JPH04217513A - 固形物材料の気力輸送システム - Google Patents
固形物材料の気力輸送システムInfo
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
輸送出来る固形物材料の気力輸送システムに関するもの
である。
形物材料を輸送管路の途中で長い柱状移送物に形成しな
がら低速で気力輸送し、輸送途中において割れや欠けの
原因となる衝撃を与えず、また偏析を生じさせずに気力
輸送できるシステムを提案したが、このシステムは、第
11図に示したように、打錠機1からフィーダ205や
ホッパー206を通じて補給された錠剤を貯留させた気
密輸送タンク201内に加圧ガスを間欠供給することに
よって、輸送管路202の加速用レジユーサ202aが
接続された下部水平管路202A内に押し出し、この下
部水平管路202Aに接続された1組の加速、減速用レ
ジユーサ202bと202cを上下に一対に設けた垂直
上昇管路202B内を上昇させた後、始端に減速用レジ
ユーサ202dを設けた上部水平管路202C内に導入
し、この上部水平管路202Cの始端で垂直上昇管路2
02B内をほとんど閉塞に近い状態で上昇させた固形物
材料を一旦減速させて長い柱状移送物に形成して、上部
水平管力202C内を低速で気力輸送させるようになっ
ており、このようにして上部水平管路202C内を長い
柱状移送物の状態で低速で輸送された固形物材料は、最
後に拡大管204で減速された後、捕集器203で自然
落下に近い状態で捕集するようにしたものであった。
2図(a)、(b)に示したように固形物材料が球形や
楕円形の錠剤300、301の場合は、錠剤同士が輸送
管路のレジューサ内で引っかかることがなくスムーズに
気力輸送されるが、同図(c)に示したように角ばった
302a平錠剤302の場合だと、輸送中に錠剤同士が
噛み合って輸送管路4を閉塞してしまい錠剤が傷つくと
いう問題があり、特に、輸送管路202のレジューサ2
02a〜202dや曲管部部分ではこの現象が顕著にな
るという問題があった。
2には、加速、減速用レジユーサや減速用の拡大管を設
けなければならず、設備が複雑になるなどの問題があっ
た。
ダの制御と気密輸送タンクのバルブの開閉制御を連動さ
せなければならず、制御が面倒になるうえ固形物材料が
バルブに噛込むなどの問題があった。
システムを提供することを目的としている。
如何に拘らず、輸送管路内を低速で輸送できる気力輸送
システムを提供することにある。
く、通常の円形管で輸送管路が構成できる設備の簡易な
気力輸送システムを提供することにある。
密輸送タンク内に噛込みを生じることなく自動的に充填
して輸送できる輸送効率の改良された気力輸送システム
を [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案された第1の本発明は、
気密輸送タンクを材料輸送管路の始端に接続し、該材料
輸送管路の終端を捕集器に接続して構成された固形物材
料の気力輸送システムであり、この輸送システムでは気
密輸送タンクは、傾斜誘導板と水平方向に開閉動作する
スライドダンパー機構の制御蓋を内部に対向配置させた
材料投入ホッパーの下方に材料計量室を設け、この材料
計量室の下方には気密バルブ機構を備え、輸送栓を収容
待機させた輸送栓収容部を下部に設けた構造となってお
り、該輸送栓収容部は材料輸送管路に連接されている。
され、上記輸送栓収容部から気力輸送され固形物材料を
移送して来た輸送栓を受け止めて、固形物材料のみを上
記捕集器内に落下収容させるようにした捕栓筒を材料貯
留タンクの上方に設けた構造となつている。
送タンクの構造が第1の本発明システムのものと異なつ
ており、このシステムでは気密輸送タンクは、パッカー
式ダンパー機構を下方に備えた材料投入ホッパーの下方
に材料計量室を設け、この材料計量室の下方には気密バ
ルブ機構を備え、輸送栓を収容待機させた輸送栓収容部
を設けて、該輸送栓収容部を材料輸送管路に連接させた
構造となっている。また、このシステムの捕集器、第1
の本発明システムと同様な構成のものが採用されている
。
料は、気密輸送タンク内に自動的に充填きれ計量された
後、気密輸送タンクの下部に形成された輸送栓収容部内
に待機収容された輸送栓の栓体の間に挟まれるようにて
