JPH04222452A - コイルの製造方法 - Google Patents

コイルの製造方法

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Publication number
JPH04222452A
JPH04222452A JP2406441A JP40644190A JPH04222452A JP H04222452 A JPH04222452 A JP H04222452A JP 2406441 A JP2406441 A JP 2406441A JP 40644190 A JP40644190 A JP 40644190A JP H04222452 A JPH04222452 A JP H04222452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
protrusion
self
male mold
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2406441A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Iijima
飯島 三雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
Priority to JP2406441A priority Critical patent/JPH04222452A/ja
Publication of JPH04222452A publication Critical patent/JPH04222452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コイルの製造方法に
関し、特に、磁気ディスク装置などのボイスコイルモー
タに使用されるコイルとして有用なコイルの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の磁気ディスク装置の一例
の平面図である。この磁気ディスク装置51では、ボイ
スコイルモータ52の駆動力により、コイル53が配設
されたコイル支持部材54を支点55の周りに回転させ
、前記コイル支持部材54の先端部に配設された磁気ヘ
ッド56を磁気ディスク57上の所定位置に位置させる
ようになっている。
【0003】前記ボイスコイルモータ52は、図4に示
すように、コイル53と,磁芯58と,その磁芯58を
含み前記コイル53の開口部を介して挿通された磁路5
9と,永久磁石60とから構成されている。前記コイル
53と磁芯58とは、空隙61を設けて配設されている
【0004】このボイスコイルモータ52では、コイル
53に電流を流したときに発生する磁力と永久磁石60
による磁力との間に作用する吸引力と反発力とを駆動力
としている。空隙61を狭くしてコイル53と磁芯58
とを接近させると、性能,効率が向上する。
【0005】このため、前記コイル53は、前記磁芯5
8と同形状となるように、図5に示す如く、両端に四角
形の開口部を有し、前記両開口部の間に一組の対向する
円弧状に巻線された凹状巻線部62と凸状巻線部63と
を備えている。
【0006】前記コイル53は、図6に示すように、所
定形状の巻枠67を用い、コイル最下層の巻線が横ずれ
しないように前記巻枠67の表面に所定のピッチで溝を
設け、巻枠凹面部65では巻線間隔が中央部で広く(a
>b),巻枠凸面部66では巻線間隔が中央部で狭くな
るように(c<d)、且つ、各層の巻線回数を整数にし
てコイル渡り線部がコイル53の一辺に集中するように
自己融着性絶縁電線64を整列巻して製造される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコイル53
の製造方法は、特別な巻枠67に巻いていくため、巻線
作業が煩雑で作業効率が悪い問題点がある。
【0008】また、コイルの巻線回数と層数が多い場合
は、コイルの上層部において巻線間隔が不安定となり、
コイル渡り線部を一辺に集中させて外形寸法の安定した
整列巻とすることが難しい問題点がある。
【0009】そこで、この発明の目的は、作業効率が良
く、巻線回数や層数が多くても外形寸法の安定した整列
巻されたコイルを製造する方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のコイルの製造
方法は、両端に開口部を有しそれら開口部を介して磁芯
が挿通されるコイルの製造方法において、少なくとも1
組の対向する側面が高さ方向に沿って円弧状の凹面と凸
面であり,底面に平行な断面が四角形の四角柱状の突起
部を有する成形治具に、自己融着性絶縁電線をコイル渡
り線部が一辺に集中するように俵積みで,あるいは前記
自己融着性絶縁電線の最大径より僅かに大きな巻線ピッ
チで整列巻した空芯コイルを、その空芯コイルの開口部
に前記突起部が挿通されるように加熱圧入して湾曲させ
、冷却したのち前記突起部から抜いて前記突起部の円弧
状の側面に応じて湾曲したコイルを成形することを構成
上の特徴とするものである。
【0011】
【作用】この発明のコイルの製造方法では、自己融着性
絶縁電線が、コイル渡り線部を一辺に集中させるように
俵積みで,あるいは前記自己融着性絶縁電線の最大径よ
り僅かに大きな巻線ピッチで整列巻された空芯コイルを
加熱する。すると、前記自己融着性絶縁電線の融着層が
溶融状態となり、巻線配列が乱されることなく巻線の移
動可能なスペースを生じる。
【0012】溶融状態の空芯コイルは、少なくとも一組
の対向する側面が高さ方向に沿って円弧状の凹面と凸面
であり,底面に平行な断面が四角形の四角柱状の突起部
を有する成形治具に、前記空芯コイルの開口部に前記突
起部を挿通するように圧入され湾曲させられる。そして
、冷却されたのち前記突起部から抜かれ、前記突起部の
円弧状の側面に応じて湾曲した整列巻のコイルが得られ
る。
【0013】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を
