JPH0421953Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421953Y2 JPH0421953Y2 JP11374187U JP11374187U JPH0421953Y2 JP H0421953 Y2 JPH0421953 Y2 JP H0421953Y2 JP 11374187 U JP11374187 U JP 11374187U JP 11374187 U JP11374187 U JP 11374187U JP H0421953 Y2 JPH0421953 Y2 JP H0421953Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fascia
- exterior material
- exterior
- elastic member
- cut
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 55
- 210000003195 fascia Anatomy 0.000 claims description 24
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は建物の屋根部に設けられる鼻隠し材の
外装材取付構造に関する。
外装材取付構造に関する。
〈従来の技術〉
建物の軒先部等に設けられる鼻隠し材は通常木
質板材から形成される。この種の鼻隠し材の耐久
性を向上させるには、オイルステイン等耐腐食性
塗料が塗布される。しかし風雨に露らされるので
経年的には腐朽し、更には塗料が剥離する等耐久
性、外観上からも好ましいものではない。一方近
年建物の外壁にアルミ材等によるサイデイングボ
ードが取付けられる為、鼻隠し材も同様に一層の
美観と耐久性を要求されてきている。その為鼻隠
し材にサイデイングボードと同様の外装材を取付
けことが考えられている。その取付手段として例
えば、鼻隠し材の上方に空間を有する押え材を釘
着し、又外装材の上端に切起片を形成し、この切
起片を押え材の空間内に挿入することにより係着
させる、所謂ワンタツチ形式の取付手段が提案さ
れている。
質板材から形成される。この種の鼻隠し材の耐久
性を向上させるには、オイルステイン等耐腐食性
塗料が塗布される。しかし風雨に露らされるので
経年的には腐朽し、更には塗料が剥離する等耐久
性、外観上からも好ましいものではない。一方近
年建物の外壁にアルミ材等によるサイデイングボ
ードが取付けられる為、鼻隠し材も同様に一層の
美観と耐久性を要求されてきている。その為鼻隠
し材にサイデイングボードと同様の外装材を取付
けことが考えられている。その取付手段として例
えば、鼻隠し材の上方に空間を有する押え材を釘
着し、又外装材の上端に切起片を形成し、この切
起片を押え材の空間内に挿入することにより係着
させる、所謂ワンタツチ形式の取付手段が提案さ
れている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら上記の取付手段においては、空間
に若干のクリアランスを持たせておくので切起片
を挿入した後に、このクリアランスが外装材にガ
タを生じさせる。すなわち簡単に取付けることが
できる反面外風圧等によつて揺動し、騒音を生じ
る原因となる等新たなクレームとなる。
に若干のクリアランスを持たせておくので切起片
を挿入した後に、このクリアランスが外装材にガ
タを生じさせる。すなわち簡単に取付けることが
できる反面外風圧等によつて揺動し、騒音を生じ
る原因となる等新たなクレームとなる。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで本考案者は上記ワンタツチ形式の取付手
段の利点を認めつつ一方では、揺動することによ
つて生ずる騒音を解消する為に鼻隠し材の下面と
外装材間に弾性部材を介在させたものである。
段の利点を認めつつ一方では、揺動することによ
つて生ずる騒音を解消する為に鼻隠し材の下面と
外装材間に弾性部材を介在させたものである。
〈作用〉
よつて、弾性部材は鼻隠し材と外装材を離反さ
せる様にその弾性力が働き切起片と押え材の係止
状態を保持しながら揺動することになり、これに
より騒音の発する原因が解消されることになる。
せる様にその弾性力が働き切起片と押え材の係止
状態を保持しながら揺動することになり、これに
より騒音の発する原因が解消されることになる。
〈実施例〉
以下図面に基づき本考案の鼻隠し材の外装材取
付構造を詳細に説明する。
付構造を詳細に説明する。
第1図は、鼻隠し材1に外装材2を取着する状
態を示す概略図である。鼻隠し材1は上述した如
く建物の屋根軒側縁に垂下した状態で取付けられ
ている。この鼻隠し材1の外面には押え材3が釘
nによつて釘着されている。押え材3は例えばア
ルミ材等の長尺材から成り、基部31の上部32
を折返して折返し辺33と成し、基部31と折返
し辺33の間に空間Oを形成する。折返し辺33
の先端を更に空間O内方向に折曲して係止辺34
を設ける。
態を示す概略図である。鼻隠し材1は上述した如
く建物の屋根軒側縁に垂下した状態で取付けられ
ている。この鼻隠し材1の外面には押え材3が釘
nによつて釘着されている。押え材3は例えばア
ルミ材等の長尺材から成り、基部31の上部32
を折返して折返し辺33と成し、基部31と折返
し辺33の間に空間Oを形成する。折返し辺33
の先端を更に空間O内方向に折曲して係止辺34
を設ける。
一方外装材2はサイデイングボード等と同質
材、例えばアルミ材等の長尺状薄板材から成り、
押圧成型やロールホーミング等によつて側面略L
状に形成されている。この外装材2の先端21に
は切起片21a,21a……が適宜間隔で形成さ
れている。切起片21a,21a……は、例えば
パンチ治具等の専用工具によつて外面側に突設し
た状態に形成される。又外装材2の底部22には
第2図に示す弾性材4が載置される。弾性材4は
脚辺41,41の略中央を上方に湾曲して板バネ
部42と成し、この板バネ部42の頂部近傍に係
止爪43を上向きに立設したものである。すなわ
ち脚辺41,41を外装材の底部32上に載置す
