成される。
【0033】次に図3(A)に示す工程と同様の工程に
よりタングステン(W)等の高耐熱金属によりゲート電
極7を形成する(図6(A))。さらに、図3(B)と
同様な工程で、ソース領域8及びドレイン領域9を形成
する(図6(B))。次に図3(C)に示す工程と同様
な工程で、ソース電極8及びドレイン電極9を形成する
と共にドープ領域4に電位を与えるための引き出し領域
4aに電極11を形成する(図6(C))。この工程に
よって形成された引き出し領域4aは、ドープ領域4を
素子表面にまで引き出すことができるため、導電領域に
一定の電位を与えることが可能となる。
【0034】次に第3実施例について図7と共に説明す
る。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。本実施例は基板をP+ 型のガリ
ウム・ヒ素基板12により構成し、ガリウム・ヒ素基板
12の静電容量を付与したい素子の下部とそうでない素
子の下部とに段差12aを付け、その上に半絶縁性のガ
リウム・ヒ素結晶13を平坦になるように形成する。こ
のときガリウム・ヒ素結晶13はMESFET3の形成
部分で0.25μm ,他の部分で1μm となるよう
に形成する。さらにその半絶縁性のガリウム・ヒ素結晶
13上にMESFET3,3’を形成した構成で、ME
SFET3の下部にP型のガリウム・ヒ素基板12が配
置されるため、第1実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
【0035】次にその製造方法について図8及び図9と
共に説明する。まず、図8(A)に示すように大きな放
射線耐量が必要なメモリセル用MESFET3とそれ以
外の部分(MESFET3´)とを分離するため、P+
 型ガリウム・ヒ素基板12の表面をフォトレジスト1
4で覆い、メモリセル用MESFET3部分をパターニ
ングし、それ以外の部分をエッチング法等によりエッチ
ングして、段差12aを付ける。
【0036】次に図8(B)に示すように、MOCVD
(有機金属気相成長)法、又はMBE(分子線エピタキ
シャル成長)法等の方法によりP+ 型ガリウム・ヒ素
基板12の段差部分に絶縁性ガリウム・ヒ素成長層13
を形成した後、表面全体が平坦になるように絶縁性ガリ
ウム・ヒ素層を形成する。
【0037】次に図2(B)及び図3と同様な工程でM
ESFET3を形成する(図8(C)及び図9(A),
(B),(C))。
【0038】次に第4実施例について図10と共に説明
する。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し
、その説明は省略する。
【0039】本実施例は図7に示す第3実施例のP+ 
型ガリウム・ヒ素基板12の上面に引き出し領域12b
を形成し、引き出し部12a上部に電極15を形成した
構成で、この電極とドレイン電極9との間に電源10を
接続して、P+ 型ガリウム・ヒ素基板12に電位を付
与してなる。このような構成とすることにより、第2実
施例と同様な効果を得ることができる。
【0040】次にその製造方法について、図11と共に
説明する。まず、図11(A)に示すようにP+ 型ガ
リウム・ヒ素基板12をパターニングし、P+ 型ガリ
ウム・ヒ素基板12を引き出すための引き出し領域12
b部分を残して表面をエッチングし、引き出し領域12
bを形成する。次に図8(A)で示した工程と同様な工
程で段差12aを形成する(図11(B))。
【0041】次に、図8(B)で示した工程と同様な工
程で絶縁性ガリウム・ヒ素成長層13を形成する(図1
1(C))。次に図2(B)及び図3で説明した工程に
よりMESFET3を形成すると共に、引き出し領域1
2bに電極15を形成する(図11(D))。以上のよ
うな工程により図10に示すようなMESFET3の構
造が得られる。
【0042】次に第5実施例について図12と共に説明
する。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し
、その説明は省略する。本実施例は半絶縁性ガリウム・
ヒ素基板1のうち基本素子となるMESFET3の裏面
に凹部16を形成し、MESFET3下部を他の部分に
比し十分に薄く形成し、かつ、裏面に前記導電領域とし
て、電極金属からなる電極層17を形成しさらに、電極
層17に電源10により一定の電位を付与してなる。
【0043】このような構成とすることによりガリウム
・ヒ素基板1中で生成された電荷はほとんど電極層17
に流入し、したがって、記憶回路部への収集電荷量を抑
えることができる。
【0044】次にその製造方法について図13と共に説
明する。まず、図2(C)及び図3で説明した工程によ
りMESFET3を形成する(図13(A))。次に図
13(B)に示すようにガリウム・ヒ素基板1の裏面全
体をフォトレジスト18で覆った後、MESFET3の
裏面を窓開けし、エッチングすることによりMESFE
T3下部に凹部16を形成する。
【0045】次に図13(C)に示すようにフォトレジ
ストを除去した後に、ガリウム・ヒ素基板1の裏面全体
にガリウム・ヒ素とオーミック接合を形成する性質のあ
る金属よりなる電極層17を被着する。
【0046】なお、電極層17はガリウム・ヒ素基板1
裏面全面に被着させる必要はなく、MESFET3下部
にだけ被着させる構成としてもよい。
【0047】次に第6実施例について図14と共に説明
する。同図中、図12と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。本実施例は図12でガリウム
・ヒ素基板1の薄くなった部分にP型の高濃度不純物ド
ープ領域18を形成した構成で第5実施例と略同様な効
果が得られる。なお、その製造方法は第5実施例と略同
じで、裏面をエッチングにより薄くした後にその薄くな
った部分にイオン注入等によりP+ 型ドープ領域18
を形成してなる。
【0048】また、ドープ領域18は第1実施例と同様
に形成し、後にガリウム・ヒ素基板1裏面を薄くし、電
極を形成する工程としてもよい。
【0049】なお、第1乃至第6実施例ではMESFE
Tについて説明したが、これに限ることはなく、HEM
T(High Electron Mobility 
Transistor )等のヘテロ接合電界効果トラ
ンジスタなどにも適用できる。
