JPH04218475A - 自動二輪車のカウリング - Google Patents

自動二輪車のカウリング

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Publication number
JPH04218475A
JPH04218475A JP2403158A JP40315890A JPH04218475A JP H04218475 A JPH04218475 A JP H04218475A JP 2403158 A JP2403158 A JP 2403158A JP 40315890 A JP40315890 A JP 40315890A JP H04218475 A JPH04218475 A JP H04218475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cowling
rider
knee
motorcycle
hang
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2403158A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Suzuki
學 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2403158A priority Critical patent/JPH04218475A/ja
Publication of JPH04218475A publication Critical patent/JPH04218475A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車のカウリ
ングに関する。
【0003】
【従来の技術】自動二輪車には、車体フレームの前方お
よび側方をカウリングで覆って、空気抵抗を低減し、併
せて風圧によるライダの疲労を防ぐようにしたものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、カウリン
グが車体フレームの側方まで延びていると、このカウリ
ング側面部がコーナリング時にライダの膝に当接して干
渉してしまい、ライダがハングオンの姿勢へ容易に移行
できにくくなる。
【0005】また、このとき、カウリング側面部とライ
ダの膝とが当接して干渉するので、カウリング自体も膝
によって損傷してしまうおそれがある。
【0006】この発明は、上述の事情を考慮してなさた
れものであり、ライダ、特にレース仕様車のライダがコ
ーナリング時に行なうハングオンの姿勢を容易に実施で
きるようにすると共に、カウリングの損傷も防止できる
自動二輪車のカウリングを提供することを目的とする。 〔発明の構成〕
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、自動二輪車
の車体フレームの前方および側方を覆うカウリングにお
いて、このカウリングの側面部でライダの膝に対応した
膝対応位置に、ライダのハングオン姿勢移行過程でライ
ダの膝と干渉しない膝逃げ部が形成されたことを特徴と
するものである。
【0008】
【作用】ライダは、特にレース仕様車の自動二輪車に搭
乗したライダは、コーナリング時に車体を過度に傾斜さ
せないで、ライダ自身の尻をコーナの曲率中心方向へず
らしたハングオンの姿勢をとって、コーナリングの際の
遠心力に対抗している。
【0009】この発明に係る自動二輪車のカウリングで
は、カウリング側面部に膝逃げ部が形成されたので、ハ
ングオンの姿勢に移行する過程でライダの膝がカウリン
グの側面部に干渉せず、上記ハングオンを容易に実施で
きる。
【0010】また、ライダの膝がカウリング側面部に干
渉しないので、カウリングの膝による損傷も防止できる
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図1は、この発明に係る自動二輪車のカウ
リングの一実施例が適用されたレース仕様の自動二輪車
を示す側面図である。
【0013】自動二輪車の車体フレーム1は、幅広のメ
インフレーム2を有する。このメインフレーム2は、ア
ルミ材やアルミ合金材を用いて、図3に示すようなボッ
クス構造に構成されたものであり、図2に示すようにツ
インビームタイプである。このメインフレーム2の前端
部にヘッドパイプ3が溶着され、後部にピボット部4(
図1)が成形される。
【0014】ヘッドパイプ3に、図示しないステアリン
グシャフト、アッパブラケット5およびロアブラケット
6を介して、フロントフォーク7が取り付けられる。こ
のフロントフォーク7の下端部に前輪8が回転自在に支
持される。また、ピボット部4にスイングアーム9が揺
動自在に支持され、このスイングアーム9の自由端部に
後輪10が回転自在に設けられる。
【0015】メインフレーム2の下部とピボット部4と
の間に図示しないエンジンが搭載され、このエンジンの
駆動力により、後輪10が回転駆動される。また、メイ
ンフレーム2の上部にはフューエルタンク11が設置さ
れ、メインフレーム2の後上方へ向って図示しないシー
トレールが延びる。このシートレールによりシート12
が支持される。上記フロントフォーク7に、ハンドル1
3が固着される。
【0016】フロントフォーク7のハンドル13の前方
からエンジンの両側部に亘ってカウリング14が被覆さ
れる。このカウリング14により、車両の空気抵抗が低
減され、かつライダの風圧による疲労を防ぐことができ
る。そして、このカウリング14の両側部で、シート1
2に乗ったライダ(図示せず)の膝に対応する位置に、
膝逃げ部15が形成される。
【0017】この膝逃げ部15は、図1〜図3に示すよ
うに、カウリング14の膝対応位置を、車両の中心方向
へ凹陥させることにより構成される。この膝逃げ部15
が、サポート16によってメインフレーム2に支持され
る。
【0018】レース仕様の自動二輪車に搭乗したライダ