輸送管路内を低速で気力輸送され、最後に捕集器内に自
然落下に近い状態で捕集される。
固形物材料を捕集器に移送した後は、気密輸送タンクの
下部に形成された輸送栓収容部まで帰還復帰され、つぎ
の固形物材料の輸送が繰返され、以後同様な方法で気密
輸送タンク内に充填された固形物材料は輸送管路内を低
速で気力輸送されて行く。
て行く間は、気密輸送タンクは次の輸送分の固形物材料
を連続して受け入れて計量し、固形物材料を輸送した輸
送栓が輸送栓収容部に帰還復帰された後、計量された固
形物材料は、輸送栓収容部内に待機収容している輸送栓
の栓体間に充填され、次の輸送に備えられる。
ンクが採用でき、 請求項1において提案された気密輸送タンクは、スライ
ド式のダンパー機構を備えた構成となっており、請求項
2において提案された気密輸送タンクでは、 パッカー式ダンパー機構を備えた構成となつており、い
ずれの場合も材料投入ホッパー内に連続して供給されて
来る固形物材料を噛込みを生じることなく計量室で計量
した後、輸送栓収容部に待機収容された輸送栓に充填さ
せることが出来る。
明する。
システムの管路構成を示している。
1aより排出され、粉取機3を通じて粉塵が除去された
後、粉取機3の排出管3aより気密輸送タンク2内に補
給され、ここで計量された固形物材料Mは、後述するよ
うに輸送栓5によつて低速で輸送管路4内を圧送され、
最後に捕集器8においてほぼ自然落下に近い状態で捕集
される。
明すると、輸送管路4は、気密輸送タンク2の輸送栓収
容部30に接続された大径の下部水平管路4Aに、大径
の垂直立上り管路4Bを連接し、更にこの垂直立上り管
路4Bの終端には、同一内径の上部水平管路4Cを連結
して、その上部水平管路4Cの終端を捕集器8の上部に
設けた捕栓筒8Aに接続させた構造となっている。
と反対する側端にはガス供給管4cを接続しており、輸
送栓5の圧送時には、このガス供給管4cを通じて輸送
ガス制御手段GCから加圧された輸送ガスが供給される
ようになっている。なお、4dは輸送管路4の始端に設
けた詰栓である。
と水平方向に開閉動作するスライド式ダンパー機構7の
制御蓋7Aとを内部に対向配置させた材料投入ホッパー
22の下方に材料計量室21を連通して設け、この材料
計量室21の下方には、気密バルブ機構20を上部に備
えたバルブハウジング23を連設している。また、この
ハウジング23の下部には、材料輸送管路4の始端に連
通させた輸送栓収容部30を設けており、この輸送栓収
容部30に輸送栓5を第2図示したような状態で待機さ
せている。
両端に柔軟でかつ輸送管路4の径に合わせた大径の栓体
52、52を取付けて構成されているので、輸送管路4
が途中で湾曲していたり、口径が異なったりしていても
、その内部をスムーズに通過できるようになっている。
路の終端に設けた捕栓筒8A内には、輸送栓5の存在を
検知するセンサーS1、S2が設けられており、このセ
ンサーS1、S2によつて、輸送栓5の帰還復帰の確認
と固形物材料の輸送終了の確認が検知されている。
に示したように材料貯留タンク80の上部に捕栓筒8A
を設けており、この捕栓筒8A内に固形物材料Mを輸送
して来た輸送栓5を停止させる構造となっている。
させる材料落下口81と、輸送栓5を帰還復帰させるた
めのエアパージユニット9を備えており、捕栓筒8Aの
終端縁は詰栓84で閉塞されている。
のみを落下させる開口を有しており、エアパージユニッ
ト9のガス吹出し管91bは、開栓筒8Aの材料落下口
81よりも輸送元側に形成した孔部より出没可能になっ
ている。
動作するスライド式ダンパー機構の制御蓋7Aとを内部
に対向配置させた材料投入ホッパー22の下方に材料計
量室21を連通して設け、この材料計量室21の下方に
は、気密バルブ機構20を上部に備えたバルブハウジン
グ23を連設している。
を収容待機させた輸送栓収容部30を形成しており、こ
の輸送栓収容部30は輸送管路4の始端にそのまま連通
されている。
、バルブハウジング23内にはバルブ制御手段VGによ
って加圧エアを導入する通路を形成したT字状の軸体2
0bが設けられ、この軸体20bの立上管20cにはテ
フロン製の傘状弁体20aの下方に固着された筒体20
dを被せている。
ルブ制御手段VGから加圧エアーが供給されたときには
