JPH042196Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042196Y2 JPH042196Y2 JP1986058709U JP5870986U JPH042196Y2 JP H042196 Y2 JPH042196 Y2 JP H042196Y2 JP 1986058709 U JP1986058709 U JP 1986058709U JP 5870986 U JP5870986 U JP 5870986U JP H042196 Y2 JPH042196 Y2 JP H042196Y2
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- Japan
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- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 claims description 6
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 5
- 241001070941 Castanea Species 0.000 description 4
- 235000014036 Castanea Nutrition 0.000 description 4
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 4
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000012010 growth Effects 0.000 description 3
- 241000252073 Anguilliformes Species 0.000 description 2
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 2
- 241000254158 Lampyridae Species 0.000 description 2
- 241000238633 Odonata Species 0.000 description 2
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- -1 and at this time Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
- Revetment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は法面構築用ブロツクに係るものであ
る。
る。
(従来の技術)
従来、法面の構築には間知ブロツクが使用され
ることが多い。
ることが多い。
(考案が解決しょうとする問題点)
前記従来の間知ブロツクを使用した擁壁は植栽
ができないのみならず、擁壁面に魚類、昆虫類の
生育空間が形成されないという問題点があつた。
ができないのみならず、擁壁面に魚類、昆虫類の
生育空間が形成されないという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案はこのような問題点を解決しようとする
もので、左右一双の後端隅角部に、隅切部を欠截
された中空角筒状主体の前面中央及び背面中央
に、夫々同主体の全高に亘つて延びる横断面が梯
形状の突出部、並に碇着用部片を突設し、前記主
体における前記隅切部の前部に連接する左右両側
部の下部を欠截して主体の左右両側方に突出する
上端両側部片を残置し、同主体の背面に前記中空
角筒状主体における中空部に連通する水抜孔を穿
設してなることを特徴とするもので、その目的と
する処は、多目的に利用される法面構築用ブロツ
クに係るものである。
もので、左右一双の後端隅角部に、隅切部を欠截
された中空角筒状主体の前面中央及び背面中央
に、夫々同主体の全高に亘つて延びる横断面が梯
形状の突出部、並に碇着用部片を突設し、前記主
体における前記隅切部の前部に連接する左右両側
部の下部を欠截して主体の左右両側方に突出する
上端両側部片を残置し、同主体の背面に前記中空
角筒状主体における中空部に連通する水抜孔を穿
設してなることを特徴とするもので、その目的と
する処は、多目的に利用される法面構築用ブロツ
クに係るものである。
(作用)
本考案に係るブロツクは前記したように構成さ
れているので、横方向に相隣るブロツクの上端両
側部片同志が衝接するように千鳥状に法面に沿つ
て組積し、各ブロツクの矩形状の中空角筒状主体
の背面中央に突設された碇着用部片間に胴込コン
クリートを打設して、法面に本考案のブロツクを
一体的に組積して擁壁を構築するとともに、各ブ
ロツクの前記主体の中空部に土砂を填装して植栽
するものである。この場合、前記水抜孔を介して
擁壁背面の水が排水されるとともに植物に給水さ
れる。
れているので、横方向に相隣るブロツクの上端両
側部片同志が衝接するように千鳥状に法面に沿つ
て組積し、各ブロツクの矩形状の中空角筒状主体
の背面中央に突設された碇着用部片間に胴込コン
クリートを打設して、法面に本考案のブロツクを
一体的に組積して擁壁を構築するとともに、各ブ
ロツクの前記主体の中空部に土砂を填装して植栽
するものである。この場合、前記水抜孔を介して
擁壁背面の水が排水されるとともに植物に給水さ
れる。
また本考案のブロツクを前記のように法面に組
