JPH04217512A - 固形物材料の気力輸送用輸送栓及びこれを用いた固形物材料の気力輸送方法 - Google Patents

固形物材料の気力輸送用輸送栓及びこれを用いた固形物材料の気力輸送方法

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JPH04217512A
JPH04217512A JP2308004A JP30800490A JPH04217512A JP H04217512 A JPH04217512 A JP H04217512A JP 2308004 A JP2308004 A JP 2308004A JP 30800490 A JP30800490 A JP 30800490A JP H04217512 A JPH04217512 A JP H04217512A
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    • B65G53/525Adaptations of pipes or tubes for conveyance in plug-form
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    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles
    • B65G2201/0291Pig used in pipe conveyors, e.g. a Molch

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ベンド管などの湾曲部を途中に有した輸送管
路内に、固形物材料を低速で気力輸送させる新規な構成
の輸送栓と、この輸送栓を使用して固形物材料を低速で
気力輸送させる方法に関する。
[従来の技術] 本出願人らは、先に特願平2−196002号によつて
、薬錠剤などの固形物材料を、2つの栓体を柔軟な連結
材で連結して構成した輸送栓を用いて低速で気力輸送で
きる固形物材料の気力輸送方法とその方法を実施するた
めの装置を提案した。
この提案にかかる方法では、第4図に示したように、途
中にベンド管部100a、100bを設けた輸送管路1
00の始端部に形成された材料投入口101の下方に2
つの栓体102a、102bを柔軟な連結材102cで
連結させて構成した輸送栓102を待機させ、この待機
させた輸送栓の2つの栓体102a、102b間に充填
量の計量された固形物材料103を投入してから、輸送
管路100の始端より輸送栓102側に加圧された輸送
ガスを供給することにより低速で気力輸送させるように
なつており、輸送栓102が固形物材料103を充填し
て、輸送管路100の終端に接続されたジグザクシュー
タ106aを下方に付設した捕集器106に輸送させる
動作を完了した後は輸送ガスの供給を一旦停止させて輸
送管路100内のエアーを吸引させる動作に切換えるこ
とによって、輸送栓102を材料投入口101の直下の
待機位置まで吸引帰還させ、その後同様な方法で固形物
材料を輸送栓に充填させた後、輸送ガスを再び供給して
低速で気力輸送を繰り返し行なうようになっている。
ところで、このような方法で実際に固形物材料の気力輸
送を行なう場合、輸送栓102による1回の輸送能力を
大きくし、かつ固形物材料の投入作業を容易にするため
には、輸送管路100の始端に形成した材料投入口10
1の内口径を輸送管路100の内径に合わせて可能な限
り大きくすることが望ましい。
しかし、材料投入口101の内口径を、第5図(c)に
断面構造を示したように輸送管路100の内口径とほぼ
同じ程度に大きくしたときには、輸送栓102の2つの
栓体102a、102b間に形成された材料収容空間に
は、第5図(a)に示したように固形物材料103を比
較的多量に充填できるが、輸送栓102が輸送ガスによ
って輸送管路100内を移動し、材料投入口101から
輸送管路100に入ったときに、輸送管路100の上部
壁端面で固形物材料の盛り上がった部分が摺り切られ、
摺り切られた固形物材料の一部が後側の栓体102bを
乗り越えて漏れ落ちたり、また後側の栓体102bが材
料投入口101内の空間に来たときには第5図(b)に
示したように栓体102bが上方に浮き上がってしまっ
