JP4476778B2 - リニアモータ - Google Patents
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Description
図1はこの発明の実施の形態1によるリニアモータを示す全体斜視図であり、図2は図1のリニアモータの電機子巻線部を示す平面図である。また、図3は図2の電機子巻線部のX−X断面図である。
図17はこの発明の実施の形態2によるリニアモータの電機子巻線部を示す平面図であり、図18は図17の電機子巻線部に適用されるボビンを示す平面図である。
図19はこの発明の実施の形態3による電機子巻線部のボビンを示す斜視図である。図19に示すように、本実施の形態による電機子巻線部のボビン22は、ボビン外壁224に、隣り合う電機子コイル21を絶縁するための屈曲可能な相間フィルム227を配設している。
図21はこの発明の実施の形態4による電機子巻線部2の結線を示す平面図であり、図22は図21のボビン22に電機子コイル21を巻線する方法を示す斜視図である。
図23はこの発明の実施の形態5においてボビン22をベースブロック23に配設する様子を示す斜視図であり、図24は本実施の形態においてボビン22をベースブロック23に配設した状態の電機子巻線部2を示す側面断面図である。
上記実施の形態では、図1に示したように、界磁部3が永久磁石31を2列に並べて構成され、2列の永久磁石31の間にエアギャップを介して電機子巻線部2を配置するタイプのリニアモータ1を例に挙げて説明したが、界磁部が永久磁石を1列に並べて構成され、永久磁石にエアギャップを介して電機子巻線部を対向配置するタイプのリニアモータに適用しても構わない。また、上記実施の形態のリニアモータは、電機子巻線部と界磁部の何れを可動子としても、あるいは固定子としてもよく、任意に選択することができる。さらに、上記で説明した以外の項目、例えば電機子コイルの配列数やピッチ、界磁部の構造等については何ら制限されるものではない。
21 電機子コイル、22 ボビン、23 ベースブロック、24 端板、
31 永久磁石、211 渡り線、221 ボビン巻枠、222 位置決め用穴、
223 モールド充填用穴、224 ボビン外壁、225 凸部、226 凹部、
227 相間フィルム、231 連結部、232 位置決め用突起、
233 モールド充填用穴、241 連結部、242 連結用穴。
Claims (12)
- 隣り合う極性が異なるように並設した複数個の永久磁石からなる界磁部と、前記永久磁石の磁石列とエアギャップを介して対向配置されると共に、複数個の空芯状の電機子コイルを有する電機子巻線部とを備えたリニアモータにおいて、
前記電機子巻線部は、前記電機子コイルをボビンに巻装すると共に、前記電機子コイルの巻線軸方向が前記磁石列と直交するように前記ボビンを並べ、前記ボビン間をモールド樹脂により固定して構成し、
平板状の連結部と位置決め用突起部を有するベースブロックを備え、前記ボビンに設けた位置決め用穴に、前記ベースブロックの連結部に所定のピッチで設けた位置決め用突起部を挿入させて位置決めし、前記ボビンが配設される前記ベースブロックの反対側には端板が配設され、この端板は平板上の連結部と前記ベースブロックの位置決め用突起が挿入・嵌合される連結用穴を備えたことを特徴とするリニアモータ。 - 前記ベースブロックの位置決め用突起と前記端板の連結穴を挿入・嵌合した部分を熱により溶かし連結したことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
- 隣り合う極性が異なるように並設した複数個の永久磁石からなる界磁部と、前記永久磁石の磁石列とエアギャップを介して対向配置されると共に、複数個の空芯状の電機子コイルを有する電機子巻線部とを備えたリニアモータにおいて、
前記電機子巻線部は、前記電機子コイルをボビンに巻装すると共に、前記電機子コイルの巻線軸方向が前記磁石列と直交するように前記ボビンを並べ、前記ボビン間をモールド樹脂により固定して構成し、
平板状の連結部と位置決め用突起部を有する一対のベースブロックを備え、前記ボビンに設けた位置決め用穴の両側から、前記ベースブロックの連結部に所定のピッチで設けた位置決め用突起部を挿入させて位置決めしたことを特徴とするリニアモータ。 - 隣り合う極性が異なるように並設した複数個の永久磁石からなる界磁部と、前記永久磁石の磁石列とエアギャップを介して対向配置されると共に、複数個の空芯状の電機子コイルを有する電機子巻線部とを備えたリニアモータにおいて、
