JPH04219504A - 作業車の油圧回路構造 - Google Patents

作業車の油圧回路構造

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JPH04219504A
JPH04219504A JP40252990A JP40252990A JPH04219504A JP H04219504 A JPH04219504 A JP H04219504A JP 40252990 A JP40252990 A JP 40252990A JP 40252990 A JP40252990 A JP 40252990A JP H04219504 A JPH04219504 A JP H04219504A
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hydraulic
check valve
oil
circuit
throttle
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Shizuo Shimoie
下家 静夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてバックホウ、
ホイールローダ等の建機の油圧回路構造に係り、詳しく
は、油圧シリンダによる油圧駆動式の作業装置を備え、
その油圧シリンダの制御弁を操作レバーの移動操作によ
って発生するパイロット油圧で切換操作するパイロット
操作式とした油圧回路を構成してある作業車の油圧回路
構造に関する。
【0002】本発明をトラクタや芝刈り機に適用するこ
とも可能である。
【0003】
【従来の技術】この種の油圧回路は、図3に示すバック
ホウのもののように、油圧シリンダ3の制御弁4への作
動油給排用の油路14途中に、該制御弁4に対しての作
動油排出方向にのみ絞り作用する絞り付チェック弁6を
介在させることにより、制御弁4のスプール4Aを緩速
で移動させて作業装置の駆動状態の変化を滑らかにした
もの(例えば、旋回台の旋回停止や開始挙動を穏やかに
して乗り心地を良くする等)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】しかしながら、その為に次のような新たな
問題が生じるようになってきた。
【0006】すなわち、寒冷時期に作業開始後ただちに
油圧回路を起動させると、作動油が温まる迄の間、つま
り作動油が低温状態のときにはその粘性が高くなってい
るために、前述したスプールが移動するときの絞り付チ
ェック弁の通過速度が設定されたものよりも低くなり過
ぎてしまい、その移動速度が極端に悪くなって作業装置
の駆動及び停止挙動反応が緩慢になり過ぎるのであった
【0007】本発明は、設定された絞り付チェック弁に
よる円滑な操作挙動を、作動油が低温の状態のときでも
得られるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
は、油圧シリンダによる油圧駆動式の作業装置を備え、
その油圧シリンダの制御弁を操作レバーの移動操作によ
って発生するパイロット油圧で切換操作するパイロット
操作式とした油圧回路を構成するとともに、制御弁への
作動油給排用の油路途中に、該制御弁に対しての作動油
排出方向にのみ絞り作用する絞り付チェック弁を介在し
てある作業車の油圧回路構造において、絞り付チェック
弁を、そのチェック弁部が油圧回路における主回路部の
リターン回路の設定値以上の油圧力で開き操作される油
圧パイロット式に構成してあることを特徴構成とする。
【0009】
【作用】上記油圧回路では、作業装置駆動油圧シリンダ
の制御弁の操作回路である主回路部のリターン回路には
、常に作動油を回路内に充填させ続けるための背圧が付
与されているが、作動油が低温状態ではその粘性の高化
による流路抵抗の増大によって、前記背圧も高くなって
おり、作動油が通常の使用状態における温度に上昇する
とその背圧は低く(設定値)なる。
【0010】従って、前記絞り付チェック弁のチェック
弁部をパイロット圧で開閉されるパイロット式に構成し
、その開き操作をリターン回路の設定値以上の油圧力で
行うように構成すれば、作動油が低温時には絞り付チェ
ック弁のチェック弁部が開かれ、粘性が高くなっている
戻り油をその開かれたチェック弁部を通すことができて
、その通過速度を、作動油が通常の使用状態における温
度である場合のときと同じにするといった具合に、従来
に比べて迅速にさせることができる。
【0011】そして、ある程度時間が経って作動油の温
度が上昇してくるとリターン回路の作動油温度も同様に
