JPH04224489A - 自動二輪車のエンジンマウント構造 - Google Patents
自動二輪車のエンジンマウント構造Info
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- JPH04224489A JPH04224489A JP41367290A JP41367290A JPH04224489A JP H04224489 A JPH04224489 A JP H04224489A JP 41367290 A JP41367290 A JP 41367290A JP 41367290 A JP41367290 A JP 41367290A JP H04224489 A JPH04224489 A JP H04224489A
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- engine
- side frames
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- 238000009432 framing Methods 0.000 abstract 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 9
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 4
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- 229920001967 Metal rubber Polymers 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M7/00—Motorcycles characterised by position of motor or engine
- B62M7/02—Motorcycles characterised by position of motor or engine with engine between front and rear wheels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
- B62K11/04—Frames characterised by the engine being between front and rear wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤモンド型フレー
ムにクランク軸横置きの多気筒エンジンを搭載した自動
二輪車に適用されるエンジンマウント構造に関するもの
である。
ムにクランク軸横置きの多気筒エンジンを搭載した自動
二輪車に適用されるエンジンマウント構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ダイヤモンド型フレームを有する自動二
輪車において、エンジンを弾性支持することが考えられ
ている。この場合エンジンには後輪駆動の反力が加わる
ため、エンジンがこの反力により加振されエンジンを支
持する弾性材を傷めるという問題がある。
輪車において、エンジンを弾性支持することが考えられ
ている。この場合エンジンには後輪駆動の反力が加わる
ため、エンジンがこの反力により加振されエンジンを支
持する弾性材を傷めるという問題がある。
【0003】そこでエンジンの後部をリンクを介して車
体フレームに連結し、エンジン後部がこの後輪駆動反力
に直交する方向の振動だけを許容するように振動方向を
規制することが提案された(特開昭58−122279
号)。しかし2気筒などの多気筒エンジンを搭載する場
合には、通常エンジンに横向き(左右方向)の振動が発
生するため、このリンクを用いたものではこの横向きの
振動を吸収することが困難になり、エンジンの防振効果
の点で不十分であった。
体フレームに連結し、エンジン後部がこの後輪駆動反力
に直交する方向の振動だけを許容するように振動方向を
規制することが提案された(特開昭58−122279
号)。しかし2気筒などの多気筒エンジンを搭載する場
合には、通常エンジンに横向き(左右方向)の振動が発
生するため、このリンクを用いたものではこの横向きの
振動を吸収することが困難になり、エンジンの防振効果
の点で不十分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明が解決し
ようとする課題は、クランク軸横置きの多気筒エンジン
を左右一対のサイドフレームを有するダイヤモンド型フ
レームに弾性支持する場合に、エンジンが後輪駆動反力
により過度に加振されて弾性材を傷めることを防ぎ、か
つエンジンの横方向の振動も良好に吸収し得るようにす
ることである。
ようとする課題は、クランク軸横置きの多気筒エンジン