積して護岸を構築した際、前記主体の中空部に充
填物を設けることなくその背面の水抜孔を封塞し
て、同中空部を魚類の棲息に適した空間部として
利用するか、或いはまた前記中空部に栗石等を填
装して鰻類の生育に適した空間部を構成し、水際
部においては蛍やとんぼ等が生育し易いようにし
うるものである。
積して護岸を構築した際、前記主体の中空部に充
填物を設けることなくその背面の水抜孔を封塞し
て、同中空部を魚類の棲息に適した空間部として
利用するか、或いはまた前記中空部に栗石等を填
装して鰻類の生育に適した空間部を構成し、水際
部においては蛍やとんぼ等が生育し易いようにし
うるものである。
(実施例)
以下本考案を図示の実施例について説明する。
1は中空部2が縦貫され、且つ左右一双の後端
隅角部に隅切部3が欠截された中空角筒状の主体
で、同主体1の前面中央にはその全高に亘つて延
びる横断面が梯形状の突出部4が突設され、主体
1の背面中央からその全高に亘つて延びる碇着用
部片5が突設されている。
隅角部に隅切部3が欠截された中空角筒状の主体
で、同主体1の前面中央にはその全高に亘つて延
びる横断面が梯形状の突出部4が突設され、主体
1の背面中央からその全高に亘つて延びる碇着用
部片5が突設されている。
更に前記主体1の左右両側部の下部に、前記突
出部4の側面と同一面上に位置する欠截面6が形
成され、同欠截面6上に残置された左右一双の上
端両側部片6aが主体1の左右両側に突設されて
いる。
出部4の側面と同一面上に位置する欠截面6が形
成され、同欠截面6上に残置された左右一双の上
端両側部片6aが主体1の左右両側に突設されて
いる。
更にまた前記主体1の背部には中空部2内に連
通する水抜孔7が穿設されている。
通する水抜孔7が穿設されている。
図示の法面構築用ブロツクPは前記したように
構成されているので、法面A上に各段における横
方向に相隣るブロツクPの上端両側部片6a同志
が衝接するように千鳥状に組積し、相隣るブロツ
クの碇着用部片5及び主体1の背面、並びに隅切
部3と、法面Aとの間に形成された空間に胴込コ
ンクリートCを打設して、前記各ブロツクP間及
び同ブロツクPと法面Aとを一体化し、同法面A
に擁壁または護岸を構築するものである。
構成されているので、法面A上に各段における横
方向に相隣るブロツクPの上端両側部片6a同志
が衝接するように千鳥状に組積し、相隣るブロツ
クの碇着用部片5及び主体1の背面、並びに隅切
部3と、法面Aとの間に形成された空間に胴込コ
ンクリートCを打設して、前記各ブロツクP間及
び同ブロツクPと法面Aとを一体化し、同法面A
に擁壁または護岸を構築するものである。
図中Cは基礎、Dは栗石である。而して前記ブ
ロツクPによつて法面Aに擁壁を構築した場合、
各ブロツクの中空部2に土砂を填装して植栽する
ものであつて、この場合、ブロツクPの背面に中
空2に連通する水抜孔3が穿設されているので、
擁壁背面からの水を抜くことができ、更に前記水
抜孔3を植物の給水孔として利用しうるものであ
る。
ロツクPによつて法面Aに擁壁を構築した場合、
各ブロツクの中空部2に土砂を填装して植栽する
ものであつて、この場合、ブロツクPの背面に中
空2に連通する水抜孔3が穿設されているので、
擁壁背面からの水を抜くことができ、更に前記水
抜孔3を植物の給水孔として利用しうるものであ
る。
また前記ブロツクPを千鳥状に積上げたので、
下段の左右のブロツクPの中空部2の土と上段の
左右のブロツクPの中空部2の土とが一体的に連
続し、従つて、土が乾燥し難く、植栽上有利であ
る。
下段の左右のブロツクPの中空部2の土と上段の
左右のブロツクPの中空部2の土とが一体的に連
続し、従つて、土が乾燥し難く、植栽上有利であ
る。
また前記中空部2に填装された土は、相隣るブ
ロツクPの欠截面6間に形成された三角形断面の
凹入空間の奥部に位置する下段のブロツクPの中
空部2(第8図参照)において露出するだけであ
り、従つてブロツクPに填装された土の露出面が
少ないので、土が乾燥し難く植栽し易い。
ロツクPの欠截面6間に形成された三角形断面の
凹入空間の奥部に位置する下段のブロツクPの中
空部2(第8図参照)において露出するだけであ
り、従つてブロツクPに填装された土の露出面が
少ないので、土が乾燥し難く植栽し易い。
また前記ブロツクPによつて護岸を構築した場
合、相隣るブロツクPの欠截面6間に形成された
凹入空間内に臨む前記中空部2′に植栽すること
によつて、水の流れも弱く土の流出が防止され、
植物の生育が容易になる。
合、相隣るブロツクPの欠截面6間に形成された
凹入空間内に臨む前記中空部2′に植栽すること
によつて、水の流れも弱く土の流出が防止され、
植物の生育が容易になる。
また前記ブロツクPの中空部2に何も填装しな
いで、背面の水抜孔3を閉塞することにより魚類
が棲息できる魚礁ブロツクとして利用できる。
いで、背面の水抜孔3を閉塞することにより魚類
が棲息できる魚礁ブロツクとして利用できる。
更に中空部2に栗石等を充填することによつて
鰻の生息に適し、且つ蛍やとんぼ等の生育に適し
た護岸を構成しうるものである。
鰻の生息に適し、且つ蛍やとんぼ等の生育に適し
た護岸を構成しうるものである。
(考案の効果)
このように本考案に係るブロツクによれば中空
角筒状主体の左右一双の後端隅角部に、隅切部が
欠截されるとともに、主体の背面中央にブロツク
全高に亘つて延びる碇着用部片が突設されている
ので、法面に対してブロツクを千鳥状に組積して