れば、係止爪43の先端が鼻隠し材1の下面11
に向けられる。
材、例えばアルミ材等の長尺状薄板材から成り、
押圧成型やロールホーミング等によつて側面略L
状に形成されている。この外装材2の先端21に
は切起片21a,21a……が適宜間隔で形成さ
れている。切起片21a,21a……は、例えば
パンチ治具等の専用工具によつて外面側に突設し
た状態に形成される。又外装材2の底部22には
第2図に示す弾性材4が載置される。弾性材4は
脚辺41,41の略中央を上方に湾曲して板バネ
部42と成し、この板バネ部42の頂部近傍に係
止爪43を上向きに立設したものである。すなわ
ち脚辺41,41を外装材の底部32上に載置す
れば、係止爪43の先端が鼻隠し材1の下面11
に向けられる。
斯かる状態において、外装材2の先端21を押
え材3の空間Oに挿入させる。すると切起片21
a,21aは押返し辺33を外方に押し拡げて挿
入し、この挿入後に係止辺34の上面が切起片2
1aの下面に当接する。これにより先ずは外装材
2が鼻隠し材1に取付けられる。又この取付けに
際し、第3図に示す如く鼻隠し材1の下面11が
係止爪43に当接した状態で板バネ部42を押圧
する。すると係止爪43は下面11に食い込む。
すなわち切起片21a,21aと当接辺34の係
止状態は弾性材4の反力によつて緩むことがな
く、確実に止め付けられるとともに係止爪43が
鼻隠し材1の下面11に食い込む為、弾性部材4
自体も底部32上を移動することなく鼻隠し材1
と外装材2間の所定位置で常に反力を働かすこと
になる。
え材3の空間Oに挿入させる。すると切起片21
a,21aは押返し辺33を外方に押し拡げて挿
入し、この挿入後に係止辺34の上面が切起片2
1aの下面に当接する。これにより先ずは外装材
2が鼻隠し材1に取付けられる。又この取付けに
際し、第3図に示す如く鼻隠し材1の下面11が
係止爪43に当接した状態で板バネ部42を押圧
する。すると係止爪43は下面11に食い込む。
すなわち切起片21a,21aと当接辺34の係
止状態は弾性材4の反力によつて緩むことがな
く、確実に止め付けられるとともに係止爪43が
鼻隠し材1の下面11に食い込む為、弾性部材4
自体も底部32上を移動することなく鼻隠し材1
と外装材2間の所定位置で常に反力を働かすこと
になる。
〈考案の効果〉
上述の如く外装材取付構造によれば、鼻隠し材
に取付けられた押え材に対し、外装材の先端を挿
入すれば所謂ワンタツチ式に取付けることが可能
となる。しかも鼻隠し材と外装材間に介在させた
弾性部材によつて外装材を揺動させることなく所
謂騒音等を生じることもない。更に又弾性部材自
体が位置ズレを起すこともないので、確実な取付
状態を維持できる。
に取付けられた押え材に対し、外装材の先端を挿
入すれば所謂ワンタツチ式に取付けることが可能
となる。しかも鼻隠し材と外装材間に介在させた
弾性部材によつて外装材を揺動させることなく所
謂騒音等を生じることもない。更に又弾性部材自
体が位置ズレを起すこともないので、確実な取付
状態を維持できる。
第1図は、本考案に係る取付構造を示す側面概
略図、第2図は、弾性部材の斜視図、第3図は、
本考案による取付構造の側面概略図である。 1……鼻隠し材、11……下面、2……外装
材、21……先端、21a……切起片、22……
底部、3……押え材、33……折返し辺、34…
…係止辺、4……弾性部材、42……板バネ部、
43……係止爪。
略図、第2図は、弾性部材の斜視図、第3図は、
本考案による取付構造の側面概略図である。 1……鼻隠し材、11……下面、2……外装
材、21……先端、21a……切起片、22……
底部、3……押え材、33……折返し辺、34…
…係止辺、4……弾性部材、42……板バネ部、
43……係止爪。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鼻隠し材に取着した押え材の空間内に、外装
材の上端に形成した切起片を挿入することによ
り、外装材を鼻隠し材に取付けるものであつ
て、 前記鼻隠し材の下面と外装材間に弾性部材を
介在させた鼻隠し材の外装材取付構造。 (2) 前記弾性部材は上方に湾曲した板バネ部から
成り、該板バネ部の頂部には係止爪が立設され
ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載の鼻隠し材の外装材取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11374187U JPH0421953Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11374187U JPH0421953Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6419735U JPS6419735U (ja) | 1989-01-31 |
JPH0421953Y2 true JPH0421953Y2 (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=31353848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11374187U Expired JPH0421953Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0421953Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW310481B (ja) | 1995-07-06 | 1997-07-11 | Hitachi Chemical Co Ltd |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP11374187U patent/JPH0421953Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6419735U (ja) | 1989-01-31 |
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