、傘状弁体20aはその加圧によって上昇して計量室2
1の材料排出口21bを閉じて輸送タンク2を気密状態
に保持する一方、バルブ制御手段VGが加圧エアーの供
給を停止すると、傘状弁体20aは自重で降下して材料
排出口21をが開かれ、このとき輸送タンク2は材料投
入ホッパー22を通じて大気開放となるので、輸送管路
4の始端も大気開放となる。
ッパー22を上方に設け、このホッパー22内にはスラ
イドダンパー機構7の制御蓋7Aが水平方向に移動可能
に設けられており、後述する軸送栓5の栓体52、52
間の隙間53に充填される固形物材料Mの充填量に見合
った量を計量するようになっている。
うに、材料投入用ホッパー22の一方の側の外周面に形
成したスリット孔22aにガイド筒22bを連通させ、
該ガイド筒22b内に空圧シリンダー7Cより突出させ
た平板状の制御蓋7Aを収容させている。したがって、
制御蓋7Aは空圧シリンダー7Cの作動によって材料投
入用ホッパー22内で水平方向に往復移動して開閉動作
されるようになっている。
周には、斜め下方に延びる傾斜誘導板7Bを突出形成し
ており、この傾斜誘導板7Bと制御蓋7Aとは、固形物
材料Mが通過できる程度のわずかな隙間7Dを隔てて配
置されている。
蓋7Aが閉じられたときに、材料投入用ホッパー22よ
り投入されて来た固形物材料Mが安息角θ0よりも小さ
い材料傾斜角度θ1を保持して堆積イ出来るようにする
ため、一定の角度を保持して配置されている(第4図参
照)。
料レベル検出センサーが設けられており、これらの材料
レベル検出センサーS3、S4の検知動作時に制御蓋7
Aと、バルブハウジングの傘状弁体20aを開閉制御さ
れるようになっている。
センサーS3を設けており、この材料レベル検出センサ
ーS3が固形物材料Mの貯留レベルが検知レベルに達し
たことを検知すると、スライドダンパー機構7の制御蓋
7Aを閉じ、制御蓋7Aを全閉させてから傘状弁体20
aを下降させ計量室21の材料排出口21bを開いて計
量した固形物材料Mを輸送栓5が収容待機されている輸
送栓収容部30に落下充填させるようになっており、こ
のようにして計量された固形物材料Mのすべてが計量室
21より輸送栓収容部30に落下収容された後は、計量
室21の傘状弁体20aが閉じられ、次の計量が行なわ
れるようになっている。
因によって、材料投入ホッパー22内の材料貯留レベル
が検知レベルを越えたときに、打錠機1などの材料供給
機からの固形物材料Mの供給を即時に停止させるレベル
センサーである。
気力輸送システムの制御動作を固形物材料の気密輸送タ
ンクへの充填動作とともに説明する。
Mを計量室21内へ充填するときには、バルブハウジン
グ23の傘状弁体20aは閉じられており、スライドダ
ンパー7の制御蓋7Aは全開となる、したがって、材料
投入ホッパー22より投入された固形物材料Mは計量室
21に落下充填される(第5図(a)参照)。このとき
、輸送栓5は輸送管路4内を圧送されて前回計量された
固形物材料Mを捕集器8まで気力輸送しているか、ある
いは第1図に波線で示したように、輸送管路4の始端に
形成された輸送栓収容部30内で次輸送分の固形物材料
を受け止めるために待機している。
レベルが所定量に達したことを検知すると、スライドダ
ンパー機構7の制御蓋7Aが閉じられ、計量室21内へ
の材料投入は停止される。
たときにも、傾斜誘導板7Bとの間に固形物材料Mの通
過を許容する隙間7Dを形成するので、制御蓋7Aの閉
じ動作時にも噛込みを生じることがない。
連続的に投入されて来るが、スライドダンパー機構7の
制御蓋7Aが閉じているので、材料投入ホッパー22内
へ投入されて来た固形物材料Mは、最初はスライドダン
パー7の制御蓋7Aの上に堆積され、ついで傾斜誘導板
7Bの上にも堆積される。
物材料Mが堆積したときに形成される材料傾斜角1が、
制御蓋7A上に固形物材料Mが自然堆積したときに形成
される安息角θ0よりも小さくなるような角度配置にさ
れているので、堆積した固形物材料Mの山イは崩れるこ
とがなく、固形物材料Mが計量21内に漏れ落ちること
がない(第4図及び第5図(b)参照)。
状弁体20aは下降して材料排出口21bを開口させ、
計量した固形物材料Mを輸送栓収容部30内に落下収容
させる。すると、計量室21で計量された固形物材料M