は、コーナリング時に遠心力に対抗するため車両を傾斜
させるが、この車両の傾斜を過度に行なうと転倒するお
それがある。そこで、ライダは、車両を過度に傾斜させ
ないで、ライダの尻をシート12からコーナの曲率中心
方向へずらしたハングオンの姿勢をとって、遠心力に対
抗する。この一実施例では、カウリング14に凹陥形状
の膝逃げ部15が形成されたことから、ハングオンの姿
勢に移行する過程でライダの膝が膝逃げ部15に至り、
カウリング14に当接して干渉することがない。このた
め、ライダは、ハングオンの姿勢へ容易に移行すること
ができる。
【0019】カウリング14に膝逃げ部15が形成され
て、ハングオン移行過程でカウリング14がライダの膝
に当接しないことから、このライダ14の膝による損傷
も防止できる。
【0020】また、膝逃げ部15がサポート16によっ
てメインフレーム2に支持されたことから、ハングオン
の姿勢への移行時に、ライダの膝が膝逃げ部15を内側
(車両中心方向)へ押しても、膝逃げ部15ひいてはカ
ウリング14の変形を防止できる。
【0021】図4は、この発明に係る自動二輪車のカウ
リングの他の実施例を示す斜視図である。この他の実施
例において、前記一実施例と同様な部分は、同一の符号
を付すことにより説明を省略する。
【0022】この他の実施例の膝逃げ部17は、前記一
実施例の膝逃げ部15の図3における上部を、メインフ
レーム2の方向へ傾斜させて傾斜部18を形成したもの
である。この膝逃げ部17では、傾斜部18が形成され
たことから、ハングオン姿勢への移行過程で、ライダの
膝が膝逃げ部17を構成するカウリング14に引っ掛る
ことを防止できる。このため、ハングオン姿勢への移行
をより一層容易にできる。
【0023】図5は、この発明に係る自動二輪車のカウ
リングのさらに他の実施例を示す斜視図である。このさ
らに他の実施例においても、前記一実施例と同様な部分
は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0024】このさらに他の実施例における膝逃げ部1
9は、前記一実施例の膝逃げ部15に相当する部分を切
除して構成される。したがって、この場合も、ライダの
ハングオン姿勢を容易に実施できる。さらに、この他の
実施例では、カウリング14の必要箇所のみを切除して
膝逃げ部19を構成したのであり、カウリング14を全
体として小型化させたのではないので、カウリング14
の小型化に起因する風防効果の低下も防止できる。
【0025】なお、上記各実施例では、自動二輪車がレ
ース仕様車の場合を説明したが、ハンドル13からエン
ジンの両側部までをカウリングで覆った市販のロードス
ポーツ車にも適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る自動二輪
車のカウリングによれば、このカウリングの側面部でラ
イダの膝に対応した膝対応位置に、ライダのハングオン
姿勢移行過程でライダの膝と干渉しない膝逃げ部が形成
されたことから、ライダ、特にレース仕様車のライダが
コーナリング時に行なうハングオンの姿勢を容易に実施
できると共に、カウリングの損傷も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動二輪車のカウリングの一実
施例が適用されたレース仕様の自動二輪車を示す側面図
【図2】フューエルタンクおよびフロントフォークを除
いて示す図1のII矢視図。
【図3】図1のIII −III 線に沿って切断した
カウリングおよびメインフレームを示す斜視図。
【図4】この発明の他の実施例を示す図3対応の断面図
【図5】この発明のさらに他の実施例を示すカウリング
の側面図。
【符号の説明】
1  車体フレーム 2  メインフレーム 14  カウリング 15  膝逃げ部 16  サポート 17,19  膝逃げ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  自動二輪車の車体フレームの前方およ
    び側方を覆うカウリングにおいて、このカウリングの側
    面部でライダの膝に対応した膝対応位置に、ライダのハ
    ングオン姿勢移行過程でライダの膝と干渉しない膝逃げ
    部が形成されたことを特徴とする自動二輪車のカウリン
    グ。
JP2403158A 1990-12-18 1990-12-18 自動二輪車のカウリング Pending JPH04218475A (ja)

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JP2403158A JPH04218475A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 自動二輪車のカウリング

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04218475A true JPH04218475A (ja) 1992-08-10

Family

ID=18512920

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JP2403158A Pending JPH04218475A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 自動二輪車のカウリング

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JP (1) JPH04218475A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019093976A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 川崎重工業株式会社 鞍乗型乗物及びその外観部品

Cited By (1)

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