を左右一対のサイドフレームを有するダイヤモンド型フ
レームに弾性支持する場合に、エンジンが後輪駆動反力
により過度に加振されて弾性材を傷めることを防ぎ、か
つエンジンの横方向の振動も良好に吸収し得るようにす
ることである。
【0005】
【発明の構成】本発明によればこの課題は、左右一対の
サイドフレームを有するダイヤモンド型フレームに、ク
ランク軸横置きの多気筒エンジンを弾性支持するものに
おいて、リヤアームの前端をピボット軸を挾んでエンジ
ン後部を保持する上下一対の後部支持部と、エンジンの
前部を前記両サイドフレームに保持する前部支持部とを
備え、前記前部支持部のばね定数を前記後部支持部のば
ね定数よりも小さくしたことを特徴とする自動二輪車の
エンジンマウント構造により達成される。
サイドフレームを有するダイヤモンド型フレームに、ク
ランク軸横置きの多気筒エンジンを弾性支持するものに
おいて、リヤアームの前端をピボット軸を挾んでエンジ
ン後部を保持する上下一対の後部支持部と、エンジンの
前部を前記両サイドフレームに保持する前部支持部とを
備え、前記前部支持部のばね定数を前記後部支持部のば
ね定数よりも小さくしたことを特徴とする自動二輪車の
エンジンマウント構造により達成される。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例の側面図、図2はそ
の要部拡大図、図3はエンジンの支持部を断面した平面
図、図4は後部支持部の拡大断面図、図5は前部支持部
の拡大断面図、図6は図5におけるVI−VI線端面図
である。
の要部拡大図、図3はエンジンの支持部を断面した平面
図、図4は後部支持部の拡大断面図、図5は前部支持部
の拡大断面図、図6は図5におけるVI−VI線端面図
である。
【0007】図1において符号10は車体フレ−ムであ
り、前フレ−ム12と後フレ−ム14とを結合したもの
である。前フレ−ム12はヘッドパイプ16と、ここか
ら斜下後方へのびる左右一対のサイドフレ−ム18(1
8a、18b、図3参照)とを有する。サイドフレ−ム
18は、断面コ字形の2つの板金部材を互いに対向させ
て接合し断面四角の箱状にしたもので、その後部は下方
へ向かって湾曲している。ヘッドパイプ16には2本の
フロントフォ−ク20が左右へ回動自在に保持され、そ
の下端に操向前輪22が取付けられている。
り、前フレ−ム12と後フレ−ム14とを結合したもの
である。前フレ−ム12はヘッドパイプ16と、ここか
ら斜下後方へのびる左右一対のサイドフレ−ム18(1
8a、18b、図3参照)とを有する。サイドフレ−ム
18は、断面コ字形の2つの板金部材を互いに対向させ
て接合し断面四角の箱状にしたもので、その後部は下方
へ向かって湾曲している。ヘッドパイプ16には2本の
フロントフォ−ク20が左右へ回動自在に保持され、そ
の下端に操向前輪22が取付けられている。
【0008】後フレ−ム14は、シ−トレ−ル24と補
助シ−トレ−ル26とで構成される。シ−トレ−ル24
は左右一対の上チュ−ブ24aとこれを下から支持する
下チューブ24bとで形成され、これら上・下チュ−ブ
24a、24bの前端がサイドフレ−ム18に固着され
ている。
助シ−トレ−ル26とで構成される。シ−トレ−ル24
は左右一対の上チュ−ブ24aとこれを下から支持する
下チューブ24bとで形成され、これら上・下チュ−ブ
24a、24bの前端がサイドフレ−ム18に固着され
ている。
【0009】補助シ−トレ−ル26は左右一対のチュ−
ブ26a、26aを前後のブリッジ28、30で互いに
結合して一体としたものである。チュ−ブ26a、26
aの前半部分は斜下前方へ向けて折曲され、この下降部
分がシ−トレ−ル24の上チュ−ブ24aの後端と下チ
ュ−ブ24bの後下部とにボルト止めされている。
ブ26a、26aを前後のブリッジ28、30で互いに
結合して一体としたものである。チュ−ブ26a、26
aの前半部分は斜下前方へ向けて折曲され、この下降部
分がシ−トレ−ル24の上チュ−ブ24aの後端と下チ
ュ−ブ24bの後下部とにボルト止めされている。
【0010】32は後輪であり、前端がピボット軸33
でサイドフレ−ム18に軸支されたリヤア−ム34の後
端に保持されている。リヤア−ム34は車体中央付近に
位置する1本の図示しないクッションユニットにより弾
性支持される。なおこのリヤア−ム34にはリヤフェン
ダ36が取り付けられている。
でサイドフレ−ム18に軸支されたリヤア−ム34の後
端に保持されている。リヤア−ム34は車体中央付近に
位置する1本の図示しないクッションユニットにより弾
性支持される。なおこのリヤア−ム34にはリヤフェン
ダ36が取り付けられている。
【0011】38はV型2サイクル2気筒液冷式エンジ
ンである。このエンジン38はV型を形成する2つの気
筒38a、38bの間に形成されるV型の空間が前方を
指向するようにサイドフレ−ム18に搭載される。この