は、輸送栓収容部30に収容待機された輸送栓5の前後
52、52の栓体間5aに落下充填される(第5図(c
)参照)(固形物材料の気力輸送) このようにして、輸送栓5の栓体52、52間5aに固
形物材料Mが充填された後は、ガス供給管4cより輸送
ガスを供給して、輸送栓5を輸送管路4内に圧送する。
材料Mを気力輸送する。
連続的に投入されて来るが、上記と同様にして固形物材
料Mは制御蓋7Aと傾斜誘導板7Bによって受け止めら
れるので、計量室21内に落下することがない。
ており、垂直上昇管4Bにおいても低速で上昇する。こ
のため、固形物材料Mは、輸送管路4内を殆ど衝撃を受
けることなく移送される。
なうことが望ましく、これによって輸送栓5を低速でか
つ逆進させることなくスムーズに圧送できる。
52間の空所5aに納めた格好で気力輸送させるので、
固形物材料Mを輸送管路4内に密状態に充填しなくても
輸送が可能となり、したがって、固形物材料Mのブリッ
ジ現象は生じなくなる。しかも、輸送栓5は軟質材料で
形成されているので、輸送管路4の曲管部では弾性変形
して管壁面にフィットしながらスムーズに圧送される。
て来た固形物材料Mのみを、ほぼ自然落下の状態で貯留
タンク80内に落下させ捕集される。
口に至ると、輸送ガスの漏れ出しにより推進力がなくな
って停止する。
力を作用させるなどの方法で輸送栓5を停止させるよう
にしてもよい。
落下口81からは輸送されて来た固形物材料Mが落下し
て捕集器8の貯留タンク80内にほとんど自然落下に近
い状態で捕集される。
は、センサーS2がこれを検知してバルブハウジング2
3の傘状弁体20aを降下させて輸送管路4の始端側を
大気開放にし、ついでエアパージ制御手段ACを作動し
て、エアパージユニット9のガス吹出し管91を捕栓筒
8A内に突出させてから、材料輸送時とは逆方向に向け
てガスを噴射させれば、輸送栓5は輸送管路4内を殆ど
抵抗なく逆行して輸送栓収容部30まで帰還復帰される
。
の気力輸送に備えられ、以上の動作が繰返し行なわれて
固形物材料が捕集器8まで気力輸送されることになる。
て圧送され、帰還復帰時には、輸送管路4の始端を大気
開放させてからエアパージ制御手段ACを作動させるこ
とによって、ガス圧で強制復帰させるようにしているが
、エアパージ制御手段ACを省略し、輸送ガス制御手段
GCを吸引作動させることによっても行なうことが出来
る。
の基本構成をブロック図をもって示したものである。
に接続されており、フィルター61からを2つの供給管
60a、60bが分岐されている。
ンを構成しており、そのラインの途中にはガスの供給圧
を調整するレギュレータ62とラインの開閉を制御する
電磁制御弁63を設けている。
圧送ラインと同様なレギュレータ64とラインの開閉を
制御する電磁制御弁65を設け、さらにエジェクタ66
を設けるとともにエジエクタ66の吸引口を電磁制御弁
67を介して輸送管路4の始端に設けたガス供給管路4
cに接続されている。なお、エジェクタ66の排気口は
サイレンサー68を設けて大気開放となっている。
管を駆動し、電磁弁63のみを開成すれば、圧縮モード
に設定されて輸送管路4には圧縮ガスが送給されること
になるので、輸送栓5を固形物材料Mを気力輸送のため
に輸送管路4内に圧送させろことができ、また電磁弁6
3を閉成し、電磁弁64、65を開成すれば、エジエク
タ66の作用により輸送管路4内のガスは吸引されるの
で、固形物材料Mの輸送を終了し、捕栓筒8A内に停止
した輸送栓5を吸引力によって輸送栓収容部30まで復
帰させることができる。
2の発明システムと異なる。
状の材料投入ホッパー22の下方に材料計量室21を通
過させ、この材料計量室21の下方に気密バルブ機構2
0を上部に備えたバルブハウジング23を連設している
。バルブハウジング23の下部には、輸送栓5を待機収
納させる輸送栓収容部30が形成され、この輸送栓収容
部30は輸送管路4の下部水平管路4Aに連通している
。
バルブ機構となっており、バルブハウジング23内には
バルブ制御手段VGに、よって加圧エアを導入する通路
を形成した分岐管を有したT字状の軸体20bが設けら
れ、この軸体20bの立上管20cには、テフロン製の
傘状弁体20aの下方に固着された筒体20dを被せて
いる。
VGからの加圧エアーが供給されたときには、傘状弁体
