JPH04221198A - トンネルの防水シート施工法 - Google Patents

トンネルの防水シート施工法

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JPH04221198A
JPH04221198A JP2418074A JP41807490A JPH04221198A JP H04221198 A JPH04221198 A JP H04221198A JP 2418074 A JP2418074 A JP 2418074A JP 41807490 A JP41807490 A JP 41807490A JP H04221198 A JPH04221198 A JP H04221198A
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tunnel
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生田 明男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネルの防水シート施
工法、詳しくは、トンネルの一次覆工面に熱溶着性ジス
クを利用して、防水工としての熱溶着性防水シートを熱
溶着する仕様のトンネルの防水シート施工法、及びトン
ネル一次覆工面に張れている熱溶着性防水シートの破損
個所に熱溶着性の補修用防水シートを熱溶着する仕様の
トンネルの防水シート施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような仕様でトンネルの防水
シートを施工する方法としては、トンネル一次覆工面上
の熱溶着性ジスク等の防水シート取付け対象物、及びこ
れに熱溶着すべき防水シートを熱風或いは電熱ごてによ
り溶融して、そのジスク等防水シート取付け対象物に防
水シートを押しつけることにより、これを張設する工法
が知られている。熱風による防水シートの溶着は、防水
シートの加熱それ自体については十分であるが、溶着す
べき領域を超えて防水シートに熱風を吹き付けることが
よくある。このため、不必要な部分の防水シートまで熱
溶融して、その部分がシート重量で垂下延伸して薄くな
ったり、破損することがあった。電熱ごてでの防水シー
トの溶着は、熱風による程余分に広い領域の防水シート
を熱溶融することはないが、防水シートに対する加熱が
不十分となり勝ちで、溶着不良となることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
点は、上記従来技術による前示問題点である。
【0004】即ち本発明の目的は、必要最小限の領域に
ついて防水シートを熱溶融でき、従って防水シートの重
さによる垂下延伸薄肉化、破損を回避し得る、また防水
シートを十分にかつうまく加熱でき、良好な溶着を保証
するようにするにある。
【0005】更にまた本発明は、防水シートの溶着施工
を従来法より著しく能率よく行い得るようにすることを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明はトンネルの一次覆工面上の熱溶着性ジスクの
所要面に電熱線を当てがい或いは取り付け、その上から
熱溶着性防水シートを重ね、電熱線に通電し、前記防水
シートを前記ジスクに押しつけることの仕様、及びトン
ネルの一次覆工面に張られている熱溶着性防水シートの
部分的破損個所に、電熱線の介在下、補修用熱溶着性防
水シートを重ね、電熱線に通電し、前者防水シートに後
者防水シートを押しつけることの仕様を特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように本発明では、トンネル一次覆工面
上の熱溶着性ジスクとこれに重ねた熱溶着性防水シート
の間に、或いはトンネル一次覆工面に張られている熱溶
着性防水シートの部分的破損個所とこれに重ねた補修用
熱溶着性防水シートの間に電熱線を介在させ、これに通
電するという仕様の下に、熱溶着性ジスク及び防水シー
トを或いは既施工防水シート及び補修用防水シートを加
熱するので、防水シートを必要最小限の領域について熱
溶着できる。また、電熱線の発熱量を及び/または通電
時間を設計的にしかるべく設定し、防水シートを十分に
かつ旨く加熱できる。
【0008】こうして、本発明によれば防水シートの重
量による垂下延伸薄肉化、破損を回避し得るし、また防
水シートの良好な溶着が保証される。
【0009】更にまた本発明においては、熱溶着性ジス
ク及び施工される防水シートの間、或いは既施工防水シ
ートと補修用防水シートの間に電熱線を介在させた、つ
まり挟んだ状態下で、これを発熱させるため、該ジスク
に前記施工される防水シートを、或いは既施工防水シー
ト及び補修用防水シートを同時的に加熱溶融できる。こ
のため、従来法より著しく能率よく防水シートの溶着が
達成できる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を添付図面を参照して説
明する。図1は本発明の防水シート施工要領を示す断面
図である。図2は本発明に係る既施工防水シートの破損
個所に補修用防水シートを施工する要領を示す断面図で
ある。図3は本発明法で、防水シートの端寄り部でない
領域に相当する部位にて、トンネル一次覆工面に取り付
けられる熱溶着性ジスクのための電熱線に対する給電装
置の例示図、図4は防水シートの端寄り部領域に相当す
る部位にて、トンネル一次覆工面に取り付けられる熱溶
着性ジスクのための電熱線に対する給電具の例示図であ
る。
【0011】1は防水シート取り付け対象物としての熱
溶着性ジスクであり、熱溶着性ジスク1はそれ自体公知
の方法、例えば釘2打ちによりトンネル一次覆工面3に
取り付ければよい。
【0012】上記ジスク1が、これに熱溶着される熱溶
着性防水シート4の端寄り部でない領域、つまり防水シ
ート施工作業員の手の届かない領域に相当する部位にて
