JPH04221602A - 積層建築材 - Google Patents
積層建築材Info
- Publication number
- JPH04221602A JPH04221602A JP40552390A JP40552390A JPH04221602A JP H04221602 A JPH04221602 A JP H04221602A JP 40552390 A JP40552390 A JP 40552390A JP 40552390 A JP40552390 A JP 40552390A JP H04221602 A JPH04221602 A JP H04221602A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- thick
- laminated
- grain
- wood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004566 building material Substances 0.000 title claims abstract description 12
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims abstract description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
- 239000002023 wood Substances 0.000 abstract description 14
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract description 10
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 7
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 2
- 230000032798 delamination Effects 0.000 description 1
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- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Finished Plywoods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の床板など内装
板等として用いられる積層建築材に関するものである。
板等として用いられる積層建築材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】床板など内装材等に用いられる建築材と
して、合板等で形成される基板4の表面に厚みが3〜1
0mm程度の厚単板3を貼って形成したものがある。厚
単板3はオークの挽材などとして作成されるものであり
、図5に示すように木目方向(繊維方向)と平行に長細
い矩形のピース3aや木目方向に対して斜めに切断した
ピース3bとして用いて種々の配置で基板4の表面に貼
るようにしている。
して、合板等で形成される基板4の表面に厚みが3〜1
0mm程度の厚単板3を貼って形成したものがある。厚
単板3はオークの挽材などとして作成されるものであり
、図5に示すように木目方向(繊維方向)と平行に長細
い矩形のピース3aや木目方向に対して斜めに切断した
ピース3bとして用いて種々の配置で基板4の表面に貼
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし挽板として作成
される厚単板3は、木目方向と平行な方向には伸縮しに
くいが木目方向と垂直な方向には伸縮が大きく発生する
。従ってこの木目方向と垂直な方向で厚単板3が伸縮す
ることによって、建築材に反り変形が生じたり、厚単板
3が基板4から剥離したりするおそれがあり、特に、木
目方向に対して斜めに切断したピース3bの端部(図5
にイ矢印で示す)において剥離が容易に生じるおそれが
あった。
される厚単板3は、木目方向と平行な方向には伸縮しに
くいが木目方向と垂直な方向には伸縮が大きく発生する
。従ってこの木目方向と垂直な方向で厚単板3が伸縮す
ることによって、建築材に反り変形が生じたり、厚単板
3が基板4から剥離したりするおそれがあり、特に、木
目方向に対して斜めに切断したピース3bの端部(図5
にイ矢印で示す)において剥離が容易に生じるおそれが
あった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、反り変形の発生や、厚単板の剥離の発生を低減す
ることができる積層建築材を提供することを目的とする
ものである。
あり、反り変形の発生や、厚単板の剥離の発生を低減す
ることができる積層建築材を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る積層建築材
は、複数枚の単板1a,1b,1cをその木目方向を交
差させて積層接着して積層単板2を作成すると共にこの
積層単板2を表面の単板1aの木目方向と斜めに交差す
る切断線で切断して厚単板3を作成し、基板1の表面に
この厚単板3をその切断端縁を基板4の端縁に沿わせて
配置して貼り付けて成ることを特徴とするものである。
は、複数枚の単板1a,1b,1cをその木目方向を交
差させて積層接着して積層単板2を作成すると共にこの
積層単板2を表面の単板1aの木目方向と斜めに交差す
る切断線で切断して厚単板3を作成し、基板1の表面に
この厚単板3をその切断端縁を基板4の端縁に沿わせて
配置して貼り付けて成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】複数枚の単板1a,1b,1cをその木目方向
を交差させて積層接着して積層単板2を作成すると共に
この積層単板2を表面の単板1aの木目方向と斜めに交
差する切断線で切断して厚単板3を作成するようにして
いるために、厚単板3は木目が複数層に交差していて木
目方向と交差する方向での伸縮が小さくなっており、厚
単板3の伸縮による反りや剥離の発生を抑制できる。
