JPH0421626Y2 - - Google Patents

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JPH0421626Y2
JPH0421626Y2 JP1987016948U JP1694887U JPH0421626Y2 JP H0421626 Y2 JPH0421626 Y2 JP H0421626Y2 JP 1987016948 U JP1987016948 U JP 1987016948U JP 1694887 U JP1694887 U JP 1694887U JP H0421626 Y2 JPH0421626 Y2 JP H0421626Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、鋳造分野の中子バリ取り装置に関す
る。
〔従来の技術〕
中子造型工程において金型の合せ面(見切面)
にバリが発生する。このバリが発生したまま鋳造
すると、良質の鋳造製品が得られないので、バリ
取りが必要である。
従来のバリ取り装置は、第2図に示すように鎖
取付板14に多数条の鎖13を取付け、偏心モー
タ15とシリンダ16とによつて鎖13を揺動
し、金型(中子)9に付着したバリ10を取るよ
うにしていた。
又、実開昭56−1765号公報に示されているよう
に、回転軸に多数条の鎖を取付け、遠心力が働い
ている鎖にてこすり取るようにしたものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の鎖を使用したバリ取り装置におい
て、特に複雑な形状をした中子の場合は、鎖が当
らないデツドスペースが存在し、付着したバリを
完全に除去することができず、良質な製品を得る
ことができないという問題があつた。
又、たとえ中子の形状が単純であつても、その
中子の形状に適合した鎖ノレンを造る必要があ
り、かつ中子の姿勢を変えながら行なう必要性か
ら複雑な機構を備えた中子姿勢調整装置が必要に
なり、経費が嵩むという問題があつた。
〔問題を解決するための手段〕
上記問題を解決するために本考案は、通気底を
有する流動媒体収容箱の底部に風箱を設け、該流
動媒体収容箱を弾性体を介して支持し、該流動媒
体収容箱内にアンローダを配設し、アンローダと
前記弾性支持した流動媒体収容箱を振動させるた
めの振動発生装置をそれぞれ設けたことを特徴と
する。
〔作用〕
以上のように構成することにより、風箱内に供
給されるエアーの量によつて流動媒体の浮遊密度
を調整するとともに、流動媒体収容箱およびワー
クを支持しているアンローダの振動を調節して流
動媒体がワークに衝突するエネルギを調節し、ワ
ークのバリを効率よく完全に除去する。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について詳細に説明す
る。第1図において、5は通気底3を有する流動
媒体収容箱である。3′は通気孔である。この流
動媒体収容箱5の底部には、風箱2が設けられて
いる。1は空気入口部である。13は流動媒体収
容箱5の内面の摩耗を防止するためのライナであ
る。
上記の流動媒体収容箱5は、スプリング7にて
弾性支持されている。6は、振動発生装置であり
例えば偏心モータが使用される。8は中子9を流
動媒体4内に保持するためのアンローダ、11は
振動発生装置(例えば偏心モータ)、12はシリ
ンダである。図中10はバリを示す。
以上のように構成した本実施例において、風箱
3内に供給されたエアは、通気底3の通気孔3′
を通り、流動媒体4を浮遊させる。そして同時に
振動発生装置6により、流動媒体収容箱5は振動
する。
この振動とエアの供給量との調整組合せによ
り、バリ10の除去に適した流動媒体4の運動が
与えられる。
即ち、エア供給量の調整により、流動媒体4の
浮遊密度が調整され、これに合せて流動媒体収容
箱5の振動を調整し、流動媒体4の運動エネルギ
が調整される。
一方アンローダ8を振動発生装置11にて振動
させ、これにより中子9を振動して流動媒体4の
運動と中子9の振動の相乗作用により更にバリ取
り効果が向上される。
又、シリンダ12によつて、中子9の流動媒体
4中の浸せき深さを調整し、これによつてもバリ
取り効果が調整される。
なお、流動媒体として砂粒等が用いられる。
このようにして、エアの供給量の調整により浮
遊密度が調整された流動媒体4に振動発生装置6
にて運動エネルギが与えられ、中子9の隅々まで
この流動媒体4が接触し、完全にバリの除去が示
行なわれる。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り本考案によるバリ取り装置に
よれば、通気底を有する流動媒体収容箱を弾性支
持し、風箱を通して供給されるエアによつて流動
媒体の浮遊密度を調節しながら流動媒体収容箱お
よびアンローダを振動するようにしたので、流動
媒体の運動エネルギが調整され、この流動媒体中
に設置されたワーク(中子)のバリを効率よく除
去することができた。
又、砂粒のような流動媒体を使用するので、複
雑な形状のワークでも余すところなく流動媒体が
接触し、バリの除去が完全に行なわれ、これに起
因する鋳造製品の不良品はなくなり、製品歩留り
を大巾に向上することができた。
更には、ワークの形状や大きさに関係なくあら
ゆるワークに適用可能であり、実用的効果は多大
なものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるバリ取り装置
の縦断面図、第2図は従来のバリ取り装置の正面
図である。 2……風箱、3……通気底、4……流動媒体、
5……流動媒体収容箱、6……振動発生装置、7
……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気底を有する流動媒体収容箱の底部に風箱を
    設け、該流動媒体収容箱を弾性体を介して支持
    し、該流動媒体収容箱内にアンローダを配設し、
    該アンローダと前記弾性支持した流動媒体収容箱
    を振動させるための振動発生装置をそれぞれ設け
    たことを特徴とする中子バリ取り装置。
JP1987016948U 1987-02-06 1987-02-06 Expired JPH0421626Y2 (ja)

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JP1987016948U JPH0421626Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JPS63127738U JPS63127738U (ja) 1988-08-22
JPH0421626Y2 true JPH0421626Y2 (ja) 1992-05-18

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58209444A (ja) * 1982-01-18 1983-12-06 カルル・クルト・ウアルテル・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニ−・コマンデイトゲゼルシヤフト 粒状材料からつくられた型部分のはりとり方法
JPS5949445B2 (ja) * 1979-09-19 1984-12-03 株式会社橋本製作所 クラツチ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949445U (ja) * 1982-09-21 1984-04-02 日産ディーゼル工業株式会社 中子のバリ取り装置

Patent Citations (2)

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JPS63127738U (ja) 1988-08-22

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