20aはその加圧によって上昇されて材料計量室21の
材料排出口21bを閉じる一方、バルブ制御手段VGが
加圧エアーの供給を停止すると、傘状弁体20aは自重
で降下して材料排出口21bが開かれる。
の内側には、3本の支持脚を設けた三角蓋状の陣笠Jが
配設され、更にその下部には、緩やかな湾曲受け面を形
成し、固形物材料Mの通過できる程度の隙間24gを保
持して閉じ袷せられるようにした1組の材料受け体24
f、24fを開閉可能にしたパッカー式ダンパー機構2
4が設けられている。
の各々は、緩やかな湾曲受け面を形成するため断面円弧
状に形成され、一方は他方よりも大きな曲面を有した半
径とされ、1組の固形材料受け体24f、24fの閉じ
操作時には、両者間に固形物材料Mの通過できる程度の
隙間24gが形成されるようになっている。また固形材
料受け体24f、24fの両先端には突出片24h、2
4bを形成して、閉じ操作時に固形物材料Mがこぼれ落
ちるのを防止している。
で、エアシリンダー24aのロッド24b上下往復動に
よってリンク機構24Aを可動させて材料受け体24f
、24fを開閉させる構造となっている。
24bの先端に、1組のリンクアーム24c、24cを
取付け、これらのリンクアーム24c、24cの他端に
は枢軸24d、24dに枢着された連結部材24e、2
4eを固着させて構成されており、エアシリンダー24
aのロッド24bを上、下させることによって、1組の
材料受け体24f、24fを開閉させている。
げたときに材料受け体24f、24fを開け、ロッド2
4bを下げたときに材料受け体24f、24fを閉じる
ようになっている。
ときには、材料受け体24f、24fが波線で示したよ
うに開くので、材料投入ホッパー22内に投入された固
形物材料Mは、そのまま材料計量室24に投入され、ロ
ッド24bを降下させたときには、材料受け体24f、
24fは1点鎖線で示したように閉じて材料投入ホッパ
ー22からの固形物材料Mを1組の材料受け体24f、
24fで掬うようにして受け止めるので固形物材料Mの
落下投入が阻止される。
fは、第7図に示したように、閉じ袷せされた材料受け
体24f、24fの上下間に固形物材料Mが通過できる
程度の隙間24gが形成されるので、材料投入ホッパー
22より固形物材料Mが連続して投入されても、固形物
材料受け体24f、24fの閉じ操作時において噛み込
みを生じることがなく、落下して来た固形物材料Mは1
組の材料受け体24f、24fで掬うようにして受け止
められるので、傷付けることもない。
いるため、ブリッジ発生を効果的に防止できるばかりな
く、固形物材料を一旦緩衝させて落下させることができ
るので、ホッパー22内に多量の固形物材料が連続して
投入されたときにも、材料受け体24f、24fには急
激な負荷が加わらず荷重を一定に保つことがてきる。
を用いたダンパー機構を説明したが、このような構成の
ダンパーを使用することなく、1枚の材料受け体でダン
パーを構成することもできる。
量室21の上部に連通させた材料投入ホッパー22の下
方には、緩やかな湾曲受け面25aを形成した1枚の材
料受け体25の片側端をヒンジ部28によつて開閉可能
に枢着させてある。
外方に設けたエアーシリンダー26のロッド26aに連
動するリンク機構27を介して回動させて材料排出口2
2aを開閉させる構造になっている。
ー26のロッド26aの先端に取り付けられたくの字状
のリンクアーム27aに、ヒンジ部28のシャフト28
aに固着させた別のアーム27bを枢着させた構造にな
つているので、エアーシリンダー26のロッド26aを
下げてリンク機構27を実線の状態まで下げたときには
材料受け体25のヒンジ部28のシャフト28aを回動
させ、材料受け体25を第8B図に示したように下げて
、ホッパー22の材料排出口22aを開き、リンク機構
27を2点鎖線の状態まで持ち上げたときには材料受け
体25のヒンジ部28のシャフト28aを反対方向に回
動させ、材料受け体25を第8C図の2点鎖線で示した
ように持ち上げてホッパー22の材料排出口22aを閉
じるようになっている。
料投入ホッパーより固形物材料が連続して投入されて来
ても落下して来た固形物材料は、湾曲した受け面を形成
した材料受け体によって受け止められるので噛み込みを
生じたり、傷を付けたりすることがない。