【0050】なお、第1乃至第6実施例では1つのME
SFET3の下部にのみドープ領域4又は凹部16を形
成しているが記憶装置又は記憶回路付論理回路装置など
において、記憶ブロック又は記憶回路基本単位ブロック
を構成する複数のMESFET又はメモリセルを1つの
まとまりとしてドープ領域4又は凹部16を形成する構
成としてもよい。
【0051】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、基本素子
下部に能動領域の導電性とは反対の導電性を有する導電
領域を形成することにより、半導体基板で生成された電
荷による悪影響が防止でき、またこの電荷が能動領域に
流入することを防止できるため、不要な電荷による基本
素子の誤動作を防止でき、また、導電領域は基本素子の
下部に形成されるため、その集積度を低下させることが
ない等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の製造工程を説明するため
の図である。
【図3】本発明の第1実施例の製造工程を説明するため
の図である。
【図4】本発明の第2実施例の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の製造工程を説明するため
の図である。
【図6】本発明の第2実施例の製造工程を説明するため
の図である。
【図7】本発明の第3実施例の断面図である。
【図8】本発明の第3実施例の製造工程を説明するため
の図である。
【図9】本発明の第3実施例の製造工程を説明するため
の図である。
【図10】本発明の第4実施例の断面図である。
【図11】本発明の第4実施例の製造工程を説明するた
めの図である。
【図12】本発明の第5実施例の断面図である。
【図13】本発明の第5実施例の製造工程を説明するた
めの図である。
【図14】本発明の第6実施例の断面図である。
【図15】従来のメモリセルの一例の回路図である。
【図16】従来のメモリセルの他の一例の回路図である
【図17】従来の一例の断面図である。
【符号の説明】
1  GaAs基板 2  能動領域 3  電界効果トランジスタ 4  ドープ領域 4a  引き出し領域 12  化合物半導体基板 13  化合物半導体成長層 16  凹部 17  電極層

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半絶縁性の化合物半導体層(1,13
    )中に選択的に設けられた導電領域(4)と、前記半導
    体層(1,13)中の前記選択的に設けられた導電領域
    (4)上に位置し、チャネルとなる所定の導電型の能動
    領域(2)を備える基本素子(3)とを有することを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】  前記導電領域(4)は、前記能動領域
    (2)とは反対の導電型の不純物導入領域であることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】  前記化合物半導体層(1)中の前記導
    電領域(4)に接続され、前記化合物半導体層(1)の
    表面に前記導電領域(4)を引き出す引出し領域(4a
    )を有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置
  4. 【請求項4】  前記引出し領域(4a)には、前記導
    電領域(4)に所定の電位を与える電源(10)が接続
    されてなることを特徴とする請求項3記載の半導体装置
  5. 【請求項5】  前記化合物半導体層(1,13)は、
    前記能動領域(2)とは反対の導電型であって、表面に
    段差(12a)が設けられた化合物半導体基板(12)
    に支持され、前記基板の段差(12a)の上段部が前記
    導電領域(4)として作用することを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】  前記段差(12a)の上段部には更に
    突出部(12b)が設けられ、前記突出部(12b)の
    表面は、前記化合物半導体層(13)の表面に露出して
    引出し領域(4a)を構成することを特徴とする請求項
    5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】  前記化合物半導体層(1)の前記導電
    領域(4)となる部位の下部凹部(16)を備え、前記
    凹部(16)表面には前記導電領域(4)として作用す
    る電極層(17)が設けられてなることを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】  前記凹部(16)表面に位置する前記
    電極層(17)下の前記化合物半導体層(1)には、前
    記電極層(17)に接続して、前記能動領域(2)と反
    対導電型の不純物領域が設けられてなることを特徴とす
    る請求項7記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】  半絶縁性の化合物半導体層(1)中に
    選択的に導電領域(4)を形成する工程と、チャネルと
    なる所定の導電型の能動領域(4)を備える基本素子(
    3)を前記選択的に形成された導電領域(4)上に形成
    する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】  前記導電領域(4)は、前記化合物
    半導体層上からの不純物のイオン注入によって形成され
    ることを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】  前記導電領域(4)は同じ導電型の
    不純物を注入エネルギーを変化しつつ複数回にわたって
    前記導電領域(4)上に選択的にイオン注入し、前記導
    電領域(4)の電位を前記化合物半導体層(1)の表面
    に引き出す引出し領域(4a)を形成する工程を含むこ
    とを特徴とする請求項10記載の半導体装置の製造方法
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