て栓体102bと輸送管路100の内壁との間に隙間を
生じ、その生じた隙間から固形物材料103の一部が漏
れ出てしまうという不具合があった。
そこで、このような輸送管路100の始端部に形成され
る材料投入口は、輸送栓102の後側の栓体102bが
材料投入口の空間に入ったときでも上方に浮き上がらな
いように、一般には内口径を輸送管路100の口径より
も小さく絞り込んだ第6図(c)に断面構造を示したよ
うなロード状101′に形成されるが、このような形状
の材料投入口101′から固形物材料103を輸送栓1
02の前後の栓体102a、102b間に投入させた場
合、固形物材料103による安息角のために、充填した
固形物材料103は第6図(a)に示したように、材料
投入口101内部で盛り上がってしまい充填率も少なく
なる。
また、輸送栓102が固形物材料103を充填した後、
輸送ガスによって輸送管路100内に移動させたときに
は、輸送管路100の上部壁端面で摺り切られた一部の
固形物材料103は第6図(b)に示したように、後栓
102bの上方を乗り越えて漏れ落ちてしまったり、輸
送栓102と輸送管路100の内壁面との間に噛み込ん
でしまったりするなどの不具合も生じていた。
更に、固形物材料103をこのような輸送栓102に充
填してベンド管などの湾曲部106を有した輸送管路1
00内を気力輸送させる場合には、輸送栓102がベン
ド管などの湾曲部106内を上昇して行くときに、輸送
栓102の連結材102cがその曲率に応じて湾曲して
栓体102a、102bと湾曲部106の内壁面との間
に三日月形の隙間g′を生じ、このとき生じた隙間g′
が固形物材料103の粒径をより大きいか、同程度にな
ると固形物材料103の一部が輸送途中で漏れ落ちたり
、隙間g′に噛み込んだりするなどの問題も生じている
そして、このような材料投入時や輸送途中における固形
物材料の漏れ落ちや噛み込みの問題は、輸送栓を待機位
置まで帰還させる場合に障害物となり、固形物材料に衝
撃を与えて破壊の原因となるために、輸送管路内に輸送
栓を圧送させて固形物材料を割れや傷を生じさせること
なく気力輸送させる場合に最も重要で無視できない問題
とされている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、固形
物材料の充填量を大きくでき、しかもベンド管などの湾
曲部内を圧送され上昇して行くときにも噛み込みや、漏
れ落ちを有効に防止できる固形物材料の気力輸送用輸送
栓と、これを用いた固形物材料の気力輸送方法を提案す
るものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために請求項1において提案された
本発明の輸送栓は、材料収容空間を規定する2つの栓体
の後方に、すくなくとも1以上の補助栓体を設け、これ
らの栓体を柔軟な連結材で連結させた構成となつている
請求項2において提案された輸送栓は、材料収容空間を
規定する後側の栓体の外径が前側の栓体より小径に形成
したことを特徴としている。
更に、請求項3において提案された気力輸送方法は、該
求項1または2に記載された輸送栓を用いて固形物材料
を低速で気力輸送する方法であって、輸送管路の始端部
に形成された材料投入口より、計量された固形物材料を
上記輸送栓の材料収容空間を規定する2つの栓体間に投
入充填させ、ついで、輸送管路内に加圧された輸送ガス
を供給させることによって上記輸送栓を低速で気力輸送
させることを特徴としている。
[作用] 請求項1に記載された本発明の輸送栓によれば次のよう
な作用が奏される。
輸送管路4の始端部に形成された材料投入口2aの直下
に輸送栓Aを待機させ、充填量の計量された固形物材料
Mを材料投入口2aより落下させて輸送栓Aの前、後栓
体11、12間に形成された材料収容空間イに投下させ
ると、投入された固形物材料Mは所定の安息角を充す盛
り上がりを形成して充填される(第3図(a)参照)。
このようにして固形物材料Mを充填させた輸送栓Aが輸
送ガスの供給を受けると、前、後の栓体11、12間に
形成された材料収容空間イに盛り上がった固形物材料M
は、輸送栓Aが材料投入口2aから輸送管路内4に入っ
て行くときに、輸送管路4の上壁端面で摺り切られるが
、このとき後栓体12の上方より固形物材料の一部M′
が漏れ落ちたり、材料投入口2a内に固形物材料が残っ
