JPH0314396Y2 - - Google Patents

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JPH0314396Y2
JPH0314396Y2 JP1985102060U JP10206085U JPH0314396Y2 JP H0314396 Y2 JPH0314396 Y2 JP H0314396Y2 JP 1985102060 U JP1985102060 U JP 1985102060U JP 10206085 U JP10206085 U JP 10206085U JP H0314396 Y2 JPH0314396 Y2 JP H0314396Y2
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JP
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decorative
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は複数種の化粧材が所望の模様を構成
するように基板上に貼着された床用化粧板に関す
る。
〔従来の技術〕
近時、合板などを基板とし、その上面に化粧紙
が突板が貼着された幅が1尺(約30.3cm)長さが
6尺(約181.8cm)の床用化粧板は種々の模様の
ものが市販されてはいるが、その主は模様は突板
の木目方向を直交させた市松や小市松貼り、突板
の木目方向のみを同一方向に揃えた乱尺貼り、さ
らにはます目貼りやダイヤモンド貼り、モザイク
貼りなどである。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、従来の化粧板の模様は、上記のよう
に所定寸法で基板上に水分変化により伸縮し易い
木目模様に方向性のある小さな突板を多数枚正確
に貼着して構成されるため、突板の寸法が設定よ
りも僅かに狂つていたり、貼着作業中に誤差があ
ると模様に変形を生じ、それら床板を順次施工し
た時、隣接した床板の模様との間に狂いが生じて
床面全体のバランスが崩れて非常に見苦しい見掛
けとなるなどの問題点を有していた。
この考案の目的は、上記の問題点に鑑み、尺角
単位で構成する模様に多少の狂いがあつても、床
面全体に施工した時、模様の不揃いが殆ど目立た
ない模様を有する床用化粧板を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案の床用化粧
板は、側周縁部に実3加工が施された基板1に、
相互に材質又は色彩あるいは材質と色彩において
異なり、そのもの自体は均質で方向性のない複数
種の化粧材2−1,2−2……が模様状に貼着さ
れた化粧板において、基板1の両短辺端部の少な
くとも相対する一部分には同一の化粧材2−1,
2−2……を貼着してなることを特徴とする。
〔作用〕 以上の構成からなる基板1をその短辺や長辺が
接合するように順次連結したとき、各基板1のそ
れぞれに貼着されている複数の化粧材2−1,2
−2……が、隣接する基板1間において連接する
ことになる。本考案では、両短辺端部の少なくと
も相対する一部分に同一の材質又は色彩あるいは
材質と色彩の化粧材2−1,2−2……が貼着さ
れているので、二つの基板間で連続した一つの新
しい構成模様が現れることになり、その部分にお
いては連接部の接合部、すなわち継目が目立たな
くなる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面を参照しながらこの考
案を説明する。
第1図は、本考案の実施例の床用化粧板の平面
図、第2図は、第1図のA−A′断面図、第3図
はその施工例を示す部分平面図、第4図は他の実
施例を示す平面図である。
1は合板等からなる基板で、その寸法は通常、
短辺aが約30.3cm(1尺)で長辺bは約181.8cm
(6尺)、厚さが約12mm程度の細長い板であり、そ
の周側辺部には実3加工などの接合加工が施され
ている。
基板1の表面に貼着される化粧材2−1,2−
2……は2種類以上の複数の材質や色または材質
と色が異なり、そのもの自体は均質で方向性やム
ラのない材料で、厚さの薄いコルクシート、化粧
紙、化粧フイルムなどから構成されており、その
構成比率は任意である。
そして、それらの化粧材2−1,2−2……は
基板1の両短辺aの端部の少なくとも相対する一
部分に同一材が来る様に貼着されている。
この例では、明色、中間色、濃色の3種類の色
を有する方向性のない同一材質の厚さ3mmのコル
クシート2−1,2−2,2−3を用いて、第1
図や第4図の模様を形成するように合板上に貼着
し、両短辺aの端部の相対する化粧材の色の一部
分を同一色の化粧材2−3にした。
この考案において基板1両短辺aの端部の相対
する位置に貼着された化粧材2−1,2−2……
の材質や色又は材質と色を同一にするのは、例え
ば第3図のように4枚の化粧板イ,ロ,ハ,ニの
短辺aや長辺bを順次レンガ貼り状に嵌合して施
工して行く時、各化粧板イ,ロ,ハ,ニの隣接す
る化粧材2−1,2−2……を同一にすることに
より、化粧材と化粧材の接合によつて新たに構成
される模様、特に化粧板ロと化粧板ハの短辺方向
や化粧板イと化粧板ロ,ハの長辺方向の接合部分
において新たに構成される模様を利用して化粧板
イ,ロ,ハ,ニ同志の継目を目立たないようにす
るためである。
〔考案の効果〕
以上の様にこの考案では、基板の両短辺端部の
少なくとも相対する一部分に同一の化粧材を貼着
しているため、床用化粧板の短辺部や長辺部を順
次嵌合して施工していく時、隣接する化粧材同志
が融合して新たに構成する模様が強く床面に表わ
れ、見る人に化粧板の接合部が目立たなくするの
で床材を構成する化粧材の単位片の寸法に多少の
誤差があつても床用化粧材としては全く問題無く
使用出来、化粧板としての生産性や施工性が大幅
に向上するなどの効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の床用化粧板の平面
図、第2図は、第1図のA−A′断面図、第3図
はその施工例を示す部分平面図、第4図は他の実
施例を示す平面図である。 1……基板、2−1〜2−3……化粧材、3…
…実、イ,ロ,ハ,ニ……化粧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側周縁部に実3加工が施された基板1に、相互
    に材質又は色彩あるいは材質と色彩において異な
    り、そのもの自体は均質で方向性のない複数種の
    化粧材2−1,2−2……が模様状に貼着された
    化粧板において、基板1の両短辺端部の少なくと
    も相対する一部分には同一の化粧材2−1,2−
    2……を貼着してなることを特徴とする床用化粧
    板。
JP1985102060U 1985-07-03 1985-07-03 Expired JPH0314396Y2 (ja)

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JP1985102060U JPH0314396Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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JP1985102060U JPH0314396Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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Publication Number Publication Date
JPS629599U JPS629599U (ja) 1987-01-21
JPH0314396Y2 true JPH0314396Y2 (ja) 1991-03-29

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ID=30973364

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JP1985102060U Expired JPH0314396Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

Country Status (1)

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JP (1) JPH0314396Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139710A (en) * 1977-05-12 1978-12-06 Matsushita Electric Works Ltd Wood plate assembling method
JPS5849297A (ja) * 1981-09-17 1983-03-23 M M T:Kk オフセツト印刷機の水棒ロ−ラ−用カバ−

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139710A (en) * 1977-05-12 1978-12-06 Matsushita Electric Works Ltd Wood plate assembling method
JPS5849297A (ja) * 1981-09-17 1983-03-23 M M T:Kk オフセツト印刷機の水棒ロ−ラ−用カバ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS629599U (ja) 1987-01-21

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