JPH04219467A - 内燃機関の点火装置 - Google Patents

内燃機関の点火装置

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JPH04219467A
JPH04219467A JP3082571A JP8257191A JPH04219467A JP H04219467 A JPH04219467 A JP H04219467A JP 3082571 A JP3082571 A JP 3082571A JP 8257191 A JP8257191 A JP 8257191A JP H04219467 A JPH04219467 A JP H04219467A
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fuel
cylinder
fuel injection
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Toshikazu Ibaraki
俊和 茨木
Naoto Kushi
櫛 直人
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    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/152Digital data processing dependent on pinking

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の点火装置に係
り、特に燃料カットを実行する機関に設けられる内燃機
関の点火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の燃料噴射制御では、従来から
、内燃機関の所定運転状態時に燃料カットを実行される
ように制御されている。例えば雪道等の発進加速時、過
剰な駆動力によるホイールスピンを抑え車両の方向安定
性及び駆動力の確保を図るため、トランクションコント
ロールシステム(以下、TRCという)が設けられた車
両がある。このTRCでは、エンジン出力を低減しホイ
ールスピンを防止する手段として燃料カット(以下、F
/Cという)を行う構成のものがある(特開昭62−1
70754 号公報、特開昭60−104730号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなF/Cが行
われる内燃機関においては、F/C復帰のタイミングに
よっては、適切な量の燃料が吸入されないまま爆発工程
を向かえる気筒が出てくる。
【0004】例えば、2回の噴射で要求量を満足させる
構成の内燃機関において、1回目の噴射がF/C実行中
であり、2回目の噴射はF/C復帰後であったような場
合には、2回目の噴射による燃料だけが燃焼室に吸入さ
れた状態で爆発工程となる。このような場合には、燃焼
に必要な燃料量の半分しか燃焼室に存在しない空燃比が
リーンな状態での点火となる。
【0005】リーン状態で点火が行われると、燃焼時間
が長くなり次の吸気工程まで火種が残り、吸気工程中で
吸入される混合気に着火してしまいバックファイアが発
生し、ドライバビィリテイが大きく悪化するという課題
があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、F/C復帰時におけるリーン燃焼によるバックフ
ァイアの発生を防止した内燃機関の点火装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。
【0008】上記課題を解決するために、本発明では、
内燃機関の1サイクル中の爆発工程における1回の燃焼
に必要な燃料量を気筒に向け噴射すると共に、所定運転
状態において燃料カットを実行する内燃機関(1)に設
けられ、上記サイクルの爆発工程において点火を行う内
燃機関の点火装置において、上記燃料カットの復帰時に
、前記1回の燃焼に必要な燃料量の燃料が吸入されてい
ない気筒を判別する未吸入気筒判別手段(2)と、この
未吸入気筒判別手段により、前記1回の燃焼に必要な燃
料量の燃料が吸入されていないと判別された気筒に対す
る点火を停止する点火停止手段(3)とを設けたことを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記構成とされた内燃機関の点火装置によれば
、1回の燃焼に必要な燃料量が吸入されていない気筒に
対しては点火が行われないため、リーン状態での燃焼は
発生せず、バックファイアの発生を防止することができ
る。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。図2は本発明の第1実施例である内燃機関の点火
装置を適用した内燃機関(エンジン)10の要部構成図
である。同図に示すエンジン10は、車両搭載用の6気
筒4サイクル火花点火式エンジンであり、後述するマイ
クロコンピュータ26によって制御される。また、第1
実施例に係るエンジン10は6気筒の1回転1回同時噴
射を行う構成であり、よって2回の燃料噴射により1回
の爆発に必要な燃料が各気筒に充填される構成となって
いる。
【0011】先ず、エンジン10の構造について説明す
る。このエンジン10は1回転1回同時噴射を行う形式
のエンジンである。図2において、11はスロットルバ
ルブであり、その下流側にはサージタンク12,インテ
ークマニホルド13が配設されている。インテークマニ
ホルド13は吸入ポート17を介してエンジン本体14
の燃焼室15に連通されると共に燃料噴射弁16が配設
されている。燃料噴射弁16はインテークマニホルド1
3内にその一部が突出するよう各気筒毎に配設されてお
り、この燃料噴射弁16によりインテークマニホルド1
3内を流れる空気流に対し燃料が噴射される。
【0012】燃焼室15は排気ポート18及びエキゾー
ストマニホルド19を介して図示しない触媒装置に接続
されている。また、20は点火プラグで、一部が燃焼室
15に突出するよう設けられている。この点火プラグ2
0は、後述する点火装置により点火のタイミングを制御
されている。また、21はピストンであり、図中上下方
向に往復動作する。
【0013】22は機関回転数を検出するための回転角
センサであり、ディストリビュータ23のシャフト  
23aの回転を検出して例えば30°CA毎にエンジン
回転数信号(NE)をマイクロコンピュータ26へ出力
する。ディストリビュータ23はエンジン10の工程と
同期した点火信号を発生し、その点火信号を制御するこ