前記電機子巻線部は、前記電機子コイルをボビンに巻装すると共に、前記電機子コイルの巻線軸方向が前記磁石列と直交するように前記ボビンを並べ、前記ボビン間をモールド樹脂により固定して構成し、
平板状の連結部と位置決め用突起部を有するベースブロックを備え、前記ボビンに設けた位置決め用穴に、前記ベースブロックの連結部に所定のピッチで設けた位置決め用突起部を挿入させて位置決めし、前記ベースブロックの位置決め用突起部にモールド充填用穴を設けたことを特徴とするリニアモータ。 - 前記ボビンは、前記電機子コイルを巻回するためのボビン巻枠と、このボビン巻枠に設けられ前記電機子コイルの抜けを防止するボビン外壁を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のリニアモータ。
- 前記ボビン外壁は、前記ボビンを並べて前記電機子巻線部を構成する際に、隣り合うボビンのボビン外壁と当接するように配設されることを特徴とする請求項5に記載のリニアモータ。
- 隣り合う極性が異なるように並設した複数個の永久磁石からなる界磁部と、前記永久磁石の磁石列とエアギャップを介して対向配置されると共に、複数個の空芯状の電機子コイルを有する電機子巻線部とを備えたリニアモータにおいて、
前記電機子巻線部は、前記電機子コイルをボビンに巻装すると共に、前記電機子コイルの巻線軸方向が前記磁石列と直交するように前記ボビンを並べ、前記ボビン間をモールド樹脂により固定して構成し、
平板状の連結部と位置決め用突起部を有するベースブロックを備え、前記ボビンに設けた位置決め用穴に、前記ベースブロックの連結部に所定のピッチで設けた位置決め用突起部を挿入させて位置決めし、前記ボビンは、前記電機子コイルを巻回するためのボビン巻枠と、このボビン巻枠に設けられ前記電機子コイルの抜けを防止するボビン外壁を備え、前記ボビン外壁を前記ボビン巻枠の両端部に設け、前記ボビン巻枠の前記ボビン外壁のない中央位置に前記ベースブロックの位置決め用突起部が挿入される位置決め用穴を設けると共に、前記ベースブロックの連結部の幅を、前記ボビン巻枠の両端部に設けたボビン外壁間の距離より小さくしたことを特徴とするリニアモータ。 - 前記ボビンの巻枠にモールド充填用穴を設けたことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のリニアモータ。
- 隣り合う極性が異なるように並設した複数個の永久磁石からなる界磁部と、前記永久磁石の磁石列とエアギャップを介して対向配置されると共に、複数個の空芯状の電機子コイルを有する電機子巻線部とを備えたリニアモータにおいて、
前記電機子巻線部は、前記電機子コイルをボビンに巻装すると共に、前記電機子コイルの巻線軸方向が前記磁石列と直交するように前記ボビンを並べ、前記ボビン間をモールド樹脂により固定して構成し、
平板状の連結部と位置決め用突起部を有するベースブロックを備え、前記ボビンに設けた位置決め用穴に、前記ベースブロックの連結部に所定のピッチで設けた位置決め用突起部を挿入させて位置決めし、前記ボビンは、前記電機子コイルを巻回するためのボビン巻枠と、このボビン巻枠に設けられ前記電機子コイルの抜けを防止するボビン外壁を備え、前記ボビンの巻枠にモールド充填用穴を設け、前記電機子コイルの長手方向中心線から前記モールド充填用穴の端までの短い方の距離をWh1、長い方の距離をWh2、前記ベースブロックの端までの距離をW1とすると、Wh2>W1>Wh1となるように設けたことを特徴とするリニアモータ。 - 隣り合う前記ボビンにおいて、片側のボビン外壁には凸部を、もう片側のボビン外壁には凹部を設け、前記凸部と凹部を係合したことを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか1項に記載のリニアモータ。
- 前記ボビン外壁に、隣り合う電機子コイルを絶縁するために屈曲可能に配設される相間フィルムを設けたことを特徴とする請求項5から請求項10のいずれか1項に記載のリニアモータ。
- 前記電機子巻線部の結線において、同相間の結線を前記電機子コイルの渡り線により行うことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のリニアモータ。
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