ていても後栓12と補助栓13とで形成された補助空間
口に受けとめられ、そのまま収容保持された状態で気力
輸送できる(第3図(b)参照)。
また、輸送栓Aがベンド管などの湾曲部4′を上昇して
行くときに、輸送栓Aの後栓体12と輸送管路4の内壁
面との間に隙間gを生じて、生じた隙間gより一部の固
形物材料M″が漏れ落ちても、漏れ落ちた一部の固形物
材料M″は後栓12と補助栓13とで形成された空間口
に受けとめられて収容される。そして、このようにして
後栓12と補助栓13との間の補助空間口に収容された
一部の固形物材料M″は、自らの重力によって生じた隙
間g側とは反対側に保持されているので、漏れ落ちや噛
み込みを生じることもない(第3図(c)参照)。
また、請求項2に記載された輸送栓では、材料収容空間
を形成する後側の栓体12が前側の栓体11よりもやや
小径となつているので、材料充填時の固形物材料の噛み
込みが特になく、輸送栓Aが材料投入口2aから輸送管
路4内に入って行くときに、輸送管路4の上壁端面で摺
り切られた一部の固形物材料の一部が後栓体12の上方
より抵抗なく補助空間に収容させて移送させることがで
きる。
[実施例] 以下に、添付図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の輸送栓の基本的構造を示した構成図
であり、第2図は輸送栓を使用した気力輸送システムの
基本構成図である。
本発明の輸送栓Aは、図に見るように、テフロンなどで
製された2つの栓体11、12の後方に1以上の補助栓
体13を設け、これらの栓体11〜13をシリコン樹脂
などの柔軟な連結材14で連結した構造となっている。
図例の輸送栓Aの3つの栓体11〜13は、いずれも輸
送管路の内口径よりもわずかに小さい外径を有した形状
となっており、この輸送栓Aを輸送管路内に収納させた
場合に前、後2枚の栓体11、12によつて区分される
大きい方の空間を材料収容空間イとなし、後栓12と補
助栓13とで区分されて形成される小さい方の空間を、
輸送栓Aの移動時に材料充填空間から漏れ落ちた固形物
材料を収容させる補助空間口としている。
ここに、輸送栓Aを構成する栓体11〜13の外径と、
輸送管路の内口径との間に形成される空隙は、輸送栓A
の管路内移動時に固形物材料が漏れ出すことがなく、か
つ輸送栓Aが閉塞せずに輸送管路内をスムーズに移動で
きる程度の適当な値に設定されるあ。
図例では、前後2つの栓体11、12の後方に、3つの
補助栓体13を柔軟な連結材14で一体的に連結させた
構造にしているが、材料充填空間の桧に設けられた補助
栓体13は所定の間隔を保持して2以上連ねて設けても
よく、このような補助栓体13を設けることによって、
ラビリンス効果がより良く発揮されるので、輸送栓Aの
後方より供給される加圧ガスの漏れを防止して有効な推
進力を得ることができる。
第1A図は請求項2において提案された輸送栓の基本構
造を示しており、 後側の栓体12′が前側の栓体11より小径に形成され
ている。
後側の栓体12′と前側の栓体11との外形差は、輸送
栓Aが材料投入口2aから輸送管路4内に入って行くと
きに、輸送管路の上壁端面で摺り切られた固形物材料が
、後栓体12′の上方より抵抗なく逃がす程度でよい。
第2図は、本発明の輸送栓Aを用いて固形物材料として
薬錠剤を用いた気力輸送システムの概略構成図を示して
いる。
打錠機(不図示)より連続的に製造された薬錠剤は、粉
取機で粉塵が除去され、パッカー式ダンパーとコニック
バルブを有した気密輸送タンク2内に供給されて計量さ
れた後、輸送管路内の始端部内に待機している輸送栓A
の前後の栓体間に充填投入される。
そして、薬錠剤の輸送栓Aへの充填が終了すると、輸送
管路の始端より加圧ガスが輸送管路内に供給され、この
加圧ガスによって輸送栓Aは輸送管路4内に押し出され
て輸送管路4内を低速で圧送され、最後に捕集器8に到
達する。かくして、輸送栓Aが捕集器8の材料投下口(
不図示)まで到達すると、薬錠剤は捕集器8の材料投下
口よりほぼ自然落下に近い状態で落下し、衝撃防止シュ
ート9内を通じて貯蔵容器(不図示)内に落下され、貯
留される。
このようなシステムを構成する各部の構成を説明すると
、輸送管路4は、その基端部に輸送栓Aを収容するよう
にした輸送栓収容部4Eを有しており、図示の例では、