更に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定
されるものではない。
【0014】図1は、この発明のコイルの製造方法の一
実施例の説明図である。
【0015】空芯コイル1aは、両端の開口部が、所望
のボイスコイルモータ用コイルに挿通される磁芯の断面
と同形状の四角筒状である。この空芯コイル1aは、一
般的な巻枠を用いて、自己融着性絶縁電線2をその最大
径より僅かに大きい巻線ピッチで且つコイル渡り線部3
が一辺に集中するように整列巻されたものである。前記
融着層は、例えば、ポリアミドである。
【0016】成形治具4は、鉄等の金属製であり、突起
部5と,突起部5を固定する固定治具6と,押え治具7
,8,9とからなっている。
【0017】突起部5は、所望のボイスコイルモータ用
コイルに挿通される磁芯と同形状である。即ち、1組の
対向する側面が高さ方向に沿って円弧状の凹面10と凸
面11であり,底面に平行な断面が四角形の四角柱状で
ある。
【0018】押え治具7には、突起部5を高さ方向に挿
通する穴が設けられている。押え治具8,9には、図中
の矢印のように前記押え治具8,9を移動させて突起部
5を囲むとき、前記突起部5を挟んで所定の空隙を有す
るように凹部が設けられている。
【0019】前記空芯コイル1aは、40〜50Vの交
流電圧を3秒間ほど印加され、約200℃に加熱される
。そして、開口部に前記突起部5を挿通するように押え
治具7で圧入されると共に、押え治具8,9で周りから
押圧されて成形される。
【0020】上記のように成形された空芯コイル1aを
、自然冷却したのち突起部5から抜けば、図2に示すよ
うなコイル1が得られる。
【0021】このコイル1は、両端の開口部が四角形の
四角筒状で,1組の対向する側面が筒長に沿って円弧状
の凹面と凸面であり、所望のボイスコイルモータ用コイ
ルに挿通される磁芯と同形状である。そこで、ボイスコ
イルモータ用コイルとして最適である。
【0022】また、前記コイル1は、前記凹面での巻線
間隔が中央部では周辺部より広く,前記凸面での巻線間
隔が中央部では周辺部より狭くなっている。また、巻線
回数や層数が多くてもコイル渡り線部が一辺に保持され
て外形寸法を小さく出来る。
【0023】
【発明の効果】このコイルの製造方法によれば、簡便な
方法で、巻線回数や層数が多くても外形寸法の安定した
整列巻されたコイルが得られる。
【0024】このため、作業効率が向上する。また、性
能の安定したコイルが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコイルの製造方法の一実施例の説明
図である。
【図2】この発明のコイルの製造方法に係るコイルの斜
視図である。
【図3】磁気ディスク装置の一例の平面図である。
【図4】図3の装置のボイスコイルモータの断面図であ
る。
【図5】従来のボイスコイルモータのコイルの斜視図で
ある。
【図6】図5のコイルの製造方法の説明図である。
【符号の説明】
1    コイル 2    自己融着性絶縁電線 3    コイル渡り線部 4    成形治具 5    突起部 52  ボイスコイルモータ 54  コイル支持部材 57  磁気ディスク 60  永久磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  両端に開口部を有しそれら開口部を介
    して磁芯が挿通されるコイルの製造方法において、少な
    くとも1組の対向する側面が高さ方向に沿って円弧状の
    凹面と凸面であり,底面に平行な断面が四角形の四角柱
    状の突起部を有する成形治具に、自己融着性絶縁電線を
    コイル渡り線部が一辺に集中するように俵積みで,ある
    いは前記自己融着性絶縁電線の最大径より僅かに大きな
    巻線ピッチで整列巻した空芯コイルを、その空芯コイル
    の開口部に前記突起部が挿通されるように加熱圧入して
    湾曲させ、冷却したのち前記突起部から抜いて前記突起
    部の円弧状の側面に応じて湾曲したコイルを成形するこ
    とを特徴とするコイルの製造方法。
JP2406441A 1990-12-26 1990-12-26 コイルの製造方法 Pending JPH04222452A (ja)

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JP2406441A JPH04222452A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 コイルの製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005069319A1 (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Selco Co., Ltd 空芯コイルおよび空芯コイルの製造方法
JP2016219583A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 共立電気計器株式會社 空芯コイルの作製方法、空芯コイル、ロゴスキーコイル、クランプセンサおよびクランプ式電流計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005069319A1 (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Selco Co., Ltd 空芯コイルおよび空芯コイルの製造方法
JP2016219583A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 共立電気計器株式會社 空芯コイルの作製方法、空芯コイル、ロゴスキーコイル、クランプセンサおよびクランプ式電流計

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