JPH0421634Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421634Y2 JPH0421634Y2 JP1987065809U JP6580987U JPH0421634Y2 JP H0421634 Y2 JPH0421634 Y2 JP H0421634Y2 JP 1987065809 U JP1987065809 U JP 1987065809U JP 6580987 U JP6580987 U JP 6580987U JP H0421634 Y2 JPH0421634 Y2 JP H0421634Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- molten metal
- fixed
- mold
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 25
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 2
- 238000004512 die casting Methods 0.000 claims 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 4
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D39/00—Equipment for supplying molten metal in rations
- B22D39/003—Equipment for supplying molten metal in rations using electromagnetic field
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D18/00—Pressure casting; Vacuum casting
- B22D18/04—Low pressure casting, i.e. making use of pressures up to a few bars to fill the mould
Description
【考案の詳細な説明】
［考案の属する技術分野］
本考案は金型鋳造法に使用する金型においてキ
ヤビテイ内のガスおよび空気排出用の電磁排気弁
に関する。
ヤビテイ内のガスおよび空気排出用の電磁排気弁
に関する。
［従来技術］
従来の金型鋳造の一例を第２図により述べる。
固定ダイプレート１１の上面には固定金型１２が
固着され、固定金型１２に対向している移動金型
１３は移動ダイプレート１４に固着されており、
両金型１２および１３の対向面にはキヤビテイ１
５が形成されている。固定ダイプレート１１の下
面には溶湯１６を貯えたルツボ１７が固着されて
おり、溶湯１６はルツボ１７内に圧縮空気を作用
させることにより、固定ダイプレート１１に取り
付けたストークス１８を介してキヤビテイ１５へ
充填されるようになつている。
固定ダイプレート１１の上面には固定金型１２が
固着され、固定金型１２に対向している移動金型
１３は移動ダイプレート１４に固着されており、
両金型１２および１３の対向面にはキヤビテイ１
５が形成されている。固定ダイプレート１１の下
面には溶湯１６を貯えたルツボ１７が固着されて
おり、溶湯１６はルツボ１７内に圧縮空気を作用
させることにより、固定ダイプレート１１に取り
付けたストークス１８を介してキヤビテイ１５へ
充填されるようになつている。
溶湯１６のキヤビテイ１５への充填時にキヤビ
テイ１５内のガス等を大気に排出するため、移動
金型１３には一側をキヤビテイ１５に接し他側を
大気に連通した室１９に接する排気プラグ２０が
設けてある。なお２１はエジエクタで不図示の鋳
造品が鋳造された後、移動ダイプレート１４を上
方に後退させると鋳造品は移動金型１３と共に上
方へ移動する。このときエジエクタ２１を不図示
の押出棒により下方へ移動させれば鋳造品は落下
する。
テイ１５内のガス等を大気に排出するため、移動
金型１３には一側をキヤビテイ１５に接し他側を
大気に連通した室１９に接する排気プラグ２０が
設けてある。なお２１はエジエクタで不図示の鋳
造品が鋳造された後、移動ダイプレート１４を上
方に後退させると鋳造品は移動金型１３と共に上
方へ移動する。このときエジエクタ２１を不図示
の押出棒により下方へ移動させれば鋳造品は落下
する。
前記した排気プラグ２０は第３図および第４図
に示すように軸状体２６に多数の溝２７や穴２８
を設けるか、或いは第５図に示すように粉体を焼
結したものが使用されている。これらの排気プラ
グ２０はガス等は排出するが溶湯１６はプラグの
穴の入口部分で凝固させ流出させないため、穴２
８等は0.2φ程度と小さく排気効率は悪く排気のた
めに長い時間を必要として生産性が低いと共に、
溶湯１６が充填不足になつて不良品の発生率も高
かつた。一方穴２８等の面積を大きくするとこの
穴に溶湯１６が侵入して凝固し再使用することが
不可能であつた。
に示すように軸状体２６に多数の溝２７や穴２８
を設けるか、或いは第５図に示すように粉体を焼
結したものが使用されている。これらの排気プラ
グ２０はガス等は排出するが溶湯１６はプラグの
穴の入口部分で凝固させ流出させないため、穴２
８等は0.2φ程度と小さく排気効率は悪く排気のた
めに長い時間を必要として生産性が低いと共に、
溶湯１６が充填不足になつて不良品の発生率も高
かつた。一方穴２８等の面積を大きくするとこの
穴に溶湯１６が侵入して凝固し再使用することが
不可能であつた。
［考案の目的］
本考案はこのような欠点を除去したものでその
目的は、電磁誘導ポンプを使用して排気面積を大