この輸送栓収納部4Eは気密輸送タンク2の材料投入口
2aの直下に形成されている。
輸送管路4は、大径の下部水平管路4Aにベンド管41
を介して大径の垂直立上り管路4Bの下端を接続し、こ
の垂直立上り管路4Bの上端には別のベンド管42を連
結し、その終端には衝撃防止板91をジグザグに配置さ
せた緩衝シュート9を下方に付設させた捕集器8が接続
されている。
また、輸送管路4の始端部にはガス供給管6aが設けら
れ、輸送栓Aの圧送時にはガス制御手段GCから加圧さ
れた輸送ガスを供給させ、輸送栓Aの帰還時にはエアー
を吸引させる構成としている。
なお、実施例では気密輸送タンク2のコニックバルブ2
0aは、捕集器8まで薬錠剤を輸送させた輸送栓Aを後
述するエアーパージ制御手段のガスの吹き付けによって
待機位置まで強制帰還させるときに使用される大気開放
手段を兼ねているが、輸送管路4の待機位置よりも末端
側に大気に連通させた別の開閉バルブを設けても良い。
また、輸送管路4には輸送栓検出センサーS1、S2を
設けており、センサーS1は輸送栓Aの待機位置、セン
サーS2は輸送栓Aの終点位置に設置されている。輸送
栓Aが捕集器8に達するとセンサーS2がこれを検知し
て輸送栓Aを一旦停止させ、輸送ガスの間欠供給により
輸送栓Aを更に捕集器8の材料投下口まで移送させ、捕
集器8の材料投入口より固形物材料を落下させるのに充
分な所定の漏れ時間が経過した後、輸送ガス制御手段G
Cを吸引モードに切換設定して輸送栓Aを最初の待機位
置まで吸引帰還させるが、輸送栓Aが薬錠剤の輸送を終
了して待機位置まで強制帰還されると、センサーS1が
輸送栓Aを検知して輸送ガス制御手段GCによる吸引モ
ードの動作を停止させて、気密輸送タンク2のコニック
バルブ20aを開いて、気密輸送タンク2内で計量され
貯留された次の輸送分の薬錠剤を材料投入口2aより輸
送栓Aに充填投下させて、次の輸送に備えるようになっ
ている。
なお、センサーS2によって検知された輸送栓Aの停止
手段としては、輸送栓Aの栓体の一部に磁性体を張り付
け、輸送管路の一部に取り付けた電磁石を励磁させて停
止させる構成にすればよいが、このような手段に限定さ
れるものではない。また、センサーS4は輸送すべき薬
錠剤Mの残量により輸送の終了を検知するものであるが
、センサーS1、S2はカラーセンサー、光センサーな
どの輸送栓Aの存在を検知するあらゆる種類のセンサー
が採用される。
気密輸送タンク2は、逆コーン状に形成された材料投入
ホッパー22の下方に、輸送栓Aによる1回分の充填量
を計量させるために材料計量室21を連通させ、この材
料計量室21の下方に気密バルブ機構20を上部に備え
たバルブハウジング23を連設している。バルブハウジ
ング23の材料投入口2aの直下には、輸送栓Aを待機
収容させる輸送栓収容部4Eが形成され、この輸送栓収
容部4Eは輸送管路4の下部水平管路4Aに連通してい
る。なお、材料投入口2aを形成する樹脂製のハウジン
グの外周にはアース線29cを巻き付けて、ハウジング
に生じた静電気を逃がして静電気による固形物材料Mの
ハウジング内壁への付着を防止している。また、29a
は外周に複数の送気孔を穿設した加圧エアーの噴射管で
あり、材料投入口2aのハウジング内への固形物材料の
付着やブリッジ現象をなくすために、固形物材料Mの輸
送栓Aへの投入後に適時加圧エアーを吹き付けするよう
になっている。
気密バルブ機構は、コニックバルブとなっており、バル
ブハウジング23内にはバルブ制御手段(不図示)から
供給された加圧エアを導入させる通路を形成した分岐管
を有したT字状の軸体20をが設けられ、この軸体20
bの立上管20cには、テフロン製の傘状弁体20aの
下方に固着させた固体20dを挿嵌させている。
このような構造のコニックバルブでは、バルブ制御手段
から加圧エアーが供給されたときには、傘状弁体20a
はその加圧によって上昇されて材料計量室21の材料排
出口21bを閉じる一方、バルブ制御手段が加圧エアー
の供給を停止すると、傘状弁体20aは自重で降下して
材料排出口21bが開かれる。
材料計量室21の上部に連通した材料投入ホッパー22
の内側には、3本の支持脚を設けた三角垂状の陣笠Jが
配置され、更にその下部には緩やかな湾曲受け面25a
を形成した1枚の材料受け体25の片側端をヒンジ部2
8によって開閉可能に枢着させている。