とにより各気筒に順序よくイグニションコイル24にて
発生した高電圧を分配する機能を奏する。また、イグニ
ションコイル24は、一次側コイル24aの通電時間と
その電流遮断のタイミングを適宜図ることにより、二次
側コイル24bに点火プラグ20を点火させるための高
電圧を発生させるものである。
【0014】このイグニションコイル24はイグナイタ
25により、その動作を制御されている。イグナイタ2
5はマイクロコンピュータ26に接続されており、マイ
クロコンピュータ26からの制御信号に基ずきイグニシ
ョンコイル24の一次側コイル  24aの電流の通電
,遮断を行ったり、また一次側コイル24aの通電時間
を可変させる機能を奏するものである。
【0015】マイクロコンピュータ26は中央処理装置
(MPU)27,処理プログラムを格納したリード・オ
ンリ・メモリ(ROM)28,作業領域として使用され
るランダム・アクセス・メモリ(RAM)29,エンジ
ン停止後もデータを保持するバックアップRAM(B−
RAM)30,MPUへマスタークロックを供給するク
ロック発生器  31等から構成されている。双方向の
バスライン32は、上記のマイクロコンピュータ26を
構成する各要素を互いに接続させると共に、バッファを
内蔵してなる入力ポート33,出力ポート34を上記各
構成要素と接続させる機能を奏する。尚、このマイクロ
コンピュータ26は種々のセンサ及び装置と接続されて
いるが、同図には本発明に必要な構成との接続のみ示し
た。
【0016】かかるハードウェア構成のマイクロコンピ
ュータ26は、未吸入気筒判別手段2及び点火停止手段
3をソフトウェア処理動作により実現するものであり、
上記した回転角センサ22,ディストリビュータ23,
イグニションコイル24,イグナイタ25等と共に点火
装置を構成するものである。
【0017】本発明に係る点火装置は、F/C開始時に
おける点火停止のタイミングの取り方、及びにF/C復
帰時における点火開始のタイミングの取り方に特徴を有
する。本実施例では、TRC35(トラクションコント
ロール装置)から供給されるF/C要求信号に基ずきF
/Cの実行、実行解除を行う構成のエンジンを例に挙げ
て、点火装置の動作について説明する。尚、ここでTR
Cとは、例えば雪道等の発進加速時や過剰な駆動力によ
るホイールスピンを抑え車両の方向安定性及び駆動力の
確保を図るため、F/Cを実行することによりエンジン
出力を低減しホイールスピンを防止する装置をいう。
【0018】先ず、図3を用いて本発明になる点火装置
の動作原理について説明する。
【0019】図3は上記したエンジン10の燃料噴射及
び点火のタイミングチャートである。図中、CCRNK
はカウンタークランクを示しており、720 °CA間
に23のカウントを行いその後ゼロリセットされるカウ
ンタである。また図中“IN”で示されるのはエンジン
10の工程中、吸気工程を示しており、“↓”で示され
るのは点火時期である。
【0020】また、図中INJ1〜INJ8で示される
範囲は、燃料噴射弁16が開弁している期間を示してい
る。本実施例に係るエンジン10ではCCRNKの値に
して“10”と“22”において燃料噴射が実行される
よう構成されている。また、燃料噴射弁16が噴射した
燃料が実際に燃焼室15内に到達するまでには若干の時
間が必要となる。このため、実際に燃料が燃焼室15に
到達している期間をINJ1〜INJ8の下部にINJ
1’〜INJ8’で示した。更に、図中の燃料吸入工程
の欄に示されるのは、CCRNKの所定期間に実行され
る吸入工程の順序である。尚、燃料到達期間INJ1’
〜INJ8’はエンジン10の期間状態によってその期
間の長さが変動するものである。
【0021】本実施例ではF/C実行時には、燃料噴射
が停止されると共に、点火も停止される。よって、F/
C実行開始時及びF/C復帰時に適宜な点火制御を行わ
ないと空燃比がリーンな気筒に対し点火を行いバックフ
ァイアを生じる虞がある。これを防止するため本発明で
は、各気筒の吸気工程のタイミングと燃料到達期間IN
J1’〜INJ8’とを比較考慮し、吸気工程において
1回の爆発に必要な燃料が吸入されていない気筒に対し
ては点火を行わないよう構成したことを特徴とするもの
である。
【0022】また、本実施例に係るエンジン10は6気
筒の1回転1回同時噴射を行う構成であるため、2回の
燃料噴射により1回の爆発に必要な燃料が各気筒に充填
される。これに起因して、F/C開始時における点火停
止のタイミングの取り方と、F/C復帰時における点火
開始のタイミングの取り方が異なっている。以下、F/
C開始時における点火停止を開始する気筒を決定する方
法と、F/C復帰時において点火を開始する気筒の決定
方法とを夫々説明する。
【0023】■F/C開始時における点火停止を開始す
る気筒を決定する方法 F/C開始時における点火停止の開始は、TRC35か
らF/C要求信号があった後、最初に1回噴射される燃
料が完全に吸入されない気筒を判別し、当該気筒から点
火を停止すればよい。即ちF/C開始時においては、2
回の燃料噴射により1回の爆発に必要な燃料が各気筒に
充填されたかどうかを考慮する代わりに、1回の燃料噴
射により噴射される燃料が全部吸入されない吸気工程を
判別すればよい。これは、最初に1回噴射される燃料が
完全に吸入されない吸入工程以降に行われる吸入工程は
、F/Cにより空燃比はリーンとなり、逆にそれより以
前の吸気工程では燃焼に必要な燃料量が吸入されている
からである。
【0024】いま、図3のF/C期間の欄に矢印で示し
た期間にわたりF/Cが実行されたとする(t1:F/
C要求信号の入来時、t2:F/C要求信号の停止時)
。そこで、F/C要求信号の入来時t1以降の最初の燃
料噴射のタイミングをみるとINJ3であり、よってI
NJ3から燃料噴射が停止される。続いてこのINJ3
からの燃料噴射停止により吸入燃料がリーンとなる吸気
工程を判別する。この判別の具体的な方法としては、I
NJ3’の開始時(図中、矢印Aで示す時)において吸
気工程となっている気筒を判別すればよい。同図の例で
は、これに該当する吸気工程は2−6で示される吸気工
程であり、この吸気工程2−6以降の吸気工程はリーン
となるため、第6気筒から点火を停止すればよい。これ
により、F/C実行に伴い空燃比がリーンとなった気筒
に対する点火が停止され、バックファイアの発生を防止
できF/C開始時におけるドライバビィリティを向上さ
せることができる。
【0025】上記の判別方法に基ずき、同図中の燃料吸
入工程にの欄において、各INJ1〜INJ4の燃料噴
射における燃料を部分的にしか吸入できない吸気工程に