きくしても溶湯が流出することなく排気効率を高
くしたキヤビテイ内のガス等を排出する電磁排気
を提供することにある。
目的は、電磁誘導ポンプを使用して排気面積を大
きくしても溶湯が流出することなく排気効率を高
くしたキヤビテイ内のガス等を排出する電磁排気
を提供することにある。
［考案の要点］
本考案の電磁排気弁は、一側の鋳造金型のキヤ
ビテイ上部に設けられキヤビテイに連通してこれ
の内部のガスおよび空気を大気に排出する排気穴
と、排気穴へ直列に接続した電磁誘導ポンプとか
らなり、電磁誘導ポンプに印加する電流を大気側
からキヤビテイ内に溶湯を圧送する方向に通電流
出して来る溶湯に逆流方向の圧力を加えて溶湯が
流出を防止することを特徴にしている。
ビテイ上部に設けられキヤビテイに連通してこれ
の内部のガスおよび空気を大気に排出する排気穴
と、排気穴へ直列に接続した電磁誘導ポンプとか
らなり、電磁誘導ポンプに印加する電流を大気側
からキヤビテイ内に溶湯を圧送する方向に通電流
出して来る溶湯に逆流方向の圧力を加えて溶湯が
流出を防止することを特徴にしている。
［考案の実施例］
以下本考案の一実施例を示した第１図について
説明する。なお従来例である第２図と同等部材は
同一符号を付して詳しい説明を省略し異なる部分
について説明する。移動金型３１は移動ダイプレ
ート１４に固着されており、かつ移動金型３１と
移動ダイプレート１４とにより形成されて大気に
連通した室３２の中央には、キヤビテイ１５に開
口してここに溶湯１６が給湯されたときキヤビテ
イ１５内のガス等を大気に排出する排気穴３３が
設けてある。排気穴３３の上方には励磁コイル３
４と排気穴３３に連通した導管３５とを有する電
磁誘導ポンプ３６が排気穴３３と直列に設置され
ている。ここで同ポンプ３６は導管３５内に溶湯
１６が充填されたとき、溶湯１６は室３２側から
キヤビテイ１５側に圧送される方向に励磁するよ
うになつている。なお３７は鋳造品（図示せず）
を押し出すためのエジエクタであつて不図示の押
出棒により移動が制御されている。
説明する。なお従来例である第２図と同等部材は
同一符号を付して詳しい説明を省略し異なる部分
について説明する。移動金型３１は移動ダイプレ
ート１４に固着されており、かつ移動金型３１と
移動ダイプレート１４とにより形成されて大気に
連通した室３２の中央には、キヤビテイ１５に開
口してここに溶湯１６が給湯されたときキヤビテ
イ１５内のガス等を大気に排出する排気穴３３が
設けてある。排気穴３３の上方には励磁コイル３
４と排気穴３３に連通した導管３５とを有する電
磁誘導ポンプ３６が排気穴３３と直列に設置され
ている。ここで同ポンプ３６は導管３５内に溶湯
１６が充填されたとき、溶湯１６は室３２側から
キヤビテイ１５側に圧送される方向に励磁するよ
うになつている。なお３７は鋳造品（図示せず）
を押し出すためのエジエクタであつて不図示の押
出棒により移動が制御されている。
次に前述した実施例の動作について説明する。
加圧充填の信号によりルツボ１７内の溶湯１６上
面には圧縮空気が作用して溶湯１６はストークス
１８からキヤビテイ１５に給湯され、一方電磁誘
導ポンプ３６には通電される。このときキヤビテ
イ１５内のガスおよび空気が導管３５を通過する
際には電磁誘導ポンプ３６の作用を受けないため
自由に排気穴３３から導管３５を通つて室３２従
つて大気へ排出される。やがて溶湯１６はキヤビ
テイ１５を充填した後電磁誘導ポンプ３６の導管
３５に達すると、溶湯１６には電磁誘導ポンプ３
６により下向きの押圧力が発生し、これは溶湯１
６上面の圧縮空気による鋳造圧力とバランスして
溶湯１６の流出を防止する。従つて電磁誘導ポン
プ３６は排気弁の作用を行うと同時に溶湯の流出
を強制的に阻止している。
加圧充填の信号によりルツボ１７内の溶湯１６上
面には圧縮空気が作用して溶湯１６はストークス
１８からキヤビテイ１５に給湯され、一方電磁誘
導ポンプ３６には通電される。このときキヤビテ
イ１５内のガスおよび空気が導管３５を通過する
際には電磁誘導ポンプ３６の作用を受けないため
自由に排気穴３３から導管３５を通つて室３２従
つて大気へ排出される。やがて溶湯１６はキヤビ
テイ１５を充填した後電磁誘導ポンプ３６の導管
３５に達すると、溶湯１６には電磁誘導ポンプ３
６により下向きの押圧力が発生し、これは溶湯１
６上面の圧縮空気による鋳造圧力とバランスして
溶湯１６の流出を防止する。従つて電磁誘導ポン
プ３６は排気弁の作用を行うと同時に溶湯の流出
を強制的に阻止している。
［考案の効果］
本考案の電磁排気弁は以上説明したように、従
来例の排気プラグの代りに移動金型の排気穴に接
続した電磁誘導ポンプを使用したことにより排気
面積は大巾に広くなつた。このためガス等の排気
時間は極めて短時間になつて生産性が高くなると
共に電磁誘導ポンプの押出作用で、溶湯の充填不
足による不良品発生も激減してコストの低くなる
利点を有する。
来例の排気プラグの代りに移動金型の排気穴に接
続した電磁誘導ポンプを使用したことにより排気
面積は大巾に広くなつた。このためガス等の排気
時間は極めて短時間になつて生産性が高くなると
共に電磁誘導ポンプの押出作用で、溶湯の充填不
足による不良品発生も激減してコストの低くなる
利点を有する。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は
従来例の断面図、第３図ないし第５図は異なる形
状の排気プラグの斜視図である。 １２……固定金型、１３……移動金型、１５…
…キヤビテイ、３３……排気穴、３６……電磁誘
導ポンプ。
従来例の断面図、第３図ないし第５図は異なる形
状の排気プラグの斜視図である。 １２……固定金型、１３……移動金型、１５…