このような材料受け体25は、材料投入ホッパー22の
外方に設けたエアーシリンダー26のロッド26aに遅
動するリンク機構27を介して回動させて材料排出口2
2aを開閉させる構造となっている。
すなわち、この場合のリンク機構27は、第2A図に示
したように、エアシリンダー26のロッド26aの先端
に取り付けられた「く」の字状のリンクアーム27aに
、ヒンジ部28のシャフト28aに固着させた別のアー
ム27bを枢着させた構造になっているので、エアーシ
リンダー26のロッド26aを下げてリンク機構27を
実線の状態まで下げたときには材料受け体25のヒンジ
部28のシャフト28aを回動させ、材料受け体25を
第2B図に示したように下げて、ホッパー22の材料排
出口22aを開き、リンク機構27を2点鎖線の状態ま
で持ち上げたときには材料受け体25のヒンジ部28の
シャフト28aを反対方向に回動させ、材料受け体25
を第2A図の2点鎖線で示したように持ち上げてホッパ
ー22の材料排出口22aを閉じるようになっている。
このような構造のパッカー式ダンパー機構は、構造が簡
単な上に、材料投入ホッパーより固形物材料が連続して
投入されて来ても落下して来た固形物材料は、湾曲した
受け面を形成した材料受け体によって受け止められるの
で、噛み込みを生じたり、傷を付けたりすることもない
なお、パッカー式ダンパーは、薬錠剤Mの通過できる程
度の隙間を保持して閉じ袷せられるようにした1組の材
料受け体を開閉可能にさせた構造(不図示)にしてもよ
い。
また、このような構造の気密輸送タンク2では、材料投
入ホッパー22の内側には陣笠状の緩衝傘Jを設けてい
るため、ブリッジの発生防止にも効果的であるばかりで
なく、固形物材料を一旦緩衝させて落下させることがで
きるので、ホッパー22内に多量の固形物材料が連続し
て投入されたときにも、材料受け体25には急激な負荷
が加わらず荷重を一定に保つことができる。
次に、かかる固形物材料の気力輸送システムによる固形
材料の輸送制御動作を説明する。
打錠機などから送られて来る固形材料は、気密輸送タン
ク2の貯留タンク21内に落下され、このときコニック
バルブ20の弁傘20aは貯留タンク21の排出口2b
を閉じているが、貯留タンク21内に所定容量の固形材
料が貯ると、レベルセンサーS3がこれを検知してパッ
カー式ダンパーの材料受け体25を回動させて貯留タン
ク21の導入口2bを閉じ、これによって輸送栓Aに投
下すべき1回分の充填量が計量される。
コニックバルブ20の傘状弁体20aが下動されると、
貯留タンク21に貯留された固形材料は自然落下して輸
送栓Aの材料収容空間イに収容される。
ついで、固形物材料が輸送栓Aの材料収容空間イに収容
された後、ガス供給管6aより加圧された輸送ガスを供
給すると、輸送栓Aはこの輸送ガスによって低速で移動
され、このとき材料収容空間に盛り上がった固形物材料
の安息角が次第に崩れて行き、後栓体を乗り越えた一部
の固形物材料は補助空間口に収容される。この場合にお
ける輸送ガスの供給は、輸送栓Aの後栓体12材料投入
口2aの前方に出るまではインチング操作によつて間欠
的に行なうことが輸送栓Aに無用な衝撃を加えなくする
点で望ましい。
そして、輸送栓Aは輸送管路6内を終端位置まで次第に
圧送されて行くが、その際、輸送ガスは輸送栓Aを低速
で圧送するように設定されているので、輸送栓Aは垂直
上昇管4Bにおいても低速で上昇するために、固形材料
は輸送管路4内を殆ど衝撃を受けることなく移送される
このようにして、輸送栓Aは輸送管路4内を移送されて
行き、ベンド管41、42を上昇し始めると、ベンド管
41、42の曲率に応じて輸送栓Aの連結材14も湾曲
して、輸送栓Aの後栓体12と輸送管路4内壁面との間
に隙間gを生じるが、この生じた隙間gより一部の固形
物材料が漏れ落ちても、漏れ落ちた固形物材料は補助空
間口に収容保持され、そのまま輸送栓Aによって移送さ
れる(第3図(c)参照)。
かくして、輸送栓Aが輸送管路4内を低速度で移送され
、センサーS2が輸送栓Aを検知すると、輸送栓Aは一
旦停止され、その後輸送ガスをいわゆるインチング操作
によって間欠的に供給して捕集器8の材料投下口まで移
送する。輸送栓Aが捕集器8の材料投下口に到達すると
、材料投下口からの輸送ガスの漏れ出しにより推進力が
なくなるとともに、材料収容空間イと補助空間口に収容