は下線を記し、同図中の点火カット気筒の欄には、F/
Cが各INJ1〜INJ4で生じた場合における点火停
止を行うべき気筒を示した。同欄に示される結果より、
CCRNKが10〜22の範囲においF/Cが10で開
始される燃料噴射からF/Cが実行された場合には、点
火停止を行う最初の気筒は第6気筒であり、またCCR
NKが22で開始される燃料噴射からF/Cが実行され
た場合は、点火停止を行う最初の気筒は第3気筒となる
。よって、F/Cが実行される燃料噴射の燃料到達期間
INJ1’〜INJ8’の開始時がCCRNKのどの位
置にあるかを検出することにより点火停止を行う気筒を
判別することができる。
【0026】■F/C復帰時において点火を開始する気
筒の決定方法 F/C復帰時において点火を行う場合には、点火時にお
いて燃焼室15内に1回の燃焼に必要な燃料量が完全に
吸入されていなければならない。本実施例に係るエンジ
ン10は、1回の燃焼に必要な燃料量を1サイクル中で
2回に分けて気筒に向け噴射する構成であるため、よっ
てF/C復帰後における点火開始時にはこの2回の噴射
が終了し、かつ2回の噴射を全て吸入している必要があ
る。よって点火を開始する気筒を判別するには、F/C
復帰後2回目に実行される燃料噴射の燃料到達期間IN
J1’〜INJ8’の終了時まで完全に吸入できる最初
の気筒を見つければよい。
【0027】いま、図3のF/C期間の欄に示されるt
2でF/C要求信号の供給が停止されF/C復帰がなさ
れたとする。この場合、燃料噴射の実行はINJ6が1
回目となり、F/C復帰後2回目の燃料噴射はINJ7
となる。そこで、INJ7’の終了時(図中、矢印Bで
示す)と各吸気工程とを比較考慮すると、吸気工程4−
6ではINJ7’における燃料を全部吸入してはおらず
、全部吸入できるのは吸気工程5−1からである。
【0028】図3の燃料吸気工程の欄において下線を付
した吸気工程は(吸気工程3−6以降)、上記判断方法
に基ずき燃料の吸入が完全に行われない吸気工程を求め
た結果を示している。尚、この結果は吸気工程タイミン
グ(120°CA)に対応させてCCRNKにして4カ
ウント毎にタイムチャートを分け、各間に燃料到達期間
の終了時があったとした場合の結果である。
【0029】本実施例では時間t2でF/C復帰してい
るため、第1回目である燃料噴射の燃料到達期間INJ
6’の終了時はCCRNK1〜5の範囲にあり、また第
2回目である燃料噴射の燃料到達期間INJ7’の終了
時はCCRNK13〜17の範囲にある。よって図3よ
り、第1回目の燃料噴射による燃料が完全に吸入される
のは吸気工程4−4からであり、また第2回目の燃料噴
射による燃料が完全に吸入されるのは吸気工程5−1(
燃料吸入工程の欄に●で示す)からである。よって、こ
の2回の燃料噴射による燃料が2回共に完全に吸入され
るのは吸気工程5−1以降であり、従ってF/C復帰後
に点火開始を行う最初の気筒は第1気筒となる。
【0030】上記したF/C復帰時における点火開始気
筒の決定方法を用い、燃料到達期間の終了時がCCRN
Kの各範囲にある場合の点火開始気筒を求めた結果を図
3の点火開始気筒の欄に示す。同欄に示される結果より
、燃料到達期間の終了時(この終了時をFで示す)の時
期により点火開始を行う気筒を決定することができる。 具体的には次に示す如くである。
【0031】 〔CCRNKの範囲〕    〔点火開始気筒〕CCR
NK 1〜 4の範囲      第4気筒CCRNK
 5〜 8の範囲      第5気筒CCRNK 9
〜12の範囲      第6気筒CCRNK13〜1
6の範囲      第1気筒CCRNK17〜20の
範囲      第2気筒CCRNK21〜 0の範囲
      第3気筒上記した■,■より明らかように
、F/C開始時における点火停止のタイミング、及びF
/C復帰時における点火開始のタイミングは、燃料到達
期間の開始時または終了時を検出することにより決定す
ることができる。
【0032】続いて上記した動作原理に基ずき、回転角
センサ22、ディストリビュータ23、イグニションコ
イル24、イグナイタ25、マイクロコンピュータ26
等より構成される点火装置の動作について図4及び図5
を用いて説明する。同図に示されるプログラムはROM
28に格納されており、30°CA毎に割り込み実行さ
れるルーチンである。
【0033】図4及び図5のルーチンが起動されると、
先ずステップ10(以下、S10のように示す)におい
て現在割り込んだタイミングが燃料噴射を行うタイミン
グであるかどうかを判断する。本実施例では前記したよ
うにCCRNKの値にして10と22で燃料噴射が実行
される。よって、S10では現在のタイミングがこのC
CRNK10または22となっているかどうかを判断す
る。
【0034】S10で肯定判断されると、MPU27は
続くS20でF/C要求信号がTRC35から供給され
ているかどうかを判断する。このS20で肯定判断がさ
れた場合は、点火装置はF/C実行状態であり、一方否
定判断がされた場合は点火装置は通常状態である。MP
U27はF/C要求信号が供給されていると判断すると
、S30において燃料噴射(INJと示す)を停止する
【0035】続くS40では、F/C状態を示すフラグ
AがA=2であるかどうかを判断している。このフラグ
Aは、F/C実行中にA=2、F/C復帰後1回燃料噴
射がされた場合にA=1、F/C復帰後2回以降燃料噴
射がされた場合にA=0にセットされるフラグである(
これについては、後述する)。S40でA≠2であると
判断されると処理はS50に進み、現在のCCRNKの
値BをRAM29に格納し、続くS60においてフラグ
AをA=2とセットする。
【0036】一方、S20においてF/C要求信号が無
いと判断されると処理はS70に進み、燃料噴射弁16
を開弁し燃料噴射を開始する。この燃料噴射が開始され
ると、S80において既にメインルーチンにより現在の
機関状態に応じて算出された噴射時間(TAU)に基ず
き燃料噴射時間の終了時間(INJ  OFF)をコン
ペアにセットする。続くS90ではフラグAをディクリ
メントし、S100ではフラグAの値がA<0とならな
いようにガードを行う。
【0037】S40で肯定判断がされた場合、またS6
0,S100の処理が終了した場合には処理はS110
に進む。
【0038】上記のS10〜S100までの処理では、
F/C実行に伴う燃料噴射の停止と所定のフラグのセッ
トを行っている。処理の流れとしては、F/C実行後1
回目のルーチン(この時フラグAはA=0にセットされ
ている)はS10→S20→S30→S40→S50→