ス噴射管であり、バルブハウジング23内での固形物材
料のブリッジ現象を防止するために、ガス供給管4cよ
り供給される輸送ガス制御手段GCに同期して加圧ガス
を供給する。
明気力輸送システムにおける気密輸送タンクへの制御動
作を説明する。
Mを計量室21内へ充填するときには、バルブハウジン
グ23の傘状弁体20aは閉じられており、パッカー式
ダンパー機構24の1組の材料受け体24f、24fは
全開となる。したがって、材料投入ホッパー22より投
入された固形物材料Mは計量室21に落下し充填される
(第9図(a)参照)。このとき、輸送栓5は輸送管路
4内を圧送されて前回計量された固形物材料Mを捕集器
8まで気力輸送しているか、あるいは第10図に波線で
示したように、輸送管路4の始端に形成された輸送栓収
容部30内で次輸送分の固形物材料を受け止めるために
待機している。
レベルが所定量に達したことを検知すると、パッカー式
ダンパー機構24の材料受け体24f、24fは閉じら
れ、計量室21内への材料投入は停止される。
fは全閉状態になったときにも、前述したように、固形
物材料Mの通過を許容する隙間24gを形成するので、
閉じ動作時にも噛込みを生じることがない。
連続的に投入されて来るが、パッカー式ダンパー機構2
4は閉じているので、材料投入ホッパー22内へ投入さ
れて来た固形物材料Mは、材料受け体24f、24fに
よって掬われたような状態で受け止められる。
状弁体20aは下降して材料排出口21bを開口させ、
計量した固形物材料Mを輸送栓収容部30内に落下収容
させる。すると、計量室21で計量された固形物材料M
は、輸送栓収容部30に収容待機された輸送栓5の前後
52、52の栓体間5aに落下充填される。
形物材料Mが充填された後は、第1の発明システムと同
様にしてガス供給管4cより輸送ガスを供給して、輸送
栓5を輸送管路4内に圧送する。すると、輸送栓5は輸
送管路4内に押し出されて固形物材料Mを気力輸送する
。
な送給を行うためにインチング処理により間欠的に行う
ことが望ましい。
入されて来るが、上記と同様にして固形物材料Mは材料
受け体24f、24fによつて受け止められて落下が防
止され、傘状弁体20aが閉じた後に材料受け体24f
、24fが開くので固形物材料Mが計量室21内に落下
することがない。
ステムの概略構成を示したものであり、輸送管路4、捕
集器8などの気密輸送タンク2以外は第1の発明システ
ムと同様な構成となっており、第1の発明システムと同
様にして固形物材料は輸送栓の圧送により輸送管路を通
じて低速で気力輸送されるようになっている。
る固形物材料を気密輸送タンクに充填し計量室で計量し
た後、輸送栓収容部内に待機収容させた輸送栓の前後の
栓体間に納めて輸送管路内に低速で圧送できるので、輸
送管路内で固形物材料同士が衝突したり、輸送途中にお
いて偏析を生じたりすることがないので、割れ欠けなど
の傷を極度に嫌う薬錠剤の気力輸送などに特に有益であ
る。
管路は通常の円形管で構成できるので構成が簡易であり
、大径に形成し、かつ輸送管路の管径に合わせて輸送栓
を大型化すれば一度に大容量の固形物材料も気力輸送で
きる。
管路にレジユーサなどの管路口径の異なる部品を使用せ
ずに固形物材料を輸送できるので、角ばった固形物材料
であっても管路内に閉塞を生じることなくスムーズに輸
送できる。
よれば、連続して投入れて来る固形物材料を計量して気
密輸送タンクに充填できるので、固形物材料を無人化の
もとで傷つけずに気力輸送でき、輸送効率の優れた気力
輸送システムが提供できる。
テムによれば、気密輸送タンクは、パッカー式ダンパー
機構の材料受け体によって、噛込みを生じることなく連
続して投入されて来る固形物材料を計量して気密輸送タ
ンクに充填できるので、固形物材料を無人化のもとで傷
つけずに気力輸送でき、輸送効率の優れた気力輸送シス
テムが提供できる。
のシステムに使用される気密輸送タンクの縦断面構造図
、第3図は気密輸送タンクの材料投入用ホッパーの部分
斜視図、第4図はスライド式ダンパー機構の閉じ動作を
説明する縦断面図、第5図(a)〜(d)はスライド式
ダンパー機構と輸送栓の動作説明図、第6図は輸送ガス
制御手段の別例のブロック図、第7図は第2の発明シス
テムに使用される気密輸送タンクの縦断面構造図、第8