エンジンマウント構造については後記する。このエンジ
ン38の出力はチェーン39により後輪32に伝えられ
る。40は上の気筒の排気膨張管、42は下の気筒の排
気膨張管である。44はエンジン38の冷却用ラジエタ
、46は燃料タンクである。燃料タンク46の前部はサ
イドフレ−ム18に載り、後部はシ−トレ−ル24の上
チュ−ブ24aに載っている。48は運転者用シ−トで
あり、燃料タンク46の後方でシ−トレ−ル24の上チ
ュ−ブ24aに取り付けられている。この運転者用シ−
ト48の下方には潤滑用オイルタンク50および電池5
2が収容されている。
ンである。このエンジン38はV型を形成する2つの気
筒38a、38bの間に形成されるV型の空間が前方を
指向するようにサイドフレ−ム18に搭載される。この
エンジンマウント構造については後記する。このエンジ
ン38の出力はチェーン39により後輪32に伝えられ
る。40は上の気筒の排気膨張管、42は下の気筒の排
気膨張管である。44はエンジン38の冷却用ラジエタ
、46は燃料タンクである。燃料タンク46の前部はサ
イドフレ−ム18に載り、後部はシ−トレ−ル24の上
チュ−ブ24aに載っている。48は運転者用シ−トで
あり、燃料タンク46の後方でシ−トレ−ル24の上チ
ュ−ブ24aに取り付けられている。この運転者用シ−
ト48の下方には潤滑用オイルタンク50および電池5
2が収容されている。
【0012】補助シ−トレ−ル26には同乗者用シ−ト
54が取り付けられると共に、ライセンスプレ−ト56
、尾灯58、方向指示灯、荷物箱、工具袋等の市内走行
用部品が取りつけられる。
54が取り付けられると共に、ライセンスプレ−ト56
、尾灯58、方向指示灯、荷物箱、工具袋等の市内走行
用部品が取りつけられる。
【0013】次にエンジンマウント構造を説明する。エ
ンジン38の後部はピボット軸33を挟む上下一対の後
部支持部A、Bにおいて弾性支持される。すなわちこれ
らの後部支持部A、Bは、左右のサイドフレーム18a
、18bの後部を互いに結合するクロスメンバ60、6
2に設けられる。
ンジン38の後部はピボット軸33を挟む上下一対の後
部支持部A、Bにおいて弾性支持される。すなわちこれ
らの後部支持部A、Bは、左右のサイドフレーム18a
、18bの後部を互いに結合するクロスメンバ60、6
2に設けられる。
【0014】後部支持部Aは図4に示すように、クロス
メンバ60に突設した支持板64(64a、64b)と
、ここに貫挿された長ボルト66と、この長ボルト66
に保持され支持板64に当接する座金68と、環状のゴ
ム弾性材70と、エンジン38のクランクケースに一体
に形成されたアーム72とを有する。弾性材70はこの
アーム72に設けた円形の孔に圧入固定され、この弾性
材70の内周に焼付け固着されたカラー70aにボルト
66が貫挿されている。また座金68の一側面にはゴム
弾性材68aが焼付け固着され、この弾性材68aがア
ーム72の一方の端面に当接している。なお図4に示す
構造のものが同一ボルト66上の右側にも設けられ、両
者はカラー74で間隔が保持されている。
メンバ60に突設した支持板64(64a、64b)と
、ここに貫挿された長ボルト66と、この長ボルト66
に保持され支持板64に当接する座金68と、環状のゴ
ム弾性材70と、エンジン38のクランクケースに一体
に形成されたアーム72とを有する。弾性材70はこの
アーム72に設けた円形の孔に圧入固定され、この弾性
材70の内周に焼付け固着されたカラー70aにボルト
66が貫挿されている。また座金68の一側面にはゴム
弾性材68aが焼付け固着され、この弾性材68aがア
ーム72の一方の端面に当接している。なお図4に示す
構造のものが同一ボルト66上の右側にも設けられ、両
者はカラー74で間隔が保持されている。
【0015】後部支持部Bはクロスメンバ62に突設し
た支持板76(76a、76b)にゴム弾性材78を介
してエンジン38側のアーム80を弾性支持するもので
ある。その構造は図4に示した前部支持部Aとほぼ同様
であるからその説明は繰り返さない。
た支持板76(76a、76b)にゴム弾性材78を介
してエンジン38側のアーム80を弾性支持するもので
ある。その構造は図4に示した前部支持部Aとほぼ同様
であるからその説明は繰り返さない。
【0016】エンジン38の前部は左右のサイドフレー
ム18の下面に設けた前部支持部Cにおいて弾性支持さ
れる。すなわち両サイドフレーム18の下面にはアイブ
ラケット82(82a、82b)が固着され、このアイ
ブラケット82に装填されたゴム弾性材84に保持され
たアーム86がエンジン38のクランクケースに結合さ
れている。図5において、弾性材84に貫挿されたカラ
ー88にはフランジ88aが形成され、フランジ90に
沿って突出する弾性材84のフランジ部分84aがアイ
ブラケット82の一側面に当接する。またフランジ88