S60→S110と流れ、F/C実行後2回目のルーチ
ン(この時フラグAはA=2にセットされている)はS
10→S20→S30→S40→S110と流れ、F/
Cが実行されない場合にはS10→S20→S70→S
80→S90→S100→S110と流れる(2回目以
降はA=0となる)。
【0039】続いてS110以下の処理について説明す
る。尚、以下説明する処理において、S120〜S18
0の処理は主として点火停止を行うための処理である。 また、S190〜S250は点火開始を行うための処理
である。
【0040】S110では、現在イグニションコイル2
4に対して一次電流を通電するタイミングであるかどう
かを判断している。図7に示すように、イグニションコ
イル24では一次側コイル24aに所定の時間通電をし
、点火時期においてこの電流を切ることにより二次側コ
イル24bに高電圧を発生させ点火プラグ20を点火さ
せている。S110では、現在がこの一次電流を通電(
IGT  ON)するタイミングであるかどうかを判断
している。
【0041】S110で肯定判断がされると処理はS1
20に進み、フラグCがセットされているかどうかを判
断する。このフラグCは、前回のルーチンにおいて点火
停止がされている時にはC=1にセットされ、前回のル
ーチンにおいて点火停止がされていない時にはC=0に
リセットされるフラグである。S120で否定判断がさ
れると続くS130でフラグAがA=2にセットされて
いるかどうかを判断する。S130で肯定判断がされる
と、処理はS140に進む。S120で否定判断がされ
ると共にS130で肯定判断がされた状態は、前回のル
ーチンでは点火が行われており、かつF/C実行中であ
る状態である。即ち、この状態はF/C実行時において
点火停止を行う状態である。  S140では点火停止
を行う気筒を判別している。このS140の処理は、前
記した「■F/C開始時における点火停止を開始する気
筒を決定する方法」で説明した方法に基ずいている。即
ち、燃料噴射開始がCCRNK値Bが10であった場合
には、点火停止を開始する気筒は第6気筒であり、燃料
噴射開始がCCRNK値Bが22であった場合には、点
火停止を開始する気筒は第3気筒である。この判別され
た気筒番号DはRAM29に格納される。
【0042】続くS150では、現在、ディストリビュ
ータ23が気筒Dに対して電圧を分配するタイミングか
どうかを判断している。そしてS150で現在がディス
トリビュータ23が気筒Dに対して電圧を分配するタイ
ミングであると判断されると、処理はS160に進む。
【0043】S160では、一次電流の通電時間(IG
T  ON時間)を短くするために、遅い通電時間を設
定している。これにより点火停止を行うことができる。 これについて図7を用いて説明する。尚、同図ではS1
40において点火停止を開始する気筒が第3気筒である
と判別された場合を示している。
【0044】通常の点火を行う時には、イグナイタ25
はイグニションコイル24の一次側コイル24aに対し
て同図に矢印Tで示す所定の通電時間の間電流を流し、
点火時期となった際にこの通電を急激に停止して二次側
コイル24bに高電圧を発生させている。しかるに点火
停止を行う場合には、この所定の通電時間Tより短い間
T1のみ通電を行うことにより、二次側コイル24bに
点火プラグ20に点火が生じるような高電圧が発生しな
いようにした。これにより点火停止を行うことができる
【0045】このように点火停止を行うのに際し、完全
に一次電流を停止しない構成としたのは、マイクロコン
ピュータ26は自己診断機能のひとつとして点火が正常
に行われているかどうかを診断しており、一次電流を完
全に停止させるとマイクロコンピュータ26は点火装置
に異常が発生したと誤診断してしまうからである。そこ
で、点火停止を行うと共に、上記の自己診断機能が働か
ないよう一次コイル24aに短時間電流を流す構成とし
た。
【0046】再び図5に戻って説明する。
【0047】S160の処理により、一次電流の供給開
始時刻が決定されると、S170においてフラグCがセ
ットし、続くS180においてフラグEをリセットする
。ここでフラグEは点火停止中はE=0に、また点火を
行っているときはE=1にセットされるフラグである。 このS170,S180の各処理が終了すると、処理は
S260に進む。
【0048】一方S120で肯定判断がされた場合、即
ち前回のルーチン実行時に点火停止が行われていた場合
には、処理はS190に進む。S190ではフラグAが
A=0であるかどうかを判断している。
【0049】S190でフラグAがA=0であると判断
されると、即ちF/C復帰後2回以降燃料噴射がされる
と、続くS200でフラグEがセットされているかどう
かを判断し、否定判断がされると処理はS210に進む
。ここで、S120で肯定判断がされ、S190でフラ
グAがA=0であると判断され、かつS200で否定判
断された状態とは、F/C復帰が行われているが点火停
止は維持されており、かつF/C復帰後2回の燃料噴射
が実行された状態である。即ち、点火開始を行う状態で
ある。
【0050】上記のようにS120,S190,S20
0の各処理によりエンジン10が点火開始を行う状態で
あると判断されると、処理はS210に進み点火開始を
最初に行う気筒の判別処理が行われる。このS210の
判別処理は前記した「■F/C復帰時において点火を開
始する気筒の決定方法」で説明した方法に基ずいている
。即ち、燃料到達期間の終了時におけるCCRNKの値
(以下、この値をFと示す)により点火開始を行う気筒
を判別する。具体的には、F= 1〜 4なら第4気筒
、F= 5〜 8なら第5気筒、F= 9〜12なら第
6気筒、F=13〜16なら第1気筒、F=17〜20
なら第2気筒、F=21〜 0なら第3気筒と点火開始
気筒を判別する。この判別された気筒番号GはRAM2
9に格納される。
【0051】ここで、CCRNKの値Fは図6に示され
る燃料噴射終了コンペア割込みルーチンにより求められ
る。このルーチンは、S80でコンペアにセットされた
燃料噴射の終了時刻(INJ  OFF)になって、コ
ンペア一致によるINJ  OFF出力がなされた時点
で起動されるものである。尚、燃料噴射の終了時刻は図
示しない別ルーチンにおいて求められている。
【0052】図6のルーチンが起動すると、S500に
おいてフラグAがA=0となっているかどうかを判断す
る。S500で肯定判断がされると、即ちF/C復帰後
2回以降燃料噴射がされると、処理はS510に進み、
現在のCCRNKの値にαを加えた値をFとしてRAM