を交差させて積層接着して積層単板2を作成すると共に
この積層単板2を表面の単板1aの木目方向と斜めに交
差する切断線で切断して厚単板3を作成するようにして
いるために、厚単板3は木目が複数層に交差していて木
目方向と交差する方向での伸縮が小さくなっており、厚
単板3の伸縮による反りや剥離の発生を抑制できる。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。厚単
板3は複数枚の単板1a,1b,1cを積層して作成さ
れるものであり、各単板1a,1b,1cとしては目的
とする厚単板3の厚みを積層枚数で割った厚みに原木(
木材)をロータリースライス等して得られるものを用い
ることができる。例えば厚単板3として厚み6.0mm
のものを3枚の単板1a,1b,1cの積層で作成する
場合には、各単板1a,1b,1cとして厚み2.0m
mのものを用いるものである。そして各単板1a,1b
,1cは図1(a)に示すように,上下に隣合うものが
その木目方向(繊維方向)が直交するように配置される
ものであり、各単板1a,1b,1cに接着剤、例えば
無溶剤型エポキシ樹脂形接着剤を塗布し、これをコール
ドプレス等することによって、図1(b)に示すような
積層単板2を得ることができる。尚、単板1a,1b,
1cの積層枚数は特に限定されないが、奇数枚数である
ことが好ましい。
板3は複数枚の単板1a,1b,1cを積層して作成さ
れるものであり、各単板1a,1b,1cとしては目的
とする厚単板3の厚みを積層枚数で割った厚みに原木(
木材)をロータリースライス等して得られるものを用い
ることができる。例えば厚単板3として厚み6.0mm
のものを3枚の単板1a,1b,1cの積層で作成する
場合には、各単板1a,1b,1cとして厚み2.0m
mのものを用いるものである。そして各単板1a,1b
,1cは図1(a)に示すように,上下に隣合うものが
その木目方向(繊維方向)が直交するように配置される
ものであり、各単板1a,1b,1cに接着剤、例えば
無溶剤型エポキシ樹脂形接着剤を塗布し、これをコール
ドプレス等することによって、図1(b)に示すような
積層単板2を得ることができる。尚、単板1a,1b,
1cの積層枚数は特に限定されないが、奇数枚数である
ことが好ましい。
【0008】そしてこの積層単板2をその表面の単板1
aの木目方向に長細い矩形に切断することによって、厚
単板3の矩形のピース3aを得ることができる。また図
1(c)及び図2に示すように表面の単板1aの木目方
向と45°の角度で傾斜する方向に切断することによっ
て(切断線をa,b,c,dで示す)、図3のような木
目方向に対して斜めに切断した厚単板3のピース3bを
得ることができる。積層単板2の木口面には図1(b)
のように各単板1a,1b,1cにおいて繊維を直角に
切断するものと繊維と平行に切断するものとで異なる繊
維の切断模様が出ているが、厚単板3のピース3aでは
、各単板1a,1b,1cがそれぞれ繊維が45°の角
度で切断されることになるために、図4に示すように木
口面に出る繊維の切断模様は各単板1a,1b,1cに
おいて同じようになり、厚単板3は積層板のようには見
えず挽板のような木口面の外観になる。
aの木目方向に長細い矩形に切断することによって、厚
単板3の矩形のピース3aを得ることができる。また図
1(c)及び図2に示すように表面の単板1aの木目方
向と45°の角度で傾斜する方向に切断することによっ
て(切断線をa,b,c,dで示す)、図3のような木
目方向に対して斜めに切断した厚単板3のピース3bを
得ることができる。積層単板2の木口面には図1(b)
のように各単板1a,1b,1cにおいて繊維を直角に
切断するものと繊維と平行に切断するものとで異なる繊
維の切断模様が出ているが、厚単板3のピース3aでは
、各単板1a,1b,1cがそれぞれ繊維が45°の角
度で切断されることになるために、図4に示すように木
口面に出る繊維の切断模様は各単板1a,1b,1cに
おいて同じようになり、厚単板3は積層板のようには見
えず挽板のような木口面の外観になる。
【0009】そして上記のように作成される厚単板3の
ピース3a,3bを図5のような配置で、すなわち厚単
板3のピース3bをその切断端縁を基板4の端縁に沿わ
せて配置して、基板4の表面に接着剤で接着することに
よって、合板などの基板4の表面に厚単板3を積層した
積層建築材を得ることができるものである。尚、図の実
施例では、厚単板3のピース3bは表面の木目方向と平
行な切断線で切断して分離させるようにしてある(この
切断線を図1(c)、図2にe,f,gで示す)。
ピース3a,3bを図5のような配置で、すなわち厚単
板3のピース3bをその切断端縁を基板4の端縁に沿わ
せて配置して、基板4の表面に接着剤で接着することに
よって、合板などの基板4の表面に厚単板3を積層した
積層建築材を得ることができるものである。尚、図の実
施例では、厚単板3のピース3bは表面の木目方向と平
行な切断線で切断して分離させるようにしてある(この
切断線を図1(c)、図2にe,f,gで示す)。
【0010】このようにして作成される積層建築材にあ
って、厚単板3は複数枚の単板1a,1b,1cをその
木目方向を交差させて積層接着して作成した積層単板2
を切断して得たものであるために、厚単板3は木目が複
数層に交差していて木目方向と直交する方向での伸縮が
1/3程度に小さくなっており、従って厚単板3の伸縮
に伴って積層建築材に発生する反り変形を低減すること
ができるものである。また、厚単板3のピース3bのイ
矢印で示す箇所においても木目方向と直交する方向での
伸縮が小さくなっているために、この箇所で厚単板3の
ピース3bが基板4から剥離することを低減することが
できるものである。
って、厚単板3は複数枚の単板1a,1b,1cをその
木目方向を交差させて積層接着して作成した積層単板2
を切断して得たものであるために、厚単板3は木目が複
数層に交差していて木目方向と直交する方向での伸縮が
1/3程度に小さくなっており、従って厚単板3の伸縮
に伴って積層建築材に発生する反り変形を低減すること
ができるものである。また、厚単板3のピース3bのイ