aの反対側には座金90が装着され、この座金90に焼
付けたゴム弾性材90aがアイブラケット82の他方の
側面に当接する。これら座金90、カラー88には長ボ
ルト92が貫挿され、この長ボルト92にアーム86の
上端が固定される。アーム86の下端は二又状に分岐し
て上の気筒38aの下方でクランクケースに結合されて
いる。
ム18の下面に設けた前部支持部Cにおいて弾性支持さ
れる。すなわち両サイドフレーム18の下面にはアイブ
ラケット82(82a、82b)が固着され、このアイ
ブラケット82に装填されたゴム弾性材84に保持され
たアーム86がエンジン38のクランクケースに結合さ
れている。図5において、弾性材84に貫挿されたカラ
ー88にはフランジ88aが形成され、フランジ90に
沿って突出する弾性材84のフランジ部分84aがアイ
ブラケット82の一側面に当接する。またフランジ88
aの反対側には座金90が装着され、この座金90に焼
付けたゴム弾性材90aがアイブラケット82の他方の
側面に当接する。これら座金90、カラー88には長ボ
ルト92が貫挿され、この長ボルト92にアーム86の
上端が固定される。アーム86の下端は二又状に分岐し
て上の気筒38aの下方でクランクケースに結合されて
いる。
【0017】ここに前部支持部A、Bと後部支持部Cと
のばね定数は次のように設定される。なお各支持部A、
B、Cの前後および上下方向のばね定数をKA 、KB
、KC とし、また左右方向のばね定数をka 、k
b 、kc とする。そして各支持部A、B、Cの前後
・上下方向のばね定数を、 KC <KA KC <KB に設定する。すなわち後部を硬く支持する。この結果、
後輪の駆動反力を後部支持部A、Bで確実に受けること
ができる。また前部支持部Cで柔らかく支持しているの
で、エンジン38の振動がハンドルバーや燃料タンク4
6に伝わりにくくなる。特に多気筒エンジン38で左右
方向の振動を前部支持部Cで良好に吸収し得る。
のばね定数は次のように設定される。なお各支持部A、
B、Cの前後および上下方向のばね定数をKA 、KB
、KC とし、また左右方向のばね定数をka 、k
b 、kc とする。そして各支持部A、B、Cの前後
・上下方向のばね定数を、 KC <KA KC <KB に設定する。すなわち後部を硬く支持する。この結果、
後輪の駆動反力を後部支持部A、Bで確実に受けること
ができる。また前部支持部Cで柔らかく支持しているの
で、エンジン38の振動がハンドルバーや燃料タンク4
6に伝わりにくくなる。特に多気筒エンジン38で左右
方向の振動を前部支持部Cで良好に吸収し得る。
【0018】また左右方向のばね定数は、KC <kc
KA <ka KB <kb に設定する。すなわち各支持部A、B、Cのばね定数は
、前後・上下方向よりも横方向を硬く設定する。これに
より後輪駆動反力によるエンジンの踊りを規制できる。
KA <ka KB <kb に設定する。すなわち各支持部A、B、Cのばね定数は
、前後・上下方向よりも横方向を硬く設定する。これに
より後輪駆動反力によるエンジンの踊りを規制できる。
【0019】なお後輪駆動反力によるエンジン38の前
後方向の踊りをさらに規制するために、前部支持部Cの
弾性材84の硬さに方向性を持たせてもよい。例えば図
5、6に示すように弾性材84内に前後方向に長い金属
あるいは硬いゴム等84bを埋め込む。これにより支持
部Cは前後方向に硬く上下方向に柔らかくすることがで
きる。
後方向の踊りをさらに規制するために、前部支持部Cの
弾性材84の硬さに方向性を持たせてもよい。例えば図
5、6に示すように弾性材84内に前後方向に長い金属
あるいは硬いゴム等84bを埋め込む。これにより支持
部Cは前後方向に硬く上下方向に柔らかくすることがで
きる。
【0020】以上の実施例はV型多気筒エンジン38に
適用したものであるが、本発明は並列多気筒エンジンに
適用したものも包含する。
適用したものであるが、本発明は並列多気筒エンジンに
適用したものも包含する。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように、ピボット軸を挟
む上下一対の後部支持部によってエンジン後部を弾性支
持し、エンジン前部を左右一対のサイドフレームに弾性
支持し、前部支持部のばね定数を後部支持部のばね定数
よりも小さくしたものであるから、エンジンに前後方向
に伝わる後輪駆動反力は上下の後部支持部で受けられ、
またエンジンの横方向の振動は柔らかい前部支持部によ
り吸収される。このためエンジンの防振性能を向上させ
ることができる。
む上下一対の後部支持部によってエンジン後部を弾性支
持し、エンジン前部を左右一対のサイドフレームに弾性
支持し、前部支持部のばね定数を後部支持部のばね定数
よりも小さくしたものであるから、エンジンに前後方向
に伝わる後輪駆動反力は上下の後部支持部で受けられ、