、トンネル一次覆工面3に取り付けられるものであれば
、そのジスク1の防水シート4を熱溶着すべき面に、電
熱線5を防水シート4の施工に先立って、トンネル一次
覆工面3へのジスク1の取り付け前或いは取り付け後に
装着しておく。ジスク1に電熱線5を装着するには、接
着剤或いは粘着テープによる貼り付けを有利に適用でき
る。電熱線5は半分程、埋めた状態でジスク1に装着し
てもよい。
【0013】ジスク1が、それに熱溶着される熱溶着性
防水シート4の端寄り部、つまり防水シート施工作業員
の手の届く領域にて、トンネル一次覆工面3に取り付け
られるもののときは、電熱線5の所要端を図4に示すよ
うな手持ち型給電具6のクリップ型給電端子7、7に挟
み、該給電具6を持って、電熱線5を必要時に、トンネ
ル一次覆工面3上のジスク1の所要面に当てがえばよい
。または、防水シート4の端寄り部でない領域相当部の
トンネル一次覆工面3に配されるジスク1について前述
したと同様に、防水シート施工前にジスク1に電熱線5
を前述した要領で装着してもよい。
【0014】トンネル一次覆工面3上のジスク1に装着
されている或いは当てがった電熱線5の上から熱溶着性
防水シート4を重ね、電熱線5に電流を流す。通電は、
ジスク1が防水シート4の端部寄り部でない領域相当個
所に配設されている場合には、図3に示すような給電装
置8により行えばよい。図3で9はクリップ型給電端子
、10はその端子9の回路11に挿入された抵抗器、1
2はタイマ、13はスイッチを示している。ジスク1が
防水シート4の端より部領域相当個所に配設されている
場合には、それの電熱線5については前記給電具6を適
用して通電すればよい。図4で10は端子(7)(7)
の回路(図示せず)の抵抗器、12はタイマ、13はス
イッチである。14は可動側端子の操作ハンドル、15
は給電具6の把持部である。
【0015】こうして、ジスク1及びこれの電熱線5の
上から重ねられた防水シート5は、電熱線5により熱溶
融される。従って、該防水シート4をジスク1に押しつ
けることにより、防水シート4をジスク1に熱溶着でき
る。電熱線5の通電は、しかるべき時点で停止するとよ
い。
【0016】電熱線5に対する通電の停止制御はタイマ
12の設定時間により、その発熱量制御は抵抗器10よ
り好ましくは可変抵抗器で行えばよい。
【0017】防水シート4を熱溶着した後は、電熱線5
から給電端子7、7或いは8、8を外す。防水シート4
の端寄り部でない領域相当個所にあるジスク1の電熱線
5については、回路11を引っ張って給電端子9、9を
外すとよい。防水シート4の端寄り部領域相当個所のジ
スク1の電熱線5では、手持ち型給電具6の給電端子7
、7について行なわれているそれ自体公知の仕様で外せ
ばよい。
【0018】以上に述べた実施例は、トンネル一次覆工
面に対する防水シートの施工についてのものである。
【0019】トンネル一次覆工面に張られている熱溶着
性防水シートに補修用熱溶着性防水シートを施工する方
法についての実施例を次に述べる。
【0020】補修用熱溶着性防水シート施工の実施例は
、トンネル一次覆工面3に張られている、防水シート取
り付け対象物としての熱溶着性防水シート40の部分的
破損個所41に電熱線50の介在下、補修用熱溶着性防
水シート42を重ねる点を除き、前述したトンネル一次
覆工面に対する防水シートの施工態様例と実質的に同様
である。
【0021】防水シート40と42間に電熱線50を介
在させるには、先の実施例について述べたと同様な仕様
で行えばよい。
【0022】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、防水シー
トの重量による垂下延伸薄肉化、破損を回避し得る、防
水シートの良好な溶着が保証される、従来法より著しく
能率よく防水シートの溶着が達成される効果がもたらさ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水シート施工要領を示す断面図であ
る。
【図2】本発明に係る、既施工防水シートの破損個所に
補修用防水シートを施工する要領を示す断面図である。
【図3】本発明で使用される、電熱線のための給電装置
を例示する立面図である。
【図4】本発明で用いられる、電熱線のための手持ち型
給電具を例示する斜視図である。
【符号の説明】
1  熱溶着性ジスク 2  釘 3  トンネル一次覆工面 4  熱溶着性防水シート 5  電熱線 6  給電具 7  クリップ型給電端子 8  給電装置 9  クリップ型給電端子 10  抵抗器 12  タイマ 13  スイッチ 40  熱溶着性防水シート 41  破損個所 42  補修用熱溶着性防水シート 50  電熱線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トンネルの一次覆工面に熱溶着性ジスクを
    取り付け、該ジスクの熱溶着性防水シートを溶着すべき
    面に電熱線を当てがい、更にその上から熱溶着性防水シ
    ートを重ね、電熱線に通電し、前記防水シートを前記ジ
    スクに押しつけることを特徴とするトンネルの防水シー
    ト施工法。
  2. 【請求項2】熱溶着性防水シートを溶着すべき面に電熱
    線を装着した熱溶着性ジスクをトンネルの一次覆工面に
    取り付け、該ジスクの電熱線の上から熱溶着性防水シー
    トを重ね、電熱線に通電し、前記防水シートを前記ジス
    クに押しつけることを特徴とするトンネルの防水シート
    施工法。
  3. 【請求項3】トンネルの一次覆工面に張られている熱溶
    着性防水シートの部分的破損個所に、電熱線の介在下、
    補修用熱溶着性防水シートを重ね、電熱線に通電し、前
    者防水シートに後者防水シートを押しつけることを特徴
    とするトンネルの防水シート施工法。
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