29に格納する。ここで、αとは前記したように燃料噴
射終了時と燃料到達期間の終了時との間には若干の時間
差があり、これを補正するための値である。尚、F/C
が実行されている間(A=2の時)及びF/C復帰後1
回目の噴射時(A=1の時)には点火開始気筒を判別す
る必要がないためFは求められない。同図に示される処
理により求められたFは、S80でコンペアにセットさ
れる燃料噴射の終了時間(INJ  OFF)となり、
コンペア一致が発生するまでRAM29に保持される。
【0053】図5に戻って説明を続ける。
【0054】S210の処理が終了すると、続くS22
0では、現在ディストリビュータ23が気筒Gに対して
電圧を分配するタイミングかどうかを判断する。そして
S220で現在がディストリビュータ23が気筒Gに対
して電圧を分配するタイミングであると判断されると、
処理はS230に進む。
【0055】S230では点火プラグ20が点火を行い
得る所定の通電時間Tをセットする(図7参照)。これ
により、イグナイタ25はイグニションコイル24の一
次側コイル24aに上記所定の通電時間Tにわたり電流
を流し、これにより点火が開始される。
【0056】この構成とすることにより、F/C復帰後
において2回の噴射が終了し、かつ2回の噴射を全て吸
入し、1回の燃焼に必要な燃料量が完全に吸入されてい
る気筒から点火が開始される。これにより、空燃比のリ
ーンな気筒から点火が開始されることはなくなり、バッ
クファイアの発生を確実に防止することができ、ドライ
バビィリティの向上を図ることができる。
【0057】S230の処理により、点火が開始される
と、S240においてフラグEがセットされると共に、
S250においてフラグCをリセットされ、処理はS2
60に進む。
【0058】一方、上記したS130及びS150で否
定判断がされた場合、またS200で肯定判断された場
合は、処理はS230に進み通常の点火処理を行う。即
ち、S130においてF/C復帰後2回噴射が行われて
いないと判断された場合、及びS150でまだ点火停止
を開始する気筒Dとなっていないと判断された場合には
、通常の点火を維持する必要があり、よって処理はS2
30に進み通常の点火処理を行う構成とした。また、S
200で既に点火開始がされていると判断された場合に
は、S210による点火開始気筒の判別処理は必要無く
、よって直ちにS230からの処理を行わせる構成とし
た。
【0059】また、上記したS190及びS220で否
定判断された場合は、処理はS190に進み点火の停止
を行う。即ち、S160でF/C実行中であるか或いは
F/C復帰後1回目の燃料噴射を実行した時であると判
断された場合、またS220でまだ点火停止を開始する
気筒Gとなっていないと判断された場合には、点火の停
止状態を維持する必要があり、よって処理はS160に
進み点火を行わない構成とした。
【0060】S110で、現在イグニションコイル24
に対して一次電流を通電するタイミングではないと判断
された場合、またS180,S250の処理が終了した
時、処理はS260に進む。S260では、一次電流の
通電停止(IGTOFF)をセットするタイミングであ
るかどうかを判断しており、S260で肯定判断がされ
た場合には処理はS270に進み一次電流の通電停止(
IGT  OFF)をセットした上で本ルーチンは終了
し、またS260で否定判断がされた場合にはそのまま
本ルーチンは終了する。このS260及びS270の処
理により、点火時期に一次側コイル24aの通電は停止
され二次側コイル24bに高電圧が発生する(図7参照
)。
【0061】続いて、本発明の第2実施例について説明
する。
【0062】第2実施例に係るエンジン10は、4気筒
4サイクル火花点火式の2グループ噴射のエンジンであ
る。本実施例では、第1気筒と第3気筒が一つのグルー
プを形成し(以下、このグループを第1グループという
)、また第2気筒と第4気筒がもう一つのグループを形
成する(以下、このグループを第2グループという)。 各気筒の吸気管には夫々燃料噴射弁が配設されており、
燃料噴射装置に設けられている第1のトランジスタ(#
10と示す)が作動することにより第1気筒と第3気筒
の燃料噴射弁が同時に噴射動作し、また第2のトランジ
スタ(#20と示す)が作動することにより第2気筒と
第4気筒の燃料噴射弁が同時に噴射動作する構成となっ
ている。
【0063】尚、本実施例に係るエンジンは、第1実施
例で述べたエンジン10に対し、噴射方式,及びマイク
ロコンピュータが実行する点火時期制御動作が異なるの
みであるため、エンジンの具体的構造の図示及び説明は
省略し、本実施例の特徴が現れる噴射方式,及びマイク
ロコンピュータが実行する点火時期制御動作について説
明するものとする。
【0064】図8は、第2実施例に係るエンジンの燃料
噴射及び点火のタイミングチャートである。同図を用い
て、グループ噴射におけるF/C復帰時の点火開始タイ
ミングを決定する方法について説明する。
【0065】本実施例におけるカウンタークランクCC
RNKは、 720°CA間に0〜3の4カウントを行
い、その後ゼロリセットされる構成となっている。また
、図中“IN”で示すのは各気筒の吸入工程であり、■
〜■で示すのは点火のタイミングである。
【0066】いま、説明の便宜上、第1グループについ
てのみ説明を行うものとする。また、図中矢印a1 で
示す噴射開始のタイミングによりF/C復帰が行われた
と仮定する。周知のように各気筒に吸入される燃料の量
は、各気筒の吸気工程のタイミングと燃料噴射が終了し
た時点(吹き終わった時点)により異なる。そこで、a
1 で開始された燃料噴射の噴射終了時点が、(1) 
図中矢印X1の間にあった場合、(2) 図中矢印X2
の間にあった場合、(3) 図中矢印X3の間にあった
場合に夫々分けて説明する。
【0067】(1) 燃料噴射が矢印X1の間に終了す
る場合 燃料噴射が矢印X1の間に終了する場合は、第1気筒の
1−1の吸気工程及び第3気筒の3−1の吸気工程にお
いて、噴射された燃料を完全に吸入する事ができる。従
って、■より点火を開始することにより、第1及び第2
の気筒を共に完全燃焼する事ができる。
【0068】(2) 燃料噴射が矢印X2の間に終了す
る場合 燃料噴射が矢印X2の間に終了する場合は、第1気筒の
1−1の吸気工程はインテークバルブの閉弁時において
も燃料の噴射を終了していないため、第1気筒は完全に
燃料を吸入していないことになる。従って、■より点火
を開始すると、第1気筒ではリーン燃焼となりバックフ
ァイアーが発生するおそれがある。このため、燃料噴射
の終了時点がX2の間にある場合には、■の点火は行わ