またエンジンの横方向の振動は柔らかい前部支持部によ
り吸収される。このためエンジンの防振性能を向上させ
ることができる。
【図1】本発明の一実施例の側面図である。
【図2】その要部拡大図である。
【図3】エンジンの支持部を断面した平面図である。
【図4】後部支持部の拡大断面図である。
【図5】前部支持部の拡大断面図である。
【図6】図5におけるVI−VI線端面図である。
10 車体フレーム
18 サイドフレーム
32 後輪
33 ピボット軸
34 リヤアーム
38 エンジン
A、B 後部支持部
C 前部支持部
Claims (1)
- 【請求項1】 左右一対のサイドフレームを有するダ
イヤモンド型フレームに、クランク軸横置きの多気筒エ
ンジンを弾性支持するものにおいて、リヤアームの前端
を軸支するピボット軸を挾んでエンジン後部を保持する
上下一対の後部支持部と、エンジンの前部を前記両サイ
ドフレームに保持する前部支持部とを備え、前記前部支
持部のばね定数を前記後部支持部のばね定数よりも小さ
くしたことを特徴とする自動二輪車のエンジンマウント
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02413672A JP3109745B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 自動二輪車のエンジンマウント構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02413672A JP3109745B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 自動二輪車のエンジンマウント構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04224489A true JPH04224489A (ja) | 1992-08-13 |
JP3109745B2 JP3109745B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=18522259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02413672A Expired - Fee Related JP3109745B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 自動二輪車のエンジンマウント構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109745B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002225779A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-14 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の車体フレーム構造 |
ITUD20110122A1 (it) * | 2011-08-02 | 2013-02-03 | Loris Bertoni | Motocicletta |
JP2013133026A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車におけるパワーユニットの搭載構造 |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP02413672A patent/JP3109745B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002225779A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-14 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の車体フレーム構造 |
ITUD20110122A1 (it) * | 2011-08-02 | 2013-02-03 | Loris Bertoni | Motocicletta |
EP2554467A1 (en) | 2011-08-02 | 2013-02-06 | Loris Bertoni | Motorcycle |
JP2013133026A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車におけるパワーユニットの搭載構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3109745B2 (ja) | 2000-11-20 |
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