…キヤビテイ、３３……排気穴、３６……電磁誘
導ポンプ。
Claims (1)
- ルツボ内の溶湯に浸漬したストークスを装着し
て該ルツボの上部に固着した固定ダイプートに取
着した固定金型と、移動ダイプートに固着され前
記固定金型に型合してキヤビテイを構成する移動
金型と、同移動金型内に装着されて該金型に移動
自在に支持され鋳造品をキヤビテイより押出すエ
ジエクタを備えたダイカスト機において、前記移
動金型に設けられ前記キヤビテイおよび前記エジ
エクタ側の室を連通して前記キヤビテイ内のガス
および空気を大気に排出する排気穴と、同排気穴
に直列に接続して前記エジエクタ側の室に装着さ
れた電磁誘導ポンプとからなり、前記電磁誘導ポ
ンプに印加する電流を大気側から前記キヤビテイ
内に溶湯を圧送する方向に通電することにより、
前記キヤビテイ内の溶湯の流出防止と押湯効果を
作用させたことを特徴とする電磁排気弁。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987065809U JPH0421634Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | |
| US07/188,454 US4804036A (en) | 1987-04-30 | 1988-04-29 | Electromagnetic exhaust valve for use in metal casting |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987065809U JPH0421634Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63174957U JPS63174957U (ja) | 1988-11-14 |
| JPH0421634Y2 true JPH0421634Y2 (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=13297725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987065809U Expired JPH0421634Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4804036A (ja) |
| JP (1) | JPH0421634Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4961455A (en) * | 1989-07-06 | 1990-10-09 | Hitchiner Manufacturing Co., Inc. | Countergravity casing apparatus and method with magnetically actuated valve to prevent molten metal run-out |
| US9144822B2 (en) | 2012-09-28 | 2015-09-29 | General Electric Company | Methods and systems for joining materials |
| CN106424661A (zh) * | 2016-12-26 | 2017-02-22 | 安庆迪力机械铸造有限公司 | 一种叉车轮毂低压铸造模具 |
| CN107243620A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-10-13 | 霍山县忠福机电科技有限公司 | 一种风力发电机组齿轮箱高压铸造方法 |
| CN110421144B (zh) * | 2019-08-21 | 2021-07-23 | 上海交通大学 | 一种外加电磁场作用的高温合金浮动壁瓦片调压精铸方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5326324A (en) * | 1976-08-25 | 1978-03-11 | Japan Shiyumitsuto Kk | Deodrizing method and deodrant |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6082262A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-10 | Aisin Seiki Co Ltd | 金型用ガス抜き装置 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP1987065809U patent/JPH0421634Y2/ja not_active Expired
-
1988
- 1988-04-29 US US07/188,454 patent/US4804036A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5326324A (en) * | 1976-08-25 | 1978-03-11 | Japan Shiyumitsuto Kk | Deodrizing method and deodrant |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4804036A (en) | 1989-02-14 |
| JPS63174957U (ja) | 1988-11-14 |
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