ず、噴射された燃料を完全に吸入している第3気筒から
点火することにより、バックファイアーの発生を防止す
ることができる。よって、燃料噴射が矢印X2の間に終
了する場合は、■より点火を開始すればよい。
【0069】(3) 燃料噴射が矢印X3の間に終了す
る場合 燃料噴射が矢印X3の間に終了する場合は、第1気筒の
1−1の吸気工程及び第3気筒の3−1の吸気工程は共
にインテークバルブし閉弁時においても燃料の噴射を終
了していないため、第1気筒及び第3気筒は完全な燃焼
をするのに十分な燃料を吸入していないことになる。従
って、■より点火を開始しても、第1気筒及び第3気筒
の双方の気筒でリーン燃焼となりバックファイアーが発
生するおそれがある。このため、X3の間に燃料噴射が
終了する場合には、■及び■の点火は行わず、次回の燃
料噴射(開始時をa2 で示す) により燃料を完全に
吸入する第1気筒の点火から開始することにより、バッ
クファイアーの発生を防止することができる。よって、
燃料噴射が矢印X3の間に終了する場合は、■より点火
を開始すればよい。
【0070】上記(1) 〜(3) で説明した事項は
第2グループの点火でも同様のことが言え、燃料噴射時
間の終了するタイミングと、インテークバルブし閉弁す
るタイミングを考慮し、点火開始時期を適宜選定するこ
とによりバックファイアーの発生を防止することができ
る。
【0071】続いて、上記したF/C復帰時の点火開始
タイミングの決定方法に基づき、回転角センサ22、デ
ィストリビュータ23、イグニションコイル24、イグ
ナイタ25、マイクロコンピュータ26等より構成され
る点火装置が実行する点火動作について図9〜図11を
用いて以下説明する。
【0072】図9で示すのは燃料噴射実行ルーチンであ
り、ディストリビュータ23に設けられた回転各センサ
22から供給される回転数信号(NE信号)に基づき起
動する割り込みルーチンである。NE信号は、図12(
A)に示すような波形を有するが、図示しない波形成形
回路により同図(B)にXNEON で示す矩形パルス
に波形成形される。図9で示す燃料噴射実行ルーチンは
、このXNEON の立ち上がりに起動する割り込みル
ーチン(この割り込みをNE ON の割り込みという
)である。
【0073】燃料噴射実行ルーチンが起動すると、先ず
MPU27はS801において、今回のルーチン処理に
おいてF/Cが実行されているかどうかを判断する。S
801で肯定判断がれさると、処理はS802に進みM
PU27はF/C制御処理を実行し処理を終了する。一
方、S801において否定判断がされると処理はS80
3に進み、前回のルーチン処理においてF/Cが実行さ
れていたかどうかを判断する。S803において肯定判
断がされると、S804において復帰直後フラグXFC
RVがセットされ(XFCRV=1)、続くS805で
燃料噴射制御処理が行われる。また、S803において
否定判断がされると、S804の処理はバイパスされS
805の燃料噴射制御処理が実行される。
【0074】即ち、図9に示す燃料噴射実行ルーチンは
、F/C実行中である場合にはS802によりF/C制
御処理を続行し、F/C解除された場合には燃料噴射制
御処理を実行し、更にF/C復帰後初回のルーチン処理
であることがS801,S803で判明した場合は復帰
直後フラグXFCRVをセットする。
【0075】続いて、図10及び図11に示すNE O
FF割り込みルーチンについて説明する。同図に示す処
理は、点火の開始時期を決定するための処理であり、X
NEON の立ち下がり(図12参照)に起動する割り
込みルーチン(この割り込みをNE OFFの割り込み
という)である。
【0076】同図に示すNE OFF割り込みルーチン
処理が起動すると、先ずMPU27はS901において
カウンタークランクCCRNKを更新する。図8に示す
ように、カウンタークランクCCRNKは0〜3までの
4カウントを繰り返し行うカウンタであり、S901の
処理により図8に示すようなカウンタークランクCCR
NKのカウトが行われる。
【0077】S901でカウンタークランクCCRNK
の更新が行われると、続くS902においてF/C復帰
時カウンタCFCRVがディクリーメントされる。但し
、このF/C復帰時カウンタCFCRVは“0”以下に
はならないようガードされている。尚、このF/C復帰
時カウンタCFCRVについては、後述するS905の
処理において詳述する。
【0078】続くS903では、復帰直後フラグXFC
RVがセットされているかどうかを判断する。復帰直後
フラグXFCRVは、先に説明した図9に示す燃料噴射
実行ルーチンのS804においてセットされるフラグで
あり、F/C復帰後初回の処理であることを示すフラグ
である。S903で否定判断がされると、換言すればF
/C復帰後初回の処理ではないと判断されると、S90
4〜S908処理は行われず、処理はS909に進む。 一方、S903で肯定判断がされると、換言すればF/
C復帰後初回の処理であると判断されると、処理はS9
04に進む。
【0079】S904では、復帰直後フラグXFCRV
がリセットされる(XFCRV=0)。従って、F/C
復帰後2回目以降においては、S903の処理によりS
904〜S908の処理は行われない。続くS905で
は、F/C復帰時カウンタCFCRVの初期値として“
5”がセットされる。ここでセットされるF/C復帰時
カウンタCFCRVの初期値は、F/C復帰後、点火が
開始されるまでの予想される最大のカウンタークランク
CCRNKのカウト数である。これについて再び図8を
用いて説明する。
【0080】前記したF/C復帰時の点火開始タイミン
グの決定方法で説明したように、燃料噴射の終了時点に
より点火の開始されるタイミングは変化する。前記と同
様に第1グループを例に挙げて説明すると、a1 でF
/C復帰したとすると、最も早い点火開始は燃料噴射の
終了がX1にある場合で、その点火時点は点火■の点火
である。一方、最も遅い点火開始は燃料噴射の終了がX
3にある場合で、その点火時点は点火■の点火である。
【0081】従って、機関状態により変動する燃料噴射
の終了時点に対応するよう点火時期を決定するには、少
なくともF/C復帰時点a1 より点火■のタイミング
までの期間(説明の便宜上、この期間を以下点火時期決
定期間という)の燃料噴射状態及び各気筒の吸入工程状
態を検知する必要がある。この点火時期決定期間は本実
施例の場合、カウンタークランクCCRNKのカウト数
にして5カウントである。即ち、a1 のF/C復帰時
点よりカウンタークランクCCRNKのカウト数にして