図はパッカー式ダンパー機構の構造説明図、第8A図、
第8B図、第8C図はダンパー機構の他例を示した構造
説明図、第9図はパッカー式ダンパー機構と輸送栓の動
作説明図、第10図は第2の発明システムの全体構成図
、第11図は従来の気力輸送システムの全体構成図、第
12図(a)〜(d)は固形物材料として使用される各
種錠剤を示す図である。 (符号の説明) 1…打錠機 2…気密輸送タンク 4…輸送管路 5…輸送栓 7…スライド式ダンパー機構 7A…制御板 7B…傾斜誘導板 7D…隙間 8…捕集器 GC…輸送ガス制御手段 20…気密バルブ 20a…傘状弁体 21…材料計量室 21b…材料排出口 22…材料投入ホッパー 23…バルブハウジング 24…パッカー式ダンパー機構 24f…材料受け体 24g…その隙間 特許出願人 協和発酵工業株式会社 株式会社 松井製作所 代理人 弁理士 中井宏行
Claims (2)
- 【請求項1】気密輸送タンクを材料輸送管路の始端に接
続 し、該材料輸送管路の終端を捕集器に接続して構成され
、気密輸送タンクに充填された固形物材料を輸送栓によ
つて材料輸送管路内を通じて捕集器まで低速で気力輸送
させるようにした固形物材料の気力輸送システムであっ
て、 上記気密輸送タンクは、傾斜誘導板と水平方向に開閉動
作するスライド式ダンパー機構の制御蓋とを内部に対向
配置させた材料投入ホッパーの下方に材料計量室を連通
させてあり、この材料計量室の下方には、気密バルブ機
構を備えるとともに、輸送栓を収容待機させ上記材料輸
送管路の始端に連接された輸送栓収容部を下部に設けた
バルブハウジングを連設した構造とされており、上記捕
集器は上記気密輸送タンクより輸送栓によつて輸送され
て来た固形物材料のみを上記捕集器内に落下収容させる
材料落下口を形成した捕栓筒を、材料貯留タンクの上方
に付設した構造にしたことを特徴とする固形物材料の気
力輸送システム。 - 【請求項2】請求項1に記載された気密輸送タンクに代
えて、パッカー式ダンパー機構を下部に備えた材料投入
ホッパーの下方に材料計量室を連通させてあり、この材
料計量室の下方には、気密バルブ機構を備えるとともに
、輸送栓を収容待機させ上記材料輸送管路の始端に連接
され輸送栓収容部を下部に設けたバルブハウジングを連
設した構造にした気密輸送タンクを備えたことを特徴と
する固形物材料の気力輸送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2196002A JP2689014B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 固形物材料の気力輸送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2196002A JP2689014B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 固形物材料の気力輸送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04217513A true JPH04217513A (ja) | 1992-08-07 |
JP2689014B2 JP2689014B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=16350590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2196002A Expired - Lifetime JP2689014B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 固形物材料の気力輸送システム |
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---|---|
JP (1) | JP2689014B2 (ja) |
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JP2689014B2 (ja) | 1997-12-10 |
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