擁壁、護岸を構築する際に相隣るブロツクの前記
碇着部片及び主体の背面並に隅切部との間に形成
された空間に胴込コンクリートを充填することに
より各ブロツク間及び同ブロツクと法面とを一体
的に結合しうるものである。
角筒状主体の左右一双の後端隅角部に、隅切部が
欠截されるとともに、主体の背面中央にブロツク
全高に亘つて延びる碇着用部片が突設されている
ので、法面に対してブロツクを千鳥状に組積して
擁壁、護岸を構築する際に相隣るブロツクの前記
碇着部片及び主体の背面並に隅切部との間に形成
された空間に胴込コンクリートを充填することに
より各ブロツク間及び同ブロツクと法面とを一体
的に結合しうるものである。
また前記各ブロツクによつて擁壁を構築した際
その中空部に土を填装することにより植栽が可能
となり、この際、ブロツク本体背面の水抜孔によ
つて擁壁背面に水を排除するとともに、植物に給
水でき、更に上段における相隣るブロツクの左右
両側部の下部欠截面間に形成され凹入空間の奥部
において、下段のブロツクの中空部に一部が露出
するだけあるので、前記中空部に填装された土の
露出面が少なく、土が乾燥し難く、植栽上有利で
ある。
その中空部に土を填装することにより植栽が可能
となり、この際、ブロツク本体背面の水抜孔によ
つて擁壁背面に水を排除するとともに、植物に給
水でき、更に上段における相隣るブロツクの左右
両側部の下部欠截面間に形成され凹入空間の奥部
において、下段のブロツクの中空部に一部が露出
するだけあるので、前記中空部に填装された土の
露出面が少なく、土が乾燥し難く、植栽上有利で
ある。
また本考案のブロツクによつて擁壁を構築した
場合、前記水抜孔を封塞して中空部をそのまま何
も充填することなく使用し、或いはまた前記中空
部に栗石等を充填することによつて、魚類、昆虫
等の生育に適した護岸を構成しうるものである。
場合、前記水抜孔を封塞して中空部をそのまま何
も充填することなく使用し、或いはまた前記中空
部に栗石等を充填することによつて、魚類、昆虫
等の生育に適した護岸を構成しうるものである。
第1図は本考案に係る法面構築用ブロツクの一
実施例を示す斜面図、第2図はその正面図、第3
図はその平面図、第4図はその側面図、第5図は
その背面図、第6図はその底面図、第7図は第3
図の矢視−図、第8図及び第9図は夫々その
組積状態を示す部分斜面図並に縦断側面図、第1
0図及び第11図は夫々第9図の矢視−図並
に矢視−図である。 1……主体、2……中空部、3……隅切部、4
……突出部、5……碇着用部片、6……欠截面、
6a……上端両側部片、7……水抜孔。
実施例を示す斜面図、第2図はその正面図、第3
図はその平面図、第4図はその側面図、第5図は
その背面図、第6図はその底面図、第7図は第3
図の矢視−図、第8図及び第9図は夫々その
組積状態を示す部分斜面図並に縦断側面図、第1
0図及び第11図は夫々第9図の矢視−図並
に矢視−図である。 1……主体、2……中空部、3……隅切部、4
……突出部、5……碇着用部片、6……欠截面、
6a……上端両側部片、7……水抜孔。
Claims (1)
- 左右一双の後端隅角部に、隅切部を欠截された
中空角筒状主体の前面中央及び背面中央に、夫々
同主体の全高に亘つて延びる横断面が梯形状の突
出部、並に碇着用部片を突設し、前記主体におけ
る前記隅切部の前部に連接する左右両側部の下部
を欠截して主体の左右両側方に突出する上端両側
部片を残置し、同主体の背面に前記中空角筒状主
体における中空部に連通する水抜孔を穿設してな
ることを特徴とする法面構築用ブロツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986058709U JPH042196Y2 (ja) | 1986-04-21 | 1986-04-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986058709U JPH042196Y2 (ja) | 1986-04-21 | 1986-04-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62172744U JPS62172744U (ja) | 1987-11-02 |
JPH042196Y2 true JPH042196Y2 (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=30889519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986058709U Expired JPH042196Y2 (ja) | 1986-04-21 | 1986-04-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042196Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427334Y2 (ja) * | 1988-12-27 | 1992-06-30 |
-
1986
- 1986-04-21 JP JP1986058709U patent/JPH042196Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62172744U (ja) | 1987-11-02 |
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