5カウント内に点火開始のタイミングが存在する。また
、前記のように燃料噴射の終了時点のタイミングにより
点火開始のタイミングが変動するため、燃料噴射の終了
時点を一義的に判別する必要がある。しかるにこの判別
をカウンタークランクCCRNKで行おうとすると、C
CRNKは0〜3のカウンタであるため、上記点火時期
決定期間内に同じカウント値が存在することになり判別
をできなくなる(図8の場合はCCRNKの“2”がこ
れに該当する)。よって、上記理由によりカウンターク
ランクCCRNKと別個にF/C復帰時カウンタCFC
RVを設け、その初期値を“5”に設定した。
【0082】再び図10に戻りS906以降の処理につ
いて説明する。S905でF/C復帰時カウンタCFC
RVの初期値が設定されると、続くS906では現在の
カウンタークランクCCRNKの値が“2”であるかど
うかが判断される。この判断はF/C復帰後の燃料噴射
が第1グループから開始されたか、或いは第2グループ
から開始されたかを判定する処理である。また、図9に
示す処理はNE 0N 割り込みルーチンであるため、
燃料噴射が開始されるのはNE 0N のタイミングで
あり、これはBTDC90°のクランク角である。また
、図10に示す処理は、前記の通りNE OFF割り込
みルーチンである。 従って、S903の処理で肯定判断された場合、S90
6で判定されるカウンタークランクCCRNKの値は“
0”或いは“2”のいずれかの値となっている。
【0083】これを図8を用いて説明する。いま、燃料
噴射開始のタイミングが第1グループ(第1気筒及び第
3気筒)に対するa1 であったとすると、第2グルー
プ(第2気筒及び第4気筒)に対する初回の燃料噴射開
始のタイミングはb1 となる。上記のようにS906
が行われるのはS903で肯定判断がされた場合であり
、F/C復帰後1回目の処理の場合で、かつ図10に示
す処理はNE OFF割り込みで実行される処理である
。従って、燃料噴射開始後、最初にNE OFFとなる
のはカウンタークランクCCRNKの値は“0”或いは
“2”のいずれかであり、よってS906で判定される
カウンタークランクCCRNKの値は“0”或いは“2
”のいずれかの値となる。
【0084】また、同図から明らかなように、第1グル
ープの場合は、燃料噴射開始後、最初にNE OFFと
なるのはカウンタークランクCCRNKの値が“0”の
時であり、一方、第2グループの場合は、燃料噴射開始
後、最初にNE OFFとなるのはカウンタークランク
CCRNKの値が“2”の時である。よって、S906
の処理により、F/C復帰後の燃料噴射が第1グループ
から開始されたか、或いは第2グループから開始された
かを判定することができる。
【0085】S906の処理により、F/C復帰後の燃
料噴射が第2グループから開始されると判断された場合
には、S907の処理により噴射開始判別フラグXRC
V1がリセットされる(XRCV1=0)。また、S9
06の処理により、F/C復帰後の燃料噴射が第1グル
ープから開始されたと判断された場合には、S908の
処理により噴射開始判別フラグXRCV1がセットされ
る(XRCV1=1)。よって、この噴射開始判別フラ
グXRCV1によりF/C復帰後、どちらのグループか
ら燃料噴射が始まったかを判断することができる。
【0086】続くS909〜S917の処理は、F/C
復帰時カウンタCFCRVに基づき場合分けを行い、リ
ーン燃焼が発生しないよう点火開始時期の制御を行う処
理である。以下、各処理について説明する。
【0087】S909では、F/C復帰時カウンタCF
CRVが“0”であるかどうかを判定する。CFCRV
=0である場合とは、点火時期決定期間が経過した場合
であり(S902参照)、F/C復帰後所定時間経過し
た状態である。よって、この状態ではF/C復帰に起因
するリーン燃焼は発生するおそれはなく点火カットを行
う必要はない。従って、S909でCFCRV=0と判
断された場合には、処理はS919に進み点火実行処理
を行う。
【0088】一方、S909で否定判断されると、処理
はS910に進み、F/C復帰時カウンタCFCRVが
“5”であるかどうかを判定する。CFCRV=5であ
る場合とは、前記したS905の処理より明らかなよう
に、燃料噴射開始後1回目のルーチン処理を行っている
状態である。従って、このような燃料噴射の開始直後で
は各気筒に燃料が完全に吸入されていることは有り得な
いため、S918において点火カット処理を実行する構
成とした。
【0089】S910においてCFCRV≠5であると
判断されると、続くS911においてF/C復帰時カウ
ンタCFCRVが“3”または“4”であるかどうかが
判断される。S911において現在のF/C復帰時カウ
ンタCFCRVが“3”または“4”であると判断され
ると処理はS912に進み、噴射開始判別フラグXRC
V1がセット(XRCV1=1)であるかどうかが判断
される。
【0090】S912においてXRCV1=1であると
判断されると、換言すれば、第1グループより燃料噴射
が開始された場合には、処理はS913に進み、第1気
筒と第3気筒の燃料噴射弁を同時に噴射動作させる第1
のトランジスタ#10の出力がONとなっているかどう
か(即ち噴射処理中であるかどうか)を判断する。この
処理において、第1のトランジスタ#10がONで燃料
が噴射中であると判断された場合、この状態で点火を開
始しても第1気筒及び第3気筒に完全に燃料は吸入され
ていないためリーン燃焼が生じ、バックファイアが発生
するおそれがある。よって、S913において第1のト
ランジスタ#10がONで燃料が噴射中であると判断さ
れた場合には、処理をS918に進め、点火カット処理
を行う構成とした。
【0091】一方、S913において第1のトランジス
タ#10がOFFで燃料噴射が終了していると判断した
場合には、第1気筒及び第3気筒に完全に燃料が吸入さ
れているため、点火を開始してもリーン燃焼は発生しな
い。そこで、S913において第1のトランジスタ#1
0がOFFで燃料噴射が終了していると判断した場合に
は、処理をS919に進め、点火実行処理を行う構成と
した。
【0092】また、S912においてXRCV1=0で
あると判断されると、換言すれば、第2グループより燃
料噴射が開始された場合には、処理はS914に進み、
第2気筒と第4気筒の燃料噴射弁を同時に噴射動作させ
る第2のトランジスタ#20の出力がONとなっている
かどうか(即ち噴射処理中であるかどうか)を判断する
。このS914の処理は前記のS913の処理と対応す
るものであり、燃料が完全に吸入されていない気筒に対