された固形物材料は、捕集器8の材料落下口よりほとん
ど自然落下に近い状態で落下する。
輸送栓Aが固形物材料の捕集器8への輸送を完了させた
後は、ガス供給管6aよりエアーを吸引し、この吸引力
で輸送栓Aを待機位置まで復帰させるが、この場合にお
いて、捕集器8の材料投下口での吸引ロスを防止するた
めに捕集器8の輸送管路内にエアパージ制御手段(不図
示)を設け、最初にこのエアーパージ制御手段のガス吹
出し管からのガス吹出しによって材料投入口より始端部
側に逆行させてから、ガス供給管4Cの吸引力で輸送栓
を帰還させる構成にしてもよい。
本発明方法では、このようにして薬錠剤を輸送栓Aに収
容させて輸送するので、固形物材料を輸送管路4内に密
状態に充填しなくても輸送が可能となり、したがって、
固形物材料のブリッジ現象も生じなくなる。
しかも、輸送栓Aは柔軟な材料で形成されているので、
輸送管路4内の湾曲部では弾性変形して輸送管路4の管
内壁にフィットしながらスムーズに曲がることができる
なお、輸送管路4が短い場合には、エアパージ制御手段
を使用して輸送栓Aを元の待機位置まで戻すこともでき
るが、その場合には、輸送管路4の始端側に大気開放手
段を設けておき、エアパージ制御手段により加圧ガスを
逆方向に噴射させる前に、大気開放手段を大気に通じて
おく。
[発明の効果] 本発明の輸送栓によれば、いずれも材料投入口から固形
物材料を充填させる場合にも固形物材料の噛み込みを生
じることがなく、しかも材料収容空間より漏れ落ちた一
部の固形物材料は補助空間に保持される。
また、ベンド管のような湾曲部を上昇するときに輸送栓
と輸送管路との間に隙間を生じても、生じた隙間から漏
れ落ちた一部の固形物材料は材料投入時と同様に補助空
間に収容保持されるので、輸送途中においても噛み込み
や漏れ落ちを生じることがない。
また、本発明方法によれば、固形物材料を上記した効果
を有した本発明の輸送栓に収容させて低速で気力輸送で
きるので、輸送管路内で固形物材料同士が噛み合うこと
がなくなり、しかも輸送管路の管径に合わせて輸送栓を
大型化することにより、一度に大容量の固形物材料を噛
み込みや漏れ落ちなく気力輸送できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の輸送栓の一実施例斜視図、第1A図は
本発明の輸送栓の別例の斜視図、第2図は本発明方法を
実施する薬錠剤の気力輸送システムの基本構成図、第2
A図、第2B図はパッカー式ダンパー機構の説明図、第
2図(a)〜(c)は本発明の輸送栓の動作説明図、第
4図は輸送栓を使用した従来の気力輸送システムの基本
構成図、第5図(a)〜(c)及び第6図(a)〜(c
)は従来の輸送栓による問題点の説明図である。 (符号の説明) A、A′…本発明の輸送栓 11…前栓体 12、12′…後栓体 13…補助栓体 14…連結材 イ…材料収容空間 ロ…補助空間 2…気密輸送タンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧された輸送ガスを受けて輸送管路内を
    気 力圧送されるようにした固形物材料の気力輸送用輸送栓
    であって、 材料収容空間を規定する2つの栓体の後方に、すくなく
    とも1以上の補助栓体を設け、これらの栓体を柔軟な連
    結材で連結させて成る固形物材料の気力輸送用輸送栓。
  2. 【請求項2】上記材料収容空間を規定する後側の栓体の
    外 径が前側の栓体より小径に形成された請求項1に記載の
    固形物材料の気力輸送用輸送栓。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載された輸送栓をベ
    ンド管などの湾曲部を途中に設けた輸送管路内に気力圧
    送して、固形物材料を低速で気力輸送する方法であつて
    、 輸送管路の始端部に形成された材料投入口より、計量さ
    れた固形物材料を上記輸送栓の材料収容空間を規定する
    2つの栓体間に投入充填させ、ついで、輸送管路内に加
    圧された輸送ガスを供給させることによって上記輸送栓
    を低速で気力輸送させることを特徴とする固形物材料の
    気力輸送方法。
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