上昇するから、それによってチェック弁部が閉じ操作さ
れて制御弁からの温まった戻り油は絞り部を通過するこ
とになり、制御弁の操作部は設定された緩速で戻り移動
する状態が現出される。
【0012】
【発明の効果】従って、作動油の温度が上昇しての通常
の使用状態における絞り付チェック弁の機能を損なうこ
となく、低温時の作動油粘性増大に伴う制御弁の戻り不
良を回避できたので、もって作動油温度の如何に拘らず
円滑な作業装置の駆動状態の変化挙動が得られ、操作性
の向上した作業車の油圧回路構造を提供できた。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】図1にバックホウにおける油圧回路1の一
部が示されている。すなわち図2にける掘削作業装置2
のブームシリンダ3の3位置切換式の制御弁4の操作用
の油圧回路部分が示されており、その制御弁4と図示し
ないバケットシリンダ用制御弁とを十字操作レバー5で
操作される2個のパイロット弁7,7で切換操作するパ
イロット回路部9と、前記制御弁4に圧油を給排する主
回路部10とで油圧回路1を構成してある。
【0015】主回路部10のリターン回路12部位には
、その主回路10の背圧を維持するためのリリーフ弁1
1が設けてあり、又、パイロット回路部9には、パイロ
ット弁7,7への作動油の供給を断続切換自在なアンロ
ード弁13が設けてある。
【0016】パイロット弁7,7の制御弁4のスプール
4A操作用油路14,14夫々の途中に、該制御弁4に
対しての作動油排出方向にのみ、すなわち、スプール4
Aが中立位置へ戻る方向にのみ絞り作用する絞り付チェ
ック弁6,6を介在してある。そして、両絞り付チェッ
ク弁6,6を、そのチェック弁部15がリターン回路1
2の設定値以上の油圧力で開き操作されるように、制御
油路16を連通接続させての油圧パイロット式に構成し
てある。
【0017】つまり、作動油の粘性が増す低温時にはリ
ターン回路12の背圧が設定以上になり、制御油路16
を介してチェック弁部15を開くことによってスプール
4Aを移動し易いようにし、作動油温度が上昇して通常
の使用温度域になると粘性が低下してチェック弁部15
を閉じ、スプール4Aの戻り油が絞り弁部17のみを通
るようになるのである。
【0018】上記作用が生じる絞り付チェック弁6は、
図示しないがアーム、バケット、及び旋回用の各シリン
ダの制御弁回路毎に装備されている。
【0019】絞り付チェック弁6のチェック弁部15の
開き量を、作動油の温度上昇につれて漸次少なくなるよ
うに温度変化対応型に構成すればより高品位な制御が得
られる。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブームに関する該構造を示す油圧回路図
【図2
】バックホウの側面図
【図3】従来の油圧回路図
【符号の説明】
1    油圧回路 2    作業装置 3    油圧シリンダ 4    制御弁 5    操作レバー 6    絞り付チェック弁 12  リターン回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    油圧シリンダ(3)による油圧駆
    動式の作業装置(2)を備え、その油圧シリンダ(3)
    の制御弁(4)を操作レバー(5)の移動操作によって
    発生するパイロット油圧で切換操作するパイロット操作
    式とした油圧回路(1)を構成するとともに、前記制御
    弁(4)への作動油給排用の油路途中に、該制御弁(4
    )に対しての作動油排出方向にのみ絞り作用する絞り付
    チェック弁(6)を介在してある作業車の油圧回路構造
    であって、前記絞り付チェック弁(6)を、そのチェッ
    ク弁部が前記油圧回路(1)における主回路部のリター
    ン回路(12)の設定値以上の油圧力で開き操作される
    油圧パイロット式に構成してある作業車の油圧回路構造
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046790A (ja) * 2006-10-12 2007-02-22 Nabtesco Corp アクチュエーションシステム
CN102788052A (zh) * 2012-07-27 2012-11-21 柳工常州挖掘机有限公司 换油及缓冲装置及具有该装置的先导液压控制系统
CN103088854A (zh) * 2011-11-05 2013-05-08 靖江市长源液压机械有限公司 减振阀的液压回路

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