する点火を行わないようにするための処理である。
【0093】具体的には、S914の処理で第2のトラ
ンジスタ#20がONで燃料が噴射中であると判断され
た場合には、リーン燃焼が発生するおそれがあるため処
理をS918に進め、点火カット処理を行う構成とし、
またS914の処理で第2のトランジスタ#20がOF
Fで燃料噴射が終了していると判断された場合には、点
火を開始してもリーン燃焼が発生するおそれはないため
、処理をS919に進め、点火実行処理を行う構成とし
た。
【0094】上記のS912〜S914の処理により、
F/C復帰時カウンタCFCRVが“3”または“4”
である場合におけるリーン燃焼を防止でき、バックファ
イアの発生を防止することができる。
【0095】一方、S911において現在のF/C復帰
時カウンタCFCRVが“3”または“4”ではないと
判断されると、換言すれば現在のF/C復帰時カウンタ
CFCRVが“1”または“2”であると判断されると
、処理はS915に進み、噴射開始判別フラグXRCV
1がセット(XRCV1=1)であるかどうかが判断さ
れる。
【0096】S915において肯定判断がされ、第1グ
ループより燃料噴射が開始されたと判断された場合は、
処理はS913に進み、前記した第2のトランジスタ#
20の出力がONとなっているかどうか(即ち噴射処理
中であるかどうか)を判断する。このように、現在のF
/C復帰時カウンタCFCRVが“1”または“2”で
ある場合に、第1のトランジスタ#10ではなく、第2
のトランジスタ#20の噴射状態を検出するのは次に理
由による。即ち、、図8に示すように、第1グループよ
り燃料噴射が開始され、かつCFCRVが“1”または
“2”である場合は、同図における点火■,点火■の点
火タイミングは逸しており、点火■以降の点火を対象と
する必要があるからである。
【0097】S916の処理において、第2のトランジ
スタ#20がONで燃料が噴射中であると判断された場
合、この状態で点火を開始しても第2気筒及び第4気筒
に完全に燃料は吸入されていないためリーン燃焼が生じ
、バックファイアが発生するおそれがある。よって、第
2のトランジスタ#20がONで燃料が噴射中であると
判断された場合には、処理をS918に進め、点火カッ
ト処理を行う構成とした。
【0098】一方、S916において第2のトランジス
タ#20がOFFで燃料噴射が終了していると判断した
場合には、第2気筒及び第4気筒に完全に燃料が吸入さ
れており、点火を開始してもリーン燃焼は発生しない。 そこで、第2のトランジスタ#20がOFFで燃料噴射
が終了していると判断した場合には、処理をS919に
進め、点火実行処理を行う構成とした。
【0099】また、S915においてXRCV1=0で
あると判断されると、換言すれば、第2グループより燃
料噴射が開始された場合には、処理はS917に進み、
第1のトランジスタ#20の出力がONとなっているか
どうか(即ち噴射処理中であるかどうか)を判断する。 そして、S917の処理で第1のトランジスタ#10が
ONで燃料が噴射中であると判断された場合には、リー
ン燃焼が発生するおそれがあるため処理をS918に進
め、点火カット処理を行う構成とし、またS917の処
理で第1のトランジスタ#10がOFFで燃料噴射が終
了していると判断された場合には、点火を開始してもリ
ーン燃焼が発生するおそれはないため、処理をS919
に進め、点火実行処理を行う構成とした。
【0100】上記のS915〜S917の処理により、
F/C復帰時カウンタCFCRVが“1”または“2”
である場合におけるリーン燃焼を防止でき、バックファ
イアの発生を防止することができる。
【0101】尚、本実施例ではTRC35から供給され
るF/C信号に基ずく点火処理について説明したが、他
の構成(例えばオートマチックトランスミッション)か
ら要求されるF/Cについても適用できることは勿論で
ある。
【0102】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、F/Cの
実行により空燃比がリーンとなっている気筒に対して点
火されることがなくなるため、バックファイアの発生を
防止でき、ドライバビィリテイの向上を図ることができ
る等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例である点火装置を適用した
エンジンの要部構成図である。
【図3】本発明の第1実施例である点火装置の動作原理
を説明するためのタイムチャートである。
【図4】本発明の第1実施例である点火装置の動作説明
を行うための図である。
【図5】本発明の第1実施例である点火装置の動作説明
を行うための図である。
【図6】燃料噴射終了時のCCRNKを求めるための処
理を示す図である。
【図7】イグニションコイルの動作を説明するための図
である。
【図8】本発明の第2実施例である点火装置の動作原理
を説明するためのタイムチャートである。
【図9】本発明の第2実施例である点火装置の動作説明
を行うための図である。
【図10】本発明の第2実施例である点火装置の動作説
明を行うための図である。
【図11】本発明の第2実施例である点火装置の動作説
明を行うための図である。
【図12】NE ON 割り込み及びNE OFF割り
込みを説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
10  エンジン 15  燃焼室 16  燃料噴射弁 20  点火プラグ 22  回転角センサ 23  ディストリビュータ 24  イグニションコイル 25  イグナイタ 26  マイクロコンピュータ 35  TRC

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内燃機関の1サイクル中の爆発工程に
    おける1回の燃焼に必要な燃料量を気筒に向け噴射する
    と共に、所定運転状態において燃料カットを実行する内
    燃機関に設けられ、上記サイクルの爆発工程において点
    火を行う内燃機関の点火装置において、該燃料カットの
    復帰時に、前記1回の燃焼に必要な燃料量の燃料が吸入
    されていない該気筒を判別する未吸入気筒判別手段と、
    該未吸入気筒判別手段により、前記1回の燃焼に必要な
    燃料量の燃料が吸入されていないと判別された気筒に対
    する点火を停止する点火停止手段とを設けてなることを
    特徴とする内燃機関の点火装置。
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