矢印で示す箇所においても木目方向と直交する方向での
伸縮が小さくなっているために、この箇所で厚単板3の
ピース3bが基板4から剥離することを低減することが
できるものである。
【0011】
【発明の効果】上記のように本発明は、複数枚の単板を
その木目方向を交差させて積層接着して積層単板を作成
すると共にこの積層単板を表面の単板の木目方向と斜め
に交差する切断線で切断して厚単板を作成し、基板の表
面にこの厚単板をその切断端縁を基板の端縁に沿わせて
配置して貼り付けるようにしているために、厚単板は木
目が複数層に交差していて木目方向と交差する方向での
伸縮が小さくなっており、厚単板の伸縮による反りを低
減することができると共に、厚単板の伸縮による端部で
の基板からの厚単板の剥離を低減することができるもの
である。
その木目方向を交差させて積層接着して積層単板を作成
すると共にこの積層単板を表面の単板の木目方向と斜め
に交差する切断線で切断して厚単板を作成し、基板の表
面にこの厚単板をその切断端縁を基板の端縁に沿わせて
配置して貼り付けるようにしているために、厚単板は木
目が複数層に交差していて木目方向と交差する方向での
伸縮が小さくなっており、厚単板の伸縮による反りを低
減することができると共に、厚単板の伸縮による端部で
の基板からの厚単板の剥離を低減することができるもの
である。
【図1】本発明の一実施例で使用する厚単板の作成の手
順を示す斜視図である。
順を示す斜視図である。
【図2】同上の厚単板の作成に用いる積層単板の平面図
である。
である。
【図3】本発明の一実施例で使用する厚単板の斜視図で
ある。
ある。
【図4】同上の厚単板の拡大した側面図である。
【図5】積層建築材の平面図である。
1b,1b,1c 単板
2 積層単板
3 厚単板
4 基板
Claims (1)
- 【請求項1】 複数枚の単板をその木目方向を交差さ
せて積層接着して積層単板を作成すると共にこの積層単
板を表面の単板の木目方向と斜めに交差する切断線で切
断して厚単板を作成し、基板の表面にこの厚単板をその
切断端縁を基板の端縁に沿わせて配置して貼り付けて成
ることを特徴とする積層建築材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40552390A JPH04221602A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 積層建築材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40552390A JPH04221602A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 積層建築材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04221602A true JPH04221602A (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=18515129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40552390A Pending JPH04221602A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 積層建築材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04221602A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09248803A (ja) * | 1996-03-14 | 1997-09-22 | Masanori Izawa | 合板、合板パネル、及びその製造方法 |
JP2008214991A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Eidai Co Ltd | フロア基材用合板およびフロア材 |
CN102699963A (zh) * | 2012-06-12 | 2012-10-03 | 福建农林大学 | 一种防腐胶合板及其制作方法 |
CN103184791A (zh) * | 2013-04-18 | 2013-07-03 | 德华兔宝宝装饰新材股份有限公司 | 一种实木复合地板及其制造方法 |
CN103213178A (zh) * | 2013-04-19 | 2013-07-24 | 德华兔宝宝装饰新材股份有限公司 | 一种细木工板及其制造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4971112A (ja) * | 1972-11-11 | 1974-07-10 |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP40552390A patent/JPH04221602A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4971112A (ja) * | 1972-11-11 | 1974-07-10 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09248803A (ja) * | 1996-03-14 | 1997-09-22 | Masanori Izawa | 合板、合板パネル、及びその製造方法 |
JP2008214991A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Eidai Co Ltd | フロア基材用合板およびフロア材 |
CN102699963A (zh) * | 2012-06-12 | 2012-10-03 | 福建农林大学 | 一种防腐胶合板及其制作方法 |
CN103184791A (zh) * | 2013-04-18 | 2013-07-03 | 德华兔宝宝装饰新材股份有限公司 | 一种实木复合地板及其制造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980714 |